私の最新入手ソフト情報−−平成20年7月号−−


(ネヴィル・マリナー指揮、スイス・イタリア語管弦楽団によるオール・モーツアルト・コンサート、フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299(297c)、および交響曲(第39番)変ホ長調K.543、/幸田浩子とN響篠崎アンサンブルによるオペラ・アリア集、08年04月、(曲目)モテット「エクスルターテ・ユビラーテ」K.165、コンサートアリアK.418、アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618、/06年グラインドボーン音楽祭の「コシ・ファン・トウッテ」K.588、イヴァン・フイッシャー指揮エイジオブ・エンライトメント管弦楽団、ニコラス・ハイトナー演出、06年6月収録、)

(先月の月報は  「こちら」)

私の最新入手ソフト情報−平成20年7月号−

8-7-0、平成20年7月初めの近況報告、


 ▲屮襦璽譽ぁΕ妊ぅ好・レコダーを活用して、
◆∪こ自然遺産「知床」を訪問して、
、「映像のコレクション」の曲目別完成を目指しての方針変更、
ぁ▲愁侫肇▲奪廚虜8紊諒針変更について、
ァ08年7月号の放送番組予定、
Α08年7月号のソフト紹介予定、


8-7-1、ネヴィル・マリナー指揮、スイス・イタリア語管弦楽団によるオール・モーツアルト・コンサート、
(曲目)歌劇「魔笛」序曲K.620、フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299(297c)、および交響曲(第39番)変ホ長調K.543、ガロワFl、ピエールHp、2005年国際会議場(ルガーノ)、
(08年04月17日、クラシカジャパンCS736CHの放送を、D-VHSレコーダーのLS-3モードで、S-VHSテープにデジタル録画。)

8-7-2、幸田浩子とN響篠崎アンサンブルによるアリア集、08年04月18日、紀尾井ホール、
(曲目)モテット「エクスルターテ・ユビラーテ」K.165、オペラアリア2曲、コンサートアリアK.418、アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618、R.シュトラウス歌曲集、

(08年05月27日、BS103クラシッククラブの放送を、ブルーレイデイスクにHEモードでデジタル録画(ブルーレイデイスクに初録画)

8-7-3、06年グラインドボーン音楽祭の「コシ・ファン・トウッテ」K.588、イヴァン・フイッシャー指揮エイジオブ・エンライトメント管弦楽団、ニコラス・ハイトナー演出、2006年6月27日および7月1日収録、
(配役)フィオルデリージ;ミア・ペンション、ドラベラ;アンケ・フォンドウンク、グリエルモ;ルーカ・ビサローニ、フェランド;トピー・レヘテイプー、デスピーナ;アインホア・ガルメンデイア、アルフォンゾ;ニコラ・リヴェンク、
(07年05月07日、NHKBS102CHによる放送を、D-VHSレコーダーのLS-3モードで、S-VHSテープにデジタル録画。)

8-7-0、平成20年7月初めの近況報告、

 ▲屮襦璽譽ぁΕ妊ぅ好・レコダーを活用して、


 パナソニックのブルーレイ・レコーダーDMR-BW800と、ヴィエラ・リンクで結んだ同じパナソニックの薄型42'プラズマ・テレビTH-42PZ80/Kによる録画・再生システムは、導入後2ヶ月を経過したが、いろいろなソースのモードを変えた録画を試行しつつ、これまでのD-VHSによるテープの録画・再生システムからデイスクによる新システムに順調に移行した。この方式が現時点での使い勝手が良い質的にも最高の録画・再生システムであろうと考えている。これまで録画の主体であったD-VHSのLS-3モードから、これからの録画の主体となるAVC録画方式のHXないしHEモードは、画質が大幅に向上し5.1CH録音なども可能なので、かなりのグレードアップが出来たと考えている。
 これからはテープに替わってブルーレイデイスク(BD)により映像を録り貯めて行くことになろうが、これまで1989年以来、こつこつと収録してきた壁一杯に積んであるアナログのS-VHSテープ約370本(平均収録時間5時間)、デジタルのS-VHSテープ約170本(平均10時間)は、そのままの状態で保存することにした。そして、再生専用機化したD-VHSレコーダーにより必要なときに再生できる状態になっているが、これから9月以降に始まる古いテープ映像のソフト紹介に活用していきたいと考えている。

 現在、全ての放送(アナログ、地上デジタル、BS)の録画で、EPG録画予約が可能となり、またクラシカジャパンの放送も、チューナーをレコーダーに直接外部入力することによりEPG予約が出来るため、全てのソースについて間違いのない留守録がEPG方式で可能となった。あとは録画する映像の長さや画質に応じて、録画先(HDD、BD、DVD)を選び録画モードを選択しておけば良いので、慣れればかなり機械的に録画の操作が出来るようになった。

 新しいシステムで現在生じている問題は、第一にデジタル(地上デジタル+BS)ソースでのコピーワンスの問題であるが、再生ナビでコピー不能と明示されるので、これが7月に来るコピーテンスになるとどういう使い勝手になるのか、固唾をのんで見守っている状況にある。また、BRデイスクは自分のシステムでは再生は問題ないのであるが、公演や発表の機会に別の場所で再生したいというニーズが生じた場合にどうするかが問題となる。現状では普通のDVDにグレードダウンさせてコピーして使うことしかないが、将来、小型パソコン並みのBDプレイヤーが発売されることを願っている。第三は地上デジタル・BSともに、天候・気象条件に弱いことであり、現在、2ヶ月間で2回留守録に失敗(一度は台風の影響)している。これまでのアナログ・BSの時は極端な台風以外は大丈夫であったような気がするが、アンテナの感度が低いのか、目下の検討課題になっている。


◆∪こ自然遺産「知床」を訪問して、

 これまで知床には2度行っているが、普通の観光地に行ったと言う意識しかなく、記憶も曖昧であった。この度は知床の世界自然遺産としてのハイビジョン映像などを散々見てからの三度目の訪問であり、期待は非常に大きかったが、幸い好天に恵まれて、短い滞在期間ではあるがかなりの写真が撮れたので、これから少しずつここでご紹介してみたいと思う。この旅行の第一の快挙は大型観光船に乗って手つかずのありのままの自然と奇岩などをウオッチングできたことであり、これは三回目で初めて出来たことであった。快晴に恵まれたので、羅臼岳(1660)や硫黄山(1562)の海からの遠望が美しく、激しい波浪に洗われた垂直の崖や荒れた岩肌が生々しく、硫黄山から流れる雄大なカムイワッカの滝の姿などが印象的であった。沢山写真を撮ってきたが、世界自然遺産という風格ある姿の一端を表すことが果たして出来たであろうか。





 第二の快挙は、前二回の旅行が車だったので素通りした知床五湖のうち第一と第二の湖を散策して見ることが出来たことである。このコースは五湖のほんの入り口に過ぎないのであるが、約1時間ばかり散策して写真が撮れたことは、知床を肌で感じたことになった。野生のシカに樹皮が食べられてしまった木や、熊の爪痕がくっきり残された樹木などを見ることが出来て、自然遺産らしさを見て感じてきたし、知床連山が湖に映える光景も絵はがき以上の美しさのように思われた。人間の手が余り入っていない湖の景色やたたずまいは、歩かなければ得られない風景であると思った。





  第三の快挙は、バスでヘアピンを登りつめて太平洋側を望むことが出来る知床峠(740)から、雲の上にうっすらと北方領土の国後島を見ることが出来たことであった。ガイドさんの話では、余程天気に恵まれなければ見ることの出来ない景色であるという。峠の展望台の脇で野生の牡鹿が草をはむのを見ることが出来たし、バスの走行中にシカばかりでなく熊の姿(小生の目にはお尻だけ)を見ることが出来たのは誠に幸運であった。





 文章の内容に合わせて、写真をアップロードしてみたが、如何であろうか。息抜きにご覧いただきたいと思う。


、「映像のコレクション」の曲目別完成を目指しての方針変更、

 このホームページでは、「映像のコレクション」として楽曲別・K番号別にデータベースを作り、所有するCDや映像の演奏家や録音年などを整理しており、映像についてはソフト紹介として、ソフトの写真を入れながら、自分なりに見た印象や感想を文章に綴って記録してきた。これまではこの作業をどこまで続けるかについて何も考えずに夢中で進んできたが、そろそろどこまで作業したら完成となるかについて考えるべき時期にきたような気がする。かねて考えていたことは、データベースにあるもの全てであったが、このHPを「映像ソフトで見る諸作品」と名付けた段階で、ソフト紹介は映像だけに限って責任を持ってやることに決断していた。そして最近では、さらに映像ソフトの全部でなく、気に入らないものを除くという消去法を取り入れて、見甲斐のあるお奨めできる映像の諸作品のみをアップロードできたら完成型にしようと考えるようになってきた。

 このような考え方で最近整理できた曲の例を挙げて説明すると、第1号として挙げられるのは、 管楽セレナード変ロ長調K.361(370a)「グラン・パルテータ」であろうか。この曲のデータベースによると、全12曲のコレクションのうち、映像は新旧合わせて5組あり、その全てがアップロードされている。演奏機会が少ない曲であるが、多様な素晴らしい演奏が5組も集まったので充分であろうと思われる。また、第2号は、ミサ曲ハ短調K.427(417a)であろうか。この曲については残念ながら最近の映像が不足しているが、全18曲のうち映像は5組あり、その全てのアップロードが完了しているので、今のところは完成型の状態にある。新しい映像がないので不満が残るが、完成型と言っても、新しい映像が加われば追加して新たな完成型にすればよいので、別に問題はない。
 また第3号としたいものには、「イドメネオのバレー音楽」K.367であり、全8曲中映像は3組しかないのであるが、新全集の63年版、72年版、オペラの中での演奏とそれぞれ異なった3組が収録されている。この曲は演奏機会に乏しい曲であり、新たな映像が表れることが少ないと考えられるので、取りあえず完成型としておきたいと思っている。

   次いで目下検討中の作品には、モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」K.618 があり、全28曲中に映像が9組あって、あと二組追加すれば全映像がアップされる。また、、モテット「エクスルターテ・ユビラーテ;踊れ、喜べ」K.165についても、全28組中に映像が8組あり、あと3組をアップロードすれば完成型となる。このように演奏数が多い有名曲でも完成型となることが分かっているので、そのため、7月号に予定している幸田浩子の最新の映像を直ぐに紹介するようにしたり、8月号には古いS-VHSテープの画像であるが、グルベローヴァとコロヴァーナの「踊れ、喜べ」K.165の映像をアップしたいと考えている。演奏数の多いこの二つの名曲の「映像のコレクション」の完成型が示されれば、このHPの狙いが少しでも理解しやすくなるであろう。以下のい坊任欧襯愁侫肇▲奪廚諒針にも関わることであるが、このようなコレクションの完成と言うことにも配慮しながら、これからアップするソフトを検討したいと考えている。


ぁ▲愁侫肇▲奪廚虜8紊諒針変更について、

 7月号のマリナーのコンサートをもって、長らく第1曲目を飾った06年イヤー関係の著名指揮者のオールモーツアルト・コンサートはストック切れとなった。また、第2曲目を埋めていた手持ちのレーザー・デイスクの器楽曲は、2種類の映画を除いて、全てオペラだけ(20曲以上)が残されたことになった。一方で手持ちのDVDのオペラ作品も6月分の「魔笛」で底をついたので、レーザー・デイスクのオペラ紹介に切り換えて、毎月欠かさずにオペラ一本は継続したいと考えている。最近は、NHKでもクラシカジャパンでも、モーツアルトソフトは新規のものが極端に少なくなっており、これからの長期的なアップロードの方針をどうするか、検討する必要が生じている。

 そのためこれからのソフト紹介は、これまで毎月3本のソフトの継続と毎月1本のオペラの紹介という二つの原則は堅持することとすれば、第一曲目が07年・08年の断片的ではあるが新しい収録ソフトの紹介とし、第二曲目がレーザー・デイスクによる古いオペラソフトの紹介に充てたい。問題は第三曲目なのであるが、新規ソフトの減少とともに、古いS-VHSテープのアナログ・デジタルのストックされた画像からソフト紹介すべき映像を選び出す必要が生じている。そしてその映像を選び出す方法の一つとしては、先に述べた、1演奏か2演奏をアップロードすればコレクションとして完成しそうな曲を選んで第三曲目として報告することが考えられる。或いは、例えばコープマンのS-VHSテープのアナログの交響曲全集を順番にアップロードする方式などもあるが、これはNHKが持っているアナログ・ハイビジョン映像を何とか収録してアップしたいものだと考えている。

 以上のように06年Mイヤーの映像ストックがほぼ終了したため、古いストックを活用したソフト紹介に切り換える必要が出てきた。大まかな方針は以上の通りであるが、第三曲目については少し走り出してから、改めて考えてご報告して行きたいと思っている。


ァ08年7月号の放送番組予定、

 NHKのBSクラシック・ナヴィゲーションの7月号によれば、堀内さん解説のHVウイークエンド・シアターという番組は何もなく、HVクラシック館ではハーデイングとアーノンクールの二組の06年のモーツアルト特集があったが、既にアップロード済みのものであった。クラシック・ロイヤルシートでは、「朝比奈隆の芸術」という4回にわたるベートーヴェンとブルックナーの交響曲特集であるが、ベートーヴェンの2回については記念として、このHPには関係はないが、収録しておいても良いかもしれない。

 BSシンフォニーアワーでは、N響定期の放送が毎週行われているが、その中で第1624回定期では、ソプラノのリサ・ラルソンがサントリーホールでコンサートアリアを3曲歌うという番組になっていた。もう少し詳細に報告すると、7月30日(水)9:00〜10:31において、マッシモ・ザネッテイ指揮で08年6月25日に収録されたもので、曲目は、「コシ」序曲、コンサートアリアK.582、583、578、およびR.シュトラウスの歌曲集と交響詩「ツアラトウストラはかく語りき」Op.30などとなっている。K.582およびK.578はこのHP初出であり、収録してアップすることを楽しみにしている。
 HVとBSのクラシック倶楽部では、例えば5月27日に収録し、今月アップする幸田浩子のアリア集のように掘り出し物がまれにあるので、毎週、EPGで番組チェックを行い、モーツアルトの演奏があれば収録して行きたいと思う。

 クラシカジャパン7月号では、モーツアルトものは全て収録済みの再放送ばかりであった。特集としては、クリステイアン・テイーレマンの芸術として、ポートレートの他に三つのコンサートがあり、その中で「ローマ教皇ベネデイクト16世就任祝賀コンサート」がある。その中で、アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618が含まれているが、その他にモテットなどのモーツアルトのミサ曲や小品などが含まれていないかチェックしたいと思う。


Α08年7月号のソフト紹介予定、

  08年7月号では、前月に引き続き、最初の第一曲目は最新のオールモーツアルト・コンサートとしてネヴィル・マリナーのコンサートを当てる。第二曲目は初登場のブルーレイデイスクに収録した幸田浩子の最新のアリア集を紹介する。そして第三曲目は、最近において入手したDVDのオペラ作品が終了したので、報告もれしている06年のデジタル録画から06年グラインドボーンの「コシ」を紹介していきたいと考えた。
 先に述べたように、最新のオールモーツアルト・コンサートは今月で終わりとなり、また、レーザー・デイスクについても、器楽曲が終わり、二つの映画作品とオペラ作品を残すのみとなっており、またDVDのオペラが完結したので、来月からはオペラはレーザーデイスクから取り上げていくように少し方針を変えなければならない。

 7月号の第一曲目は、ネヴィル・マリナー指揮のスイス・イタリア語管弦楽団によるオール・モーツアルト・コンサートであり、曲目は初めの第一曲が歌劇「魔笛」序曲K.620である。第二曲目は、フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299(297c)であり、この曲は演奏機会が少ないのでこのHPでは初出である。第三曲目は交響曲(第39番)変ホ長調K.543であり、マリナーが2005年にスイスのルガーノにある国際会議場で指揮をして収録されたクラシカジャパンによる新しい放送である。
 05年といえばマリナー(1924〜)の81歳の時の映像であるが、画面では少しも衰えを感じさせず、優雅に演奏を楽しんでいるかのように指揮をしていた。フルートとハープの協奏曲K.299では、フルートのガロアもハープのピエールもこのHPでは揃って初出であり、マリナーの指揮振りもあって、終始穏やかで優雅な演奏が楽しめた。交響曲第39番変ホ長調では、序奏部のテンポが気になるところであったが、32分音符の弦の部分だけを早くした伝統的ものとの折衷を図るような進め方であり、全体が早めで伸び伸びとした明るい演奏であった。会場の照明のせいか画像は暗く赤っぽい映像で、05年の演奏にしては古さを感じさせる映像であったのが残念であった。

 7月号の第二曲目は、幸田浩子とN響メンバーの篠崎アンサンブルによるアリア集であり、今年08年04月18日の紀尾井ホールにおける最新のNHKBS103のクラシック倶楽部からの映像である。実は、彼女は今年08年2月にデンオンレーベルでプラハフイルとSACDでモーツアルトアリア集をリリースしており、彼女がこれまで歌ってきたコロラトウーラの技巧的なアリアを中心にしたものであった。今回の新しい映像は、モテットの「踊れ、喜べ」K.165、オペラアリア2曲、コンサートアリアK.418、「アヴェ・ヴェルム・コルプス」K.618はCDと共通で、新たにR.シュトラウスの歌曲が数曲歌われていた。
 彼女のモテットの「踊れ、喜べ」K.165はこのホームページでは2度目であるが、前回はピアノ伴奏であった。この映像のオーケストラはN響メンバーの弦5部にハープ、フルート、オーボエ、ピアノによる臨時編成的なものなので、彼女の新しいCDの通常のオーケストラ演奏と較べるとやや異質に聞こえる。また、コンサートアリア「神よ、あなたにお伝えできれば」K.418はこのHP初出であるが、輝くようなオーボエのオブリガートと弦のピッチカートとハイソプラノが見事に調和する素晴らしいアダージョを持っており、CDでも最高であったが、映像でもまずまずの伴奏を得て、良い曲が収録できたと思っている。
なお、映像のR.シュトラウスの歌曲を数曲歌っていたが、私は初めて聴くものであり、彼女がもっと広い世界へ羽ばたくための第一歩なのかもしれない。


 7月号の第三曲目は、06年グラインドボーン音楽祭で上演されたイヴァン・フィッシャー指揮、エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団、ニコラス・ハイトナー演出のオペラ「コシ・ファン・トウッテ」K.588である。この演奏は、07年5月にNHKBS102で放映されたもので、これまでアップする機会に恵まれなかった映像である。最近のグラインドボーンのオペラと言えば古楽器色が強い現代的な新しい演出であるかのように思われるが、この演奏はオーケストラが古楽器集団だけにそのような響きが強いものの、演出は簡素な現代風な舞台ながらリブレットに忠実な衣裳であり、伝統的なものをベースにした演出と言えよう。
 指揮者のイヴァン・フィッシャーはウイーン国立歌劇場でも常連のヴェテランであり、早めのテンポでぐいぐいとオーケストラを引っ張っていた。6人の主役達は、いずれもこのホームページ初出の面々であるが、いずれも歌唱力・演技力ともに問題なく、楽しい舞台を造り上げていた。若い二組の男女の歌も良く動きもスピード感があり、特にアルフォンゾ役のニコラ・リヴェンクとフィオルデリージ役のミア・ペンションが素晴らしくこのオペラを引き立てていた。

(以上)、(08/06/27)

8-7-1、ネヴィル・マリナー指揮、スイス・イタリア語管弦楽団によるオール・モーツアルト・コンサート、
(曲目)歌劇「魔笛」序曲K.620、フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299(297c)、および交響曲(第39番)変ホ長調K.543、ガロワFl、ピエールHp、2005年国際会議場(ルガーノ)、
(08年04月17日、クラシカジャパンCS736CHの放送を、D-VHSレコーダーのLS-3モードで、S-VHSテープにデジタル録画。)

8-7-2、幸田浩子とN響篠崎アンサンブルによるアリア集、08年04月18日、紀尾井ホール、
(曲目)モテット「エクスルターテ・ユビラーテ」K.165、オペラアリア2曲、コンサートアリアK.418、アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618、R.シュトラウス歌曲集、
(08年05月27日、BS103クラシッククラブの放送を、ブルーレイデイスクにHEモードでデジタル録画(ブルーレイデイスクに初録画)

8-7-3、06年グラインドボーン音楽祭の「コシ・ファン・トウッテ」K.588、イヴァン・フイッシャー指揮エイジオブ・エンライトメント管弦楽団、ニコラス・ハイトナー演出、2006年6月27日および7月1日収録、
(配役)フィオルデリージ;ミア・ペンション、ドラベラ;アンケ・フォンドウンク、グリエルモ;ルーカ・ビサローニ、フェランド;トピー・レヘテイプー、デスピーナ;アインホア・ガルメンデイア、アルフォンゾ;ニコラ・リヴェンク、
(07年05月07日、NHKBS102CHによる放送を、D-VHSレコーダーのLS-3モードで、S-VHSテープにデジタル録画。)

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