《PIACERE DI MOZART》河原 奈美 ピアノリサイタル


日時;2001年11月17日(土)/開場:17時30分・開演:18時

《PIACERE DI MOZART》河原 奈美 ピアノリサイタル 


(モーツァルティアン・フェライン第199回11月例会)

日時;2001年11月17日(土)/開場:17時30分・開演:18時

会場;中野坂上「ハーモニー・ホール」(ハーモニースクエア3F)


●プログラム(オール・モーツァルト)

オペラ「後宮からの逃走」K.384より序曲
ソナタ ト長調  K.283
ソナタ イ短調  K.310
休憩
ソナタ 変ホ長調 K.282
ロンド イ短調  K.511
グルックのジングシュピール「メッカの巡礼達」のアリエッタ「愚民の思うには」による10の変奏曲 K.455




 居心地が良く響きの良い小さなホールで、ワインによりチョット上気した気分で、素敵 な厚みのあるベーゼンドルファーの快い響きで、少し遅めで1音1音丁寧に弾かれた 透明感あふれるモーツアルトを、十分に堪能しました。河原さん、心のこもった演奏、 本当に有り難うございました。

 初めの「後宮」序曲は、殆どの方はピアノでは初めての筈です。良く耳を澄ます と、ピアノの響きの中に、オーケストラの色々な音色が聞こえてきたような気がしました。

 K.283のソナタでは、第1楽章はややゆっくりと、第2楽章は淡々とつぶやくよう に始まり、澄んだ綺麗な音が連続して、安心して音楽を楽しめました。第3楽章の展 開部以降の盛り上がりは、これぞモーツアルトと言った感じがしました。この最初の 2曲で、演奏者と聴衆が、多分、一体となり、信頼感が出来上がって、これ以降は落 ち着いた気分で聴けたのではないでしょうか。

 K.310のソナタは、各楽章とも、短調の激しい曲調の感情移入が難しい曲ですが、 中庸を得て、曲の素晴らしさを良く表現していたと思います。ここでも、落ち着いた テンポがよく、ベーゼンドルファーの響きの良さを見事に生かしていたと思いました。

休憩で用意されたワインやジュースを皆さん楽しまれたと思います。これがサービ スでしたので、ますます美味しくいただけましたし、演奏を楽しむ上でも効果的でし た。

 K.282のソナタは、ゆっくりした美しいアダージョで始まる変則的な曲ですが、ワ インが入っていたせいか、6曲の中では一番好きなこの曲が、私には本日一番の素晴 らしく聞こえた曲のような気がします。

 K.511の有名なロンドは、実演で聴く機会が少ないので、とても印象的でした。一 音一音丁寧に弾いているのが良くわかり、素晴らしい盛り上がりを見せていました。

 最後のグルックの変奏曲K.455は、実演では初めて聴く曲でした。第2変奏が少し 乱れた感じがしましたが、後半に行くほど調子が出て、第8、第9、第10変奏は素晴 らしい演奏ぶりであったと思います。

 独断と偏見で勝手なことを書きましたが、オールモーツアルトの実に楽しい演奏会 であったと思いますし、フェライン例会であったと思います。ホールの地下での二次 会も、河原さんご夫妻が駆けつけて下さり、とても賑やかで盛り上がったと思います。

後のお手紙で、血のにじむような大変なご準備が必要であったことを知り ました。大変かも知れませんが、またやる気を出して、次の機会に挑戦して 頂きたいと思っております。

 終わりに、今度の例会で、会員の切符の予約や販売などを担当した世話人の古田佳 子さんが、フェラインのホームページに次のようなかわいい文章を書き込んでくれま したので紹介します。古田さん、今回は色々なお願いに応えてくれて、本当にご苦労 さまでした。(K)

「昨日は中野まで、河原奈美リサイタルへ足を運んでくださった会員の皆様、どうも ありがとうございました。おかげさまで、全体の3分の1ぐらいがフェラインの方々 で、後援団体としてもかなり貢献できたのではないでしょうか。河原さんの演奏も素 晴らしく、またトルコを意識したとおっしゃっていた金色のドレスに、オープニング がトルコが舞台の「後宮」で、最後はアンコールにトルコ行進曲と、見事にキマッた ステキなプログラムでした。
 二次会の席で、来年1月の200回記念例会にも参加表明してくださり「またふた りで漫才やります!」と言ってくださいました。皆さん、楽しみですね。」(F)



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