「モーツアルテイアン449のホームページ」

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−2019年(令和元年)6月分−
  1. 2019/06/18、

    (古いアナログテープより;二つのフルートとハープの協奏曲ハ長調K.299)
    19-6-3、ウラディーミル・ユロフスキー指揮、ベルリン放送交響楽団による、フィガロの結婚序曲K.492、ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467、ピアノ;レイフ・オヴェ・アンスネス、
    2019年3月26日、サントリーホール、

    −このユロフスキー指揮、ベルリン放送交響楽団によるサントリーホールの最新公演は、フィガロの結婚序曲K.492とピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467のほかにマーラー版のベートーヴェンの第7交響曲のコンサートであったが、レイフ・オヴェ・アンスネスのピアノによるハ長調協奏曲が魅力的で、彼のドキュメンタリー風の語りが良く、それを見事に舞台で再現したような彼のピアノの音の輝きが極めて印象的であった。とりわけ、第一楽章のピアノのアインガングの緻密な美しさが実に際立っており、この曲への彼の思い入れの深さを如実に示しているように思われた −

  2. 2019/06/14、

    (古いアナログテープより;二つのフルートとハープの協奏曲ハ長調K.299)
    19-6-2、ジェームス・ゴールウエイのフルートとマリサ・ロブレスのハープによるマイケル・ティルソン・トーマス指揮、ロンドン交響楽団の演奏するフルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299、
    1994年、演奏会場不明のスタジオ収録、BBC放送、

    −この映像は、全体を通じて、音声は実に美しいのであるが、オーケストラの映像は特殊撮影のせいか鮮明さに欠け霞んでおり、ひな壇に上がったフルートとハープのソリストたちのクローズアップを中心とする映像であった。ゴールウエイのフルートが、終始、余力を持って自在に動き回るに対し、ハープのロブレスも負けじと応酬しており、非常に見ごたえのあるハープであり、30年間付き合ってきたという二人の相性は抜群で、それにトーマスによるロンドン交響楽団も繊細な響きを出しており、これまでにない名演奏に聴こえていた −

  3. 2019/06/08、

    (最新のHDDより;三浦文彰のK.454とキュッヒルのK.423の映像、)
    19-6-1、三浦文彰のヴァイオリンと江口玲のピアノによるヴァイオリン・ソナタ変ロ長調K.454、2019年2月、チームラボ・ボーダレス(東京都江東区)、および、ライナー・キュッヒルのヴァイオリンとハインリヒ・コルのヴィオラのための二重奏曲、ト長調K.423、
    2017年5月6日、メデイキット県民文化センター、宮崎市、

    −初めの三浦文彰のモーツァルトのヴァイオリンソナタ変ロ長調K.454は、新しいデジタルアーツを展示するミュージアムで演奏されたもので、クラシック音楽とデジタルアーツの出会いを求めて、「人々のための岩に憑依する滝」をテーマとするデジタル・アートを背景に演奏したものである。岩の上を絹糸が流れるように、水が流れて飛び散るさまを描いた美しいデジタル映像をバックに演奏していた。そのさまは、各楽章ごとに撮影した写真でご想像願いたいと思う。 また、ウイーンフイルの仲間であったキュッヘルのヴァイオリンとハインリヒ・コルのヴィオラの二重奏曲K.423は、二人の微妙な音形が実に良く合っており、二人の長年の付き合いが、そうさせるのであろう。このコンビで、短い曲なのでK.424についても、日本で演奏して欲しいと思った −

  4. 2019/05/30、

    一私の最新入手ソフト情報一令和元年(2019年)6月号−(1906review.html)

    19-6-0、令和元年/2019年6月初めの近況報告、

    −今年の夏は寒かったという印象が強いが、5月末に真夏日が続きそうであり、今年の夏は、暑い日が続くのだろうか−

    19-6-1) 鈴木優人先生の二つの講演会を聞いて−「ゴールドベルク変奏曲」と彼自身の手によるモーツァルトの「レクイエム」改訂版について、
    19-6-2) 日本M協会の5月例会の「宮本益光のアリア集」が面白かった、
    19-6-3) 史跡「足利学校」を訪れて−町内会の旅行会に参加して−
    19-6-4) 四街道DCの改装を記念して、YD会(ゴルフの毎月例会)を立ち上げる、
    19-6-5) 2019年令和元年6月の放送予定、
    19-6-6) 2019年令和元年6月のソフト紹介予定、

−2019年(令和元年)5月分−

  1. 2019/05/24、

    (古いDVDの発掘;フランスのコンピエーニュ劇場の「フィガロの結婚」)
    19-5-3、ジェローム・ピルマン指揮、ピエール・ジュルダン演出によるコンピエーニュ劇場の「フィガロの結婚」K.492、ファイローニ・ハンガリー国立歌劇場室内管弦楽団、ミッレ合唱団、
    1997年10月、コンピエーニュ劇場、世界文化社、

    −このフランスのコンピエーニュ劇場の映像は、1997年に上演された古い映像であり、フランス語で演じられた初めてのライブ映像であった。そのためか、字幕の日本語が少し異なっているのが特徴で、リブレットに忠実な伝統的なしっかりした演出であった。しかし、重要な第4幕のフィナーレの暗闇での出来事が、映像では暗すぎて、音楽と字幕だけが頼りとなる有様で、分かりづらく残念であり、工夫の余地があった。しかし、このフィナーレの不都合を除くと、舞台はとても分かりやすく立派な出来であり、フランスにおけるローカルな劇場の実力を知らしめるものと言えよう −

  2. 2019/05/19、 以下のK.137のデータベースを新設し、他の曲のデータベースの修正或いは更新をしましたので、クリックして確認してみてください。

    1、ディヴェルティメント変ロ長調K.137のデータベースの新設、NEW!NEW!NEW!
    2、ディヴェルティメントニ長調K.136のデータベースの更新、NEW!NEW!NEW!
    3、管楽セレナード変ホ長調K.375のデータベースの更新、NEW!NEW!NEW!
    4、フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299のデータベースの更新、NEW!NEW!NEW!
    5、オペラ「後宮からの誘拐」K.384のデータベースの更新と総括への追記、NEW!NEW!NEW!
    6、ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219のデータベースの更新、NEW!NEW!NEW!
    (2019/05/19)


  3. 2019/05/16、

    (最新のHDDの録画;N響メンバーによる魅惑のアンサンブル、K.375、K.137、)
    19-5-2、N響福川管楽アンサンブルによるセレナード変ホ長調K.375およびN響篠崎弦楽アンサンブルによるディヴェルティメント変ロ長調K.137、
    収録年月・場所不明、

    −日本人による管楽アンサンブルをN響の代表メンバーで聴いてきたが、日本ではオペラのアリアなどは管楽グループの関心が低いのか、とにかく、生真面目な演奏が多く、今回も初めはシンフォニーを聴いているような感じがした。イタリアやドイツでは、管楽アンサンブルがハルモニー音楽として活発であるが、日本でも沢山のオーケストラがあるので、充実した管楽アンサンブルのコンサートが増えてほしいと期待したい。 また、弦楽アンサンブルについては、この曲はCDなどでは、必ず、K.136、137、138とセットで収録されて、いつもセットで聞いているので、他の曲がないのは残念な気がした。今回は、アンダンテで始まったので不意を突かれたような気がしたが、是非、3曲とも続けて聴いてみたいと思った −

  4. 2019/05/07、

    (借用したDVDより;「Mozart in Turkey」からの映像)
    19-5-1、広上淳一指揮、新日本フイルハーモニー交響楽団によるDVD、オペラ「後宮からの逃走」K.384から序曲および第2幕第11番アリア「どんな拷問が待ち受けようとも」、およびヴァイオリン協奏曲第5番イ長調、K.219、ソプラノ;柏原奈穂、ヴァイオリン;漆原朝子、すみだトリフォニー・ホール、
    (日付不明)、「Mozart in Turkey」、Kajima Vision、

    −この映像は、「Mozart in Turkey」と題された鹿島出版のDVDであり、DVDケースに収まるような美しいブックレットが付属していたが、著者名がないウイーンの観光案内的な書物になり残念であった。一方、曲目は、立派な表題の割には、たった3曲しか収録されていない44分のDVDであり、広上淳一指揮、新日本フイルの立派な演奏であり、ソリストたちもまずまずの演奏をしたものであったが、高価なDVDにしては短すぎ、やや興ざめであった。
        私には、このDVDは、立派な表題の出版物なのか、音楽を聞かせるDVDを狙ったものか区別がつかず、恐らく両方を狙ったのであろうが、それぞれが中途半端なような気がして、残念であった −

  5. 2019/04/30、

    一私の最新入手ソフト情報一令和元年(2019年)5月号−(1905review.html)

    19-5-0、令和元年/2019年5月初めの近況報告、

    −5月1日からその日を期して、新しい元号の令和の時代に改まることになるという。私は昭和を52年間、平成を30年間、それぞれ何とか元気に、幸せに生きてきたと思うが、令和の時代には、間違いなくあの世に旅立つことになる。その時までにはあと残された時間は限られているであろうが、これまで通り平穏で穏やかに過ごせたら良いと思う−
    19-5-1) クルレンツイスのルツェルン音楽祭のダ・ポンテ三部作の仮予約をした。
    19-5-2)  グルベローヴァが72歳で現役引退をしたという。
    19-5-3) 「フィガロの結婚」のこのHPの総括の改訂版の作成に挑戦したい。
    19-5-4) 10連休中は家にいて、一足先に東寺の仏像展を見てきました。
    19-5-5) 2019年令和元年5月の放送予定、
    19-5-6) 2019年令和元年5月のソフト紹介予定、



−2019年(平成31年)4月分−
  1. 2019/04/20、

    (最新のHDD録画;二期会のオペラ「後宮からの誘拐」K.384、)
    19-4-2、二期会東京公演のオペラ「後宮からの誘拐」K.384、下野竜也指揮、ギー・ヨーステン演出、東京交響楽団、二期会合唱団、
    2018年11月22/24日、日生劇場(東京)、

    −今回のギー・ヨーステンという初めての外国人の演出家による日本的な「後宮」の映像を見て、舞台芸術としての一回限りのオペラの評価では、最初に日本的な発想が多く素晴らしいと思ったものが、映画のように繰り返して見ると、日本風で良いと思ったものが、しつこ過ぎて嫌味に感ずるようになったり、外国人による誤解に気づいたりして、そこにはまだ十分に消化されていない、何かが欠けていると思わざるを得ないような気がした。恐らく、優れた日本人の演出家なら、このようなことにならなかったのではないかという感じがした。しかし、 下野竜也の指揮ぶりは、テンポ良くぐいぐいと進めており、トルコ風の響きも強すぎなく、歌手たちもまずまずの調子で落ち着いて朗々として歌っており、日本的な雰囲気もあってとても好感が持てた −

    (2019/04/20)


  2. 2019/04/15、

    (最新のHDD録画;フルートとハープのための協奏曲K.299)
    19-4-1、エマニュエル・パユのフルートとマリー=ピエール・ラングラメのハープのための協奏曲ハ長調K.299、デニス・ラッセル・ディヴィス指揮読売日本交響楽団、
    残念ながら、演奏日・演奏会場の記載がない、

    −久しぶりでこのフルートとハープのための協奏曲K.299を目にしたが、大ヴェテランのパユとラングラメのお二人が実に楽しそうに、美しい聞かせどころを見事に合奏している様子を見て、とても暖かな演奏に聴こえ、味わい深い映像であった。デーヴィスの明るいが心得た地味で控えめなオーケストラを背景に、二つの特別な独奏楽器が主役となって協奏したり合奏する純粋な美しい協奏曲となっていた。今回のお二人の演奏は、お互いに良く競い合い、オーケストラの響きに溶け込ませるアンサンブルの巧みな技法を実によく心得ており、この曲の持つフランス風のサロン音楽的な味わいをとても楽しく弾きだしてくれた。この曲は非常に演奏機会が少ないので、この偶発的に得られた民放の映像は、非常に貴重な存在であろうと思われる −

    (2019/04/15)


  3. 2019/04/07、

    (古いHDDの録画;ランランとアーノンクールの「ミッション・モーツァルト」)
    19-4-3、ドキュメンタリー「ミッション・モーツァルト」−ランランのピアノとアーノンクール・ウイーンフイルによるピアノ協奏曲第17番及び第24番のレハーサル風景−

    −今回のレハーサルを見ていると、ランランはアーノンクールの楽譜の裏まで知るような知識の深さと説得力に脱帽したようで、「神様のような存在」とまで言わせた巨匠から積極的にレッスンを受けようとする姿勢に満ちていた。そのせいか、二人の対話やウイーンフイルの楽員たちを交えた練習態度にはとても好感が持て、結果的にアーノンクールの追悼記念の最後の番組となってしまったが、もっともっと長生きしていただきたかった巨匠であると、感じざるを得なかった。 この2曲の演奏は、この映像では通して見ることは出来なかったが、CDはソニーから、別途、発売されている −

    (2019/04/07)


  4. 2019/04/02、 以下のリリテルのソリスト・データベースを新設し、4曲のピアノ協奏曲の修正或いは更新をしましたので、クリックして確認してみてください。

    1、ピアニスト・リヒテル(Richter)のデータベースの新設、NEW!NEW!NEW!
    2、ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271のデータベースの更新、NEW!NEW!NEW!
    3、ピアノ協奏曲第17番ト長調K.453のデータベースの更新、NEW!NEW!NEW!
    4、ピアノ協奏曲第18番変ロ長調K.456のデータベースの更新、NEW!NEW!NEW!
    5、ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491のデータベースの更新、NEW!NEW!NEW!
    6、指揮者アンドレ・プレヴィン(Andre Previn)のデータベースの更新、NEW!NEW!NEW!
    7、ジングシュピール「バステイアンとバステイエンヌ」K.50のデータベースの更新、
    NEW!NEW!NEW!
    (2019/04/02)


  5. 2019/03/31、

    19-4-0、平成31年/2019年4月初めの近況報告、
    −平成最後の冬が去り、4月1日からその日に発表される新しい元号の時代になるという。
    歳を取ると有難いもので、この歴史的瞬間を、言葉だけでなく、テレビの映像でも見られることとなったので、自分の心のよすがとして、大切にしたいと思う−

    19-4-1) アンドレ・プレヴィンが亡くなった。心からご冥福をお祈りします。
    19-4-2)  ランランとアーノンクールの「ミッション・モーツァルト」をアップして。
    19-4-3)  U-tubeの「バスティアンとバスティエンヌ」K.50をアップして。
    19-4-4)  今年の冬は寒くて体にこたえた。春の季節になってホッとしている。
    19-4-5)  2019年4月の放送予定番組、
    19-4-6)  2019年4月のソフト紹介予定、



−2019年(平成31年)3月分−
  1. 2019/03/25、
    (最新のDVDより;リヒテルの映像のピアノ協奏曲第9番K.271&第18番K.456,)
    19-3-1、リヒテルのピアノによるピアノ協奏曲第9番K.271、ロリン・マゼール指揮フランス国立ラジオ管弦楽団(1966/07/03)、およびピアノ協奏曲第18番K.456、キリル・コンドラシン指揮モスコウ国立交響楽団(197/01/09)、
    2018 Parnassus Records、

    −今回の新しいリヒテルのDVDには、全部で5曲のピアノ協奏曲が含まれていたが、今回アップロードするものは、次の二つのソフトである。第一の曲は、マゼール指揮の1966年の最も古いフランスの録音で、ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271であり、音は貧しいもののリヒテルの芯の座った重厚なピアノの響きが聴かれ、飾り気はないが筋の通ったしっかりした演奏であると感じさせた。第二の新しいソフトは、コンドラシン指揮の1977年のロシアの古いカラー映像のピアノ協奏曲第18番変ロ長調であるが、東京で収録したものに比べて、画質も音質も劣るのであるが、テンポが速く溌溂とした深みのある演奏が聴かれ、素晴らしい演奏であると思った −古いDVDのコピー;「バスティアンとバスティエンヌ」K.50の私製映像、)
    (2019/03/25)


  2. 2019/03/11、 以下のソリストたちのデータベースを新設し、或いは更新しましたので、クリックして確認してみてください。

    1、ピアニスト・ランラン(Lang Lang)のデータベースの新設、NEW!NEW!NEW!
    2、指揮者ドウダメル(Dudamel)のデータベースの新設、NEW!NEW!NEW!
    3、メゾ・ソプラノのクレバッサ(Crebassa)のデータベースの新設、NEW!NEW!NEW!
    4、ソプラノのアンナ・プロハスカのデータベースの新設、NEW!NEW!NEW!
    5、バスのダルカンジェロ(Darcangelo) のデータベースの更新NEW!NEW!NEW!
    6、ソプラノのレッシュマン(Roeschmann)のデータベースの更新、NEW!NEW!NEW!
    7、指揮者ウエザー・メスト(Weiser-Moest)のデータベースの更新、NEW!NEW!NEW!
    (2019/03/11)


  3. 2019/03/10、
    (最新のU-Tubeによる「バスティアンとバスティエンヌ」K.50、)
    19-3-3、Alessandro Arnoldo指揮、Mozart B&G Orchestraによるオペラ「バスティアンとバスティエンヌ」K.50、
    2016年9月15日、ロヴェレート・モーツァルト音楽祭2016、ザントナイ・オペラ劇場、ロヴェレート、イタリア・モーツァルト協会、

    −この映像は、イタリア・モーツァルト協会主催の2016年ロヴェレート音楽祭のオペラ映像であり、新装なったあのザントナイ・オペラ劇場で、塚田康弘先生が引率する北海道モーツァルト協会の面々による映像であることが分かり、しかも素晴らしい熱演をしているので、真っ先にこの映像を取り上げることにした。このオペラの映像は、写真でお分かりの通り、非常に鮮明であり、とりわけ三人の表情などがとても良くクローズアップされており、素晴らしい映像となっていた。この三人は、歌も良く演技が上手であり表情もとても豊かで、音楽的にも優れており、会話が日本語なのでとても分かりやすく、われわれ日本人にとっては、申し分のない映像となっていた −

    (2019/03/10)


  4. 2019/03/07、
    (古いDVDのコピー;「バスティアンとバスティエンヌ」K.50の私製映像、)
    19-3-2、Fabrizio Dorsi指揮、Sandro Santillo演出によるオペラ「バスティアンとバスティエンヌ」K.50、イタリア語上演、
    2012/01/12、演出者サンティッロのご厚意で複製、

    −この映像は字幕がないうえに、イタリア語で歌われているため、リブレットの内容が判然としないので、どれだけ信用できるかいささか心配であったが、一応はプロの卵が一生懸命になって努力している姿が映されていた。このオペラの映像は、写真でお分かりの通り、非常に状態が悪く、とりわけ三人の表情などがクローズアップされないため、非常に単調に感じ、あまり面白いものではなかった。何とか、この物語がテレビで見ることが出来るといった出来栄えのように思われた。しかし、音楽的には、言葉は通じなくとも理解でき、さすが12歳のモーツァルト少年は、よく考えて実に素晴らしい作品を残してくれたものだと思われた ー
    (2019/03/07)


  5. 2019/02/28、

    19-3-0、平成31年/2019年3月初めの近況報告、
    −モーツァルト週間2019は充実していましたが、帰国後の風邪で、4キロ激ヤセ− −持参していたパソコンも壊れてしまい、功罪・半ばの有様でした−

    19-3-1) 新しいパソコン−MSのSurface Pro6−に更新して、
    19-3-2)  加藤先生の「バッハの会」の「合同同窓会」へのご案内、
    19-3-3)  ベルリン州立劇場のドウダメル指揮・フリム演出の2015「フィガロの結婚」
    −このBDは、何と、久しぶりで「レコード芸術」3月号の「特選盤」ひ推薦されていた−
    19-3-4)  激ヤセした風邪の酷さに沈黙した−昔の持病の再発だが、直りが遅い−
    19-3-5)  2019年3月の放送予定番組、
    19-3-6)  2019年3月のソフト紹介予定、


−2019年(平成31年)2月分−
  1. 2019/02/25、
    (最新入手のBD;ベルリン州立オペラとドウダメル指揮の「フィガロ」K.492、)

    19-2-3、グスターヴォ・ドゥダメル指揮、J.フりム演出、ベルリン州立歌劇場O&Choによる「フィガロの結婚」K.492、
    2015年11月、(2018Accentus Music日本語字幕付き新盤)、
    (出演者)伯爵:ダルカンジェロ、伯爵夫人:レッシュマン、フィガロ:ラウリ・ヴァザール、スザンナ:アンナ・プロハスカ、ケルビーノ:マリアンヌ・クレバッサ、マルチェリーナ:カンマーロファー、バジリオ:フロリアン・ホフマン、

    −ひと昔前の「避暑地の狂った一日」を描こうとしたこの新しいオペラは、この特別な花道がある舞台を大きく使って、実に伸び伸びとした楽しい伝統的な演出に近いものであったが、各幕で新鮮な切り口を見せて驚かせ、このオペラを何度も演出しているフリムやハルトマンのいろいろな工夫にさすがと脱帽せざるを得なかった。この大きな舞台を最初から支えてきたのは指揮者ドウダメルであり、いつも堂々たるテンポでゆったりと歌手を支え、全体を明るく進行させていた。これらの様々な工夫と配慮は、これまでの演出との違いを際立たせ、歌手たちにも、動きを良くさせ、歌と演技の好循環を生んだのであろう。私は、大ヴェテランのレッシュマンとダルカンジェロの二人がこれを支えていたのであろうと思うし、演技が下手なプロハスカと確かな演技をするクレバッサのコンビも立派であり、まさに歌手・演出者・指揮者が 良くかみ合った三位一体の高バランスを発揮した類まれな舞台であったように思うー
    (2019/02/25)


  2. 2019/02/20、
    (最新のHDD録画より;ウイーン・ニコライ四重奏団の日本初公演、K.575より)

    19-2-2、ウイーン・ニコライ弦楽四重奏団による弦楽四重奏曲第21番ニ長調K.575より第1楽章・第4楽章、
    2018年10月10日、日本初公演、

    −このウイーン・ニコライ四重奏団は、この二つの親しみやすい楽章を、活気良く颯爽と進めており、とても若々しさが目立ち、4人のアンサンブルもしっかりしており、初めての演奏にしては、親しみを持って楽しめた演奏であった。この四重奏団は、チェロと第一ヴァイオリンとが、互いに入れ替わりながらリードして、この軽快なロンド楽章を颯爽と仕上げていたが、この二人が日本人のハーフであることに、注目せざるを得なかった。この二人がウイーンフイルの中堅を担い、そして弦楽四重奏や、トリオでも活躍するという期待を秘めて、これから彼らの成長を心から願いたいと思う −
    (2019/02/20)


  3. 2019/02/12、ザルツブルグのM週間に出かけ、2月5日に帰ってきましたが、コンサート中心 の旅行記が完成しましたので、以下のファイルをクリックして見てください。

    「2019モーツァルト週間」ー田辺秀樹氏と行くザルツブルグへの旅に参加して〜郵船トラベルの9日間コース〜

    一日平均3回のモーツァルト・コンサートの多様なコンサートの6日間の印象記ー
    −3年間連続で、これで10回目のM週間でした、今回も新鮮で楽しい充実した素敵な音楽の旅でした−



  4. 2019/02/06、
    (最新のHDD録画より;クリスマス・コンサート・イン・ウイーン2008より)
    19-2-1、カレル・マーク・チーチョン指揮ウイーン交響楽団、ウイーン少年合唱団による、1)ヴェスペレハ長調K.339より「主を讃えまつれ」および2)クレド・ミサ曲ハ長調K.257より「グローリア」、
    2008年12月、コンツエルトハウス、ウイーン、 (ソリスト)S:ゲニア・キューマイヤー、MS:エリーナ・ガランチャ、T:ファン・デイエゴ・フローレス、

    −毎年、恒例のように行われるウイーン交響楽団によるウイーン・コンツエルトハウスにおける「クリスマス・コンサート・イン・ウイーン2008」において、二つのミサ曲が歌われていたので、ご紹介しよう。このコンサートは、キュウマイヤー・ガランチャ・フローレスなど有名歌手を招いてクリスマスの名曲を楽しむコンサートであるが、およそ10曲ほどのクリスマス・ソングに交じって、モーツァルトの曲が歌われたもので、最初の曲はキューマイヤーのソプラノ・ソロによるヴェスペレハ長調K.339より第5曲目のラウダテ・ドミヌム「主をたたえよ」であった。彼女の声は澄み切っており、この名曲を高らかに歌っていた。第二曲目はモーツァルトの「クレド」ミサ曲ハ長調K.257より「グロリア」が歌われていた。この曲はウイーン少年合唱団により歌われており、合唱団の皆さんが清らかな声で歌っており、中でも中間部のソプラノとアルトが素晴らしいソロを歌っていた −
    (2019/02/06)


  5. 2019/01/28、
    19-2-0 2019年(平成31年)2月初めの近況報告−(1902review.html)−
    −「進歩と変化」−科学・技術の30年−平成の自然災害を考える−

    19-2-1) ザルツブルグのモーツァルト週間2019への期待、
    19-2-2) LDとLPのアナログ・メデイアの処分を行なった−終活の第一歩?−
    19-2-3) 「老いとともに」−皮膚を守る工夫が必要になってきた−
    19-2-4) 稀勢の里の引退に思う。−まだ32歳なので、返す返すも残念である−
    19-2-5)  2019年2月の放送予定番組、
    19-2-6)  2019年2月のソフト紹介予定、

    (2019/01/28)


−2019年(平成31年)1月分−
  1. 2018/01/25、 リートのデータベースを新設し、更新して、総括を完成させたので、クリックして確認してみてください。

    1、リート「喜びに寄せて」K.53(47e)、(2019/01/07)ー映像は1組しかないが、アップは完了している− NEW!
    2、リート「静けさはほほえみ」K.152(210a)、(2019/01/07)ー映像は1組しかないが、アップは完了している− NEW!
    3、リート「鳥よ、年ごとに」K.307(284d)、(2018/01/08)ー映像は1組しかないが、アップは完了している− NEW!
    4、リート「寂しい森の中で」K.308(295b)、(2019/01/07)ー映像は1組しかないが、アップは完了している− NEW!
    5、リート「満足」K.349(367a)、(2019/01/07)ー映像は1組しかないが、アップは完了している− NEW!
    6、リート「魔法使い」K.472、(2018/01/08)ー映像は3組しかないが、完成とみなしたい− NEW!
    7、リート「すみれ」K.476、(2018/01/08)ー映像は4組しかないが、完成とみなしたい− 
    8、リート「ルイーゼが不実の手紙を焼いた時」K.520、(2019/01/07)ー映像は1組しかないが、アップは完了している− NEW!
    リート「夕べの想い」K.523、(2018/01/08)ー映像は6組となったので、完成とみなしたい− 
    リート「春へのあこがれ」K.596、(2019/01/07)ー映像は1組しかないが、アップは完了している− NEW!


  2. 2019/01/16、
    (最新のHDD録画より;ミラノ・スカラ座の「クリスマス・コンサート」2017、)
    19-1-3、ジョバンニ・アントニーニ指揮ミラノ・スカラ座O&Chorによる「クリスマス・コンサート」2017、(曲目)1、歌劇「ルチオ・シッラ」序曲K.135、2、モテット;「踊れ、喜べ」ヘ長調、K.165、3、ハ短調ミサ曲K.427、
    2017/12/21&23、ミラノスカラ座、
    (ソリスト)S;ブレンダ・ラエ、S;ロベルタ・インヴェルニッツイ、T;ミケーレ・ペルトージ、B;ブランチェスコ・デロータ、

    −今回のアントニーニによるこのオール・モーツァルト・コンサートは、ミラノの人々が誇りにしている選曲が行なわれていた。最初の序曲はまさにミラノで作曲されたオペラのイタリアン・シンフォニーであり、第2曲はこのオペラで歌ったカストラートのためのソプラノ協奏曲であった。最後の曲は、モーツァルトが愛妻との結婚を期して書かれた未完の大曲のハ短調ミサ曲であったが、スカラ座のオーケストラと合唱団の力量を発揮するのに相応しい大曲であり、指揮者アントニーニも生き生きした新鮮な指揮振りがとても印象的であり、スカラ座の皆さんも4人のソリストたちもそれぞれ好演してくれたので、とても満足出来る楽しいコンサートであった。 最近のミラノ・スカラ座の映像のモーツァルトは、指揮者は全て異なっているが、いずれも他のオペラ劇場にない新鮮な映像を送り続けており、注目に値する −
    (2019/01/16)


  3. 2019/01/11、
    (最新のHDD録画より;ランランのピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491、)
    19-1-2、ランランのピアノとフランツ・ウェザー・メスト指揮クリーブランド管弦楽団によるピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491、
    2018/09/29、ゼヴェランス・ホール、クリーブランド、創立100年記念演奏会、

    −ランランの独奏ピアノは、体全体で弾いているように見え、顔の表情も曲の進行に合わせて豊かであり、彼の仕草が絵になっているように思われた。ピアニッシモも美しく、甘えるところは大きな仕草で甘え、早いパッセージもさり気なく弾きこなしていた。その意味では彼は映像のクローズアップに向いたピアニストなのであろう。ランランの独奏ピアノは、メストのオーケストラや管楽器とのアンサンブルもとてもよく、メストの指揮はこんな自由なピアニストを吸収してしまうような懐の深いゆとりのある指揮ぶりであった −
    (2019/01/11)


  4. 2019/01/07、
    (最新のHDD録画;エルトマンのソプラノによるリ−ト集9曲とアリアK.528など)
    19-1-1、モイツァー・エルトマンのソプラノによるリート9曲と1曲のコンサートアリアK.528、ピアノ伴奏;ゲッツ・ペイヤー、
    曲目(演奏順に);1)満足K.349、2)すみれK.476、3)寂しい森の中でK.308、4)魔法使いK.472、5)ルイゼが不実の恋人の手紙を焼いた時K.520、6)静けさは微笑みK.152、7)喜びに寄せてK.53、8)春へのあこがれK.596、9)夕べの想いK.523、10)レチタティーヴォとアリア「止まれ、わが愛人よ」K.528、
    2017年10月16日、サントリーホール、

    −モイツァー・エルトマンはこのHP初登場で、リート9曲と1曲のレチタティーヴォとアリアを歌ってくれたが、エルトマンは透明感のあるリリックな声の持ち主で、彼女に合った曲ばかりが選定され、余力をもって各曲を歌いこなしていた。その上、彼女は美人で表情がとても豊かであり、また、日本語字幕がついていたので、歌の意味が良く理解できる映像となっており、とても優れたリサイタルの記録となっていた。お正月早々に、この艶やかで華やかな歌曲を丁寧に歌っているのを聴いて、とても清々しい気分になったことを、ご報告しておきたい −
    (2019/01/07)


  5. 2019/01/03、 次の二つのファイルをアップロードしましたので、クリックしてみてください。

    1、2018年の私のベストソフトはどれか?

    2、2018年(平成30年)の私のゴルフの総括報告、


  6. 2018/12/31、
    19-1-0 2019年(平成31年)1月初めの近況報告−(1901review.html)−

    −新しい年号の年明けの幸運と躍進を願い、新しいHPの円滑な再出発を願って−

    19-1-1) 2018年のベストソフトはどれか。
    19-1-2) 今年もザルツブルグのM週間に出席します。
    19-1-3) LDとLPの処分を行います−身の回りの総括の開始−
    19-1-4) ゴルフの総括と体調の整備、
    19-1-5)  2019年1月の放送予定番組、
    19-1-6)  2019年1月のソフト紹介予定、

    (2018/12/31)


−2018年(平成30年)12月分−
  1. 2018/12/21、 以下の曲などのデータベースを更新し、総括を完成させて、一区切りしましたので、クリックして確認してみてください。

    1、交響曲第40番ト短調K.550のデータベースの更新と総括の追加、NEW!NEW!NEW!
    2、ピアノソナタハ短調(第14番)K.457のデータベースと総括の更新、NEW!NEW!NEW!
    3、幻想曲ハ短調K.475のデータベースと総括の更新、NEW!NEW!NEW!
    4、ソプラノのクリスティアーネ・カルクのデータベースの更新、NEW!NEW!NEW!
    5、オッフェルトリウム奉納曲「主の保護のもとに」ヘ長調K.198 のデータベースの更新 −6種類のいろいろな演奏のうち、映像は残念ながら1組しかないが、完成とみなしたい−NEW!NEW!NEW!
    6、テ・デウム Te Deum laudamus ハ長調K.141  のデータベース−全体で4組の合唱曲のうち、映像はわずか1種類しかないが、完成とみなしたい−NEW!NEW!NEW!
    (2018/12/21)


  2. 2018/12/18、
    (最新のHDD録画;2018年ザルツ音楽祭・ウイーンフイルの「魔笛」K.620、)
    18-12-3、コンスタンティノス・カリディス指揮ウイーンフイルO&Chorによるオペラ「魔笛」K.620、脚本;イナ・カール、演出&脚本;リディア・スタイアー、
    2018年8月4日、ザルツブルグ祝祭大劇場、

    −この映像は2018年のザルツブルグ音楽祭で上演された「魔笛」であり、クラシカジャパンの「ヨーロッパ直送宣言」の一環として、日本語字幕のついたオペラをいち早く放送したものであった。この演出では、「サーカス小屋のパミーナを救え!」とお爺さん(名優のブランダウアー)が、3人の孫(ウイーン少年合唱団、3人の童子)に読み聞かせる物語で進行するお子様向きなものに改変されていた。サーカスの踊り子にされたパミーナのクリスティアーネ・カルクが最初に出てきたときは、かわいそうな姿にされて気の毒であったが、サーカスの大勢の芸人が出入りして、子供たちを喜ばせる大サービスの演出であった。しかし、ナンバー曲は、物語が第1章、第2章と進むにつれて、真面目にしっかりと歌われていた。私は原作のリブレットを大幅に変更する舞台は好きでないが、この舞台は第二幕後半の盛り上がりが不足しており、子供たちは満足したであろうが、私には残念な「魔笛」となっていた −
    (2018/12/18)

  3. 2018/12/10、
    (最新のHDD録画より;ネルソンズ指揮ライプチヒGH管のト短調交響曲K.550)
    18-12-2、アンドリス・ネルソンズ指揮、ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団による交響曲第40番ト短調K.550、2018年3月15・16日、ゲバントハウス(ライプチヒ)、 カペルマイスター就任記念コンサート、

    −この映像は、ベルリンフイルで活躍していたラトヴィア出身のアンドリス・ネルソンズがライプチヒのゲヴァントハウス管弦楽団のカペルマイスターに就任した記念のコンサートであり、交響曲第40番ト短調K.550とチャイコフスキーの悲愴交響曲を演奏していた。相変わらず、颯爽とした姿を見せて生きのよい疾走するト短調交響曲のイメージの演奏をしており、クラリネットが入った第2版を用い、コントラバスが4台の重厚な布陣で指揮をしていた。 ネルソンズはベルリンフイルでは駆け出しの指揮者のように見えていたが、このゲヴァントハウスの定期では、髭ずらのスマートな格好の良い指揮者にすっかり様変わりしており、まるで一回り大きくなったような気がしていた −
    (2018/12/10)

  4. 2018/12/06、
    (最新のHDD録画;プレスラーの幻想曲K.475とピアノソナタハ短調K.457)
    18-12-1、メナハム・プレスラーの来日公演ピアノリサイタルより、幻想曲ハ短調K.475とピアノソナタハ短調K.457ほか、
    2017年10月16日、サントリーホール、

    −この映像は、ごく最近、NHKで収録した、メナハム・プレスラーの2017年10月の来日公演のピアノリサイタルであり、ヘンデルの「シャコンヌ」で始まり、幻想曲ハ短調K.475、ピアノソナタハ短調K.457と続き、後半にドビュッシーやショパンの彼の好みの曲を弾いたリサイタルであった。モーツァルトでは、幻想曲ハ短調K.475から始まって、ピアノソナタハ短調K.457の全楽章が一気に続けられて、しっかりと弾きこなされていた。特に、幻想曲やアダージョ楽章では、老境の成熟ぶりを思わせる淡々とした弾きぶりに感動させられた。しかし、このコンサートでは、最後の二つのアンコールが素晴らしく、観衆は総立ちの拍手で老齢ピアニストを送るという珍しいお別れのシーンが展開されていた −
    (2018/12/06)

  5. 2018/12/01、
    18-12-0 2018年(平成30年)12月初めの近況報告−(1812review.html)−

    −新しいHPの進展と、従来の移設したHPの充実を願って、2019年より再出発したい−

    18-12-1) 2018年のベストソフトはどれかを考える。
    18-12-2)  函館新幹線に初めて乗って−函館からの特急が大変であった−
    18-12-3)  スキーシーズンを迎える大倉山シャンツエを訪れて、
    18-12-4)  3月までのヤフーのサーバー廃止までに解決すべき事項など、
    18-12-5)  2018年12月の放送予定番組、
    18-12-6)  2018年12月のソフト紹介予定、


−2018年(平成30年)11月分−
  1. 2018/11/29、次の3つの曲などのデータベースを更新し、総括を一応完成させたので、クリックしてみてください。

    1、歌劇「ルチオ・シッラ」K.135のデータベース−6種類のソフトのうち映像が3組もあり、アップロードは完了している−(2018/11/29) NEW!NEW!NEW!

    2、ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲K.423のデータベース−ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲には、第一番ト長調K.423と第2番変ロ長調K.424とがあるが、やっと、不完全ではあるが、これら2曲の映像のアップロードが完成した− (2018/11/29)NEW!NEW!NEW!

    3、クラリネット、オーボエ、ホルン、ファゴットのための協奏交響曲、変ホ長調、K.297b(Anh.C.14.01) のデータベース、 −全12組の演奏のうち7種類の映像があり、アップロードはやっと完成しているが、しかし、最初に聴いたベームの古いLP演奏のようなほのぼのとしたこの曲の雰囲気を出す演奏は、残念ながら見当たらない−(2018/11/29)NEW!NEW!NEW!


  2. 2018/11/24、
    (最新のBDより;ボルトン指揮プティポン主演の「ルチオ・シッラ」K.135)
    18-10-2、アイヴァー・ボルトン指揮、クラウス・グート演出のマドリード王立歌劇場管弦楽団&合唱団による歌劇「ルチオ・シッラ」K.135、2017年10月、マドリード王立歌劇場、
    (配役)ルチオ・シッラ;カート・ストレイト、ジュニア;パトリシア・プティポン、チェチリオ;シルヴィア・トロ・サンタフェ、チンナ;インガ・カルナ、チェリア;マリア・ホセ・モレノ、アウフィディオ;ケネス・ターヴァー、

    −今回のボルトン・グート演出では、ローマ時代の物語から離れて、現代のどこの地域でもあり得る、モダンな抽象化された設定で、人間関係の模様を鋭く描く演出であり、リブレットに忠実に、省略なく進んでいたが、後半に入って、三つのアリアが削除されており、省略が多すぎて残念であった。舞台の場面づくりでは、街角風のシッラ邸の一角、高い壁のある通路、二階建ての丸窓がある建物などの三場面を活用して、非常に抽象化された舞台演出のなかで劇が進行し、クローズアップ中心の映像となっていたが、そこでのシッラのストレイトやジュニアのプティポンの際立った歌と演技と表情などが見ものであった。先のミンコフスキーのローマ時代を思わせるバレー付きで衣裳も凝った貴族趣味で華やかな演出とは対照的であったが、この映像とは、主役面のクレバッサの溌溂さを選ぶか、ヴェテランの味わいのあるプティポンを選ぶか、などの個人的な好みも加えて、私個人は伝統的な演出に近いスカラ座を選びたいと思うが、これは好き嫌いの好みの問題であろうと思ったー (2018/11/24)

  3. 2018/11/18、
    (最新のHDD録画;管楽のための協奏交響曲K.297および二重奏曲K.423、)
    18-10-1、レ・ヴァン・フランセ管楽アンサンブルによるオーボエ・クラリネットなど管楽のための協奏交響曲変ホ長調K.297b、2018/04/24、東京オペラシテイ・ホール、およびヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番ト長調K.423、2015/11/08、愛知県立芸術大学・弦楽アンサンブル、Vn;桐山建志、Vla;百武由紀、竹田嘉兵衛商店内「蔵」、名古屋市有松、

    −木管四重奏による協奏交響曲には、多くの作曲家によりいろいろあると聞いてはいたが、プレイエルなどの曲よりもモーツァルトの方が、断然、旋律が豊富で変化に富み、とても参考になった。また今回はソリストたちが立って演奏していたが、これがアンサンブル上、重要な役割を果たしており、カデンツアも素晴らしかったし、フィナーレの変奏曲も4人が入れ代わり立ち代わりで、映像による演奏の楽しさを十分に味わせてくれた。何組かあるこの曲の中で、断トツで楽しい演奏になっていた。また、ヴァイオリンとヴィオラの二つの楽器によるソナタK.423については、第一楽章が残念ながら割愛されていたが、しっかりとした構成で作られた曲てあり、ミヒャエル・ハイドンの急場を助けた、立派な作品であると感じさせられた。このコンサートの演奏会場が、文化遺産として残された室内楽演奏に適したサロン風のスペースで収録されていたため、新鮮な響きが聴かれ、目も楽しませてくれた− (2018/11/18)

  4. 2018/11/01、
    18-11-0 2018年(平成30年)11月初めの近況報告−(1811review.html)−

    −ヤフーのHP事業からの撤退」という衝撃的な発表があり、自力で他のHP事業者のサーバーに移転しようと努力しているが、移転ソフトを十分理解していないため一進一退を続けており、残念ながら、まだ移転が出来ていない状態にある。そのため、10月、11月のソフト・アップは、中止せざるを得ないが、兎に角、一大事なので、お許し頂きたい−

    18-11-1)−ホームページの移転作業の概要と難しさ−
    18-10-2)  2018年11月の放送予定番組、
    18-10-3)  2018年10月のソフト紹介予定、

    (2018/11/01)


−2018年(平成30年)10月分−
  1. 2018/10/01、
    18-10-0 2018年(平成30年)10月初めの近況報告−(1810review.html)−

    −猛暑に悩まされた今年の夏は、関西空港を痛みつけた台風21号と、大停電を発生させた北海道地震との大きな災害の傷跡を残したまま、やっと終了したが、私は札幌駅前のホテルの7階であの大地震に遭い、2晩余分に足止めされて、酷い目に遭った−

    18-10-1)−私の北海道地震の貴重な地震体験記−台風21号の通過で、千歳空港の列車がストップし、タクシーで札幌に向かうという被害に遭い、その日の真夜中に、駅前のグレイスリー・ホテルの7階で、あの震源地で震度7の地震を、ベッドの上で体験した−
    18-10-2) このHPの各曲の「総括」作成作業が、9月を期して、組織的に開始された。
    18-10-3) 10月9日(火)に、P.セラーズの「ティト帝の慈悲」の発表を行います。
    18-10-4) 猛暑にもめげず、四街道の万年青会で、思いがけず3位入賞で、元気が出ました。
    18-10-5) 2018年10月号の放送予定番組、
    18-10-6) 2018年10月号のソフト紹介予定、

    (2018/10/01)


    −2018年(平成30年)9月分−

    1. 2018/09/28、 9月号から、トップの宗教曲から順に、データベースを更新し、総括を完成させて、一区切りしておりますので、クリックして確認してみてください。

      1、聖体連禱(リタニア)変ホ長調K.243 のデータベース、 −6種類の演奏しか記録されていないが、優れた映像も1組あり、完成とみなしたい−(2018/09/28)NEW!NEW!NEW!
      2、ベスペレ「主日晩課−主日のための夕べの祈り−」K.321のデータベース、−6種類の演奏しか記録されていないが、優れた映像も1組あり、完成とみなしたい−(2018/09/28)NEW!NEW!NEW!
      3、ヴェスペレ「証聖者の盛儀−荘厳晩課−」K.339のデータベース、 −全7組の全曲演奏のうち、ライトナー・ボニーによる優れた映像も1組あり、完成とみなしたい−(2018/09/28)NEW!NEW!NEW!
      4、ヘンデル「メサイア」編曲K.572のデータベース、−ヘンデルの「メサイア」は、重複を除き全6曲中、モーツァルトの編曲は3組で、そのうち映像は2組で、アップは完了している−(2018/09/28)NEW!NEW!NEW!

      5、 弦楽四重奏曲(第19番)ハ長調K.465「不協和音」のデータベース、−全14曲が揃った演奏のうち、映像は7組あるが、全てがアップされている−(2018/09/28)NEW!NEW!NEW!
      6、弦楽四重奏曲(第16番)変ホ長調K.428(421b) のデータベース、 −全9組しか集まりがなく、映像は3組しかない。アップ済みであるが、一組が削除されてしまったので物足りない−(2018/09/28)NEW!NEW!NEW!


    2. 2018/09/23、
      (DVD再発売より、アマデウス四重奏団の名演の記録、K.465&K.428、)
      18-9-2、アマデウス弦楽四重奏団による弦楽四重奏曲第19番ハ長調K.465「不協和音」、1983年2月6日、ロイヤル・オペラ・ハウス、ロンドン、および弦楽四重奏曲第16番変ホ長調K.428、
      1963年10月12日、スタジオ録音、

      −今回、アマデウス弦楽四重奏団を初めて映像で見たが、「不協和音」K.465は、全楽章を通じて、全体が地味な演奏であり、第一ヴァイオリンは目立っているものの他の声部が意外におとなしく、何となく冴えないような気がした。古い録音のせいもあり、新鮮な味わいに欠け、折角のオペラハウスでの演奏が、ややおとなし過ぎて印象の薄い演奏であったように思われた。一方のK.428では、1963年の映像初期のフィルムであったが、この四重奏団は若さを前面に出して、第一ヴァイオリンを中心にしたエネルギッシュな演奏を行っており、第一・第四楽章の颯爽としたアレグロの感触が楽しく、またアンダンテ楽章とメヌエット楽章との対比が面白く感じ、好ましい演奏であった。これら二つの古い映像を見て、今日のHVでHDDに記録できる現代は、何と恵まれているかと、深く感じざるを得なかった−
      (2018/09/23)


    3. 2018/09/18、 9月号から、トップの宗教曲から順に、データベースを更新し、総括を完成させて、一区切りしておりますので、クリックして確認してみてください。

      1、墓場の音楽(受難カンタータ)K.42(35a) のデータベース−全6組中、映像はたった2曲のアリアのみで、全曲映像はないが、完成とみなしたい−(2018/09/01)NEW!NEW!NEW!
      2、宗教的ジングシュピール「第一戒律の責務」K.35のデータベース、−全4種類の演奏で、映像は1組しかないが、これで完成としたい−(2018/09/01)NEW!NEW!NEW!
      3、ミサ・ソレムニス「孤児院ミサ曲」ハ短調K.13のデータベース、−全体で7組のミサ曲中に、映像はわずか2種類しかないが、これで完成とみなしたい−アバド追悼のミサ曲ー(2018/09/10)NEW!NEW!NEW!
      4、ミサ・ブレヴィス ニ短調 K.65(61a)のデータベース、−7種類の録音の中で、映像は残念ながら1組しか残されていないが、完成とみなしたい−(2018/09/10)NEW!NEW!NEW!

      5、ミサ・ロンガ ハ長調K.262(246a) のデータベース、−まだ5種類しか記録されていないが、初めての貴重な映像が揃った優れた宗教曲−(2018/09/11)NEW!NEW!NEW!
      6、戴冠ミサ曲ハ長調K.317のデータベース、−18組の戴冠ミサ曲中、映像はわずか4種類しかないが、アップは完了している−(2018/09/11)NEW!NEW!NEW!
      7、荘厳ミサ ミサ・ソレムニス ハ長調K.337 のデータベース、−5種類のソフトのうち、映像は一つしかないが、今回初めてアップロードした貴重な宗教曲−(2018/09/11)NEW!NEW!NEW!

      8、ピアノソナタ変ロ長調(第3番)K.281のデータベース、−全22組中に全集盤が多数を占め、映像は3組しかないが、アップは完了している−(2018/09/17)NEW!NEW!NEW!
      9、ピアノソナタヘ長調(第12番)K.332のデータベース −全30組中に映像は5組しかないが、全体としては新旧多彩な素晴らしい演奏がいろいろとある−(2018/09/17)NEW!NEW!NEW!
      10、ピアノソナタハ短調(第14番)K.457のデータベース(2018/09/17)−全35組中に映像は10組しかないが、アップは完了したので、完成とみなしたい−NEW!NEW!NEW!
      11、ピアニスト(Kristian Bezuidenhout.クリスティアン・ベザイデンホウト)の映像のコレクション−(2018/09/17現在)NEW!NEW!NEW!
      (2018/09/18)



    4. 2018/09/16、 (最新のHDD録画;ベザイデンホウトのフォルテピアノ、K.332、K.281、K.457)
      18-9-1、クリスティアン・ベザイデンホウトのフォルテピアノによるピアノソナタヘ長調K.332、ピアノソナタ変ロ長調K.281、およびピアノソナタハ短調K.457、
      2018/03/19、来日記念コンサート、東京文化会館小ホール、

      −モーツァルトのソナタを、ばらばらに、3曲続けて聴いてきたが、それぞれのソナタにはその作曲年代によって特徴と変化があり、ベザイデンホウトが語るように、細かく聞いていくと絶えず変化に満ちており、フォルテピアノの澄んだ響きとともに、三つの異なったソナタを楽しむことが出来た。「モーツァルトのソナタを、漠然と聴かないで、注意深く聴くと、それぞれの楽章にはエネルギーに満ちた小宇宙が聴こえてくる」と熱っぽく語っていたが、確かにそのような変化や楽しみ方があることを教えてくれた注目すべき演奏であるという気がした−
      (2018/09/16)


    5. 2018/09/09、 (最新のBDより;ドミンゴ指揮・監督による「ドン・ジョヴァンニ」)
      18-9-3、プラシド・ドミンゴ指揮・監督、国立劇場管弦楽団&合唱団、ネクヴァシル演出、によるオペラ「ドン・ジョヴァンニ」、
      2017年10月27&29日、エステート劇場でライブ収録、プラハ、

      −世紀の名テノールのプラシド・ドミンゴの指揮による「ドン・ジョヴァンニ」は、結果的には、アリアを大切にして丁寧に演奏するドミンゴの指揮ぶりによって、期待された「プラハ」版にはならずに、古い伝統的な衣装と演出による、美しいアリアを楽しむことに専念した舞台となっていた。しかし、ここまでそれが徹底すれば、それなりに意味のある特色を持った「ドン」であると思われるが、折角のエステート劇場でやるからには、もっと新鮮な演出で舞台を楽しみたいと思われた方々には、残念であった−
      (2018/09/09)


    6. 2018/08/31、 18-9-0 2018年(平成30年)9月初めの近況報告−(1809review.html)−

      −猛暑の暑中お見舞い申し上げます−8月も20日を過ぎて、まだ台風19号、20号で足止めされておりますが、大変な猛暑も峠を過ぎました−

      18-9-1) 若きシューベルトの作品「Mozart Fantasie D 2E(993)」をSchuhiter全集で見つけだしました−モーツァルトの幻想曲K.475に触発された素敵な曲です−
      18-9-2) ティチアーティの「ティト」をアップし、このオペラの総括に追加しました。
      18-9-3) 猛暑に40年使った冷房がダウンし、新機種に更新しました。
      18-9-4) 火災保険の更新を検討中(約20万)に、ガスの配管工事の見積もりが22万となり出費が大変。非常に安全になるので、保険料が少しでも安くならないだろうか。
      18-9-5) 2018年9月号の放送予定番組、
      18-9-6) 2018年9月号のソフト紹介予定、

      (2018/08/31)


    −2018年(平成30年)8月分−

    1. 2018/08/20、 (最新のBDより、グートとティチアーティの素晴らしい「ティト」、)
      18-8-3、クラウス・グート演出とロビン・ティチアーティ指揮による2017グラインドボーン歌劇場による「ティト帝の慈悲」K.621、エイジ・オブ・インライトメント管弦楽団とグラインドボーン合唱団、オラフ・ヴィンターの照明・プロジェクション、
      2017年8月、グラインドボーン歌劇場、日本語字幕付き、

      −ティチアーティとエイジ・オブ・インライトメント管弦楽団のオペラは、「フィガロ」や「後宮」に続いて3本目であるが、いつもリブレットに忠実で省略がなく、音楽も緩急のテンポを良く心得て、アリアを大切にしっかりと歌わせており、最も基本的なことを大事にする伝統的な発想の舞台であるという思いがしており、今回も彼の音楽作りの良さが、この映像の基本になって、美しい音楽に十分浸ることが出来た。犯罪者全員を赦すという通常では起こりえない話を、舞台上で矛盾なく表すことは容易ではないが、この映像では、ティト帝とセストとの深い友愛関係とヴィッテリアの悪女的な行動力に加えて、セストの裏切り行動や王宮の襲撃の描写などが他の映像以上に説得力があり、とても優れていた。そしてその背景には、演出者のグートをはじめ舞台監督たちが用意した二階が王宮の一室、一階が草原という舞台仕掛けと、プロジェクション・マッピングなどの技術を回想や背景に巧みに活用して、説明力を高めたことによるものであり、感心させられた−
      (2018/08/20)


    2. 2018/08/18、次の6つの曲などのデータベースを更新し、総括を一応完成させたので、クリックしてみてください。

      1、ロンド イ短調 K.511 のデータベース −全18組中に映像は、残念ながら、2組しかないが、今回、全てのアップが完了した−(2018/08/18)NEW!NEW!NEW!
      2、ピアノソナタハ短調(第14番)K.457のデータベース−全34組中に映像は9組しかないが、アップは完了したので、完成とみなしたい−(2018/08/18)NEW!NEW!NEW!
      3、幻想曲ハ短調K.475のデータベース−全33組中に映像は9組しかないが、新旧多彩な演奏がいろいろとあり、アップロードは完了している−(2018/08/18)NEW!NEW!NEW!
      4、ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364(320d)のデータベース− −全25組中映像が13組もあり、多彩な素晴らしい演奏がいろいろ揃っており、今回、全映像のアップロードがやっと完成した−(2018/08/18)NEW!NEW!NEW!
      5、クラリネット協奏曲イ長調K.622のデータベース−コレクションは25組で映像は11種類もあり、多様な演奏が楽しめる。これで完成とみなしたい−(2018/08/18)NEW!NEW!NEW!


    3. 2018/08/15、 (古いS-VHSより;スコダ・ピアノソナタを弾く、K.475、K.457、K.511、)
      18-8-2、パドウラ・スコダによるピアノ選集;幻想曲ハ短調K.475、ピアノソナタハ短調K.457、ピアノのためのロンドイ短調K.511、
      1988年、90年、ザルツブルグ小ホールおよびザルツブルグ博物館、ORF制作、A.ライツエンシュタイン監修、クラシカ・ジャパン、

      −この映像は、古いVHSテープの中から見つけ出した貴重な映像であり、パウル・パドウラ=スコダによる「モーツァルト・ピアノ選集」と題されたもので、幻想曲ハ短調K.475、ピアノソナタハ短調K.457およびピアノのためのロンドイ短調K.511、の3曲が収録されていた。 この3曲は、独立して演奏されており、その特徴は、当時まだ珍しかったフォルテピアノの演奏であり、特に、ロンドは住家の博物館で演奏されていた。スコダのフォルテピアノは、ゆっくりしたテンポで一音一音、粒たち良く明瞭に弾かれており、これらの曲に実にピッタリと合った穏やかな深みのある響きを見せていた。私には曲が単純な形でできており、まさに模範的な素晴らしい演奏であると思われた−
      (2018/08/15)


    4. 2018/08/06、 (BDCHのアーカイブ;フックスのクラリネット協奏曲イ長調K.622ほか)
      18-8-1、ヴェンツル・フックスのクラリネットとアラン・ギルバート指揮ベルリンフイルによるクラリネット協奏曲イ長調K.622、2018/04/27、フィルハーモニー・ホール、およびD.オイストラフのヴィオラとI.オイストラフのヴァイオリンによる協奏交響曲K.364、
      1963年ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン、

      −ベルリンフイルの首席クラリネット奏者のヴェンツル・フックスと客演指揮者のアラン・ギルバートは、このクラリネット協奏曲を一体となって豊かに演奏しており、この曲のしみじみとした味わいを充分に暗示しているように思われた。特に、この第二楽章は、よく晩年のモーツァルトの心境を現したものとたとえられるが、ギルバートの祈るようなオーケストラの進め方といい、フックスのクラリネットのしみじみとした響きといい、演奏者たちが無心で弾いている姿といい、この澄み切った世界をじっくりと描いているような気がした。一方のメニューヒン指揮モスクワ交響楽団とD.オイストラフのヴィオラとI.オイストラフのヴァイオリンによる協奏交響曲K.364では、イゴールとダヴィドの親子が、さすが手慣れた演奏で、それぞれ対等で弾き合ったり、オクターブ離れて弾いたり、重奏したり、模倣し合ったりして賑やかに進行し、この曲の持ち味を充分に示しながら、豊かな楽想でこの曲をまとめ上げていた−
      (2018/08/06)


    5. 2018/07/31、 18-8-0 2018年(平成30年)8月初めの近況報告−(1808review.html)−

      −2018ワールド・カップ・ロシア大会はフランスが優勝したが、日本代表は良く頑張った−
      −これを2022カタール大会につなげて欲しいし、女子の2019フランス大会も、2度目の優勝を目指して頑張って欲しい−

      18-8-1) 今年は節目の年−建設省入省60年!/M協会例会600回!記念のお祝い会−
      18-8-2) オペラ「テイト帝の慈悲」K.621の総括を終えて考える、
      18-8-3) ピアノ協奏曲の20番台の各曲の総括を終えて−やっと峠を越えたか?−
      18-8-4) 少し早いが、2019M週間の郵船ツアーに、来年も参加したい、
      18-8-5) 2018年8月号の放送予定番組、
      18-8-6) 2018年8月号のソフト紹介予定、

      (2018/07/31)


    −2018年(平成30年)7月分−

    1. 2018/07/22、 (最新のBDより;ロイヤル・オペラハウスの「コシ・ファン・トウッテ」)
      18-7-3、セミョン・ビシュコフ指揮、ヤン・フイリップ・グローガー演出、ロイヤル・オペラハウス・管弦楽団&合唱団による「コシ・ファン・トウッテ」K.588、
      2016年9月、ロイヤル・オペラハウス、

      −初めの序曲で、カーテンコールで始まる新らしい演出と演奏で開始され、戸惑うのではないかと心配していたが、舞台は生き生きとして進行し、終わってみればオーケストラは、終始、一貫して堂々としており、最後には二組カップルが元の鞘に収まるという演出であった。この演出で面白かったことは、バア・デスピーナでの姉妹二人への浮気の勧めと、そこのお客の求愛攻めにあった姉妹が、第二幕でのアラビアの大富豪の紳士たちにコロリとなってしまう筋書きを上手く取り入れたことであろうか。とにかく、イギリス風のウイットに富んだスタイリッシュなモダンな「コシ」という印象で、とても面白かった−
      (2018/07/22)


    2. 2018/07/16、 (最新のU-Tubeより;新しい映像を求めて(2)K.441、K.562、K.433、K.539)
      18-7-4、新しい映像を求めてーU-Tubeによる検索結果(2);歌曲・その他編、1、三重唱「ねえあなた、リボンはどこ」K.441、2、三声のカノン「大好きな愛しの人よ」K.562、3、バスアリア「人は元来うまいものが好き」K.433、4、バスのためのドイツ語軍歌「私は皇帝になりたい」K.539、
      2018/07/11、U-TubeのK番号による検索結果の報告(2)、

      −U-Tubeを活用することにより、1、三重唱「ねえあなた、リボンはどこ」K.441、については、何とかピアノ伴奏ではあるが、二組の映像を見つけることが出来た。2、三声のカノン「大好きな愛しの人よ」K.562については、音声のみで、映像を見つけることはできなかった。3、バスアリア「人は元来うまいものが好き」K.433については、何とかピアノ伴奏であるが、二組の映像を追加できた。最後の4、バスのためのドイツ語軍歌「私は皇帝になりたい」K.539については、一組の映像を追加するのがやっとであった。知名度のない曲は、K番号で検索すると、スカルラッテイのソナタよりも検索数が少なくなり、素人芸ばかりになる恐れが多いように思われた−
      (2018/07/16)


    3. 2018/07/13、次の6つの曲などのデータベースを更新し、総括を一応完成させたので、クリックしてみてください。

      1、ピアノ協奏曲ニ短調(第20番)K.466のデータベース(2018/07/05) を更新し、総括が何とか完了しましたので、ご覧ください。(2018/07/13)NEW!NEW!NEW!
      2、ピアノ協奏曲ハ長調(第21番)K.467のデータベース(2018/07/08現在) を更新し、総括が何とか完了しましたので、ご覧ください。(2018/07/13)NEW!NEW!NEW!
      3、ピアノ協奏曲イ長調(第23番)K.488のデータベースと全ソフトの総括完了しましたので、ご覧ください。(2018/07/13)NEW!NEW!NEW!
      4、ピアノ協奏曲ハ短調(第24番)K.491のデータベース、(2018/07/07現在) を更新し、総括が何とか完了しましたので、ご覧ください。(2018/07/13)NEW!NEW!NEW!
      5、交響曲ニ長調(第35番)K.385「ハフナー」のデータベースと全体の総括、および総括以降の追加曲(2018/07/05)のアップが完了しました。(2018/07/13)NEW!NEW!NEW!
      6、交響曲ニ長調(第38番)K.504「プラーハ」のデータベースと全体の総括、およびそれ以降のコレクション(2018/07/05)のアップが完了しました。(2018/07/13)NEW!NEW!NEW!


    4. 2018/07/09、 (BDCHのアーカイブより;アンデルジェフスキーとポリーニの協奏曲、)
      18-7-2、アントニーニ指揮ベルリンフイルとアンデルジェフスキーのピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491、2015/10/24、フィルハーモニー・ホール、および、ポリーニのピアノとティーレマン指揮ベルリンフイルによるピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467、
      2012/12/01、フィルハーモニー・ホール、

      −このアンデルジェフスキーの演奏は、まるで独奏ピアノを楽しんでいるように見え、大きくモーツァルトを捉えてまるでロマン派の曲のように弾きこなし、自在に装飾をつけたり独自の変化を見せたり、その自在振りが新しい演奏のように聴かせていた。もっといろいろな曲を弾いて欲しいし、これからが楽しみなピアニストであると思った。一方のポリーニの演奏は、2012年に収録されたアーカイブ映像であり、1942年生まれのポリーニの70歳の時の演奏である。少しも衰えを感じさせない堂々とした大家の演奏であり、指揮者のティーレマンとも共通する淡々とした冷静で情に溺れない現代的な演奏であり、甘い演奏になりがちな第二楽章もすっきりした演奏であった。それでいて、決して冷たい硬質な演奏ではなく、全体的には穏やかさをたたえた暖かな演奏のように思われるのは、指揮者とソリストの性格や演奏スタイルが反映されたものと思われる−
      (2018/07/09)


    5. 2018/07/05、 (BDCHのアーカイブより;ペトレンコのハフナー交響曲ニ長調K.385ほか)
      18-7-1、キリル・ペトレンコ指揮ベルリンフイルによる交響曲第35番ニ長調K.385、 2017/03/27、フィルハーモニー・ホール、およびイヴァン・フィッシャー指揮ベルリンフイルのプラーハ交響曲ニ長調K.504、
      2016/10/28、フィルハーモニー・ホール、

      −初めのペトレンコのハフナー交響曲の演奏は、とてもきめ細かな指揮振りであるが、全体としてみれば、堂々としたオーソドックスな勢いのあるスピード感に溢れた演奏であって、実に良いテンポで味のある「ハフナー」を聴かせており、ベルリンフイルの持ち味を充分に発揮させたものであった。一方のアダム・フイッシャーのプラハ交響曲の演奏は、まず序奏から安心して聴ける古いタイプの演奏であったが、全体としては、とてもスマートな感じで格調が高く進み、独自の境地でぐいぐいと進んでいるように聞こえていた−
      (2018/07/05)


    6. 2018/07/01、 18-7-0 2018年(平成30年)7月初めの近況報告−(1807review.html)−

      −2018ワールド・カップ・ロシアの日本代表は良く頑張った−これからの決勝トーナメントでは、どうして戦うか、応援しよう−

      18-7-1) 札幌で北大土木卒業60周年を祝ってきました。
      18-7-2) BDCHのアーカイブの78曲の映像のアップが、ようやく完成した。
      18-7-3) U-Tubeの利用−K.505のコンサートアリアとリート4曲の検索結果を考える−
      18-7-4) ピアノ協奏曲ニ短調K.466の映像を、U-Tubeで検索してみて、
      18-7-5) 2018年7月号の放送予定番組、
      18-7-6) 2018年7月号のソフト紹介予定、
      (2018/07/01)


    −2018年(平成30年)6月分−

    1. 2018/06/26、 (最新のHD録画より;小山実稚恵のピアノ協奏曲ニ短調K.466ほか)
      18-6-1、小山実稚恵のピアノとダーヴィド・アフカム指揮のN響によるピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466、
      2018/01/17、NHKホール、およびレオナルド・ゲルバーのピアノと水戸室内管弦楽団によるピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466、1996年6月8日、水戸芸術館、

      −この小山実稚恵とN響によるニ短調協奏曲の映像は、数多いこの曲の映像の中で、曲の良さを引き出すピアノの音の美しさといい、風格を感じさせるような落ち着いた穏やかな演奏といい、これは私のコレクションの中のベストに近い演奏であると感じさせた。特に、終始、笑みを浮かべながら穏やかに弾く彼女のスタイルは格別であり、今や日本を代表する現役ピアニストとして輝いているという印象であった。一方のゲルバーと水戸室内管弦楽団の演奏も、思い切った遅いテンポでひたすら美しく演奏する面においてとてもユニークであり、この曲のあり方を示す面白い演奏であり、ピアノとオーケストラが良く融合したアンサンブルの良い素晴らしい演奏に思われた−
      (2018/06/26)


    2. 2018/06/21、 (最新のU-Tubeより;新しい映像を求めて(1)K.476、523、472、307)
      18-6-4、新しい映像を求めてーU-Tubeによる検索結果(1);リート編、1、「すみれ」K.476、2、「夕べの思い」K.523、3、「魔法使い」K.472、4、「鳥よ、年ごとに」K.309、
      2018/06/10、U-TubeのK番号による検索結果の報告、

      −U-Tubeを活用することにより、「すみれ」K.476については、バトルの優れた映像を発掘したし、「夕べの想い」K.523については、2組の優れた映像を追加できた。また、「魔法使い」K.472については、3組のまずまずの映像を追加することができたし、最後の「鳥よ、年ごとに」K.307については、小倉貴久子のフォルテピアノにソプラノが歌う映像を発掘したが、これ1曲で残念であり、歌手名が不明という失敗の検索結果であった−
      (2018/06/21)


    3. 2018/06/13、 (BDCHのアーカイブより;内田光子のピアノ協奏曲ニ短調K.466ほか)
      18-6-2、内田光子のピアノとサイモン・ラトル指揮ベルリンフイルによるピアノ協奏曲ニ短調K.466、2006/12/31、06ジルベスター・コンサートより、
      および、コンサートアリアK.505「どうして貴女が忘れられようか」特集;U-TubeのK.505に関する映像検索の試行ー−結果的に5映像が検索されたー、2018/05/31、

      −今回の内田光子の演奏は、三つの楽章を通じて、独奏ピアノが実にクリアで、充分にその役割を果たすとともに、オーケストラや特にフルートやオーボエなどとも息が良く合って見事なアンサンブルを示しており、この曲の最高の名演奏の一つではないかと思わせるほど、極めて充実した響きを聴かせてくれた。この演奏は今から12年ほど前の映像記録であったが、少しも古さを感じさせず、年代的に彼女のベルリンフイルとのデビューを飾る快心の好演であったと思われる。一方のモーツァルトの作品のU-Tubeによる映像検索についての試行結果では、K.505のK番号を入力すれば、私の場合には、効率よく、K.505の映像が検索できており、また、新しい映像を見つけるため、結果的に5映像の検索が出来たが、今世紀の新しい映像は、恐らくミンコフスキーのものだけで、他の4映像はいずれも前世紀の古い映像ばかりであった−
      (2018/06/13)


    4. 2018/06/10、次の5つの曲などのデータベースを更新しましたので、クリックしてみてください。

      1、レチタティーヴォとロンドK.505のデータベースを修正し、U-Tubeから5種類の映像の追加を行って、データベースが完了しました。(2018/06/06)NEW!NEW!NEW!
      2、交響曲(第32番)ト長調K.318 のデータベースが完成し、映像の4種類のアップも完了しました。(2018/06/05)NEW!NEW!NEW!
      3、バス・アリアK.612 のデータベースが完成し、映像が3種類と少ないが、アップが完了しました。(2018/06/04)NEW!NEW!NEW!
      4、テノールのコンサート・アリアK.431 のデータベースを修正し、映像の2種類のアップも完了しました。(2018/06/05)NEW!NEW!NEW!
      5、ハ短調ミサ曲K.427 のデータベースを修正し、全ての映像のアップが完了しました。(2018/06/05)NEW!NEW!NEW!

    5. 2018/06/05、 (最新のBDCHより;ハーデイング指揮のハ短調ミサ曲K.427ほか、)
      18-6-3、ダニエル・ハーデイング指揮によるオール・M・コンサート;交響曲(第32番)ト長調K.318、コンサートアリア(テノール)K.431及びコンサートアリア(バス)K.612、およびミサ曲ハ短調K.427、
      2018/04/21、BDCHのライブより、フイルハーモニアホール、ベルリン、

      −ハーデイングは最初の交響曲の軽快感を実に良く現わして、テインパニーやトランペットなどの鋭い響きや4ホルンの重厚な響きを引き出し、この序曲風の交響曲を優雅にまとめて、いつものように格好の良い指揮振りを見せていた。続いてテノールとバスの珍しいコンサートアリアの充実した歌唱力十分のアリアが続いてから、待望のハ短調ミサ曲が始まったが、ハーデイングの生き生きした新鮮な指揮振りがとても印象的であり、ベルリンフイルも合唱団も4人のソリストたちも、それぞれ素晴らしい演奏をしてくれたので、とても満足出来る楽しいコンサートになっていた−
      (2018/06/05)


    6. 2018/06/01、 18-6-0 2018年(平成30年)6月初めの近況報告−(1806review.html)−

      −大谷翔平の二刀流の活躍のニュースが、日本人を元気づけている。常識を越えた、新たな成功の道を拓く例であり、是非、二刀流としての活躍を期待したい−

      18-6-1) ルードヴィヒ2世などが「魔笛」に登場して、初めての試みで面白かった。
      18-6-2) ピアノ協奏曲ニ短調K.466のアップロードをほぼ完成して、
        18-6-3) BDCHのアーカイブの72曲の映像のアップが、近く完成する。
      18-6-4) U-Tubeへの期待−K.505のコンサートアリアをテストしてみて−
      18-6-5) 2018年6月号の放送予定番組、
      18-6-6) 2018年6月号のソフト紹介予定、
      (2018/06/01)


    −2018年(平成30年)5月分−

    1. 2018/05/20、 (最新のBD「王様の魔笛」より;指揮者グッテンベルクの「魔笛」K.620)
      18-5-3、エーノッホ・ツー・グッテンベルク(指揮・監督・演出)による歌劇「魔笛」K.620、クラング・フェルヴァルトゥング・オーケストラ、ノイボイエルン合唱団、
      2013/11、ブリンツレゲンテン劇場、ミュンヘン、
      (配役)本当のパパゲーノ(俳優);ゲルト・アントホフ、ザラストロ(ルードヴィッヒ2世);タレク・ナズミ、タミーノ(フランツ・ヨーゼフ1世);イエルク・デュルミューラー、夜の女王(ゾフィー大公妃);アンテイエ・ピッターリヒ、パミーナ(皇妃エリーザベト);スザンネ・ベルンハルト、パパゲーノ(バイエルン大公マックス・エマヌエル);ヨッヘン・クプファー、モノスタトス(プロイセン宰相ビスマルク);マルティン・ベツォールトほか、

      − 私はルードヴィヒ2世の三つのお城の現地に行っており、またウイーンのシシー博物館などにも行って、それぞれの写真集などが手元にあり、このHPにもこれらの旅行記を残しているので、このオペラの時代背景にはとても興味があり、老パパゲーノの市民的批判の呟きも面白く聞えていた。そのため、このような1880年代後期の時代設定をした、当時の宮廷オペラのスタイルによる王様方に愛された古くさい「魔笛」の舞台は、この時代背景に馴染んだり関心のある方には滅法面白いと思われ、素晴らしい記録を残してくれたと思う。しかし、そうでない方や興味のない方には、現代的な「魔笛」の方が面白いし、楽しいものと思われる−
      (2018/05/20)


    2. 2018/05/11、次の8つの曲などのデータベースを更新しましたので、クリックしてみてください。

      1、ピアノ協奏曲ハ長調K.503のデータベースを修正し、映像のアップが完了しました。(2018/04/07)NEW!NEW!NEW!
      2、ヴァイオリン協奏曲楽章アダージョホ長調K.261 のデータベースが完成し、映像の3種類のアップも完了しました。(2018/04/07)NEW!NEW!NEW!
      3、ヴァイオリン協奏曲(第5番)イ長調K.219 のデータベースが完成し、映像の12種類のアップも完了しました。(2018/04/07)NEW!NEW!NEW!
      4、ピアノ協奏曲楽章・コンチェルトロンドニ長調K.382 のデータベースを修正し、映像の4種類のアップも完了しました。(2018/05/01)NEW!NEW!NEW!
      5、ピアノ協奏曲(第20番)ニ短調K.466 のデータベースを修正し、映像の21種類のアップも完了しました。(2018/05/01)NEW!NEW!NEW!
      6、一台4手のピアノソナタ ヘ長調K.497 のデータベースを新設し、映像は1種類ですがアップは完了しました。(2018/05/06)NEW!NEW!NEW!
      7、ピアノソナタ楽章 ロンドイ短調K.511 のデータベースを新設し、まだ1種類の映像しかないが、アップが完了しました。(2018/05/07)NEW!NEW!NEW!
      8、指揮者・ピアニスト ダニエル・バレンボイム の映像の記録を更新しました。(2018/05/06)NEW!NEW!NEW!
      9、ピアニスト マルタ・アルゲリッチ の映像の記録を更新しました。(2018/05/06)NEW!NEW!NEW!


    3. 2018/05/07、 (最新のクラシカ・ジャパン;アルゲリッチ&バレンボイム2016のK.497ほか)
      18-5-2、アルゲリッチ&バレンボイムによる4手のためのピアノソナタヘ長調K.497、2016年7月31日、コロン劇場、ブエノスアイレス、およびロナルド・ブラウティハムのフォルテピアノ・リサイタルよりロンドイ短調K.511、
      2017年2月7日、トッパンホール、東京、

      −4手のためのソナタは、ウイーン時代の後期に近づいて来た重さを感じさせる深みを持った曲に聞えていたが、アルゲリッチとバレンボイムの二人のコンビは、三つの楽章の演奏を通じて、狭い鍵盤を指がぶつかり合うように、窮屈そうに弾いていた。しかし、アレグロでもアンダンテでも、二人は一体となって良く息が合っており、難しそうに見えるデュオのこの曲を、余力を持って弾きこなし、見事な堂々たる演奏となっていた。一方のブラウティハムのフォルテピアノによるロンドイ短調K.511は、ゆっくりしたテンポで一音一音、丁寧に弾かれており、この曲に実にピッタリと合った深みのある響きを見せており、モーツァルトのソナタにはフォルテピアノが欠かせないことを示すような模範的な素晴らしい演奏であると思った−
      (2018/05/07)


    4. 2018/05/04、 (BDCHのアーカイブより;バレンボイムの二つの弾き振り、K.466&K.382)
      18-5-1、ダニエル・バレンボイムの弾き振りとベルリン・シュターツ・カペレによるピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466、フィルハーモニア・ホール、ベルリン、2016年3月1日、難民とボランテイアのためのコンサート、およびダニエル・バレンボイムの指揮とピアノによるピアノと管弦楽のためのロンドニ長調K.382、
      ベルリンフイル、2001年12月31日、2012ジルベスター・コンサートより、

      −ダニエル・バレンボイムの久し振りのライブ演奏のニ短調協奏曲であったが、BDCHのアーカイブに残されていた古い演奏であったが、余り馴染みのないオーケストラを相手にしても、彼はいつもながらの破綻のないオーソドックスな感じのしっかりしたピアノであり、指揮振りもまずまずで、まるで一人舞台のような演奏であった。一方のコンチェルト・ロンドK.382は、珍しい曲なので飛び付いたが、彼が指揮とピアノを兼ねている所から、ベルリンフイルとピアノとがとても息が合っており、オーケストラとピアノとが、緩急自在に絡み合っている上に、バレンボイムのピアノの音が粒立ちよくキラキラと輝いているように弾かれており、この一体感がこの曲の良さを浮き彫りにしていたように思われた−
      (2018/05/04)


    5. 2018/05/01、 18-5-0 2018年(平成30年)5月初めの近況報告−(1805review.html)−

      −なでしこジャパンが快進撃でWカップ出場を決め、アジアのチャンピオンになった−
      −これに反し、さむらいジャパンは、新監督の下でW杯をどう戦うか何も見えていない−

      18-5-1) 「モーツァルト・ファンタジー(愛の物語)」の初めてのアップロード、
      18-5-2) ピアニスト・バレンボイムの益々の活躍を祝して、 
      18-5-3) DENONのユニヴァーサル・オーディオ/ビデオ・プレイヤーを修理して、
      18-5-4) 大型TVの大画面の楽しみ−書斎から離れられなくなった−
      18-5-5) 2018年5月号の放送予定番組、
      18-5-6) 2018年5月号のソフト紹介予定、
      (2018/05/01)


    −2018年(平成30年)4月分−

    1. 2018/04/22、 (最新のNHKHDD録画より;第61回NHK・NYオペラコンサートより)
      18-4-3、第1部「モーツァルト・ファンタジー(愛の物語)」−7つのオペラから名曲名場面を再構成した「愛の物語」、沼尻竜典指揮東京フイルハーモニー交響楽団、
      2018/01/03、NHKホール、(配役)道化;黒田博、王女;砂川涼子、少年;林美智子、少女;嘉木真木子、王子;桜田亮、三人の童子ほか、

      −この映像は恒例のNHK・NewYearオペラコンサートからの劇作品を取り上げたものであり、標題は「モーツァルト・ファンタジー(愛の物語)」とされ、内容は7つのオペラから名曲名場面を再構成した「愛の物語」というオリジナル・ステージの創作劇であった。お馴染みの日本を代表する歌手たちが、道化役を中心に、王子と王女、少年と少女、三人の天使たちに扮して登場して、聴けば直ぐ分るモーツァルトのオペラ名アリアを歌いながら、ファンタジー風にお話しが進められていた。とても面白かったので、ここに写真入でオペラ並みに丁寧に紹介してみることとした。「イドメネオ」から迫力ある劇的な合唱曲が含まれたり、有名な歌手たちが馴染み深い愛のアリアを何曲も歌って、音楽的には充実しており、王子と王女、道化役には可愛い少女の二組のカップルが誕生するという愛の物語になっていて、とても楽しむことが出来た−
      (2018/04/22)


    2. 2018/04/13、 (最新のBDCHより、バルグリーのヴァイオリン協奏曲第5番K.219ほか)
      18-4-2、ノア・ベンディックス=バルグリーの指揮とヴァイオリンによるヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219、ベルリンフイル、2018/01/21、フィルハーモニー・ホール、および弦楽5重奏曲第3番ト短調K516、
      マイスキーとウイーンの仲間たちによる「華麗なる重奏」、2017/05/06、メディキット県民文化センター、宮崎国際音楽祭2017、

      −始めのイ長調協奏曲K.219のソリストのバルグリーは、コンサートマスターとしても人気が高いようであるが、ベルリンフイルとの合性は抜群であり、独奏ヴァイオリンを中心として、実に安定したアンサンブルの良さが目立つほか、ソリストしても充分の資質が見え、三楽章ともカデンツアを弾きこなし存在感をみせていた。今後の活躍が期待される逸材と思われた。続くト短調クインテットK.516については、この五重奏団が、全楽章を通じて、終始、落ち着いて、互いの表情を探り合いながら、ヴェテランらしくゆとりを持って弾いており、見事なアンサンブルを見せていた。折角の好演であったのに、第二楽章を故意に欠落させたのは極めて遺憾であり、真に残念に思われた−
      (2018/04/13)


    3. 2018/04/06、 (最新のBDCHなどより;クーパーのP協第25番K.503およびスターンのK.261)
      18-4-1、イモージェン・クーパーのピアノとサイモン・ラトル指揮ベルリンフイルによるピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503、2017/06/03、フイルハーモニー・ホール、およびアイザック・スターンのアダージョニ長調K.261、
      シュナイダー指揮フランス国立放送室内楽団、1,975年4月14日、国立放送スタジオ、パリ、

      −久し振りでこのHPに登場したクーパーは、落ち着いて風格を感じさせる姿で、指揮者ラトルの進行に充分にゆとりをもって対応しており、オーケストラを信頼しきったようにピアノに向っていた。独奏ピアノと弦楽器、そして木管楽器との対話が充分に楽しめ、久し振りで聴くクーパーのピアノは輝くように弾かれており、軽やかなパッセージの美しさが絵になるように見えていた。一方の古いアーカイブから取り出したアイザック・スターンの映像(1975)では、短い「アダージョ」という小品であったが、笑みを浮かべるような穏やかな表情で演奏しており、この小曲を慈しむように楽しんで弾いている様子が覗えて、微笑ましい巨匠の姿が残されていた−
      (2018/04/06)


    4. 2018/04/01、 18-4-0 2018年(平成30年)4月初めの近況報告−(1804review.html)−

      −冬季ピョンヤン2018のパラリンピックは、成功裡に終わった−
      ――日本の成績は、メダル総数が過去最大となり、成功だった。力を入れれば上手くいく。東京オリンピックも、皆で力を合わせて頑張ろう。

      18-4-1) 「コシ」のアップロードを断念して−初めてのことであるがやむを得ない−
      18-4-2) 新しい55インチTVへの更新による新ソフト追加面における効果、
      18-4-3) 「マイスターコンツエルトBOX−100枚組」のデータベースへのアップ、
      18-4-4) 私のお宝−金森さんの「魔笛よりタミーノ」の絵、
      18-4-5) 2018年4月号の放送予定番組、
      18-4-6) 2018年4月号のソフト紹介予定、
      (2018/04/01)


    −2018年(平成30年)3月号−

    1. 2018/03/30、次の8つの曲などのデータベースを更新しましたので、クリックしてみてください。

      1、ピアノソナタハ長調K.330のデータベースを修正し、映像のアップが完了しました。(2018/03/25)NEW!NEW!NEW!
      2、コンサートアリアK.369 のデータベースが完成し、映像の4種類のアップも完了しました。(2018/03/25)NEW!NEW!NEW!
      3、ピアノソナタ(第5番)ト長調K.283 のデータベースを修正し、映像の3種類のアップも完了しました。(2018/03/06)NEW!NEW!NEW!
      4、弦楽四重奏曲(第5番)のデータベースを新設し、映像は1種類ですがアップは完了しました。(2018/03/06)NEW!NEW!NEW!
      5、クラリネット、オーボエ、ホルン、ファゴットのための協奏交響曲、変ホ長調、 K.297b のデータベースを更新し、5種類の映像のアップが完了しました。(2018/02/21)NEW!NEW!NEW!
      6、クラリネット五重奏曲イ長調K.581のデータベースを更新し、8種類の映像のアップが完了しました。(2018/02/21)NEW!NEW!NEW!
      7、オペラ「ルチオ・シッラ」K.135のを更新し、2種類の映像のアップが完了しました。(2018/01/19)NEW!NEW!NEW!
      8、ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216のデータベースを更新し、全27組中18種類の映像のアップが、やっと完了しました。(2018/01/15)NEW!NEW!NEW!


    2. 2018/03/25、 (最新のBDCHの映像から;カルクのアリア二つとツインマーマンのK.330)
      18-3-4、クリステイーネ・カルクのソプラノのアリア、オペラ「ミトリダーテ」K.87より第13番シファーレのアリアおよびレチタティーヴォとアリアK.369、およびクリスティアン・ツィンマーマンのピアノソナタ(第10番)ハ長調K.330、
      演奏時期・場所不明、

      −私はコンサート・アリアが大好きで、コンサートの中でオーケストラを相手に、堂々とアリアを歌う歌手たちを素晴らしいと考えている。しかし、オペラとリートの両方をこなす実力のある歌手たちでなければ難しいと思われるが、その数少ない歌手たちの一人に、今回のクリスティアーネ・カルクが成長してきたことをとても嬉しく思っている。モーツァルトのコンサート・アリアを良く取り上げる歌手こそ、本当のモーツァルトのオペラ歌手であると考えているからである。一方のクリスティアン・ツィンマーマンのピアノソナタハ長調K.330は、Y-Tube検索中に発見した映像であるが、再生してみると映像はややぼけ気味であるが音声はしっかりしており、録音場所・年月は不明であるが、幸いこのHPのデータベースにない未アップの映像であったので、急遽、Y-Tube映像の第1号として採用することにしたものである。巨匠のモーツァルトと言った風格すら感じさせる名演奏であろうと思われる−
      (2018/03/25)


    3. 2018/03/12、 (最新のベルリンフイルのDCHアーカイブ;内田光子のK.595とピリスのK.488)
      18-3-2、サイモン・ラトル指揮ベルリンフイルと内田光子によるピアノ協奏曲(第27番)変ロ長調K.595、2017年10月7日、およびブロムシュテッド指揮ベルリンフイルとマリア・ピリスによるピアノ協奏曲(第23番)イ長調K.488、
      2017/12/9、フィルハーモニーホール、ベルリン、

      −内田光子によるピアノ協奏曲(第27番)変ロ長調K.595は、終始、彼女のしっかりした独奏ピアノが中心で進行しており、ラトルも負けずにオーケストラを動かす役割で、二人の息遣いがピッタリとしたアンサンブルと合性の良さが目立った演奏であった。特に、第二楽章の内田光子の装飾の巧みさがこの映像では実に良く捉えられており、彼女の表情の細やかさと弾かれる音楽の美しさには独自のものがあると思われた。一方のピリスのピアノ協奏曲(第23番)イ長調K.488も、いつも呟くように無心に弾いている独特の演奏スタイルと彼女の軽やかなパッセージとが目立った素晴らしい演奏であった。1944年生まれのピリスが、今年早々に年内における引退声明を出し、こうして各地を廻っておられるようであるが、ソリストは確かに大変かも知れないが、彼女には室内楽の世界もあり、この映像が彼女の最後の演奏でないことを期待したい−
      (2018/03/12)


    4. 2018/03/06、 (最新のHDD録画より;初期の四重奏曲K.158とフォルテピアノのK.283)
      18-3-1、アキロン弦楽四重奏団による初期の弦楽四重奏曲(第5番)ヘ長調K.158、2017年10月20日、第一生命ホール、および、ロナルド・ブラウティハムのフォルテピアノによるピアノソナタ(第5番)ト長調K.283、
      2017年2月7日、トッパンホール、東京、

      −この初めのアキロン四重奏団の弦楽四重奏曲ヘ長調K.158は、4声が良く揃って、終始、若々しく明るく明快に曲を進行させており、この若造りのイタリア風の軽快な四重奏曲を引立てるように演奏していた。彼女らには、後半のドビュッシーやラヴェルの難しい曲よりもお似合いであり、今後若いモーツァルトの珍しい作品を積極的に取り上げて欲しいとの期待を抱かせていた。一方のグラウティハムのフォルテピアノによるピアノソナタト長調K.283は、全楽章を通じて、フォルテピアノの生き生きとした軽やかなリズムと響きがよく分かるように演奏されており、彼の確かな信念が伝わってきた。このフォルテピアノの音声は、これまで収録されてきた他の演奏よりも明快で、やっとフォルテピアノの良い響きが、書斎の中でも楽しめるようになってきたように思われた−
      (2018/03/06)


    5. 2018/03/01、 2018年(平成30年)3月初めの近況報告

      一私の最新入手ソフト情報一平成30年(2018年)3月号−(1803review.html)
      −冬季オリンピック・ピョンヤン2018の日本の成績は、メダル総数が過去の実績を上回り、成功であった。−やはり金メダルは過去の実績が伴わなければ取ることは出来ないか−

      18-3-1) ザルツブルグのモーツァルト週間について考える。
      18-3-2) 書斎のテレビを新しい55インチTVに更新した。
      18-3-3) WiFiのネットワークに接続して、U-tubeやBDCHなどの新しいソフトやアプリが楽しめそうである。
      18-3-4) ベルリンフイルのBDCHのニューソフトのリストアップ、
      18-3-5) 2018年3月号の放送予定番組、
      18-3-6) 2018年3月号のソフト紹介予定、
      (2018/03/01)


    −2018年(平成30年)2月号−

    1. 2018/02/24、 (最新のDVD新盤の映像より;メストとスカラ座の「フィガロ」)
      18-2-3、フランツ・ウエザー=メストとミラノスカラ座の「フィガロの結婚」、ウエイク・ウオーカー演出、
      ミラノスカラ座O&CHO、2016年10月収録、Teatro Alla Scala、

      −このウエザー・メストとフレデリック・ウエイク=ウオーカー演出の新しいスカラ座の「フィガロの結婚」は、背広姿のない昔ながらの貴族社会風の演出であったが、音楽性がとても豊かであり、リブレットに忠実な演出でありながら随所に新鮮できめの細かさが目立っており、オペラ・ブッファとしての笑いも非常に多く、とても楽しめた。このところ続けて見ているスカラ座のミンコフスキーの「ルチオ・シッラ」(18-1-3)や、 A.フイッシャーの「魔笛」(17-9-3)などがいずれも推薦に値する出来映えであり、いずれも外様の指揮者によるオペラであるが、さすがスカラ座は凄いと思わせるものが続いている。この劇場の凄さは、主役ばかりでなく、端役や合唱やバレー団の活用などによる総合力の凄さであり、今回も主役たちを支える裏方役が随所で目に見える活躍をしており、伝統的な演出の中で、新鮮さを目立たせる役割を果たしており、もっと注目されて然るべきと思われる−
      (2018/02/24)


    2. 2018/02/20、 (古いVHSの録画より;協奏交響曲K.297bとHDDのK.581)
      18-2-2、外山雄三指揮NHK交響楽団による管楽器のための協奏交響曲変ホ長調K.297b、1995年4月1日、N響定期第1258回生中継、NHKホール、およびラファエル・セヴェールのクラリネットとプラジャーク弦楽四重奏団によるクラリネット五重奏曲イ長調K.581、
      2014/5/4、ラ・フォル・ジュルネ・ジャパン2014、東京国際フォーラム、

      −この外山雄三とN響による管楽器のための協奏交響曲変ホ長調K.297bは、20年も昔の演奏であるが、N響の4人の名手たちが実に良く揃って落ち着いて演奏しており、N響もこの雄大な曲想を充分に豊かに表現していて、最近になって改めて聴いても、この当時の大らかな演奏がこの曲にマッチしており、この曲の豊かな持ち味を見事に再現した素晴らしい演奏に聞えていた。一方のラファエル・セヴェールの独奏によるクラリネット五重奏曲イ長調K.581は、若いソリストでありながら技術力は充分に持ち合わせており、お相手のプラハのプラジャーク弦楽四重奏団のヴェテラン集団をたじろがせるほどの勢いであり、若い元気なセヴェールに合わせて演奏しているように見えていたこの音楽祭らしいコンサートであった−
      (2018/02/20)


    3. 2018/02/12、 (最新のHDD録画より;ホープリッジのクラリネット五重奏曲K.581ほか)
      18-2-1、エリック・ホープリッチとロンドン・ハイドン弦楽四重奏団によるクラリネット五重奏曲イ長調K.581、2017年9月27日、ヤマハホール、および管楽八重奏団による「魔笛」のハルモニー音楽、序曲ほかアリア3曲、
      1996年10月16日、木曽文化会館ホール、長野県木曽福島町、第22回木曽音楽祭、

      −今回のエリック・ホープリッジのクラリネットとロンドン・ハイドン弦楽四重奏団による演奏は、ホープリッジのクラリネットが、新しいバッセトホルンによるものだったので、この曲の性格や特徴を改めて良く捉えており、この曲の魅力を引き出して、充実した演奏を聴かせてくれた。また、ロンドン・ハイドン四重奏団もまだ若い団体なのに実に落ち着いてゆとりのある音を響かせており、特に、独奏クラリネットが右端に位置して、第一ヴァイオリンと向き合っており、そのせいか、古楽器の第一ヴァイオリンとバセットホルンとの掛け合いが多いこの曲では、実に美しい対話が行なわれており、この演奏を最高の形で盛り上げていた。一方の「魔笛」の序曲とアリア3曲ではあっという間に終わってしまい物足りなさが残されたが、日本のメンバーは、皆さん真面目な方が多いせいか、演奏もあまりくだけたところがなかった。もっとこの種の音楽を楽しむ雰囲気があって欲しいと感じざるを得なかった−
      (2018/02/12)


    4. 2018/02/09、 (ザルッブルグのM週間に行ってきましたので、早速、アップロードします。

       「2018モーツァルト週間」への旅に参加して〜郵船トラベルの「モーツァルト」の旅〜

      一日平均、3モーツァルト・コンサートの感想記ー

      (2018/02/09)


    5. 2018/01/26、 2018年(平成30年)2月初めの近況報告

      18-2-0 平成30年/2018年2月初めの近況報告−

      −稀勢の里が、土壇場の状態に追い込まれた。開き直って最善を尽くすより方法はない−

      18-2-1) ザルツブルグのモーツァルト週間に出席して来ます。
      18-2-2) ワルターとシュワルツコップのお陰で、大部、総括の整理が出来た。
      18-2-3) フェラインの季刊に「後宮」の投稿をします。
      18-2-4) 菊池洋子、津田裕也など好みのピアニストの映像が増えてきた。
      18-2-5) 2018年2月号の放送予定番組、
      18-2-6) 2018年21月号のソフト紹介予定、

      (2018/01/26)


    −2018年(平成30年)1月分・新年号−

    1. 2018/01/21、 (最新のBD新盤の映像より;ミンコフスキー・スカラ座の「ルチオ・シッラ」)
      18-1-3、マルク・ミンコフスキ指揮、ピンコスキ演出、ミラノスカラ座O&CHO&Balletによるオペラ・セリア「ルチオ・シッラ」、2015年3月、Teatro Alla Scala、 (出演者)ルチオ・シッラ;Kresmir Spicer、ジューニア;Lenneke Ruiten、チェチーリオ;Marianne Crebassa、ルチオ・チンナ;Inga Kaina、チェーリア;Giulla Semenzato、

      −このオペラの二作目の映像であるミンコフスキー指揮、スカラ座の「ルチオ・シッラ」は、序曲を初めオーケストラが実に生き生きとして好感が持てたし、演出のピンコスキは、4人の女性歌手たちには豪華な貴族の衣裳を着けさせて、彼女らの声も動きも抜群であり、成功の基になっていた。しかも合唱が出る大勢の場面には豪華なバレーの演出となってセンスの良いところ見せていた。初期のオペラにはフィナーレの前後に弱点があるが、この演奏ではフィナーレの前に新全集にない三重奏の伴奏付きのシッラのレチタティーヴォとアリアが追加・補作されており、これがシッラの最後の素晴らしい決断を促す良い場面となって説得性を増していた。しかし、残念ながら、その解説が見当たらず、分らず仕舞いに終わっており、説明不足であった。この映像を見ると、モーツァルトの初期のオペラ・セリアの見事さが良く分るし、スカラ座のレベルの高さも、充分に理解出来るものと思われる−
      (2018/01/21)


    2. 2018/01/12、 (最新のHDD録画より;バボラークのホルン協奏曲などK.407、495、447)
      18-1-2、ラデク・バボラークの指揮とホルン、バボラーク・アンサンブルによるホルン五重奏曲変ホ長調K.407、ホルン協奏曲第4番変ホ長調495、および第3番変ホ長調K.447、
      2016年11月26日、第一生命ホール、

      −始めのホルン五重奏曲K.407では、ホルンのラデク・バボラークは、ヴァイオリンと向かい合うように右端に座り、終始全体をリードしながら実に安定した音を出しており、ヴァイオリンとの対話も上手く行なわれ、緻密な室内楽的な演奏に聞えていた。一方の2曲のホルン協奏曲では、彼のホルンの安定感が高く、全く音の外れのない安心して聴けるホルンの独奏であり、アンサンブルの弦五部の皆さんも、ホルンの音量に較べてやや力不足ではあったが、とても良いコンビで演奏を豊かにしてくれたと思う。第1部(17-5-2)と併せて、ホルンのソロは初めてなので、楽しい貴重なコンサートであったと思う−
      (2018/01/12)


    3. 2018/01/05、 (最新のHDD録画より;鈴木秀美とリベラ・クラシカによるK.271&K.550)
      18-1-1、鈴木秀美指揮とリベラ・クラシカによるピアノ協奏曲変ホ長調K.271および交響曲第40番ト短調K.550、タンゲンテン・フリューゲル;上尾直毅、
      2017年10月21日、上野学園石橋メモリアルホール、

      −始めの上尾直毅のタンゲンテン・フリューゲルによる「ジュノム」協奏曲の映像は、彼の一音一音、丁寧に弾く独奏ピアノに加えて、弦とのアンサンブルを大切にしたフリューゲルの良さが滲み出たような演奏であり、肌理の細かなニュアンスを大切にした弾き方で、とても好感が持てた。一方のト短調交響曲では、鈴木秀美の指揮振りは、全体として速めのテンポの古楽器風の奏法で、モダンなオーケストラと異なった感慨をおぼえつつも、爽やかさに満ちており、澄んだ感じの新鮮味溢れる響きを聴かせてくれていた。13年ぶりでこのオーケストラの演奏を細かく聴いてみたが、明らかにこの間で大きな成長を遂げており、協奏曲においても交響曲においても、アンサンブルの優れた円熟した演奏を聴かせてくれており、弾むような軽やかな疾走感が全体を通じ支配しており、実に聴き応えがあったコンサートであった−
      (2018/01/05)


    4. 2018/01/03、 2017年(平成29年)の私のゴルフの総括報告、
      −今年の前半は思わぬ左手親指の骨折のお陰で全く駄目でしたが、何とか回復して後半には2年ぶりで万年青会で図らずも3度目の優勝をするなど、いつもの元気を取り戻すことが出来ました。この歳で感謝・感謝の出来事に驚いており、これからも頑張りたいと思います−

      (2018/01/03)


    5. 2017/12/31 2018年(平成30年)1月初めの近況報告

      18-1-0 平成30年/2018年1月初めの近況報告−82歳の土木技術者の年頭所感−

      −科学技術10大ニュースを見て考える−

      18-1-1) 2017年のモーツァルト関係映像の私のベストソフトの選定、
      ―ヤルヴィのドン」、クルレンツイスの「レクイエム」、ハイムの「ミトリダーテ」です−
      18-1-2) ザルツブルグの2018年モーツァルト週間に出席します、
      18-1-3) このHPのこれからの見通しと身辺整理の方針、
      18-1-4) 2017年のゴルフの総括―前半は骨折で駄目でしたが、後半は戻ってきました−
      18-1-5) 2018年1月号の放送予定番組、
      18-1-6) 2018年1月号のソフト紹介予定、

      (2017/12/31)


    −2017年(平成29年)12月掲載分−

    1. 2017/12/26、 2017年のベストソフトはどれか?
      −今年1年間にアップした3本*12か月=36本のソフトの中から、ベストソフトを「レコード芸術誌」の「レコード大賞」を見習って、金賞・銀賞・銅賞などを選んでみました。レコード大賞では、今年はクルレンツイス旋風が吹き荒れたようですが、このHPではヤルヴィによる演奏会形式による「ドン・ジョヴァンニ」の演奏が、見事に金賞を獲得しました。銀賞はクルレンツイスとムジカエテルナの「レクイエム」となりました。銅賞は、エマニュエル・アイムとル・コンセール・ダストレのオペラ「ミトリダーテ」でした。楽しみながら作業をしましたが、皆さんならどんなソフトが選ばれたでしょうか−

      (2017/12/26)


    2. 2017/12/18、 (最新の収録映像より;ヤルヴィの演奏会形式の「ドン・ジョヴァンニ」)
      17-12-3、パーヴォ・ヤルヴィ指揮、NHK交響楽団による演奏会形式による「ドン・ジョヴァンニ」K.527、
      合唱団;東京オペラシンガーズ、2017/09/09、NHKホール、
      −今回のヤルヴィによる演奏会形式による「ドン・ジョヴァンニ」の演奏で驚かされたことは、あの広いNHKホールで大きく響かせるように歌う歌手陣の力強さに驚いたことと、舞台前面の狭いステージにより、指揮者と歌手たちやオーケストラとの距離感が非常に近いことを感じさせ、これら三者の熱意と意気込みにより、オペラ劇場を上廻る豊かさと一体感に満ちた演奏になっていたように思われた。そのため、観客がオペラの視覚的な楽しみを、多少、犠牲にして音楽に重点を置いてくれるなら、演奏会形式はあまり手間が掛からずに、それなりに良いものだと改めて感じさせられた。大方の観客も満足したように見受けられたし、今回の演奏がこれからのオペラ演奏のあり方に一石を投ずるものと期待したい−
      (2017/12/18)


    3. 2017/12/15、 (最新のBDより;ミンコフスキーの「レクイエム」K.626、K.85、K.618、)
      17-12-2、ミンコフスキーとルーブル宮音楽隊による「レクイエム」K.626、ザルツブルグ・バッハ合唱団、バルタバス演出によるヴェルサイユ馬術アカデミー、「ミゼレーレ」K.85、「アヴェ・ヴェルム」K.618、
      2017年1月、フェルゼンライトシューレ、2017モーツァルト週間、ザルツブルク、

      −ミンコフスキーとバルバタス一行のこの映像の「レクイエム」は、ソリストにキューマイヤーなどの優れた人たちを迎え、ザルツブルグ・バッハ合唱団の面々も力強く素晴らしい演奏であり、また、ルーブル宮音楽隊のオーケストラも大型の布陣であったが、教会の大聖堂での録音に較べて響きがやや薄く感じられ、ピリオド奏法に徹底していたせいか、あっさりと淡々として進行する演奏であると思われた。指揮台に立ったミンコフスキーの指揮振りはしなやかで動きが良く、見るからに全体を引っ張っていたが、舞台上の最大8頭に及ぶ人馬の踊りと駆け足の姿が見ものであり、「レクイエム」の美しい荘厳な音楽に合わせて踊る姿が珍しく、魅力的であり、見るからに人馬の群れと壮大な音楽による「総合芸術」としての印象を高めていた。「レクイエム」の前奏となったミゼレーレK.85も、後奏となったアヴェ・ヴェルムK.618の音楽も味わいがあり、「レクイエム」を見事に引立てており、その着想に深く敬意を表したいと思った。何度、繰り返しても見飽きない、素晴らしい総合芸術の姿であった−
      (2017/12/15)

    4. 2017/12/08、 (1994年ザルツブルグ木管八重奏団のハルモニー音楽、「後宮」とK.375)
      17-12-1、ザルツブルグ木管八重奏団によるハルモニー音楽集、オペラ「後宮」K.384から序曲と6アリア集、および管楽セレナード変ホ長調K.375、
      1994年6月28日、人見記念講堂、来日記念コンサート、

      − ザルツブルグ木管八重奏団によるオペラ「後宮」K.384から序曲と6アリアのハルモニー音楽演奏は、実に明るく軽快に、オペラの舞台を思わせるように行なわれており、編曲もとても良く、非常に面白かった。録画の失敗で、序曲が失われてしまったことは、演奏が良かっただけに、残念に思われた。この八重奏団は、個々の技術がしっかりしているせいかアンサンブルがとても良く、オペラのアリアにおいても、2曲目のセレナードK.375においても、実に安定して楽しいコンサートになっていた−
      (2017/12/08)

    5. 2017/12/03、 (曹洞宗大本山「永平寺」をお参りし、曹洞宗源流を訪ねて、晩秋の北陸路を駆け巡りました)
      −「曹洞宗源流を訪ねて」−晩秋の北陸路を駆け巡る旅へ参加して−
      〜大本山永平寺参拝・曹洞宗発展の礎・永光寺と總持寺祖院を訪ねる旅〜
      −大本山での生まれて初めての参禅・食事・諸堂拝観・法話・朝課などに参加しました−

      −大本山道元大和尚の「永平寺」を詣でて、一泊して参禅に参加するなど貴重な体験をし、瑩山大和尚の「永光寺」と「總持寺祖院」を訪問して昔を偲び、前田家の国宝級といわれる「瑞龍寺」を訪問してご説明を受けて、実に貴重な充実した2泊3日の旅であった。これらの曹洞宗のお寺巡りは、私にとって初体験であり、忘れられない心に沁みる思い出となった。お世話になった皆様に心から御礼を申し上げるとともに、出来れば、来年も、今回のような説明付きのお寺詣でを企画していただきたいとお願いするものである。なお、本文を詳しく書けたのは、それぞれのお寺でいただいた素敵なパンフレットのお陰であり、それぞれの表紙の写真が素晴らしいので、参考文献の替わりとして、末尾にコピーを添付する−
      (2017/12/03)


    6. 2017/11/28 2017年(平成29年)12月初めの近況報告

      17-12-0 平成29年/2017年12月初めの近況報告−どうした稀勢の里、横綱陣?−

      −稀勢の里には面目をかけた再出発が必要だし、相撲界からは不祥事を追放せよ!−

      17-12-1)ブルーノ・ワルターの10CDBox(1600円)を手にして、
      17-12-2) 「レクイエム」雑感−この曲の「総括」の完成に向けて−
      17-12-3)電気炊飯器・FF式のストーブなどの相次ぐ故障・取り替え、
      17-12-4)やっとゴルフの調子が上向きになって来た、
      17-12-5)2017年12月号の放送予定番組、
      17-12-6)2017年12月号のソフト紹介予定、

      (2017/11/28)


    −2017年(平成29年)11月掲載分−

    1. 2017/11/23、 (最新のDVDより;女流指揮者エマニュエル・アイムのミトリダーテK.87)
      17-11-3、エマニュエル・アイム指揮ル・コンセール・ダストレによるエルヴェ=レジェ演出のオペラ「ポント王のミトリダーテ」K.87、2016年2月、シャンゼリゼ劇場、パリ、

      − これまでこのミトリダーテの四つの映像を見て、コヴェントガーデンの映像が、最も分かりやすく、全体のバランスが取れたものとして総括してきたが、今回のアイム指揮ル・コンセール・ダストレのオーケストラと、エルヴュ=レジェ演出の最新の映像が、バロック・オペラの最近の隆盛の影響を受けたか、新鮮な感覚のモダンなオペラとなっており、過去の映像を多くの点で上廻る素晴らしいものになっていた。残念ながら、日本語字幕がなく、フォローするのが難しかったが、アイムの音楽が実に生き生きとして新鮮であり、また歌手たちが揃って素晴らしく、14歳のモーツァルトのアリアが実に新鮮に聞えていた。そのため、このグループにより、改めて初期のオペラを手掛けて欲しいと言う期待をしたい−
      (2017/11/23)

    2. 2017/11/14、次の4つの曲などのデータベースを更新し、「総括」をまとめましたので、クリックしてみてください。

      1、「レクイエム」K.626のデータベースを修正し、「総括」を改定しました。(2017/11/14)NEW!NEW!NEW!
      2、コンサートアリアK.369 のデータベースが完成し、3種類の映像のアップも完了しました。(2017/11/14)NEW!NEW!NEW!
      3、コンサートアリアK.579 のデータベースが完成し、映像の3種類のアップも完了しました。(2017/11/14)NEW!NEW!NEW!
      4、コンサートアリアK.583 のデータベースが完成し、映像の6種類のアップも完了しました。(2017/11/14)NEW!NEW!NEW!


    3. 2017/11/10、 (最新のDVDより;ソプラノで歌いながら指揮をするハンニガンのアリア集、)
      17-11-2、バーバラ・ハンニガンのソプラノと指揮およびマーラー室内管弦楽団によるコンサートアリアK.583、K.579およびK.369、2014年8月、ルッツエルンKKLコンサートホールよりライブ収録、および秋山和慶指揮、東京交響楽団とパールマンのヴァイオリンによるヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216、
      1991年9月22日、オーチャードホール、

      − 指揮をしながらアリアを歌うという初めての試みを目にしたが、バーバラ・ハンニガンは指揮者としての身のこなしが自然に身についており、オーケストラに後ろを向けていても、身体をゆすりながら、或いは手の動きでリズムを取っており、マーラー室内管弦楽団の皆さん方にとっては、馴れればいくらでも彼女に追従出来そうに見えていた。彼女の声質がリリックなので、そのような3曲が選ばれていたが、コンサートアリアは、まさに彼女のような歌手であり指揮者である人のために生まれた曲種のように、自然に感じさせた面白いコンサートであった。一方、パールマンの独奏ヴァイオリンは、実に朗々とよく響き、座って弾いているせいか身体を余り動かさずに、終始、安定した音を聴かせており、東京交響楽団とは、実に持ちつ持たれつの温かみのある演奏に終始し、とても軽快で楽しい演奏であった。45歳の脂ののりきった熟達した感じのパールマンの演奏は、自身に満ち溢れ、あのごつい両腕なのにきめ細かな繊細な音を聴かせ、弱音の美しさを示したり、後半のブルッフでは技巧の確かさを見せつけていた−
      (2017/11/10)

    4. 2017/11/04、 (2017ザルツ音楽祭;クルレンツイスとムジカエテルナの「レクイエム」K.626)
      17-11-1、テオドール・クルレンツイス指揮、ムジカエテルナ及び同合唱団による「レクイエム」ニ短調、K.626、
      2017年7月23日、フェルゼンライトシューレ、2017ザルツブルグ音楽祭、
      (ソリスト) Anna Prohaska(S)、Katharina Magiera (A)、Mauro Peter (T)、Tareo Nazmi(B)、

      −2017年の夏のザルツブルグ音楽祭のクルレンツイス指揮ムジカエテルナと同合唱団のオペラ「ティト帝の慈悲」と「レクイエム」が、素晴らしい映像で日本語字幕付きで、早々に放送されて、ザルツブルクではさぞかし話題が多かったであろうと思われた。第1に、クルレンツイスの指揮の姿が、実に恰好が良いことである。そして映像の撮り方も、多分にそれを意識したものになっており、ファンには恰好の話題になったのであろう。第2に、ダ・ポンテ三部作のCDで現わされたムジカエテルナのピリオド奏法の徹底ぶりが、今回は映像で確認されることとなって、改めて凄い鍛えられたグループであることを認識させられた。第3に、今までオーケストラのピリオド奏法ばかりが話題になっていたムジカエテルナの合唱団が非常に生き生きとして素晴らしく、さらにオペラ「ティト」では見事に演技するローマ市民を演じていて、歌にも演技にも強い熟達した合唱団であることが確認された。この音楽祭に初登場したこのグループのモーツァルトの二作を見る限り、クルレンツイス指揮ムジカエテルナと同合唱団は、新しい新鮮な感覚を与えて、少なくとも私の目には、これまでの評判通りの好ましい存在に感じていた−
      (2017/11/04)

    5. 2017/10/31 2017年(平成29年)11月初めの近況報告

      17-11-0 平成29年/2017年11月初めの近況報告−日本は果たして変われるのか?−
      −保守と革新の意味合いが混乱したおかしな総選挙のようであったが、国民は現状維持を選択した−

      17-11-1)Mマニアの皆さん、来る1月末の2018年M週間に一緒に参加しませんか?
      17-11-2) クルレンツイスがザルツブルグ音楽祭に派手に登場して、大いに騒がせた!
      17-11-3)ヤルヴィの演奏会形式の「ドン・ジョヴァンニ」を見て考える。
      17-11-4)私の終活の一つとして、永平寺への旅に出かけます。
      17-11-5)2017年11月号の放送予定番組、 
      17-11-6)2017年11月号のソフト紹介予定、

      (2017/10/31)


    −2017年(平成29年)10月掲載分−

    1. 2017/10/22、次の3つの曲などのデータベースを更新しましたので、クリックしてみてください。

      1、オペラアリアのハルモニー音楽のデータベースの初アップが完了しました。(2017/10/22)NEW!NEW!NEW!
      2、コンサートアリアK.418 のデータベースが完成し、映像の4種類のアップも完了しました。(2017/10/22)NEW!NEW!NEW!
      3、コンサートアリアK.272 のデータベースが完成し、映像の4種類のアップも完了しました。(2017/10/22)NEW!NEW!NEW!
      4、コンサートアリアK.369 のデータベースが完成し、2種類の映像のアップも完了しました。(2017/10/22)NEW!NEW!NEW!


    2. 2017/10/17、 最新のアバドのBDより;シェーファーのアリア集、K.272、K.369、K.418)
      17-10-3、クリスティーネ・シェーファーとクラウディオ・アバド指揮ルッツエルン音楽祭管弦楽団によるコンサート・アリア集、K.272、K.369及びK.418、2011/08/19or20、KKLコンサートホール、およびN響のハルモニー管楽奏団によるモーツァルト・オペラ・アリア集、
      2016/06/07、ハクジュホール、編集して収録、東京、

      −私はコンサートアリアを取り上げてくれる歌手が気に入っているが、最近の歌手ではこのシェーファーがその第一人者であろうか。今回はクラウディオ・アバドの指揮で3曲もあのルッツエルン音楽祭のKKLコンサートホールで歌ってくれた。この映像は彼女の円熟した姿と、アバドの最後に近い姿が大切であり、シェーファーは、玉のような汗をかきながらの熱演であった。一方のN響メンバーによるハルモニームジーク演奏会は、「魔笛」の序曲を含めた各オペラのアリアを1曲ずつのさわり集であった。まだ、始めたばかりで多分に固さがあるが、優れたメンバーであり大好きな曲たちが多いので、今後、オペラのアリア集を目指して頑張って欲しいと思う−
      (2017/10/17)

    3. 2017/10/11、 (最新の放送記録より;エマーソン四重奏団のK.421と今井信子のK.424、)
      17-10-2、エマーソン四重奏団による弦楽四重奏曲第15番ニ短調K.421、2017/8/20放送のクラシック館「弦楽四重奏の世界−究極の対話−」、および今井信子のヴィオラによるVnとVlaのための二重奏曲変ロ長調K.424、
      ヴィオラスペース2015ガラ・コンサートより、NHKクラシック倶楽部の放送、2015/06/04、上野学園石橋メモリアル、

      −エマーソン四重奏団は、前回の1991年の時も終始穏やかな演奏を行なっていたが、今回はさすが全員が老境に入ったせいか、ゆとりのある落ち着いた穏やかな演奏に終始し、これがこの映像の標題の四重奏の究極の4人の対話かと思わせる演奏振りであった。一方のヴァイオリンとヴィオラの弦楽二重奏曲変ロ長調K.424は、このHPの映像では初登場であるが、ヴィオラの今井信子は、相性の良いヴァイオリンのパメラ・フランクを得て、実に二つの楽器が綿密に絡み合った緻密な二重奏を見聴きすることが出来、地味な作品であるが素晴らしい二重奏曲であると思った−
      (2017/10/11)

    4. 2017/10/07、次の3つの曲などのデータベースを更新しましたので、クリックしてみてください。

      1、オペラ・セリア「ティト帝の慈悲」K.621、のデータベースと「総括」のアップロードが完了しました。(2017/10/07)NEW!NEW!NEW!
      2、オペラ「魔笛」K.620のデータベースが完成し、32種類の映像のアップも全て完了し、目下、「総括」作業中である−(2017/10/07)NEW!NEW!NEW!
      3、二台のピアノのためのピアノソナタニ長調K.448 のデータベースが完成し、3種類の映像のアップが完了しました。(2017/10/07)NEW!NEW!NEW!


    5. 2017/10/03、 (ザルツ音楽祭直送オペラ;P.セラーズ演出の超モダンな「ティト帝の慈悲」)
      17-10-1、テオドール・クルレンツイス指揮、ピーター・セラーズ演出、ムジカエテルナ及び同合唱団による「ティト帝の慈悲」K.621、
      2017年8月4日、、フェルゼンライトシューレ、2017ザルツブルグ音楽祭、

      −P.セラーズとクルレンツイスによるもの凄く原作を超越した「皇帝ティトの慈悲」の映像を見た。最新のザルツブルグ音楽祭における話題の新オペラ作品である。この舞台では、皇帝ティトは「ローマの幸せのために」と、最後に自ら救命装置をかなぐり捨てて命を絶つという思わぬ衝撃的な結末で終わっていたが、これは演出者セラーズが、単に皇帝を称えるだけの現代のオペラ・セリアで終わることを許さなかったからだと思われる。現代風に装ったこのオペラは、ハ短調ミサ曲やフリーメーソンのアダージョなどの名曲の挿入曲で、装いを新たにし原作の不足を強化していていたが、私には原作を超えても、皇帝を称えるオペラ・セリア内に収まって欲しかった。しかし、そうなったとしてもこの映像は、原作を超える「P.セラーズのティト帝」と呼ばれることになるであろうと思われる−
      (2017/10/03)

    6. 2017/09/30 2017年(平成29年)10月初めの近況報告

      17-10-0 平成29年/2017年10月初めの近況報告−解散・総選挙が始まった−

      −小池新党の発足で、東京都議会選の二の舞のように、政界が激変するか−
      −国会は疑惑追及よりも、新しい日本のために改革すべきことに充分な審議を尽くせ−

      17-10-1)9月5日の発表「女庭師の見較べ・聴き比べ」は、自分では失敗だった−
      −悔しいのでその反省記を書いてみたが、小生の発表の真意を理解して欲しい−
      17-10-2)8月のザルツ音楽祭の「ティト」のアップが、17-10-1で、直ぐにできそう。
      −何とクルレンツイス指揮ムジカエテルナの演奏で、P.セラーズの超モダンな演出だった−
      17-10-3)二つのコンサート・アリア集のDVDを入手した。アップが楽しみである。
      17-10-4)最近のゴルフのご報告−3月の左手親指の骨折以来、不調が続いている−
      17-10-5)2017年10月号の放送予定番組、
      17-10-6)2017年10月号のソフト紹介予定、

      (2017/09/30)


    −2017年(平成29年)9月掲載分−

    1. 2017/09/24、 (最新のBDオペラより;アダム・フィッシャーとスカラ座の「魔笛」K.620)
      17-9-3、アダム・フイッシャー指揮、ペーター・シュタイン演出によるミラノ・スカラ座のオペラ「魔笛」K.620、アカデミア管弦楽団と合唱団、2016/09/21、ライブ収録、

      −今回の2016年9月の最新のミラノ・スカラ座の「魔笛」は、いわゆる若手中心のアカデミア出身の歌手陣とオーケストラとによるものであり、知っている人と言えば、指揮者のアダム・フイッシャーとヴェテランの演出家のペーター・シュタインだけであったが、若手の研修公演とは大違いの堂々たる若さ溢れる活気に満ちた「魔笛」であった。全10回の公演が完売の大成功であったとされるが、この「魔笛」はリブレットに忠実な極めて分かり易いオーソドックスな「魔笛」でありながら、若い歌手陣も舞台の造りや衣裳の面でも、メルヘン風な色彩が強いながらもイタリア的な異国風な新鮮さがあり、若い人にも年配の方にも幅広く受けたようであり、さすがスカラ座といえるものであった−
      (2017/09/24)

    2. 2017/09/18、 (最新の放送記録より;アルゲリッチとバレンボイムの2台のソナタK.448など)
      17-9-2、マルタ・アルゲリッチとダニエル・バレンボイムによる二台のピアノソナタニ長調K.448、2014年8月、「ピアノ・デュオ2014」、コロン劇場、ブレノスアイレス、およびジャン・フールネ指揮NHK交響楽団によるヴァイオリン協奏曲第3番K.216、ヴァイオリン;ドンスク・カン、1993年2月13日、NHKホール、

      −アルゲリッチとバレンボイムの「ピアノ・デュオ2014」というお二人の生まれ故郷であるブレノスアイレスのコロン劇場で収録された珍しいコンサートであったが、 収録曲は前にアップしたベルリンのフィルハーモニア・ホールでの演奏会(15-5-2)と同じ曲目であった。前回も感じたのであるが、K.448の両端楽章は私にはテンポが少し早すぎたが、この第二楽章では実に二人のゆっくりとしたアンダンテが良く、二人の呼吸がピッタリと合っているのが良く分かった。一方のK.216のカンの独奏ヴァイオリンとN響は、実に持ちつ持たれつの温かみのある演奏に終始し、これにはやはりやジャン・フールネのやや遅めのテンポでしっかりと進めてくれたことと、カンの明るいがやや蔭りのある音色が、私にはとても合って軽快で楽しい演奏に聴こえていた−
      (2017/09/18)

    3. 2017/09/11、次の4つの曲などのデータベースを更新しましたので、クリックしてみてください。

      1、ピアノ協奏曲ニ短調(第20番)K.466のデータベースのアップロードが完了しました。−完成までに、あと1曲、ゲルバーの古い映像が残っている−(2017/09/11) NEW!NEW!NEW!
      2、ピアノ協奏曲ハ長調(第25番)K.503のデータベースが完成しました。−全21組中映像が8組もあり、全映像のアップがやっと完成した−(2017/09/11)NEW!NEW!NEW!

      3、指揮者パーヴォ・ヤルヴィ(Jarvi、Paavo)の映像のコレクションが完成しました。(2017/09/11)NEW!NEW!NEW!
      4、ピアニストのルドルフ・ブッフビンダー(Rudolf Buchbinder)の映像のコレクションが完成しました−(2017/09/10現在)NEW!NEW!NEW!


    4. 2017/09/09、 (最新の放送記録より;ブッフビンダーの協奏曲第20番K.466その他、)
      17-9-1、ルドルフ・ブッフビンダーとシュターツカペレ・ドレスデンによるピアノ協奏曲第20番短調K.466およびイルジー・コウト指揮のN響とイヴァン・モラヴェッツによるピアノ協奏曲第25番ハ 長調K.503、
      N響定期、1997年5月28日、NHKホール、

      −ブッフビンダーのドレスデン・シュターツカペレとの弾き振りのピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466は、温和しくまとまったプライベートなコンサートの雰囲気の中であったが、終始、ブッフビンダーのペースで進んでおり、素晴らしいピアノの動きと響きの演奏で、手慣れた大家の風貌を見せたしたたかな味のある演奏のように見えた。一方のプラーハで学んだコウトとモラヴィッツによるピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503のN響とのこの日の演奏は、この曲の持ち味を見事に引き出しており、私は久し振りですごい演奏を聴いたように思った。二人がやることなすことがピタリとはまっており、このN響の定期ではこの指揮者は実に心地よいテンポで颯爽と指揮をしていたし、ピアニストは素晴らしい味わいのピアノの世界を見せていた。N響も管楽器の活躍が目立ち、中でもフルート・オーボエ・ファゴットの懐かしい顔ぶれの皆さん方の響きの良さが、特に目立った演奏でもあって、非常に楽しめた映像であった−
      (2017/09/09)

    5. 2017/08/31 2017年(平成29年)9月初めの近況報告

      17-9-0 平成29年/2017年9月初めの近況報告−キャノンのプリンターが故障した−

      −−これはどの商品の故障にも共通して生ずる「現代の取り替え」問題であると思った−−

      17-9-1)9月6日の発表「女庭師の見較べ・聴き比べ」の準備がやっと整った。 
      17-9-2)2017ザルツブルグ音楽祭で上演したオペラ「ティト」が、9月23日にクラシカジャパンで放送される。−何とクルレンツイス指揮ムジカエテルナの演奏であったー
      17-9-3)器楽曲の映像のコレクションの完成が、やっと目に見えて進み始めている。
      17-9-4)クラシック音楽映像目録2017版のBD/DVDカタログが、無償で配布されている。
      17-9-5)2017年9月号の放送予定番組、
      17-9-6)2017年9月号のソフト紹介予定、

      (2017/08/31)


    −2017年(平成29年)8月掲載分−

    1. 2017/08/25、次の3つの曲などのデータベースを更新しましたので、クリックしてみてください。

      1、有田正広指揮東京バッハ・モーツァルト・オーケストラによる協奏交響曲変ロ長調K.297b、1992年11月26日、浜離宮朝日ホールの映像のデータべースのアップロードが完了しました。(2017/08/25)NEW!NEW!NEW!
      2、K.272 ソプラノのレチタティーヴォとアリア「あ、予感がしていた、」、「あ、あなたはもう見たくない」のデータベースのアップロードが完了しました(2017/08/25)。NEW!NEW!NEW!
      3、K.528、ソプラノのためのレチタテイーボ「さらば、愛しいものよ」とアリア「止まれ、わが恋人よ」K.528 のデータベースのアップロードが完了しました(2017/08/25)。NEW!NEW!NEW!


    2. 2017/08/21、 (古いVHSより;K.297bほか3つのコンサートが収録されていた)
      17-8-3、1)有田正広指揮東京バッハ・モーツァルト・オーケストラによる「フィガロの結婚」序曲、協奏交響曲変ロ長調K.297b、1992年11月26日、浜離宮朝日ホール、2)バーバラ・ヘンドリックスのアリア集より、K.272、K.528、ほか、
      ユーリ・シモノフ指揮NHK交響楽団、1993年1月12日、サントリーホール、

      −始めの有田正広指揮による東京バッハ・モーツァルト・オーケストラによる協奏交響曲変ロ長調K.297bは、1992年の古いものであるが、当時、古楽器による珍しい演奏会と評判になったものであった。オーボエ・クラリネット・ホルン・ファゴットの古楽器による木管の合奏がとても珍しく、映像で見ると4つの楽器の取り合わせが面白く、非常に楽しく感じたものであった。同じテープに収録してあったバーバラ・ヘンドリックスのコンサート・アリア集は、ドウシェク夫人のために作曲された曲であり、ヘンドリックスのモーツァルトへの理解と想いが偲ばれる、堂々とした実力者の迫力ある公演であった−
      (2017/08/21)

    3. 2017/08/18、次の3つの曲などのデータベースを更新しましたので、クリックしてみてください。

      1、ピアノソナタ第10番ハ長調K.330のデータベースのアップロードが完了しました。(2017/08/16)NEW!NEW!NEW!
      2、フリードリヒ・グルダの映像のコレクションが完成しました。(2017/08/16) NEW!NEW!NEW! 
      3、ピアノ協奏曲27番変ロ長調K.595のデータベースのアップロードが完了しました(2017/08/13)。NEW!NEW!NEW!
      4、ピアノ協奏曲21番ハ長調K.467 のデータベースのアップロードが完了しました(2017/08/13)。NEW!NEW!NEW!


    4. 2017/08/16、 (古いDVDより;グルダとチック・コリアの「ミーティング」よりK.330、)
      17-8-2、フリードリッヒ・グルダのピアノ・ソナタハ長調K.330、チック・コリア&フリードリヒ・グルダの「ミーティング」、1982年ミュンヘン、ピアノの夏、ライブ収録、および、深沢亮子ピアノリサイタルから、ピアノ・ソナタハ長調K.330、
      NHKクラシック倶楽部、 2017年5月17日、浜離宮朝日ホール、

      −この曲は、大好きなソナタであるが、なかなかこれはと思う素晴らしい演奏に巡り合えない。グルダのピアノは確かにとても良く響いていたが、チック・コリアとの共演となると、別の世界の音楽のように聞こえていた。ジャズ風に崩して 弾いたり、変な装飾を無理してつけ加えたり、余分なところが多いように思った。深沢亮子は久しぶりで聴いて、どんな演奏をするか楽しみであったが、グルダの同じ曲の演奏の後に聴いたせいもあり、損をしたのかもしれない。出だしのテンポが気に入らず、今一つ物足りないところがあったので、全体を通じても、余り惹きつけられるところが少なく、繰り返しを全くしないままに、あっという間に終わってしまっていた−
      (2017/08/16)

    5. 2017/08/13、 (最新の放送記録より;ブッフビンダーの協奏曲第27番&21番、K.595&467))
      17-8-1、ルドルフ・ブッフビンダーとシュターツカペレ・ドレスデンによるピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595及び第21番ハ長調K.467、
      2015年6月、フォルクスワーゲン「ガラスの工房」、ドレスデン、

      −ブッフビンダーの指揮をしながら独奏ピアノを弾くスタイルは、実に落ち着いた雰囲気で行われ、観客は安心して音楽に浸れるムードを持っていた。始めのピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595では、独奏ピアノがよく響いて、木管楽器と独奏ピアノとのやり取りが美しく、この曲の持ち味を発揮していた。一方のピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467では、全楽章を通じて、スピード感あるソロピアノの刻印を押すような響きがクリアに捉えられており、充実感のある演奏であった−
      (2017/08/13)

    6. 2017/07/30 2017年(平成29年)8月初めの近況報告

      17-8-0 平成29年/2017年8月初めの近況報告

      −柏レイソルのこれからと、稀勢の里と高安の再起を期待して、今年も常磐線族を心から応援したい−

      17-8-1)今年も梅雨前線のいたずらか、暑い夏と大洪水騒ぎで驚くばかりである。
      17-8-2)9月6日の発表「女庭師の見較べ・聴き比べ」の時期が近づいて来た。
      17-8-3)U-tubeの映像を発表に使えないかと、いろいろ試している。
      17-8-4)器楽曲の映像のコレクションの完成が進み始めている。
      17-8-5)2017年8月号の放送予定番組、
      17-8-6)2017年8月号のソフト紹介予定、

      (2017/07/30)


    −2017年(平成29年)7月掲載分−

    1. 2017/07/28、次の曲のデータベースを更新しましたので、クリックしてみてください。

      1、オペラ「アポロとヒアチントウス」K.38 のデータベースのアップロードが完了しました。(2017/07/28)NEW!NEW!NEW!

    2. 2017/07/26、(古いLDより;オペラ「アポロとヒアキントス」K.038、)
      17-7-3 ヘルミュート・ミューラー=ブリュール指揮カペラ・クレメンティーナ、ホセ・モンテス=パケール演出、ゲルハルト・シュミット=ガーデン合唱指揮、テルツ少年合唱団によるインテルメッツオ「アポロとヒアキントス」K.038、
      1983年製作、WDR、

      −久し振りでレーザーディスクによる映像をアップロードしたが、日本語字幕のついたU-tubeのオペラはないようなので、やむを得なかった。DVDやBDを見慣れた目には、映像にも音声にも不満があったが、演奏はミュンヘンのテルツ少年合唱団の記録であり、今となっては貴重な記録と言わざるを得ない。2006年のM22のザルツブルグ音楽祭の映像と比較しながら見ると、それぞれの良さが伝わり、このオペラを理解できると思われる−
      (2017/07/26)


    3. 2017/07/21、次の3つの曲などのデータベースを更新しましたので、クリックしてみてください。

      1、ピアノソナタ第3番変ロ長調K.281のデータベースのアップロードが完了しました。(2017/07/21)NEW!NEW!NEW!
      2、ピアノソナタ第18番ニ長調、K.576 のデータベース のアップロードが完了しました。(2017/07/21)NEW!NEW!NEW! 
      3、幻想曲ニ短調K.397のデータベースのアップロードが完了しました(2017/07/21)。


    4. 2017/07/19、(古い懐かしのVHSより;グルダとマガロフのピアノソナタ、K.397、576&281)
      17-7-2、フリードリッヒ・グルダのピアノ・リサイタルから、幻想曲ニ短調K.397およびピアノソナタニ長調K.576、1990年11月19日、「グルダ・ノン・ストップ」、およびニキタ・マガロフのピアノ・リサイタルより、ピアノソナタ第3番変ロ長調K.281、
      1989年4月14日、東京芸術劇場、来日記念コンサート、

      −今回のグルダのミュンヘンにおける「グルダ・ノン・ストップ」と、ニキタ・マガロフの来日記念コンサートは、いずれもU-tubeのオン・ラインの映像で確かめることが出来たものであり、最近のU-tubeが、われわれが映像媒体の入手を必要としない所にまで、成長していることを意味ずける存在になってきたことを示している。グルダの幻想曲K.397とピアノ・ソナタK.576は、グルダの愛情が伝わってくるかのような演奏であり、また、ピアノ・ソナタK.281は、マガロフが自分のコンサートでいつも最初に弾く愛すべき曲であったことが、U-tubeの他の演奏によって知ることが出来、思わぬ収穫もあった−
      (2017/07/19)

    5. 2017/07/13、次の二つの曲などのデータベースを更新しましたので、クリックしてみてください。

      1、ピアノ協奏曲第16番ニ長調K.451のデータベースのアップロードが完了しました。(2017/07/13)NEW!NEW!NEW!
      2、クラヴィーア協奏曲ニ長調、ト長調、変ホ長調、K.107 のデータベース のアップロードが完了しました。(2017/07/13)NEW!NEW!NEW! 
      3、ピアニスト:ラルス・フォークトの映像のコレクションがアップしました(2017/07/13)


    6. 2017/07/10、(最新のDVDより;ラルス・フォークトのピアノ協奏曲第16番K.451など)
      17-7-1、ラルス・フォークトのピアノとタカーチェ・ナギー指揮ヴェルビエ音楽祭室内楽団によるピアノ協奏曲第16番ニ長調K.451、2011年6月19日、ヴェルビエ音楽祭2011、およびニュウ・ニュウのピアノと佐渡裕指揮、スパーキッズ・オーケストラによるピアノ協奏曲K.107-2、
      東京オペラシテイ・コンサートH、2014年5月11日、題名のない音楽会より、

      −食わず嫌いということがあるが、この第16番ニ長調は、余り聴いてこなかったせいかそれほど魅力を感じない曲になっていたが、譜面を見ながらがっちりと丁寧に聴き込むと、やはりこの曲の持ち味が分かり、次第に楽しく聴けるようになって来た。やはりこの曲は、堂々と進むオーケストラとピアノとのやり取りや、各楽章で顔を出す木管三重奏とピアノとのアンサンブルが魅力となっているようであり、フォークトはこの曲の持ち味を知り尽くして、随所で華麗な響きを聴かせて、この曲の良さをPRし、教えてくれたように思われた。一方のニユウ・ニュウはまだ16歳。背丈も佐渡を超えて、どんなピアニストに成長していくかとても楽しみであるし、モダンピアノによるこの曲と厚みのある弦楽合奏が良く調和して、これまでの演奏にない新たな響きを聴かせてくれていた−
      (2017/07/10)

    7. 2017/07/04、次の2つの曲のデータベースを更新しましたので、クリックしてみてください。

      1、ディヴェルティメントニ長調K.136 のデータベースのアップロードが完了しました。(2017/07/04)NEW!NEW!NEW! 
      2、セレナード ト長調K.525 のデータベース のアップロードが完了しました。(2017/07/04)NEW!NEW!NEW! 

    8. 2017/06/29 2017年(平成29年)7月初めの近況報告

      17-7-0 平成29年/2017年7月初めの近況報告
      −柏レイソルが何と首位を走っている−頑張れ柏レイソル・再び日本一になろう!−

      17-7-1)6月の札幌は楽しかったが、折角のゴルフは雨で中止になった。
      17-7-2)変な頭痛は「帯状疱疹」であり、頭痛が長引き、直るまでに20日位かかった。
      17-7-3)アップロードが完了した曲目が増加して、励みになっている。
      17-7-4)旅行でSurface Proが役に立ち、NewOffice2016が入ったので、使いたい。
      17-7-5)2017年7月号の放送予定番組、
      17-7-6)2017年7月号のソフト紹介予定、

      (2017/06/29)


    −2017年(平成29年)6月掲載分−

    1. 2017/06/19、(古いVHSより;リュビモフのピアノ・リサイタル2、K.475、457、545)
      17-6-3 アレクセイ・リュビモフのオール・モーツァルト・フォルテピアノ・リサイタル2、(曲目)1、幻想曲ハ短調K.475、2、ピアノソナタハ短調K.457、3、ピアノソナタハ長調K.545、
      以上後半のコンサート、1990年制作、ラルゼナール・大ホール、

      −アレクセイ・リュビモフのフォルテピアノ・リサイタルの後半のK.475、457および545の3曲を連続して聴いて、この人の演奏は前半とほぼ同じように、しっかりした構成でじっくりピアノを進めるオーソドックスな印象を受けていた。フォルテピアノ奏者にしては、装飾を付けて楽しむ雰囲気がない人かと思っていたが、K.545のハ長調のソナタでは、繰返しは思い切って印象を変えていた。模範的な演奏をする人なので、この人にはCDの音だけで良いから全曲演奏を聴いてみたいと感じている−
      (2017/06/19)

    2. 2017/06/14、次の4つの曲のデータベースを更新しましたので、クリックしてみてください。

      1、クラリネット五重奏曲イ長調K.581 のデータベースのアップロードが完了しました。(2017/06/14)NEW!NEW!NEW! 
      2、弦楽5重奏曲(第4番)K.406 のデータベース のアップロードが完了しました。(2017/06/14)NEW!NEW!NEW! 
      3、ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216のデータベースがアップロードできました。(2017/06/14) NEW!NEW!NEW! 
      4、ピアノ協奏曲変ホ長調(第22番)K.482の「総括」のアップロードが完了しました。(2017/06/14) NEW!NEW!NEW!


    3. 2017/06/10、(古い懐かしのVHSより;フェスティバル・ソリイスツのK.406&K.581、)
      17-6-2、フェスティバル・ソリイスツ演奏会より、オーボエ五重奏曲ハ短調K.406(K.406/516bからの編曲)Ob;若尾圭介、およびクラリネット五重奏曲イ長調K.581、Cl;ジェームス・キャンベル、1998年6月12日、サントリーホール、(出演者)Vn;竹澤恭子、Vn;篠崎史紀、Vla;豊嶋泰嗣、Cel;堤 剛、
      −始めのオーボエ五重奏曲K.406は、モーツァルトが管楽セレナードハ短調K.388を弦楽五重奏曲K.406に編曲したものの第一ヴァイオリンの声部をオーボエが受け持ったもので、初めて聴く演奏であったが、若尾圭介のオーボエの華やかさと厚みのある弦楽合奏がよくマッチして、まずまずの五重奏曲に聞えていた。一方のクラリネット五重奏曲イ長調K.581は、ジェームス・キャンベルの柔らかく透明なクラリネットを得て、フェスティバル・ソリイスツとのアンサンブルが素晴らしく、非常に豊かなイメージを持った五重奏曲に仕立てられていた−
      (2017/06/10)

    4. 2017/06/05、(最新のHDD録画より;シフのピアノ協奏曲変ホ長調K.482など)
      17-6-1、アンドラーシュ・シフとカペラ・アンドレア・バルカによるピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482、2015年1月、モーツアルテウム・大ホール、モーツァルト週間2015、およびイザベル・ファン・クーレンのヴァイオリンとスタインバーグ指揮N響によるヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216、
      1997年4月12日、N響定期、NHKホール、
      −アンドラーシュ・シフとカペラ・アンドレア・バルカによるピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482では、シフの指揮はテンポ感がゆったりとしてとても良く、彼の独奏ピアノもキラキラと良く輝いており、彼のオーケストラと、特に、フルート・クラリネット・バスーンなどと良く噛み合って、豊かなアンサンブルの優れた演奏であった。一方のイザベル・ヴァン・クーレンのヴァイオリンとスタインバーグ指揮、NHK交響楽団の演奏のヴァイオリン協奏曲第三番ト長調K.216の演奏では、しっかりしたスタインバーグの指揮のもとに、クーレンは落ち着いて素晴らしい安定した技巧を示しながら、明るくN響のオーケストラと対話しており、初めてのヴァイオリニストの方であったが、ゆとりのある楽しいモーツァルトの演奏のように思われた−
      (2017/06/05)

    5. 2017/05/30 2017年(平成29年)6月初めの近況報告

      17-6-0 平成29年/2017年6月初めの近況報告−稀勢の里、三連覇ならず−
      体調を万全にして、再度、大横綱の道に挑戦を−

      17-6-1)「モーツァルトの人生」カンタグレル著(西村書店)−何よりも写真が凄く楽しみ−
        17-6-2)このHPの完成への道のりが、次第に描けるようになって来た。
      17-6-3)左手親指骨折の回復に時間がかかり、ゴルフの再開は6月からとなった。
      17-6-4)不思議な頭痛が続いたが、何と「帯状疱疹」と診断され、目下、休養中である。
      17-6-5)2017年6月号の放送予定番組、
      17-6-6)2017年6月号のソフト紹介予定、
      (2017/05/30)


    −2017年(平成29年)5月掲載分−

    1. 2017/05/28、次の4つの曲のデータベースが完了しましたので、クリックしてみてください。

      1、オペラ「後宮からの逃走」K.384の全て のアップロードが完了しました。(2017/05/28)NEW!NEW!NEW! 

      2、ピアノソナタイ長調K.331の総括 のアップロードが完了しました。(2017/05/28)NEW!NEW!NEW! 

      3、ピアノソナタニ長調K.576 のデータベースがアップロードできました。(2017/05/28) NEW!NEW!NEW! 

      4、幻想曲ニ短調K.397 のデータベースのアップロードできました。(2017/05/28) NEW!NEW!NEW!

    2. 2017/05/22、(古いVHSより;リュビモフのピアノ・リサイタル 1、K.397、331、576、)
      17-5-3 アレクセイ・リュビモフのオール・モーツァルト・フォルテピアノ・リサイタル、(曲目)1、幻想曲ニ短調K.397、2、ピアノソナタイ長調K.331、3、ピアノソナタ変ロ長調K.576、
      以上前半、コンサートを二分割、1990年制作、ラルゼナール・大ホール、

      −アレクセイ・リュビモフのオール・モーツァルト・フォルテピアノ・リサイタルで、K.397、331および576の3曲を連続して聴いて、リュビモフは、余り激しく緩急・強弱をつけずに、落ち着いたしっかりした構成でじっくりピアノを進めるオーソドックスな演奏をするタイプであり、繰返し後でも装飾の変化は必要最小限度に留めており、極端に走らないので安心して聴くことが出来た。1990年の録音であるが、私にはフォルテピアノを用いたピリオド演奏の一つの模範となる演奏のように思われた−
      (2017/05/22)

    3. 2017/05/19、次の2つの曲のデータベースが完了しましたので、クリックしてみてください。
      1、ホルン協奏曲K.412+514のアップロードが完了しました。(2017/05/18)NEW!NEW!NEW! 

      2、ホルン協奏曲(第2番)変ホ長調K.417のデータベースがアップロードできました。(2017/05/18) NEW!NEW!NEW! 

      3、三声のカノン「大好きな愛しの人よ」K.562 のデータベースのアップロードできました。(2017/05/18) NEW!NEW!NEW!

    4. 2017/05/13、(最新のHDD録画より、バボラークによるホルン協K.514/K.417/K.412、)
      17-5-2、ラデク・バボラークとバボラーク・アンサンブルによるホルン協奏曲集より、ロンドK.514、ホルン協奏曲第2番変ホ長調K.417、およびアレグロニ長調K.412、
      2016年11月26日、第一生命ホール、東京、

      −このバボラーク・アンサンブルのホルン協奏曲のニ長調のアレグロ楽章K.412やロンド楽章K.514の演奏を聴いて、改めて新全集の譜面や記述を見直ししたところであるが、このK.412のアレグロ楽章を聴くたびに、最晩年のモーツァルトの姿を思い起こすのは私だけだろうか。映像でこの曲の演奏を見ると、彼らの演奏はとても室内楽的であるが、なかなか楽しい明るい演奏になっている。こうした思いを深めるのには、新しいCD全集のCD98やCD87を併せて聴くと、都合が良いと思われる−
      (2017/05/13)

    5. 2017/05/05、  (最新のHDD録画より;バレンボイム&WEDOのK.297bなど)
      17-5-1、バレンボイム指揮ウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ(WEDO)による協奏交響曲変ホ長調K.297b、2016年12月10日、世界人権デー特別演奏会、ジュネーヴ国連事務局パレ・デ・ナシオン内ホール、および関西若手ソプラノによるオペラ・アリア集より3声のカノンK.562ほか、
      2011年4月11日、NHK大阪放送局スタジオ、

      −8ヶ国の人々からなるWEDOのオーケストラによるオーボエ、ファゴット、ホルン、クラリネットのための協奏交響曲K.297bは、バレンボイムの前向きな指揮とソリストたちの活力ある演奏によって、練習不足にもかかわらずまずまずの立派な演奏を聴かせてくれた。最後のバレンボイムのご挨拶が、この演奏会の意義を示してくれた。一方の関西若手ソプラノによるオペラ・アリア集でアップ出来るのは、3声のカノン「私の大好きな愛しい人よ」K.562の1曲だけであるが、この1曲の素晴らしい歌声で、カノンの存在を改めて気づかせてくれた−
      (2017/05/05)

    6. 2017/05/01 2017年(平成29年)5月初めの近況報告

      17-5-0 平成29年/2017年5月初めの近況報告−朝鮮半島から核の廃絶を−
      −北朝鮮の核を何としても放棄させなければならないが、どうしたら良いのか、力の対決にならぬよう、祈るばかりである−

      17-5-1)レコード芸術が800号にもなった−創刊号(昭和27年3月号)が付録に−
      17-5-2)モーツァルト没後225年記念のCD200枚全集を楽しんでいる。
      17-5-3)左手親指骨折の回復に時間がかかり、ゴルフは5月の連休明けか?
      17-5-4)楽しみの札幌への大学同期会・中学クラス会の旅行、
      17-5-5)2017年5月号の放送予定番組、
      17-5-6)2017年5月号のソフト紹介予定、
      (2017/05/01)


    −2017年(平成29年)4月掲載分−

    1. 2017/04/28、次の2つの曲をクリックしてください。
      1、交響曲第40番ト短調K.550の総括が完了しました。(2017/04/28)NEW!NEW!NEW! 

      2、ヴァイオリンソナタ ニ長調K.027のデータベースがアップロードできました。(2017/04/28) NEW!NEW!NEW!



    2. 2017/04/22、  (最新のHDD録画より、初期のヴァイオリン・ソナタの二つの演奏)
      17-4-3、小林道夫のチェンバロと松本紘佳のモーツァルト・ヴァイオリンによるヴァイオリン・ソナタハ長調K.6(第1番)およびニ長調K.29(第14番)、2009/12/11、国立新美術館(六本木)、およびヴァイオリンの川田知子とチェンバロの中野振一郎によるヴァイオリンソナタト長調K.27(第12番)、
      2014/07/24、LICはびきのホール、大阪府羽曳野市、

      −「甦るモーツァルト神童ヴァイオリン」と題されたモーツァルテウム財団総裁から日本に提供された少年モーツァルト用のピッコロ・ヴァイオリンを使用したミニコンサートは、ヴァイオリン奏者には14歳の松本紘佳が選ばれ、小林道夫のチェンバロで初期のヴァイオリン・ソナタからハ長調K.6(第1番)とニ長調K.29(第14番)が演奏されたが、少年モーツァルトを思い起こさせる好演・好企画であった。また、川田知子のヴァイオリンと中野振一郎のチェンバロによる「ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ」のデュオ・コンサートで、モーツァルトの「バイオリンの伴奏つきチェンバロソナタ」ト長調K.27が3曲目に演奏されていたが、コレルリやバッハに混じって遜色ないバロック的響きを聴かせていた−
      (2017/04/22)

    3. 2017/04/18、次の2つの曲のデータベースの総括が完成し、アップロードされていますので、ご覧下さい。

      1、ピアノソナタ変ロ長調(第17番)K.570(2017/04/18)NEW!NEW!NEW! 

      2、ピアノ協奏曲イ長調(第12番)K.414(2017/04/18)NEW!NEW!NEW! 

    4. 2017/04/11、  (古いVHSより;寺田悦子の25周年ピアノ・リサイタル、K.475、457、570)
      17-4-2 寺田悦子のオール・モーツァルト・ピアノ・リサイタル、(曲目)1、幻想曲ハ短調K.475、2、ピアノソナタハ短調K.457、3、ピアノソナタ変ロ長調K.570、
      ピアノ演奏25周年記念・コンサート、1994年4月12日、東京文化会館小ホール、

      −寺田悦子がデビュー25年周年を記念した意欲的なオール・モーツァルト・コンサートは、前半が幻想曲ハ短調K.475とピアノソナタハ短調K.457、後半がピアノソナタ変ロ長調K.570であった。前半の幻想曲から始まって、続けてソナタを一気に全楽章しっかりと弾きこなしていたが、各楽章でみせたいろいろな変化には素晴らしいものがあった。また、後半のソナタはテンポ感覚が良く透明感溢れる弾き方で、この曲の持ち味を充分に出していた。しかし、さらりと弾き終えてコンサートは終了していたが、欲を言えば、何かしらもう一曲ぐらい弾いて貰えれば良かったと言う印象が残った演奏会でもあった−
      (2017/04/11)

    5. 2017/04/05、  (最新のHDD録画より;ヤルヴィ指揮N響の二つの協奏曲K.216とK503)
      17-4-1、パーヴォ・ヤルヴィ指揮のN響とジャニーヌ・ヤンセンによるヴァイオリン協奏曲第3番K.216、2017/02/28、フィルハーモニーH、ベルリン、および、ピョートル・アンデルジェフスキーのピアノによるピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503、
      2015年2月18日、サントリーホール、
      −始めの映像は、つい1週間前の3月27日(月)にNHKから放送されてHDD-5に収録されたばかりのものであるが、このヴァイオリン協奏曲第3番K.216は、2016年に創立90周年を迎えたN響が、ヤルヴィを首席指揮者に向かえて初めてのヨーロッパ・ツアー記念コンサートの初日「N響 in Berlin」の演奏であった。この演奏では、にこやかな笑みを見せながら楽しげに指揮するヤルヴィの軽快なテンポに乗って、ジャニーヌ・ヤンセンのきめ細かな透明感溢れる独奏ヴァイオリンがよく響き、オーケストラとの一体感溢れるアンサンブルの良い協奏曲であり、実に爽やかな演奏であると感じさせられた。一方のアンデルジェフスキの独奏ピアノによるピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503も、第一楽章では余り力まずにさらりと流したり、第二楽章では幻想風なピアノの味わいを見事に引き出した独自色の強いピアノであり、N響のフルート・オーボエなどの木管の響きの良さが目立った演奏で充分に楽しめた−
      (2017/04/05)

    6. 2017/03/31 2017年(平成29年)4月初めの近況報告

      17-4-0 平成29年/2017年4月初めの近況報告

      −新横綱稀勢の里が、何と千秋楽に首位の大関照ノ富士を本割り、優勝決定戦ともに劇的な逆転で二連勝して優勝し、2場所連続の2度目の優勝を飾った−

      17-4-1)モーツァルト没後225年記念のCD200枚全集を購入した−重複CDが多いが、K-Bookなどの新しい情報が満載しており、時間をかけて楽しみたい−
      17-4-2)転倒して左手の親指を二カ所骨折して、目下静養中。
      17-4-3)フェラインの副会長3人が辞任し、新体制で進むことが決まった。
      17-4-4)M225で配布されたK-Bookによる新しいK番号について、
      17-4-5)2017年4月号の放送予定番組、
      17-4-6)2017年4月号のソフト紹介予定、

      (2017/03/31)


    −2017年(平成29年)3月掲載分−

    1. 2017/03/22、次の四つのファイルの新規作成が出来、アップロードが完成していますので、ご覧下さい。

      1、ヴァイオリン・ソナタハ長調(第1番)K.06(2017/03/22)NEW!NEW!NEW! 
      2、ヴァイオリン・ソナタニ長調(第2番)K.07(2017/03/22)NEW!NEW!NEW! 
      3、ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調(第10番)K.15(2017/03/22)NEW!NEW!NEW! 
      4、ヴァイオリン・ソナタニ長調(第14番)K.29(2017/03/22)NEW!NEW!NEW! 


    2. 2017/03/21、  (最新のHDD録画より、イブラギモヴァ・テイベルギイアン・デュオR.その2)
      17-3-3、ヴァイオリンのアリーナ・イブラギモヴァとピアノのセドリック・テイベルギイアンによる初期のヴァイオリン・ソナタ選集、ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調K.15(第10番)、ハ長調K.6(第1番)、ニ長調K.7(第2番)およびニ長調K.29(第14番)、
      2015/10/02、王子ホール、東京、

      −今回取り上げたヴァイオリンのイブラギモヴァとピアノのテイベルギイアンによる初期のヴァイオリン・ソナタは、NHKクラシック倶楽部のアラカルトという2回目の放送で収録したものであり、ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調K.15(第10番)、ハ長調K.6(第1番)、ニ長調K.29(第14番)およびニ長調K.7(第2番)の4曲であった。これらの演奏の特徴は、モダンピアノ中心の演奏ではあったが、ヴァイオリンの演奏は、フォルテとピアノが厳密に区分され、トリルやスタッカートなどを明確にし、二人のテンポ感が一体となった肌理の細かさを大切にした極めてアンサンブルの優れた演奏であったと思われる。パリ・ロンドン・ハーグで作曲された初期の16曲は、今では演奏機会が失われているが、これを真面目に取り上げたこと自体に意義があり、今後の二人の活躍と成長を心から期待したいと考える−
      (2017/03/21)

    3. 2017/03/17、次の三つのファイルの新規作成やアップロードが完成していますので、ご覧下さい。

      1、クリスティアーネ・カルクの映像記録
      2、リート「魔法使い」K.472、(2017/03/16) 
      3、リート「すみれ」K.476、(2017/03/16) 


    4. 2017/03/15、  (最新のHDD録画より、クリスティアーネ・カルクのソプラノ・リサイタル)
      17-3-2 クリスティアーネ・カルクによるソプラノ・リサイタル、
      (曲目)1、リート「魔法使い」K.472、2、リート「すみれ」K.476、3、レチタティーヴォとアリア、「スザンナは来ないかしら。楽しい思い出はどこに」、歌劇「フィガロの結婚」より第20番、伯爵夫人のアリア、K.492、
      2016年3月10日、王子ホール、来日公演記録、

      −クリスティアーネ・カルクは、2006年ザルツブルグ音楽祭のM22初期の二つのオペラでデビューした逸材で、現在では、繊細な声を持つ若きソプラノとして豊かな表現力で各国の歌劇場で活躍している。今回の来日公演のソプラノ・リサイタルは、モーツァルトのリート2曲とアリアが1曲、ブラームスの歌曲を4曲、最後にR.シュトラウスの「4つの最後の歌」をピアノ伴奏で歌ったもので、ドイツ本流の堂々たるリート歌手と見なされるものであった。「魔法使い」K.472は、女たらしのダーモスと娘の息づかいや、娘の甘い感情、興奮する様子などが、手に取るように伝わっていた。また、リート「すみれ」K.476では、その一言一言が心に伝わってきて、まるでオペラを見ているように、この曲の繊細さや深さが、改めて思い知らされた。最後の伯爵夫人のあリアでも、いつまでもめそめそせずに、後半のアレグロでは気を切り替えて、前向きにやろうと決断をしたように元気よく歌っていた−
      (2017/03/14)

    5. 2017/03/12、次の三曲の新規作成やアップロードが完成していますので、ご覧下さい。

      1、5つのディヴェルティメントK.Anh.229(439b)の新規作成とアップロード
      2、クラリネット五重奏曲イ長調K.581のデータベースの更新と「総括」の着手

      3、ディヴェルティメントイ長調K.138の新規作成とアップロード


    6. 2017/03/10、 (最新のHDD録画より;クラリネット五重奏曲とクラリノッテイ演奏会)
      17-3-1、セバスティン・マンツのクラリネットとカルミナ弦楽四重奏団によるクラリネット五重奏曲K.581、2015年11月29日、第一生命ホール、および、クラリノッテイ演奏会による5つのディヴェルティメント第5番K.Anh.229(439b)、
      オッテンザマー父子3人によるクラリネット三重奏、2014年2月5日、トッパン・ホール、

      −今回のセバスティン・マンツのクラリネットとカルミナ弦楽四重奏団による五重奏曲は、マンツのクラリネットが、この曲の性格や特徴を良く捉えた力のこもった充実した演奏であり、若いのに実に落ち着いてゆとりのある音を響かせていたのに対し、残念ながらカルミナ四重奏団が余り燃えずに、寂しい感じがした。独奏クラリネットが右端に位置して第一ヴァイオリンと向き合っていたのは当を得ていたが、両者の掛け合いが多いのに、第一ヴァイオリンがいまひとつ生彩が上がらずに、やや期待に反していた。一方のディヴェルティメントK.Anh.229(439b)の第5番変ロ長調は、オッテンザマー父子3人によるクラリネット三重奏で、兄弟の二本のクラリネットが主としてメロデイラインを構成し、父親のバス・クラリネットが低音の分散和音などで支えながら楽しく進行するスタイルであったが、三声の微妙なアンサンブルが見事な名人芸となっており、曲もCDの聞き流しで頭に入っていたので、実に楽しく最高のアンサンブルを味わうことが出来た。このメンバーで、出来れば5曲とも演奏して欲しかった−
      (2017/03/10)

    7. 2017/03/06、  「2016年(平成28年)の私のゴルフの総括報告」をアップロードしました。 
      −2月で80歳となりシニア・テイーからの再出発−

      ぼやきのゴルフから年齢並みの「健康ゴルフ」へとの切り替えの一年であった−
      (以上)(2017/03/06)

                                    

    8. 2017/02/28. 2017年(平成29年)3月初めの近況報告

      17-3-0 平成29年/2017年3月初めの近況報告

      −モーツァルト週間は楽しいことが盛り沢山のライブ体験ができました−

      17-3-1)2018年のザルツブルグ・モーツァルト週間の予定−テーマはバッハとモーツァルトです。また行きたくなりました−
      17-3-2)日本モーツァルト協会の私のK番号のK.513を初めてライブで聴いて、
      17-3-3)ワルター製のフォルテピアノをタンツマイスター・ザールでロバート・レヴィンの ピアノで約半数のソナタを聴くことが出来た、
      17-3-4)ソプラノ歌手クリスティアーネ・カルクと握手をして、
      17-3-5)2017年3月号の放送予定番組、
      17-3-6)2017年3月号のソフト紹介予定、
      (2017/02/28)


    −2017年(平成29年)2月掲載分−

    1. 2017/02/26、 (最新のHDD録画より、イブラギモヴァ・テイベルギイアン・デュオR.)
      17-2-3、ヴァイオリンのアリーナ・イブラギモヴァとピアノのセドリック・テイベルギイアンによるヴァイオリン・ソナタ選集、ヴァイオリン・ソナタヘ長調K.376、およびイ長調K.305、
      2015/10/02、王子ホール、東京、

      −最初のヴァイオリンソナタヘ長調K.376(374d)は、それぞれ性格の異なる三つの楽章、アレグロのソナタ形式−アンダンテの三部形式−アレグレットのロンド形式で構成されている変化の多い曲であったが、アリーナ・イブラギモヴァのヴァイオリンとセドリック・テイベルギアンのピアノとが終始、弾むように明るく対話する元気の良い演奏であり、各楽章の変化にも良く対応していた。一方のイ長調K.305(293d)では、2楽章の曲であるが、最初のアレグロの第一楽章は実に早いテンポで壮快に一気に進んでおり、ソナタ形式の2つの繰り返しを行なっても、なお、疾風怒濤のような展開を見せ、互いに息の合ったスタイルで、きめ細かく進んでいた。第二楽章の変奏曲に入ってもこの姿勢は変わらずに、変奏部分でもヴァイオリンとピアノの持ち味は変わらずに、時には素早く、あるときは顔を見合わせながら丁寧に、役割を上手く分担しながら弾き進んでいた。これは若い人たちだから出来る新しい演奏であった−
      (2017/02/26)

    2. 2017/02/24、 (最新のHDD録画より、ウエールズ四重奏団のK.138とK.465)
      17-2-2 ウエールズ弦楽四重奏曲によるデイヴェルテイメントヘ長調K.138および弦楽四重奏曲第19番ハ長調K.465「不協和音」、
      2015/07/12、群馬県明和町ふるさと産業文化会館、

      −今回のこのウエールズ弦楽四重奏団の演奏は、第1曲目のデイヴェルテイメントK.138から、その澄んだ合奏のアンサンブルに耳を洗われたような気がしており、メインの「不協和音」四重奏曲K.465においても、若さと新鮮さに満ちており、実に楽しい55分であった。年齢のせいか若い元気の良い演奏家が増えてくるととても嬉しく感ずるが、折角の協会の2月例会にM週間の旅行中のため欠席せざるを得なかった。このウエールズ四重奏団を、このHPでは今後暖かく見守っていきたいと考えているので、今後の活躍と発展を大いに期待しておきたい−
      (2017/02/24)

    3. 2017/02/21、 (最新のHDD録画より;ピアノ協奏曲K.595とクラリネット協奏曲K.622)
      17-2-1、パーヴォ・ヤルヴィ指揮N響とラルス・フォークトのピアノによるピアノ協奏曲 第27番変ロ長調K.595、2016/09/29、N響定期第1842回、NHKホール、およびデーヴィッド・ジンマン指揮N響とマルテイン・フレストによるクラリネット協奏曲イ長調K.622、
      2016/11/10、サントリー・ホール、

      −評価の高いヤルヴィのN響定期の中に、珍しくモーツァルトのピアノ協奏曲第27番が含まれており、それがラルス・フォークトとの組合せで、二人は演奏前から良く話し合いが行なわれ、とてもピアノとオーケストラとが相性の良い、アンサンブルの優れた最後の協奏曲になっていた。一方のマルテイン・フレストによるクラリネット協奏曲イ長調K.622は、ジンマンとN響の協演であったが、実に落ち着いた朗々たる演奏で、クラリネットのしみじみとした胸に応える音が良く響いた確かな演奏であった−
      (2017/02/21)

    4. 2017/02/16、  「ザルツブルグ・2017モーツァルト週間へ参加して」〜郵船の「モーツァルト紀行」への参加〜

      −後編;「ザルツブルグでの楽しみ」ーモーツァルテウム・グロッサーザールの素敵なオーケストラや室内楽コンサート、モーツァルト博物館における保存楽器のミニ・コンサート、教会でのミサ曲など−
      ーM.ミンコフスキー、R.テイチアーテイ、F.ルルー、R.ドウブロスキー、R.カピュソン、R.レヴィン、C.カルク、M.シャーデなどの大活躍を目にしてきた−


    5. 2017/02/10、  「ザルツブルグ・2017モーツァルト週間へ参加して」〜郵船の「モーツァルト紀行」への参加〜

      −前編;「ウイーンでの楽しみ」ー王宮礼拝堂のミサ、ウイーン国立歌劇場のオペラ、コンツエルト・ハウス、ウイーンフイルなど−
      ーM.ハイドンのミサ、オペラ「ドン・ジョヴァンニ」、シフのピアノと交響曲、ウイーンフイルの交響曲第39番・第40番・第41番−


    6. 2017/01/27. 2017年(平成29年)2月初めの近況報告

      17-2-0 平成29年/2017年2月初めの近況報告−遂に稀勢の里が優勝した−

      17-2-1)厳寒の2017年ザルツブルグ・モーツァルト週間に行ってきます、
        17-2-2)ファジル・サイのピアノソナタ全集を聴いて、
      17-2-3)2016年のゴルフの総括報告、
      17-2-4)これからのこのHPの方向性を考える、
      17-2-5)2017年2月号の放送予定番組、
      17-2-6)2017年2月号のソフト紹介予定、

      (2017/01/27)


    −2017年(平成29年)1月掲載分−

    1. 2017/01/24、次の三曲の「総括」が完成していますので、ご覧下さい。

      1、交響曲第38番ニ長調K.504の「総括」の完成とアップロード
      2、交響曲第39番変ホ長調K.543の「総括」の完成とアップロード

      3、交響曲第40番ト短調K.550の「総括」の完成とアップロード


    2. 2017/01/18、 (最新のHD録画より、パノハ四重奏団K.80とヴォーチエ四重奏団のK.465より)
      17-1-3 パノハ四重奏団による弦楽四重奏曲第1番ト長調K.80、2015/12/02、浜離宮朝日 ホール、およびヴォーチエ四重奏団による弦楽四重奏曲第19番ハ長調K.465「不協和音」 より、
      2014/12/09、王子ホール、

      −最初の弦楽四重奏曲第1番ト長調K.80は、過去においても余り耳にすることがなかった初めてアップする曲であったが、さすがヴェテランのパノハ四重奏団は存分にモーツァルトらしさを歌い上げ、軽快さや新鮮さにおいて見るべきものがあるこの曲の目新しさを上手く表わしていた。一方のヴォーチエ四重奏団による第19番ハ長調K.465「不協和音」は、3人の若い女性による優雅な演奏を期待していたのであるが、NHKの都合で肝心の第二・第三楽章が割愛されており、早いアレグロ楽章の第一・第四楽章しか聴くことが出来ず、演奏に荒さが見られたため、序奏のような落ち着いた演奏は聴くことが出来ず残念であった−
      (2017/01/18)

    3. 2017/01/15、次の二曲の「総括」が完成しましたので、ご覧下さい。

      1、交響曲第33番変ロ長調K.319の「総括」の完成とアップロード

      2、ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482の「総括」の完成とアップロード


    4. 2017/01/10、 (BDCHのアーカイブからネルソンスの交響曲K.319とアックスのP協K.482)
      17-1-2 アンドリス・ネルソンス指揮ベルリンフイルの交響曲第33番変ロ長調K.319、2013/03/08、およびギルバート指揮ベルリンフィルとエマニュエル・アックスのピアノによるピアノ協奏曲第22番変ホ長調、
      2011/04/03、いずれもフィルハーモニア・ホール、ベルリン、

      −交響曲第33番変ロ長調K.319は、ザルツブルグ時代の23歳の年に書かれた青年らしい多感で清新な感覚を持った、繊細でありながら伸び伸びとした活力が漲った曲であり、その楽しさをネルソンスが上手に生き生きと引きだしてくれており、この曲の颯爽とした魅力を良く伝える爽やかな演奏で、見ていて実に楽しい映像であった。一方、ピアノ協奏曲第22番変ホ長調は、ギルバートのしっかりとした落ち着いた指揮とベルリンフイルの重厚な力強い響きとアックスの老練な明快な独奏ピアノが一体になった熱演であり、この曲の特徴である堂々たる行進曲的な響きも、クラリネット中心の管楽器と弦楽器と独奏ピアノとのアンサンブルの美しい響きも、独奏ピアノの疾走するようなパッセージの見事さも良く揃った素晴らしい演奏であった−
      (2017/01/10)

    5. 2017/01/07、 (BDCHのアーカイブから小沢征爾のベルリンフィル名誉団員受賞コンサート)
      17-1-1 小澤征爾指揮ベルリンフィルの受賞記念コンサートとベルリンフィル管楽グルー プによるセレナード変口長調K.36l(370a)「グラン・パルティータ」、
      2016/4/10、フィルハーモニア・ホール、ベルリン、

      −病魔を克服した小澤征爾が約7年ぶりで2016年4月10日のベルリン・フィル定期に登場し、ベートーヴェンのコリオラン序曲と合唱幻想曲を指揮して喝采を浴びていたが、併せてベルリンフィルの名誉団員賞を受賞していた。続く「グラン・パルティータ」K.361の演奏は、誠に残念ながら、この日は指揮者なしの演奏となり、ベルリン・フイルの13人の楽団員たちにより、主としてオーボエのリードで演奏されていた。指揮者が不在であっても、全体として実に華やかな音色に満ちており、この壮大かつ重厚な曲を充分に鳴らせて、実に力に溢れた楽しい演奏を聴かせてくれた。爽やかな新年の第一曲であった−
      (2017/01/07)

    6. 2016.12.31. 2017年(平成29年)1月初めの近況報告

      17-1-0 平成29年/2017年1月初めの近況報告一年頭所感−
      −私の年賀状、朝日新聞の科学医療報道の10大ニュースについて思う−

      17-1ー1)当ホームページの2016年のベストソフトはどれか? 
      −2016年の1年間にアップロードしたソフトにおけるベストソフトの選定−
      17-1-2)2017年モーツァルト週間(ザルツブルグ)に出席してきます
      17-1-3)昨年末にDVDやCDを久し振りで爆買いしました。
      17-1-4)昨年の11月末の郵船のオペラツアー−80歳を超えても海外旅行が出来ました−
      17-1-5)2017年1月号の放送予定番組、
      17-1-6)2017年1月号のソフト紹介予定、

      (2016/12/31)


    −2016年(平成28年)12月掲載分−

    1. 2016/12/23、 (二つの弦楽四重奏曲;アルバン・ベルクQのK.421、アルテイスQのK.575)
      16-12-3、アルバン・ベルク四重奏団による弦楽四重奏曲ニ短調K.421(417b)、1991年11月5日、エルミタージュ劇場、サンクトペテルブルグ、およびウイーン・アルテイス四重奏団による弦楽四重奏曲ニ長調K.575、
      1993年10月17日、浜離宮朝日ホール、
      −アルバン・ベルク四重奏団のCDによる後期四重奏曲全集(第14番〜第23番全10曲4枚)は、最高の名演であると考えてきたが、彼らの映像は今回の弦楽四重奏曲ニ短調K.421が初めてであり、まさに期待通りの素晴らしい演奏であって、CDの彼らの実力を裏付ける精緻なウイーン風の整然とした演奏であった。一方のウイーン・アルテイス四重奏団は、フーガ集やアリア集の緻密な演奏でこのHPでお馴染みであった。しかし、弦楽四重奏曲は今回のニ長調K.575が初めてであったが、期待通り、チェロが活躍する素晴らしい演奏であり、実力を遺憾なく発揮していた−
      (2016/12/23)

    2. 2016/12/14、 (最新のHDD録画;ミンコフスキーのイ長調の協奏曲K.488&K.219、)
      16-12-2、マルク・ミンコフスキー指揮、ルーブル宮音楽隊によるピアノ協奏曲イ長調K.488、フォルテピアノ;フランチェスコ・コルテイ、およびヴァイオリン協奏曲イ長調K.219、V; ;テイボー・ノアリ、
      2015年1月、モーツァルテウム・グロッサー・ザール、モーツァルト週間、ザルツブルグ、
      −大好きなK.488のフォルテピアノによる最新の映像をご報告できた。しかも、モーツァルトが弾いた住家のワルター製のモデルでの演奏である。ソリストはミンコフスキー率いるルーブル宮合奏団のF.コルテイであり、楽器の特長を生かした実に心得た演奏で、オーケストラに合わせてとてもまろやかな音色でこの大好きな曲を一気に弾いてくれた。また、 ヴァイオリン協奏曲K.219も博物館にあったイタリア製のオリジナル(1764)であって、ヴァイオリンはコンマスのT.ノアリであり、このヴァイオリンの輝かしい音色を再現しながら、オーケストラと組んでしっかりした演奏を聴かせてくれた。このような試みをM週間で実現させたミンコフスキーの意欲に感謝するばかりである−
      (2016/12/14)

    3. 2016/12/07、 「モーツァルト生誕260年記念企画・日本モーツァルト協会後援ツアー」
      −郵船トラベル音楽の旅「南ドイツ〜フランス・アルザス〜チューリヒ10日間」に参加して−
      −後編;「モーツァルトのオペラと音楽の旅」ー「フィガロ」、「コシ」、「後宮」の三つのオペラを聴く−

    4. 2016/12/05、 「モーツァルト生誕260年記念企画・日本モーツァルト協会後援ツアー」
      −郵船トラベル音楽の旅「南ドイツ〜フランス・アルザス〜チューリヒ10日間」に参加して−
      −前編;「写真を中心とした史跡巡りと観光旅行編」

    5. 2016/12/04、 (BDCHのアーカイブからピノック指揮のオール・モーツァルト・コン)
      16-9-5、 トレヴァー・ピノック指揮ベルリンフイルの交響曲第25番ト短調K.183、マリア・ジョアン・ピリスのピアノによるピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271、および交響曲第40番ト短調K.550、
      ベルリンフイル定期公演、2008年10月10日、フイルハーモニア・ホール、
      −ピノックの小ト短調交響曲は、時にはチェンバロを響かせるピリオド奏法の早いテンポの演奏であったが、モダン楽器のせいかコントラバス3本の弦5部が厚くしっかりと底辺を支えて、この曲の特徴である激しさや力強さの点で、さすがベルリンフイルと思わせる響きを見せていた。ピリスの「ジュノム」協奏曲は、このHPで三度目になるが、ピリスはこの曲をよほど得意にしているのか、終始、目を閉じて集中してパッセージを弾いており、軽快に疾走する協奏曲であった。また最後のト短調交響曲は、全体として速めのテンポに昔の伝統的な演奏と異なった感慨をおぼえつつも、爽やかさに満ちており、古楽器奏法の良いところをモダンなオーケストラに上手く適用して新鮮味を強めていたように思った−
      (2016/12/04)

    6. 2016.12.01. 2016年(平成28年)12月初めの近況報告

      16-12-0、平成28年/2016年12月初めの近況報告、
      −日本モーツァルト協会後援の郵船のオペラツアーに行ってきました−
      −南ドイツ〜フランス・アルザス〜チューリヒ10日間−日本とは反対にこの間だけ暖冬で、殆ど雨なしの楽しい毎日でした−

      16-12-1)、2017年モーツァルト週間の郵船のツアー「モーツァルト紀行」に参加します−
      16-12-2)、クルレンツイスの「ドン・ジョヴァンニ」のCDとそのドキュメンタリーを見て、
      16-12-3)、季節外れのノイシュヴァンシュタイン城を訪れて、
      16-12-4)、2016年の福岡場所の結果を聞いて−2017年への大きな期待−
      16-12-5)、2016年12月号の放送番組予定、
      16-12-6)、2016年12月号のソフト紹介予定、

      (2016/12/01)


    −2016年(平成28年)11月掲載分−

    1. 2016/11/13、 (最新のDVDより;弦楽五重奏曲全集より三曲K.406、K.593、K.515)
      16-11-1、弦楽五重奏曲全集より第4番ハ短調K.406、第5番ニ長調K.593および第2番ハ長調K.515、
      カピュソン・ハーゲン五重奏団(仮称)、2014年1月29日&31日、モーツァルテウム・グロッサー・ザール、ザルツブルグ、
      −モーツァルト自身が発想の豊かなハ短調のデイヴェルティメントK.388を自ら編曲した第4番K.406(516b)は、原曲を生かした素晴らしい五重奏曲になっていた。四重奏団+ヴィオラではない団体の演奏は初めてであったが、四重奏団の枠組みに埋没しない5声の溌剌とした展開があって、とても新鮮に聞こえていた。第5番K.593は、ラルゲットの序奏で始まり、疾走するフーガの展開のフィナーレで終わる意外性の多い曲であったが、この五重奏団が元気の良い軽快な演奏を見せてくれたので、映像が少ないこの曲には、貴重な存在になりそうだ。第2番K.515もまずまずの演奏なので、最新の映像と音声が楽しめるこのDVDは、優れもののライブであった−
      (2016/11/17)

    2. 2016/11/07、 (最新のHDD録画;クラリネット協奏曲K.622とピアノ協奏曲第27番K.595)
      16-11-2、ポール・メイエとアンドレアス・シュタイヤーといずみシンフォニエッタ大阪によるクラリネット協奏曲イ長調K.622およびピアノ協奏曲変ロ長調K.595、
      2015年12月5日、大阪いずみホール、
      −始めのポール・メイエのクラリネット協奏曲は、いずみシンフォニエッタのこぶりなオーケストラとクラリネットとが良く調和しとても良いアンサンブルを作り上げており、室内楽的な演奏に聞こえていた。指揮者のいない独奏者と一体になったアンサンブルの優れた演奏は、この曲ではこの演奏が初めてであり、1つの行き方であると感心させられた。一方のシュタイヤーのピアノ協奏曲は、モダン楽器であってもピリオド奏者らしく、通奏低音を丁寧に弾いていたり、装飾音も自由に弾いており、何よりも弦や管との三つ巴のアンサンブルを大切にしていた。クラリネット協奏曲とピアノ協奏曲とでは、オーケストラの楽器の配置が微妙に変わっており、二人のソリストたちが、アンサンブル重視の立場に立って、より効果のある配置を求めた結果であろうと思われた −
      (2016/11/17)

    3. 22016/11/04、 (最新のDVDより;パドヴァにおける戴冠ミサ曲K.317)
      16-11-3、クラウデイオ・シモーネ指揮、イ・ゾルステイ・ヴェネテイによるミサ曲ハ長調「戴冠ミサ曲」K.317、
      聖ピータースブルグ合唱団、2014年5月23日、ヴェネト音楽祭2014、オープニング・コンサート、エリミターニ教会、パドヴァ、イタリア、
      − 残響が多い教会の中で、瑞々しく響くソプラノの輝かしい歌声と、厳かな四重唱や壮大な大合唱の歌声が残響の中でこだまして、教会らしい荘厳な響きの中でミサ曲は演奏されていた。シモーネは相当な高齢でありながら、まだしっかりとした指揮振りで、オーケストラや合唱団を動かしており、ソリストたちの見事なソロや四重唱もあって、全体としては素晴らしく感銘深い厳かな演奏であった。レコードショップで偶発的に見つけ出した輸入盤のDVDであったが、初めて聴く団体にしてはまずまずの出来映えであり、思わぬ収穫という感じがしていた−
      (2016/11/04)

    4. 22016/11/04、 (最新のクラシカHDD録画より;モテット「踊れ、喜べ」K165、)
      16-11-4、大野和士指揮、バルセロナ交響楽団、マドリガル合唱団によるモテット「踊れ、喜べ」K165、
      ソプラノ;マリア・イノポサ、バルセロナ響音楽監督就任公演、2015年9月20日、サグラダ・ファミリア(バルセロナ)、
      −このモテット「踊れ、喜べ」の新しい演奏を久し振りで大きな教会で目にして、若い元気の良いソプラノが声を張り上げて、オーケストラと競い合いながら明るく歌う姿に、私も思わず熱い感動の思いが胸を走った。多少の未熟なところがあっても、素敵なパッセージやカデンツアなどで朗々とした声で、精一杯、力強く声を張り上げる姿は実に良いものだと思った。また、広々とした教会での演奏であったので、第二楽章の前に入る美しいレチタティーヴォが実に厳かに聞こえ、バロック・オルガンの響きも実に良く、反面、フィナーレのハレルヤは実にテンポ良く明るく歌われて、モテットらしさを充分に良く発揮した宗教的な雰囲気をもたらしてくれた−
      (2016/11/04)

    5. 2016.10.30. 2016年(平成28年)11月初めの近況報告

      16-11-0、平成28年/2016年11月初めの近況報告、
      −日本モーツァルト協会後援の郵船のオペラツアーに出かけてきます −南ドイツ〜フランス・アルザス・チューリチ10日間−
      ――ダムロウとクヴィエチェンの「フィガロの結婚」・キュヴィリエ劇場での「コシ」・クルレンツイス指揮の「後宮」――

      16-11-1)、加藤浩子先生の「バッハへの旅 合同同窓会2016」が楽しみです。
      16-11-2)、2017年モーツァルト週間の郵船のツアー「モーツァルト紀行」も面白そう。
      16-11-3)、ネヴィル・マリナーを追悼する。
      16-11-4)、自分の名前のメールが他の方のPCに勝手に届いているので、自分のメルアドを変更しました。
      16-11-5)、2016年11月号の放送番組予定、
      16-11-6)、2016年11月号のソフト紹介予定、
      (2016/10/30)


    −2016年(平成28年)10月掲載分−

    1. 2016/10/21、 (古いS-VHSのテープより;若杉とN響の「メサイア」K.572)
      16-10-4、若杉弘指揮NHK交響楽団と日本プロ合唱連合によるヘンデルのオラトリオ「メサイア」のモーツァルト編曲版K.572、
      (2Fl、2Ob、2Cl、2Fg、2Hn、2Tp、2Tb、Timp)、1992年1月27日、サントリー・ホール、
      −今回もこの「メサイア」をまるでオペラを見るように1曲づつ丁寧に見聞きしてきたが、前回のリリングの演奏とはかなり異なっており、編曲面ではソリストの二重唱が1曲しかなく、いくつかの四重唱は合唱に置き換わっていた。また、第2部の後半の合唱と一部のアリアが省略され、第3部においても一部、省略が行なわれていた。今回の若杉弘の公演は、モーツァルトの誕生日におけるN響定期のライブ演奏であり、第1部、第2部、第3部がわずかな休憩だけで、続けて演奏されており、そのせいか、全体の緊張感を高めるためには有効であった。このHPで何回か登場している若杉弘の指揮振りは、分かり易い身振りで、全体としてはオーソドックスな正攻法であり、安心して浸れる素晴らしいテンポで進められ、納得できる演奏であった−
      (2016/10/21)

    2. 2016/10/17、 (古いS-VHSのテープより、ウイーン木管アンサンブルのK.406、K.270)
      16-10-3、ウイーン木管アンサンブルによる木管五重奏曲ハ短調K.406およびデイヴェルテイメント変ロ長調K.270、
      1991年11月5日、来日公演、東京文化会館小ホール、
      −ウイーン木管アンサンブルによる木管五重奏曲ハ短調K.406は、原曲にないフルートがほぼ第一ヴァイオリンの役割を果たしてメロデイラインの中心となり、オーボエもフルートと入れ替わることが多く、クラリネットが常にこのメロデイラインを補充し、ホルンとファゴットは低音部を受け持って全体を支え、全体の響きはデイヴェルテイメントK.388の木管調の響きに聞えていた。一方のデイヴェルテイメント変ロ長調K.270は、原曲は6重奏でありオーボエの2声部をフルート・オーボエ・クラリネットに分割するように編曲され、原曲以上に多彩なアンサンブルの曲に生まれ変わっており、演奏機会に恵まれない曲なので、編曲版であっても貴重であった。この五重奏団のメンバーは、91年のウイーンフイルの現役なので顔なじみであり、両曲ともよい編曲だったので、親しみを覚えながら楽しく聴かせてもらった−
      (2016/10/17)

    3. 2016/10/10、 (最新のDVDより;弦楽五重奏曲全集より三曲K.174、K.614、K.516)
      16-10-2、弦楽五重奏曲全集より第1番変ロ長調K.174、第6番変ホ長調K.614、第3番ト短調K.516、
      カピュソン・ハーゲン五重奏団(仮称)、2014年1月29日&31日、モーツァルテウム・グロッサー・ザール、
      −カピュソン・ハーゲン五重奏団(仮称)は、やはり第一ヴァイオリンとヴィオラにチェロが中心になっており、二人の第二ヴァイオリンとヴィオラの若い女性たちは、全体の中に溶け込んでもっぱら内声部を充実させる役割となっていた。第1番変ロ長調K.174は、実に伸びやかで生き生きしており、若々しい颯爽たる進行で、若いモーツァルトの会心の作を元気良く仕上げていた。第6番変ホ長調K.614は、明るく屈託のないユーモアすら交えた軽妙な作品であるが、スタッカートが織りなす軽快な合奏が全楽章に漲って、晴れ渡ったような快活な五重奏曲であった。最後の第3番ト短調K.516は、今回のように、ト短調だけを独立して聴くと、この五重奏団のせいか、余り陰鬱な感じがせずに、楽しく聴けたような感じがした−
      (2016/10/10)

    4. 2016/10/05、 (BDCHのアーカイブから内田光子とテイル・フルナーの二つのピアノ協奏曲)
      16-10-1、サイモン・ラトル指揮ベルリンフイルと内田光子のピアノによるピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482、2016年3月21日、およびハイテインク指揮ベルリンフイルとテイル・フェルナーによるピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503、
      2015年12月6日、いずれもフイルハーモニア・ホール、ベルリン、
      −久し振りに、ベルリンフイル・デジタル・コンサート・ホールのアーカイブをチェックすると、今年3月のラトルと内田光子によるピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482の快演奏を聴くことが出来、内田光子の颯爽とした弾き振りと玉を転がすような冴え渡ったパッセージを耳にして、実に印象の良い協奏曲であると感じた。続く第二のピアノ協奏曲は、テイル・フェルナーによるピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503であり、昨年12月に、いずれもフイルハーモニア・ホールで収録されたものであった。この演奏も、シンフォニックなオーケストラと力強い独奏ピアノとの協奏と対話が聴かれ、フェルナーの素晴らしいピアノの響きに魅了された−
      (2016/10/05)

    5. 2016.10.01. 2016年(平成28年)10月初めの近況報告

      16-10-0、平成28年/2016年10月初めの近況報告、
      −豪栄道が全勝で初の栄えある優勝を飾る−残念ながら稀勢の里は振り出しから再出発−
      ――日本人力士の活躍で役者が増えて、大相撲が非常に面白くなって来た――


      16-10-1)、ベルリンフイルのデジタル・コンサート・ホール(BDCH)のアーカイブを一年ぶり開いてみて−楽しみなアップしたい曲が、沢山、並んでいた−
        16-10-2)、2015グラインドボーンの「後宮」をアップロードして
      −オペラ「後宮」の全23組の映像の「総括」の作業に着手する−
      16-10-3)、D-VHSのテープレコーダーの走行系の寿命が尽き、再生が不能になった、
      16-10-4)、80歳になり「敬老の日」にお祝いを頂いて考える。
      16-10-5)、2016年10月号の放送番組予定など、
      16-10-6)、2016年10月号のソフト紹介予定、

      (2016/10/01)


    −2016年(平成28年)9月掲載分−

    1. 2016/09/21、 (最新のクラシカJのオペラ;2015グラインドボーンOPの「後宮」)
      16-9-3、ロビン・テイチアーテイ指揮エイジ・オブ・インライトメント・オーケストラ、デイヴィッド・マクヴィカー演出による「後宮からの逃走」K.384、
      グラインドボーン合唱団、2015年10月、ロイヤル・オペラ・ハウス、
      −今回の2015グラインドボーンの映像を繰り返して見て、矢張りリブレットに忠実で省略が少なく、音楽も緩急のテンポを良く心得てアリアを大切にしっかりと歌わせており、最も基本的なことを大事にする伝統的な発想の舞台であるという思いがしたが、それにもかかわらず、舞台の動きは生き生きとして現代風であり、音楽もピリオド奏法の緩急・強弱の変化を大切にする現代的演奏であった。そして18世紀のトルコを改めて再現したような衣裳や舞台が設定され、それらがとても調和して新鮮さを感じさせており、これだけ考えられ準備された映像は他にないと思われた。最後のセリムの赦しの場面にもっと生彩があれば、最高の映像ではないかと考えている。最新の映像が日本語字幕付きの美しいBDで早期に入手出来るのは有り難いと思った−
      (2016/09/21)

    2. 2016/09/12、旅行記を久し振りでアップしましたので、ご覧下さい
        「東北復興地視察と松島・気仙沼の旅」
      −東北地震の大津波で被災した海浜地域を二泊三日で訪問する−

      (2016/09/12)

    3. 2016/09/09、 (古いS-VHSより;クイケン・アンサンブルのフルート四重奏曲3曲)
      16-9-2、クイケン・アンサンブルによるフルート四重奏曲第4番イ長調K.298、第2番ト長調K.285a、および第1番ニ長調K.285、
      1994年11月17日、東京文化会館小ホール、
      −クイケン・アンサンブルによるフルート四重奏曲においては、バルトルド・クイケンのフラウト・トラヴェルソが、モダン楽器と異なって丸みを帯びた暖かな音色となっており、また寺神戸亮のヴァイオリンは、薄い透明感のある音色を出しており、今回の3曲ともオリジナル楽器の演奏の特徴が出た、とても落ち着いたフルート四重奏曲となっていた。全曲演奏とならなかったことが非常に惜しまれた−
      (2016/09/09)

    4. 2016/09/05、 (最新の放送より、二つのソリスト二人の協奏曲の協演、K.364 & K.365)
      16-9-1、サイモン・ラトル指揮ベルリンフイルによるヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364、樫本大進(V)&アミハイ・グロス(Vla)、2015年9月20日、ルッツエルン・コンヴェンション・センターホール、および尾高忠明指揮NHK交響楽団による2台のピアノのための協奏曲変ホ長調K.365、ピアノ;小曽根真とチック・コリア、
      第1835回N響定期の演奏、2016年5月14日、NHKホール、
      −始めの協奏交響曲には、ソリストがヴィルトゥオーゾ的な名人芸によりオーケストラと協演するタイプの演奏と、二人のソリストたちがオーケストラと一体になってアンサンブルを重視するタイプの演奏とがあるが、今回のラトルのベルリンフイルと二人の首席ソリストたちは、後者の道を選んでいた。このタイプの演奏には、ウイーンフイルでもNHK交響楽団でも良く見られ、謂わばオーケストラの貴重なメニューになっているものと思われる。一方の二台のピアノのための協奏曲では、二人のジャズ・ピアニストの名手たちによる演奏であったが、オーケストラのテンポが良く、楽員たちに楽しげな様子で暖かく迎えられている様子が良く分り、ジャズ風に多少のブレがあってもオーケストラは枠を外すことなく、むしろ楽しんでいたようで、二つの長い長いジャズ風のカデンツアでも、楽員たちが聴き手として喜んでいた−
      (2016/09/05)

    5. 2016.09.01. 2016年(平成28年)9月初めの近況報告

      16-9-0、平成28年/2016年9月初めの近況報告、
      −リオのオリンピックから得たもの、4年後の東京大会で必要なもの−

      16-9-1)、東北地震の大津波で被災した海浜地域を二泊三日で訪問する。
        16-9-2)、加藤浩子先生のフェライン7月例会報告−オペラ「コジ」の過去と現在−
      16-9-3)、アーノンクールのブランデンブルグ協奏曲がクラシカ・ジャパンで甦った。
      16-9-4)、最新のモーツァルト週間(2014)での弦楽五重奏曲全集(2DVD)の入手、
      16-9-5)、2016年9月号の放送番組予定、
      16-9-6)、2016年9月号のソフト紹介予定、

      (2016/09/01)


    −2016年(平成28年)8月掲載分−

    1. 2016/08/23、 (最新のクラシカJのオペラ;佐渡裕の2015 inトリノの「フィガロの結婚」)
      16-8-3、佐渡裕の「フィガロの結婚」、2015 inトリノ、演出;エレーナ・バルバリッチ、トリノ王立歌劇場管弦楽団および同合唱団、
      2015年2月12日、トリノ王立歌劇場、クラシカ・ジャパンのオペラ放送をHDD-1に収録、

      −この舞台を見た人は、日本からの初めての指揮者が、予想以上に歌手たちを上手くリードして、音楽的に満足感を与えていたと同時に、演出面でも伝統的な舞台や衣裳でありながら、動きが溌剌としており、舞台が目新しく新鮮な印象を各所で受けた結果として、全体として良くまとまったオペラに対する満足感を得たに相違ない。その功績は勿論舞台に参加した全員にあろうが、いわゆるグローバルな歌手はいなくとも、出演者たちのチームワークの良さが素晴らしい地方都市の伝統あるオペラ劇場の良さをしみじみと感じさせた。佐渡裕は、非常に評判が良いようであり、つい最近、新ポストの任期の延伸が発表されていたようである。クラシカ・ジャパンでは、日本人若手指揮者として、彼以外にも、山田和樹(モンテカルロ・フイル)、大野和士(バルセロナ響)などのヨーロッパでの活動に注目しており、今後に期待したいと思う−
      (2016/08/23)

    2. 2016/08/15、 (古いS-VHSより;東京クワルテット演奏会より弦楽五重奏曲K515&K.516)
      16-8-2、東京クワルテット演奏会より、弦楽5重奏曲(第2番)ハ長調K.515および弦楽5重奏曲(第3番)ト短調K.516、
      1991年10月1日、2日、サントリー・ホール、第二ヴィオラ;ラファエル・ヒリヤー先生のゲスト参加、

      −東京カルテットの演奏は、このホームページでは初めての登場であったが、広いサントリー・ホールを満員にして、第二ヴィオラのゲストのラファエル・ヒリヤー教授を迎えて隙のない重厚で緊密な響きを見せ、モーツァルトの後期の作品に見られる風格のある充実した緊張感が溢れる演奏をしてくれた。彼らはハ長調K.515において新全集と異なりメヌエットを第二楽章で演奏していたが、どうやら新全集違反の確信犯的な演奏に見えていた−
      (2016/08/15)

    3. 2016/08/08、 (古いS-VHSより;ウイーン管楽ゾリステンのセレナードK.388&K.375)
      16-8-1、ウイーン管楽ゾリステンによるセレナーデ(第12番)ハ短調K.388およびセレナーデ(第11番)変ホ長調K.375、
      1994年7月5日、カザルス・ホール、お茶の水、
      (演奏者)クラリネット;ペーター・シュミードル、ヨハン・ヒントラー、オーボエ;ゲルハルト・トウレチェク、ギュンター・ロレンツ、ファゴット;ミヒャエル・ウエルバ、ラインハルト・エールベルガ、ホルン;フランツ・ゼルナー、フリードリヒ・プファイファー、
      (940924、NHKクラシック・アワーの放送をS-VHSテープ139.2に収録 )

      −ウイーン管楽ゾリステンの面々は、さすがに鍛えられた名手揃いであり、中でも右端の第一クラリネットのシュミードルと左端の第一オーボエのトレチェクは、いつも全体をリードしており、一体感に満ちた演奏振りであった。このゾリステンのメンバーは、個々の技術力がしっかりしていることに加えて、和気藹々とした面もあり、それがアンサンブルが抜群である基になっていると思われた。シュミードルは、当時のウインナー・ホルンとウインナ・オーボエの音色は今でも引き継がれているわれわれ独自のものであり、ウイーンの伝統としてこれからも大切にしていきたいと語っていた−
      (2016/08/08)

    4. 2016/08/03、次の二曲の「総括」が完成し、次の三曲の新しいデータベースが完成しましたので、ご覧下さい。
      1、オペラ「偽りの女庭師」K.196の全て−総括編−のアップロード
      2、ピアノ協奏曲第12番イ長調K.414の「総括」の完成とアップロード
      3、弦楽四重奏曲変ホ長調K.428のデータベースのアップロード
      4、弦楽四重奏曲(第17番)変ロ長調K.458「狩」のデータベースのアップロード
      5、バレー音楽「レ・プテイ・リアン」のデータベースのアップロード

    5. 2016.08.01. 2016年(平成28年)8月初めの近況報告

      16-8-0、平成28年/2016年8月初めの近況報告、
      −稀勢の里がまた優勝を逃したが、次がある−弱点を修正し、9月場所で再度頑張ろう−

      16-8-1)、7月のフェライン例会における加藤浩子先生のオペラ講演録
      −「コジ・ファン・トウッテ」の過去と現在−
      16-8-2)、加藤浩子先生のバッハの会の次回予定の報告、
      16-8-3)、オペラ「偽りの女庭師」全7組のアップロード完了と「総括」の完成、
      16-8-4)、最近のゴルフの調子−ぼやきから年齢並みのゴルフへの割り切り−
      16-8-5)、2016年8月号の放送番組予定、
      16-8-6)、2016年8月号のソフト紹介予定、
      (2016/08/01)


    −2016年(平成28年)7月掲載分−

    1. 2016/07/24、 (最新のDVDオペラから;最も古いドレスデン国立OPの「後宮」K.384)
      16-7-3、Peter Gulke指揮、Harry Kupfer演出によるオペラ「後宮からの逃走」K.384、
      1976年ころの映像、Dresden State Oper、東ドイツ、
      −この映像は、1976年にテープで収録された東ドイツのドレスデン国立OPのライブ映像であり、最近、アメリカでDVD化されたものである。残念ながら、字幕の選択やオーデイオの選択などは用意されておらず、映像は極めて古さを感じさせ、また、音声もモノラルであるばかりかその質も最低であった。しかし、この映像を何回か繰り返して見て、2曲ほどのアリアの省略があったが、矢張りリブレットに忠実で、緩急のテンポを良く心得て、歌手の動きが少ない演出であったがアリアを大事にしっかりと歌わせて、最も基本的なことを大事にする伝統的な映像であると思われた。映像初期の時代の貴重なライブの舞台作品であるとの理解は出来るが、ドイツ語のセリフだけで字幕が何もないのは残念であった−
      (2016/07/24)

    2. 2016/07/19、 (古いS-VHSより;エマーソンQのハイドン・セットK.421、428、458、) 16-7-2、エマーソン弦楽四重奏団のハイドン・セット日本公演(2)による弦楽四重奏曲ニ短調K.421、変ホ長調K.428、および変ロ長調「狩」K.458、1991/05/14・15、東京芸術劇場、
      −このハイドンセットと言われる6曲の四重奏曲は、それぞれがハイドンのロシア四重奏曲(全6曲)から楽章構成・調性・形式/内容などの外見的なものを学んだとされているが、譜面を目にしながらじっくり聴いてみると、作風はそれぞれがモーツァルトらしいものに満ちた作品であると思われた。エマーソン四重奏団は、第一ヴァイオリンが常にリードしており、このドラッカーの緻密で繊細なヴァイオリンが聞きものであり、各声部でも生き生きとした弦楽合奏が楽しめた。第一・第四楽章のソナタ形式は、提示部の繰り返しを丁寧に行ない、再現部後半の繰り返しは省略する標準的な演奏を行なっていた−
      (2016/07/19)

    3. 2016/07/10、 (古いS-VHSより;N響定期の協奏交響曲K.364とレ・プティ・リアンK.299b)
      16-7-1、キタエンコ指揮NHK交響楽団の協奏交響曲K.364、Vn.山口浩之とVla.川崎和憲、1994年7月26日、サントリーホール、およびジャン・フールネ指揮NHK交響楽団の「レ・プティ・リアン」K.299b、
      1990年6月18日、サントリーホール、
      −今回のキタエンコの指揮とNHK交響楽団による仲間たちの協奏交響曲は、お互いに呼吸が合った仲間同志の遠慮のない演奏であったので、とても全体のアンサンブルが良く、ヴァイオリンの山口もヴィオラの川崎も実に息が合っており、お互いの動きを確かめ合って自信を持った演奏のように聞こえていた。第二曲はフールネが得意のフランスもので、久し振りだったので、譜面を確かめつつ丁寧に聴いてみたが、まさに珠玉のような隠された小品集であり、映像で確認できることは有り難いことだと思った−
      (2016/07/10)

    4. 2016.07.01. 2016年(平成28年)7月初めの近況報告

      16-7-0、平成28年/2016年7月初めの近況報告、
      −選挙の7月を向かえて−安倍政権がしっかりしなければ、日本は駄目になる−

      16-7-1)、日本M協会−創立60周年記念ガラ・コンサートを楽しんで−
      16-7-2)、郵船パンフレットのM生誕260年記念のオペラツアーへの参加・決断、
      16-7-3)、オペラ「にせの花作り女」の全7曲アップ完成と「総括」の着手、
      16-7-4)、6月の盛り沢山の札幌ツアーのご報告−好天に恵まれたが最後が雨だった−
      16-7-5)、2016年7月号の放送番組予定、
      16-7-6)、2016年7月号のソフト紹介予定、
      (2016/07/01)


    −2016年(平成28年)6月掲載分−

    1. 2016/06/18、 (最新のBDオペラから;2014 Opera de Lilleの「にせの花作り女」)
      16-6-3、Emmanuelle Haim指揮David Lescot演出によるオペラ・ブッファ「にせの花作り女」、K.196、
      2014/05/22〜25、Opera de Lilleにおけるライブ収録、
      −このフランスの Lille劇場のオペラは、このHPで初出であると同時に、指揮者、演出者、出演者、全員が初出であり、どんな映像か心配な面があったが、市長役を除き、全員が若々しいスタッフが揃い、全員の息の合った生き生きとした活発な舞台がとても楽しめた。このオペラは、単純な恋のもつれの物語なのであるが、ストーリーが分かりづらく、いろいろな工夫が必要であるが、序曲からモノログを取り入れて過去の事件を説明したり、2004年のベーレンライター版を省略なく忠実にすすめ、特に、一・二幕のフィナーレの舞台を思い切って簡略化して、分かり易くしていた。日本語字幕がなく心配であったが、これまでの古い映像にない新しさと分りやすさがあり、推薦に値するものと思われる−
      (2016/06/18)

    2. 2016/06/13、 (最新のBDと古いS-VHSより;ピアノ協奏曲K.37&K.41、K.414)
      16-6-2、マーク・アンドレ指揮スイス・イタリア語放送管弦楽団とハイドラン・ホルトマンのピアノによるピアノ協奏曲第第1番ヘ長調K.37&第4番ト長調K.41、およびウーヴェ・ムント指揮NHK交響楽団とシプリアン・カツアリスのピアノによるピアノ協奏曲第12番イ長調K.414、

      −指揮者アンドレとピアニストのホルトマンの二組の最初期のピアノ協奏曲は、いろいろな作曲家のごちゃ混ぜ作品のせいか、何となく音楽がスムーズに流れない感じを受けていたが、それはどうやら作品のせいで、彼らの演奏はまずまずのしっかりした出来映えと思われた。一方の名ピアニストのカツアリスとN響との顔合わせによるピアノ協奏曲第14番は、名人芸的な協奏曲のがっしりした側面とアンサンブルの優れた室内楽的なサロン的側面とを併せ持ったしたたかな演奏であり、カツアリスのソリストとしてカデンツアやアインガングを重視する姿勢が面白く、第二楽章ではオリジナルな即興的な長いカデンツアを初めて聴くことができた−
      (2016/06/13)

    3. 2016/06/07、次の二曲のデータベースと二人の演奏者の映像のコレクションが完成しましたので、ご覧下さい。
      1、セレナード(第3番)ニ長調K.185(167a)のデータベース、 
      2、デイヴェルテイメント(第17番)ニ長調K.334(320b)のデータベース、
      3、指揮者アーノンクール(Harnoncourt.Nicolaus)の映像のコレクション(16年4月現在)
      4、指揮者ヴェーグ(Vegh. Sandor)の映像のコレクション(2016/06/05改訂)
      (2016/06/07)


    4. 2016/06/03、 (古いS-VHSより;ヴェーグとカメラータ・アカデミカ(4)K.185&189など)
      16-6-1、シャンドル・ヴェーグ指揮カメラータ・アカデミカ・ザルツブルグによる行進曲ニ長調K.189(167b)、セレナーデニ長調(第三番)K.185(167a)、1989、ORF、および小澤征爾指揮サイトウキネンOによるデイヴェルテイメントニ長調K.136、および堀正文指揮石原リリック・アンサンブルのデイヴェルテイメントニ長調K.334、
      1994/04/25、石原ホール、大阪、
      −ヴェーグとカメラータの演奏は、期待通りのゆとりを持った楽しめる演奏であり、彼らの伸びやかで生き生きとした演奏が快く、モーツァルトの初期の音楽を楽しむにはもってこいの演奏であった。3月からの4回にわたるヴェーグとカメラータによる機会音楽の一連のコンサート・シリーズは、大きな収穫であったと思われる。また、イシハラ・リリック・アンサンブルは、ソリスト的な技術力の高いメンバーがそろっており、この演奏はとても優れた演奏であるにもかかわらず、これ一曲であり、演奏機会が少ないのが残念に思われる−
      (2016/06/03)

    5. 2016.06.01. 2016年(平成28年)6月初めの近況報告

      16-6-0、平成28年/2016年6月初めの近況報告−稀勢の里の頑張りが勇気を与える−

      16-6-1)、このHPの役割の追加−追悼アーノンクールの作文をして−
      16-6-2)、大災害の歴史を学ぼう−想定外をなくするための知恵−
      16-6-3)、91年モーツァルト・イヤーのプレヴィン編の”Mozart on Tour”の新BD盤を見て、
      16-6-4)、倉島家いとこ会第32回の幹事をして、
      16-6-5)、2016年6月号の放送番組予定、
      16-6-6)、2016年6月号のソフト紹介予定、

      (2016/06/01)


    −2016年(平成28年)5月掲載分−

    1. 2016/05/23、 (最新のBDオペラから;2014年ネーデルランド・オペラの「魔笛」)
      16-5-3、マルク・アルブレヒト指揮サイモン・マクブルネイ演出によるジングシュピール「魔笛」K.620、
      ネーデルランド室内管弦楽団&オランダ国立歌劇場合唱団、2014年2月、ネーデルランド・オペラにおけるライブ収録、
      −この「魔笛」は、初めから迷彩服を着た三人の侍女の異様な姿、髪を振り乱した車椅子の夜の女王など、思わぬ奇抜な姿に驚いた始まりであったが、終わってみれば、立派な組織軍団を持った太陽の国であるザラストロの国に、力のない夜の女王の闇の軍団が自滅する姿で終わっおり、タミーノとパミーナの若い王子と王女が結ばれてめでたく終わる素直な物語になっていた−
      (2016/05/23)

    2. 2016/05/19、次の二曲のデータベースが完成しましたので、ご覧下さい。
      1、荘厳ミサ、ミサ・ソレムニス ハ長調K.337のデータベース
      2、ピアノ協奏曲第18番変ロ長調K.456のデータベース、

    3. 2016/05/15、 (古いS-VHSより;オーストリア放送響のモーツァルト・ガラK.182&456&337)
      16-5-2、ハインツ・ホリガー指揮のオーストリア放送交響楽団によるモーツァルト・ガラ・コンサート、1;交響曲第24番変ロ長調K.182、2;ピアノ協奏曲第18番変ロ長調K.456、3;ミサ・ソレムニスハ長調K.337、
      ウイーン・コンツエルト・ハウス、1988制作、ORF、
      −オーストリア放送協会(ORF)が「オーストリア放送響のモーツァルト・ガラ」と称して制作したソフトは、初めて収録したものであるが、音楽学者でありオーボエ奏者でもあるホリガーを指揮者に迎え、交響曲・協奏曲・ミサ曲などを含む非常にレベルの高いコンサートであった。特に第三曲目のミサ・ソレムニスK.337は、このHPでは初めてであり、オーストリア放送合唱団が期待通りの素晴らしい演奏を行なっていた−
      (2016/05/15)

    4. 2016/05/10、 (古いS-VHSより;ヴェーグとカメラータ・アカデミカ(3)K.063&414)
      16-5-1、シャンドル・ヴェーグ指揮カメラータ・アカデミカ・ザルツブルグによるカッサシオン第1番ト長調K.063およびピアノ協奏曲第12番イ長調K.414、
      ピアノ;アイクホルン、モーツァルテウム大ホール、1989、ソース;ORFアマデオMY1991室内楽シリーズLD、
      −ヴェーグは、この様な軽やかな機会音楽に対しても、正面から真剣に取り組んでおり、繊細な響きをもつ各楽章の一音一音を大事にして丁寧に指揮をしていたし、カメラータ・アカデミカもこれに応えるように、若いモーツァルトの意気込みが伝わってくるような颯爽とした演奏をしていた。一方のピアノ協奏曲第12番では、新人に近い若いピアニストにも拘わらず、ヴェーグの心温まる明るいオーケストラに乗って実に軽快に、あるときは瞑想的にピアノが駆け巡り、素晴らしいアンサンブルの良いいかにも爽やかな響きの演奏をみせていた−
      (2016/05/10)

    5. 2016/05/09、 「映像ソフトで見るアーノンクールのモーツァルト−追悼ニコラウス・アーノンクール−
      ゴールデンウイークを利用して、フェラインの「季刊6月号」に 投稿しましたのでご覧下さい。 


      1、はじめに−あの元気なアーノンクールが亡くなった−
      2、アーノンクールの映像ソフトのコレクション一覧(2016年4月現在)
      3、アーノンクールの引退について考える−長い間、ご苦労様でした−
      4、「彗星は飛び去った!」−レコード芸術5月号の特集を読んで−
      5、このHPにおいてベストソフトに選定されたアーノンクールの映像、
      6、最新の演奏会形式のオペラから−アーノンクール指揮の2014年「フィガロの結婚」−
      7、あとがき、
      (2016/05/09)

    6. 2016.05.01. 2016年(平成28年)5月初めの近況報告

      16-5-0、平成28年/2016年5月初めの近況報告−経験則が通じない新しい地震か?―

      16-5-1)、レコード芸術5月号の特集「追悼アーノンクール」、 
      16-5-2)、札幌北高の同期会「4期の会」に出席して、
      16-5-3)、スカパーのチューナーをLanケーブル接続して−書斎のWi-Fi効果を考える−
      16-5-4)、「丹毒」、「感染性肺炎」と似た症状で2月末、3月末と2度もダウンした。
      16-5-5)、2016年5月号の放送番組予定、
      16-5-6)、2016年5月号のソフト紹介予定、

      (2016/05/01)


    −2016年(平成28年)4月掲載分−

    1. 2016/04/27、 (最新のBDオペラから;2005年マドリッド王立劇場の「ドン・ジョヴァンニ」)
      16-4-3、ビクトル・パブロ・ペレス指揮ルイス・パスクワル演出によるオペラ「ドン・ジョヴァンニ」K.527、
      王立劇場管弦楽団&合唱団、2005年10月8〜12日、マドリッド王立劇場におけるライブ収録、
      −スペインの歌劇場の現代風の演出と聞いて心配しながら見始めていたが、戦前の高級乗用車の登場で驚かされた舞台は、背広姿や剣がピストルやナイフに微妙に変わっても直ぐ馴れて、キビキビと進む現代風の音楽と舞台に引き込まれていた。登場人物により貴族風の衣裳か庶民的な衣裳かが区別され、同時に高級車に乗る人と自転車で登場してくる人とが区別されていた。このパスクワル演出は、各所でスペイン風の特色を出しながら、余り細部の辻褄合わせにはこだわらない大らかな演出に見えた。出演者がイタリア人二人以外はスペインの歌手陣のせいもあって、ラテン系の明るいアバウトな舞台でありながら、音楽は手際が良くメリハリがあって、全体の筋はしっかりと弛緩なく進行していた−
      (2016/04/27)

    2. 2016/04/17、 (古いS-VHSより;ズーカーマン・プレイズ・モーツァルトK.373、218&201)
      16-4-2、ピンカス・ズーカーマンのヴァイオリンと指揮、イギリス室内管弦楽団によるロンドハ長調K.373、ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218、および交響曲第29番イ長調K.201、
      1999、ヘラクレス・ホール、ミュンヘン、
      −今回のズーカーマンの指揮とヴァイオリンによるヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218の映像を見ていると、形にとらわれない生き生きした自由な演奏をしており、特にこのフィナーレなどの型破りな面のある部分の演奏が、実に良く似合っており、とても面白いと思った。また、交響曲第29番イ長調K.201においても、やや大まかな感じのアバウトな演奏であったが、テンポ感が良いのですんなりと受け入れられ、良くまとまったまずまずの演奏であると感じた。今回の「ズーカーマン・プレイズ・モーツァルト」は古い映像であったが、イギリス室内楽団の好演もあって、なかなか趣味の良い味のある映像であった−
      (2016/04/17)

    3. 2016/04/07、 (古いS-VHSより;ヴェーグとカメラータ・アカデミカ(2)K.136&247)
      16-4-1、シャンドル・ヴェーグ指揮カメラータ・アカデミカ・ザルツブルグによるデイヴェルテイメントニ長調K.136およびデイヴェルテイメントヘ長調K.247、
      モーツァルテウム大ホール、1989、ソース;ORFアマデオMY1991室内楽シリーズLDコピー、
      −ヴェーグとカメラータ・アカデミカによるデイヴェルテイメントニ長調K.136では、この明るい曲をそのまま快いテンポで颯爽と軽快に進めており、弦楽合奏もこれに応えて弦が踊るように弾みながら、一気に駆け抜けるように疾走していた。一方、デイヴェルテイメントヘ長調K.247においても、ヴェーグも若いカメラータ・アカデミカの面々も、この明るい屈託のない曲を、あたかも自分たちのための曲のように楽しみながら演奏しているように見え、快い雰囲気で演奏されていた−
      (2016/04/07)

    4. 2016.04.01. 2016年(平成28年)4月初めの近況報告

      16-4-0、平成28年/2016年4月初めの近況報告−結局は白鵬強しの大阪場所−

      16-4-1)、アーノンクールが亡くなった。
      16-4-2)、「丹毒」で突然の7泊8日の入院でダウン−でもすっかり回復しました−
      16-4-3)、メールアドレスの変更でお騒がせしました。
      16-4-4)、病み上がりなのに、グランド・シニアのゴルフで優勝してしまった。
      16-4-5)、2016年4月号の放送番組予定、
      16-4-6)、2016年4月号のソフト紹介予定、

      (2016/04/01)


    −2016年(平成28年)3月掲載分−

    1. 2016/03/25、 (最新のBDオペラから;2014年コヴェント・ガーデンの「ドン・ジョヴァンニ」)
      16-3-3、ニコラ・ルイゾッテイ指揮カスパー・ホルテン演出によるオペラ「ドン・ジョヴァンニ」、
      2014年2月、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団・合唱団、
      −初めて目にするホルテン演出は、ある意味では地獄落ちよりも怖い、生き恥をさらす廃人という生き地獄の道を創出した新しい演出であったが、二階建ての木造の建物を使っての良く考えられた演出であることを方々で感じさせていた。また、随所で現れるプロジェクション・マッピングの活用は、感覚的に舞台全体のエレガンスを高めて、抽象化に成功しており、目を見張る新鮮さが目についた新演出であったと思う−
      (2016/03/25)

    2. 2016/03/14、 (古いS-VHSより;1991年国際モーツァルト・コンクールの受賞者コンサート) 16-3-2、ジョルジュ・ロッター指揮ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽大学管弦楽団、第5回国際モーツァルト・コンクール1991、−受賞者演奏会−、モーツァルテウム・グロッサー・ザール、1991年、ORF、
      (曲目)1、 アンドレイ・ピサレフ(P);ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466、2、セルジオ・チオメイ(P);ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488、第2・3楽章、3、アレキサンダー・ヤニチェック(V);ヴァイオリン協奏曲第4番K.218、第1楽章、4、ミハイル・ツインマン(V);ヴァイオリン協奏曲第3番K.216、第2・3楽章、
      −この第5回1991年国際モーツァルト・コンクールの受賞者コンサートは、始めての映像であったが、二人のピアニストおよび二人のヴァイオリニストの協奏曲演奏が行なわれ、その間に4人の歌手による演奏会形式の4曲のオペラのアリアの演奏が行なわれていた。それぞれ、新人らしい様子を見せながら、入賞者に相応しい形でまずまずの演奏が行なわれ、コンサートが、無事、終了しており、拍手に溢れた観衆の姿が映し出されて、この演奏会が成功裡に終了したことを見せていた。このヴァイオリンのソリストのアレクサンダー・ヤニチェックは、現在でも、このHPのソリスト兼指揮者として活躍している−
      (2016/03/14) 

    3. 2016/03/11、 (古いS-VHSより;ヴェーグとカメラータ・アカデミカ(1)K.334&K.191)
      16-3-1、シャンドル・ヴェーグ指揮カメラータ・アカデミカ・ザルツブルグによるデイヴェルテイメントニ長調K.334およびファゴット協奏曲変ロ長調K.191(186e)、ファゴット;ミラン・トルコヴィッチ、
      ザルツブルグ旧大学大講堂、1987、ソース;ORFアマデオMY1991室内楽シリーズLD、
      −このヴェーグの演奏は、CDでセレナーデ・デイヴェルテイメント全集(全10枚)を残している老大家のザルツブルグのコンサートの映像であり、このCDの素晴らしさを裏付ける映像の記録である。映像では、オーケストラの規模や曲によって変わる木管楽器などを確認することができ、ヴェーグが曲によってメガネをかけたり外したり、大きなスコアを用いたり、ハンデイなものを使ったりしている様子が捉えられている。このデイヴェルテイメントK.334の演奏は、小規模なオーケストラによる優れたアンサンブルの代表的な演奏と考えることができよう。また、トルコヴィッチのファゴット協奏曲K.191では、ファゴットの低音から高音への変化や早いパッセージなどでも終始安定しており、曲を楽しみながら安心して聞くことが出来た−
      (2016/03/11) 

    4. 2016.03.05. 2016年(平成28年)3月初めの近況報告

      16-3-0、平成28年/2016年3月初めの近況報告−経済成長か消費税アップか−

      16-3-1)、最近入手したモーツァルの三種類の本−本を読むのが大変になって来た−
      16-3-2)、未アップ曲が約80曲−このHP完成の時期がやっと見えてきた−
      16-3-3)、確定申告の時期が来た−何と女房の分まで還付を求めることになり大変だ−
      16-3-4)、カメラを最新のCanon-IXY-640に更新した−高性能でより安価に驚く−
      16-3-5)、2016年3月号の放送番組予定、
      16-3-6)、2016年3月号のソフト紹介予定、
      (2016/03/07)


    −2016年(平成28年)2月掲載分−
    1. 2016/02/23、  (最新のDVDのオペラから;2013年ザルツFのエッシェンバッハの「コシ」)
      16-2-3、クリストフ・エッシェンバッハ指揮ウイーンフイル、ベヒトルフ演出によるオペラ・ブッファ「コシ・ファン・トウッテ」、
      2013年8月、モーツァルト劇場、ザルツブルグ音楽祭、
      −今回のエッシェンバッハ・ベヒトルクのコンビの「コシ」は、前回のメスト・ベヒトルクの「コシ」と良く似かよった経過をたどりながら進行していたが、前回とは異なる意外なアッと驚かす結末をもたらしていた。広々とした美しい舞台の造りや衣裳などのモダンなスタイル、きめの細かい美しい音楽造りであるとか、リブレットに忠実な省略のない演出、フィオルデリージとデスピーナが前回と同じ歌手なども共通していたが、そろって優れた新鮮で楽しめる「コシ」であった−
      (2016/02/23) 

    2. 2016/02/15、今回、二つの曲のアップロードが完成したので、ご覧いただきたい。
      1、チェンバロ協奏曲ニ長調K.107-1、2組の映像のアップ完了。
      2、ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491、11組の映像のアップロードが完了した。

    3. 2016/02/12、  (最新の放送から;二つのピアノ協奏曲、K.491およびK.107-1)
      16-2-2、ゲアハルト・オビッツのピアノによるピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491、マリナー指揮NHK交響楽団、N響定期第1822回、2015/11/24、サントリH、および大西孝恵のチェンバロとボストンの仲間たちによるチェンバロ協奏曲ニ長調K.107-1、
      2006年6月25日、イシハラホール、大阪市、
      −ピアノのゲアハルト・オピッツは、ウイルヘルム・ケンプのお弟子さんのドイツ本流の円熟した演奏を聴かせる方で、指揮者のマリナーとの相性も良く、アンサンブルを大事にする弾き方なのでN響との馴染みも良く、この曲のベストに近い立派な演奏を最新のハイビジョンで残してくれた。一方の大西孝恵のチェンバロとボストンの仲間たちによるチェンバロ協奏曲ニ長調K.107-1は、三人のモダンな弦楽器と古楽器のチェンバロによる珍しいバロック・アンサンブルの演奏であり、2台のヴァイオリンとチェロとチェンバロの音とが良く重なり合って、素晴らしい響きが聞こえていた。四人のコンビが一体となって、素晴らしいアンサンブルを聴かせてくれたので、欲を言えば、後の二曲も完成させて欲しいと思った−
      (2016/02/12) 

    4. 2016/02/07、 (古いS-VHSなどより;二つの交響曲、K.551 およびK.201)
      16-2-1、ムーテイ指揮バンベルグ放送交響楽団による交響曲第41番ハ長調「ジュピター」(1993)およびスクロヴァチェフスキ指揮NHK交響楽団による交響曲第29番イ長調K.201(186a)、
      N響定期第1886回、1996年2月8日、NHKホール、
      −ムーテイのジュピター交響曲は、テンポの良い颯爽としたイタリア的なスタイルと南ドイツを代表する重厚な逞しいオーケストラの響きとが良い意味で上手くミックスされた力強い爽快な演奏であり、オーソドックスな充実した演奏であった。一方のスクロヴァチェフスキ指揮N響による交響曲第29番は、この曲の生き生きした明るいギャラントな美しい魅力が、残念ながら伝わってこない期待外れの演奏であった−
      (2016/02/07) 

    5. 2016.02.01. 2016年(平成28年)2月初めの近況報告

      16-2-0、平成28年/2016年2月初めの近況報告−不安な年明けの今年はどうなるか−

      16-2-1)、アーノンクールの引退について考える−長い間、ご苦労様でした−
      16-2-2)、80歳を証明する運転免許証の更新−認知症のテスト?を受けて−
      16-2-3)、愛用していたカメラの写りが悪くなった。
      16-2-4)、2015年の私のゴルフ結果の総括、
          −二年連続して、四街道の平均値が100を切れなかった−苦難の年だった−
      16-2-5)、2016年2月号の放送番組予定、
      16-2-6)、2016年2月号のソフト紹介予定、

      (2016/02/01)


    −2016年(平成28年)1月掲載分−
    1. 2016/01/21、 (最新のBSプレミアムのオペラから;井上・野田コンビによる「フィガロの結婚」)
      16-1-3、井上道義指揮読売日本交響楽団と野田秀樹演出のオペラ・ブッファ「フィガロの結婚」−庭師は見た−
      日本語演出のオペラ、2015/10/22、24、東京芸術劇場コンサートホール、
      −今回の和洋折衷のオペラ「庭師はみた!−てんやわんやの一日−」は、西洋の貴族文化の物語を東洋の開国時に外国人を出迎えた異文化風俗の驚きの世界に読み替えたものであり、3人の外国人と8人の日本人が実に生き生きとしてそれぞれの役割を良くこなしており、歌もセリフも演技も良く飛びかい、イタリア語も生きた日本語もよく響き、時代劇風の舞台上でのオペラ劇が、実に新鮮に見えた。ここまで和洋折衷を徹底し舞台劇としてこなされると、見る側は二つの異文化を受け入れて違いを楽しんで見て居れるようになる。野田演出・編集者のアイデアにも、それを受け入れてオペラに仕上げた井上総監督の力量に深く敬意を表したいし、日本の演劇界の底の広さを深く感じさせた成功例の第1号として位置づけておきたいと思う−
      (2016/01/21) 

    2. 2016/01/14、 (クラシカJの放送から;ラン・ランの最新のソナタ集、K.283、K.282、K.310)
      16-1-2、ラン・ランの最新のコンサート・ライブによるソナタ集、ピアノ・ソナタ第5番ト長調K.283、第4番変ロ長調K.282、および第8番イ短調K.310、
      2013/11/15、ロイアル・アルバート・ホール、ロンドン、
      −始めの一曲・二曲を聴いただけで、彼の確かなピアノの技巧と並外れた音作りの巧さや独自の構成力の凄さがうかがえたが、実に伸び伸びと弾かれたマイペースの演奏であると思った。音が美しく、分かりやすいゆとりのある演奏は、誰にでも好かれるようにと考えたものであろうが、やはりライブで力を発揮する特別な人だという感じがした。第三曲目では、構成的にも内容的にも深みを感じさせる弾き方をしていたが、アンコールで弾いた「トルコ行進曲」が、早く弾けることを誇示するような子供のような弾き方をしており、あの得意げな姿は芸人そのもので、芸術家へと成長するには、まだまだ時間がかかるものであろうと思われた−
      (2016/01/14) 

    3. 2016/01/05、 (最新のBDソフト;ミンコフスキーのカンタータ「悔悟するダヴィデ」K.469)
      16-1-1、マルク・ミンコフスキー指揮グルノーブル・ルーブル宮音楽隊とザルツブルグ・バッハ合唱団によるカンタータ「悔悟するダヴィデ」K.469ほか、
      バルタバス演出のヴェルサイユ馬術アカデミーによる馬技競演、2015年1月、ザルツブルグ・モーツァルト週間ライブ、フェルゼンライトシューレ、ザルツブルグ、
      −ミンコフスキーとバルタバスの狙いは、馬・人間・音楽・動き・照明・衣裳などを全て統合した総合芸術作品を目指すもののようであり、今回は音楽としてオラトリオ「悔悟するダヴィデ」が選定され、この音楽の内容や響きから得られたイメージや感動を舞台で絵にしようと努力しているように見えた。現地でこの公演を見たときは、残念ながら、砂を蹴る馬の蹄の音が意外に大きく音楽を阻害していたが、BDではノイズが削除されて音楽が生き生きしており、指揮者やソリストや騎馬も、遠くからだけでなく、クローズアップで表情を楽しむことも出来、全体が理解できるよう上手に構成されていた−
      (2016/01/05) 

    4. 2016.01.01. 2016年(平成28年)1月初めの近況報告

      16-1-0、平成28年/2016年1月初めの近況報告−年頭所感−80歳の新年を迎えて−

      16-1-1)、当HPの2015年のベストソフトはどれか?
      −2015年の1年間にアップロードしたソフトにおけるベストソフトの選定−
      16-1-2)、2015年は、「フィガロの結婚」に終始した一年間でした。
      16-1-3)、3台目の録画用のHDDを接続して−その便利さと不便なこと−
      16-1-4)、晩秋の広島旅行−写真報告:原爆の恐ろしさを再確認してきました−
      16-1-5)、2016年1月号の放送番組予定、
      16-1-6)、2016年1月号のソフト紹介予定、

      (2016/01/01)


    −2015年(平成27年)12月掲載分−
    1. 2015/12/21、 (最新のクラシカJのオペラから;2015年ザルツ音楽祭の「フィガロ」速報!)
      15-12-3、ダン・エッテインガー指揮、ウイーンフイルとウイーンフイルハーモニア合唱団、スヴェン=エリック・ベヒトルフ演出による「フィガロの結婚」K.492、
      2015年8月、モーツァルト劇場、ザルツブルグ音楽祭2015、
      −この映像はクラシカ・ジャパンの特別の緊急放送として、今年2015年8月のザルツブルグ音楽祭から、メインのオペラ公演の「フィガロの結婚」をライブ収録して放送してくれたものであり、このように8月の音楽祭の公演記録をその同じ月のうちに、ハイビジョン映像で日本語字幕付きで見られることは実に初めての画期的ケースであり、永年エア・チェックに努力してきたものにとっては、驚くべき成果として高く評価したい。今回の指揮者のダン・エッテインガーは日本ではお馴染みの方であり、演出者のベヒトルフも「フィガロ」では二回目の演出で、実績のある方が揃い、背広姿のモダンな演出ではあるが、劇の進め方は伝統的なものを重んずる演出であり、出演者も顔なじみが多く、安心して見ておられたとても親しみやすい舞台であった−
      (2015/12/21) 

    2. 2015/12/16、 (最近収録のBS放送から;ゲヴァントハウスQとモザイクQのK.465およびK.458)
      15-12-2、(1)ゲヴァントハウス四重奏団による弦楽四重奏曲第19番ハ長調K.465「不協和音」、来日公演、2014年11月12日、いずみホール(大阪市)、(2)モザイク弦楽四重奏団による弦楽四重奏曲第17番変ロ長調K.458「狩」、
      来日公演、2014年12月24日、フィリアホール、
      −ゲヴァントハウス四重奏団の「不協和音」は、前回に続いて二度目の収録となっているが、今回も前回に増して爽やかな疾走感を感じており、第一ヴァイオリンが常にリードを保ち、各声部がしっかりした素晴らしい演奏であると思った。この曲は、何度聴いても冒頭の序奏部には驚かされるが、続く主題の軽快さは格別なものがあり、いつも爽快な気分にさせられる。一方の久し振りで聴くへーバルト主宰のモザイク四重奏団の「狩」は、響きの良いフイリア・ホールで最新のハイビジョンの収録であったので、ピリオドの弦楽合奏の各声部の音が実に克明に収録されており、見事なアンサンブルを示すピリオド特有のきめ細かさがとても良く捉えられていた。私に取って、この曲が一番好きなので、このモザイク四重奏団による生き生きした快演奏がとても気に入った−
      (2015/12/16)

    3. 2015/12/11、 −広島旅行写真集−念願の2泊三日の広島訪問で原爆被災を改めて確認して

      −二度とあってはならぬと願って、残された悲痛な被災現場の姿を改めて胸に刻んで来ました−
      (2015/12/11)

    4. 2015/12/06、 (古いS-VHSより;二つの名曲、ト短調交響曲とアイネ・クライネのアップ完了)
      15-12-1、(1)ジャンルイジ・ジェルメッテイ指揮シュトゥットガルト放送交響楽団による交響曲第40番ト短調K.550、1991年、シュヴェツインゲン音楽祭、(2)デユトワ指揮NHK交響楽団によるセレナーデ(アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク)ト長調K.525、
      N響定期公演、第1121回定期、2000/11/30、NHKホール、
      −シュヴェツインゲンのロココ劇場で、ジェルメッテイにより久しぶりで穏やかな落ち着いた感じの第40番ト短調の交響曲を聴いた。今では聴けなくなった鄙びた感じのベーム以来の伝統的な演奏であり、映像は古くて暗くて最低であるが、懐かしい演奏を楽しむことができた。一方のデユトワとN響の「アイネ・クライネ」は、2001年4月のN響定期の収録であり、コントラバスは4本の弦楽合奏としては大規模なものであったが、デユトワの早めのすっきりしたテンポが快く、譜面通りに丁寧に繰り返しを行なったまさに現代の標準的なすっきりした演奏であると思った−
      (2015/12/06)

    5. 2015.12.01. 2015年(平成27年)12月初めの近況報告

      15-12-0、平成27年/2015年12月初めの近況報告
      −日本モーツァルト協会のオペラサークルにおける12月8日の講演概要について−

      「オペラ《フィガロの結婚》・・・理想の音源を求めて」
      −クルレンツイスのCD《フィガロの結婚》(2012)の凄さを、皆で聴きながら確かめよう−

      15-12-1)、クルレンツイスのCD《フィガロの結婚》(2012)の特徴の要約。
      15-12-2)、各曲別に、聴きどころ(耳新しさ)を整理し、確認する。
      15-12-3)、当HPの当オペラの総括表の資料を最新のものに改訂する。
      −表−2、年代別映像ソフトの整理、および、表−3、各ソフトの主要歌手名の整理−
      15-12-4)、当HPの《フィガロの結婚》K.492の推薦映像とレコード芸術「名曲名盤500」の推薦盤とを比較する。
      15-12-5)、2015年12月号の放送番組予定、
      15-12-6)、2015年12月号のソフト紹介予定、


    −2015年(平成27年)11月掲載分−
    1. 2015/11/22、 (最新のBSプレミアムのオペラから;2014年ザルツブルグ音楽祭の「ドン」)
      15-11-3、クリストフ・エッシェンバッハ指揮、ウイーンフイルとウイーンフイルハーモニア合唱団、スヴェン・エリック・ベヒトルク演出による「ドン・ジョヴァン」K.527、
      2014年8月、モーツァルト劇場、ザルツブルグ音楽祭2014、
      −このベヒトルク演出の最新影像は、明るい二階建てのホテル内の出入り自由なロビーなどをイメージした華やかな現代風のモダンな演出であるが、第二幕の石像の姿と地獄落ちの場面をどう描くかが問題であり、二度目の今回の演出では、工夫が見られ理解しやすい形で品良く纏められていた。この舞台の主従コンビにはかねて定評がある二人であり、一・二幕のフィナーレ全体も迫力があって、エッシェンバッハのオペラの指揮振りは、まずまずの出来映えと感心させられた−
      (2015/11/22)

    2. 2015/11/16、 (古いS-VHSから;アマデオLDの室内楽演奏よりK.421、370、285、575)
      15-11-2、パリ管弦楽団有志による室内楽演奏(1)弦楽四重奏曲第15番ニ短調K.421、(2)オーボエ四重奏曲ヘ長調K.370、(3)フルート四重奏曲第1番ニ長調、(4)ガルネリ弦楽四重奏団による弦楽四重奏曲第21番ニ長調K.575、
      パリ管弦楽団のソリストたち、1988年5月、フランス、
      −イザイ弦楽四重奏団は初めて聴く団体であったが、ニ短調の四重奏曲K.421は若々しい威勢の良い演奏で、楽しく聴くことができた。続くオーボエ四重奏曲K.370もフルート四重奏曲K.285も、パリ管弦楽団のソリストたちの演奏であったが、実力のあるソリストを迎えて、しっかりしたアンサンブルを作り上げており、この曲を理解するには充分な演奏であると思われた。最後のガルネリ四重奏団の第21番の四重奏曲K.575は、チェロの活躍が目立つほか、第一ヴァイオリンの親しみやすい歌謡的な主題がよく響く演奏であり、親しみを持って聞くことが出来た−
      (2015/11/16)

    3. 2015/11/08、 (古いS-VHSより;オルフェウス室内管の来日公演より、ト短調交響曲など)
      15-11-1、(1)オルフェウス室内管弦楽団の来日公演より、交響曲第40番ト短調K.550、1995年1月30日、来日公演、サントリーホール、(2)チェコフイルハーモニー室内合奏団によるセレナーデ(アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク)ト長調K.525、
      2011年7月1日、来日公演、フィリアホール、
      −オルフェウス室内楽団による流れるように疾走する第40番ト短調の交響曲を久し振りで聴いて、この楽団の弦楽合奏の軽やかで透明感のある爽やかな演奏ぶりに感動を覚えた。「どうして指揮者がいないのか」という問いには、「全員が指揮者なのです」という答えが跳ね返ってくるようだ。指揮者なしで全員が一体となって演奏する姿は格別なものがあり、さらに管と弦のアンサンブルの良さなどがひときわ目立ち、この合奏団でなければ味わえぬ美しさがあった。一方のチェコ・フイルハーモニー室内合奏団のアイネ・クライネは、総勢一二人の合奏団であったが、全体としてテンポ感・リズム感ともにセンス良く進み、第一ヴァイオリンのよく目立つトリルの装飾なども明確であり、瑞々しい弦楽合奏が聞こえる非常に気持ちの良い颯爽とした演奏であった−
      (2015/11/08)

    4. 2015.11.01. 2015年(平成27年)11月初めの近況報告

      15-11-0、平成27年/2015年11月初めの近況報告−宮本亜門演出の「魔笛」を見て−

      15-11-1)、当HPの「レクイエム」K.626の推薦映像とレコード芸術「名曲名盤500」の推薦盤とを比較する。
        15-11-2)、「後宮」の映像資料を整理する。
      15-11-3)、NTT光ケーブルの光アクセスサービスの事業者への移行(転用)について、
      15-11-4)、私の「終活」についてのご報告−やっと自分の気持ちの整理が1つつきました−
      15-11-5)、2015年11月号の放送番組予定、
      15-11-6)、2015年11月号のソフト紹介予定、


    −2015年(平成27年)10月掲載分−
    1. 2015/10/23、 (最新のBSプレミアムのオペラから;宮本亜門の二期会の「魔笛」)
      15-10-3、デニス・ラッセル・デイヴィス指揮、読売日本交響楽団、二期会合唱団による宮本亜門演出の「魔笛」、
      2015年7月、東京文化会館、
      (配役)夜の女王;森谷真理、パミーナ;幸田浩子、タミーノ;鈴木準、パパゲーナ;久嶋香奈枝、パパゲーノ;黒田博、ザラストロ;妻屋秀和ほか、
      −この映像は、初めて見るモダンな現代風なオペラでありながら、「魔笛」の伝統的な物語の姿はキチンと守られており、それに合わせたラッセル・デイヴィスの音楽も新鮮に聞こえる部分が多く、日本人だから心配であった宮本亜門の演出も、出だしの序曲の平和な家庭の崩壊には驚かされたが、理解が進むにつれて新しいものにしては基本が余りぶれずに、人々の愛の物語として、むしろ親しみやすい暖かで、とても分かり易い演出であると思われた。この「魔笛」の基本構造は、夜の女王の女性の世界と明るいザラストロの叡智の未来の世界との対立の構図であったが、この演出では最初はその対立が明確であったが、大きな愛の力のせいか、叡智の世界が強力すぎたのか、終わりには消滅してしまうように優しく描かれていた。そのせいかフリーメーソン的要素が薄まって、さらに子供たちが喜ぶメルヘン的要素も大きくなって、会場を笑いで沸かせていた。久し振りで日本の手作りのオペラ「魔笛」を、心配しながら見てきたが、正直な感想は日本のオペラも世界の水準に追い付いて、今回のように上廻るものが出てきたと言うことが率直な印象であろうか−
      (2015/10/23)

    2. 2015/10/16、 (古いVHSテープから;1991年モーツアルト・イヤーのオープニング・コン)
      15-10-2、ズービン・メータ指揮ウイーンフイルによる1991年モーツァルト・イヤーのオープニング・コンサート、ウイーン楽友協会ホールより生中継、(1)「ドン・ジョヴァンニ」K.527序曲、(2)ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲K.364(320d)、ライナー・キュッヘル(V)&ハインリッヒ・コル(Va)、(3)交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」、
      1991年1月13日、オーストリア放送協会より生中継、
      −このコンサートは、1991年のモーツァルト・イヤーの開幕を世界に告げるため、聖地のメインオーケストラとしてウイーンフイルが発信した威信を賭けたコンサートであったと思われる。このメータとウイーンフイルによる協奏交響曲は、お互いに呼吸が合った仲間同志の遠慮のない演奏であったので、とても全体のアンサンブルが良く、また,彼らもこれがこの曲の本場の正統的な演奏であると言う確信に満ちた演奏のように聞こえていた。また「ジュピター」交響曲においても、メータの終始変わらぬ落ち着いて安定したオーソドックスなしっかりした指揮振りから、ウイーンフイルらしい重厚な充実した壮大な響きが産まれたものと感じさせていた−
      (2015/10/16)

    3. 2015/10/09、 (古いLD盤より;ヘルブルン宮のセレナーデ・コン、K.107.1&K.286ほか)
      15-10-1、ヴォルフガング・フォン・カラヤン指揮カメラータ・アカデミカ・ザルツブルグによるチェンバロ協奏曲ニ長調K.107-1(ヘデイ・フォン・カラヤン;チェンバロ)および行進曲ニ長調K290(167AB)、セレナード第8番ニ長調K.286(269a)、行進曲ニ長調K.445(320c)、1970、ORF、ZDF、プラス、パリ交響楽団のソリストたち(7重奏)によるデイヴェルテイメント第15番変ロ長調K.287(K.271H)、
      1988年5月、フランス、
      −1991年のモーツァルト・イヤーに発売された古いアマデオのLDセットから、最初の「ヘルブルン宮」と題されたコンサートは、何とパウムガルトナーが自ら解説している1970年の映像であり、郊外のヘルブルン宮でのチェンバロ協奏曲演奏と、庭園での屋外での行進曲や4つのオーケストラのセレナード演奏などを古い時代の衣裳で再現したものであった。もう一曲は、パリ管弦楽団のソリストたちの七重奏によるデイヴェルテイメント第15番変ロ長調K.287(271H)であり、この曲はモダンな演奏であり、このHP初登場曲であった−
      (2015/10/09)

    4. 2015.10.02. 2015年(平成27年)10月初めの近況報告

      15-10-0、平成27年/2015年10月初めの近況報告−今後も気になる二つの問題の行方−

      15-10-1)、レコード芸術の名指揮者ベストテンを考える、
      15-10-2)、レコード芸術「名曲名盤500」の推薦盤と当HPの推薦映像とを見較べる、
      −やっと完成した交響曲第39番を比較して−
      15-10-3)、「後宮」の「飛行場からの脱出」劇をアップロードして、
      15-10-4)、九月中旬の五連休前に急遽決まった札幌行きに大出費であった。
      15-10-5)、2015年10月号の放送番組予定、
      15-10-6)、2015年10月号のソフト紹介予定、



    −2015年(平成27年)9月掲載分−
    1. 2015/09/24、 (最新のBSプレミアムのオペラから;2013年ザルツ音楽祭の「後宮」)
      15-9-3、ハンス・グラーフ指揮、カメラータ・ザルツブルグ、ザルツブルグ・バッハ合唱団による「後宮からの逃走」、
      A・マルターラー演出、ザルツブルグ空港格納庫、TV画面による生中継ライブ、2013年ザルツブルグ音楽祭、
      −飛行場の格納庫からオーケストラの音が鳴り響き、その前の広い待機場がファッションショウの現場であり、大勢の観衆の見守る中で、オペラが演じられライブ撮影が行なわれていたが、画面では見事なオペラ映像として編集され、結果的に新演出による現代版の「後宮からの逃走」として上演されていた。誰しもが初めて目にするこの劇場外のオペラ作品は、飛行機を見たりファッションショウを見たりして、その奇抜な場面に驚かされ目新しさを覚えたが、一方では、歌手たちがイヤフォンでオーケストラや他の歌手の声を聴いて歌うのは大変であったろうし、観客やカメラを前にして歌うことにも抵抗があったであろうと思われる。しかし、行動力のあるファッション界の帝王の新しいセリムを得て、また、奇抜な場面にも役を貫いたベルモンテやコンスタンツエやオスミンの力演を得て、何とか緊張感溢れるヘリコプターによる「飛行場からの脱出」劇を成功させたことに、関係者のご苦労を思って敬意を表したいと思う。しかし、新演出により目新しさはあっても、音楽的な感動が深まったという経験がないのも事実であり、この映像は、新演出オペラの一つの実験台として評価し、これからのオペラの動きを見る指標の一つにしたいと思う−
      (2015/09/24)

    2. 2015/09/15、 (古いVHSテープから;ジャン・フールネとN響との二つの名演奏)
      15-9-2、(1)ジャン・フールネ指揮NHK交響楽団と横川晴児のクラリネットによる協奏曲イ長調K.622、1990年6月7日、NHKホール、(2)ジャン・フールネ指揮NHK交響楽団による交響曲第41番ハ長調「ジュピター」K.551、
      1993年2月24日、NHKホール、
      −横川晴児のクラリネットはさすがに見事な腕前を見せ、瞑目して吹きながら早くて広い音域のパッセージを高音から低音まで自由にこなしており、フールネの指揮する仲間のNHK交響楽団との相性も良く、彼の安定した技巧は安心して見ておれる確かなものであった。一方、フールネのジュピター交響曲は、一切の繰り返しを全て省略した古いタイプの演奏であったが、彼の温厚そうな人柄が滲み出るように、実に穏やかなテンポで丁寧に演奏しており、オーソドックスなスタイルで、終始一貫して正面から堂々と取り組む姿勢を見せており、壮麗なジュピター交響曲の世界を築き上げていた−
      (2015/09/15)

    3. 2015/09/08、 (最新の市販DVDより、ヘレヴェッヘの典礼付き「レクイエム」K.626)
      15-9-1、フイリップ・ヘレヴェッヘ指揮シャンゼリゼ管弦楽団、コレギウム・ヴォカーレ・ヘント合唱団による「レクイエム」ニ短調K.626、
      ショパン生誕200年の命日の典礼付き追悼ミサ、聖十字架教会、2010年10月17日、ワルシャワ、ポーランド、
      −古楽器演奏で名高いヘレヴェツヘの演奏は、穏やかな荘厳な響きの中で、しっかりした安心出来るテンポで着実に進行しており、合唱団も良く揃った深みのある合唱を繰り広げていた。また、ソリストたちも付属の資料を見ると素晴らしい経歴の方たちであり、オーケストラが指揮者と一体となって、コントラバス3本の深い響きと古楽器特有の澄んだ音を出しており、教会内の実用音楽としては、最高の出来映えであったと思われる −
      (2015/09/08)

    4. 2015.09.01. 2015年(平成27年)9月初めの近況報告

      15-9-0、平成27年/2015年9月初めの近況報告 −気になる二つの問題の行き先−

      15-9-1)、素晴らしかったBP-DCHにおけるコンサートの数々、
      15-9-2)、Win7の本パソコンに,突然、Win10 が入ってしまったが、何とか使えそう。
      15-9-3)、我が家は、目下、10年ぶりで、屋根と外壁の塗装工事中です。
      15-9-4)、柏市の「エンジョイ・パトロール」制度で、防犯パトロールを実施します。
      15-9-5)、2015年9月号の放送番組予定、
      15-9-6)、2015年9月号のソフト紹介予定、

    −2015年(平成27年)8月掲載分−
    1. 2015/08/30、 (最新のBP-DCHより;名曲の数々;K.418、K.453、K.319、K550、K.469他)
      15-8-4、(1)アバド指揮ベルリンフイルとアンナ・プロハスカのK.418他およびポリーニのピアノによるピアノ協奏曲第17番ト長調K.453、2011/05/10、(2)ラングレ指揮ベルリンフイルの交響曲第40番ト短調K.550およびカンタータ「ダビデ」K.469、
      2013/01/25、 フィルハーモニー・ホール、
      −アバドのコンサート全5曲のうちのメインは、プロハスカのコンサート・アリアK.418とポリーニのピアノ協奏曲第17番であったが、アバドの暖かい伴奏指揮を得て、プロハスカが実に良く伸び伸びと歌い、オーボエのオブリガートとも良く重なったアリアであった。また、ポリーニの協奏曲も久し振りで聴くポリーニのピアノは、実に安定して音が鮮明であり、歯切れがよくて良く揃った鮮やかな冴えた音を聴かせていた。最後のルイ・ラングレのオール・モーツァルト・コンサートは、結果的に指揮者ラングレの思わくが見事に成功したまれに見る素晴らしいコンサートであり、ト短調交響曲の新鮮さが印象に残り、最後のカンタータの音楽的魅力を見事に引き出していた −
      (2015/08/30)

    2. 2015/08/19、 (最新のBP-DCHより;ピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲、K.216、K.271、K.453)
      15-8-3、(1)ベルリンフイルとツインマーマンの指揮とヴァイオリンによるヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216、2014/05/17、(2)ハイテインク指揮ベルリンフイルとエマニュエル・アックスのピアノによるピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271、2014/03/15 、(3)ビシュコフ指揮ベルリンフイルとプレスラーのピアノによるピアノ協奏曲第17番ト長調K.453、
      2014/01/11、フイルハーモニー・ホール、
      − 最初のコンサートでは、名指揮者アバドの急逝と言うことで、「ロザムンデの音楽」よりアバドを偲ぶ間奏曲がベルリンフイルにより演奏されていた。続くヴァイオリン協奏曲第3番でも、アバドを偲んで指揮者不在のまま、ツインマーマンが指揮もトゥッティも引き受けて、まるで一人舞台のように名人芸を披露していた。アックスのピアノ協奏曲第9番の映像は、最新のクリアーな映像のせいもあって、非常に鮮明で音も美しく、アックスがオーケストラと良く合わせて、一音一音、丁寧に弾くピアニストであり、アンサンブルが素晴らしいソリストであると強く感じた。最後のプレスラーのピアノ協奏曲第17番は、老齢にも拘わらず、ピアノがいつも明るく輝くように弾かれており、オーケストラや木管とのアンサンブルも自然に良く融け合って聞こえ、この曲向きのピアニストのように思われた−
      (2015/08/19)

    3. 2015/08/12、 (最新のBP-DCHより;ピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲、K216、K.449、K456)
      15-8-2、(1)テツラフのヴァイオリンとベルリンフイル・オーケストラ・アカデミーによるヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216およびロンドハ長調K.373、2015/01/25、(2)ネルソンス指揮ベルリンフイルとエマニュエル・アックスのピアノによるピアノ協奏曲第14番変ホ長調K.449、2014/10/18、 (3)ラトル指揮ベルリンフイルと内田光子のピアノによるピアノ協奏曲第18番変ロ長調K.456、
      2014/02/15、フイルハーモニー・ホール、
      −ヴァイオリン協奏曲のテツラフは、トウッテイにもごく自然に参加して、室内楽団とアンサンブルを楽しむという室内楽的なバランスの良さを見せていた。また、指揮者としてのリーダシップもしっかりしており、ヴァイオリンの技巧を駆使する名人芸的な側面も十分に持ち合わせていた。ピアノ協奏曲第14番では、ネルソンスがオーケストラを煽るようにして指揮をしており、アックスの独奏ピアノも彫りが深くしっかりしたピアノであり、室内楽的な演奏と異なった芯のある協奏曲と言った面を感じさせてくれた演奏となっていた。久し振りで聴いた内田光子のピアノ協奏曲第18番は、ピアノの音がとても充実しており、パッセージなどが実に粒立って良く揃い、クリアに音が響いてとても楽しめた。各所で聴いたフルート・オーボエ・ファゴットとピアノのアンサンブルの良さは格別で、特に第二楽章の変奏曲の緻密なピアノの音の変化は、内田光子特有の響きであろうと思われた−
      (2015/08/12)

    4. 2015/08/05、 (最新のBP-DCHより;交響曲・管弦楽曲編、K.320、K.385、K.286)
      15-8-1、(1)ドウダメル指揮ベルリンフイルによる「ポストホルン・セレナーデ」ニ長調K.320、2015/06/12、(2)ムーテイ指揮ベルリンフイルによる交響曲第35番ニ長調「ハフナー」K.385、2015/04/17、(3)ゲーベル指揮ベルリンフイルによるセレナーデ「ノットゥールノ」ニ長調K.286、
      2013/04/07、フイルハーモニー・ホール、
      −第一曲目のドウダメルは、全てを暗譜で指揮しており、実に落ち着いた雰囲気でこのセレナード「ポストホルン」を堂々と進行させていた。その楽しげな様子が演奏にも反映されて、とても気持ちよくこの和気あいあいたるセレナードの演奏を楽しむことが出来た。第二曲目のムーテイの「ハフナー」交響曲は、この曲の3回目の映像に当たり、ムーテイは力強くしかもスムーズに流れるように采配を取り、この曲の第一・第四楽章など早い楽章を一気に駆け抜けており、実に気持ちの良い清々しく感ずるすっきりした演奏であった。第三曲目のケーベル指揮のセレナータ・ノットルノK.286は、4つのオーケストラのうち、第一・第二オーケストラしか姿を見せていなかったが、実に、きびきびとしたテンポで二つのオーケストラの弦を進めて、陰で演奏するオーケストラのエコーを響かせて、全体としての響きを向上させていた。4つのオーケストラを意識する必要はなかったが、映像では物足りなく感じた−
      (2015/08/05)

    5. 2015.08.01. 2015年(平成27年)8月初めの近況報告

      15-8-0、平成27年/2015年8月初めの近況報告
      −安保法案の参院審議、その必要性と緊急性の議論をしっかりと、国民に分かり易く−

      15-8-1)、ベルリンフイルのDHCの映像のアップを、急遽、8月号で行うことにした。
      15-8-2)、ダ・ポンテ三部作の演奏会形式によるオペラ映像の完成に思う。
      15-8-3)、紛失した30本のソフトの復旧をどうするか−ベームの三大交響曲は復旧した−
      15-8-4)、ハーフで40というスコアが出たので、記録に留めておきたい。
      15-8-5)、2015年8月号の放送番組予定、
      15-8-6)、2015年8号のソフト紹介予定、

    −2015年(平成27年)7月掲載分−
    1. 2015/07/29、 (最新の演奏会形式のオペラから;アーノンクール指揮の2014年「フィガロの結婚」)
      15-7-3、ニコラウス・アーノンクール指揮、ウイーン・コンツエントウス・ムジクス、およびシェーンベルグ合唱団によるオペラ「フィガロの結婚」K.492、
      セミ・オペラ形式、2014年3月6&8日、アン・デア・ウイーン劇場、
      −この三部作は、すべて同じ趣向の演奏会形式の演奏で行われていたが、アーノンクールの熱意のこもった意欲的な指揮を始めとするオーケストラの充実振りや、今回の舞台における若い歌手陣の生き生きした表情や見事な歌い振りなどが非常に良く、指揮者と歌手たちやオーケストラとの距離感が非常に近いことを感じさせていた。私見では、今回の「フィガロの結婚」が他の二作よりも、これら三者の熱意と意気込みが強く感じられ、他の二作よりも、豊かさと一体感に満ちた演奏になっていたように思う−
      (2015/07/29)

    2. 2015/07/14、 (最新のDVDと古いVHSテープから;二つのクラリネット協奏曲K.622)
      15-7-2、(1)ヴィンチェンツオ・パーチのバセット・クラリネットによる協奏曲イ長調K.622、デイエゴ・マテユーズ指揮ヴェネツイア歌劇場管弦楽団、2011年4月、同歌劇場ライブ収録、(2)フイリップ・アントルモンン指揮NHK交響楽団と横川晴児によるクラリネット協奏曲K.622、1991年2月、サントリー・ホール、(3)サヴァリッシュ指揮NHK交響楽団による弦楽合奏のためのアダージョとフーガハ短調K.546、
      1991年10月8日、サントリー・ホール、
      −二つのクラリネット協奏曲K.622を聴いて、初めてのバセット・クラリネット版および通常の版を聴き比べることになって、確かに前者の方が音域が広いことは理解できたが、珍しさだけが気になりすぎて、音楽的には通常の版の方がスピードのある自由奔放なクラリネットの持ち味が出ていたような気がしている。しかし、パーチも横川晴児も立派な演奏をしていた。また、サヴァリッシュとN響の演奏による「弦楽合奏のためのアダージョとフーガ」ハ短調K.546の大規模な弦楽合奏による演奏を収録できたことは実に喜ばしい−
      (2015/07/14)

    3. 2015/07/07、 (最新のクラシカ・ジャパンより;カール・ベームの三大交響曲、K.543、K550&K.551)
      15-7-1、カール・ベーム指揮ウイーン交響楽団による交響曲第39番変ホ長調K.543、1969年4月、スタジオ録音、およびウイーンフイルによる交響曲第40番ト短調K.550、&交響曲第41番ハ長調1「ジュピター」、
      1973年6月、ウイーン楽友協会ホール、
      −1894年生まれのベームが75歳および79歳の頃に残した二種類の映像であり、第39番は映像記録を残す目的で行われたウイーン交響楽団とのスタジオ映像であり、第40・41番は楽友協会ホールにおけるウイーンフイルとのライブ映像であった。いずれも古さを感じさせる映像であったが、今回、HVリマスターによる映像となって新たに甦った。三曲とも、指摘した以外は全ての繰り返しを省略し、ゆったりとした遅めのテンポで、6本のコントラバスを擁したフルオーケストラによるオーソドックスな暖かみに溢れた演奏であり、当時のウイーンの伝統的な演奏スタイルを物語る映像であろうと思われる−
      (2015/07/07)

    4. 2015.07.01. 2015年(平成27年)7月初めの近況報告

      15-7-0、平成27年/2015年7月初めの近況報告−なでしこジャパンの健闘を祈る−

      15-7-1)、ホームページの文字化け対策の完了、
      15-7-2)、交響曲第39番の全映像のアップロードを完了して、
      15-7-3)、過去のHPのアップしたファイルが約30本ほど紛失していた−何と先にGeocitiesが行った現行のFile managerのGrade upの犠牲になったか−
      15-7-4)、ターブレット兼パソコンのSurface Pro3を入手して、
      15-7-5)、2015年7月号の放送番組予定、
      15-7-6)、2015年7月号のソフト紹介予定、

    −2015年(平成27年)6月掲載分−
    1. 2015/06/25、 (最新のDVDオペラから;コボス指揮マドリード王立劇場の「フィガロの結婚」)
      15-6-3、ヘスス・ロペス=コボス指揮、エミリオ・サージ演出によるマドリード王立劇場の管弦楽団&合唱団によるオペラ「フィガロの結婚」K.492、
      2009年劇場ライブ収録、マドリード王立劇場
      −先月の「コシ」に引き続くスペインのマドリード王立劇場の「フィガロの結婚」であったが、「コシ」が現代風であったに反し、今回は豪華な貴族風の伝統的な舞台となっており、省略曲もなく、歌手陣の動きも良く、スペイン風の趣味が随所に顔を出す新鮮な映像であった。フリットーリの伯爵夫人とピサローニのフィガロが突出していたが、このオペラには欠かせない他の主役たちが実に生き生きとしており、この劇場の水準の高さを物語っていた−
      (2015/06/25)

    2. 2015/06/16、 (古いVHSテープから;堀正文さんの勇退の追想演奏記録;二つのコンチェルト)
      15-6-2、ソリスト堀正文による二つのヴァイオリン協奏曲イ長調K.219「トルコ風」、
      (1)フロール指揮NHK交響楽団、1993年、(2)シモーネ・ヤング指揮 NHK交響楽団1997年5月、
      −このN響の演奏はソリストに堀正文ソロ・コンサートマスターを迎え、珍しく客演指揮者にシモーネ・ヤング女流指揮者による演奏であったが、独奏ヴァイオリンが美しい安定した音色であり、オーケストラも弾むような軽快感に満ちていて、安心して音楽に浸れる演奏であった。欲を言えば、やや教科書的過ぎて何となく面白味に欠けるように感じたが、女性指揮者の動きが良く、これを充分にカバーしていたように思う−
      (2015/06/16)

    3. 2015/06/10、 (最新のHD録画より;アーノンクールの三大交響曲、K.543、K550&K.551)
      15-6-1、ニコラウス・アーノンクール指揮ウイーン・コンツエントウス・ムジクスによる三大交響曲;交響曲第39番変ホ長調K.543、交響曲第40番ト短調K.550、および交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」の新録音、
      2014年7月5日、シュテファニエンザール、グラーツ、シュテイリアルテ音楽祭2014、
      −今回のアーノンクールのウイーン・コンツエントウス・ムジクスとの小規模な楽器編成による39番、40番、41番の連続演奏会は、各所で彼独自のオリジナルなアクセントのついたピリオド演奏であったが、休みなく3曲が連続演奏されるなど、非常に密度が高く緊張感がみなぎる格調の高い充実した古楽器演奏であった。どうやら「器楽によるオラトリオ」と、最近、彼自身が名付けている演奏の実験的な試みで成功のように見受けられたが、形を重視する余り、観衆に負担を強いているのではないかという心配もあった−
      (2015/05/10)

    4. 2015.06.01. 2015年(平成27年)6月初めの近況報告

      15-6-0、平成27年/2015年6月初めの近況報告−防衛論議の国会が始まった−

      15-6-1)、ふるさと札幌の懐かしい風景、
      15-6-2)、アーノンクールの二つの新映像−三大交響曲と「フィガロ」−
      15-6-3)、ベームの三大交響曲のHD化された新映像
      15-6-4)、モーツァルテウム管弦楽団の来日公演−今年の演奏も楽しかった−
      15-6-5)、2015年6月号の放送番組予定、
      15-6-6)、2015年6月号のソフト紹介予定、

    −2015年(平成27年)5月掲載分−
    1. 2015/05/30、 (最新のDVDオペラから;カンブルラン指揮マドリード王立劇場の「コシ」)
      15-5-3、シルヴァン・カンブルラン指揮、ミチャエル・ハネケ演出によるマドリード王立劇場、インテルメッツオ合唱団によるオペラ「コシ・ファン・トウッテ」K.588、
      2013年3月収録、
      (配役)フィオルデリージ;アネット・フリッチュ、ドラベラ;パオラ・ガルデイーナ、フェランド;ファン・フランシスコ・ガテルマウロ、グリエルモ;アンドレアス・ヴォルフ、デスピーナ;カーステイン・アヴェモ、アルフォンゾ;ウイリアム・シメル、
      −この舞台は、時代は現代の、場所も今様の避暑地の別荘での出来事であり、この別荘の主人がアルフォンゾ、女主人公がデスピーナというひと味変わった背景で、ストーリ−が進められた。そのためか、6人の人間関係が、リブレット通りに進行するのであるが、演出や出演の皆さんの巧さもあって、より新鮮に、より鋭く人間劇が描かれていた。新しい演出には矛盾が多くて辟易することが多いのであるが、今回のハネケ演出には、大部屋の味気ない舞台にもかかわらず、この劇で初めて見る場面も多く、新しい深みのある舞台を築き上げ、最後には6人が皆バラバラで被害者になるという驚くべき結末を見せて、その目新しさに大いに感心させられた −
      (2015/05/30)

    2. 2015/05/17、 (最新のHD録画より;二台のピアノソナタK.448およびピアノ協奏曲イ長調K.488)
      15-5-2、マルタ・アルゲリッチとダニエル・バレンボイムによる二台のピアノソナタニ長調K.448、ベルリン・フィルハーモニー・ホール、2014、およびメナハム・プレスラーのピアノとサイモン・ラトル指揮ベルリンフイルによるピアノ協奏曲イ長調K.488、
      2014ベルリンフイル・ジルベスター・コンサートより、2014/12/31、フイルハーモニー・ホール、
      −バレンボイムとアルゲリッチのとても珍しい巨匠同士のデュオのソナタは、両端楽章は私にはテンポが少し早すぎたが、この第二楽章では、特に前半の提示部で繰り返してからは、二人の呼吸がピッタリと合っているのが良く分かり、お互いにかなり自由に装飾をつけたり、これぞ名人芸と言うべき素晴らしい息の合ったやり取りを聴くことが出来た。一方の92歳という超高齢のプレスラーも元気な姿を見せており、 特に独奏ピアノで始まる第二・第三楽章はプレスラーのペーストなり、弦や管楽器とも良く調和して、プレスラーらしい味のある淡々とした弾き振りになり、素晴らしいアンサンブルを聴かせてくれた−
      (2015/05/17)

    3. 2015/05/11、 (古いVHSテープから;ツインマーマンの二つのヴァイオリン協奏曲K.216&219)
      15-5-1、フランク・ピーター・ツインマーマンのヴァイオリンとハイテインク指揮ベルリンフイルによるヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216および第5番イ長調K.219「トルコ風」、
      1993ヨーロッパ・コンサート、93/05/01、ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン、および、フイルハーモニー・ホール、ベルリン、1994年制作、Euro Arts、
      −二つの協奏曲を、それぞれ別途のコンサートの映像であったが続けて見て、ツインマーマンはしっかりと幅の広い実力を身につけたヴァイオリニストであると言う印象を受けた。彼がヴァイオリンを弾く姿には、落ち着きのある風格が身についており、ヴィルテイオーゾ的な端整な演奏スタイルが良く似合って、ヴァイオリンの音色を大切にした名人芸的な側面もよく見えていた−
      (2015/05/11)

    4. 2015.04.30. 2015年(平成27年)5月初めの近況報告

      15-5-0、平成27年/2015年5月初めの近況報告−いま原発再開を行うべきか−

      15-5-1)、交響曲第39番変ホ長調K.543には8種類のN響の演奏があった。
      15-5-2)、アーノンクールの初の演奏会形式の「コシ」を見て、
      15-5-3)、満開の桜の写真紹介−柏公演と群馬県の1000本桜の光景−
      15-5-4)、同伴者がホールイン・ワンをして−ボールがホールに入っていた−
      15-5-5)、2015年5月号の放送番組予定、
      15-5-6)、2015年5月号のソフト紹介予定、

    −2015年(平成27年)4月掲載分−
    1. 2015/04/22、  (最新のクラシカ・ジャパンから;アーノンクールの初の演奏会形式による「コシ」)
      15-4-3、ニコラウス・アーノンクール指揮、ウイーン・コンチェントウス・ムジクス、アルノルド・シェーンベルク合唱団よるオペラ「コシ・ファン・トウッテ」K.588、
      演奏会形式(セミ・オペラ形式)による上演、2014/3/17、アン・デア・ウイーン劇場、
      −このアーノンクールの演奏会形式の「コシ」は、私に取っては、音楽が最優先である今回のような歌もオーケストラも指揮者と一体になった優れたセミ・オペラ形式のオペラなら、先に見た「ドン・ジョヴァンニ」と同様に、音楽への配慮が不足した気に入らない演出のオペラを見るよりも、遙かに望ましく充実感を得ると感じざるを得なかった。この一連のダ・ポンテ・オペラのシリーズは、演出家優先の現状のオペラ界には、大きな一石を投ずるものと思われる−
      (2015/04/22)

    2. 2015/04/13、 (最新と最古の2つの交響曲;札幌響のプラハ交響曲とN響の交響曲第39番)
      15-4-1、ラドミル・エリシュカ指揮札幌交響楽団による交響曲第38番ニ長調K.504「プラハ」、札幌コンサートホールkitara、2014/11/14、およびウーヴェ・ムント指揮NHK交響楽団による交響曲第39番変ホ長調K.543、
      N響定期第1241回、1994/10/15、NHKホールより生中継、
      −エリシュカと札響のプラーハ交響曲は、厳粛なゆっくりした大胆な序奏に始まり、急速なシンコペーションを持つアレグロの爽快な疾走感が快く、落ち着いた美しいアンダンテ楽章に続いて弦と管の対話が見事なフィナーレが明るく軽快に進行し、全体として実にオーソドックスで爽やかな充実した響きを聴かせてくれた。一方のムントとN響の第39番は、テンポ感がとても良く、恐らく彼が尊敬していたベームの演奏などにも似た伝統的でかつ壮麗で豊かな感じがするゆとりのある演奏であると思った−
      (2015/04/13)

    3. 2015/04/10、  (最新の古楽器演奏より;シュタイアーのFPと佐藤俊介とのヴァイオリンソナタ)
      15-4-2、アンドレアス・シュタイアーのフォルテピアノと佐藤俊介のヴァイオリンによるヴァイオリン・ソナタホ短調K.304(300c)、「ああ、私は恋人を亡くした」(泉のほとりで)による6つの変奏曲ト短調K.360(374b)およびヴァイオリン・ソナタニ長調K.306(300l)、
      2013/12/16、大阪市いずみホール、
      −シュタイアーのフォルテピアノは、ホ短調のソナタK.304も、ニ長調のソナタK.306も、終始、ヴァイオリンをリードする形で主題を提示していたが、これら両曲には、異様なほど緊張感と暗さを漂わせた部分があり、二人のピリオド奏法による演奏が、絶妙な美しいバランスを保ちながら細やかにその雰囲気を高めていたように思われた。変ホ長調のソナタK.380の第二楽章がアンコールで弾かれていたが、深夜であったためヘッドフォンで聴き始めたが、力強いシュタイアーのピアノのもとで、しみじみと歌い上げるヴァイオリンの古楽器のノン・ビブラートの音が実に鮮明に哀愁を帯びて聞こえ、改めてピリオド演奏の妙に触れた思いがした−
      (2015/04/10)

    4. 2015.03.31. 2015年(平成27年)4月初めの近況報告

      15-4-0、平成27年/2015年4月初めの近況報告−安倍発言の「我が軍」におもう−

      15-4-1)、交響曲全45曲6コンサートの演奏会に参加して、
      15-4-2)、アーノンクールの初の演奏会形式の「ドン・ジョヴァンニ」と「コシ」を聴いて、
      15-4-3)、無線Lanの環境整備をしてみたが、余りメリットがなかった。
      15-4-4)、今年の冬は寒かった−温暖化の話が多いのにどうしてか−
      15-4-5)、2015年4月号の放送番組予定、
      15-4-6)、2015年4月号のソフト紹介予定、

    −2015年(平成27年)3月掲載分−
    1. 2015/03/23、  (最新のクラシカ・ジャパンから;アーノンクールの初の演奏会形式による「ドン・ジョヴァンニ」)
      15-3-3、ニコラウス・アーノンクール指揮、ウイーン・コンチェントウス・ムジクス、アルノルド・シェーンベルク合唱団よるオペラ「ドン・ジョヴァンニ」K.527、
      演奏会形式による上演、2014/3/17、アン・デア・ウイーン劇場、
      −このオペラは演奏会形式の演奏で成功していたが、アーノンクールの熱意のこもった意欲的な指揮を始めとするオーケストラの充実振りや、今回の舞台における若い歌手陣の生き生きした表情や見事な歌い振りなどが歓迎されたものと思われる。この演奏には、指揮者と歌手たちやオーケストラとの距離感が非常に近いことを感じさせ、これら三者の熱意と意気込みにより、豊かさと一体感に満ちた演奏になっていた。音楽に重点を置くオペラ演奏のあり方として、今後、注目されるものと思われる−
      (2015/03/23)

    2. 2015/03/13、  (最新と最古の影像でN響による2つのピアノ協奏曲ハ長調K.467)
      15-3-2、ユリアンナ・アヴェデーエワのピアノとマルテイン・ジークハールト指揮NHK交響楽団、2014NHK音楽祭、2014/10/02、NHKホール、およびモーラ・リンパニーのピアノと北原幸男指揮、N響定期第1168回、1992/04/05ライブ中継、による2つのピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467、

      −アヴェデーエワのピアノの技巧は、まだ若いのに本物で実にしっかりした弾き方をしており、指揮者のジークハールトとN響の安定した響きに安心して委ねるようにして、自分の輝かしいピアノの世界を築き上げていた。センスのある感性に富んだ推奨もののハ長調協奏曲であった。一方の北原の指揮もリンパニーのピアノも、最初のアヴェデーエワの現代風なきびきびした演奏と異なって、まろやかにまとまった演奏になっており、私には全体的にロマンテイックな暖かな演奏のように思われた。それは指揮者とソリストの性格や演奏スタイルが反映されたものであり、時代の違いにもよると思われた−
      (2015/03/13)

    3. 2015/03/06、  (古いS-VHSから;カヴァコスの弾き振りの協奏曲と交響曲)
      15-3-1、レオニダス・カヴァコスの弾き振りのヴァイオリン協奏曲第2番K.211およびアレクザンダー・ヤニチェック指揮の交響曲第28番ハ長調K.200(189k)、
      カメラータ・アカデミカ・ザルツブルグ、グロッサーザール、1999年制作、クラシカ・ジャパン、
      −オーケストラと一体になって弾くソリスト・カヴァコスは、大柄にも似ずに生真面目そのものの様子で、ソリストぶらずにアンサンブルを大切にして丁寧に弾いており、好感が持てた。一方のコンサート・マスターのヤニチェックが指揮するシンフォニーも、カメラータ・アカデミカの得意芸であり、トリルとスタッカートが疾走する軽快なアレグロの両端楽章を楽しげに弾きこなしており、安心してこの流れに浸ることが出来た。両曲とも、初期のザルツブルグ・スタイルを反映した好ましい演奏で楽しかった−
      (2015/03/06)

    4. 2015.02.28. 2015年(平成27年)3月初めの近況報告

      15-3-0、平成27年/2015年3月初めの近況報告−好調な株式市場の背景−

      15-3-1)、久し振りの海外旅行を終えて、
      15-3-2)、モーツァルトの交響曲全45曲連続演奏会に参加予定−二日連続演奏・世界初−
      15-3-3)、加藤浩子先生のクルレンツイスの「フィガロ」−フェライン2月例会から−
      15-3-4)、アーノンクールの初の演奏会形式の「ドン・ジョヴァンニ」を聴く、
      15-3-5)、2015年3月号の放送番組予定、
      15-3-6)、2015年3月号のソフト紹介予定、


    −2015年(平成27年)2月掲載分−
    1. 2015/02/23、  (最新の市販BDから;2010エクサン・プロヴァンス音楽祭の「ドン」)
      15-2-3、ルイ・ラングレ指揮、ドミトリー・チェルニャコフ演出、フライブルク・バロックOよるオペラ「ドン・ジョヴァンニ」K.527、
      2010エクサン・プロヴァンス音楽祭、2010年7月、
      −ドンナ・アンナが騎士長の娘で、エルヴィーラとは従姉妹同士の関係にあり、ツエルリーナが彼女の最初の結婚時の娘として描かれ、ドン・ジョヴァンニがエルヴィーラの夫と言う形で、登場人物のほぼ全てが騎士長家の家族として読み替えがなされた新しい「ドン・ジョヴァンニ劇」であった。そのため奇想天外な形で物語が展開され、中途では支離滅裂となって中抜きせざるを得なくなったが、最後に思わぬ展開を見せた「現代のドン・ジョヴァンニ劇」であった−
      (2015/02/23)

    2. 2015/02/19、  (古いS-VHSから;宮崎のアイザック・スターン・コンサート)
      15-2-2、アイザック・スターン指揮とVn、徳永二男室内アンサンブルによるヴァイオリン協奏曲第3番K.216、徳永二男のVnと川崎雅夫のVlaによる協奏交響曲K.364(第二楽章)、およびスターンのVnとイエフイム・ブロンフマンのピアノによるヴァイオリンソナタハ長調K.296、
      1996年3月18日、第1回宮崎国際室内音楽祭、県立芸術劇場、
      −第1回宮崎国際室内音楽祭のメインゲストとして活躍したアイザック・スターンの健在ぶりを報告するソフトであり、スターンの教育者としての活動振りを伝えるとともに、ヴァイオリン協奏曲第3番K.216、およびイエフイム・ブロンフマンのピアノによるヴァイオリンソナタハ長調K.296を紹介するものである。協奏曲もソナタも老練なスターンの元気な姿を見せるものであるが、1920年生まれのスターンは、この年76歳であり、テンポを落としたアンサンブルを楽しむ枯れた演奏スタイルとなっていた−
      (2015/02/19)

    3. 2015/02/16、   「2015年モーツァルト紀行」−郵船トラベル音楽の旅に一人で参加して−
      −「ザルツブルグ・モーツァルト週間」&ウイーン&プラハ10日間−
      −後編;ウイーン・プラハ編;厳冬の中、コンサートを巡る旅−
      (2015/02/16)

    4. 2015/02/12、   「2015年モーツァルト紀行」−郵船トラベル音楽の旅に一人で参加して−
      −「ザルツブルグ・モーツァルト週間」&ウイーン&プラハ10日間−
      −前編;ザルツブルグ編;モーツァルト週間を中心に−
      (2015/02/12)

    5. 2015/02/08  (最新の放送から;ブロムシュテットほかのN響の二つのト短調交響曲、K.550とK.183)
      15-2-1、ヘルベルト・ブロムシュテット指揮NHK交響楽団による交響曲第40番ト短調、N響定期第1788回、2014/9/19、およびクリスティアン・エーヴァルト指揮、N響による交響曲第25番ト短調K.183、
      N響定期第1187回、1994年12月4日、NHKホール、ライブ中継、
      −ブロムシュテットは、丁度88歳という高齢でありながら、衰えは少しも見せず、元気に両手を広げて指揮をしておられ、久し振りでやや早めのテンポの良い緊張感に溢れた第40番ト短調の交響曲を聴いた。譜面通りに全て丁寧に繰り返しを行う几帳面な様子をしみじみと味わって、とても快い気分を味わうことが出来た。一方のエーヴァルトとN響の第25番のト短調交響曲の演奏は、軽快なテンポで第一楽章と第四楽章が対比されるように上手く流れており、非常に激しい中にも穏やかさがあって、とても安心して聞くことが出来た。二つのト短調交響曲を聴き比べるように聴いて来たが、両曲とも、第一楽章とフィナーレが早いテンポでリズミカルに疾走するところが共通しており、とても面白かった−
      (2015/02/08)

    6. 2015.02.02. 2015年(平成27年)2月初めの近況報告

      15-2-0、速報!−厳冬のザルツブルグ・ウイーン・プラハを駆け抜けてきました−

      15-2-1)、モーツァルト週間などの演奏会の写真による速報、 
      15-2-2)、このHPにおけるベストソフトのファイル化(2014年および2013年)、
      15-2-3)、暮れから正月にかけてのビデオソフトの動向
      15-2-4)、未アップ曲の概数チェックについて、
      15-2-5)、2015年2月号の放送番組予定、
      15-2-6)、2015年2月号のソフト紹介予定、

      (2015/02/02)

    −2015年(平成27年)1月掲載分−
    1. 2015/1/21、 最近、1月号でアップロードした指揮者ブロムシュテットとドン・ジョヴァンニやレポレロを歌ったバス・バリトンのダルカンジェロの出演した映像のコレクションが以下のとおり完成したので、ご覧頂きたい。
      1、 ブロムシュテット、の映像のコレクション、
      2、ダルカンジェロ、の映像のコレクション、


    2. 2015.01.15.  (最新の市販BDから;ダルカンジェロとレミージョの「ドン・ジョヴァンニ」)
      15-1-3、リッカルド・フリッツア指揮、ピエール・ルイージ・ピッツイ演出、マルケ州管弦楽団によるオペラ「ドン・ジョヴァンニ」K.527
      、ラウロ・ロッシ劇場、2009/07/30、2009スフェリステリオ・オペラ・フェスティヴァル、
      −この映像は、やたらにベッドシーンが出てくる色ごと好きな変なドン・ジョヴァンニであるという印象で、だらだらと地獄落ちまで来ていたのであるが、この場面でドン・ジョヴァンニが、4〜5人の裸の男女にまとわりつかれて絶叫を上げながら沈んでいく姿を見て、これまでの変なドン・ジョヴァンニの話が、単なる男女の関係ばかりでなく、男同士もあったり、組合せを変えたりする複雑な現代のグループ・セックス・パーテイの姿を、この物語を借りて描こうとした演出者の気持ちに気がついた。余り下品な演出ではないので救われるが、ローカルな劇場で立派な舞台を作り上げるイタリアの実力には、凄いものがあると思った−(2015/01/15)

    3. 2015.01.08.  (最新の放送から;ブロムシュテットとN響の交響曲、K.543とK.551)
      15-1-1、ヘルベルト・ブロムシュテット指揮NHK交響楽団による交響曲第39番変ホ長調K.543、N響定期第1787回、および交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」、
      N響定期第1789回、いずれもサントリー・ホール、2014/9/10および2014/9/27、
      −第39番を通して聴いてブロムシュテットの演奏は、非常に後味が良い演奏であり、テンポ感が良く、堂々とした正面から取り組んだ大きな演奏で、繰り返しも抵抗なく、落ち着いたしっかりした譜面通りの演奏をしており、ピリオド奏法の新しい感覚と正統的な演奏とを上手く重ね合わせた豊かなものを感じさせていた。「ジュピター交響曲」については、全楽章を通じて、ブロムシュテットの終始一貫してオーソドックスな重厚な進め方、各声部のアンサンブルの良さ、良く旋律を歌わせる指揮振りなどがとても印象的であり、第三・第四楽章の繰り返しなども含めて、他に例が少ない素晴らしい演奏であったと思う。N響は30年以上も付き合って来た豊かな指導者を得て、実に伸び伸びと演奏しており、海外の著名なオーケストラにも遜色ない立派な演奏を残してくれたと思う−(2015/01/08)

    4. 2015.01.05.  2014年の私のゴルフ結果の総括
         −誠に残念ながら、ついに四街道の平均値が100を切れなくなった−

      −今年は四街道GCで23回および東京湾CCを中心に合計37回のゴルフを楽しみ、スコアの平均値は104.35であり、昨年の101.60に比べて+2.75と大幅に悪くなった。四街道の23回の平均値では、残念ながら101.74と遂に100を超え、昨年の99.53に対し+2.21と悪くなって、これまで何とか右肩下がりで来たゴルフ成績も、昨年をピークに右肩上がりに転じて、ここ数ヶ月の調子から、年齢的な限界を感じざるを得ない状態になっている−(2015/01/05)


    5. 2015.01.03.  (古いS-VHSからの新発見;デーヴィス・バシュメットの協奏交響曲)
      15-1-2、コリン・デーヴィス指揮、バヴァリアン放送交響楽団とウラジミール・スピヴァコフのVn.とユーリー・バシュメットのVla.による協奏交響曲変ホ長調K.364(320d)
      、1988年収録、RM Arts CO-Production、
      −この演奏は、デーヴィスの穏やかで伸び伸びとした重厚なオーケストラの伴奏に支えられて、気の合ったヴィルテイオーゾ的なソリスト二人が颯爽としてそれぞれの楽器に集中できた演奏であり、大オーケストラでなければ味わえぬ充実した響きを持ったまさに交響曲的な協奏交響曲であった。この曲には、かねて名演奏が揃っているが、この演奏はその中でもトップクラスにランクされる貴重な演奏の一つであると思われる−(2015/01/03)

    6. 2015.01.01. 2015年(平成27年)1月初めの近況報告

      15-1-0、今年こそ景気回復が先行し、デフレ解消に向かう年になるか?

      15-1-1)、昨年(2014年)のこのHPのベストソフトは何か。
      15-1-2)、厳冬の2015年モーツァルト週間でモーツァルトの音楽を楽しんできます。
      15-1-3)、このホームページの終着駅を再び考える。
      15-1-4)、2014年のゴルフ総括−残念ながらスコアダウンが始まりました−
      15-1-5)、2015年1月号の放送番組予定、
      15-1-6)、2015年1月号のソフト紹介予定、

      (2015/01/01)

    −2014年(平成26年)12月掲載分−
    1. 2014/12/20、(最新の市販BDから;シュロット・ネトレプコ・ヘンゲルブロックの「ドン・ジョヴァンニ」)
      14-11-3、トーマス・ヘンゲルブロック指揮、フイリップ・ヒンメルマン演出のバルタザール・ノイマンEn.&Chorによるオペラ「ドン・ジョヴァンニ」K.527、2013/05/17、音楽祭ホール、バーデンバーデン、
      −この映像はヘンゲルブロックによる音楽面での新しさが序曲を始めとして随処で息づいており、新鮮なピリオド奏法の解釈が取り入れられているばかりでなく、タイトルロールの若いシュロットとドンナ・アンナのネトレプコが、歌と演技とスタイルの全ての面で素晴らしい活躍をしており、非常に新鮮な印象を受けた。演出面でも、広い舞台を活用して超モダンで簡素な戸外の舞台を作り上げていたが、矢張り豪華な貴族の館内の場面が要求される両フィナーレでは、貧弱さを隠せなかったが、それらを忘れさせるドン・ジョヴァンニの新しい動きや、地獄落ちの新場面の創設などの工夫がなされて、新鮮味でカバーしていた。初演時の原点に立ち返った「プラハ版」を新しく採用するなどの試みも含めて、ここで提案された新しい読み替えの手法や新しい解釈が、どう大方に評価されるか興味深いものがある。今回の映像は、ヤーコプスの映像(2006)とともに、原作の弱点を補う次のステップのための新しい試みがなされたという点で、評価したいと考えられる −
      (2014/12/20)

    2. 2014/12/17、最近、以下の曲の映像のアップロードが完成したので、ご覧頂きたい。全てを完成させるには、まだまだ時間が必要である。
      1、ピアノ協奏曲変ロ長調(第27番)K.595のデータベース、
      2、交響曲第36番ハ長調K.425「リンツ」のデータベース、
      3、コンサートアリア「どうしてあなたを忘れられようか?愛しい人よ。」K.505のデータベース、
      4、ピアノ協奏曲変ホ長調(第9番)K.271「ジュノム」のデータベース、

    3. 2014/12/11、(新旧2つのピアノ協奏曲;プレスラーとヘブラーの協奏曲K.595&K.453)
      14-12-2、パーヴォ・ヤルヴィ指揮パリ管弦楽団とメナヘム・プレスラーのピアノによる  ピアノ協奏曲変ロ長調K.595、2012/10/17、サル・プレイエル(パリ)、およびワルベルク指揮NHK交響楽団とイングリード・ヘブラーのピアノによるピアノ協奏曲第17番ト長調K.453、
      1998/06/25、NHKホール、
      −ヴェテラン・ピアニストのプレスラーの第27番K.595に引き続き、ヘブラーの第17番K.543を聴いたのであるが、両曲ともテインパニーを含まない、ピアノと木管が大活躍する協奏曲であり、第一楽章のアレグロは軽快そのものであり、アンダンテでは幻想風な雰囲気があったり、フィナーレが親しみやすく出来ていたりして、この二人のピアニストにはピッタリの似た曲同志のように思われた。プレスラーの粒立つような音の輪郭が明確なピアノは印象的であり、またヘブラーのきめ細かく丁寧にパッセージを弾き刻む風格ある姿は絵になっているように思われた−
      (2014/12/11)

    4. 2014/12/08、(古い2つのシンフォニー;鈴木秀美の古楽演奏とN響の定期演奏)
      14-12-1、鈴木秀美とリベラ・クラシカによる交響曲第29番イ長調K.201、2002/5/17、浜離宮朝日ホールおよびイルジー・ビエロフラーヴェク指揮NHK交響楽団による交響曲第36番ハ長調K.425、
      1997/1/23、第1311回N響定期、NHKホール、
      −鈴木秀美と彼のオーケストラの交響曲第29番は、第一・第四楽章に見られた極めて小人数による早いテンポの弦楽合奏が颯爽として気持ちが良く、またゆっくりしたテンポで進行する第二楽章では、弦と管の豊かな合奏が聴け、このアンサンブルの良い響きは、このホールだからそしてこの団体だから得られたものと評価したいが、この映像は肝心の第一楽章が途中から入るという不手際があり、後半の印象が良かっただけに残念に思った。また、ビエロフラーヴェクがN響を指揮する「リンツ」交響曲は、この曲が持っている一気に作曲された迷いのないストレートなアレグロ感覚を巧みに表現しており、指揮者を中心にしてオーケストラ全員が一体となって、スピード感溢れる瑞々しく躍動する演奏で、とても好感が持てた−
      (2014/12/08)

    5. 2014/12/03、(2014年11月末の久しぶりの2泊三日の沖縄観光旅行)
        −美ら海水族館も首里城も素晴らしくなり、沖縄の民族舞踊も各所で見ることが出来、念願のひめゆりの塔や平和記念博物館で合掌してきた−沖縄写真集−

      (2014/12/03)

    6. 2014.12.01. 2014年(平成26年)12月初めの近況報告

      14-12-0、消費増税から解散・総選挙を選んだ安倍政権−勝敗のラインは?−

      14-12-1)、厳冬の2015年モーツァルト週間でモーツァルトの音楽に浸ってきます。 
      14-12-2)、古いソフトを懐かしむ密かな楽しみ−歳のせいか、最近、感ずることが多い−
      14-12-3)、突然、血尿が出て驚いたが、検査結果からも、原因が不明で残念であった。
      14-12-4)、念願の沖縄に行ってきました−写真による報告−
      14-12-5)、2014年12月号の放送番組予定、
      14-12-6)、2014年12月号のソフト紹介予定、

      (2014/12/01)

    −2014年(平成26年)11月掲載分−
    1. 2014/11/23、(最新の市販DVDから;2010年のシドニーOPより「フィガロの結婚」K.492)
      14-11-3、パトリック・サマーズ指揮オーストラリアオペラ&バレー管弦楽団、アームフィールド演出による「フィガロの結婚」K.492、
      2010年、シドニー・オペラ・ハウス、オーストラリア、
      −このシドニー・オペラ・ハウスの「フィガロの結婚」は、全体として比較的ゆっくりしたテンポで進み、歌手陣は落ち着きのある雰囲気の中でゆったりと伸び伸び歌っていた。これはサマーズの指揮と一体となった、またアームフイールド演出に見合った伝統的な舞台造りや現代風の動きの良さなどから来るものであろう。このオペラハウスの陣容は、オーストラリア出身の方々ばかりのようであるが、それがチームワークの良さに現れているようで、オペラハウスのスタイルの傾向としては、イギリスのオペラに似た上品さとユーモアを持ったものと考えられ、まだ2つの公演しか見ていないが、決して地方のオペラ水準に留まらず、世界的な一流の水準に近づきつつあるオペラハウスと言う感触を持った−
      (2014/11/23)

    2. 2014/11/14、(古いVHSの録画から;2つのピアノ協奏曲K.271&K.537とアリアK.505) 
      14-11-2、1)アラン・ギルバート指揮N響とアンヌ・ケフェレックによるピアノ協奏曲変ホ長調K.271、1998年4月23日、NHKホール、2)プレヴィン指揮とピアノおよびロバータ・アレクサンダーのソプラノによるによるコンサートアリアK.505、1998年5月20日、NHKホール、3)エーリヒ・ベルゲル指揮とブルーノ=レオナルド・ゲルバーのピアノによるピアノ協奏曲ニ長調K.537、
      1988年、パリ室内管弦楽団、
      −K.271については、ダブって集録したため、アップ済みのソフトであったが、フランスの名花の華やかできらめくような演奏を改めてご確認頂きたい。K.505については、プレヴィンの指揮とピアノで、独唱のフレーズにピアノが相槌を打つようにバランス良く集録された映像であり、アレクサンダーの表情豊かなドラマテイックな歌い方も良くとても楽しめた。ゲルバーのK.537協奏曲は、第1・2楽章は堂々とした風格のあるしっかりした演奏であったが、不注意によるテープの容量不足のため、第3楽章がカットされるという不始末のソフトで残念だった。ここに深くお詫びしたい−
      (2014/11/14)

    3. 2014/11/03、(91年モーツァルトイヤーのヴェーグの「モーツァルト讃」コンサート)
      14-11-1、シャンドル・ヴェーグ指揮ザルツブルグ音楽祭モーツァルト・アンサンブル、 1)アダージョとフーガハ短調K.456、2)アンダンテハ長調K.315、3)フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299、Fl;ヴォルフガング・シュルツ、Hp;マリア・グラーフ、4)交響曲第29番イ長調K.201、1991/08/25、
      アカデミカ講堂、ザルツブルグ音楽祭、
      −この「モーツァルト讃」と名付けられたコンサートは、一見、バラバラな曲の集まりのように思えたが、アダージョとフーガにおける弦楽合奏の深いうねるような味わいは、ヴェーグのこの曲への執念のような重い響きを感じさせた。フルートとハープのための協奏曲は、シュルツとグラーフの腕も良く、フランス風のアンサンブルの良いサロン音楽に仕上げられ、香りの高い上品で見栄えのする協奏曲になっていた。最後のイ長調の軽快な交響曲は、両端楽章の颯爽とした軽妙なアレグロが実に快適であり、このコンサートを仕上げるのに相応しい明るさと力強さを持っていた−
      (2014/11/03)

    4. 2014.11.01. 2014年(平成26年)11月初めの近況報告

      14-11-0、消費増税を決断するか先延ばしか−安倍政権の進路は−

      14-11-1)、後期三大交響曲の捉え方−アーノンクールの「器楽によるオラトリオ」−
      14-11-2)、これから4ヶ月間のホームページのスケジュールの内定、
      14-11-3)、例年、秋が深まるといつも忙しいのだが−今年はさっぱり元気が出ない−
      14-11-4)、ある日突然、血尿が出て驚いたが、原因が不明−何が悪いのか気掛かり−
      14-11-5)、2014年11月号の放送番組予定、
      14-11-6)、2014年11月号のソフト紹介予定、

      (2014/11/01)

    −2014年(平成26年)10月掲載分−
    1. 2014/10/21、(小澤純一さんからお借りしたDVDの77年ハイテインクの「ドン・ジョヴァンニ」)
      14-10-3、ハイテインク指揮ロンドンフイルのピーター・ホール演出、1977年グラインドボーン歌劇場における「ドン・ジョヴァンニ」、
      1977年グラインドボーン音楽祭、
      −このグラインドボーンのピーター・ホールの演出は、小劇場のこのオペラの見本のような演出であり、画面全体の暗さを基調とした簡素な舞台であるが、衣裳は時代を反映した上品で豪華なもので、貴族たちと庶民たちを区別した格調の高い伝統的なスタイルであった。ハイテインクの指揮は、緩急のテンポを柔軟に使い分け、歌手たちと一体になって生きの良い安定した指揮振りを見せており、役柄に良くあった若い歌手たちが揃って良い演技と歌を聴かせており、古いなりに優れた映像であった−
      (2014/10/21)

    2. 2014/10/16、(古いLDの録画から;3つのクラリネット・ファゴット・オーボエ協奏曲)
      14-10-2、クラリネット協奏曲イ長調K.622、Cl:M. アリニョン、ファゴット協奏曲変ロ長調K.191、Fg:J-C.モンタク、オーボエ協奏曲ハ長調K.314、Ob:Y.ポーセル、ジョルジュ・プレートル指揮パリ・オペラ座管弦楽団、
      1988年収録、Mozart Treasures、Amadeo 、
      −この三曲の魅力ある管楽の協奏曲を、続けて何回も一挙に聴いていると、私にはこのレーザーデイスクの3曲は、パリ音楽院仕込みの親分であるプレートルとその仲間たちが、荘重なクラリネット協奏曲を第一楽章とし、不思議な魅力を持つファゴット協奏曲を第二楽章とし、オーボエ協奏曲の華やかで軽快な第二・第三楽章をフィナーレとする壮大で素敵な管楽デイヴェルテイメントを楽しんだように聞こえていた。恐らく、パリ・オペラ座のオーケストラの仲間たちが、粋人プレートルを中心に、自分たちによる、仲間たちだけのために楽しい演奏をし、その息の合った記録がこのLDなのであろうと思われる−
      (2014/10/16)

    3. 2014/10/10、(二つの協奏交響曲;古いVHSテープよりヴァイオリンとヴィオラ協K.364(320d)
      14-10-1、プロムシュテット指揮NHK交響楽団によるヴァイオリンとヴィオラの協奏交響曲K.320、今井信子と堀米ゆず子および1998宮崎国際室内楽音楽祭よりヴァイオリンとヴィオラの協奏交響曲K.364(320d)、スターンと川崎雅夫、

      −最初の演奏は、ブロムシュテットの伸び伸びとした重厚なN響の伴奏に支えられて、気の合ったソリスト二人が安心してそれぞれの楽器に集中した演奏であり、このような女性二人の息の合った会心の演奏に出遭うと、この曲は生き生きとして、まさに大オーケストラでなければ味わえぬ交響曲的な響きを持った協奏交響曲であった。続くスターンと川崎雅夫と徳永・宮崎国際室内楽団の演奏は、スターンが各楽章を通じて最初の一振りで指揮をして、一緒に合奏しながらスターンのペースで進めていく演奏であり、さすが巨匠の演奏や指導力はひと味違うと感じさせた。スターンのヴァイオリンの音色が柔らかくテンポも穏やかで、川崎のヴィオラもそれに合わせたスタイルで、オーケストラもそれと一体になったアンサンブルの豊かな演奏であって、全体としては堂々としてまとまりある室内楽的な演奏であった−
      (2014/10/10)

    4. 2014/10/04 (2014年フェラインの仲間と行く初めてのルッツエルン音楽祭とロベレート音楽祭、その2)
      2014年フェラインの仲間と行く初めてのルッツエルン音楽祭とロベレート音楽祭(2)−イタリア旅行編−写真集2−
      −ミラノ・ロヴェレート・ボルツアーノ・クレモナ・ヴェネツイアの町並みの散策とロベレート音楽祭など−

      −スイスから特急列車でミラノに到着したが、事故で1時間遅れ。ミラノで予約していたサンタ・マリア教会のダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の修復画見学がギリギリ間に合うというハプニングがあった。その夜からロベレート音楽祭に参加し、モーツァルトとショパンの協奏曲を楽しみ、翌日の夜は、久元先生のコンサート、第三日目の夜は、ターフェル・ムジーク「ドン・ジョヴァンニ」に参加した。その間に、ボルツアーノとクレモナで史跡巡りをしたが、ロヴェレートでM親子とゲーテの滞在ホテルのプレートを発見するという大収穫があった。ヴェネツイアのフェニーチェ劇場で「トロヴァトーレ」を良い席で見て、ヴェルデイの歌唱・合唱・オーケストラの三位一体のオペラを充分に楽しみ、帰路についた−
      (2014/10/04)

    5. 2014.10.01.  14-10-0、スイスの諸都市の旧市街地の素晴らしさ−空襲を免れた都市の良さ−

      14-10-1)、クリストファー・ホグウッドが僅か73歳で亡くなった。真に残念である。
      14-10-2)、ロベレート音楽祭における久元先生の好演。
      14-10-3)、夏休みと海外旅行が終わって−何という連日の忙しさに嬉しい悲鳴−
      14-10-4)、新ケッヒェル番号に期待する−ザスローさんのご健闘を祈って−
      14-10-5)、2014年10月号の放送番組予定、
      14-10-6)、2014年10月号のソフト紹介予定、
      (2014/10/01)

    −2014年(平成26年)9月掲載分−
    1. 2014/09/26、(過去の市販DVDから;ロリン・マゼール指揮の「フィガロの結婚」K.483)
      14-9-3、ロリン・マゼール指揮ウイーンフイルによる「フィガロの結婚」K.483、
      1963年、ザルツブルグ音楽祭、ORF、
      −マゼールの1963年という古い時期の映像を新しいDVD(2010年制作)で見て、当時のザルツブルグ音楽祭の当たり演目の観客の熱狂振りが身近に伝わってきており、これがカラーでステレオの映像であったならと大変残念に思った。舞台は機械装置のない狭く、動きのない舞台であったが、衣裳も豪勢な貴族社会風であったし、マゼールの指揮する音楽も実に伸び伸びと生き生きしており、手慣れた歌手陣も最近の舞台と異なってスピード感覚に乏しいが、実に、つじつま合わせが上手で、ライブそのものが生き生きとして伝わって来るからである−
      (2014/09/17)

    2. 2014/09/19、(2014年フェラインの仲間と行く初めてのルッツエルン音楽祭とロベレート音楽祭)<B>
      2014年フェラインの仲間と行く初めてのルッツエルン音楽祭とロベレート音楽祭(1)スイス旅行編−写真集1−
      −チューリヒ・ルッツエルン・ジュネーブの古都市の町並みの史跡巡りと伝統あるルッツエルン音楽祭など−

      −初めてのスイス訪問で、チューリッヒ・ルッツエルン・ジュネーブの古都市の町並みの史跡巡りなどを楽しみつつ、ルッツエルン音楽祭でゲバント・ハウスのマーラーの第3番やムッターのヴァイオリンのコンサートを楽しんだ。連日の快晴にも恵まれて、ルッツエルンで船と登山電車でリギ山(1750M)で展望しようという望みも達成できたが、期待していたジュネーブのオペラ座での「リゴレット」が、モダンな新演出で、サーカス芝居のような豪華さがない演出で気に入らず、残念であった−
      (2014/09/19)

    3. 2014/09/17、(古いLDの録画から;二つのフルート協奏曲第1番K.313および第2番K.314-2)
      14-9-2、マテイアス・バーメルト指揮ポーラ・ロビンソンのフルートによるフルート協奏曲第1番ト長調K.313およびフルート協奏曲第2番ニ長調K.314-2、
      ヨーロッパ・コミュニテイ・ユース管弦楽団、1989年(第2番)および1987年(第1番)、
      −この映像は、いわゆる舞台上のコンサート形式ではなく、オーケストラ団員と独奏者を自由に配置して、リラックスした演奏風景を収録しようとした、映像初期のLDでの新しい試みであった。ロビンソンの演奏は、実に生き生きとして軽快そのものであり、フリーな姿が写し出されていたが、見る立場では、何となく落ち着かない、音楽に集中できない中途半端な演奏風景であった。しかし、両曲を通じて、映像で見るコンチェルトは、独奏フルートとオーケストラとの掛け合いが良く分かり、アンサンブルを楽しみながら演奏している様子が良く理解でき、有意義でもあった−
      (2014/09/17)

    4. 2014/09/05、(二つの交響曲;マゼールのプラハ交響曲K.504とラトルのジュピター交響曲K.551)
      14-9-1、ロリン・マゼール指揮NHK交響楽団による交響曲第38番ニ長調「プラハ」K.504、2012年10月24日、サントリーホール、およびサイモン・ラトル指揮ベルリンフイルによる交響曲第41番ハ長調「ジュピター」K.551、
      2013年8月23日、フィルハーモニー・ホール、ベルリン、
      −マゼールのプラハ交響曲は、ゆっくりしたテンポで整然とした落ち着きのある格調が高い響きがしており、基本的には繰り返しを省略した伝統的なタイプの演奏であった。一方のラトルのジュピター交響曲は、最初から堂々として力で押すタイプを見せ、早めのテンポ感で引き締まった壮麗で豊かな感じが溢れた「ジュピター」であり、伝統あるベルリンフイルの響きを聴かせていた。さらに、三大交響曲の連続演奏のフィナーレとしての総仕上げを意識した壮大で豊かな演奏のように思われた−
      (2014/09/05)

    5. 2014.09.01.  14-9-0、「資本主義の終焉」を予測する本が出てきた−人類はどうなるのだろうか?−

      14-9-1)、9月7日からルッツエルン音楽祭、ロヴェレート音楽祭に出かけてきます。
      14-8-2)、ベルリンフイルのデジタル・コンサートホールのモーツァルト・メニュー、
      14-9-3)、マリア・ジョアン・ピリスのエラート盤全集(CD17枚)、
      14-9-4)、NHKの音楽番組「ららら!クラシック」を楽しみにしている。
      14-9-5)、2014年9月号の放送番組予定、
      14-9-6)、2014年9月号のソフト紹介予定、
      (2014/09/01)

    −2014年(平成26年)8月掲載分−
    1. 2014/08/28、(最新の市販DVDから;ノイエンフェルス演出の変な「後宮」)
      14-8-3、ローター・ツアグロセク指揮シュトゥットガルト州立歌劇場O&CHO、ハンス・ノイエンフェルス演出の「後宮からの誘拐」,
      1998年州立劇場ライブ、
      −この映像は、最初に通して見たときには、なぜ歌手と俳優が必要か分からないまま終わっており、恐らくライブで見た方も大方の人は、遠目では歌手も俳優も同じように見えて、意味が分からないまま、終わったものと思われる。しかし、克明に詳しくこの映像を見ても、演出者の発想の豊かさを認めても、この映像の評価は変わらなかった。私はこれらの演出者の非凡なアイデアを、歌手と俳優に分けるなどという変な発想からではなく、もっと真面目な発想で不満なリブレットに対し注文をつけ、音楽を高め、舞台を見て楽しくする方向に持って行って欲しかった−
      (2014/08/28)

    2. 2014/08/014、(古いLDの録画から;二つのピアノ協奏曲第9番K.271および第21番K.467)
      14-8-2、ジャン=フィリップ・コラールの指揮とピアノによるピアノ協奏曲第9番K.271「ジュノム」、トウルース室内管弦楽団、1989、フランス、およびマリア・ジョアン・ピリスのピアノとマテイアス・バーメルト指揮、ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467、
      トウルース室内管弦楽団、1989年10月、
      − このコラールの映像は、彼の弦とのアンサンブルを大切にする独奏ピアノの性格が滲み出たような演奏であり、肌理の細かなニュアンスを大切にする丁寧な弾き方の「ジュノム」協奏曲であった。一方のピリスの演奏は、全楽章を通じてスピード感のあるソロピアノが刻印を押すような響きにクリアに捉えられており、映像は変化がなく単調なものであったが、演奏はなかなか楽しめるものであった −
      (2014/08/14)

    3. 2014/08/06、(三つの交響曲;ムーテイ・ウイーンフイルの来日公演、K.425、K.504、K.550) 14-8-1、リッカルド・ムーテイ指揮ウイーンフイルの1999年来日公演記録、交響曲第38番ニ長調K.504「プラーハ」、交響曲第36番ハ長調K.425「リンツ」、および交響曲第40番ト短調K.550、1999/3/17公演、サントリー・ホール、
      − ムーテイの「プラーハ」は、マイペースの軽快な指揮振りのように見えていたが、全体としてみれば堂々としたオーソドックスな勢いのある演奏であり、安心して浸れる良いテンポで進行し、親しみの持てる演奏であった。続く「リンツ」は、オーケストラ全体が一体となって躍動していくエネルギッシュなスピード感があり、恐らくこの曲が一気に作曲された雰囲気をそのまま音にしたような感覚に聞こえていた。ト短調の交響曲では、久しぶりでテンポの良い緊張感に溢れた演奏を聴いて、颯爽と流れるこの曲の良さとウイーンフイルの巧さを映像でしみじみと味わうことができた−
      (2014/08/06)

    4. 2014.08.01.  14-8-0、平成26年8月初めの近況報告−最近の安倍政権に思う−

      14-8-1)、ロリン・マゼールが急逝した。−享年84歳であり、まだ若く残念だ−
      14-8-2)、レコード芸術誌−ベルリンフイルの「ジュピター」サービス雑感−
      14-8-3)、久しぶりのホームページのアップ方針
      14-8-4)、「里山資本主義」−30万部・新書大賞2014を読んで−
      14-8-5)、2014年8月号の放送番組予定、
      14-8-6)、2014年8月号のソフト紹介予定、
      (2014/08/01)

    −2014年(平成26年)7月掲載分−
    1. 2014/07/26、(最新の市販DVDから;オーストラリア、シドニーOPの「ドン・ジョヴァンニ」)
      14-7-3、マーク・ウイッグルスワース指揮、オーストラリア・オペラ&バレエ管弦楽団ゴラン・ヤルフェルト演出による「ドン・ジョヴァンニ」、
      2011年シドニー・オペラハウス、
      −最後の巨大な石像が登場するシーンが、この映像ならではの音と動きの饗宴で素晴らしく迫力があり、全体として実に充実感のあるオペラ「ドン・ジョヴァンニ」を見たという実感があった。舞台は一貫して最初から最後まで同じ広場であったが、豪華な衣裳や小道具などは、さすが永年にわたってこの劇場で用意されてきたものであり、伝統的な演出に沿ってリブレットに忠実で分かり易い舞台であった。この劇場の古き良さを蓄えた伝統的なものを大事にしている姿勢が、新味を出そうと競争している他の有名劇場と違った印象を与え、初めて見るものには、安心して見ていれる映像となっていた−
      (2014/07/26)

    2. 2014/07/18、(古いLDの録画から;二つのヴァイオリン協奏曲第5番K.219および第3番K.216)
      14-7-2、オーギュスタン・デュメイのヴァイオリンと指揮によるヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219「トルコ風」および第3番ト長調K.216、
      トウルース室内管弦楽団、1989年10月、
      −この映像は、アマディオの初期のLDのコピーであるが、今改めて見直しても、内容的には素晴らしい室内楽的なバランスの良い演奏を残してくれており、「トルコ風」の第5番においても、威勢の良い元気な第3番においても、デュメイの優れた持ち味が発揮されたものと高く評価しておこう。長身のデュメイがヴァイオリンを弾く姿は絵になっており、ヴィルテイオーゾ的な演奏スタイルが良く似合っている一方で、室内管弦楽団とアンサンブルを楽しむ姿も見せていた。しかし、映像が古く音も寂しいのが残念であった−
      (2014/07/18)

    3. 2014/07/10、(二つの交響曲;最新録画のジュピター交響曲とD-VHSのプラーハ交響曲)
      14-7-1ヤニック・ネゼ=セガン指揮フィラデルフィア交響楽団の交響曲第41番ハ長調「ジュピター」、2014/06/03サントリー・ホールおよび、ゲルト・アルブレヒト指揮ドイツ室内管弦楽団の交響曲第38番ニ長調「プラーハ」K.504、
      1990/12/02、クリスチャン・ツアイス・ザール、ヴィースバーデン、
      −37歳でこの楽団を指揮するようになったセガンは、若々しい風貌でエネルギッシュに指揮をしており、映像の冒頭のインタビューで新しいサウンドをお示ししたいと語っていたが、歯切れの良い生き生きした軽快で爽やかな「ジュピーター」交響曲となっていた。 一方の私と同年代のアルブレヒトによる「プラーハ」交響曲は、指揮のスタイルは古楽器演奏であるが、演奏内容は軽快感をもつ伝統的な重厚なしっかりした演奏であり、とても好感が持てた−
      (2014/07/10)

    4. 2014.07.01.  14-06-01、平成26年7月初めの近況報告−世界サッカー予選で最下位・期待が大きすぎた−

      14-7-1)、VHSダビングマスター(税込み約1万円)−面白い。いろいろな用途が?−
      14-7-2)、銀行の定期預金の満期が来た−考えた末に正反対のREITファンドへ−
      14-7-3)、映画「アマデウス」(ディレクターズ・カット盤)を改めて見て、
      14-7-4)、旧交を温めに、札幌にゴルフに行ってきます。
      14-7-5)、2014年7月号の放送番組予定、
      14-7-6)、2014年7月号のソフト紹介予定、
      (2014/07/01)

    −2014年(平成26年)6月掲載分−
    1. 2014/06/21.(最新のHDD3録画;二つのピアノ協奏曲、ニ短調K.466およびト長調K.107-2)
      14-6-2、ファビオ・ルイージ指揮NHK交響楽団、ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466、ピアノ;ルドルフ・ブッフビンダー、N響定期第1773回、サントリー・ホール、2014年、およびピアノ協奏曲ト長調K.107-2、
      佐渡裕指揮、ニュウニュウのピアノとスーパーキッズO、東京オペラシテイ・コンサートホール、
      −ファビオ・ルイージ指揮のN響定期においてウイーンで活躍しているルドルフ・ブッフビンダーの来日記念とも言える演奏があり、お馴染みのピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466を演奏していた。68歳のブッフビンダーは、オーケストラとのアンサンブルを重視する落ち着いた風格のある演奏をする人であり、期待を裏切らなかった。一方のテレビ朝日の佐渡裕の「題名のない音楽会」では、中国の16歳の少年ピアニストのニュウニュウが、ピアノ協奏曲ト長調K.107-2を弾いていたが、若いがしっかりした演奏をして観衆を喜ばせていた−
      (2014/06/21)

    2. 2014/06/16.(最新のN響録画より;マリナーのオール・モーツァルト・コンサート)
      14-6-1、ネヴィル・マリナー指揮NHK交響楽団、交響曲第35番ニ長調「ハフナー」K.385、ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482、ピアノ;テイル・フェルナー、交響曲第39番変ホ長調K.543,
      サントリー・ホール、第1777回定期公演、2014年5月、
      −マリナーは90歳を超えているが、指揮を取る姿は禀としており、背筋が伸び動きは少ないが、短い指揮棒をこまめに動かす指揮振りであった。彼の演奏する音楽は整然としてバランスが良く、暖かみのある演奏であり、N響を振っていてもいつもと変わらぬ指揮振りなのであろう。ピアノ協奏曲では、ピアニストを導くように落ち着いたテンポでしっかりとリードしていたし、二つの交響曲では、余り格式張らずに自然体の雰囲気で、軽やかに穏やかなペースで指揮をしていた−
      (2014/06/16)

    3. 2014/06/09.(最新の市販DVDから;新全集以前の最も古い映像の「イドメネオ」(1970)の映像)
      14-6-3、ベンジャミン・ブリテン指揮、イギリス室内管弦楽団およびイギリス・オペラ合唱団によるオペラ「イドメネオ」K.366、
      1970年5月に初放送、BBC制作、英語版、
      −この映像は新全集が刊行される以前に制作された最も古い映像であり、かつ、作曲家・指揮者・ピアニストとして活躍していたベンジャミン・ブリテン(1913〜1976)によって編集された唯一の英語版であった。内容的にはミュンヘン初演稿に基づいているが、各幕の始めにナレーションをつけたり、アリアやレチタティーボの一部を省略したりし、TV放送用に分かりやすくまとめられた映像であって、英語圏の方々には字幕なしで理解できる魅力的な映像となっていた−
      (2014/06/09)

    4. 2014.06.03. −オペラ「イドメネオ」−モーツァルテイアン・フェライン発表を終えて−8組の映像の総括/ウイーン版への奨め/新ミュンヘン版?への期待− (2014/06/03)

    5. 2014.06.01.  14-06-01、平成26年6月初めの近況報告−今年の6月は世界サッカーで燃えるか−

      14-6-1)、オペラの新規ソフトが久しぶりで充実してきた−どんな順序でアップするか−
      14-6-2)、イドメネオの「天の声」を当時の人はどう聞いたか−「アルチェステ」を見て−
      14-6-3)、イドメネオ8映像の総括−フェライン発表を終えて−
      14-6-4)、オーデイオ報告−外部入力からのHDD録画の効用−
      14-6-5)、2014年6月号の放送番組予定、
      14-6-6)、2014年6月号のソフト紹介予定、

      (2014/06/01)

    −2014年(平成26年)5月掲載分−
    1. 2014/05/23.(最新の市販DVDから;2013ブレゲンツ音楽祭の湖上劇場の「魔笛」)
      14-5-3、パトリック・サマーズ指揮、ウイーン交響楽団およびプラーグフイル合唱団による「魔笛」K.620、
      デヴィッド・パウントニー演出、2013年ブレゲンツ音楽祭、2013年7月収録、
      −この「魔笛」は、これまでと全く異なる巨大な湖上空間の舞台であり、野外で子供たちが喜ぶようなメルヒェン風のキャラクターを登場させて大暴れさせ、スペキュタキュラーな舞台や美しい音楽と娯楽性とをアウトドアで大雑把に楽しむ「魔笛」のように見えた。従って、丁寧に筋を追って批判的にその印象を語っても余り意味がないと思われるので、ここでは、好きなようにやっている演出家の珍しい舞台について、写真を中心に大まかに紹介したいと思う−
      (2014/05/23)

    2. 2014/05/16.(最新のHDD録画より;ウイーン楽友協会合唱団のレクイエム・オルガン版)
      14-5-2、ウイーン楽友協会合唱団による「レクイエム」ニ短調K.626、オルガン伴奏版、
      日本公演記録、2012/12/24、大阪市和泉・ホール、
      −このウイーン楽友協会合唱団は、この「レクイエム」の合唱音楽としての素晴らしさを改めて気づかせる演奏であると思った。この合唱団は、アマチュアでありながら、60人を超える大合唱の迫力があり、また弱音においても声が良く揃っており、オルガン伴奏によって合唱が浮かび上がるように聞こえていた。1812年の創設と聞くと、今年は創立200年の節目を迎えることになるが、その長い歴史を心から祝福するとともに、今後のさらなる発展を祈念したいと思う−
      (2014/05/16)

    3. 2014/05/05.(最新の市販DVDより;アバドの孤児院ミサ曲K.139の初映像)
      14-5-1、クラウデイオ・アバド指揮モーツァルト・オーケストラとシェーンベルグ合唱団による「孤児院」ミサ曲ハ短調K.139(49a)、
      2012/06/28、モーツァルト・ハウス、ザルツブルグ、
      −この曲はザルツブルグで書かれたミサ曲と異なって、楽器編成も大きく、規模も壮大で12歳の少年の作としては信じ難い大曲のミサ・ソレムニスとなっており、聴けば聴くほど凄い作品であることが分かる。アバドのこの新しい演奏は、ソリスト達やシェーンベルグ合唱団の手慣れた熟達ぶりもあって、彼の恐らく最後のミサ曲として充分に満足させられた−
      (2014/05/05)

    4. 2014.05.01. 14-05-01、平成26年5月初めの近況報告−今年の春は憂慮すべき話題が豊富−

      14-5-1)、久しぶりで堪能したウイーン室内合奏団、
      14-5-2)、若きアバド・ポネルのロッシーニのオペラの名盤二つがハイビジョンで甦った、
      14-5-3)、イドメネオ8映像の総括−フェラインでも報告することになったが心配−
      14-5-4)、白内障手術が順調に推移し、現在3種類のメガネを用途に合わせて調整中、
      14-5-5)、2014年5月号の放送番組予定、
      14-5-6)、2014年5月号のソフト紹介予定、
      (2014/05/01)

    −2014年(平成26年)4月掲載分−
    1. 2014/04/25.(懐かしいS-VHSから;シモン・ゴールドベルグの追悼特集)
      14-4-2、シモン・ゴールドベルグと水戸室内管弦楽団による交響曲第40番ト短調K.550、その他、彼のヴァイオリンの生涯の記録、
      1993年4月19日、水戸市立文化会館、
      −フルトヴェングラーとベルリンフイルのコンサートマスターとして、ゴールドベルクはその全盛時代を築き上げ、アンサンブル奏者として活躍を遂げた後、ユダヤ人であるが故に戦前・戦後と不遇の目を重ね、最後に日本に永住の地を見付けたが、リサイタルを前にして急逝するという薄幸なヴァイオリニストの貴重なドキュメンタリーであった−
      (2014/04/25)

    2. 2014/04/15.(最新のHDDから;ウイーン・アンサンブルのオペラ・アリア集)
      14-4-3、ウイーン・アンサンブルの日本公演記録より、オペラ「フィガロの結婚」K.492、「ドン・ジョヴァンニ」K.527、および「魔笛」K.620、のアリア集、
      2013/6/29、横浜フィリア・ホール、
      −第一ヴァイオリンの繊細なメロデイラインを中心に、第二ヴァイオリンとヴィオラがこれをしっかりと支えて複雑に伴奏をし、コントラバスが一段と低いところで低域を支えるこのウイーンアンサンブルの四重奏には独特なものがあり、モーツァルトのセレナード・デイヴェルデイメント、今回のようなオペラアリア集など、またウインナワルツなどに実にフイットしており、普段聴くものと異なった味わいを聴かせてくれた−
      (2014/04/15)

    3. 2014/04/12.(オペラ「イドメネオ」全8組の映像の総括が完成しましたので、ここにアップロードします)
      オペラ・セリア「イドメネオ」K.366−8組の映像の総括とウイーン版への奨め
      −映像が8種類もあり、それぞれミュンヘン初演版およびウイーン版に別れて、オペラセリアの最高作品として楽しめるが、未だ突出したものがないので、自分なりに模索した望ましい「イドメネオ」像についてご紹介することとしたい−

    4. 2014/04/04.(懐かしいLDより;リヨン歌劇場におけるオペラ「ミトリダーテ」の初映像)
      14-4-1、テオドル・グシュルバウアー指揮、ジャン・クロード・ファル演出による歌劇「ポントの王ミトリダーテ」K.87(74a)、リヨンオペラ座歌劇場O&CHO、1986年リヨンオペラ座ライブ収録、
      −このリヨンオペラの映像は、このオペラの最初の映像であり、省略曲が第15番の1曲しかないリブレットに忠実な映像であったが、写真でお分かりの通り、画像の質が非常に悪く、ミトリダーテやアスパージャが存在感のある映像であったにも拘わらず、残念ながらとても推薦できる映像とはならなかった−
      (2014/04/04) 

    5. 2014.04.01. 14-04-01、平成26年4月初めの近況報告−手術明けで一挙に春が来た感触です−

      14-4-1)、白内障手術後見え方が安定するまでまだ時間がかかりますが、HPは復活します。
      14-4-2)、KEFのサブ・ウーファーを追加しました−期待通りの縁の下の力持ちです−
      14-4-3)、イドメネオ8映像の総括−日本M協会オペラサークルで4月例会で発表予定−
      14-4-4)、手術後の安静時での雑感−AVオーデイオ三昧の毎日でした−
      14-4-5)、2014年4月号の放送番組予定、
      14-4-6)、2014年4月号のソフト紹介予定、
      (2014/02/01)

    −2014年(平成26年)3月掲載分−
    1. 2014/03/18.(白内障(両眼)の手術のため、1ヶ月のパソコン禁止を命ぜられ、3月分は、誠に残念ながら、休養させて頂きます。)

       −去る2月14日(金)に左眼、3月1日(土)に右眼の白内障手術を受け、医者から約1ヶ月間の安静とパソコン禁止を命ぜられました。現在、手術後17日、本日の診断で、傷は順調に回復しつつありますが、視力が安定するまでには、2〜3ヶ月を必要とするようです。従って、メガネを新調しても合わなくなる怖れがあるようで、困ったことになったと考えています。しかし、幸いにも人工レンズの挿入の結果、ド近視であった両眼が、何とメガネなしで車に乗れるような状況にまで改善しましたが、反対に老眼にならざるを得ず、新聞や本など細かな字がよく見えず、これからは老眼鏡が必要になるようです。

        これまでテレビやビデオなどを見て、モーツァルトの映像記録を追っかけて来ましたが、テレビは裸眼で実に良く見えるようになりましたが、今まで得意だった映像を見ながら本を読むことができなくなり、これからは老眼鏡を鼻眼鏡にしてテレビを見るようになりそうで、この仕事には不自由になったと思っております。裸眼では従来通りの乱視がありますので、ゴルフのボールを見るときなどには、乱視用のメガネが必要ですので、3ヶ月後には遠近両用のメガネにしようと考えている次第です。

        ゴルフのボールが見えなくなって、緑内障の手当てを受けているうちに、白内障が進んでいるので手術をしたらとお医者さんに指導を受け、思い切って手術に踏み切りましたが、良い結果になりそうで安心しております。体は元気でしたので、退屈しのぎに買いためていたCDをこの機会にすっかり聞き直して鋭気を蓄えている次第です。手術後、初めてのパソコンの長文でしたが、裸眼ですんなり直接入力がで来ました。ご心配をお掛けしましたが、もう一息ですので、もう少し休みを頂きたいと思います。 倉島 収。


       

    −2014年(平成26年)2月掲載分−
    1. 2014/02/13.(最新のDVDから;久保田巧のK.301とヴィルデ・クラングのK.377)
        14-2-2、久保田巧によるヴァイオリン・ソナタト長調K.301、ピアノ、村田千佳、南アルプス市桃源文化会館ホール、2013/04/06、およびヴィルデ・フラングによるヴァイオリン・ソナタ、ヘ長調K.377(374e)、
      ピアノ、リフィッツ、白寿ホール、2012/05/12、
      −最初の親しみやすい可愛げな曲は、久保田の明るいヴァイオリンと村田の軽やかなピアノとが良く合って実にスムーズに楽しげに弾かれており、安心してモーツァルトの世界に浸れる短い二楽章であった。一方のクラングの演奏ではヴァイオリンはとても美しく鮮明であるが、ピアノに比して音量がないせいもあって、リフィッツのピアノの方が軽やかに良く動くので、聴感上はピアノの方が優位に立った演奏であった−
      (2014/02/13) 

    2. 2014/02/07.(最も懐かしいS-VHSから;ホルショフスキー99歳の芸術−ルツエルン音楽祭(1990))
      14-2-1、ミエチスラフ・ホルショフスキーの芸術、ピアノソナタ第11番イ長調K.331、ルツエルン音楽祭(1990)、およびピアノソナタ第12番ヘ長調K.332、1987年12月9日、カザルスホール収録ほか多数、TVドキュメンタリ「99歳のモーツアルト弾き−ホルショフスキーの奇跡」、テレビ朝日の放送より、
      −このドキュメンタリーは、99歳まで現役のピアニストとして活躍した巨匠ホルショフスキーの実際の姿を克明に報じたものであり、その人の執念と支える人や環境があって初めて達成できることが如実に示されている。100歳まで元気で日常生活を過ごすと言うことは大変なようであるが、ピアノを弾くという生き甲斐が彼の精神を支え、ビーチェという限りなく献身的な人の存在のお陰で長寿が保てたことを教えられたドキュメンタリーであった−
      (2014/02/07) 

    3. 2014.02.01. 14-02-01、平成26年2月初めの近況報告−わが大津川に白鳥が今年も飛来した−( 14-2-1)、新春の四街道万年青会1月例会で優勝した−2年ぶりの快挙で今年の運勢は?− 14-2-2)、イドメネオ8映像の総括−日本M協会オペラサークルで3月例会で発表予定− 14-2-3)、クラウデイオ・アバドが亡くなった− 14-2-4)、名ピアニストの10CDシリーズを購入!−ハスキル、ゼルキン、グルダ− 14-2-5)、2014年2月号の放送番組予定、 14-2-6)、2014年2月号のソフト紹介予定、
      (2014/02/01)

    −2014年(平成26年)1月掲載分−
    1. 2014/01/27.(懐かしいD-VHSより;コヴェントガーデンの「ミトリダーテ」)
      14-1-3、ダニエル指揮、ヴィック演出による歌劇「ポントの王ミトリダーテ」K.87(74a)、コヴェントガーデン王立歌劇場O&CHO、1991年没後200年記念公演、ロンドン、
      −この映像においては、省略アリアが少なく、比較的リブレットに忠実に演奏されており、イズメーネに存在感があり、孤独なミトリダーテを励ます一面もあって、ミトリダーテが息を引き取る前に、裏切られた3人全員を快く許して亡くなるというリブレット通りの筋書きで終始しており、とても安心して見ておれた映像であった。この映像が、最も分かりやすく、全体のバランスが取れたものとして前回同様に総括しておきたい−
      (2014/01/27) 

    2. 2014/01/16(最新のDVDから;ラルフ・オヴェ・アンスネスのバッハとモーツァルト)
      14-1-2、ラルフ・オヴェ・アンスネスのピアノとノルウエー室内管弦楽団によるバッハとモーツァルト、ピアノ協奏曲第18番変ロ長調K.456より第三楽章アレグロ、バッハ、ピアノ協奏曲第5番ヘ短調BWV1056より第二・第三楽章、ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271より第三楽章、ピアノ協奏曲第20番に短調より第二・第三楽章、2004年9月30日、オスロー郵便局ホールにおけるライブ・レコーデイング、
      −まるでジャズクラブで即興演奏を聴いているような雰囲気の中で、アンスネスがお得意のモーツァルトやバッハの協奏曲のお好みの楽章を単独で弾いており、仲間内のノルウエー室内楽団とアンサンブルを楽しんでいる様子がうかがえて、明らかに風変わりなクラシック・コンサートであるが、こういうこれまでにない新しい楽しみ方もあるなと教えられたコンサートであった−
      (2014/0116)

    3. 2014/01/08.(最新のHDDから;サイモン・ラトルとベルリンフイルの三大交響曲)
      14-1-1、サイモン・ラトルとベルリンフイルの後期三大シンフォニー;交響曲第39番変ホ長調K.543、交響曲第40番ト短調K.550、交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」、2013年8月28日、ルツエルン・カルチャー&コンヴェンションセンター・ホール、2013ルッツエルン音楽祭より、
      −後期の三大交響曲を一つのコンサートでまとめて演奏する試みが、久しぶりで行われ、ラトルのきびきびとしたピリオド奏法的な指揮振りが良く目立ち、新鮮な印象を受けた。三曲をまとめて聴くと、それぞれが独立した名作だけに、充実感があり、39番では早めのテンポで軽快に進めており、ベルリンフイルの響きも壮麗で豊かな感じがする後味の良い素晴らしい演奏であると思った。40番では冒頭の爽やかな速いテンポの壮麗さが一貫して全体に及び、明るく疾走するト短調の雰囲気であった。最後の41番は、最初から堂々として力で押すタイプの仕上がりを見せ、さすが伝統あるベルリンフイルの響きであると思わせる壮大なフィナーレを持った、総仕上げのジュピター交響曲になっていた。ラトルのこれからのこの分野での活躍が非常に期待される−(2014/01/08) 

    4. 2013/01/07. (2012年のゴルフの総括)
      2013年のゴルフ総括が、恥ずかしながら完成しましたのでアップします。
      −内容は必ずしも良くなかったのですが、兎に角、四街道の32回の平均で、何とか100を切ることが出来ました−
      (2014/01/01)

    5. 2014.01.01. 14-01-01、平成26年1月初めの近況報告、( 14-1-1)、このホームページの終着駅を考える、 14-1-2)、昨年(2013年)のベストソフトは何か、 14-1-3)、KEFの小型スピーカーが定着して−より落ち着いて聴けるシステムになった− 14-1-4)、サイモン・ラトル・ベルリンPOがモーツァルトで新鮮な音を聴かせている、 14-1-5)、2014年1月号の放送番組予定、 14-1-6)、2014年1月号のソフト紹介予定、)
      (2014/01/01)

    −2013年(平成25年)12月掲載分−
    1. 2013/12/31.KEF-Q900型スピーカの導入記−ホームシアター型システムへの大幅改善−
      が完成しましたので、アップロード致します。

    2. 2013/12/31.モーツァルテイアン・フェライン2012年11月例会の報告第一部;「コンサートでは聴けない名曲を映像で」および第二部;モテット「踊れ、喜べ」K.165の映像の見較べ・聴き比べのご紹介、
      が完成しましたので、アップロード致します。

    3. 2013/12/21.(懐かしいLDより;アーノンクール・ポネルの「ポントの王ミトリダーテ」))
      13-12-3、ニコラウス・アーノンクール指揮、ジャン=ピエール・ポネル演出による歌劇「ポントの王ミトリダーテ」K.87(74a)、ウイーン・コンツエントウス・ムジクス、テアトロ・オリンピコ、ヴェチェンツア、1986、3月、イタリア、
      −ポネルの演出を改めて見て、古い劇作品をローマ時代を彷彿とさせる古い奥行きのある劇場を使って、王族の正装スタイルで当時の劇作品を豪華なものに見せて他の演出を寄せ付けないレベルの高さを見せつけていたが、やはり最後のエンデイングをことさら単純に簡素化して、過去に指摘したと同じエンデイングのもの足り無さを、改めて今回も感じさせた。しかし、この映像の第二幕のフィナーレになるアスパージャとシファーレの二重唱の美しさ、二人のカデンツアの素晴らしさには、これが14歳の少年の作だけに、何度聴いても驚かされる−(2013/12/21) 

    4. 2013/12/17.(新しいHDDから;エマニュエル・パユのフルートによる協奏曲と幻想曲)
      13-12-2、エマニュエル・パユのフルートによるフルート協奏曲第2番ニ長調K.314-2、およびフォップス作曲、「魔笛」の主題による幻想曲、アンドルー・マンゼ指揮NHK交響楽団、N響「夏」より、NHKホール、2013年7月17日、およびパユのサンスシー宮殿コンサート、2011年6月16日より、
      −今回のパユの協奏曲K.314-2は、自信に満ちた表情で各楽章で出てくる長い技巧的なパッセージを全く無難にこなしており、テンポ感も良く、明るく伸び伸びした快演であった。また、続くフォッブス作曲の「魔笛」の主題による幻想曲は、初めて聴いたのであるが、原曲の雰囲気を壊さずにフルートにアリアを歌わせ、さらにフルートの技巧的装飾を楽しむもので、味わいのある編曲であり、パユの技巧が光っていた−(2013/12/17) 

    5. 2013/12/14.(新しいDVDと古いVHSから;2つの交響曲第39番変ホ長調K.543)
      13-12-1、ゲオルク・ショルテイ指揮シカゴ交響楽団の交響曲第39番変ホ長調K.543、1985年2月、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン、およびジェフェリー・テイト指揮イギリス室内管弦楽団の交響曲第39番変ホ長調K.543、1988年、BBCスタジオ、ロンドン、およびデニス・ラッセル・デイヴィス指揮のカメラータ・アカデミカ・ザルツブルグによる「アダージョとフーガ」ハ短調K.546、モーツァルテウム・大ホール、2001年モーツァルト週間、ザルツブルグ、
      −ショルテイの演奏は、テンポが決して早めでなく、変な癖もなく、落ち着いたしっかりした譜面通りの演奏をしており、伝統的で力強い豊かなものを感じさせる後味の良い立派な演奏であると思った。これに反し、テイトはピリオド演奏の影響を直接受けながら、彼の独自のバランス感覚による解釈を付加させているように思えた。ラッセル・デイヴィスのK.546は、体全体でオーケストラを揺するように動かした激しい演奏で迫力があった−(2013/12/13) 

    6. 2013/12/05.オラトリオ(二部の宗教劇)「救われたベトゥリア」(La Betulia libetata)K.118(74c)のご紹介、
      −日本語化オペラの意義と2つの映像の主なアリアの聴き比べ−

      が完成しましたので、アップロード致します。

    7. 2013.12.01. 13-12-0、平成25年12月初めの近況報告、( 13-12-1)、日本M協会のオペラ・サークル12月例会での発表− 13-12-2)、新しいDENONのメインアンプとBDプレイヤーのご紹介− 13-12-3)、プリンターが壊れたが、直ぐに買い換えて事なきを得た、 13-12-4)、フェラインの11月例会の発表を終えて、 13-12-5)、2013年12月号の放送番組予定、 13-12-6)、2013年12月号のソフト紹介予定、、)
      (2013/12/01)


    −2013年(平成25年)11月掲載分−
    1. 2013/11/25.(最新のNHKのHDD録画およびライブ観劇記録から;新国立劇場の「コシ」) 
      13-11-3、2013年新国立劇場によるイヴ・アベル指揮、東京フイルハーモニー交響楽団、ダミアーノ・ミキエレット演出の「コシ・ファン・トウッテ」、2013/6/12観劇、6/15ライブ収録、新国立劇場(プレミエ2011/5/29)
      −このオペラをライブで見たときには、二階席で遠目であり、キャンプ場という異色の場面の演出だったせいか、音楽は素晴らしいのであるが、舞台の様子を見たり歌手の動きを追うのが精一杯でゆとりがなく、残念ながらオペラを見て楽しんだという豊かな気分にはなれないまま不完全燃焼で終わってしまっていた。しかし、この劇を自宅の映像で改めて見たときには、まず序曲から音楽の鮮明さやテンポ感の良さ、歌手たちの真剣で熱心な姿や歌にまず惹き付けられ、演出の画面の美しさ、照明の見事さに驚かされ、回転する舞台で場面が実に上手く楽しく進行するので、個人的には好き嫌いはあっても、キャンプ場への読み替えは、認めざるを得ないと思えるほどであった−(2013/11/25) 

    2. 2013/11/11.(新しいBDとDVDから;ハンガリーの美人歌手アンドレア・ロストのアリア集)
      13-11-2、アンドレア・ロストのモーツァルト・オペラアリア集、タマス・パイ指揮フランツ・リスト室内楽団、2004-6、およびNHKクラシック倶楽部による日本公演のアリア集、 2012/1/24、東京オペラシテイ・コンサートホール、
      −ハンガリーの歌姫アンドレア・ロストのモーツァルトのアリア集のDVDと昨年の来日公演の放送録画と合わせて、7曲のオペラ・アリアをご紹介できた。昨年の日本公演からは、「フィガロの結婚」からスザンナの第4幕のアリアと第3幕の伯爵夫人のアリアを歌ってくれたが、いずれもやや太めの声で熟女のしっかりした歌声を聴かせてくれた。また、DVDでは「ドン・ジョヴァンニ」から第二幕のエルヴィーラのアリア(K.540c)とドンナ・アンナのロンド(第23番)を歌っていたが、素晴らしい声とコロラチューラの技巧を聴かせてくれた。これら4役とも、役になりきって、美しい声と姿を堪能することができた−(2013/11/11) 

    3. 2013/11/09.(HDD録画による最新映像;小菅優とチョ・ソンジンのピアノ協奏曲K.537とK.467) 
      13-11-1、小菅優のピアノとザネッテイ指揮名古屋フイル第394回定期公演によるピアノ協奏曲第26番ニ長調K.537「戴冠式」、2012年9月7日、愛知県芸術劇場コンサートHおよびチョン・ミョンフン指揮NHK交響楽団とチョ・ソンジンのピアノによるピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467、N響第1759回定期公演、2013年6月19日、サントリー・ホール、
      −小菅優のピアノは音が明瞭でしっかりしており、パッセージのピアノの音は粒ぞろいでクリアーであるばかりでなく、実にテンポが良く、丁寧に弾いてくれるのでとても好感が持てた。一方のチョ・ソンジンのピアノの技巧は、まだ若いのに実にしっかりしたものがあり、大先輩のチョン・ミュンフンの指揮に安心して委ねるようにして自分のピアノの世界を築き上げており、見事な日本デビューであった−(2013/11/09) 

    4. 2013.11.01. 13-11-0、平成25年11月初めの近況報告、( 1)、芸術の秋:凄い最新オペラの映像が集まったきた−コシ・アイーダ・ドン− 2)、新しいスピーカーKEF-Q900により、オペラの再生が凄く良くなった− 3)、千葉県の外れの関宿城(博物館)を見てきた−利根川・江戸川の分水地− 4)、スポーツ三昧でTVが忙しい−ジャイアンツ・柏レイソル・ゴルフ− 5)、2013年11月号の放送番組予定、 6)、2013年11月号のソフト紹介予定、)
      (2013/11/01)


    −2013年(平成25年)10月掲載分−
    1. 2013/10/26.(最新の輸入盤BDより;2012グラインドボーン音楽祭の「フィガロの結婚」)
      13-10-3、ロビン・テイチアーテイ指揮、マイケル・グランデージ演出、エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団&グラインドボーン合唱団、2012年8月、グラインドボーン歌劇場におけるライブ収録、
      −このテイチアーテイとグランデージ演出の「フィガロ」は、現代風に読み替えられていた演出であったが、音楽性が豊かであり、リブレットに忠実な演出でありながら新鮮できめの細かさが秀逸であり、オペラ・ブッファとしての笑いも非常に多かった。先般、2010年グラインドボーン歌劇場の「ドン・ジョバンニ」(12-2-2)をアップしているが、これと同様に、今回もイギリスらしい素晴らしく上品さのあるDVDであると感心させられ、さすが「フィガロ」を看板にするグラインドボーンであると感じさせられた−(2013/10/26) 

    2. 2013/10/19.(新しいBDデイスクより;二つの室内楽、弦楽五重奏曲K.516と四重奏曲K.465)
      13-10-2、アマデウス弦楽四重奏団による弦楽五重奏曲第3番ト短調K.516、1966年、ロンドン、20世紀の巨匠たちより、クラシカ・ジャパン、及び アルカント弦楽四重奏団による弦楽四重奏曲ヘ長調K.465「不協和音」、第1〜第3楽章、2006年7月22日、王子ホール、
      −私はLP時代にアマデウス四重奏団によりモーツァルトの弦楽四重奏曲を全曲収集しているが、映像は初めてであり、しかも五重奏曲の演奏も初めてであった。この五重奏曲においても、四重奏曲同様に第一ヴァイオリン中心に進められていたが、映像が殆ど残されていないのは残念である。一方、アルカント四重奏団は、2002年創設の新しい団体で初めて登場した団体であるが、難しい曲を好演していたのに、メヌエット楽章で中断され、余韻も拍手もないまま終わってしまったのが残念であった−(2013/10/19) 

    3. 2013/10/09.(BDとLDの記録から;協奏交響曲K364とクラリネット協奏曲K.622)
      13-10-1、ダヴィド・グリマルの指揮とヴァイオリン、レギス・パスキエのヴィオラによるバイエルン室内楽団の協奏交響曲変ホ長調K364、1996年、クラシカ・ジャパンおよびリチャード・ストルツマンのクラリネットとラファエル・フリューベック・デ・ブルコス指揮ウイーン交響楽団によるクラリネット協奏曲イ長調K.622、91年10月ウイーン・コンツエルト・ハウス、
      −モーツァルトの湧き出るような楽想の連続という感じの曲を、グリマルとパスキエの息のあった二人の重奏・掛け合い・対話などの演奏をよく見て、CDでは恐らく気がつかない映像の有り難さを改めて感じさせてくれた。また、ストルツマンのクラリネットの音色を生かした、高音から低音に至る広い音域を駆使した技巧の冴えは、この豊かな楽想の曲の最晩年の澄みきった響きを感じさせ、彼の最後にたどり着いた世界を暗示するかのように思えた−(2013/10/09) 

    4. 2013.10.01. 13-10-0、平成25年10月初めの近況報告、( 1)、11月例会発表用の「踊れ、喜べ」K.165の聞き較べのDVDの作成ができた。 2)、アーノンクールの最新の「魔笛」(2012)の演出を考える。 3)、自宅のオーデイオ装置の調子が悪くなり、装置を改善したい。 4)、J1の柏レイソルのTV熱烈応援をしているが、可愛そうなスケジュール。 5)、2013年10月号の放送番組予定、 6)、2013年10月号のソフト紹介予定、 )
      (2013/10/01)


    −2013年(平成25年)9月掲載分−
    1. 2013/09/25.(最新の放送録音より;アーノンクールの2012ザルツ音楽祭の「魔笛」)
      13-9-3、ニコラウス・アーノンクール指揮、ヤンス=ダニエル・ヘルツオーク演出、ウイーン・コンツエントウス・ムジクスによる「魔笛」K.620、ウイーン国立歌劇場合唱団、2012年7月27日、フェルゼンライトシューレ、ザルツブルグ音楽祭、
      −今回のアーノンクールの「魔笛」は、前回のもの以上に、音楽がゆったりとしており、現代演出にありがちな理解しずらい部分が少なく、私個人としては、まずまずの楽しめる現代風「魔笛」かと考えてきたが、最後で解釈不能な場面に出会って、当惑しすっかりこの映像の印象を悪くしてしまっていた。しかし、アーノンクールにとっては、「大人のお遊びの解釈」に過ぎないであろうから、こちらも真面目に考えず、大らかに笑って扱うべきものなのであろう−(2013/09/25) 

    2. 2013/09/17.(新旧のLDやBDデイスクより;ピアノ・ソナタ集;K475&457、K.570&333)
      13-9-2、 グルダ/ベザイディンオート/イム・ドンミンのピアノソナタ集、

      A、フリードリッヒ・グルダの幻想曲ハ短調K.475およびピアノソナタハ短調K.457、 1990年6月14日、コンツエルト・ハウス、ウイーン、
      B、クリステイアン・ベザイデインオートのフォルテピアノ・リサイタルから、ピアノソナタヘ長調K.570、2011年2月24日、王子ホール、
      C、イム・ドンミンの ピアノ・リサイタルから、ピアノソナタハ長調K.333、
      2006年11月29日、カザルス・ホール
      −最初のグルダの幻想曲の演奏は、全体としてゆっくりとしたテンポであったが、各部では思い入れが多い鋭い変化を見せながら、標題通りの幻想的な味わいの曲のように緩急・強弱織り交ぜて多彩な変化を見せつつ見事に弾き上げていた。続くベザイディンオートは、このソナタを特徴づける澄みきった透明な音調を良く現し、フォルテピアノが良く響く多彩な演奏であった。韓国のイム・ドンミンは、素晴らしいテンポで淡々と弾く素直な語りが印象的であった−(2013/09/17) 

    3. 2013/09/07.(最新のDVD記録から;ジャン・ピエール・ランパルの芸術;K.314&K.313)
      13-9-1、ジャン・ピエール・ランパルによるフルート協奏曲第2番ニ長調K.314およびフルート協奏曲第1番ト長調K.313、アレクサンダー・ブロット指揮マックギル室内管弦楽団、1966年2月24日放送、ラジオ・カナダ、
      −今回のランパルの演奏は、実にスピード感に満ちており、生き生きとして軽快そのものの印象であり、映像で見ると独奏フルートとオーケストラの掛け合いが良く分かり、アンサンブルを重視した演奏であると思われた。この映像は、本来、ランパルの華やかな自信に満ちた名人芸を楽しむべき最盛期の映像なのであるが、残念ながら白黒の古い画質や音質のため、写っているという記録的な意味しか持たないのは残念であった−(2013/09/07) 

    4. 2013.09.01. 13-9-0、平成25年9月初めの近況報告、( 1)、グローイング・アメリカ−シェール革命なるものが進行しつつあるー 2)、フリードリッヒ・グルダの編曲を聴いて−二刀流の落としどころか?− 3)、スカパーのJリーグMAXと契約をして−柏レイソルのTV熱烈応援のために− 4)、甲子園の高校野球の熱戦が終わって−強そうなチームが敗退した大会だった− 5)、2013年9月号の放送番組予定、 6)、2013年9月号のソフト紹介予定、 )
      (2013/09/01)


    −2013年(平成25年)8月掲載分−
    1. 2013/08/23.(新しいBDデイスクより;三つのヴァイオリン・ソナタの演奏会記録)
      13-8-3、
      A、諏訪内晶子のヴァイオリンとココラ・アンゲリッシュによるヴァイオリン・ソナタ変ロ長調K.454、2008年4月10日サントリ−ホール、
      B、クルト・グントナーのヴァイオリンと藤原由紀乃のピアノによるヴァイオリン・ソナタイ長調K.526、2006年6月2日、トッパン・ホール、
      C、セルゲイ・ハチャトリアンとルミネ・ハチャトリアン姉弟によるヴァイオリン・ソナタ変ロ長調K.378、
      2006年4月20日、王子ホール、
      −諏訪内晶子のソナタK.454は、恐らく完璧な出来でさすがと思わせたが、第2楽章が割愛されたのは極めて遺憾であった。グントナーと藤原亜紀乃は、曲の選び方にもよるが、技術的な限界が見え、もっと楽しく豊かに演奏して欲しかった。ハチャトリアン姉弟のK.378は、若さや小さなミスが目立っていたが、この曲の持つ弾むような春の明るさでは、どの演奏にも引けを取らぬ好感の持てる演奏であった−(2013/08/23) 

    2. 2013/08/13.(新しいBDデイスクより;グラン・パルテイータK.361とピアノソナタK.457)
      13-8-2、下野竜也指揮東京佼成ウインド・アンサンブルによるグラン・パルテイータK.361抜粋、2008年2月紀尾井ホール、および菊池洋子のピアノによる幻想曲K.475およびピアノソナタ第14番ハ短調K.457、
      1012年2月、紀尾井ホール、
      −今回この4楽章に編成されたグラン・パルティータを実際に聴いてみると、第1、第3、第6、第7の4楽章が抜粋されていたせいか、まるで管楽器のための交響曲のように良く響いていた。指揮者下野が全体をバランス良くアレンジして、この曲の特徴を取り出した優れた演奏として高く評価したい。一方の菊池洋子の今回のピアノリサイタルは、デビュー10周年記念として、これまで弾いてきたものから選び抜かれたプログラムであったが、彼女は幻想曲ハ短調とピアノソナタハ短調とを一体に扱っており、弾いていてオペラのように、情熱的な会話や対話があったり、ピアノにオーケストラや管楽器が現れてくると語っていたのが面白かった−(2013/08/13) 

    3. 2013/08/07. 以下の2曲のデータベースのアップが完成しました
        1、ミサ・ロンガ ハ長調 K.262(246a)
      2、聖体の祝日のためのリアタニア変ホ長調K.243
      3、指揮者アーノクールの演奏曲リストが追加されました (2013/08/07) 

    4. 2013/08/04.(最新のクラシカジャパンから;アーノンクールの宗教曲集K.262&K.243)
      13-8-1、ニコラウス・アーノンクール指揮ウイーン・コンツエントウス・ムジクス、シェーンベルク合唱団によるミサ曲ハ長調K.262(246a)「ロンガ」および聖体の祝日のためのリタニア変ホ長調、
      2012年7月29日、ザルツブルグ大聖堂、ザルツブルグ音楽祭、
      −アーノンクールの今回の最新の宗教曲集は、ザルツブルグ大聖堂で収録されており、大聖堂の祭壇や装飾、ドームの壁画などが克明にハイビジョンで写し出され、極めて興味深かった。アーノンクールの指揮振りは、彼のオケと合唱団のせいもあるが、 相変わらず、強弱やテンポの振幅が激しく、聞き慣れるまでにはやはり時間が必要であるが、この2曲では、リタニアのオペラテイックなアリアなど宗教音楽に名を借りた世俗的な曲集を、とても面白く聴かせてくれた。健在な限り、このザルツブルグ音楽祭の企画を、毎年、続けて頂きたいとお願いしたい−(2013/08/04) 

    5. 2013.08.01. 13-8-0、平成25年8月初めの近況報告、( 1)、ねじれ国会解消後の優先課題−デフレ解消への経済活性化への期待− 2)、多汗性皮膚炎と風邪による扁桃腺炎の同時併発で、薬が効かずダウン。久しぶりの喉の痛みで食事が出来ず、回復までに2週間を要した−真夏の悲劇であった− 3)、ピアノソナタのK.332の第二楽章の二つの版のCDの聴き比べを行った。 4)、11月例会での発表の準備を始める−映像の良さを分かって貰うには?− 5)、2013年8月号の放送・番組予定、 6)、2013年8月号のソフト紹介予定、 )
      (2013/08/01)


    −2013年(平成25年)7月掲載分−
    1. 2013/07/26.(最新のBS放送より;異色の木管・金管五重奏曲の演奏会)
      13-7-3、ベルリンフイルハーモニー木管五重奏団演奏会、デイヴェルテイメント変ロ長調K.270(ミヒャエル・ハーゼル編曲)、めぐろパーシモンホール、2006年10月9日、およびカレファックス・リード・クインテット・コンサートより、弦楽五重奏曲ハ短調K.406、
      (エドアルト・ウエスリー編曲)東京文化会館小ホール、2009年11月28日、
      −最初のデイヴェルテイメント変ロ長調K.270は、原曲のオーボエ2、ホルン2、ファゴット2の木管6重奏曲を、フルート・オーボエ・クラリネット・ホルン・ファゴットの木管5重奏曲に編曲されたものであった。ベルリン・フイルハーモニー木管五重奏団の演奏は、フルート・オーボエ・クラリネットが入れ替わり立ち替わりに登場して主役を演じて、メロデイラインが多彩になっており、素朴な原曲よりも純粋できめ細かい室内楽風の曲に変化していた。一方のオーボエ・クラリネット・サクソフォーン・バスクラリネット・ファゴットの5重奏のカレファックス・リード・クインテットは、オーボエ2、クラリネット2、ホルン2、ファゴット2の管楽8重奏曲のセレナードハ短調K.388と、モーツァルト自身が弦楽五重奏曲ハ短調K.406に編曲したものを、現代楽器用のリード・クインテットに編曲したものであり、ハ短調の暗いイメージの曲が、変化に富んだ明るい感じに編曲されていた。しかし、彼らはモーツァルトよりも後半のジャズ風な「くるみ割り人形」などをもっと生き生きと演奏しており、モダンな崩れた曲の方が、彼らの演奏スタイルに向いているような気がした−(2013/07/26) 

    2. 2013/07/19.(懐かしいS-VHSから;ハイテインクのベルリンフイルのモーツァルト生中継)
      13-7-2、A:ベルナルト・ハイテインク指揮ベルリンフイル管弦楽団の交響曲第39番変ホ長調K.543、マリア・ジョアン・ピリシュとのピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271、1999/02/08ライブ、ベルリンフイル定期、フイルハーモニア・ホール、
      B:クラウデイオ・アバドとウイーンフイルによる二つのアリア、ソプラノ;カリタ・マッテイラ、「聖墓の音楽」K.42より〜「この胸を眺めて」、および「ベスペレ」K.339より〜「ラウダーテ・ドミヌム」、
      1981年8月、ウイーン楽友協会ホール、
      −今回はハイテンクとベルリンフイルの定期公演を生きの良い生中継でお届けする予定であったが、思わぬ録画ミスが生じてしまった。ハイテインクの交響曲第39番変ホ長調は良い出来の立派な映像であったが、ピリスのピアノ協奏曲第9番K.291は、第二楽章の提示部後半で、残念ながら中断し、放棄せざるを得なかった。その代わりに、新しいDVDによるアバドとマッテイラの宗教曲からのアリアを2曲アップして、埋め合わせているが、お許し頂きたい−(2013/07/19)

    3. 2013/07/15. 以下の2曲のデータベースのアップが完成しました
        1、カッサシオン(第2番)変ロ長調K.99(63a)
      2、クラヴィーア協奏曲第11番ヘ長調K.413(387a) (2013/07/15) 

    4. 2013/07/14.(懐かしいS-VHSから;ザルツブルグ音楽祭90'のセレナード・コンサート)
      13-7-1、シャンドル・ヴェーグ指揮ザルツブルグ・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ、1990年、モーツァルテウム、ザルツブルグ、ピアノ;アンドラーシュ・シフ、(曲目)1、カッサシオン第二番変ロ長調K.99(63a)、2、ピアノ協奏曲第8番ハ長調K.246、3、ピアノ協奏曲第11番ヘ長調K.413(387a)、交響曲第25番ト短調K.183(173dB)、

      −今回聴いたヴェーグのザルツブルグ音楽祭90'のセレナード・コンサートは、カッサシオンが1曲、初期のピアノ協奏曲が2曲、交響曲が1曲と、モーツァルトのザルツブルグ時代を彷彿とさせる曲が並んでおり、今考えると、実に豪華なプログラムであった。演奏もモーツァルテウムのカメラータ・アカデミカの演奏で、まだ古き良き時代のザルツブルグの香りがするような演奏で、実に品が良く、弦楽器もピラミッド型に良く揃い、オーボエが全般的に活躍し、最後の交響曲では4つのホルンが轟くように威勢良く鳴り響いていた。これは今日では望んでも聴くことの出来ない、当時の華やかな貴重な記録が映像で残されていたものと思われる−(2013/07/14)

    5. 2013.07.01. 13-7-0、平成25年7月初めの近況報告、( 1)、バッハへの旅・合同同窓会2013の開催が決定した。 2)、久しぶりで3種類のDVDを入手したので紹介する。 3)、クラシカジャパン7月号でアーノンクールの二つの新ソフトが予定される。 4)、今年初めての6月の札幌で、二つの行事。旧交を温める。 5)、2013年7月号の放送・番組予定、 6)、2013年7月号のソフト紹介予定、 )
      (2013/07/01)


    −2013年(平成25年)6月掲載分−
    1. 2013/06/24.(最新のBS放送より;サイモン・ラトル指揮カーセン演出の「魔笛」)
      13-6-3、サイモン・ラトル指揮、ロバート・カーセン演出、ベルリンフイルとベルリン放送合唱団による歌劇「魔笛」K.620、バーデン・バーデン復活祭2013、
      −この「魔笛」の印象を、一言で特色づければ、「森の中の人間愛の魔笛」とでも言うことができようか。冒頭で大勢の人々や森の中での出逢いの突飛さに驚かされたが、進むにつれて、「魔笛」の物語を借りて人間の愛の素晴らしさを強調しようとする演出者の考え方が見えてきて、伝統的な「魔笛」とひと味違う新鮮でモダンな感じのする「魔笛」となっていた。ラトルとベルリンフイルの音楽も新鮮であり、合唱団も極めて大勢で活躍して楽しませてくれた−(2013/06/24)

    2. 2013/06/16.(懐かしいS-VHSのアップ;ペライアのピアノ協奏曲第20番K.466と第12番K.414)
      13-6-2、マレイ・ペライアとイギリス室内管弦楽団の弾き振りによるピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466および第12番イ長調K.414(385p)1977年制作、クラシカ・ジャパン、およびアバド指揮ベルリンフイルとペライアによるピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466、1997/5/17ライブ、ベルリンフイル定期公演、フイルハーモニア・ホール、ベルリン、
      −若いペライアの二つの協奏曲は、指揮にも独奏ピアノにも、やや神経質ないかにも慎重な演奏ぶりが見られ、観客がいないスタジオであるのに丁寧すぎ固さが目立つ弾き振りであった。一方、アバドとペライアのニ短調協奏曲は、アバドによるベルリンフイルが実に力強く重厚に響いており、木管楽器や弦楽器とピアノとの見事なアンサンブルが目立っており、ペライアのピアノは、異常なほどの熱のこもった弾きぶりを見せて、アバドとの真剣勝負かと思わせるような勢いのある充実ぶりを見せていた。この映像で見る限り、彼の故障からの完全な回復ぶりを見せた演奏であった−(2013/06/16)

    3. 2013/06/09.(懐かしいS-VHSから;プレヴィンのN響定期からK.543、K.138、K.491、)
      13-6-1、アンドレ・プレヴィン指揮、N響による交響曲39番K.543、デイヴェルテイメントヘ長調K.138、およびプレヴィンの弾き振りによるピアノ協奏曲第24番ハ短調K491、1998年5月、第1352回、NHKホール、
      −このコンサートの冒頭の「フィガロの結婚」序曲やデイヴェルテイメントヘ長調は、終始、明るく颯爽として、穏やかな優雅な雰囲気に満ちた楽しい印象をもった。また、プレヴィンの弾き振りによるピアノ協奏曲ハ短調K.491は、オーケストラが一人歩きせず、ひたすらプレヴィンのピアノに良く重なるアンサンブル重視のとても和やかな演奏であった。また、最後の第39番変ホ長調交響曲は、伝統的な風格ある序奏に始まった落ち着いた暖かみのある丁寧な演奏であり、好感がもてた。全体として中規模なオーケストラで弦と管のアンサンブルの良い響きが得られており、バラエテイに富んだ親しみの持てるコンサートという印象を強くした−(2013/06/09)

    4. 2013.06.01. 13-6-0、平成25年6月初めの近況報告、( 1)、パイヤール(87歳)、シュタルケル(88歳)が亡くなった。  2)、マレー・ペライアの若き日の演奏と病後の復活演奏の紹介、 3)、輸入BOX入りCD盤の安さに思わず手が出てしまう−カサドシュとツァハリス− 4)、黄金のアメリカンサウンド−1950〜1960年代の巨匠たち、 5)、2013年6月号の放送・番組予定、 6)、2013年6月号のソフト紹介予定、 )
      (2013/06/01)


    −2013年(平成25年)5月掲載分−

    1. 2013/05/29. 1、「レクイエム」ニ短調K626の総括の「補遺−2」ののアップロードが完成しました。(2013/05/29) 

    2. 2013/05/23. 1、テ・デウムハ長調K.141(66b)のアップロードが完成しました。(2013/05/23) 

    3. 2013/05/21.(頂いたLDのアップ;コリン・デーヴィスを偲んで「レクイエム」(1984)ほか)
      13-5-3、コリン・デーヴィス指揮バイエルン放送交響楽団・合唱団による「レクイエム」ニ短調K.626、1984年夏、ヘラクレス・ザール、ミュンヘン、 およびクーベリック指揮のバイエルン放送交響楽団と合唱団による「テ・デウム」K.141(66b)、1981年、ヴュルツブルグ聖キリアン大聖堂、
      −デーヴィスのこの「レクイエム」は、ソリストにマテイスやシュライヤーなどの最高の人たちを迎え、合唱団も力強く素晴らしい演奏であったが、コンサート・ホールでの演奏会形式であったためか、教会の大聖堂での録音に較べて響きが薄く、あっさりと淡々とした演奏に感じた。比較の意味で聴いたデーヴィスの最新のオペラ劇場でのもの(2004)は、オーケストラの規模も大きく合唱団の人数も多く画質・録音ともに素晴らしく迫力があったと思われる−
      (2013/05/21)

    4. 2013/05/17.(頂いたLDのアップ;ペライアのピアノ協奏曲第21番K.467と第27番K.595)
      13-5-2、マレイ・ペライアとヨーロッパ室内管弦楽団の弾き振りによるピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467および第27番変ロ長調K.595、1990年3月14日、シーメンスヴィラ、ベルリン、
      −素晴らしい弾き振りのピアノ協奏曲の映像であった。第21番は極めてシンフォニックな曲調であるが、レハーサルでペライアの指示が細かすぎていささか心配であったが、オーケストラはピアノと対等に渡り合っており、ペライアの独奏ピアノも見事なパッセージを弾きまくり、力強いタッチを見せて曲を盛り上げていた。一方の第27番K.595は、晩年のメランコリーに富んだ神秘的な色合いを佇ませ、澄み切った透明な音調を持っているが、ペライアのこの演奏は実に良くこの曲調を反映しているように思われた−
      (2013/05/17)

    5. 2013/05/10. (プレヴィンさんの映像リスト修正とデイヴェルテイメントニ長調K.251のデータベースのアップロードが完成しました。)
      1、指揮者アンドレ・プレヴィンの映像検索が修正されました。
      2、 デイヴェルテイメントニ長調K.251のアップロードが完成しました。
      (2013/05/10) 

    6. 2013/05/08.(懐かしいS-VHSから;プレヴィンのN響定期からK.251、K.216、K.504、)
      13-5-1、アンドレ・プレヴィン指揮、NHK交響楽団によるデイヴェルテイメントニ長調K.251、堀正文の独奏によるヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K216、および交響曲第38番ニ長調K.504「プラーハ」、1999年5月25日、第1381回定期公演、NHKホール、
      −このコンサートの冒頭を飾るプレヴィンのナンネル・セレナードは、終始、明るく颯爽として、ザルツブルグ時代の優雅な雰囲気に満ちた楽しい曲と言う印象をもった。また、堀の独奏ヴァイオリンによるヴァイオリン協奏曲は、ソロが一人歩きせず、ひたすらプレヴィンのオーケストラに良く合わせるといったアンサンブル重視型の真面目な演奏であった。また、最後のプラーハ交響曲は、落ち着いた暖かみのある丁寧な演奏から、弦と管のアンサンブルの良い響きが得られており、全体としてバラエテイに富んだコンサートという印象を強くした−(2013/05/08)

    7. 2013.05.01. 13-5-0、平成25年5月初めの近況報告、( 1)、コリン・デーヴィスさんが亡くなった。 2)、フェラインの「季刊」30周年記念号にこのHPの紹介を依頼された。 3)、パソコンの動きが悪くなって、4MBのメモリーを8MBに増設した。 4)、ゴルフ場に向かう途中で車にぶつけられ、大失敗−ドアのへこみ直しで済んだ− 5)、2013年5月号の放送・番組予定、 6)、2013年5月号のソフト紹介予定、 )
      (2013/05/01)

    −2013年(平成25年)4月掲載分−
    1. 2013/04/30.(下記の3人歌手たちの映像リストの検索が可能になりました。)
      1、ソプラノ;バルバラ・フリットーリの映像検索が可能になりました。
      2、バリトン;ルーカ・ピサローニの映像検索が可能になりました。
      3、ソプラノ;エカテリーナ・シウリーナの映像検索が可能になりました。

    2. 2013/04/27.(最新購入のDVDより;P.ジョルダン指揮パリ・オペラ座の「フィガロの結婚」)
      13-4-3、フイリップ・ジョルダン指揮パリ・オペラ座の「フィガロの結婚」K.482、ストレーレル演出、 2010年10/11月、パリ・オペラ座、
      −パリ・オペラ座による「フィガロの結婚」は、ポーマルシェのご当地だけにこのオペラは大人気であり、このHPでもこの映像を含めて4種類も集まっている。ショルテイ・ストレーレル(1980)に始まって、ガーデイナーのシャトレ座(1993)の古楽器によるもの、カンブルラン・マルターラー(2006)による思い切った現代風の新演出のものと出番を重ねてきた。今回の舞台は、古きに戻るストレーレル演出であったが、改めてその古きの良さを新鮮なスタイルで味わう趣向であり、出演者の好演もあってとても楽しかった。これにカットされたアリアが加わり、映像に日本語字幕が加われば、最新の「フィガロ」として大いに喜ばれたと思われる−
      (2013/04/27)

    3. 2013/04/25. (コリン・デーヴィスさんの映像リストのアップロードが完成しました。)
      1、指揮者コリン・デーヴィス(1927〜2013)の映像検索が可能になりました。

    4. 2013/04/14. (サヴァリッシュさんの映像リストとフリーメーソンのための小カンタータK.623のデータベースのアップロードが完成しました。)
      1、指揮者ヴォルフガング・サヴァリッシュ(1923〜2013)の映像検索が可能になりました。
      2、 フリーメーソンのための小カンタータ「我らが喜びを高らかに告げよ」K.623のアップロードが完成しました。

       

    5. 2013/04/14.(懐かしいS-VHSから;J.キムラ・パーカーのピアノ協奏曲第23番K.488ほか)
      13-4-2、ジョン・キムラ・パーカーのピアノとゲオルゲ・アレクサンダー・アルブレヒト指揮のN響によるピアノ協奏曲第23番イ長調K.488、1991年9月、NHKホール、フイリップ・アントルモン指揮、NHK交響楽団によるフリーメーソンのための小カンタータ「我らが喜びを高らかに告げよ」K.623、1991/09/02、サントリーホール、オーレール・ニコレによるフルート四重奏曲第4番イ長調K.298、91/10/17、東京芸術劇場、
      −ここでは故サヴァリッシュさんの元気な姿を「コシ」の序曲でしのんで頂いたほか、ジョン・キムラ・パーカーの端正で肌理の細かな音を大切にするピアノ協奏曲第23番をご紹介した。また、本HPで初めてのフリーメソン・小カンタータK.623をN響と東混の合唱で紹介したほか、ニコレのフルート四重奏曲イ長調K.298を加えることが出来た−
      (2013/04/14)

    6. 2013/04/08.(頂いたLDのアップ;ムーテイのK.136と二つの交響曲K550&K.551)
      13-4-1、リッカルド・ムーテイ指揮とウイーンフイルによるデイヴェルテイメントニ長調K.136、交響曲第40番ト短調K.550および交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」、1991年7月28日、1991ザルツブルグ音楽祭、祝祭大劇場、
      −この没後200年のモーツァルトイヤーの本拠地ザルツブルグにおいて、91年同音楽祭のオープニング・コンサートに登場したムーテイは、オールモーツァルト・プロと、冒頭の最もイタリア的なデイヴェルテイメントニ長調K.136でドイツ語圏の観客を喜ばせた。ト短調交響曲では、テンポの良い緊張感に溢れた指揮振りにより、颯爽と流れるこの曲の良さとウイーンフイルの巧さを味わせてくれたし、ジュピター交響曲では、彼自身のイタリア的音楽性とウイーンフイルの持つ伝統的なモーツァルト演奏とを融合させ、本格的な堂々たる正統派の重厚な充実した響きを聴かせてくれた−
      (2013/04/08)

    7. 2013.04.01. 13-4-0、平成25年4月初めの近況報告、( 1)、二つの「魔笛」でお馴染みのサヴァリッシュさんが亡くなられた、 2)、三つのオペラ「ナクソス島のアリアドネ」を見較べたい、 3)、いざという時の備えについて−エンディング・ノートの効用− 4)、WBC野球準決勝の敗北とサッカーのW杯予選ヨルダン戦の敗北の情けなさ、 5)、2013年4月号の放送・番組予定、 6)、2013年4月号のソフト紹介予定、 )
      (2013/04/01)

    −2013年(平成25年)3月掲載分−
    1. 2013/03/24.(最新収録のBDより;二つのクラリネット五重奏曲、ハーゲンQ、ほか)
      13-3-3、ザビーネ・マイヤーとハーゲン四重奏団のクラリネット五重奏曲変ホ長調K.581、2000年モーツァルト週間、モーツアルテウム・グロッサー・ザール、および「もう一つのクラリネット五重奏曲」、NHK交響楽団奏者による五重奏、 クラシック・ミステリー名曲探偵「アマデウス」より「ピエロの秘密」、08年2月28日、NHKBS103、
      −このクラリネット五重奏曲は、非常に豊かなイメージを持った五重奏曲に仕立てられているが、マイヤーとハーゲン四重奏団は、この曲の性格や特徴を良く捉えた力のこもった充実した演奏を聴かせてくれた。特に、マイヤーによるクラリネットによる演奏は、実に落ち着いてゆとりのある音を響かせており、第一ヴァイオリンと向き合ってチェロの隣の席も当を得ており、第一ヴァイオリンとクラリネットとの掛け合いが多いこの曲には相応しいものと思われ、息のあった見事なアンサンブルを聴かせてくれた。もう一曲の名探偵「アマデウス」による五重奏曲は、 探偵氏のモーツァルトの心温まる名曲と人間への「愛」とを結びつけたシナリオの着想や、ピエロを例にして名ピエロになるための奥義や「三種の神器」に繋げた発想の良さには敬服すべきものがあり、この名曲の秘密を解き明かす十分な説得力があると感じさせられた−
      (2013/03/24)

    2. 2013/03/15.(懐かしいS-VHSから;プレヴィンとN響の協奏曲第23番と交響曲第40番)
      13-3-2、アンドレ・プレヴィンとNHK交響楽団によるN響定期公演、セレナードト長調K.525、ジャン・フイリップ・コラールのピアノ協奏曲第23番イ長調K.488、および交響曲第40番ト短調K.550、1995年10月19日、N響第1272回定期公演記録、NHKホール、
      −名曲揃いのプレヴィンとN響のオールモーツァルト・コンサートが、いかに親しみやすいかを如実に示すような反響があった。第一曲の「アイネ・クライネ」は、弾むような爽やかな弦楽合奏がとても心地よく響き、全体のテンポ感やリズム感がともに良く、軽快で淀みのない明快な演奏であった。第二曲のコンチェルトも、コラールの独奏ピアノとプレヴィンのスタイルがぴったりと合い、アンサンブルの優れた豊かな協奏曲であった。また、最後のト短調交響曲も、プレヴィンの持つ穏やかな演奏スタイルにより、ゆっくりとしたテンポでじっくりと優雅に歌わせる指揮振りが、モーツアルト好きには快く響いたものと思われる−
      (2013/03/15)

    3. 2013/03/11.(懐かしいS-VHSから:若杉弘とN響の「ハフナー」「プラーハ」「ジュピター」)
      13-3-1、若杉弘指揮とNHK交響楽団による交響曲第35番ニ長調「ハフナー」K.385、交響曲第38番ニ長調K.504「プラーハ」、および交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」、1995年5月18日、第1263回N響定期公演、NHKホール、
      −指揮者若杉弘は、このHPでは初出であるが、若杉の熱演で素晴らしい熱気溢れたコンサートとなっていた。三つの交響曲における彼の指揮振りは、きめの細かな面はあるものの分かりやすい身振りで、全体としてはオーソドックスな正攻法であり、安心して浸れる素晴らしいテンポで進められ、各曲とも納得できる演奏であった。特に、最後の「ジュピター」のフィナーレでは、実に入念な指揮振りでソナタ形式の世界から渾然としたポリフォニーの世界へと飛び込んだような気分にさせられていた。この面白い組み合わせの三大交響曲のコンサートは、初めて聴いた若杉弘の名コンサートであったと評価でき、同年配なのに早世したのが極めて惜しまれる−
      (2013/03/11)

    4. 2013.03.01. 13-3-0、平成25年3月初めの近況報告、( 1)、ボローニアの「アイーダ」とバルトリの「クレオパトラ」を見て、 2)、レオ・ヌッチの「ナブッコ」と古い「ウイーンNYコンサート」を見て、 3)、アイスホッケー女子の予選通過にひときわ感激−強いナデシコの時代に思う− 4)、オペラストックのアップロードをほぼ完了して−まとめの時代に入ります− 5)、2013年3月号の放送・番組予定、 6)、2013年3月号のソフト紹介予定、 )
      (2013/03/01)

    −2013年(平成25年)2月掲載分−
    1. 2013/02/23.(最新入手のBD映像:フランチェスカッテイとメニューインの協奏曲)
      13-2-2、ジノ・フランチェスカッテイによるヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218、イルジー・セムコフ指揮パリ音楽院管弦楽団、1967年エクサンプロヴァンス音楽祭、およびユーデイ・メニューイン指揮とヴァイオリンによるヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216、フランス国立放送室内管弦楽団、1967年フランス国立放送スタジオ、パリ、
      −フランチェスカッテイは、他のCDなどと同様に、この曲においても彼独自の豊麗なヴァイオリンの音色を生かした美しい演奏をする天才肌のヴァイオリニストであると言う印象を受けた。メニューインが自ら指揮をしたりして和声やアンサンブルを大切にするヴァイオリニストであるに反し、フランチェスカッテイは、指揮者と対等に堂々と渡り合ういわばヴィルトゥオーソ的なソリストであり、ヴァイオリニストのスタンスが、第3番と第4番の演奏の違いのようになって現れていたのは面白かった。メニューインが、年齢を増すごとに演奏スタイルが変わってきて、現代のピリオド奏者たちが試みているようなことを先駆的に実行していることが、別の5枚のCDでも理解でき、それが今回の第3番のリハーサル風景にも現れているような気がした−
      (2013/02/23)

    2. 2013/02/15.(懐かしいLD紹介:アバド・ベルリンフイルの交響曲第29番K.201と第35番K.385)
      13-2-1、アバド指揮ベルリンフイルによる交響曲第29番イ長調K.201および交響曲第35番ニ長調「ハフナー」K.385、その他、1991年5月1日、スメタナ・ホール、プラーハ、およびアバド指揮2011ルツエルン音楽祭管弦楽団による交響曲第35番ニ長調「ハフナー」K.385、 ルッエルン文化会館センター、2011/8/18,19、スイス、
      −二つの交響曲はともにベルリンフイルらしいしっかりとした豊かな響きを聴かせ、アバドの落ち着いたきめ細かな指揮振りにより素晴らしい演奏になっていた。特にイ長調の第29番の交響曲は演奏例が少ないので、このアバドの素晴らしい演奏は、特に貴重なものであると思われた。一方の20年後のルッエルン音楽祭のハフナー交響曲は、非常に大規模な壮大な演奏であったが、臨時編成でもあり、音楽祭用の演奏と捉えるべきであろう。しかし、二つのハフナーを聞き比べて、明らかに最近のアバドの指揮振りの変化が見られている−
      (2013/02/15)

    3. 2013/02/10.(懐かしいS-VHSの紹介、アンドリュー・デーヴィスの「テイト帝の慈悲」K.621))
      13-2-3、アンドリュー・デーヴィス指揮グラインドボーン管弦楽団および合唱団による「テイト帝の慈悲」K.621、1991年グラインドボーン音楽祭、BBC制作、
      −全6種類ある映像で最後にアップしたこの古い91年グラインドボーン音楽祭のBBCによるTV映像は、ポネル以来の伝統的な演出とも異なり、また、最近の背広姿の現代風な演出とも異なって新鮮な舞台を提供しており、ラングリッジの風格ある皇帝役を中心にイギリスの若手女性歌手陣が健闘していた。抽象的で簡素な舞台造りも、時代背景を表す衣装も考え抜かれて自然で馴染み易く、エレガンスな独自の異色的な魅力ある「テイト」を作り上げていた−
      (2013/02/10)

    4. 2013.02.01. 13-2-0、平成25年2月初めの近況報告、( 1)、METのライブビューイング「テイトの慈悲」を初めて見て、大迫力に感動、 2)、ハイビジョン化されたベームの映画「こうもり」を見て、その美しさに改めて感動、 3)、亡くなった方から「天国からの年賀状」を頂いて、病床でのご苦労を偲び涙した。 4)、ヤンソンスのベートーヴェンの交響曲全集(サントリーホール)を収録して、 5)、2013年2月号の放送・番組予定、 6)、2013年2月号のソフト紹介予定、 )
      (2013/02/01)

    −2013年(平成25年)1月掲載分−
    1. 2013/01/26.(懐かしいLDの紹介、エストマンの「テイト帝の慈悲」K.621)
      13-1-3、アルノルド・エストマン指揮「テイト帝の慈悲」K.621、ドロットニングホルム宮廷劇場管弦楽団と合唱団、1987年、ドロットニングホルム宮廷劇場、スエーデン、
      −このエストマンの2番目に古い「テイト」の映像を見直して、入手した頃に較べて、ローマ時代を印象づける舞台設定とか美術・衣装などがこの木造の狭くて古い舞台に合っており、エストマンの演奏も極端に過ぎる部分が少なく、それなりに落ち着い見て居れる映像であった。好みを言わせてもらうと、テイト・アンニオ・セルヴィリアなど北欧の人たちが好演しているのに、セスト・ヴィッテリアが今ひとつの感じであったが、背広姿の忙しない最近の舞台よりもしっくりした映像に見えた−
      (2013/01/26)

    2. 2013/01/16.(古いS-VHSと最新DVDによるホロヴィッツの芸術)
      13-1-2、ウラデミール・ホロヴィッツによるピアノ協奏曲第23番イ長調K.488、ジュリーニ指揮ミラノスカラ座管弦楽団、1987年3月、アバネラ・スタジオ、ミラノおよび「ホロヴィッツ・イン・モスクワ」よりピアノソナタ第10番ハ長調K.330、1986年4月20日、モスクワ音楽院大ホール・ライブ、
      −ピアノ協奏曲イ長調は、録音のためのスタジオ演奏であったので、生演奏のライブのような緊張感はなく、楽章単位の区切った演奏で、ホロヴィッツによるホロヴィッツのためのお遊び的な演奏とでも言おうか。一方の「ホロヴィッツ・イン・モスクワ」では新たに購入したDVDは弱音のピアノの録音が不完全で欠陥商品であったが、幸い、古いS-VHSの映像が残されており、故郷に帰ったホロヴィッツの歓迎された様子が残されていた。ピアノソナタもいささかマイペースの気ままな演奏であったが、ピアノの強・弱のニュアンスを大切にするこのピアニストらしい軽快な演奏になっていた− (2013/01/16)

    3. 2013/01/09.(最新HDDソフト紹介:プレヴィンの第1番K.16と第41番K.551の交響曲)
      13-1-1、アンドレ・プレヴィン指揮NHK交響楽団による交響曲第1番変ホ長調K.16および交響曲第41番ハ長調「ジュピター」K.551、第1735回N響定期公演、2012年9月26日、サントリー・ホール、
      −プレヴィンも老境になって、実にゆっくりしたテンポでバランスの良いモーツァルトを聴かせるようになり、この第一番の気品のある豊かな演奏を聴いて、かってのベームの演奏もそうであったと思いだした。ジュピター交響曲も荒々しさのない落ち着いたテンポの演奏であり、穏やかに深みを感じさせる淡々とした破綻のない演奏で、随所に響くアンサンブルの良い響きが極上でとても魅力的であった−
      (2013/01/09)

    4. 2013/01/07. (2012年のゴルフの総括)
      2012年のゴルフ総括が、恥ずかしながら完成しました。

    5. 2013.01.01. 13-1-0、平成25年1月初めの近況報告、( 1)、このホームページの今後の進め方−各曲のまとめを重視します− 2)、二人の演出家、ポネルとハンペに感謝を込めてアップロードします。 3)、外付けハードデイスクの時代−2TBのUSB-HDDを初めて使用して− 4)、2012年の38回のゴルフを総括して−平均で100を切れぬゴルフに戻るか?− 5)、2013年1月号の放送・番組予定、 6)、2013年1月号のソフト紹介予定、 )
      (2013/01/01)

    −2012年(平成24年)12月掲載分−
    1. 2012/12/28. (二人の演出家ハンペとポネルの映像の検索が出来る様になり、二つのピアノ協奏曲のアップロードが完成しました。)
      1、演出家ミヒャエル・ハンペ(1935〜)およびジャン・ピエール・ポネル(1932〜1988)の映像検索が可能になりました。
      2、 2台のピアノのためのピアノ協奏曲第10番変ホ長調K.365のアップロードが完成しました。
      3、3台のピアノのためのピアノ協奏曲第7番ヘ長調K.242のアップロードが完成しました。

       

    2. 2012/12/19.(最新のHDD紹介、アバドのレクイエムK.626と西川尚生先生の解説)
      12-12-3、西川尚生先生の「再起をかけたレクイエム」とクラウデイオ・アバド指揮、ルツェルン音楽祭管弦楽団、バイエルン・スエーデン放送合唱団による「レクイエム」K.626、2012/8/10、ルツェルン音楽祭、
      −このレクイエムの最近の研究成果では、従来の自分の死を予期した悲しみの曲として捉えるよりも、「明日に向けた希望の曲」として考え、教会音楽家として新しいスタートをしようとしていたモーツァルトの姿があることを教えてくれた。アバドの二度目の今回の映像は、演奏会形式であるせいか、悲壮感に満ち溢れたレクイエムと言うより、気のせいか、余り暗くない、再起への希望を思わせる淡々としたレクイエムのようにも聞こえる−
      (2012/12/19)

    3. 2012/12/16.(最新DVD紹介;スイス・イタリア放送交響楽団の協奏曲シリーズK.466その他)
      12-12-2、ピーター・マーク指揮、スイス・イタリア放送交響楽団とマリア・テイポのピアノによるピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466、1992年スイス、ルガーノ、SSR/RSLにて収録、およびダニエル・バレンボイムの弾き振りによるピアノ協奏曲第23番イ長調K.488、 シーメンス・ヴィラ、1988、ベルリン、
      −ピーター・マークは、好きな曲しか振らないタイプの指揮者のようであるが、このピアノ協奏曲第20番は、落ち着いたゆっくりしたテンポで格調高く進み、マリア・テイポのオーソドックスなピアノも生き生きとしており、素晴らしい溌剌とした演奏を楽しむことが出来た。一方のバレンボイムの第23番は、終始彼のペースで進み、独奏ピアノと弦楽器や木管楽器とのアンサンブルが実に美しい演奏で、とりわけ第二楽章が美しかった−
      (2012/12/16)

    4. 2012/12/10.(最新BDストックの紹介:小澤征爾の「ハフナー」交響曲K.385など)
      12-12-1、小沢征爾指揮水戸室内管弦楽団による交響曲第35番ニ長調K.385「ハフナー」(2012)、水戸芸術館、およびローター・ツアグロゼク指揮NHK交響楽団の交響曲第41番ハ長調「ジュピター」(2006)、サントリー・ホール、
      −小沢の「ハフナー」は、緻密な指揮振りであるが、全体としてみれば勢いのあるテンポの良い瑞々しい演奏であり、緩急・強弱の急所を押さえた素晴らしいもので、ウイーンフイルを指揮してから、最近は特に円熟味を感じるようになった。一方のツアグロゼクの「ジュピター」は会心の演奏か、第一楽章の雄大さに始まり、フィナーレの幽玄な素晴らしいポリフォニーの世界など聴かせどころに溢れ、また西村朗のモーツァルトへの思いを込めた語りなどがあって、「永遠の名曲」中の代表曲のような気にさせられた−
      (2012/12/10)

    5. 2012/12/03.(懐かしいS-VHSより;20周年記念「若い芽」のガラコンから)
      12-12-4、20周年記念「若い芽」のガラ・コンサート、沼尻竜典、十束尚弘指揮、NHK交響楽団によるピアノと管弦楽のためのロンドニ長調K.382、フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299から、および2台のピアノのための協奏曲変ホ長調K.365から、1995年1月16日、サントリー・ホール、
      (出演者)ピアノ;清水和音、フルート;佐久間由美子、ハープ;吉野直子、第一ピアノ;花房晴美、第二ピアノ;海老彰子、
      −第一曲のコンサート・ロンドは、全く繰り返しがないので、アダージョを除いて淡々としたペースの早いテンポで進み、今の若い人の演奏はこんなものかと思わせる余り味わいのない素っ気ない演奏であった。第二曲はフルートが、終始、余力を持って自在に動き回るのに対し、ハープが受け身の動きをしていたが、若いソリストたちの意気込みが感じられ、美しい立派な名人芸の演奏であった。第三曲は二人のトップ・ピアニストたちの息の合った演奏で、柔軟でありながら繊細さを持ち合わせる素晴らしい伸びやかなピアノであり、第一楽章の演奏が含まれていないのが非常に残念であった−
      (2012/12/03)

    6. 2012.12.01. 12-12-0、平成24年12月初めの近況報告、( 1)、レーザーデイスク・プレイヤーが、柳さんのお陰で復活した。感謝!  2)、スカパーHDは素晴らしいが、チューナーやUSB-HDDに改善の余地がある! 3)、NHKの「ららら♪クラシック」が面白い−モーツァルトものが増えてきた− 4)、このHPは、2013年からは、まとめの段階に入りそうである 5)、2012年12月号の放送・番組予定、 6)、2012年12月号のソフト紹介予定、 )
      (2012/12/01)

    −2012年(平成24年)11月掲載分−
    1. 2012/11/23.(懐かしいLDより;レヴァイン・ポネルによる「テイト帝の慈悲」K.621))
      12-11-3、ジェームズ・レヴァイン指揮、ジャン=ピエール・ポネル演出とウイーンフイルによる「皇帝テイトの慈悲」K.621、映像ローマ(1980)、音声ウイーン(1980)、
      −ローマの物語を印象づける遺跡の中での、ローマの貴族たちに扮した登場人物6人が、互いのぎらぎらする人間関係をお互いにぶつけ合った迫力ある歌と演技が最後まで続き、素晴らしい迫真の物語が続けられたと思う。これは舞台を離れた唯一の映画による映像であり、その意味では最もユニークな映像であった。この映像は私にとってはこのオペラの最初の映像だったので、最初の舞台として新鮮に頭に刷り込まれていたのであるが、今回改めて見直して見ても、やはりレヴァインの音楽には説得力があり、ポネルが考えたようにローマの遺跡を背景にすることによって、非常にイメージしやすい分かりやすい映像になっていると改めて感じさせられた−
      (2012/11/23)

    2. 2012/11/15.(最新DVD紹介;スイス・イタリア放送交響楽団の協奏曲シリーズK.467&K.382)
      12-11-2、クリストフ・エッシャー指揮、スイス・イタリア放送交響楽団とミカエル・ルディのピアノによるピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467および演奏会用ロンドニ長調K.382、1986年スイス、ルガーノ、SSR/RSLにて収録、
      −若い指揮者エッシャーとピアニストのルデイの協演は初めてであるが、二人の演奏スタイルが良く似ており、落ち着いた程よいテンポで、オーケストラもピアノもお好みの響きに聞こえ、とても気に入った。この2曲には、玉を転がすような美しいパッセージが随所にあり、ピアノが一音一音、粒立ち良くクリアであり、とても丁寧な演奏をしてくれたので、この二曲の映像は、私のお気に入りの一つになりそうである−
      (2012/11/15)

    3. 2012/11/13.(最新DVD紹介:ミュンシュの「リンツ」K.425と「プラハ」交響曲K.504など)
      12-11-1、シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団による交響曲第36番ハ長調K.425「リンツ」(1958)と交響曲第38番ニ長調K.504「プラハ」(1959)、サンダース劇場、ハーヴァード大学、ボストン、
      −シャルル・ミュンシュのモーツァルトの交響曲は、スマートな感じで格調が高く、独自の境地を歩んでいるように聞こえていた。今回収録された2曲は、いずれも彼の持ち味が発揮できるお得意のものであったに相違なく、ソナタ形式では繰り返しを省略する当時の伝統的な指揮法であったが、リンツ交響曲では軽快で爽やかな指揮振りを示し、一方のプラハ交響曲ではやや重々しい重厚な指揮振りで、両曲の特徴を表しているように思われた−
      (2012/11/13)

    4. 2012/11/07.(懐かしいS-VHSより;バレンボイムとアシュケナージの競演:レハーサルとステージ)
      12-11-4、バレンボイムとアシュケナージとイギリス室内管弦楽団による2台のピアノのための協奏曲変ホ長調K.365(316a)−ダブル・コンチェルトのレハーサルとステージ−、1966、フェア・フィールド・ホール、イギリス、
      −若きバレンボイムとアシュケナージが、初めて出会って、2台のピアノ協奏曲をレハーサルし、本番を弾いた珍しいドキュメンタリー風な映像であった。二人のオーケストラを挟まないピアノの音合わせは真剣であり、火花が出るような様子が写し出されていた。本番の演奏は、このレハーサルによって緻密に練り上げられ、二人の息の合ったピアノの競演は素晴らしく、完成度の高い演奏に仕上げられていた−
      (2012/11/07)

    5. 2012.11.01. 12-11-0、平成24年11月初めの近況報告、( 1)、クラシカ・ジャパンのハイビジョン放送が凄い−NHKとの差が拡大した− 2)、遂にレーザーデイスク・プレイヤーが故障した−修理不能のピンチである− 3)、グレン・グールドのソフトが全開!−新譜が少ないので目立っている− 4)、立山高原・黒部渓谷の秋を楽しんできました−大学時代同期の旅行会写真集− 5)、2012年11月号の放送・番組予定、 6)、2012年11月号のソフト紹介予定、 )
      (2012/11/01)

    −2012年(平成24年)10月掲載分−
    1. 2012/10/28.(懐かしいS-VHSより;91年モーツァルトイヤーの国立音大の「イドメネオ」K.366)
      12-10-3、フォルカー・レニッケ指揮、ミハエル・ハンペ演出による「イドメネオ」K.366、国立音大イドメネオ記念オーケストラ、
      −この国産の国立の映像については、当時の新しいメデイアであったLDを活用して驚かせたレヴァイン・ポネルによるNYメトロポリタン歌劇場による大劇場型のスタイルから一変して、ハンペ演出による簡素化された地味なオペラ・セリアの舞台に引き戻すとともに、リブレットに忠実な演出を行なって、改めて名実ともに古代ギリシャ劇場の世界に軸足を置いたことにある。そして、特に、第三幕の幕切れの声の前後の生贄の場面に於いて盛り上がりを高め、天をも感動させて、あの声を生み出させるような工夫が加えられていた。これは、非常に感動的であり、説得力があって、最近の演出に、強い影響を与えていると思われる−(2012/10/28)

    2. 2012/10/24.(22012年北大土木33年組の旅行会−写真集−
      −北大の仲間たちと行く立山・黒部ツアー報告−
        −黒部渓谷のトロッコ電車・立山高原室堂の景観・黒部ダムの景観など、晴天に恵まれ、昔の仲間たちと一緒に、紅葉の始まる高原の空気を、胸一杯満喫して来ました−
      (2012/10/24)

    3. 2012/10/21.(懐かしいS-VHSより;ラベック姉妹による2台と三台のピアノ協奏曲)
      12-10-2、カテイア&マリエル・ラベック姉妹とレナード・スラトキンによる指揮とピアノおよびNHK交響楽団による2台および3台のピアノ協奏曲K.242およびK.365(316a)、 N響定期第1204回、1992年6月2日NHKホール、
      −この演奏により三台のピアノ協奏曲は、コレクションの映像の全5組のアップロードを全て完成したことになるが、5組はそれぞれ演奏者も指揮者も異なり、特徴を持っている。しかし、私はこの曲が大好きなので、私の好みでは、ピアノが粒ぞろいで美しく揃って響くこのラベック姉妹の演奏が最も好ましく聞こえていた。同様の趣旨で、二台のピアノ協奏曲も、今回の演奏が水準以上のもののように思われる−(2012/10/22)

    4. 2012/10/15.(最新DVD紹介:ブリュッヘンの「ハフナー」交響曲K.385など)
      12-10-1、フランス・ブリュッヘン指揮スイス・イタリア放送交響楽団による交響曲ニ長調K.385「ハフナー」(1991)SSR/RSIルガーノ、およびイゴール・マルケヴィッチ指揮パリ放送管弦楽団による交響曲第38番「プラハ」K.504(1967)、
      −ブリュッヘンはリコーダー奏者としての長い体験から、統率力ある古楽器奏法をモダン・オーケストラにも適用して、独自の曲作りを行っていた。一方のマルケヴィチは作曲者としての長い経験から、曲を構造的に知的に捉えて、独自の格調の高い交響曲演奏を試みていた。世紀の変わった現代では、やや古風に感じてしまうが、いずれも整った演奏で、二人の風格ある演奏が記録されていたと思う−
      (2012/10/15)

    5. 2012/10/08.(2012年フェラインの仲間と行くロベレート・モーツァルト音楽祭2−ヴェネツイア編−)
      −ヴェローナ、パドヴァに続いてヴェネツイアのいろいろ−モーツアルトの足跡、街巡り、ムラーノ島とプラーノ島、フェニーチェ劇場の「リゴレット」など−写真集2−
      −2回目のヴェローナと初めてのパノヴァに少し寄り道をして、ヴェネツイアではモーツアルトの足跡に続いて、ムラーノ島の手作りのガラス細工、プラーノ島での手作りのレース編みを見学し、初めてのフェニーチェ劇場でオペラ「リゴレット」を見て、今回のイタリア音楽旅行の総仕上げをしました−
      (2012/10/08)

    6. 2012/10/06.(2012年フェラインの仲間と行くロベレート・モーツァルト音楽祭−ロベレート編−)
      −ロベレートの町並み、音楽祭の歓迎式典、音楽祭の風景、近郊の史跡巡りなど− 
      −6年振りで訪れたロベレート音楽祭であったが、ザルツブルグのモーツアルテウムの応援もあり、ボラーニ協会長も相変わらず健在で、明るく賑やかな音楽祭が続けられていた。連日、快晴に恵まれ、訪問したロベレートや近郊の建物なども美しく保存されていた−
      (2012/10/06)

    7. 2012.10.01. 12-10-0、平成24年10月初めの近況報告、( 1)、ロベレート音楽祭での久元先生のピアノ演奏ビデオなど−パソコン映像の普及− 2)、ロベレート音楽祭の会場のいろいろ、 3)、モーツァルト足跡を示す記念プレートが増えました、 4)、旅行の余話−カバンの鍵の破損と修理/In search of Mozartのビデオ紹介など− 5)、2012年10月号の放送・番組予定、 6)、2012年10月号のソフト紹介予定、 )
      (2012/10/01)

    −2012年(平成24年)9月掲載分−
    1. 2012/09/30.(懐かしいLDより;プリッチャード・グラインドボーンの「イドメネオ」K.366)
      12-9-3、ジョン・プリッチャード指揮ジョン・コックス演出の歌劇「イドメネオ」K.366、ロンドンフイルハーモニー管弦楽団、1974年グラインドボーン音楽祭、
      − 新全集と異なる映像であると余り大きな期待を抱かずに改めてこの映像を見て、結果的に、「声」の部分の前後が、全映像の中では、一番、説得力があったかと気付かせてくれるものを持った映像であると思った。ウイーン版のK.489とK.490を含むテノールの活躍が、非常に効果的であったことも印象に強く残っている。また、わずか2時間でそれなりの内容を見せる進め方にも好感が持てた−
      (2012/09/30)

    2. 2012/09/11.(最新収録BDより;ホリーガーのオーボエ四重奏曲K.370など)
      12-9-2、ハインツ・ホリガーとケラー弦楽四重奏団のオーボエ四重奏曲ヘ長調K.370(368b)、2005年11月バーゼル音楽院(スイス)、ペキネル姉妹とコリン・デーヴィス指揮イギリス室内管弦楽団による2台のピアノのための協奏曲変ホ長調K.365(316a)、2007年5月23日、キャドガン・ホール、
      −ホリガーの一言と名演奏のお陰で、このオーボエ四重奏曲は、フルート四重奏曲とは3年の隔たりがあり、室内楽的な深みのある構成感を持ち、実験的な試みも加わって、より充実した名品の響きを味わせてくれた。また、スタイル・風貌・動作などが良く似た双子のペキネル姉妹による二台のピアノ協奏曲は、揃ったスタッカートの美しさなど、肌理の細かな音色が印象的で、デーヴィスの素晴らしい伴奏もあって、魅力的な演奏であった−
      (2012/09/11)

    3. 2012/09/06.(最新DVD紹介:チェリビダッケ指揮の交響曲第39番変ホ長調K.543など)
      12-9-1、セルジュ・チェリビダッケ指揮、トリノRAI交響楽団の交響曲第39番変ホ長調K.543(1969)およびカルロ・マリアジュリーニ指揮ニュー・フイルハーモニア管弦楽団の交響曲第40番短調K.550(1964)、
      −映像としては非常に珍しいチェリビダッケの指揮とジュリーニの指揮で第39番変ホ長調交響曲と第40番ト短調交響曲をお届けする。この二つの曲目は、両巨匠のイメージにそれぞれ合ったものであり、39番ではどっしりとした堂々たる風格のある演奏が、また、40番ではテンポの良い生き生きとしたフレッシュな演奏が楽しめる−
      (2012/09/06)

       
    4. 2012.09.01. 12-9-0、平成24年9月初めの近況報告、( 1)、久しぶりでロベレート音楽祭に出発します、 2)、オリンピックはサッカーの試合に熱中しました、 3)、「アルバのアスカーニョ」のビデオ紹介について、 4)、レヴァイン・ポネルの「イドメネオ」の映像の紹介とこのオペラの問題点、 5)、2012年9月号の放送・番組予定、 6)、2012年9月号のソフト紹介予定、 )
      (2012/09/01)

    −2012年(平成24年)8月掲載分−
    1. 2012/08/21.(懐かしいLDより;レヴァインとパヴァッロテイの「イドメネオ」K.366)
      12-8-3、レヴァイン指揮ポネル演出の歌劇「イドメネオ」K.366、NYメトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団、1982年11月6日、ニューヨーク、
      − 久しぶりでこの映像を注意深く見て、今は亡きパバロッテイの健在振りやベーレンスの存在感を目にして、この映像はやはり今となっては、古いタイプの映像であることを改めて感じさせられた。しかし、過去におけるオペラセリアの古くささを一掃し、現代にも甦えさせようとしたレヴァインとポネルの意図は、かなり成功したものと思われた。その反面、登場人物たちの人間関係の描き方は、やや大雑把なように見えたが、当時としてはやむを得ないものと思われた−
      (2012/08/21)

    2. 2012/08/15.(新市販DVDより;リリー・クラウスのピアノ・リサイタルK.397、455、331)
      12-8-2、リリー・クラウスの二つのピアノリサイタルから、幻想曲ニ短調K.397&グルックの10の変奏曲ト長調K.455(1960)およびピアノソナタイ長調K.331(1961)、ラジオ・カナダの白黒TVの映像記録より、スタジオ・ライブ、
      −リリー・クラウスは、モーツァルトの協奏曲やピアノ・ソナタなどのLPやCDで有名な演奏家であるが、私は彼女の録音は数枚のLPとCDしか知らず、まして映像としては初めて見る貴重なものであった。この演奏は戦後15年経って、50歳代の彼女の演奏する姿を、放送スタジオからの演奏で紹介するものであった。映像の画質も古く音も貧しい上に、演奏スタイルがやや古く、気まま過ぎてもう少し丁寧な演奏が欲しかった−
      (2012/08/15)

       
    3. 2012.08.13. (コープマンの交響曲全集のアップが完了し、映像のコレクションの修正が完了しました)
      1、コープマンの交響曲連続演奏会(全11回)の映像のコレクション」。
      2、交響曲(第−番)ニ長調K.161&163(141a)の映像のコレクション。
      3、交響曲(第13番)ヘ長調K.112の映像のコレクション。


    4. 2012/08/12.(懐かしいS-VHSを見る;コープマンの交響曲連続演奏会、第五集、4曲)
      12-8-1、トン・コープマン指揮、アムステルダム・バロック・オーケストラ、(曲目)1、交響曲(第−番)ニ長調K.161&163(141a)、2、ヘ長調(第13番)K.112、3、ニ長調(第−番)K.95(73n)、4、変ホ長調(第26番)K.184(161a)、5、変ホ長調(第39番)K.543、第十回連続演奏会、1991年11月17日、東京芸術劇場大ホール、日本公演、NHK、
      −今回の全4曲の初期のシンフォニーで小編成の曲は、第13番ヘ長調K.112だけで、他の三曲はトランペットやテインパニーを含む大編成のイタリア序曲風の短い威勢の良い曲であった。コープマンのアムステルダム・バロック・オーケストラは、第39番変ホ長調交響曲のような後期の大編成の交響曲では、弦楽器の数が変わらないので、相対的にトランペットやテインパニーの響きが強すぎて、全体のバランスが崩れ異質な響きがするように思われた。しかし、初期の大編成の速いテンポの軽快なイタリア風序曲では、多少、これが行き過ぎても、快活感に満ち溢れ、それほど強い違和感は覚えなかった−
      (2012/08/12)

       
    5. 2012.08.02.(オラトリオ「救われたベトゥーリア」の映像のコレクションのアップが出来ました)
      1、「救われたベトゥーリア」の映像のコレクション」。

    6. 2012.08.01. 12-8-0、平成24年8月初めの近況報告、( 1)、4年に一度のオリンピックが始まった−国民の関心は凄いがメダルの数は?− 2)、トーマス教会のマタイのNHK放送について−充実した記録が残って嬉しい− 3)、イドメネオの「声」の部分の映像比較をしたい、 4)、映像の録画システムの変更について−ハードデイスク録画への移行− 5)、2012年8月号の放送・番組予定、 6)、2012年8月号のソフト紹介予定、 )
      (2012/08/01)

    −2012年(平成24年)7月掲載分−
    1. 2012/07/27.(懐かしいビデオテープより;1997年モーツァルト劇場公演のオラトリオ)
      12-7-3、本名徹次指揮、高橋英郎歌詞・台本・演出による二部の宗教劇「救われたべトゥリア」K.118(74c)、1997年7月12日、モーツアルト劇場、東京芸術劇場中ホール、日本語、
      −わずか15歳のモーツァルトが、素晴らしい曲と言葉で、神の問題を扱い、高橋先生が述べているように、オラトリオの劇作品として、現代にも通づる作品となっていることに改めて敬意を表したいと思う。日本語オペラとして挑戦された努力に対しては評価したいが、必ずしも成功しているとは思えないのが残念であった−
      (2012/07/27)

    2. 2012/07/19.(最新市販BDより;バレンボイムのピアノ協奏曲第20〜27番より)
      12-7-2、ダニエル・バレンボイムの弾き振りによるヒ゜アノ協奏曲第25番ハ長調K503、およびピアノ協奏曲第26番ニ長調K.537「戴冠式」、ベルリンフイル、1986〜1989年、シーメンス・ヴィラ、ベルリン、
      −今回はK.503とK.537の2曲だけでなく、他の8曲についても改めて見直しているが、音質も画像も良くなり、この8曲を納めたBDは、改めて素晴らしいソフトであると思った。彼の演奏には安定感があり、テンポが良く実に安心して聴け、特にこの8曲を全体としてみたときには、いわば「大人の風格」を持った演奏であると感じさせ、ピアノにも指揮法にもそれが良く現れていた−
      (2012/07/19)

    3. 2012/07/08.(懐かしいS-VHSを見る;コープマンの交響曲連続演奏会、第五集、)
      12-7-1、トン・コープマン指揮、アムステルダム・バロック・オーケストラ、(曲目)1、交響曲(第32番)ト長調K.318(序曲)、2、変ロ長調(第−番)K.Anh.216、3、ト短調(第25番)K.183(173dB)、4、ハ長調(第41番)K.551「ジュピター」、  第九回連続演奏会、1991年11月16日、東京芸術劇場大ホール、日本公演、NHK、
      −第32番の序曲風シンフォニーは、大編成でありながら、急緩急の三つの部分で構成された激しい曲であったが、コープマンのオーケストラの勢いある早いテンポ感と言い、金管やテインパニーの鋭い響きと言い、この曲に良く合っていると感じさせた。しかし、第39番においては、序奏部の古楽器独自の奏法による早い進行に違和感を感じ、全体としてテインパニーとトランペットの音が鋭く大きすぎ、弦楽器の薄さが非常に気になって、残念ながらこの曲の持つ豊かなゆとりのある響きが得られなかった−
      (2012/07/08)

    4. 2012.07.01. 12-7-0、平成24年7月初めの近況報告、( 1)、今後のこのHPのアップロード方針を考える−峠を越えたのでゆっくりやります− 2)、久元祐子先生による4台のピアノの弾き比べ−フェライン例会の珍しい試み− 3)、コープマンの91年モーツァルトイヤーの11回の交響曲連続演奏会、 4)、セレナータ「アルバのアスカーニョ」K.111のアップロードを終えて、 5)、2012年7月号の放送・番組予定、 6)、2012年7月号のソフト紹介予定、 )
      (2012/07/01)

    −2012年(平成24年)6月掲載分−
    1. 2012.06.28. (「後宮」のコンスタンツエのデイアナ・ダムロウと交響曲連続演奏会シリーズのコープマンの二人の映像のコレクションのアップが出来ました)
      1、ソプラノ歌手デイアナ・ダムロウの映像のコレクション。
      2、指揮者トン・コープマンの映像のコレクション。



    2. 2012/06/27、(最新購入のBD;2011リセウ歌劇場のボルトンの最新オペラ「後宮」K.384)
      12-6-2、アイヴォー・ボルトン指揮、クリスロフ・ロイ演出による歌劇「後宮からの逃走」K.384、2010年4月、リセウ大劇場SO&CHO、リセウ歌劇場、輸入盤、
      −この映像は最新のBDデイスクの2010年4月の最新の録音でもあり、内容も斬新で、初めてづくしのような映像であった。トルコでの出入国管理官と出入りする4人の外国人との現代の対立劇に読み替えられたものであり、それによって舞台は思い切って簡素化・抽象化されていた。舞台の登場人物は主役の6人だけであり、彼らの恋愛関係や人間関係をクローズアップして、一歩深く描こうと試みたものであるが、結果的に逃走劇とは異なるものになっていた−
      (2012/06/27)

    3. 2012/06/23、(最新購入のDVD;2007ボローニア歌劇場の「アルバのアスカーニョ」K.111、)
      12-6-3、オッターヴィオ・ダントーネ指揮、ミカエル・ザニッキイ演出による「アルバのアスカニオ」K111、2005年12月、ボローニア歌劇場管弦楽団&合唱団、輸入盤、
      −このBONGIOVANNIというボローニアのグループによるDVDの初期オペラのシリーズは、「ラ・フィンタ・センプリチェ」K.51に続く2作目のようであるが、演奏や演出・衣裳などもリブレットに近いもので、何よりも日本語が付いているので好感が持てた。今回のこのボローニア歌劇場の「アルバのアスカーニョ」K.111に於いては、K.51 に比し音楽面で優れているばかりか演奏面でもほぼ満足できるものであり、M22の新演奏・新演出に対しても、演奏面では互角以上であり、何よりもリブレットに近い演出は、初期オペラを理解する上で推奨に値する貴重な労作と思われる−
      (2012/06/23)

    4. 2012/06/07、(最新BD収録のコンサート;2011NHK音楽祭よりマリナーとカツアリス)
      12-6-1、ネヴィル・マリナー指揮、NHK交響楽団、交響曲第32番ト長調K.318、ピアノ協奏曲第21番ハ長調K467、ピアノ;シプリアン・カツアリス、2011年11月6日、NHKホール、第9回2011NHK音楽祭、
      −2011年10月にNHKホールで行われた「2011NHK音楽祭」からモーツァルトの作品を2曲。90歳に近いマリナーの交響曲第32番ト長調K.318は、いつも重々しいN響が軽快なテンポで軽やかな響きに聞こえていた。カツアリスのピアノによるピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467は、マイペース振りが心配であったが、マリナーとは相性が良く立派な演奏。彼の本領は、独自のカデンツアやアンコールで弾いた即興演奏で発揮され、とても見応えがあって楽しかった−
      (2012/06/07)

    5. 2012.06.03. 12-6-0、平成24年6月初めの近況報告、( 1)、スカパー!HD対応チューナーの取替えサービス−お皿の時代の終焉− 2)、ルソーとモーツァルトの競演−二つのオペラを見て− 3)、トン・コープマンの91年モーツァルトイヤーの交響曲連続演奏会をアップして、 4)、新しいUSBハードデイスク録画の検討について、 5)、2012年6月号の放送・番組予定、 6)、2012年6月号のソフト紹介予定、 )
      (2012/06/03)

    −2012年(平成24年)5月掲載分−
    1. 2012.05.25.(最新購入のDVD;2007チューリッヒOPのアーノンクールによる「魔笛」K.620)
        12-5-3、ニコラウス・アーノンクール指揮、マーテイン・クシェイ演出による「魔笛」K620、2007年チューリヒ歌劇場管弦楽団&合唱団、輸入盤、
      −このクシェイによる超モダンの新演出は、一度通して見た時には、理解できない部分が多すぎて、日本語字幕の必要性を痛切に感じていたが、最後の「二人の愛のキス」の意味が分かれば、理解できない演出の部分は、放置しても問題は余りなさそうである。音楽面ではアーノンクールのやり方が良く分かって耳慣れてきたせいか、その変化をむしろ楽しんでいる自分を発見していた−
      (2012/05/25)

    2. 2012/05/20.(懐かしいS-VHSを見る;コープマンの交響曲連続演奏会、第九集)
      12-4-3、トン・コープマン指揮、アムステルダム・バロック・オーケストラ、(曲目)1、交響曲(第12番)ト長調K.110(75b)、2、ト長調(第37番)K.444(425a)、3、ニ長調(第31番)K.297(300a)「パリ」、4、ト長調(第15番)K.124)、5、ニ長調(第35番)K.385「ハフナー」、 第九回連続演奏会、1991年11月16日、東京芸術劇場大ホール、日本公演、NHK、
      −第一・第二ヴァイオリンが4人づつでコントラバスが一人という古楽器編成で、第九集では二管編成の最大規模の二つの交響曲を初めて聴くことが出来たが、テインパニーとトランペットの音が鋭く大きすぎ、弦楽器の薄さが非常に気になり、残念ながら豊かなゆとりのある響きが得られなかった−
      (2012/05/20)

    3. 2012.05.12.(最新購入のDVD;2008ネーデルランドOPの「後宮」K.384)
      12-5-2、コンスタンティノス・カリーディス指揮、ヨハン・シモンズ演出による歌劇「後宮からの逃走」K.384、2008年、ネーデルランド室内管弦楽団・合唱団、ネーデルランド・オペラ、アムステルダム音楽劇場、輸入盤、
      −この映像のシモンズ演出は、コンスタンツエが太守セリムの欲望にどこまで耐えうるかの人間性を追求した異色の演出となっており、その手法はリブレットの解釈がどこまで許せるかを考えた真面目なアプローチであった。カリーデイスの音楽も新鮮で、ややマンネリ化している伝統的な「後宮」に一石を投ずるものと思われた−
      (2012/05/12)

    4. 2012/05/03.(ベルリン・ライプチヒ旅行11日間のご報告−写真集の続き−)
      12-5-1、ベルリンの写真集−2、ベルリンの駆け足三日間の名所巡り  
      −ポツダム広場/ウンター・デン・リンデン/ブランデンブルグ門/グルーネヴァルト駅17番線/シャルロッテンブルク宮殿/ポツダム市内/サンスーシ宮殿などのご報告−
      (2012/05/03)


    5. 2012.05.03. オペラ「ドン・ジョヴァンニ」K.527の全て−総括編−
      −モーツァルテイアン・フェラインの「季刊」への投稿が完了しましたので、投稿原稿(これがオリジナルです)をアップロードします。



       
    6. 2012.05.01. 12-5-0、平成24年5月初めの近況報告、( 1)、4月のベルリン・ライプチヒ旅行で得たもの、気がついたもの、  2)、日本を沸かせそうなラ・フォル・ジュルネ2012の成功を祈る、 3)、オペラ「ドン・ジョヴァンニ」の総括編を「季刊」に投稿して、 4)、新しいDVDソフトが少なくなってきた、 5)、2012年5月号の放送・番組予定、 6)、2012年5月号のソフト紹介予定、 )
      (2012/05/01)

    −2012年(平成24年)4月掲載分−
    1. 2012.04.25.(最新入手のDVD;アーノンクールとウイーンフイルの「後宮」(1989))
      12-4-2、ニコラウス・アーノンクール指揮、ヘルマン夫妻演出による歌劇「後宮からの逃走」K.384、1989年、ウイーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団、アン・デア・ウイーン劇場、
      −チューリヒ歌劇場でのアーノンクールのCD録音後、4年後のDVDであり、その先鋭さがいささか心配であったが、ウイーン歌劇場管弦楽団と合唱団を振っていることとライブ進行のせいか、彼の基本的なスタンスはほぼ同じであろうが、余り極端に走らずに、一般受けするような映像であった。コンスタンツエのウインスカとオスミンの元気の良さが目に付き、トルコ風に徹した衣裳などが美しく、水準以上の映像であると思われた−
      (2012/04/25)

    2. 2012/04/22.(ベルリン・ライプチヒ旅行11日間のご報告)
      ベルリン・ライプチヒ旅行の写真集−1、ベルリンの最初の二日間の博物館巡り、
      −ベルリンの壁、森鴎外博物館、ボーデ博物館、ノイエ新博物館、ペルガモン博物館、ベルリン大聖堂、レストラン・ツア・レツテン・インスタンツ−、チェックポイント・チャーリーハウス、ユダヤ博物館、など−
       
      −桜や水仙・チューリップ・レンギョウなど春の花が咲いているのに、もの凄く寒いベルリン。元気よく博物館3日券をフル活用し、足で駆け巡った博物館巡りでした−
      (2012/04/22)

    3. 2012/04/16.(ベルリン・ライプチヒ旅行11日間のご報告)
      12-4-1、4月のベルリン・ライプチヒ旅行で見た三つのオペラと二つのマタイ受難曲、  
      −映像でしか見ることのなかった有名なオペラ劇場に初めて訪問し、「ホフマン物語」は初めてライブで見たオペラ、「魔笛」は初めての軍団対決の演出、「セヴィリアの理髪師」は昆虫の世界に擬人化した演出に度肝を抜かれた初めてずくしのオペラ観劇でした。聖トーマス教会のマタイは厳粛そのものの伝統的響きに沈黙でした−
      (2012/04/16)

    4. 2012.04.01. 12-4-0、平成24年4月初めの近況報告、( 1)、4月のベルリン・ライプチヒ旅行の三つのオペラ、 2)、9月のロヴェレート音楽祭旅行−イタリアのモーツァルト紀行8日間− 3)、アーノンクールによる輸入盤オペラ「後宮」と「魔笛」のDVDの入手、 4)、二つの古い白黒DVDシャルル・ミュンシュの交響曲とリリー・クラウスのソナタ、 5)、2012年4月号の放送・番組予定、 6)、2012年4月号のソフト紹介予定、 )
      (2012/04/01)

    −2012年(平成24年)3月掲載分−
    1. 2012/03/23.(懐かしいS-VHSを見る;コープマンの交響曲連続演奏会、第八集、5曲)
      12-3-1、トン・コープマン指揮、アムステルダム・バロック・オーケストラ、 (曲目)1、交響曲ト長調K.Anh.221(45a)「旧ランバッハ」、2、変ロ長調K.Anh.214(45b)、3、ニ長調(第8番)K.48、4、ニ長調K.81(73l)、5、ハ長調(第34番)K.338、 第八回連続演奏会、1991年11月9日、東京芸術劇場大ホール、日本公演、NHK、
      −今回のコンサートは、最初の4曲がK番号で二桁の初期のシンフォニーで、このHPではいずれも初出の唯一の演奏なので、非常に貴重な記録であった。モーツァルトの若作りのシンフォニーをこうして古楽器によるアンサンブルの良い演奏で聴いていると実に快いものであるが、繰り返し聞いてその印象を作文することは、いささか苦痛を伴った。今回はテインパニーとトランペットを含む曲が2曲含まれ、比較して聴くことができたが、このコープマンの演奏では、この2楽器が非常に響きすぎて不自然なくらいに聞こえていた。これは好みの問題であろうが、楽器間のアンサンブルを大事にするピリオド奏法において、何か工夫が必要でないかと思われた−
      (2012/03/23)

    2. 2012.03.16.(懐かしいレーザーデイスクによるオペラ、エストマンの「偽りの女庭師」K.196)
      12-3-4、アーノルド・エストマン指揮、イエーラン・イエルヴェフェルト演出によるドロットニングホルム宮廷劇場によるオペラ「偽の女庭師」K.196、1988年、スエーデン、
      −これまで何回も見てきたこのエストマンの映像を、今回は他と比較する形で入念に見てきたが、終わりには三組のカップルが盛大に祝福されており、これまでの記憶以上に、第一・二幕で、ツアグロゼクの映像と同様に、単純化するためにかなり大胆にアリアをカットした映像であった。そのためか喜劇としての分かりやすさを前面に出した活気のある舞台が続いていたし、音楽的にも古楽器の良さを生かした優れたものであったが、エストマン特有の曲によっては極端にテンポが早すぎる部分が残念であった。この歌劇場も10年来オペラを続けており、優れた歌手たちが育ってきたと評価しておきたい−
      (2012/03/16)

    3. 2012.03.13.(最新DVDによるオペラ;ツァグロゼクによる「偽の女庭師」)
      12-3-3、ローター・ツァグロゼク指揮、ジャン・ジョルドイユ演出、シュトゥットガルト州立劇場公演の「偽の女庭師」K.196、州立管弦楽団、2006年公演、
      −通常の演奏なら三組の恋人たちが喜びを露わにして、全員合唱の華やかなフィナーレのオペラになるはずであるが、この映像では音楽は賑やかなのであるが、祝福された恋人たちは伯爵とヴィオランテだけのようであった。これには、演出者の「この恋の物語は、そんな単純なものではない」という解釈によるのかもしれない。この映像は、矢張り第三幕の変更とフィナーレのあり方をどう捉えるかによって、全体の評価が異なってくる。しかし、これだけ省略や変更が多いと、リブレットに忠実で伝統的な演出を期待する私の考え方には合わない映像であった−
      (2012/03/13)

    4. 2012.03.09.(最新購入のDVD;2004年3月マッケラスのトルコ・トプカビ宮殿の「後宮」)
      12-3-2、チャールズ・マッケラス指揮とイライジャ・モシンスキー演出による歌劇「後宮からの逃走」K.384のハイライトとドキュメンタリー、「モーツァルト・イン・トルコ」、2004年3月、トプカピ宮殿、イースタンプール、トルコ、
      −この映像は、ハイライト版で、沢山のアリアがカットされたり短縮されたのは残念であったが、舞台ではなくトルコの現地で撮影した映画であったので、画面は写真で見るようにライブとは異なる迫力があり、物語も理解しやすかった。この映像では、セリムの言動が重視されていたが、現代のイスラム社会において、このオペラのような「寛容」の精神が重要なことを改めて訴えていたようにも思われた−
      (2012/03/09)

    5. 2012.03.01. 12-3-0、平成24年3月初めの近況報告、( 1)、4月にベルリン・ライプチヒ旅行に出かけます。  2)、9月のロヴェレート音楽祭旅行の内容が決まりました。 3)、日本モーツアルト協会のオペラ・サークルに参加することにしました。 4)、2月のゴルフは風邪でダウン、2回の実施に止まりました。 5)、2012年3月号の放送・番組予定、 6)、2012年3月号のソフト紹介予定、)
      (2011/03/01)

    −2012年(平成24年)2月掲載分−
    1. 2012.02.24.(懐かしいS-VHSを見る;コープマン交響曲連続演奏会、第六集、4曲)
      12-2-4、トン・コープマン指揮、アムステルダム・バロック・オーケストラ、(曲目)1、交響曲イ長調(第14番)K.114、2、変ホ長調(第19番)K.132、3、ト長調(第17番)K.129、4、ヘ長調(第18番)K.130、 第六回連続演奏会、1991年6月5日、東京芸術劇場大ホール、日本公演、NHK、
      −コープマンのこの第六集のコンサートは、いずれもイタリア旅行帰りのザルツブルグで作曲された4曲が集中していたせいか、明るい爽やかな感じがする少年期の作品らしい活気に満ちた作品が多く、それがこの小規模な古楽器演奏にとても向いていたように思った。コープマンは、中間と末尾に反復記号があるソナタ形式では、概して中間の反復は丁寧に行っていたが、中には緩徐楽章などでは、一切の反復を省略したり、旧版の第2楽章をメヌエットの後ろに加えてデイヴェルテイメントのように演奏したり、曲の変化に応じて柔軟に対応して演奏していることが分かった−
      (2012/02/24)

    2. 2012.02.21.(最新購入のDVD;2010グラインドボーン歌劇場の「ドン・ジョヴァンニ」)
      12-2-2、ウラディミール・ユロウスキ指揮、エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団、ジョナサン・ケント演出、2010グラインドボーン音楽祭における「ドン・ジョヴァンニ」K.527、2010年、グラインドボーン歌劇場、
      −この映像は有名歌手は主題役のフインレイだけであるが、ユロウスキの音楽造りが素晴らしく、ケント演出の「ウイーン版」による目新しい斬新な演出も生かされた、小劇場の響きの良さを生かしたピリオド奏法によるアンサンブルの良い現代的な「ドン・ジョヴァンニ」であり、グラインドボーン歌劇場の生んだ最近の傑作であろうと思われる−
      (2012/02/21)

    3. 2012.02.11.(最新BD収録オペラ;ミラノ・スカラ座の最新の「魔笛」)
      12-2-3、ローランド・ベーア指揮、ウイリアム・ケントリッジ演出、ミラノ・スカラ座公演の「魔笛」K.620、スカラ座O&CHO、22011年3月公演、
      −この映像はコンピュータ・グラフィックスをフルに活用した舞台であり、まず背景画として活用されて観客をお伽の国に誘い、舞台の登場人物には照明が当たって、歌手の表情が見事にクローズアップされるまさに二段構えのハイビジョンの世界になっていた。さらに白板に画を描いて動画にするとか、魔笛ならではの光学的な図形を背景画に加えるとか、新たなCGの技法を使っていた。指揮者のベーアは、緩急をわきまえたテンポ感の良さ、間合いにピアノの前奏を入れたり、チェレスタを自ら弾く茶目っ気があり、このオペラへの愛情が良く伝わり、観客を喜ばせていた−
      (2012/02/11)

    4. 2012.02.07.(最新購入のDVD;モスコウ・ヴィルテイオージによるアンサンブル)
      12-2-1、モスコウ・ヴィルテイオージ室内楽団によるオーボエ協奏曲ハ長調K.314(285d)、交響曲第24番変ロ長調K.182(173dB)、デイヴェルテイメント変ロ長調K.137(125b)のアレグロ楽章、 (演奏者)指揮者;Vladimir Spivakov、オーボエ;Aleexey Utkin、1991年、Jose Maria Rodero市民劇場収録ライブ、スペイン、
      −ヴァイオリニスト・スピヴァコフが指揮するモスコウ・ヴィルテイオージ室内楽団は、珍しく女性が一人もいない黒ずくめの団体で、そのエネルギッシュなスタイルが目に見えていたが、優れたオーボエ奏者のソロがあって実に華やかな協奏曲の演奏であった。また短いシンフォニーは、ファンファーレ風の響きが心地よく、この楽団の実力のほどを聴かせていたが、画像と音響の水準が低くて魅力に乏しかった−
      (2012/02/07)

    5. 2012.02.01. 12-2-0、平成24年2月初めの近況報告、( 1)、ミラノ・スカラ座の最新の「ドン・ジョヴァンニ」と「魔笛」、 2)、「コシ・ファン・トウッテ」の総括を「季刊」80号に投稿した、 3)、ベルリン・ライプチヒ旅行(4月1日〜10日)と2012ロヴェレート音楽祭旅行(9月)、 4)、ゴルフクラブの更新−ドライバーとスプーンの更新− 5)、2012年2月号の放送・番組予定、 6)、2012年2月号のソフト紹介予定、 (2011/02/1)

    −2012年(平成24年)1月掲載分−
    1. 2012.01.26.(懐かしいS-VHSを見る;コープマン交響曲連続演奏会、第七集、5曲)
      12-1-4、トン・コープマン指揮、アムステルダム・バロック・オーケストラ、第七回連続演奏会、1991年11月8日、東京芸術劇場、日本公演、NHK、
      (曲目)交響曲ニ長調(第11番)K.84(73q)、ヘ長調K.76(42a)、変ロ長調(第33番)K.319、ヘ長調K.Anh.223(19a)、イ長調(第29番)K.201(186a)、
      −この日の5曲のプログラムは、いずれもトランペットとテインパニーを含まない小規模な曲が選ばれていたが、このバロック・オーケストラは、この小さな編成の方が纏まりが良く、古楽器オーケストラの真価が発揮されていたように思った。特に、交響曲ニ長調(第11番)K.84(73q)やヘ長調K.Anh.223(19a)などの初期の優れた曲が良いと思っていたが、変ロ長調(第33番)K.319やイ長調(第29番)K.201(186a)のザルツブルグ時代を代表する曲も、躍動感溢れるアレグロがバランス良く聞こえて驚かされた−
      (2012/01/26)

    2. 2012.01.20.(最新購入のDVD;ロヴェレートにおける2006年祝祭コンサート)
      12-1-2、イタリア・モーツアルト協会主催の「モーツアルトの旅路・開催前夜祭」、オーラ・ルドナー指揮ボルツアーノ・トレンテ・ハイドン管弦楽団、
      (曲目)三台のピアノのための協奏曲K.242「ロドロン協奏曲」、デイヴェルテイメントヘ長調(第10番)K.247「第一ロドロン・セレナーデ」、ほか、2006年1月14日、ロヴェレート、イタリア、
      −ロドロン伯爵家のためにモーツァルトが書いたゆかりの曲を、2006年のモーツァルト・イヤー祝祭コンサートにおいて収録した「粋なDVD」を、偶然、入手した。三台のピアノのための協奏曲K.242とデイヴェルテイメントK.247の大好きな2曲であり、演奏も音楽祭で活躍するハイドン管弦楽団。ロヴェレートのイタリア・モーツァルト協会の貴重な活動記録であった−
      (2012/01/20)

    3. 2012.01.15.(最新BD収録オペラ;バレンボイムのスカラ座の最新「ドン・ジョヴァンニ」)
      12-1-3、ダニエル・バレンボイム指揮、ロバート・カーセン演出、2011/2012年ミラノ・スカラ座開幕の「ドン・ジョヴァンニ」K.527、スカラ座O&CHO、2011/12/07公演、
      −シーズンの開幕公演であったせいか、全体的な印象として貴賓席に大統領や首相夫妻が臨席し、国際的な有名スター歌手を網羅しており、久しぶりで見た大劇場型の豪華な公演であった。バレンボイムが音楽を堂々と進行させ、歌手を存分に歌わせるスケールの大きなゆったりとした指揮振りが大規模な舞台を引き立てていたし、カナダ生まれのラーセンの演出もCGを使った目を見張る舞台の広がりに新鮮味を出し、細かな点でも新演出があって目の肥えたスカラ座の観客に応えていたように思った−
      (2012/01/15)

    4. 2012.01.08. 年末・年始の作業により、次の映像のコレクションのファイルのアップが出来ました。
      1、オペラ「コシ・ファン・トウッテ」の総括編のアップロードができました。
        2、U-tubeと共有している画像ファイルを作成しました。映像を見ることが出来ます。
      3、「2011年の私のゴルフ結果の総括」が例年通り出来ました。
      4、2本の映画の追加アップにより、映画・テレビ映画ファイルを更新しました。



    5. 2012.01.07.(最新購入のDVD映画;「ナンネル・モーツァルト−哀しみの旅路−」))
      12-1-1、映画「ナンネル・モーツァルト−哀しみの旅路」脚本・監督;ルネ・フェレ、音楽;マリー=ジャンヌ・セレロ、演奏;フランス放送フイル管弦楽団メンバー、
      −ヴォルフィと同様に、楽想が湧き出てくるナンネルであったが、才能に恵まれながらも、残念ながら、それを認めない頑固な父親によって作曲家の道を閉ざされ、見放されて、時代の波に押し流されてしまう不幸な一人の若い女性の姿を描いた映画であった。西方大旅行とルイ15世一族の二つの史実を巧みに重ね合わせて、生まれてきた作者の夢想が、ナンネルの思わぬ初恋とその挫折の物語となり、天才児ヴォルフガングの姉でありクラヴィーアに卓越したナンネルが、何故作曲家になれなかったかという当時の時代の掟にも触れようとした問題作であると率直に感じた− (2012/01/07)

    6. 12.01.01. 12-1-0、平成24年1月初めの近況報告、( 1)、これからのこのHPの方針などを考える−年頭の所感− 2)、再び U-Tubeについて考える−若松氏の映像コピーのHP内のファイル化− 3)、私の好きな「コシ・ファン・トウッテ」のスターたち、 4)、2011年のゴルフを総括して−病後にも拘わらず歴代2位の年間成績でした− 5)、2012年1月号の放送・番組予定、 6)、2012年1月号のソフト紹介予定、(2011/01/1)



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