私の最新入手ソフト情報−−平成19年1月号−−


(ムター・オーキスによるヴァイオリン・ソナタ集(その3)ヘ長調(第32番)K.376(374d)、ヘ長調(第33番)K.377(374e)、変ロ長調(第34番)K.378(317d)、ト長調(第35番)K.379(373a)、変ホ長調(第36番)K.380(374f)、/1990年ロヴェレートモーツアルト音楽祭、交響曲第33番変ロ長調K.319、ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271、ヴェーグ指揮カメラータ・ザルツブルグ、ミサ・ブレヴィスK.65、教会ソナタK.328&K.274、奉納唱「主の慈悲よ]K.222、ミゼレレK.85、教会ソナタK.336&K.245、サンクタ・マリアK.273、レミニイ指揮ハンガリ・コンチェントウス/ピアノ協奏曲第10番変ホ長調K.365、第7番ヘ長調K.242、ピアノ;バレンボイム・シフ、ショルテイ指揮とピアノ、イギリス室内管弦楽団、/オペラの彷徨供嵳爾戮料曚ぁ廖淵癲璽張▲襯蛤酩覆離瓮疋譟次縫曄璽侫轡絅謄奪拭嫉愆、カメラータ・ザルツブルグ、ヨアヒム・シュレーマー演出、06年ザルツブルグ音楽祭、/オペラ・ブッファ「フィガロの結婚」K.492、アーノンクール指揮、ウイーンフイル、クラウス・グート演出、06年ザルツブルグ音楽祭)

私の最新入手ソフト情報−平成19年10月号−

(ムター・オーキスによるヴァイオリン・ソナタ集(その3)ヘ長調(第32番)K.376(374d)、ヘ長調(第33番)K.377(374e)、変ロ長調(第34番)K.378(317d)、ト長調(第35番)K.379(373a)、変ホ長調(第36番)K.380(374f)、/1990年ロヴェレートモーツアルト音楽祭、交響曲第33番変ロ長調K.319、ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271、ヴェーグ指揮カメラータ・ザルツブルグ、ミサ・ブレヴィスK.65、教会ソナタK.328&K.274、奉納唱「主の慈悲よ]K.222、ミゼレレK.85、教会ソナタK.336&K.245、サンクタ・マリアK.273、レミニイ指揮ハンガリ・コンチェントウス/ピアノ協奏曲第10番変ホ長調K.365、第7番ヘ長調K.242、ピアノ;バレンボイム・シフ、ショルテイ指揮とピアノ、イギリス室内管弦楽団、/オペラの彷徨供嵳爾戮料曚ぁ廖淵癲璽張▲襯蛤酩覆離瓮疋譟次縫曄璽侫轡絅謄奪拭嫉愆、カメラータ・ザルツブルグ、ヨアヒム・シュレーマー演出、06年ザルツブルグ音楽祭、/オペラ・ブッファ「フィガロの結婚」K.492、アーノンクール指揮、ウイーンフイル、クラウス・グート演出、06年ザルツブルグ音楽祭、)

7-10-0、平成19年10月初めの近況報告、

 朝日カルチャーセンターの秋期講座を申し込む。
◆古いヘッドフォンを最新型のものに買い換えた−私の最近のオーデイオ報告−
、自民党の総裁交代劇−阿部総理の勇退から福田新総理の誕生−
ぁ▲譟璽供璽妊ぅ好を取り出して−HPのソフト紹介の新展開−
ァ07年10月号の放送番組予定、
Α07年10月号のソフト紹介予定(3本立てを例外の5本立てに)、

7-10-1、ムター・オーキスによるヴァイオリン・ソナタ集(その3)、
5曲のアウエルハンマー・ソナタ、ヘ長調(第32番)K.376(374d)、ヘ長調(第33番)K.377(374e)、変ロ長調(第34番)K.378(317d)、ト長調(第35番)K.379(373a)、変ホ長調(第36番)K.380(374f)、ヴァイオリン;A.S.ムター、ピアノ;R.オーキス、
2005年12月、ザルツブルグ、
(07年05月03日、NHKウイークエンドシアターのBS102の放送を、DーVHSレコーダーのLS-3モードで、S-VHSテープにデジタル録画。)

7-10-2、1990年ロヴェレートモーツアルト音楽祭より二つのコンサート、
1、交響曲第33番変ロ長調K.319およびピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271、ヴェーグ指揮カメラータ・ザルツブルグ、
2、ミサ・ブレヴィスK.65、教会ソナタK.328&K.274、奉納唱「主の慈悲よ]K.222、ミゼレレK.85、教会ソナタK.336&K.245、サンクタ・マリアK.273、レミニイ指揮ハンガリ・コンチェントウス、ハンガリーラジオ合唱団、

(学研・プラッツのレーザーデイスクPLLC-501206を利用)

7-10-3、バレンボイムとシフによる二台のピアノ協奏曲変ホ長調K.365および三台のピアノ協奏曲ヘ長調K.242、ショルテイ指揮とピアノ、イギリス室内管弦楽団(8906)、
(テルデックのレーザーデイスクWPLS-4034を利用)

7-10-4、モーツアルト生誕250年「Mozart 22 DVDシリーズ(その16)」、
オペラの彷徨供嵳爾戮料曚ぁ廖淵癲璽張▲襯蛤酩覆離瓮疋譟次
ホーフシュテッター指揮、カメラータ・ザルツブルグ、演出;ヨアヒム・シュレーマー、
ルードヴィヒスブルグ・シュロス合唱団、06年ザルツブルグ音楽祭、
(配役)●歌手;アン・マレイ、●女優;マリアンネ・ハムレ、●ダンサー;グレアム・スミス、●リュート;ステファン・ラス、●グラスハーモニカ;レッケルト&マルゲーラ、
(07年4月25日、ユニバーサルGRAMMOPHON DVD-UCBD-1200、市販DVD使用)

7-10-5、モーツアルト生誕250年「Mozart 22 DVDシリーズ(その17)」、
オペラ・ブッファ「フィガロの結婚」K.492、アーノンクール指揮ウイーンフイルナーモニー交響楽団、 クラウス・グート演出、
06年7月22〜26日、ザルツブルグ・モーツアルトハウス、
(07/11/09)
(配役)●フィガロ;ダルカンジェロ、●スザンナ;アンナ・ネトレプコ、●伯爵;ボー・スコウフス、●伯爵夫人;ドロテア・レシュマン、●ケルビーノ;クリステイーネ・シェーファー、●マルチェリーナ;マリー・マクローリンほか、
(07年7月25日、ユニバーサルGRAMMOPHON DVD-UCBG-1202/3、市販DVD使用)

7-10-0、平成19年10月初めの近況報告、

 朝日カルチャーセンターの秋期講座を申し込む。


 07年の9月末で、現在、顧問の形で週二回の勤務をしていた会社を退職することにした。去る7月に後任の方に来ていただいたので、公共事業が激減して厳しい情勢にある時期に、いつまでも会社に甘えてはいけないと考えたからである。退職後、かねてどうしようかと考えていたが、NHK文化センターや朝日カルチャーセンターの音楽関係の教養講座に月に1度か2度出席してみたいと思っていた。インターネットで調べてみると、幸い10月から秋期講座が始まるようで都合がよかった。

 かねて知人から聞いていた海老沢先生のモーツアルトのオペラの講座は、毎月土曜日でフェラインの例会と重なって半分が駄目であることが分かった。沢山のクラシック音楽関係の講座があったが、小生の興味をひいたのは、NHK文化センターの石戸谷結子先生の「オペラとオペラ歌手聞きくらべ」という月2回、第1/3月曜の10:15〜12:15と、朝日カルチャーセンターの堀内修先生の「オペラ上演の現在」という月一回金曜日の13:00〜15:00の二つの講座であった。しかし、石戸谷先生のものは回数が多く、月曜日の午前中の講義は、折角やめたサラリーマンに戻るようなムードなので、小生の都合に合わせて堀内先生の方を申し込むことにした。

 毎日が日曜日になっても、週に一度くらいは都心に出て、本屋やレコード屋を覗いたり、食事をしたりしたいものである。バス代・電車賃で往復1700円の交通費がかかるので、週一回で買い物なども済ませたい。モーツアルト関係で、日本モーツアルト協会のコンサートとフェラインの例会が毎月あるので、これに上記のオペラ講座を加えて、これで定期的に月三回がふさがったことになる。あと一回くらい増やせそうであるが、この状態でしばらく慣らし運転をして、また考えたいと思う。


◆古いヘッドフォンを最新型のものに買い換えた−私の最近のオーデイオ報告−

 30年近く前に買ったヤマハのヘッドフォンが壊れたので、新しいものを求めたいと考え、カタログを集めて検討した。現在、2chステレオは、スタックスのコンデンサー型を使っており10年くらい使っているが十分満足しているので、いまはやりの5.1chデジタルコードレスのものを求めようと秋葉原で試聴してみた。5.1chではつい音量を上げてしまい注意されるので、夜や早朝に聞くときには、ヘッドフォンの方が望ましい。最近購入したM22のモーツアルトのオペラのDVDは全て5.1CHサラウンド映像なので、オペラのDVD用という用途にも着目して検討してみた。

 試聴できたものには、パイオニア、パナソニック、オンキョウの製品であったが、いずれも音源から光ケーブルで接続されたトランスミッター上で充電をして、ワイヤレスでドルビーデジタル・DTS・AACなどのサラウンド・フォーマットを再生し、2chの音声もドルビー・プロロジック兇5.1chに拡張する方式であった。試聴出来た音源はいずれもDVDの戦争映画のような代物だったので、サラウンドの響きには驚かされたが、それぞれの音質を比較するようなものではなかった。カタログで検討した結果、値段は一番高かったが、トランスミッターの機能が一番豊富で、ヘッドフォン部の装着感が良く安定感があるパイオニアのSE-DIR2000Cと言う機種を購入することにした。

 現在の5.1CHサラウンドのソースとしては、DVDのほかに、BS放送のAAC映像とそれを D-VHSに収録したデジタルテープの三種類があり、全てAVアンプで出力されるので、トランスミッターとの接続はAVアンプだけで良いのであるが、DVDが一番頻度が高いので、DVDとも直接光ケーブル接続をした。  早速、色々なDVDをテストしてみた。スピーカーで聴くよりもヘッドフォンの方が直接的なのでサラウンド感があり、映画館なみの臨場感という点では、ヘッドフォンの方が優れているようだ。映画「アマデウス」などはやはり凄い迫力でオーケストラの音が聞こえる。しかし、大きな音を長く続けると頭が疲れてしまい、やはり長く続けて聞くにはスピーカーの方が良いようだ。

 2chのソースでもまずまずの音であり、ドルビー・プロロジック兇5.1chでも聴くことが出来るが、このヘッドフォンでは5.1chで聴いた方が良いようである。また、SACDのソースがあるので試してみたが、SACDは2chも5.1chも再生されず、SACD中の2chCD音声だけが再生可能であった。SACDはアナログ接続で特別のフォーマットだから、デジタル光ケーブル接続では無理なのであろうが、残念であった。
 新しいサラウンドヘッドフォンは、5.1ch音源専用に使っており、DVDを対象に使っていることが多い。ソフト紹介の最近のM22のオペラ報告は、殆どが新しいヘッドフォンで聴いたものである。


、自民党の総裁交代劇−阿部総理の勇退から福田新総理の誕生−

 阿部新政権が組閣を終えて臨時国会の所信表明演説を終えた段階で、首相を退任するという異常な事態が9月12日に突然発生した。原因ははっきりしないが、体調不良による自信喪失のようであり、誰に相談しても今止めるべきではないと諫められるので、自分一人で止めてしまったようである。こんな無責任な政治家らしくない止め方はないであろう。まさに無駄死にであり、生じた政治空白の責任は非常に重い。

 当初は総裁候補が幹事長の麻生氏をはじめ、派閥の数だけ出るかと案じられていたが、自民党はさすが大人の政党で、複数の有力者が前回候補を断った老練な福田氏を推すと、無駄な争いはしないとばかり脱落し、麻生氏だけが総裁候補に残る結果となった。麻生派以外の派閥の代表は福田氏を推したため、議員数では福田氏が圧倒的大多数となり、都道府県代表でも福田氏有利の下馬評であった。しかし総裁選での演説などの人気では、麻生氏が都会でしかも若い人に好かれていることが次第に明らかになり、9月23日の投票結果では、麻生氏が当初予想を上回りかなり善戦した62:38という結果に落ち着いた。

 新総裁は24日に直ちに党運営の要となる幹事長に伊吹氏、政調会長に谷垣氏をあて、総務会長に二階氏を再任し、新たに選対委員長として古賀氏を当てるという4派閥領袖を処遇する党四役を固め、新内閣の官房長官に町村外相を横滑りさせるという布陣を決めた。約10日間を要した総裁選挙であるが、自民党はこれで短期間のうちに次の総裁に期待を持たせる体制固めを行い、一時の大変なショックから、阿部内閣以上の活力を取り戻したかに見えた。

 衆参両院の首相指名投票を経て、新首相は26日には新任2人を除き他の閣僚は再任という新内閣を発表し、一歩間違えれば政権を失う「背水の陣内閣」と位置づけした。11月1日に期限切れとなるインド洋における海上自衛隊の給油活動の継続問題、北朝鮮・拉致問題などの外交テーマや、社保庁・年金問題、08年予算編成などの当面の内政問題などが目白押しであり、この緊急事態にどう対処し、新首相がどう指導力を発揮するかが注目されている。


ぁ▲譟璽供璽妊ぅ好を取り出して−HPのソフト紹介の新展開−

 9月号のエマーソン四重奏団の弦楽五重奏曲とベルリン・ゾリステンのクラリネット五重奏曲のレーザー・デイスクを暫くぶりで取り出して聞き込んだ。クラシカジャパンのシリーズ「モーツアルトのある毎日」のソフトが18回で完了したので、これからはその替わりに、まだアップしていないレーザー・デイスクのストックを、ソフト紹介の材料にしたいと思う。レーザー・デイスクは、5年ぐらい前に発売が中止されてDVDに替わっており、概してそれ以前の古い録音が多いが、エストマン・ドロットニングスなどの、特にオペラシリーズのソフトが貴重である。レーザー・デイスクをS-VHSテープに着手する前にキチンと整理しておきたいと思う。

 レーザー・デイスクのプレイヤーは、パイオニアの古い器械であるがまだ健在である。しかし、暫く使わないうちにリモコンが駄目になり、電池を替えてもリモコンで操作できなくなっていた。本体での操作で頭出しは出来るが、一時中止が出来ないというのが難点である。そのため、テープのように静止状態にして写真を撮ることが出来ないので、良い構図の写真撮影が難しいと思われる。9月号の五重奏曲の写真の例では、クラリネット五重奏曲が直接取った写真であるが、他の写真との区別が分かるであろうか。

 未アップのモーツアルト関係のLD数を調べると、「テイト」が2組、「魔笛」が5組、「コシ」が3組などオペラで28組あり、映画が2組、管弦楽が10組ほどあるので、全40組をアップするには、毎月2~3組消化しても2年以上かかることになる。従って、今年は特別という思いで、1月から5本立てを続けてきており、多少くたびれてきているが、新規のソフトもオペラほかで2本は必要であると思われるので、もう暫く5本立てを継続しなければならないと思う。


ァ07年10月号の放送番組予定、

 NHKのBS放送の10月予定をBSクラシック・ナビゲーションでチェックしてみたが、モーツアルト関係は9月に不在のため留守録が出来なかったプレヴィンのN響定期第1598回(9月8日NHKホール)のピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491と交響曲第36番ハ長調「リンツ」K.425が、ハイビジョン・5.1CHサラウンド映像で再放送されるので、これをD-VHSで収録したいと思う。この番組以外は、残念ながら期待できなかった。

 一方のクラシカジャパンでも、モーツアルトは多いのであるが、既に市販のDVDで紹介済みの06年ザルツブルグ音楽祭のオペラ4曲が特集されていた。それ以外の番組でも数曲あったが、いずれも残念ながら、紹介済みのものばかりであった。


Α07年10月号のソフト紹介予定(3本立てを例外の5本立てに)、

 10月号のソフト紹介の組み立ては、新規ソフトとしては、ムター・オーキスによるヴァイオリン・ソナタ集の三回目としてアウエルハンマーソナタ集から5曲(K.376〜K.380)を紹介する。このソナタ全集シリーズはこれで完結するが、いずれも初出であった。今回から始めるレーザー・デイスクのソフト紹介は、最初に1990年ロヴェレート音楽祭より二つのコンサート、ヴェーグとカメラータ・ザルツブルグによる交響曲第33番変ロ長調K.319及びピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271、およびレミニイ指揮ハンガリ・コンチェントウスによる宗教曲集をお届けする。もう一組のレーザー・デイスクからは、バレンボイムとシフによる二台のピアノ協奏曲変ホ長調K.365および三台のピアノ協奏曲ヘ長調K.242を、ショルテイ指揮とピアノ、イギリス室内管弦楽団の演奏でお届けする。宗教曲小品は初出が多く、ピアノ協奏曲K.365も初出である。

 7-10-4からは、モーツアルト生誕250年「Mozart 22 DVDシリーズ(その16)」および(その17)として、オペラの彷徨供嵳爾戮料曚ぁ廖淵癲璽張▲襯蛤酩覆離瓮疋譟次砲搬蠅気譴織曄璽侫轡絅謄奪拭嫉愆、カメラータ・ザルツブルグ、演出;ヨアヒム・シュレーマーの映像をまずお届けし、最後に、7-10-5では、オペラ・ブッファ「フィガロの結婚」K.492、アーノンクール指揮ウイーンフイルナーモニー交響楽団を、斬新なクラウス・グートの演出のDVDをご紹介する。アーノンクールの「フィガロ」はこれで2回目となる。

 M22シリーズは、オペラの彷徨掘峩欧襪戮大王」と、アーノンクール指揮の「テイト」K.621となり、11月号で完了する。このシリーズとクラシカジャパンの「モーツアルトのある毎日」の大物が完了したので、今後は元に戻って、クラシカジャパンとNHKのBSナビゲーションによる新規ソフトとしてオーケストラとオペラの2本と、レーザー・デイスクのオーケストラとオペラの2本を中心に、初出があればそれを優先する形で、12月以降からは、4本立てで行きたいと考えている。

(以上)(07/09/27)


7-10-1、ムター・オーキスによるヴァイオリン・ソナタ集(その3)、
5曲のアウエルハンマー・ソナタ、ヘ長調(第32番)K.376(374d)、ヘ長調(第33番)K.377(374e)、変ロ長調(第34番)K.378(317d)、ト長調(第35番)K.379(373a)、変ホ長調(第36番)K.380(374f)、ヴァイオリン;A.S.ムター、ピアノ;R.オーキス、
2005年12月、ザルツブルグ、
(07年05月03日、NHKウイークエンドシアターのBS102の放送を、DーVHSレコーダーのLS-3モードで、S-VHSテープにデジタル録画。)

 ムター・オーキスのヴァイオリン・ソナタ全集の三回目であり、今回は通称「アウエルハンマー・ソナタ」集のアップである。このソナタ集は、1781年11月ウイーンのアルタリアより「作品供廚箸靴峠佝任気譟彼の弟子ヨゼファ・アウエルハンマー嬢に献呈されている。内容は収録順に、K.376、K.296、K.377、K.378、K.379、K.380の6曲であったが、ウイーンで作曲されたのは4曲だけで、K.296は1778年マンハイムで、K.378は大旅行後のザルツブルグで書かれていた。このうち、ハ長調K.296は、(その1)として8月号の第1曲でご報告済みであるので、今回はその他の5曲を対象とするものである。

 ムター・オーキスのコンビは、1998年にベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集を出しており、クラシカジャパンで06年6月に放送されたので全て収録している。このコンビの演奏は、評価の高いものであるが、どちらかといえばオーキスのピアノのせいか、モーツアルトや初期のベートーヴェンの作品の方が向いているように思われた。今回の5曲もそれぞれ個性的で素晴らしい曲が多いので、大いに期待するものである。


7-10-2、1990年ロヴェレートモーツアルト音楽祭より二つのコンサート、
1、交響曲第33番変ロ長調K.319およびピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271、ヴェーグ指揮カメラータ・ザルツブルグ、
2、ミサ・ブレヴィスK.65、教会ソナタK.328&K.274、奉納唱「主の慈悲よ]K.222、ミゼレレK.85、教会ソナタK.336&K.245、サンクタ・マリアK.273、レミニイ指揮ハンガリ・コンチェントウス、ハンガリーラジオ合唱団、

(学研・プラッツのレーザーデイスクPLLC-501206を利用)

 ロヴェレート音楽祭は、このホームページの旅行記で何回も参加してご報告を重ねてきたが、この音楽祭の内容を知ったのは、実はこのレーザー・デイスクが初めてであった。この映像記録は、1990年に行われた第3回音楽祭から二つのコンサートを収録したものであり、宗教曲の映像は、モーツアルトが大歓迎されてオルガンを弾いたとされるサン・マルコ教会で収録されている。また、ヴェーグとカメラータ・ザルツブルグの演奏は、記載されていないが、現在修復中のザントナイ劇場であろうと思われる。
 今回このレーザー・デイスクを第一号として取り上げたのは、私にとって懐かしい音楽祭だったばかりでなく、このヴェーグの交響曲第33番K.319がこのHPで初出であり、また宗教曲集の多くも初出曲であったので、リストを充実させるために早くアップしておきたいデイスクであったからである。この映像は、これまでお世話になったロヴェレートにお住まいのイタリアモーツアルト協会の会長ヴォラーニ氏が関わって作製されたものと思われるが、当時としては、まずまずの内容の貴重な記録として重要であると思われる。


7-10-3、バレンボイムとシフによる二台のピアノ協奏曲変ホ長調K.365および三台のピアノ協奏曲ヘ長調K.242、ショルテイ指揮とピアノ、イギリス室内管弦楽団(8906)、
(テルデックのレーザーデイスクWPLS-4034を利用)

 演奏機会の少ない2曲の映像記録を当初から目論んだようなコンサートを収録した珍しいレーザー・デイスクであった。この2曲はCDで聴くよりも映像で見た方が、2人ないし3人のピアニストの共演や競演がよく分かるので遙かに面白く、早くアップしたい曲であった。2台の協奏曲の方は、このホームページ初出である。
 ショルテイのピアノが珍しいが、彼は第二次世界大戦の前後はピアニストであり、1942年のジュネーヴ・コンクールのピアノ部門の優勝者であったという。ショルテイはピアノが弾けて極めてご機嫌のようであるが、ショルテイのピアノは、明らかに上手ではなく音を出すだけに止まっているので、三台の協奏曲は良いとしても、二台の協奏曲は、バレンボイムとシフに任せるべきで、指揮に徹するべきであったと思われる。


7-10-4、モーツアルト生誕250年「Mozart 22 DVDシリーズ(その16)」、
オペラの彷徨供嵳爾戮料曚ぁ廖淵癲璽張▲襯蛤酩覆離瓮疋譟次
ホーフシュテッター指揮、カメラータ・ザルツブルグ、演出;ヨアヒム・シュレーマー、ルードヴィヒスブルグ・シュロス合唱団、
06年ザルツブルグ音楽祭、
(配役)●歌手;アン・マレイ、●女優;マリアンネ・ハムレ、●ダンサー;グレアム・スミス、●リュート;ステファン・ラス、●グラスハーモニカ;レッケルト&マルゲーラ、
(07年4月25日、ユニバーサルGRAMMOPHON DVD-UCBD-1200、市販DVD使用)

 演出家のシュレーマーは、ドイツ語圏を中心にいま最も精力的な演出活動を行っている演出家の一人とされているが、ザルツブルグ音楽祭には2002年に舞踊公演でデビューしており、今回この三夜にわたる「彷徨三部作」を任されている。三部作の第一夜は、9月号の「見てくれのばか娘」=喜劇であり、第二夜は憂いを湛えた「夕べの想い」を中心とした作品、第三夜=フィナーレ「恐るべき大王」という構成になっている。  第二夜「夕べの想い」では、K.523の歌曲のしっとりとした雰囲気が全体を規定し、そこにさまざまなモーツアルトの楽曲が加えられる。そして、随処でモーツアルト自身の手紙が読み上げられ、この作曲家の細かく揺れ動く心情が紹介される。そこでは音楽と演劇、舞踊とビデオといったさまざまな芸術のジャンルが垣根を越えて参画し、新たな芸術作品を構成しているとされる。しかし、一度さっと見た限りでは、良く理解出来なかったので、もう少し掘り下げてみたいと考えている。


7-10-5、モーツアルト生誕250年「Mozart 22 DVDシリーズ(その17)」、
オペラ・ブッファ「フィガロの結婚」K.492、アーノンクール指揮ウイーンフイルナーモニー交響楽団、 クラウス・グート演出、
06年7月22〜26日、ザルツブルグ・モーツアルトハウス、
(配役)●フィガロ;ダルカンジェロ、●スザンナ;アンナ・ネトレプコ、●伯爵;ボー・スコウフス、●伯爵夫人;ドロテア・レシュマン、●ケルビーノ;クリステイーネ・シェーファー、●マルチェリーナ;マリー・マクローリンほか、
(07年7月25日、ユニバーサルGRAMMOPHON DVD-UCBG-1202/3、市販DVD使用)

 06年ザルツブルグ音楽祭の全オペラ公演で、最も評判の高かった(切符の売れ行きが良かった)作品は、このアーノンクール・ネトレプコの「フィガロの結婚」であったとされる。今回の一連の公演で、オリジナルの作品には無かった登場人物が話題になっていた。 初期の作品では、長いイタリア語のレチタテーボを分かり易く簡潔にするため、ドイツ語の語り部が登場するという工夫がなされたものが 「見てくれのばか娘」K.51と「アルバのアスカーニオ」K.111に見られ、ドイツ語圏の観客には好評であったようである。また、「イドメネオ」K.366では、舞台に海神と思われる不気味な人物が姿だけ現し、ネプチューンが話題となる場面や嵐の場面などで現れ、舞台に緊張感を与えるとともに、声の場面でも海神の役割を果たしていた。さてこの新しい「フィガロ」では、一見したところ、「羽をつけた天使」が舞台に登場し、複雑な愛のもつれを解きほぐす場面で、活躍していたようである。この名作には、余分なものは必要なさそうであるが、果たして、この天使の役割はどうであったか、しっかりと見届けたいものである。

(以上)(07/09/30)


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