K.299b バレー音楽「レ・プティ・リアン」のデータベース

−全6組のコレクションにおいて、映像は残念ながら2組しかなく、新しい演奏がない−


K.299b バレー音楽「レ・プティ・リアン」のデータベース(2016/07/08現在)、


 バレエ組曲「レ・プティ・リアン」K.追補10(299b)は、1778年5月〜6月にパリで舞踊家ノヴェールのために作曲されたバレエ音楽である。父親宛の手紙(1778年7月9日)によると、その音楽はいろいろな種類の混成曲からなるもので、そのうち6曲は既にフランス風のアリアのメロデイを使ったものであり、モーツァルトはシンフォニー(序曲)、コントルダンスなど合わせて12曲を書き足したとされている。1778年6月11日にパリのグランドオペラで初演されて、好評のうちに4回の続演を続けたが、楽譜は行方不明のままであった。ところが、1872年にパリ・オペラ座の書庫から筆写譜が発見されたとされている。新全集では、序曲に加えてNo1からNo20まで譜面が残されており、そのうち序曲は、2フルート、2オーボエ、2クラリネット、2ファゴット、2ホルン、2トランペット、ティンパニーに弦4部の構成で、105小節からなる堂々たる曲となっている。それ以外の20曲の舞曲の小品は、モーツァルトの作とそうでないものとを区別して、記載している。
  新全集では、序曲のほかアンダンテイーノ(No.9)、アレグロ(No.10)、ラルゲット(No.11)、ガヴォット(No.12)、ガヴォット(No.15)、パントマイム(No.16)、およびガヴォット(No.18)の7曲が、モーツァルトによる作品であるとされていた。

   
K.299b バレー音楽「レ・プティ・リアン」のデータベース
番号入手日付メデイア指揮者オーケストラソリスト録年月メモ
61LPBendaBerlin-CO全曲T-STF-3
72LPBoskovskyWien-M-Ensemble7100全曲SLC-2234〜43全集
3910701CDMarrinerAcad.StMt 8912Ph全集
4990417VTCorreaRTSI-OR9000736CH
5940924VTFournetNHK-SO90068曲NHK3CH(16-7-1)
103CDKrysaSlovak Sinfonietta10200新全集8曲Brillz全集
7


       この曲の最初のレコードは、ベンダの10インチの素晴らしいLPで、この曲の魅力を伝える演奏であった。続いてボスコフスキーのLPがあり、全10枚セットの素晴らしいモーツァルト舞曲全集のレコードであった。この曲集は、フイリップスのM全集で、CD化されている。

       今回、初めてアップロードしたフールネの演奏は、序曲に続いて7曲の舞曲を抜粋して演奏しており、どういう基準で選んだのか定かではないが、コントラバス3台の二管編成と思われるフルオーケストラで演奏していたので、それに見合う演奏効果の高い曲を抜粋して演奏したに相違ない。フールネの演奏では、序曲に続く第二曲がラルゴ(No.7)であり、最後の終曲(20曲には含まれていない)が加わっており、反対にラルゲット(No.11)およびガヴォット(No.15)が省略された版を用いていた。

  (以上)(2016/07/08)




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