−ピアニスト(Robert D. Levin、ロバート・レヴィン)−の映像のコレクション−(2018年6月現在)

−ピアノ協奏曲は2曲収録されているが、彼はザルツブルグのモーツァルト週間でほぼ全曲演奏をしており、レコーデイングされている。−


ピアニスト(Robert D. Levin、ロバート・レヴィン)−の映像のコレクション−(2018年6月現在)


Robert D. Levin、ロバート・レヴィン 、

    (協奏曲)
  1. 6-12-3、ロバート・レヴィンのフォルテピアノと、ホグウッド指揮によるピアノ協奏曲第5番ニ長調K.175、グロッサー・ザール、ザルツブルグ・モーツァルト週間、(9801)、

  2. 7-6-3、ロバート・レヴィンのフォルテピアノとホグウッド指揮エンシェント室内管弦楽団によるピアノ協奏曲第15番変ロ長調K.450、グロッサー・ザール、ザルツブルグ・モーツァルト週間、(1997)、


    (コンサート・ライブ)

  3. 「ザルツブルグ・2017モーツァルト週間へ参加して」、
    −後編;「ザルツブルグでの楽しみ」ーモーツアルテウムGザールの素敵なオーケストラや室内楽コンサート、モーツァルト博物館における保存楽器のミニ・コンサート、教会でのミサ曲など−


  4. モーツァルト気狂いの最新入手ソフト情報−−平成29年3月号ーーより、2017年3月初めの近況報告;17-3-3)を、以下にコピーした。

    17-3-3)ワルター製のフォルテピアノをタンツマイスター・ザールで、ロバート・レヴィンのピアノにより、約半数のピアノソナタを、二回に分けて聴くことが出来た、

            モーツァルト研究家、未完成曲の補筆完成版の作成者、鍵盤作品の演奏解釈の第一人者として名高いロバート・レヴィン(Robert Levin 1947〜)については、海老沢先生のコンサートで紹介を受け、サイン入のソナタ集のCDやホグウッドとのピアノ協奏曲集全7枚組(全19曲)などを購入して、一応よく知っていた積もりであるが、このたび、モーツァルトが使用したあのワルター製のフォルテピアノを用いて、モーツァルトの住居であったタンツマイスター・ザールで、彼が自ら演奏するというミニ・コンサートの話を聞いて、これは話の種にも、万難を排して聴くべきコンサートであると確信をした。




          お陰さまで手回し良く切符の手配を行なった結果、二回のコンサートの切符を入手することが出来、2月2日15:00〜および2月4日15:00〜からのコンサートに出席してきた。ホールは約50人位の自由席であり、2日間のプログラムは、以下の通りであった。

    −(曲目)第1日目、1、ピアノソナタ第5番ト長調K.283、2、第7番ハ長調K.309、3、第12番ヘ長調K.332、4、第17番変ロ長調K.570、5、第6番ニ長調K.284、−
    −(曲目)第2日目、1、ピアノソナタ第16番ハ長調K.545、2、幻想曲ハ短調K.475およびソナタ第14番ハ短調K.457、3、第4番変ホ長調K.284、4、ソナタ楽章の断片ト短調K.312、5、第13番変ロ長調K.333、−

          早めに行列に並んだので、初日は前から3番目、2日目は2番目の場所に座れたが、平土間でピアノが低いので、前の人が邪魔になり、小人数の上に写真厳禁とあったので、写真を撮ることは諦めた。しかし、チェンバロと異なって、鍵盤を押す力が音量に反映されるせいか、昨日の女流のピアニストよりも遥かに大きな音がし、低音も昨日よりも良く出ていたと思う。さすがロバート・レヴィンのピアノらしく、強弱のメリハリを効かして演奏しており、ソナタ形式の繰り返しは必ず行なって、二度目には装飾音符を限りなく付ける変化を強調した徹底した演奏振りであった。
         モーツァルトがこのフォルテピアノを弾いたらという思いで聴いていたが、途中からはそのようなことは忘れて、音の洪水に完全に浸っていた。これは前から3番目の音であり、後ろの席ではこれほど豊かに聞えたかどうか分らない。今回ほど、平土間の近場で聴くことの重要さを味わったことがなかった。

          2日目は、私の好きな曲ばかりであったので、もの凄く楽しかった。K.475、K.457と続き、1曲だけ、K312 と言うト短調のソナタ楽章が弾かれていたが、この曲は、ギルバート・シュヒターのピアノ曲全集で確かめることが出来、どうやら断片で終わらずにレヴィンの編曲でソナタ楽章として改作されたものであった。ハ短調の幻想曲やソナタK.457のようなダイナミックな曲も、このフォルテピアノで確認することが出来、やはりレヴィンの鍵盤を叩く音が強烈で、これが演奏に反映されたものと評価したいと思う。
             これで約半数のピアノソナタをこのフリューゲルで聴いたわけであるが、これがモーツァルトの時代のピアノソナタに最も近い音と心の中に刻みつけようと思った。プログラムを見ると2018年にも残りのソナタを弾いて下さるようである。日本でもフォルテピアノの演奏が盛んであるが、今回聴いたこのフォルテピアノの音を忘れないようにしたいと思う。夢のようなコンサートを聴くことが出来、ロバート・レヴィンのソナタ集もホグウッドとの協奏曲集揃っているが、もし今回の演奏による音の良い新しい全曲盤が出ることを楽しみに待ちたいと思う。




(以上)(2018/06/15)

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