モーツアルト気狂いの最新入手ソフト情報−−平成22年7月号−−


(ベーラ・ドラホスの指揮と演奏によるフルート協奏曲第一番ト長調K.313、第二番ニ長調K.314、フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299、フルートのためのアンダンテハ長調K.315、ブダペスト交響楽団、/フリッチャイ指揮、ベルリン・ドイツオペラ管弦楽団・合唱団によるオペラ「ドン・ジョバンニ」、/エストマン指揮、ドロットニングホルム宮廷劇場における「ドン・ジョバンニ」、G.イエルヴェフェルト演出、1987年収録、)

(先月の月報は  「こちら」)


私の最新入手ソフト惰報一平成22年7月号−

(ベーラ・ドラホスの指揮と演奏によるフルート協奏曲第一番ト長調K.313、第二番ニ長調K.314、フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299、フルートのためのアンダンテハ長調K.315、ブダペスト交響楽団、/フリッチャイ指揮、ベルリン・ドイツオペラ管弦楽団・合唱団によるオペラ「ドン・ジョバンニ」、/エストマン指揮、ドロットニングホルム宮廷劇場における「ドン・ジョバンニ」、G.イエルヴェフェルト演出、1987年収録、)

10-7-0、平成22年7月初めの近況報告、

 6月始めに管新政権が発足し、政局はアッと言う間に解散・参院選となった。
◆∩偉腺PSA値の増大によるガンの疑いから解放されて−前立腺生検結果−
、BDレコーダーのレンズクリナーによるクリーニングのお奨め、
ぁ▲汽奪ー・ワールドカップの日本の熱狂振り−にわかサッカーファンの弁−
ァ10年7月号の放送・番組予定と新ソフト情報、
Αl0年7月号ソフト紹介予定、−LDによる「ドン・ジョバンニ」特集−



(最新入手のDVD報告;ベーラ・ドラホスによるフルート協奏曲全集全4曲)
10-7-1、ベーラ・ドラホスの指揮と演奏によるフルート協奏曲第一番ト長調K.313、第二番ニ長調K.314、フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299、フルートのためのアンダンテハ長調K.315、ブダペスト交響楽団、ハープ;アンドレア・ヴィーグ、 2006年12月23日、フランツ・リスト・アカデミー、ブダペスト、
(2010年5月25日、石丸電気本店にて輸入DVD盤を購入、HUNGAROTON HDVD 32560)


(嬢かしいLD;フリッチャイとF.デイスカウによる「ドン・ジョバンニ」ライブ)
10-7-2、フェレンツ・フリッチャイ指揮、ベルリン・ドイツオペラ管弦楽団・合唱団によるオペラ「ドン・ジョバンニ」ライブ、1961年9月24日、BDOこけら落とし公演、
(配役)ドン・ジョバンニ;D.F.デイスカウ、、ドンナ・アンナ;E.グリュンマー、ドン・オッターヴィオ;D.グローブ、ドンナ・エルヴィラ;P.ローレンガー、レポレロ;W.ベリー、マゼット;I.サルテイ、ツエルリーナ;エリカ・ケート、騎士長;J.グラインドル、
(1994年4月22日、BMGビクターのLD、BVLO-125~126、ドイツ語版、モノクロ)


(嬢かしいLD;エストマンの18世紀そのままの舞台の「ドン・ジョバンニ」)
10-7-3、アーノルド・エストマンとドロットニングホルム宮廷劇場における「ドン・ジョバンニ」、G.イエルヴェフェルト演出、1987年収録、スエーデン、
(配役)ドン・ジョバンニ;H.ハーゲゴール、ドンナ・アンナ;H.デーセ、ドン・オッターヴィオ;G.ヴィンベリー、ドンナ・エルヴィラ;B.ノルデイン、レポレロ;E.セーデン、マゼット;T.ヴァルストレーム、ツエルリーナ;アニタ・ソルド、騎士長;B.ルンドグレン、その他、
(1991年2月22日、フイリップス、PHLP-9024〜25、)


(懐かしい映像;ベーム・ウイーンフイルの新映像「ノットウルナ」K.239特集)
10-7-4、カール・ベームとウイーンフイルによるセレナード(第六番)ニ長調K.239「セレナータ・ノットウルナ」、1975年、ウイーン楽友協会ホール、ユニテル、CS736CH、および、およびズーカーマン・イスラエルフイルによるセレナード(第六番)ニ長調K.239「セレナータ・ノットウルナ」1996年、イスラエルフイル創立60周年記念ガラ・コンサート、および2クラリネットとファゴットの三重奏による「デイヴェルテイメント」K.439b-1、ライスター、フリードリヒ、トルコヴィチ、1997年、モーツアルト週間
(98年9月18日、クラシカジャパンの放送をS-VHS3倍速にて収録)



  10-7-0、平成22年7月初めの近況報告、

    鬱陶しい梅雨の毎日が続いているが、毎年確実にこの梅雨前線が停滞するので、我慢せざるを得ない。南九州に集中豪雨の被害が出始めているようであるが、毎年慣例化している洪水や土砂災害が心配である。それに加えて、宮崎県には口蹄疫(こうていえき)問題があり、現地対策本部は18日以降、新たな発症や感染疑いの確認がなく、23日に「終息に向かっている」という認識を初めて示したようである。テレビでの報道を見るにつけ、早く納まって欲しいと願うのが、国民共通の願いであろう。


       6月始めに管新政権が発足し、政局はアッと言う間に解散・参院選となった。

    6月に入って鳩山首相と民主党の小沢幹事長が退陣し、管内閣が発足して、国会での所信表明演説を終えたところで、内閣支持率が60%近くに達したことから、早々に国会が強権で解散され、7月11日の投票日を目途に参議院選挙となって、政局は選挙戦に突入している。その間に南アフリカで行われているサッカーの日本代表が、事前の予想を上回って決勝リーグに進出したため、マスコミや日本列島はサッカーの応援一色になりつつあり、サッカー騒ぎが終わるまで、選挙戦の方はお預けの様子になっているようだ。これも日本人の国民性なのであろうか。

     所信表明演説の中などで管首相が言い出している第三の道と称する新しい「新成長戦略」の内容が、論文のような形で明確に示されぬままに選挙戦で走り出した。しかし、カナダで開かれたG8などでも、この持論を展開し各国に紹介して日本を見習えとまで大口で宣伝しているようである。首相の言う「強い経済、強い財政、強い社会保障の実現」は誠に結構な目標であるが、これらをどういう政策で実施するかの具体策の実現可能性が問題なのであるが、工学系の首相だけに、日本の経済・財政政策の舵取りをこのまま任せて良いのだろうか。ブレーンの姿が見えない鳩山首相の二の舞にならなければと、論理はよいが実効性が伴わない心配がついて回る。

    管首相の「新経済戦略」とは、失業者や仕事のない人に、これからの新しい成長分野、環境や医療、介護、農林水産業、観光、アジアのインフラ整備などに参入させて、新規需要を起こしてもらいそれを経済成長の基軸にしようとする考え方のようである。財源として増税分を充てるとしても、それを100%新規雇用を生む政策に充てれば、新規雇用分は国民経済的には純増になって波及効果を生み、それを組織的に育てて経済成長の原動力にしようとしているように写る。一方ではその関係からか、自民党の掲げる消費税値上げ10%を視野に入れて、消費税を含む税制抜本改革の協議を超党派で始めようと提案している。

私は新しい経済政策は、日本の中長期の経済の有り様を定めるものだけに、もっと経済学者や実務家などの意見を取り入れて慎重に扱うべきであろうと思っているが、首相がこのように選挙戦用のような形で発言して、本質的な議論のないままに進行している現状に、そして経済政策に実績のない民主党政権にこのまま委ねざるを得ない現状には反対である。と同時に、管首相に一方的に発言させて、本当に大丈夫なのかをチェックしたり批判する政党や学者たちが見当たらないのが心配である。選挙が終わらなければ、発言しても意味がないからだろうか。兎に角、いらいらがつのり、経済や財政の先行きを心配しながら様子を窺っている今日この頃であるが、当方もにわかサッカーファンとして、サッカーの日本の出番が決着するまでは、重要なことは手が着かない状態になっている。




 モーツアルテイアン・フェラインの会員の方から、通称「モーツアルト」と言う名の薔薇の花が今年は昨年より良く咲いたと言うことで、フェラインのHPに掲載してくれと上記の花の写真を送って下さいました。折角ですので、ご了解を得て、このHPでもお借りして掲載することにしました。200年前の進化していない薔薇ですので、花の形も色も簡素な姿をしているようです。薔薇の花だと言っても、この写真の花の姿だと気がつきませんね。


◆∩偉腺PSA値の増大によるガンの疑いから解放されて−前立腺生検結果−

   会社の健康保険の人間ドックの時代から、年一回のオプション検査で血液検査によるガン検査を毎年続けてきたが、06年ころより前立腺肥大が指摘されるようになり、再検査しても年齢並みに大きくなっただけと指摘される状態が続いていた。しかし、09年4月の人間ドックの検査で、初めてPSA値が10.38と指摘され、今度は大きなショックを受けた。10を僅か越えただけであるが、ガンかどうかの精密検査を受ける領域だったからであり、慌ててガン保険に追加加入したりした。直ぐに慈恵医大で09年5月に血液検査をしたところ、4.71と言う数値が得られ、取りあえず安心した。しかし、09年7月には10.69、10年1月には7.37、10年5月には15.57という推移を辿り、次第に数値が増大してきたため、先生に奨められて前立腺の組織を取ってガンの疑いがあるか否かを確認する前立腺の生検を6月6日(日)から8日(火)にかけて行うことになった。

   前立腺の生検は難しい検査ではないと思っていたが、手術室で全身麻酔をしながら前立腺に10カ所ほど針を刺して組織を取る手術並みの検査であり、受けてみて、矢張り、年寄りには、二泊三日の入院をしたほうがよいと感じてきた。最初の日は午後14時に病院に行き、入院の手続きをして簡単な検査をするだけであったが、夜の21時以降には飲食禁止の検査体制に入った。しかし、忙しい人はこの一泊は省略出来るかもしれない。翌日は朝食抜きで朝の9時過ぎから点滴が開始され、併せて抗生物質の点滴も加わり、昼食抜きで続けられた。生検の時間は14時半からであったが、予定通り手術室に入り、手術直前には麻酔を点滴で行った。麻酔は全身麻酔と聞いたが直ぐに効き出した。手術は麻酔のため殆ど眠ったような状態で行われ、何をなされたか知らぬままに、結果的に20分足らずで終わった。左右10針による生検資料採取であった。
   病室に戻り麻酔が取れる17時半ころまでは、ベッドで点滴を受け、局部に違和感があって排尿出来なかった。21時過ぎにやっと血尿のようなお小水が出て、思わずホッとしたが、いきめなかった。23時頃にやっと点滴が終わって無事完了してしたのを知り、休めたのは、結局、真夜中であった。一日中ベッドで横になり点滴を受けたので、翌朝、起きるときには、柔らかいベッドのせいもあるが、腰が痛くなるほどであった。大小便とも通じたが、やはりいきめなかった。朝9時過ぎにお医者さんの回診があり、異常がないか確かめた上、無事退院と言うことになったが、抗生物質を飲んでいるため、その間は風呂や運動は駄目と言うことであった。二泊三日の費用は、当初入院費用として5万円預けたが、精算の結果、3割負担で2万8千円であった。結果は心配であるが、6月17日(木)に診察時に報告されることになっている。

   検査結果は6月17日(木)の診察日に報告を受けることとなった。私の直感では、良性が3割、悪性が7割位で、恐らく悪い結果が出るであろう。そして、腫瘍の大きさ、部位などが問題になり、摘出の可能性、年齢などの見方から、腫瘍の摘出手術か、放射線治療かの判断が必要となり、セカンドオピニオンの心配や、入院時期は10月以降が良さそうなど、次から次へと心配ごとが頭に出て来て、これからはHPどころでなくなると思っていた。近くの神明社に神頼みしてから早めに病院に行ったが、何と、結果は「腫瘍性病変は確認できず」という有り難い結果であった。前立腺組織に腫れ(Inflammation)があるという結果もあり、先生はそれがPSA値を高めていたのではと言う見解を示された。勿論、10針では感知できなかった小腫瘍と言うことも予想できるので、慈恵医大の担当医と相談し、もう少し継続的にPSA検査を続けた方がよいという診断であった。また、数日後にお会いした慈恵医大の担当医も同様の意見であり、取りあえずは安心した。

   何という幸運な結果であろうか。これで当分は安心であり、前立腺肥大の薬を飲んで様子を見ている状態となった。心の中でどこかにいる神に感謝をし、ご先祖さまに報告をし、健康に恵まれた幸せに感謝しつつ、これからは世のため人のため、前向きに真面目に生きたいと神妙な気持ちになった。   (以上)(2010/06/20)


、BDレコーダーのレンズクリナーによるクリーニング−純正品の使用をお奨めする−


   BDデイスクに録画を始めて2年になり、録画デイスクが30枚ほどにもなって、全く故障がなく推移してきたが、5月の連休明けから、BDにタイマー予約をしていても、HDDに代替録画されていることが多くなった。そしてある日いつも通り予約セットしようとしても「未対応デイスク」が入っているという表示が出るようになった。慌てて新品のBDデイスクを入れても同じであった。デイスクを挿入しても読み取りに時間が掛かっているようであり、前面の表示に、NO READと書かれているように見えた。市販のBD録画されたデイスクで再生すると問題はなく、録画しようとした際に起きる「デイスクを認識しない」問題のようであった。しかし、自分の録画したBDを再生しようとしても認識されずに再生が出来ないという状態が生じてきた。

  慌ててマニュアルを良く見ると、デイスクの不具合の所や本機の手入れの所には、「録画/再生用レンズが汚れている場合があるのでレンズをクリーニングせよ」とあった。テープにもヘッド・クリーニングが必要であったので納得でき、約1年に1度、レンズ・クリーナー(別売)で、ほこりの除去をしてくれと言うことであった。再生は異常がないという症状なので、原因はこれだと信じてクリーナーを求めることにして、早速、ELECOMのレンズクリーナー「ブルーレイ・パック」なるもの(2980円)を購入した。BDレコーダ/プレイヤ用とDVDレコーダ/プレイヤ用のCD2枚セットのクリーナーであった。

   ところが実際にレンズクリーナーを使用してみると、直ぐに認識する場合がある反面、暫くすると駄目になり、何回か試してみても動作が確実にならず、面倒でお手上げの状態になった。特にBD録画には必ず失敗し、HDDによる代替録画が自動的になされるようになった。そのためパナソニックの相談室に電話で相談したところ、レコーダーのレンズの清掃は、メーカーによってレンズの位置などが微妙に異なっているので、上手く清掃できない場合があり、それぞれのレコーダー・メーカーが発売している専用の純正品を使用して欲しいとのことであった。

   メーカーの純正品は、ビッグカメラでは取り寄せになるので、製品番号を調べ、直接、パナソニックからインターネットで取り寄せることにした。このパナソニック・デイーガ専用のBDレンズクリーナRP-CL720Aは、500円の送料を含めて2380円で、直ぐに入手できた。思わぬ無駄な投資となったが、純正品を繰り返し使用したところ、やっとこれまで読み取りに失敗したBDを読み取ってくれるようになった。初めてのことで、いろいろ試行錯誤したが、これで恐らく清掃は何とか完了であろう。あとはこの状態で録画の予約をしても、異常なくBDデイスクに録画が出来れば解決だと思っている。

   このような作業を実施していた6月初めから、BS放送の写りが悪くなる状態が続くようになった。天候が悪い時の状態と同じ症状だったので我慢していたが、それが長く続きおかしいと思ったのでNHKに相談したところ、放送ではそのような苦情はないという。慌てて我が家のアンテナを調べると庭木が伸びて葉が一斉に出始めていたが、それが原因であるとは全く気がつかなかった。テレビをBRレコーダーとともに購入した時に、地デジのアンテナを取り付けてくれたアンテナ屋さんが、早速、駆けつけてくれた。そして開口一番、アンテナ前の庭木の葉の伸びすぎが原因だという。入力感度を測定し、アンテナの前の枝葉を取り払うと、全く問題がなくテレビが写りだした。思わぬ失敗が重なって、女房に笑われるようになり、これまで自信を持っていた小生のオーデイオ・ヴィジュアル機器の管理能力までが疑われる状態が続出した。しかし、いずれも新しい体験なので、やむを得ないものと思っている。 (以上)(2010/06/25)


ぁ▲汽奪ー・ワールドカップの日本の熱狂振り−にわかサッカーファンの弁−

    今回のFIFAのW杯の争奪戦は、6月30日現在、上位8チームによるトーナメント戦までが決まり、これから7月12日の決勝戦まで暑い夏が続く。わが日本は予選リーグを2位で突破して決勝トーナメントに進出したが、その第1戦でパラグアイに対し0対0となり、延長戦でも決着せず、最後のPK戦で惜しくも敗れて、決勝トーナメントから脱落した。目標の4チーム戦(準決勝)にはあと二つ残され、善戦して多くの日本人に期待を抱かせたが、誠に残念ながら敗戦となり、全ては「夏の夜の夢」と化した。
   その間に、3試合の予選リーグではFIFA世界ランキング45位の日本チームは、予想以上の大活躍となり、第一戦で上位チームであるカメルーン(19位)に1対0で勝ち、続いて優勝候補オランダ(4位)に惜しくも0対1で敗れたが、決勝進出を賭けたデンマーク(35位)に3対1で快勝して、堂々と決勝進出を果たした。

   決勝トーナメントで敗れた最初の相手国パラグアイ(30位)は南米の代表チームで、南米の予選では、ブラジル(1位)、アルゼンチン(7位)に次いで3位で予選を通過した強豪チームであった。このチームに対し試合では一歩も譲らなかったが、最後にPK戦となり、残念ながら天は日本に味方せず、惜しくも敗れてしまった。
この大会のベスト16チームの顔ぶれを、今一度、大陸別で見てみると、最多は欧州の6であるが、それ以上に驚くべきことは南米の5であり、本大会出場国すべてがベスト16に残っていた。3番目に多かったのが、北中米・カリブとアジアで、それぞれ2。そしてアフリカが1(開催地南アフリカの面目が立った)であった。
   このベスト16チームが初戦を戦って8チームが次のトーナメントに出場するが、 そのうち4チームが南米であり、欧州が3、アフリカが1という布陣となった。また、8チーム中7チームまでが予選リーグを1位で堂々と通過しており、唯一の例外が、C組1位のアメリカが、D組2位のガーナに敗れたものであった。こうした結果を良く考えてみると、日本はパラグアイに互角に戦ったが、予選リーグ2位チームであり、たとえ勝っても所詮は番狂わせか幸運かという評価に止まらざるを得ないと思われた。

   今回はいつも優勝候補とされるフランス・イタリアなどが決勝に進出できず、話題を呼んだほか、チームワークが良く個人技よりチームで闘う日本や韓国などの活躍が目立ったようである。私の感覚では、日本がJ1やJ2などのプロ的なリーグ戦を通じてファンを増やし選手層を厚くして来た成果がやっと結実し、日本のトッププロ集団が欧米のチームに当たっても、やっと普段通りの実力を発揮できるようになったと考えたい。野球でも日本の野球は、個人技よりチームの団結による組織野球で勝利してきた。サッカーでは野球以上にチーム力を発揮できる場面が多いように思われる。
   南米各国がどうしてあのように強いかは良く分からない。しかし、欧州各国を展望すると、人口が5千万人を超えると、英国・ドイツ・フランス・イタリア・スペイン・オランダなどどこの国でもリーグ戦を行えるだけのプロ集団を持ち、その国別代表がFIFAの常連国になっているようである。組織力を持っており裾野が広くなった日本は、サッカー後進国ではあるが、J1 やJ2を通じてこれからも戦力を高め、人口規模では、今回の決勝トーナメント8チームの常連国または予選リーグ一位国、或いはFIFAランキングが16位以内に常駐できる位のサッカー国になっても良い(今回の岡田監督の目標に近い)のではないかと、バランス論的には思うのであるが、いかがなものであろうか。

   昨夜、惜しくも敗れたPK戦を見て、悔しい思いで寝つかれず、眠さをこらえながらこうして悔しさの弁を書いているのであるが、野球からヒントを得て、サッカーにももっと一握りのスーパースターの個人技の育成に目をつけるばかりでなく、チームを組織的に捉えて、個人技に対抗できる日本的な組織攻撃法ないし組織守備法をJ1やJ2を通じて会得することが出来ないものかを考えてみた。繰り返して言うが、サッカーでは野球以上にチーム力を発揮できる場面が多いように思うからである。
   今回の予選リーグからの4試合を通じて見せた日本人サポーターたちの応援の熱狂振りには非常に驚かされた。若い人達が、日本の紺色のユニフォームを着て、「愛国心が涌いてくるようだ」と騒いでいるのを見て、私はJ1やJ2の個々のチームのサポーターたちがスクラムを組んで日本を応援している図式になっていると直感した。このサポーターたちが元気でいる限り、日本のサッカーは前向きになれる。今回カメルーンに勝ち、デンマークに快勝したときのぞくぞくする快感を伴った嬉しさは筆舌には表しがたい。私もJ2の柏レイソルを応援しているのであるが、日本人のサポーターたちにこの思いを体感させることが、まさに日本サッカー連盟や関係者の忘れることが出来ない責務であると真剣に考えて欲しいと思った。 (以上)(2010/06/30記)


ァ10年7月号の放送・番組予定と新ソフト情報、

   NHKクラシックからNHKの各サイトの様子を調べると、第一に「プレミアム・シアター」(土曜日の深夜のBShiと月曜日の深夜のBS2)においては、残念ながらモーツアルトものはなかった。第二にNHK教育TVの芸術劇場では、7月2日に古楽器のバッハ・モダン楽器のバッハ特集があり興味深い。公演コーナーでは、パユ、ピノックなどの名が見え、ベルリン古楽アカデミーのブランデンブルグ協奏曲の第3番・第5番の演奏があるようだ。7月16日にBBC交響楽団の特集があるが、ここでも残念ながらモーツアルトものの確認は出来なかった。第三にクラシック倶楽部のN響の定期が第1675〜78回と順次放送されるが、指揮者はアシュケナージが多くモーツアルトものはほぼ全滅であった。   なお、毎日ある55分番組のクラッシック倶楽部の放送曲目がハッキリ明示されるようになって有り難いが、モーツアルトの名があっても再放送が多く、新しいソフトを見出すことは困難になってきた。

   なお、クラシカジャパンの7月号の案内では、光がショパンやシューマンの生誕200年にもっぱら当てられているが、今年はマーラーの生誕150年なるものもあり、バーンスタインの交響曲全集が取り上げられていた。また、「20世紀の巨匠たち」の再放送シリーズが始まっているので、先月のマルケヴィチの「プラハ」交響曲K.504(1967)の再放送など(これはBD-30に収録)のようにチェックしておきたい。これ以外のモーツアルトの放送は全て収録済みかアップ済みのものばかりであった。
   また、「レコード芸術」7月号にも新しい映像情報はなかったが、DENONのダイナミック・オペラDVDの再発シリーズが(1枚2940円、2枚3570円)注目される。また、グラモフォンでもDVD名盤20など期間限定発売が注目される。

   最近、新たに購入したのは、C.クライバーの生誕80年のDVDのシリーズで゛10-DVD のBox-setを8000円で購入した。私は、S-VHSのアナログかデジタルで全て収録済みであるかまたはLDで持っているが、全てがお気に入りのものなので、思わず手が出てしまった。これらのうちモーツアルトの交響曲第33番変ロ長調K.319(5-2-2)と第36番ハ長調「リンツ」K.425(5-7-1)は、このHPに既にアップ済みであった。また、日本モーツアルト協会で入手したモーツアルテウム作成の幻想曲ハ短調K.475とピアノソナタハ短調K.457のワルター製フォルテピアノの自筆スコア付きのCDは、素晴らしいものであったし、ナンネルの楽譜帳の2CDも、好きな人には喜ばれる演奏であった。





   Αl0年7月号ソフト紹介予定、−LDによる「ドン・ジョバンニ」特集−

   7月号の新規入手DVDは、先月号にご紹介しているハンガリーのフルートの名手 ベーラ・ドラホスの指揮と演奏によるフルート協奏曲の全集であり、オーケストラはブダペスト交響楽団の06年のモーツアルトイヤーの収録となっていた。含まれている曲はフルート協奏曲の第一番ト長調K.313、第二番ニ長調K.314およびフルートのためのアンダンテハ長調K.315の3曲のほかに、アンドレア・ヴィーグ女史のハープの協演を得てフルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299が加わった全集版になっている。ベーラ・ドラホスは頭髪が広いので年配のかたかと思っていたが、映像では若々しく指揮振りも立派であり、技巧を誇るタイプではない音楽的な堂々たる演奏であり、これはじっくり聞き込むべき素晴らしいDVDであると思った。フルートのためのアンダンテハ長調K.315はこのHP初出であり、またフルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299はやっと二組目の映像が揃ったことになった。

   一方のオペラシリーズでは、「フィガロの結婚」の映像全24組のアップロード完了に続いて、「ドン・ジョバンニ」の年内完成を目指して急いでいるが、今月は前月に続いて2本のレーザーデイスクによる「ドン・ジョバンニ」をアップしたい。F.フリッチャイの亡くなる直前の映像と、エストマンの18世紀風の古式豊かな映像の2本である。前者は、白黒の映像であるが舞台はしっかり捉えられており、フィッシャー・デイスカウが主題役であった。「冬の旅」は誰が好きかと問われると、私はハンス・ホッターであり、どのF.デイスカウの盤を聴いても歌は上手いのであるが、声の質が合わずにホッターを取ってしまう。それ以来、私はF.デイスカウは好きでないのであるが、オペラになっても矢張り同様で、この映像はどちらかと言えば敬遠してきたものであった。グリュンマーのドンナ・アンナは注目すべきであろうし、エリカ・ケートのツエリーナも気になる存在であろうと思われる。

   一方のエストマンの映像は87年のものであるが、フィリップスが値段を下げて再発売した97年に購入しており、CDは89年に収録されているが私は91年の発売と同時に購入している。その理由は、初めての古楽器演奏であるばかりでなく、エストマンは全曲盤として録音しており、このオペラでは、序曲のオーケストラ版とウイーン追加曲と異稿曲をまとめて追加していたからである。例えば、K.540bのレポレロとツエルリーナの二重唱はこの盤で初めて聞いている。また、エストマンの映像の面白さも、既に「フィガロ」や「コシ」で知っていたが、映像はこれらと同様に宮廷楽団の皆さんによるものであった。

(以上)(2010/06/28)



(最新入手のDVD報告;ベーラ・ドラホスによるフルート協奏曲全集全4曲)
10-7-1、ベーラ・ドラホスの指揮と演奏によるフルート協奏曲第一番ト長調K.313、第二番ニ長調K.314、フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299、フルートのためのアンダンテハ長調K.315、ブダペスト交響楽団、ハープ;アンドレア・ヴィーグ、 2006年12月23日、フランツ・リスト・アカデミー、ブダペスト、
(2010年5月25日、石丸電気本店にて輸入DVD盤を購入、HUNGAROTON HDVD 32560)

   7月号の新規入手DVDは、先月号にご紹介しているハンガリーのフルートの名手 ベーラ・ドラホスの指揮と演奏によるフルート協奏曲の全集であり、オーケストラはブダペスト交響楽団の06年のモーツアルトイヤーの収録となっていた。このフンガロトンのこのシリーズでは、先にケレメンのヴァイオリン協奏曲全集があり、これが素晴らしいDVDであったので期待して購入した。フルート全集として含まれている曲はフルート協奏曲の第一番ト長調K.313、第二番ニ長調K.314およびフルートのためのアンダンテハ長調K.315の3曲のほかに、アンドレア・ヴィーグ女史のハープの協演を得てフルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299が加わった全集版になっている。ベーラ・ドラホスは頭髪が広いので年配のかたかと思っていたが、映像で見ると若々しく指揮振りも立派であり、技巧を誇るタイプではない音楽的な堂々たる落ち着いた演奏であった。また協演のブダペスト交響楽団の演奏が優れており、これはじっくり聞き込むべき素晴らしいDVDであると思った。フルートのためのアンダンテハ長調K.315はこのHP初出であり、またフルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299はやっと二組目の映像が揃ったことになった。


(嬢かしいLD;フリッチャイとF.デイスカウによる「ドン・ジョバンニ」ライブ)
10-7-2、フェレンツ・フリッチャイ指揮、ベルリン・ドイツオペラ管弦楽団・合唱団によるオペラ「ドン・ジョバンニ」ライブ、1961年9月24日、BDOこけら落とし公演、
(配役)ドン・ジョバンニ;D.F.デイスカウ、、ドンナ・アンナ;E.グリュンマー、ドン・オッターヴィオ;D.グローブ、ドンナ・エルヴィラ;P.ローレンガー、レポレロ;W.ベリー、マゼット;I.サルテイ、ツエルリーナ;エリカ・ケート、騎士長;J.グラインドル、
(1994年4月22日、BMGビクターのLD、BVLO-125~126、ドイツ語版、モノクロ)

    F.フリッチャイ(1914〜1963)の映像は、彼が白血病に冒された1961年9月24日の最後のオペラ指揮と言われており、この年の12月には病状が悪化してそれ以降指揮活動を断念したと言われる。ベルリン・ドイツオペラ・ヒストリカルシリーズの一環のものであり、白黒の映像であるが舞台はしっかり捉えられており、ドイツ語のライブが今となっては気になるが、フィッシャー・デイスカウが主題役であった。「冬の旅」は誰が好きかと問われると、私はハンス・ホッターであり、どのF.デイスカウの盤を聴いても歌は上手いのであるが、声の質が合わずにホッターを取ってしまう。それ以来、私はF.デイスカウは好きでないのであるが、オペラになっても矢張り同様で、この映像はどちらかと言えば敬遠してきたものであった。しかし、改めて見るとW.ベリーのレポレロとか、グリュンマーのドンナ・アンナは注目すべきであろうし、エリカ・ケートのツエリーナも映像ではこれが初めてで気になる存在であろうと思われる。


(嬢かしいLD;エストマンの18世紀そのままの舞台の「ドン・ジョバンニ」)
10-7-3、アーノルド・エストマンとドロットニングホルム宮廷劇場における「ドン・ジョバンニ」、G.イエルヴェフェルト演出、1987年収録、スエーデン、
(配役)ドン・ジョバンニ;H.ハーゲゴール、ドンナ・アンナ;H.デーセ、ドン・オッターヴィオ;G.ヴィンベリー、ドンナ・エルヴィラ;B.ノルデイン、レポレロ;E.セーデン、マゼット;T.ヴァルストレーム、ツエルリーナ;アニタ・ソルド、騎士長;B.ルンドグレン、その他、
(1991年2月22日、フイリップス、PHLP-9024〜25、) 

   このアーノルド・エストマンの映像は1987年にドロットニングホルム宮廷劇場で収録されたものであるが、私はフィリップスが値段を下げて再発売した97年に購入していた。一方、エストマンのCDは1989年に収録されているのでLDより新しいが、私は91年の発売と同時に購入している。その理由は、初めての古楽器演奏であるばかりでなく、エストマンは珍しく全曲盤として録音しており、このオペラとしては、序曲のオーケストラ版とウイーン追加曲3曲のほか異稿曲をまとめて追加していたからである。例えば、K.540bのレポレロとツエルリーナの二重唱はこの盤で初めて聞いている。また、エストマンの映像の面白さも、既に「フィガロの結婚」(9-12-2)や「コシ・ファントッテ」で知っていたが、この古い劇場だから出来る舞台転換などリブッレットに忠実な映像が楽しめた。また配役はこれらと同様に宮廷楽団の皆さんによるものであり、主題役だけがハーゲゴールで共通であった。石井宏先生の解説では、エストマンが音楽監督に就任した最初のシーズンには「ドン・ジョバンニ」のプラーハ初演版を用いて古楽器演奏しており、改めて今回見る舞台は、どういう版になっているかが楽しみである。

(以上)(2010/06/29)



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