モーツアルト気狂いの最新入手ソフト情報−−平成22年3月号−−


(ケレメンの弾き振りによるウァイオリン協奏曲第3番ト長調K216、第2番二長調K.211、第1番変口長調207、およびウァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K364、/プリッチャード指揮、ロンドンフイル、73年グラインドボーン音楽祭のピーター・ホール演出による「フィカロの結婚」K.492、/ムーテイ指揮、ジョルシュ・ストレーレル演出、ミラノ・スカラ座によるオペラ「ドン・ジョバンニ」K.527、1987年ライブ収録/シフの弾き振りによるオペラ的なニ短調ピアノ協奏曲K.466の演奏)

(先月の月報は  「こちら」)

私の最新入手ソフト惰報一平成22年3月号−

(ケレメンの弾き振りによるウァイオリン協奏曲第3番ト長調K216、第2番二長調K.211、第1番変口長調207、およびウァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K364、/プリッチャード指揮、ロンドンフイル、73年グラインドボーン音楽祭のピーター・ホール演出による「フィカロの結婚」K.492、/ムーテイ指揮、ジョルシュ・ストレーレル演出、ミラノ・スカラ座によるオペラ「ドン・ジョバンニ」K.527、1987年ライブ収録)

10-3-0、平成21年3月'初めの近況報告、

 日本の男女のフィギュア選手の団体戦は金メダルだ−個人の金は韓国に見習え−
◆厳冬のプラハ・ウイーン・ザルツブルグのモーツアルト週間から帰国して、
、4回目で扱いやすくなったE-taxで所得税の還付申請をして、
ぁ▲筌奸BB光withフレッツに変更して−我が家にも光ケーブルが届きました−
ァ10年3月号の放送番組予定と新ソフト情報、−嬉しい悲鳴が出た−
Α10年3月号ソフト紹介予定、−予定を超えて4本に−



(最新収録のソフト報告;ハンガリーのケレメンによるヴァイオリン協奏曲全集、第1巻)
10-3-1、バルナバス・ケレメンの弾き振りによるヴァイオリン'協奏曲第3番ト長調K.216、第2番二長調K.211、第1番変ロ長調K.207、およびヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364、フェレンク・エルケル室内楽団、ヴァイオリンとヴィオラ;カタリン・コカス06年5月、ブタベスト、
(2009年11月26日、石丸電気で輸入DVOを購入、HUNGAROTON HDVD 32553-54)

(懐かしい映像記録;プリッチャード指揮73年グラインドボーンの「フィガロの結婚」)
10-3-2、ジョン・プリッチャード指揮、ロンドンフイルハーモニー管弦楽団、グラインドボーン劇場、ピーター・ホール演出による「フィガロの結婚」K.492、1973年グラインドボーン音楽祭におけるライブ・公演、
(配役)フィガロ;ナット・スクラム、スザンナ;イレアナ・コトルバス、伯爵;ベンジャミン・ラクソン、伯爵夫人;キリ・テ・カナワ、ケルビーノ;フレデリカ・フォン・シュターデ、マルチェリーナ;ヌッチ・コンド、バルトロ;マリウス・リンツア、ほか、
(2000年2月5日、クラシカジャパンCS736CHの放送をS-VHSアナログテープに3倍速で収録)

(懐かしい映像記録;ムーテイ指揮ミラノ・スカラ座の「ドン・ジョバンニ」)
10-3-3、リッカルド・ムーテイ指揮、ジョルジュ・ストレーレル・演出、ミラノ・スカラ座による才ペラ「ドン・ジョバンニ」K.527、1987年12月12日、15日、ライブ収録、
(配役)ドン・ジョバンニ;トーマス・アレン、ドンナ・アンナ;エデイタ・グルベローヴァ、ドン・オッターヴィオ;フランシスコ・アライサ、騎士長;セルゲイ・コプシャク、ドンナ・エルヴィラ;アン・マレイ、レポレロ;クラウデイオ・デズデーリ、マゼット;ナターレ・デ・カロリス、ツエルリーナ;スザンヌ・メンツア、その他、
1989年07月28日、ANFコーポレーション発売のレーザーデイスク、ANF-3501)

(最新の映像;シフの弾き振りによるオペラ的なニ短調ピアノ協奏曲の演奏)
10-3-4、アンドラーシュ・シフとカペッラ・アンドレア・バルカによる世界最古の屋内劇場におけるドン・ジョバンニ序曲とピアノ協奏曲ニ短調K.466、2008年、テアトロ・オリンピコ劇場、イタリア・ヴィチェンツア、
(2010年2月26日、クラシカジャパンの放送をBD-025にSPモードで録画)


10-3-0、平成21年3月初めの近況報告、 

   本日2月24日(水)は、日中は昨日に引き続き春のような暖かさになり、近所の散歩コースを歩いて、春の訪れの兆しを探してきました。昨日のゴルフでは、良く転がるコースやグリーンには緑の気配はありませんでしたが、時々目に入る紅梅も白梅も満開の様子でしたし、水仙が固まって一斉に芽を伸ばし始めたように感じました。しかし、今日の近所の散歩コースでは、大津川の水が少し緩く感じた程度で、堤防の草むらには春の兆しは見当たりませんでした。お陰様で1月の旅行記を早々と完成させ、冬季オリンピックを横目で見ながら2月分の3ソフトのアップをやっと終えて、非常にきつかったですが、ホッとしている次第です。寒くて外出を控えたせいか、何とか3月初めの近況報告に着手することが出来ました。しかし、オリンピックも山場になり、日本の男女のフィギアの素晴らしい活躍振りを見て、言い訳ばかりのつまらない鳩山政権への悪口に代えて、勇気を貰えそうな元気なフィギア活躍の率直な印象を書き留めておきたいと、急遽、変更しました。


     日本の男女のフィギュア選手の団体戦は金メダルだ−個人の金は韓国に見習え−

   バンクーバー五輪は、前半の男子スケート500の銀と銅メダル、中盤の男子フィギュア3人の銅、7位、8位の全員入賞、後半の女子フィギュア3人の銀、5位、8位の全員入賞という大活躍があって、国民を熱狂させた彼らの姿から大変な元気と勇気をいただいた。もしこれらの分野に、スキーのジャンプや複合のように、国別団体戦があるならば、日本は団体戦では間違いなく優勝の金メダルであった。特にフィギュアの男女ともに全員8位以内入賞は快挙であり、全員が持ち味を発揮して健闘した賜物ではないかと讃えたい。
   この快挙を最も仕事面に利用できたのは、テレビや新聞のようなマスコミ界であるので、マスコミ界は国民を代表してフィギュアの選手全員に「オリンピック・フィギュア団体賞」として金メダルを与えてその栄誉をたたえるべきであると考える。そうすれば、これが他の分野にも反映し、日本のスポーツ界の活性化に繋がるのではなかろうか。この案に鳩山政権が乗って、補助金を出すのなら私は歓迎したい。

   私は男女のフィギュアの8位以内の全員の滑りを見て、細かな技術的な採点の仕方はどうあろうと、結果の順位はおおむね妥当な評価が下されたものと感じている。各分野のメダル獲得競争を客観的に見ていると、日本国内のトップでもまず8位以内に入賞するのは大変なことであるのは良く分かるが、それをさらに超えてメダルに到達するにはその分野の選手層が厚くならねばならず、そのためには組織的な努力が必要となろう。フィギュアのように参加した選手全員が8位以内に入賞すると言うことは如何に大変かが良く分かる。だから個人の力を競うフィギュアの世界であっても、団体戦のように、その国の参加選手の総合力を表彰するようなものがあれば、日本は間違いなく金メダルであろうし、フィギュアの水準が高い国として評価に値することになるであろう。

   私が今回驚いたもう一つのことは、まだ全競技の最終結果が出たわけでないが、各国別のメダル獲得数において、韓国が人口・経済力などの国力を超えてメダル獲得数が驚異的に多いことである。韓国はスキーには殆どエントリーせずスケートだけであるから、その数値はさらに驚きである。これは10年ぐらい前からゴルフの分野で起こっていたことであるが、スケートの分野でも世界を制するようになってきた。韓国では昔からどの分野でも国内トップに対して日本を超えることが目標とされていたようであるが、今では世界一を目指すことが当たり前になり、少なくともゴルフやスケートの分野では、日本は全く太刀打ちが出来ぬように離されてしまった。そのため個人戦の戦いの金メダル獲得方法は、韓国に学ぶしかないのではないかと思う。少なくとも欧米人に対して、肉体的条件は変わらないのであるから、韓国から学ぶことは文化的・精神的条件に関することが多いと思うが、学ぶ姿勢がなければメダル獲得は難しいと考える。これは韓国の技術に後れを取っている企業活動などについても同様ではなかろうか。

   最近、韓流がいろいろなところでもてはやされ、食生活でもキムチ文化がなどが少しずつ一般化している。今回のオリンピックの結果を背景にして、隣国である韓国の一流選手を育てる文化的・教育的土壌について分析してお教えいただきたいと思うが、いかがなものであろうか。


◆厳冬のプラハ・ウイーン・ザルツブルグのモーツアルト週間から帰国して、

  1月24日からの郵船の「モーツアルト紀行」から2月2日に帰国して、時差ボケの早期解消のため日本時間に合わせて、写真整理などの旅行記作製に全力投球した結果、いつもより遙かに早く、ホームページにアップすることが出来ました。以下をクリックしていただければ、ご覧頂けます。

     1、厳冬のプラハ・ウイーン・ザルツブルグの「モーツアルト紀行」を終えて−2010郵船ツアー・速報−

2、厳寒のプラハ城とエステート劇場でのオペラ「コシ」−2010郵船旅行・プラハ写真集−

     3、雪の中のウイーン観光と二つのオペラ、「魔笛」と「ドン・ジョバンニ」−2010郵船旅行・ウイーン写真集−

4、久し振りのザルツブルグの「モーツアルト週間」に参加して−2010郵船旅行・ザルツブルグ写真集−

  これまで以上に寒さを体感した旅行でしたが、成田の空から久し振りで見た日本の景色も雪で真っ白で驚くばかりか、その後も寒い日が続いて日本では寒さが応え、体がおかしくなったように思いました。待望のエステート劇場でのオペラを含めて、各地でモーツアルトの4つのオペラを見て、また、ザルツブルグの「モーツアルト週間」で3つのコンサートを聴いて、充実した気分を味わいました。個人的には、オペラではウイーンのシュターツ・オーパーでの「ドン・ジョバンニ」が、久し振りで大劇場の本格的なオペラの気分を味わえたことが印象的でした。

  ザルツブルグの三つのコンサートはそれぞれが実に充実しており、この「モーツアルト週間」が私の好きな音楽祭の原点であると改めて感じました。指揮者ネゼ=セガンとウイーンフイルの斬新な「レクイエム」を聴き、ミンコフスキーと彼の楽団と10人のソリストたちによる「ハ短調ミサ曲」は新鮮そのものであり、また80歳のアーノンクールと彼の仲間たちによるほのぼのとした「ポストホルン・セレナーデ」は恐らく今後2度と聴けない演奏会であったと心に刻みました。

  さらにモーツアルト好きの仲間といつも一緒で食事もビールやワインも美味しく、終わってみればまさに100%モーツアルトに浸った素晴らしい旅であったと総括でき、モーツアルトさまへの感謝の気持ちで一杯です。この楽しかった雰囲気が旅行記に上手く伝わっているかどうか甚だ心配ですが、兎に角、有意義な旅行となりましたことをご報告申し上げます。


、4回目で扱いやすくなったE-taxでの所得税の還付申請をして、

   例年通り1月21日に「e-taxをご利用の方へ」という国税庁からのメールが届いて、今年も確定申告の時期が来たことが知らされた。しかし、今年は1月24日に旅行に出るので、帰国後に落ち着いてから実施することにした。帰国後、旅行報告などの目途がついてから2月13日にメールを開き、確定申告の作業に取りかかった。
  昨年同様に、現在の所得は年金収入と配当所得だけであり、収入面では昨年と変わったのは配当が景気の低下にともなって少し減少したこと、および支出面では昨年は女房の白内障の手術などがあったので、医療費控除を申請してみようと考えた。医療費は女房の分を合算すると、領収書がある診察代と薬代が約17万円になっていた。

  準備作業として、信頼済みサイト登録、ルート証明書のインストール作業、署名送信モジュールのインストール作業、JPKI利用者ソフト(公的個人認証サービス)のインストール作業などがあったが、基本的に昨年にやった記憶があったのでいじらなかった。ただし、知事の電子証明書の承認期間が3年間なので、今回は申請する必要があった。
  申告書の帳票作成フォーマットは、毎年少しずつ変わっているようであるが、今回が一番入力がスムーズであり、改善効果が大きいと思われた。配当収入・年金収入とも決まり切っている収入の所在地まで入力するのは面倒であるが、入力しなければ作業が先に進めなくなるので、非人間的なシステムである。その代わり所得の内訳書を作ってくれたり、自動的に帳票にも正確に計算して記入されるので、我慢せざるを得ないと思った。驚いたのは女房の生年月日を入力したら、配偶者控除が今年から10万円アップしたことである。パソコンで作業するようになってから「申告の手引き」を読まなくなったので、これはこの自動入力システムに感謝しなければならない。医療費控除は病院や薬局などの名称と所在地を記入して年間の支払額を領収書をもとに所定の書式に入力すると、医療費の明細書が自動的に作られていたのは有り難かった。この帳票は保存が出来るが、保存した内容は機械語になっていて、自分では折角保存しても開いてチェックが出来ないのはおかしいと思った。

     以上の通り、準備作業さえスムーズに出来れば、帳票作成は各種内訳書作成作業と同時に入力されるので、従来より使いやすいシステムになったと思った。
   今回は知事の電子証明書を市役所で再発行してもらったので、この電子証明書を国税庁に再登録する必要があり、手引きに従って再登録と同時に一括送信し、電子申告用データの受け付け番号を所轄税務署から受け取り作業は完了した。今回は還付金額が昨年より少し多くなり、43650円が還付されることになったが、これは配偶者控除が10万円多くなり、医療費控除が7万円となり合計で控除額が17万円多くなったためである。結果的には、昨年の配当金の源泉徴収額10%の国税分の約半分が還付される仕組みのようであり、所得が低い人に対し税金を納めすぎたものがわずかでも戻ってくる有り難い制度のようである。このe-taxシステムが4年目になって使いやすくなったことをご報告し、ご利用をお奨めしたいと思う。



ぁ▲筌奸BB光withフレッツに変更して−我が家にも光ケーブルが届きました−

   これまでアナグロ方式の電話回線だった我が家にも、遅ればせながら光ケーブルがわが書斎にまで届いて、最新のデジタル時代の恩恵を直接こうむることになった。光ケーブル・ネットワークが整備され始めて何年経ったのか覚えていないが、パソコンが始まった頃から道路事業で協力して来たことは覚えている。光ケーブルに変更する経緯については2月号で触れているので繰り返さないが、私の場合には、Yahooにお願いして「Yahoo!BB光withフレッツ」というキャンペーンに乗って、我が家の電話・パソコン・ビジュアル環境をそっくりそのまま光環境の最新型にグレードアップして、インターネット環境を一変させるための投資であった。

   ところが、BBフォン端末装置が予定通り到着せずに、当方の勘違いもあって、再度催促した挙げ句に、BBフォン設定が出来ない状態のまま、プラハに出発することになってしまった。帰国後、早速、ヤフーから送付されていた光BBユニットを設置済みのNTTの回線終端装置にLANケーブルとモジュラーケーブルを使って、慎重に自分で接続をした。写真のようにパソコン机の最上段にNTTとヤフーのユニットが並んでいるが、地震があると揺れるので、机にどう固定するか考える必要がある。お陰様でパソコンでインターネットに接続すれば、全く安心してインターネットを使うことが出来、ADSL時代でも無神経であったが、早い遅いなどということに全くこだわらずに、安定感のある画面に浸ることが出来ている。このインフラは、恐らく、例えば空気のような存在なのであろうが、あのISDNなど不満だらけのものからここに至ったことを経験しているので、私には有り難いことだと痛感せざるを得ない。この部屋にはテープレコーダ、DVDレコーダ、BDレコーダとレコーダが三台あり、いずれもEPG 録画に頼っているが、電話回線が変わったせいか、これらの操作が早くなったことに気がついた。これは思わぬ副産物であろうか。

   読者がADSL時代と光ケーブル時代とでは、毎月の支払額がどの程度増加するかが関心のあるところであろう。私の試算では、従来ヤフーに約3700円、NTTに1700円、毎月5400円支払っていたものが、恐らくトータルで2000円位高くなるものと考えているが、2ヶ月間はNTTが回線料を無料にサービスしてくれているので、結果が分かるのは4月分の請求が出て来てから分かるものと思われる。結果が出たらまたご報告したいと考えているが、どういう結果になるか楽しみでもある。


ァ10年3月号の放送番組予定と新ソフト情報、−嬉しい悲鳴が出た−

   今回は放送の予定をご報告する前に、まず新規の手持ちソフトをご紹介しておこう。2月26日(金)は何と素晴らしい日であったろうか。この日1にちで次の4本のソフトを一挙にゲットして、こうしてご紹介できることは嬉しい限りである。その第一は、イタリアのヴィチェンツアのテアトロ・オリンピコ劇場で「ピアノ協奏曲は歌手のいないオペラ」と語って演奏したアンドラーシュ・シフと彼のカペッラ・アンドレア・バルカによるドン・ジョバンニ序曲とピアノ協奏曲ニ短調K.466の素晴らしい最新ソフトであった。彼のドイツ語の言葉が日本語訳で知ることが出来、この演奏を聴いて深く感動した。短いソフトなので10-3-4として、速報的に臨時にアップしておきたいと思う。アンコールで弾かれたバッハの半音階的幻想曲とフーガBWV903も素晴らしかった。輸入盤のDVDを石丸電気で見たが、見ても言葉の意味が理解できなかったに違いない。クラシカジャパンに感謝する。

   第二は、故スウイートナーによるN響との交響曲第39番、第40番、第41番であり、この日のBS102で放送されたもので、これは1984年1月のNHKホールの映像であった。第三は2月26日発売の同じスウイートナーの「魔笛」K620であり、アマゾンに発売日以前に予約購入していたものが発売日に到着したものであった。定価は6800円であったが、事前予約だったので約2割引の5284円でインターネット購入ができた。これは1980年の東京文化会館での日本公演記録であり、予定では5月号にアップしたいと思う。第四は同じスウイートナーとドレスデン・シュターツカペレによるモーツアルトのCD5枚を含む10枚入りCD-Boxの購入であった。これはかねて柏のタワーレコードで4200円で発売されていたものを、柏のチケットぴあで国立音大の「コシ」の切符を購入したついでに、今日は良き日とばかり購入したものである。現在このCDを聴きながらこの作文をしているが、交響曲が第28番以降第41番までがCD4枚に収録されており、あと1枚は5曲からなるセレナーデ集であった。CDはこうして書きながら聞くことが出来るが、DVDではこういう器用なことが出来ず困っている。



   2010年3月分のTV情報では、NHKのBSクラシック・ナヴィゲーションの3月号によれば、土曜日のHVウイークエンド・シアターでも、クラシック・ロイヤルシートでも、BSシンフォニーアワーでも、モーツアルトは1曲も見当たらず残念であった。しかし、3月特集番組として「華麗なるメト」が3月1日から5日まで毎晩5本のオペラ放送の予定となっている。残念ながらモーツアルトはない(メトはなくても良い)が、3月2日のアンナ・ネトレプコの「ルチア」と3月4日のナタリ・デセイの「夢遊病の女」については、今後話題になりそうな予感がするので録画しておきたいと思う。
   一方のクラシカジャパンの3月予定表では、いつも注目している特集「20世紀の巨匠たち」がアンコールになって終わったようであり残念であった。新しいものでは、「クラシカ・ラウンジ」という1時間情報番組の中で、「よみがえるモーツアルト神童ヴァイオリン」という番組があり、「生家」で保存されていた6歳の時に使用されたヴァイオリンが史上初めて国外に持ち出され演奏されたというイベントを特集しており、これに海老澤先生も登場するという。面白い番組のようである。それ以外のモーツアルト番組は全てが収録済みの番組ばかりであった。また、レコード芸術3月号をチェックしてみたが、新しいモーツアルト関係の映像情報は残念ながら見当たらなかった。


Α10年3月号ソフト紹介予定、−予定を超えて4本に−

   3月号の第一曲としては、最新入手のDVDとしてかねて予告していたハンガリーのヴァイオリンの奇才バルナバス・ケレメン(Barnabas Kelemen)の弾き振りによるヴァイオリン協奏曲全集のうち第一集をお送りする。
   第二曲目は手持ちの好ましい「フィガロの結婚」の映像としては最後に残された S-VHSテープからプリッチャード指揮の73年グラインドボーンの映像をお送りする。この映像は最も古いものに属するが、コトルバス、キリ・テ・カナワ、フォン・シュターデの三人の人気歌手を得た映像でありかねて評価が高かったものである。    第三曲目は懐かしい映像記録としてムーテイ指揮ミラノ・スカラ座の「ドン・ジョバンニ」の映像をレーザーデイスクでお送りするものである。この古い本格的な映像の紹介により、フィガロからドンへとオペラ紹介の重心が移動したことを意味するものである。

3月号では以上に加えて第四曲目として、去る2月26日にクラシカジャパンから入手したシフの意欲的なピアノ協奏曲ニ短調K.466の映像をご報告したいと考えた。これは私がフェラインの4月例会で発表の機会が与えれているが、その中の見応えのある1曲として発表曲に是非加えたいと思ったからである。ご期待願いたい。


(最新収録のソフト報告;ハンガリーのケレメンによるヴァイオリン協奏曲全集、第1巻)
10-3-1、バルナバス・ケレメンの弾き振りによるヴァイオリン'協奏曲第3番ト長調K.216、第2番二長調K.211、第1番変ロ長調K.207、およびヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364、フェレンク・エルケル室内楽団、ヴァイオリンとヴィオラ;カタリン・コカス、06年5月、芸術宮殿、ブタベスト、
(2009年11月26日、石丸電気で輸入DVOを購入、HUNGAROTON HDVD 32553-54)

  3月号の第一曲としては、最新入手のDVDとしてかねて予告していたハンガリーのヴァイオリンの奇才バルナバス・ケレメン(Barnabas Kelemen)の弾き振りによるヴァイオリン協奏曲全集のうち第一集をお送りする。この映像は2006年5月12日と24日にブタベストの芸術宮殿において収録されたライブ映像であり、恐らく06年のモーツアルトイヤーを記念した演奏会であろうと推察される。ケレメンはブタベストのフランツ・リスト音楽アカデミーで研鑽し、現在は世界的にソリスト、リサイタリスト、室内楽奏者として活動領域を広げるとともに、2005年の9月からは若くしてブタベストの母校のヴァイオリン科の教授に就任している。

  この演奏では、ケレメンは全て指揮をしながらヴァイオリンを弾いているが、ピリオド演奏風に合奏にも参加しており、文字通り全体のアンサンブルを重視した若さ溢れる活きの良い演奏となっていた。


(懐かしい映像記録;プリッチャード指揮73年グラインドボーンの「フィガロの結婚」) 10-3-2、ジョン・プリッチャード指揮、ロンドンフイルハーモニー管弦楽団、グラインドボーン劇場、ピーター・ホール演出による「フィガロの結婚」K.492、1973年グラインドボーン音楽祭におけるライブ・公演、
(配役)フィガロ;ナット・スクラム、スザンナ;イレアナ・コトルバス、伯爵;ベンジャミン・ラクソン、伯爵夫人;キリ・テ・カナワ、ケルビーノ;フレデリカ・フォン・シュターデ、マルチェリーナ;ヌッチ・コンド、バルトロ;マリウス・リンツア、ほか、
(2000年2月5日、クラシカジャパンCS736CHの放送をS-VHSアナログテープに3倍速で収録していたが、DVDの入手により急遽変更)

     第二曲目は手持ちの好ましい「フィガロの結婚」の映像としては最後に残されたS-VHSテープからプリッチャード指揮の73年グラインドボーンの映像をお送りしようと考えていた。ところが09年12月に雑誌DeAの「DVDオペラコレクション」の第6巻としてDVD付きの雑誌の形で本屋で2000円で刊行されていた。手に取ってみると、何と加藤浩子先生が執筆しておられたので購入することにしたが、矢張り新しいDVDは自作の放送テープより遙かに優れているので、急遽変更してこのDVDでご報告するものである。
  この「フィガロの結婚」の映像は最も古いものに属するが、コトルバス、キリ・テ・カナワ、フォン・シュターデの三人の女声人気歌手を得た映像でありかねて評価が高かったものである。先生の解説によると、この音楽祭でのフィガロは1955年以来18年間同じ演出が続いていたが、この1973年からピーター・ホールによる新演出とされたようである。従ってこの映像は、指揮者や歌手は変わっても、演出は1973年以降のこの歌劇場の「フィガロの結婚」として続けられたものと考えることが出来よう。因みにこの劇場では、1994年5月28日新グラインドボーン劇場に改築され、そのこけら落としのオペラは、ハイテインク指揮、メドカーフ演出による「フィガロの結婚」であり、既に(9-10-2)として紹介済みであった。


(懐かしい映像記録;ムーテイ指揮ミラノ・スカラ座の「ドン・ジョバンニ」)
10-3-3、リッカルド・ムーテイ指揮、ジョルジュ・ストレーレル・演出、ミラノ・スカラ座による才ペラ「ドン・ジョバンニ」K.527、1987年12月12日、15日、ライブ収録、
(配役)ドン・ジョバンニ;トーマス・アレン、ドンナ・アンナ;エデイタ・グルベローヴァ、ドン・オッターヴィオ;フランシスコ・アライサ、騎士長;セルゲイ・コプシャク、ドンナ・エルヴィラ;アン・マレイ、レポレロ;クラウデイオ・デズデーリ、マゼット;ナターレ・デ・カロリス、ツエルリーナ;スザンヌ・メンツア、その他、
1989年07月28日、ANFコーポレーション発売のレーザーデイスク、ANF-3501)

   この映像は89年7月にレーザーデイスクで発売され、私が最初に見た「ドン・ジョバンニ」の映像である。そのためこの映像の隅々まで記憶に残っており、私のこのオペラを見るベースになっているものである。ストレーレルの演出は、薄暗い背景の中でスカラ座の大規模な舞台に相応しく堂々とした伝統的な豪華な演出であり、歌手陣も当時は覚えたてではあったが、素晴らしい人材を揃えたものであった。ムーテイの音楽はこれらの歌手陣や演出に恵まれて、実にスケールが大きく迫力に富むものであり、今でも基本的なところを全て備えた理想的な「ドン・ジョバンニ」の映像の一つと考えている。

   前回に同じムーテイがウイーンフイルを指揮してシモーネ演出で1999年にアンデア・ウイーン劇場で収録したライブ公演を(9-6-3)としてアップロードしたが、この映像は音楽は良かったのであるが、衣裳などに余分な面が多く、また舞台がスカラ座とは見劣りがして、前作ほどの満足が得られなかったと書いている。しかし、現在ではこのオペラをいろいろな映像で見てきているので、この古いムーテイの映像を新しい目で見直して、昔のイメージ通りであるかどうかを確かめる必要が生じていた。今回はこのようなスタンスでこの映像をしっかりと見ておきたいと考えている。


     (最新の映像;シフの弾き振りによるオペラ的なニ短調ピアノ協奏曲の演奏)
10-3-4、アンドラーシュ・シフとカペッラ・アンドレア・バルカによる世界最古の屋内劇場におけるドン・ジョバンニ序曲とピアノ協奏曲ニ短調K.466、2008年、テアトロ・オリンピコ劇場、イタリア・ヴィチェンツア、
(2010年2月26日、クラシカジャパンの放送をBD-025にSPモードで録画)

  ヴィチェンツアにある最古の屋内劇場とされるテアトロ・オリンピコ劇場で、ピアニストのアンドラーシュ・シフはこの劇場の舞台に立ったとき、モーツアルトを思い浮かべ、彼のオペラ「ドン・ジョバンニ」が目に浮かんだという。そして、この環境なら演出家は必要ないし、各自が役割を果たせばそれでよい。モーツアルトのピアノ協奏曲は舞台と歌手のいないオペラであるから、ここでピアノ協奏曲を演奏すれば全ては想像の中でオペラのように展開していくであろうと考えた。シフは熟慮の末にこの劇場での彼自身の演奏会を構想し、彼の率いる彼自らのオーケストラとともにこの劇場に登場した。この映像はそのコンサート記録であり、映像はシフ自身のこのオリンピコ劇場への思いから始まっている。

  私はこの劇場を2度訪れているが、演奏会は聞く機会がなかった。しかし、映像では、例えば古くはアーノンクールとポネルのオペラ「ポントの王ミトリダーテ」(1986)はこの劇場で収録されており、またチェチーリア・バルトリの「ライブ・イン・イタリー」という歌曲集(1998)のDVDではこの劇場でのライブであった。従って、この劇場の演奏会のイメージは持つことが出来るが、ピアノ協奏曲があたかもオペラのように展開されるかどうかは良く分からない。この劇場は、客席数が450に満たないローマ風の劇場スタイルであるが、奥行きのある舞台と壁にはめ込まれている沢山の彫像が無言の聴衆となっており、演奏家には独特の歴史的な雰囲気を与えるものと思われる。
  私はシフのこの劇場への思いがどのように協奏曲の演奏に反映され、この劇場のライブ映像でピアノとオーケストラが想像の中でどのようにオペラ的に展開されるものかを考えてみたいと思った。そしてこの演奏を、4月の例会で皆さんにも早く見ていただきたいと思い、急遽、アップロードを行おうと考えたものである。

オーケストラのカペッラ・アンドレア・バルカ(Cappella Andrea Barca)は、1999年から2005年までの「モーツアルト週間」でシフのピアノ協奏曲連続演奏会のために編成された団体であり、楽員は特定のオーケストラに拘束されない優れたソリストまたは室内楽奏者により編成されている。コンサートマスターにはウイーン・コンツエントウス・ムジクスのエーリヒ・ヘーベルトが兼ねており、シフの日本人の奥さんの塩川悠子さんの顔も見えた。2本のトランペットのみが古楽器のようであり、コントラバスが左右に分かれて3本の構成の中規模オーケストラであった。

(以上)(10/02/27)



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