モーツアルト気狂いの最新入手ソフト情報−−平成21年3月号−−


(ハ短調ミサ曲K.427、アダージョとフーガハ短調K.546、アヴェ・ヴェルムK.618、ライプチヒ・バレエ団、B.コチサル指揮、ゲバントハウス管弦楽団、ライプチヒ・オペラ合唱団、/ コリン・デーヴィス指揮ドレスデン国立歌劇場管弦楽団&合唱団による「レクイエム」K.626、/アントニオ・パッパーノ指揮、D.マックヴィカー演出、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団によるオペラ「フィガロの結婚」K.492、)

(先月の月報は  「こちら」)

モーツアルト気狂いの最新入手ソフト情報−平成21年3月号−

9-3-0、平成21年3月初めの近況報告、


 海老澤先生と行くモーツアルト音楽紀行(日本通運)に出発します。
◆∈廼瓩凌靴靴DVDソフトの入手報告−「フィガロ」、「ドン」、「コシ」、「魔笛」、「レクイエム」など−
、全12組の「レクイエム」の映像ソフト紹介を完了して、
ぁ加藤浩子先生と行く「バッハの旅」(11日間郵船トラベル)の申し込み、
ァ09年3月号の放送番組予定、
Α09年3月ソフト紹介予定、

(最新入手のDVD記録;ライプチヒ・オペラとバレエ団によるハ短調ミサ曲)
9-3-1、ハ短調ミサ曲K.427、アダージョとフーガハ短調K.546、アヴェ・ヴェルムK.618、ライプチヒ・バレエ団、B.コチサル指揮、ゲバントハウス管弦楽団、ライプチヒ・オペラ合唱団、
(ソリスト)S;E.ユー、A;M.C.チャプイス、T;W.ギューラ、B.;F.レーリヒ、2005/6/28、ライプチヒ・オペラ劇場で収録、−U.シュロツ(1958〜2004)を偲んで−
(08年12月EUROARTS盤の大量発売、RBB-2054608、)

(最新入手のDVD記録;コリン・デーヴィスの「レクイエム」)
9-3-2、コリン・デーヴィス指揮ドレスデン国立歌劇場管弦楽団&合唱団による「レクイエム」K.626、2004年2月11〜15日、ゼンパー歌劇場ドレスデンにて収録、
(ソリスト)ウタ・ゼルビックS、ベルナーダ・フィンクステイーヴ・ダヴィスリムT、アラステア・マイルズB、
(09年2月11日発売、ドリームライフ、DLVC-8106)

(最新入手のDVD記録;A.パッパーノ指揮コヴェント・ガーデンの「フィガロの結婚」)
9-3-3、アントニオ・パッパーノ指揮、D.マックヴィカー演出、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団によるオペラ「フィガロの結婚」K.492、2006年2月、C.G.王立歌劇場で収録(BBC)、
(配役)フィガロ;アーウイン・シュロット、スザンナ;ミア・パーション、伯爵;ジェラルド・フィンリー、伯爵夫人;ドロテア・レッシュマン、ケルビーノ;リナート・シャハム、マルチェリーナ;グラシェラ・アラヤ、バルトロ;ジョナサン・ヴェイラ、バジーリオ;フイリップ・ラングリッジ、その他、
(09年1月21日、DENON TOBA-5049-50、アマゾンで予約購入25%引き) 

9-3-0、平成21年3月初めの近況報告、

 海老澤先生と行くモーツアルト音楽紀行(日本通運)に出発します。


 いよいよ3月2日(月)に出発で、3月9日(火)に戻ってきます。その間、このホームページはお休みいたしますが、どうか宜しくお願い申し上げます。  スケジュールの概要は、以下の通りです。存分に楽しんで参る所存ですし、また旅行記も頑張りますので、楽しみにご期待下さい。沢山、写真を撮って参ります。

3月2日(月)成田発11:55オーストリア航空、ウイーン着16:00、ウイーン泊、
3月3日(火)専用バスで、シュテファン教会、フィガロハウス、シェーンブルン宮殿他、 20:00「ラ・ボエーム」国立歌劇場、
3月4日(水)午前;自由行動、14:30空港へ、17:15発19:20着、アムステルダム泊、
3月5日(木)国立美術館、ハールレム(聖バーフォ教会)、デン・ハーグ(マウリッツハイス美術館)、19:00「コシ・ファン・トッテ」アムス・シテイ・ホール、
3月6日(金)アントウエルペン(ノートルダム大聖堂)ブリュッセル市内見学後、ブリュッセル泊、
3月7日(土)専用バスでパリへ、サン・トウスタッシュ教会、オテル・ド・ボーヴェ、
3月8日(日)ベルサイユ宮殿、14:30旧オペラ座(ガルニエ)で「イドメネオ」、
3月9日(月)10:25パリ発、ウイーン経由、
3月10日(火)9:30成田着、解散、

 先生と添乗員含めて25人という規模の団体となったが、そのうち、モーツアルテイアン・フェラインからは総勢5人の仲間となった。他のツアーでご一緒だった仲間の方もおられ、心強い。パリは今回で3度目、アムステルダム・ブリュッセルは2度目で、いずれも10年以上前の団体旅行であった。従って、通り一辺しか見ておらず、モーツアルト・ツアーは初めてであり、訪問先が異なるので、実に楽しみである。また、途中で見る三つのオペラも、初めての所が二つもあり、どういう体験をするか興味津々である。特に、パリは、NHKの「毎日モーツアルト」のパリ編やパリ滞在時の記録をチェックして、あらかじめ目的地を映像で確かめることが出来て、便利であった。


◆∈廼瓩凌靴靴DVDソフトの入手報告−「フィガロ」、「ドン」、「コシ」、「魔笛」、「レクイエム」など−

 2月20日発売の最新のレコード芸術の3月号の広告欄を丹念に見ると、有り難いことに割安のDVDの広告が出されており、モーツアルトのオペラも含まれていた。それはDENONレーベルの20スタンダードオペラのシリーズ(1枚2800円、2枚3400円)で、標記の4大オペラ「フィガロ」、「ドン」、「コシ」、「魔笛」が含まれていた。早速、私のデータベースでチェックすると、「フィガロ」はメータのフィレンツエOP・ミラー演出の初物(2003)であり、「ドン」はムーテイ・ウイーン国立OP・シモーネ演出の初物(1999)であった。



 また、「コシ」はムーテイ・ザルツ音楽祭・ハンペ演出(1983)、「魔笛」はレヴァイン・ザルツ音楽祭・ポネル演出(1982)であり、前者はCDでもっているが映像は初物、後者はコトルバス・グルベローヴァが歌い、ポネル演出の評価の高いものでS-VHSで持っているが、アナログ映像なのでこの際DVDを求めたいと考えている。また、いつも格安ものがあるドリームライフでは、コリン・デーヴィス指揮のゼンパーOPO&Cの「レクイエム」(10402)が税込みで1995円であった。

 このように今年に入って、新発売のDVDが連続して入手できたので、アップの方針をこの3月号から大幅に変更して、これらの新しいDVDのオペラなどを優先して早めに紹介することにしたいと思う。


、全12組の「レクイエム」の映像ソフト紹介を完了して、

 先月号のコープマンとアムステルダム・バロック・オーケストラおよびスエーデン放送合唱団の二つの「レクイエム」をアップロードして、手元にあったレクイエムの映像が全てアップされて、「レクイエムK.626の映像のコレクション」が完了することになった。思えばカラヤン・ウイーンフイルの映像を02年にアップして以来、12映像のアップまでに7年を要したことになり、レクイエムのようなポピュラーな大曲が完成したのはこのホームページでは初めてのことである。

 簡単にレクイエムの映像の流れを追ってみると、二つのモーツアルトイヤーを軸にして整理することが出来よう。今でもハッキリと記憶に留まっているものには、80年代に残されたカラヤン(87)、バースタイン(88)、ベームなどの映像であり、いずれも大オーケストラを用い、歌劇場の合唱団によるフルサイズの壮麗な演奏で、ソリストには有名なオペラ歌手が揃ったスター主義のレクイエムであった。これらの演奏は伝統的な演奏としてこれからも重要であろうし、中でもカラヤンの演奏はレガート至上主義とも言える特別なものであった。またバーンスタインとベームの演奏は、著名な教会の中でのライブ録音であり、その深い響きと教会の視覚的魅力はレクイエムにふさわしいものと思われた。

 91年の没後200年のモーツアルトイヤーを記念して、相継いで映像が残されたが、ショルテイとウイーンフイルによるシュテファン寺院での追悼ミサを伴った映像が残され、これはレクイエムの今でも生きている実用的な側面を示した記念碑的演奏として今後に残されるべきものと考えることが出来よう。またこの年には80年代に始まったピリオド楽器による演奏が残されており、コープマンとガーデイナーの映像を見ることが出来るが、これらはこれまでの伝統的な演奏と異なって、小編成の楽器編成と少数精鋭の合唱団によるアンサンブルとスピード感を重視した現代的な演奏になっていた。

 次の06年のモーツアルトイヤーに至るまでには、漏れが多いと思うが、散発的にしか映像は残されていない。96年のN響・芸大合唱団と客演のフロールの壮大な演奏、98年にはブリュッヘンと18世紀オーケストラのピリオド演奏による来日公演、05年のN響とアシュケナージ・神戸市混声合唱団による阪神淡路震災10周年の追悼演奏などがあり、それぞれ独特の味わいを持ったレクイエムが残されている。このうちブリュッヘンのライブコンサートは、「レクイエム」の前に、フリーメースンのための葬送音楽ハ短調K.477(479a)やアダージョ(管五重奏)変ロ長調K.411(484a)が演奏されて気分を高めると共に、グレゴリア聖歌の斉唱があった後に「レクイエム」が開始されるなどの工夫がなされた特別な感動深いものであった。

 06年の生誕250年には、アーノンクール、ホーネック、スエーデン放送合唱団などの来日演奏ライブが残されており、それぞれが独特の演奏であった。アーノンクールは子飼いのコンセントウス・ムジクムとのピリオド楽器による演奏であり、彼のこれまでの歩みの総決算的な彫りの深い演奏を残している。ホーネックの演奏は彼の企画・構成した「レクイエム」を紹介するコンサートであり、グレゴリア聖歌で始まり、ラクリモサで中断し、アヴェ・ヴェルムで終わる、これは映像がなければ、理解できないタイプの演奏であった。スエーデン放送合唱団のレクイエムはオルガン伴奏だけの変則的な演奏であり、この曲の合唱の素晴らしさを浮き彫りにする忘れがたい演奏であった。

 以上の12映像によりレクイエムの映像のソフト紹介は完成したと思っていたが、09年2月に新たなDVDが発売された。これはコリン・デーヴィス指揮のゼンパーOPO&Cの「レクイエム」(04)であり、急遽、3月号で紹介する予定としている。映像としては新しいものに属するので、併せてご期待いただきたいと考えている。


ぁ加藤浩子先生と行く「バッハの旅」(11日間郵船トラベル)の申し込み、

 朝日カルチャーセンターで著名なオペラ評論家加藤浩子先生の「古くて新しい「フィガロの結婚」の魅力−三番勝負−」という全三回にわたるレクチャーに参加し、先生なりのいろいろなオペラ「フィガロ」の印象や感想などのお話しを聴く機会を得た。「フィガロ」はCDも映像も多く、その多くの素材の中から、先生がどのようにピックアップして、このオペラのどの部分を取り上げ、どんな歌手たちの素晴らしさを語るのか、興味深くお話を聞いたが、全体として先生のお話に共感できることが多く、楽しい思いをさせていただいた。残念ながら、時間の制約でCDやDVDのごく一部に触れるに止まり、もっといろいろな部分がある筈であって、もっと豊富に感想を触れ合うことが出来そうで残念であった。しかし、気さくな先生が受講者を相手に昼食に誘って下さり、食事の合間にもいろいろなオペラ事情を語って下さるので、実に得がたい良い機会を得ることが出来たと感じている。

 その食事の席で、かねて数年前から先生の「バッハの旅」のツアーを知っていたので、一度参加してみたいと申し上げたところ、今年は最上のお奨めのプログラムで、バッハ音楽祭で聖トーマス教会でマタイとロ短調ミサが楽しめ、ゼンパーオーパーでは「フィガロ」を見ることが出来るという。6月13日(土)から23日(火)まで9泊11日の盛り沢山の旅で基本料金が578000円であるという。モーツアルトから離れた旅であるが、バッハが住んでいた各町の教会のオルガンが聴け、その地の地ビールを飲みながら、食事が楽しめる東ドイツの鄙びた田舎の旅も貴重なものであると考えた。教会のオルガンは、日本ではなかなか体験ができないし、教会で本場のマタイやミサを聴けるのも二度と出来ない体験になり、オペラとは別の教養番組であると考えた。

 私のバッハのデータベースでは、クラシカジャパンやNHKのBSなどで自然に集まったものが沢山あった。映像で見ることが出来るロ短調ミサ曲は、リヒター指揮ミュンヘンバッハ・オーケストラの1971年と1969年の2組のもの、ウイルコックスの指揮によるイギリスでの映像(1985)、リリング指揮シュトットガルトのもの(1988)と、最近のDVDとしてビラー指揮ライプチヒ・ゲヴァントハウスの聖トーマス教会のもの(2000)など5組が集まっていた。また、マタイ受難曲については、リヒター(7105)、グッドウイン(9400)、ビラー(9804)、小沢征爾・斉藤記念(9709)、鈴木雅彦(10304)など5組が集まっていた。これらにより、出発前に充分な勉強が出来ると考えている。



古都鎌倉の瑞泉寺などに梅見に行ってきましたので、その写真を掲載します。










ァ09年3月号の放送番組予定、 

 NHKのBSクラシック・ナヴィゲーションの3月号によれば、HVウイークエンド・シアター、HVクラシック館、BSクラシック・ロイヤルシート及びBSシンフォニーアワーなどの全てのクラシック番組から、誠に残念ながら、モーツアルトものは見つけることが出来なかった。従って、NHKではハイビジョンとBSにあるクラシック倶楽部という番組だけが頼りであるが、こちらも昨年5月の幸田浩子以来モーツアルト作品を見かけることは少なくなった。
 一方、クラシカジャパンでも、様子は同様であり、09年の3月号においても、モーツアルトのものは、06年のモーツアルトイヤー時に収録されたM22のザルツブルグ・オペラ特集が続いているだけで、その他はいずれもアップ済みの再放送ばかりであった。

 このように放送の新規のソフトが少なくなると、新規ソフトは勢いDVDの新発売に頼らざるを得ないが、今月も先にご紹介したとおり良さそうなものが揃っており、ここ2〜3ヶ月は全てDVDソフトで埋まりそうである。しかし、長期的には放送ソフトと同様の運命にあると思わざるを得ない。従ってこの好調さも一時的なもので、これからは古いS-VHSテープのアナログ画像やレーザデイスクのものの出番となり、これらの古いソフトを早くアップして、沢山の曲の「映像のコレクション」を完成すべき時期が訪れてきたと考えている。


Α09年3月ソフト紹介予定、

 3月分のソフトは、いずれも1/2月号に紹介した新発売のDVDソフトを紹介することとなった。ハ短調ミサ曲K427、レクイエムニ短調K626、フィガロの結婚K592と大物揃いの新譜の三本立てであり、大変であるが頑張りたいと思う。

(最新入手のDVD記録;ライプチヒ・オペラとバレエ団によるハ短調ミサ曲)
9-3-1、ハ短調ミサ曲K.427、アダージョとフーガハ短調K.546、アヴェ・ヴェルムK.618、ライプチヒ・バレエ団、B.コチサル指揮、ゲバントハウス管弦楽団、ライプチヒ・オペラ合唱団、
(ソリスト)S;E.ユー、A;M.C.チャプイス、T;W.ギューラ、B.;F.レーリヒ、2005/6/28、ライプチヒ・オペラ劇場で収録、−U.シュロツを偲んで− (08年12月EUROARTS盤の大量発売、RBB-2054608、)

 3月号の第一曲は、最新入手のDVDによるもので、ライプチヒ・オペラとバレエ団によるハ短調ミサ曲K.427であるが、その中にはアダージョとフーガハ短調K.546、アヴェ・ヴェルムK.618が含まれていた。このDVDは、ライプチヒバレエ団の指導者であったウーヴェ・シュロツ(1958〜2004)を偲んでと副題が付けられており、ハ短調ミサ曲K.427と追加曲による音楽に振り付けたモダンバレエのライブであり、音楽はB.コチサル指揮のゲバントハウス管弦楽団およびライプチヒ・オペラ合唱団と4人のソリストたちが担当していた。この映像を一見して理解できることは、優れた宗教音楽の深遠さを、美しく躍動するバレエ団によるモダンバレエの形式で表現しようと追求した試みであることが分かる。私はこの面白いDVDの音楽を聴き、画面に映し出されるバレエのダンサーたちの美しい造形と、ハ短調ミサ曲を演奏するライプチヒ・オペラ合唱団と4人のソリストたちの姿を見て、これはDVDという新しいメデイアを活用したヴィジュアルの世界の新しい芸術だと理解している。モダンバレエのことは良く分からないので、ここでは音楽ソフトとして捉え、その印象を語ることとしたい


(最新入手のDVD記録;コリン・デーヴィスの「レクイエム」)
9-3-2、コリン・デーヴィス指揮ドレスデン国立歌劇場管弦楽団&合唱団による「レクイエム」K.626、2004年2月11〜15日、ゼンパー歌劇場ドレスデンにて収録、
(ソリスト)ウタ・ゼルビックS、ベルナーダ・フィンクステイーヴ・ダヴィスリムT、アラステア・マイルズB、
(09年2月11日発売、ドリームライフ、DLVC-8106)

 3月号の第二曲は、コリン・デーヴィス指揮ドレスデン国立歌劇場管弦楽団&合唱団による「レクイエム」K.626であり、2004年2月11〜15日に、ドレスデンのゼンパー歌劇場にて収録されたものである。「レクイエム」K.626については、2月号においてコープマンのピリオド奏法による演奏とスウェーデン放送合唱団による演奏をアップして、私のコレクションにある全26組のうち映像の12組みのホームページへのアップロードを終えて、完成宣言を行った数少ない曲の一つであった。皮肉なことに完成の宣言をした直後に新規のソフトが現れるという経過をたどったが、コリン・デーヴィスはこのHPでお馴染みのモーツアルト指揮者であり、安心して聴ける「レクイエム」として、コレクション上の重要な一曲として、早速取り上げることにした。
 まだ一聴したばかりであるが、フルサイズのオーケストラを壮大に鳴らす伝統的なレクイエムであり、ゼンパーオーパーの歌手たちや合唱団が舞台上で整然と歌う落ち着いた感じのする「レクイエム」であった。ご期待いただきたい。


(最新入手のDVD記録;A.パッパーノ指揮コヴェント・ガーデンの「フィガロの結婚」)
9-3-3、アントニオ・パッパーノ指揮、D.マックヴィカー演出、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団によるオペラ「フィガロの結婚」K.492、2006年2月、C.G.王立歌劇場で収録(BBC)、
(配役)フィガロ;アーウイン・シュロット、スザンナ;ミア・パーション、伯爵;ジェラルド・フィンリー、伯爵夫人;ドロテア・レッシュマン、ケルビーノ;リナート・シャハム、マルチェリーナ;グラシェラ・アラヤ、バルトロ;ジョナサン・ヴェイラ、バジーリオ;フイリップ・ラングリッジ、その他、
(09年1月21日、DENON TOBA-5049-50、アマゾンで予約購入25%引き)

 3月号の第三曲は、アントニオ・パッパーノ指揮のコヴェント・ガーデンの「フィガロの結婚」K.492である。演出はD.マックヴィカーの無難な伝統的な演出で、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団による活きの良い演奏であり、2006年2月、モーツアルトイヤーに王立歌劇場で収録されたBBCの制作によるものである。  私はアマゾンから発売日以前の25%引きの予約申し込みがメールで案内されたときに、フィガロとスザンヌの顔ぶれと伯爵夫妻の名前を見ただけで即座に購入を決断した。一年前に見たミア・パーションのフィオルデリージ(8-7-3)が忘れられず、このオペラ常連の伯爵夫人のレッシュマン(3-4-1)および(7-10-5)への期待が大きかったからである。

 パッパーノはこのHP初登場であるが、この映像には特典の出演者インタビューがあり、それを見るとパッパーノがピアノを弾きながら出演者に譜面の音の意味を丁寧に説明しており、彼のモーツアルト感やこのオペラに対する愛情が感じられた。また第4幕のいつも省略される2つのアリアも丁寧に演奏されており、演出者マクヴィッカーとの息も合った素晴らしい音楽と舞台を演出していた。まだ、一聴したばかりであるが、パッパーノの音造りも早いテンポで颯爽としており、じっくり味わうべき素晴らしい舞台が繰り広げられていた。3月号のレコード芸術を見ると、このDVDが浅里公三氏および小宮正安氏ともに推薦され、3月号の特選盤になっていた。ご期待いただきたいと思う。

(以上)(09/02/27)


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