私の最新入手ソフト情報−−平成18年9月分−−


(生誕250周年記念「モーツアルト・ウイーン・コンサート」06年01月27日、ウイーン・シュテファン寺院、デ・ビリー指揮、オーストリア放送交響楽団、/小曽根真とF.X.ロス指揮によるピアノの協奏曲K.271「ジュノム」、ベレゾフスキー兄妹による「二台の」ピアノ協奏曲K.365(第一楽章)、ロシアグループによる「三台の」ピアノ協奏曲K.242、「熱狂の日」音楽祭よりライブ中継/アーノンクール指揮チュ−リヒ歌劇場のオペラブッファ「にせの花作り女」K.196、2006年2月23/25日、チュリヒ歌劇場シンテイルラ管弦楽団、)

私の最新入手ソフト情報−平成18年9月分−

(生誕250周年記念「モーツアルト・ウイーン・コンサート」06年01月27日、ウイーン・シュテファン寺院、デ・ビリー指揮、オーストリア放送交響楽団、/小曽根真とF.X.ロス指揮によるピアノの協奏曲K.271「ジュノム」、ベレゾフスキー兄妹による「二台の」ピアノ協奏曲K.365(第一楽章)、ロシアグループによる「三台の」ピアノ協奏曲K.242、「熱狂の日」音楽祭よりライブ中継/アーノンクール指揮チュ−リヒ歌劇場のオペラブッファ「にせの花作り女」K.196、2006年2月23/25日、チュリヒ歌劇場シンテイルラ管弦楽団、)

6-9-0、平成18年9月初めの近況報告、

 ⊆蟷ちソフトの増加と今後のソフト紹介方針について、
◆▲献ログの特徴と試行、
、米タワーレコードの倒産とネット配信、
ぁ駒大苫小牧の健闘、
ァ8月に出版された本、NHK「毎日モーツアルト」、CJの「モーツアルトのある毎日」、
Α06年9月分の放送番組予定、
А06年9月分のソフト紹介予定、


6-9-1、生誕250周年記念「モーツアルト・ウイーン・コンサート」06年01月27日、ウイーン・シュテファン寺院、デ・ビリー指揮、オーストリア放送交響楽団、

(配役)ウイーン少年合唱団、サンドリーヌ・ビオー(S)、T.ケルシュバウム(T)、W.バンクル(B)、(曲目)教会ソナタK.278、戴冠ミサ曲K.317、グラドアーレK.273、アヴェ・ヴェルムK.618、教会ソナタK.329、ほか、
(06年06月07日、NHKBS-2の放送を、D-VHSレコーダーのLS-3モードで、S-VHSテープにデジタル録画し、DVD化した。)


6-9-2、小曽根真とF.X.ロス指揮によるピアノの協奏曲第9番変ホ長調K.271「ジュノム」、ベレゾフスキー兄妹による「二台の」ピアノ協奏曲第10番変ホ長調K.365、ロシアグループによる「三台の」ピアノ協奏曲第7番ヘ長調K.242、「熱狂の日」音楽祭よりライブ中継、06/05/05、
(06年05月05日、NHKBS-2の放送を、D-VHSレコーダーのLS-3モードで、S-VHSテープにデジタル録画し、DVD化した。)


6-9-3、アーノンクール指揮チュ−リヒ歌劇場のオペラブッファ「にせの花作り女」K.196、2006年2月23/25日、チュリヒ歌劇場シンテイルラ管弦楽団、
(配役)市長;ルドルフ・シャング、花作り女;エヴァ・メイ、伯爵;クリストリ・シュトレール、アルミンダ;イザベル・レイ、騎士ラミーロ;リリアーヌ・ニキテアニュ、
(06年08月27日、NHKハイビジョンによる放送を、D-VHSレコーダーのLS-3モードで、S-VHSテープにデジタル録画。)


6-9-0、平成18年9月初めの近況報告、

 ⊆蟷ちソフトの増加と今後のソフト紹介方針について、


 NHKのハイビジョンとBS-2における生誕250年絡みの記念コンサート・ライブとオペラ放送の増加、およびクラシカジャパンによる7月・8月・9月における「モーツアルトのある毎日」のK番号順の放送特集などのお陰で、最新のソフトが増加し、収録漏れのあったソフトの追加がなされてきた。そのため、ここ当分、ソフト不足で悩むことがなくなり、逆にどういう順番で沢山あるソフトを紹介していくかについて悩むようになった。これはまさにモーツアルトイヤーのお陰であり、このようなことはこのホームページ初まって以来のことなので、深く感謝するとともに膨大な作業を伴うので戸惑ってもいる。

 06年1月27日の誕生日における記念コンサートは、ザルツブルグでの当日の現地放送のコピーで既に報告済みであるが、ウイーンのシュテファン寺院での記念ライブコンサートとプラハのエステート劇場におけるチェコフイルの記念コンサートの様子も収録できた。また、5月に東京国際フォーラムにおける「熱狂の日」のライブも、3回分6曲ほど収録されている。さらに、チューリヒ劇場の上演機会の少ないオペラ「テイトスの慈悲」K.622(2006)と「にせの花作り女」K.196(2006)などの最新のオペラが放送された。そのほか毎年10月以降にNHKが実施しているNHK音楽祭2006が、今年はモーツアルトがテーマであるので、今度はHV5.1CHの映像が期待出来そうである。
 これらの最新のライブ放送は、速報的な価値が高いので、収録したら出来るだけ早くご報告するように最優先に考慮したいと思っている。

 一方「モーツアルトのある毎日」のお陰で、いずれも再放送の古いソフトではあるが、デジタルで収録漏れのソフトを今回多数録画した。これはケッヒエル番号順に再放送されており、この特集の曲の顔ぶれが、現段階で映像の形で収集出来る作品の限界であろうと思われる。従って、これらを現在進行中の「映像のコレクション」の作品に逐次追加し、作品別にデータベースを全て整備してソフトをアップロード出来れば、このホームページの最終の目標の姿である「映像のコレクション」をおよそ7〜8割方まで、完成に近い形で纏めることが出来るものと考えている。これまで完成形のイメージがないまま、ここ2年ばかりで55作品ほど「映像のコレクション」として整備してきたが、クラシカジャパンによれば放送曲数は約140曲であるので、「映像のコレクション」としては626曲の母数に対して、その程度のものが出来そうであり、これが現段階の最も網羅的な映像のコレクションの姿であるとお考えいただきたい。

 このHPを始めて6年目、「映像のコレクション」を始めて3年目になるが、これでやっとこのHPがたどり着く先の目標の見通しが出来た。新規のソフトが絶えず追加されるので永遠に完成はしないが、概略の将来の姿だけは予想できるようになった。それまでにあと何年かかるか分からないが、兎に角目標に向かって、努力していきたいと思う。 


◆▲献ログの特徴と試行の結果、

   ヤフーのジオシテイで出しているプログのフォーマット「ジオログ」では、ポッドキャストという音声版のプログとなっている。そもそもは、自分の声や自分で作った曲をプログの記事と一緒に公開するために考案されたものであり、謂わば、音声版のジオログとも言うべきものになっている。プログにはかねて関心を持っていたので、それに音声も加わるなら何か面白いことが出来ないかと、夏休みを利用していろいろ考えたり試行してみた。

 これまでのパソコンで出来る作業の流れは、記憶媒体の飛躍的増大に伴って、文字情報から静止画情報や音声情報に、そしてこれからは動画情報にと確実に進化を遂げてきているように見える。インターネットのもつ技術的手段として音声情報が加わったら何が出来るかのであろうか。単なる伴奏音楽ではもったいないし、肉声を使うことは別の次元の話であるので、自分が出来そうなこととして行き着くところは、自分の聴いて欲しい音楽の部分を発信することになりそうである。ソフト紹介をやっていて、この部分はどうしても音で味わって欲しいと言うところがあるが、モーツアルトには珠玉のような音楽の部分があり、またこの演奏で味わって欲しいというCDもあるので、これらを上手くアレンジして10組ほど発信する方針を立てて、取りあえず取り組んでみようと考えた。

 最初のものはマニュアル通りにアップロードした積もりであったが、音楽のファイル容量が10MB以下と言う制限のほかに、1度にアップできるファイル容量は5MB以下でなければならないことを知らずに見事に失敗した。MP3という圧縮された音声ファイルの大きさは、CDにもよるが5MB~10MBといえば5〜10分弱のサイズであり、載せたい曲のサイズは通常5分超えるので、ファイルを作り直して中断するか分割してアップする必要がある。しかし、私のパソコンでCDを入れると自動的に立ち上がるBeat Jamという音楽ソフトやウインドウズのMedia PlayerやiPod用のiTunesなどは、どれもCDファイルを丸ごと扱うには便利であるが、デジタルの音楽ファイルを加工したり分割したりするには意外に手間がかかることが分かった。すなわち、「超録」とかAudacityという別の作業用の録音フリーウエアをインストールして、必要な音楽ファイルを再生し、それをアナログのライン入力から必要な大きさのMP3ファイルに取り直すことが必要であった。

 次の「やっと音声のアップが出来ました」をクリックすると、私のジオログが立ち上がるが、そこで「ポッドキャスト」をクリックすると音声ファイルが立ち上がり、私の好きな渡辺陽子さんのK.449の第二楽章が聞こえてくる。しかし、パソコンの音楽は、普段オーデイオ装置で聴いているものには、何としても音質が物足りなくガッカリする。次回にでもご報告したいのであるが、私が使っているiPodでは、MP3でもかなり良い音で聞こえるので、これなら使えると思って始めたのであるが、自分で加工するとどうしても透明度が欠け音楽がつまらなくなる。誠に残念であるが、苦労の割には音質が満たされず、不満の固まりになりそうである。このファイルの変換作業は、音質を劣化させるだけの極めて面倒な不効率な作業なので、私は今のところ、ジオログが10MBまで一度にアップできるシステムにしてくれるまでジオログの利用を待とうと考えている。ジオログ以外をもっと探すと、容量の大きいプログのフォーマットが用意されているかも知れない。

   以上が、この夏に試みた私のジオログの試行結果であるが、目下、一休みの状況にある。そして、目下の関心は、iPodとiTunesの使いこなしに移行している。これについては、次回に報告する予定である。


、米タワーレコードの倒産とネット配信、

 8月24日の新聞紙上では、米音楽ソフト販売大手のタワーレコードを運営するMTSが、破産宣告をし、裁判所に申請したことが報道されていた。アメリカ20州に89店を抱えた大手であり、60日以内に身売り先を探す計画のようである。幸い、日本のタワーレコードは、02年にMBO(経営陣による買い取り)で独立しており、名前は同じでもこの申請による影響はないようである。
 倒産の原因とされるのは、携帯プレーヤー「iPod」などに向けた音楽配信サービスや量販スーパーでの安売りとされており、特にインターネット配信が当たり前という日本とは違うアメリカの音楽市場のあり方に衝撃を受けている。

   私自身もこの報道には、やはり遂に来たかと多大な驚きを隠せなかった。それは、これからデジタル化が進行し、インターネットの社会になれば、レコードやCDという商品はいずれ廃れざるをえないということを、季刊「モーツアルテイアン」第34号(2000年6月)に「CDは本当に消えるのか」と題して、受け売りの知識ではあったが、掲載したことがあったからである。まさにそれから6年後に、アメリカでは、やはり予想されたとおりの現象が始まった。それは日本以上に携帯プレーヤー「iPod」が敵なしの状態でスタンダード化し普及したこととインターネット配信が当たり前というお国柄にあり、その背景には「著作権保護」の考え方や実施方法が日本とは異なっているからのようである。

 日本では、デジタルになってからは、著作権保護上、「コピーは悪」として、デジタル放送にせよDVDにせよ「コピーワンス」によりコピーさせない方法により独自に技術的に解決しようとしている。「コピーは悪」としてハードの技術で対応しようとしているが、ユーザーの意向を一方的に無視しており、必ずコピーガードを破るソフトが開発されるので、果たしてこれが世界を制するデファクト・スタンダードになるかどうかは甚だ疑わしい。
 一方、アメリカではユーザーサイドに立って、配信業者、すなわちiPodの場合には、曲を売るアイチューンズ・ミュージック・ストアが著作権料を徴収する仕組みにしている。日本では、アメリカのように消費者の声が反映されず、この著作権の問題から配信業者が育たず、また本と同様に定価制度のお陰で古いレコード販売業者が生き残っているようであるが、これからはどうなるであろうか。この業界は「iPod」が世界を制するという声が聞こえてくるが、私もこれを購入して、目下様子を見ているところである。いずれにせよ、技術の進化は果てしがないものであることを実感している。


ぁ駒大苫小牧の健闘に思う、

 今年の8月の夏の甲子園の全国高校野球は非常に面白かった。私はいつも近くの千葉県・茨城県の高校と故郷の北海道の高校を応援しているが、今年は駒大苫小牧が、三連覇を達成できるかどうかが興味の中心にあり、また、同校がその目標に向かって着実に勝ち進み、実に応援のし甲斐がある面白い試合を展開してくれたからである。

 今年は駒大苫小牧の全試合をテレビで見てしまった。第一戦の南陽工(山口)の試合が苦戦であり5-3でやっと勝ったからである。また次の青森山田高校との試合も絶えず先行され、やっと終盤に追いつき最後に10-9でまさかの逆転勝利をしてしまい、野球の面白さを実感させてくれた。準々決勝は強豪の地元の東洋大姫路高校であり、やはり先行され苦しんだ挙げ句に何とか5-4で辛勝した。準決勝の相手はホームランと逆転で名高い智弁和歌山高校であり、前の試合では帝京高校を最終回に4点差を逆転して13-12で勝っている強豪であった。この試合も先行されどうなるかと心配したが、エースの田中君が持ち味を発揮して何とか7-4で勝利した。決勝戦は早稲田実業との戦いで、皆さんがご存じの通り、投手戦の末、15回1-1の引き分けとなり、翌日の再試合となった。

 この決勝戦における引き分け再試合は史上2度目であり、ここまで頑張れば史上記録にも残り、優勝したも同然だと考えた。翌日の再試合は結果的に4-3であったが、終始リードされ劣勢であり、敗れたのはやむを得ないと思った。目標とした三連覇はならずとも、球史に残る熱烈なゲームをしたことは真にあっぱれであった。兎に角、私だけでなく北海道の人や全国の人々を夢中にさせ、テレビに釘付けにさせたフレッシュな健闘ぶりには頭が下がった。本当にご苦労様であったと心からお礼を言いたいものである。

 この健闘ぶりは北海道の持つ雪や寒さには負けないど根性を発揮したものであり、成せば成るの見本として将来とも記録に残され語り継がれるであろう。また、6試合も見させてもらい、記憶に残った選手たちが、今後どう活躍し成長してゆくか、マスコミは既に夢中で追いかけているようであるが、個人的に楽しみにしている。
 北海道の産業界も、高校野球に負けないように、これを手本として、地域活性化のために頑張って欲しいと心から念じている。


ァ8月に出版された本、NHK「毎日モーツアルト」、CJの「モーツアルトのある毎日」など、 

   生誕250年を記念して出版された著作は、8月中に入手したものは下記の通りであり、 今年になって発行されたものは、別添のファイルの通りである。このうち高橋氏のものは、何回か出版されたものの再販であり、文庫本で1400円は高いが、これまでに発表されたものの多くを一冊に纏めたものである。

(8月中に入手したもの)
30)「愛のモーツアルト療法」篠原佳年著(医学博士、聴覚カウンセラー協会代表)、(株)マガジン・ハウス、06年5月18日発行、1200円+税、
31)「モーツアルト ビギナーズ デイスクガイド」阿部 晃著(61年生まれ、ノンフイクション作家、西洋音楽史研究家)夏目書房、06年7月31日発行、1300円+税、
32)「新編 疾走するモーツアルト」高橋英夫著(文芸評論家、ドイツ文学者)講談社・文芸文庫、06年8月10日発行、1400円+税、

 また、NHKの「毎日モーツアルト」は、8月中は特別番組であり、「モーツアルトと都市」、「モーツアルトと女性たち」、「モーツアルトの歌曲」、「モーツアルトと楽器」などをそれぞれ5編に纏めて放送している。そのうち、「モーツアルトと女性たち」シリーズのタイトルだけ紹介すると、以下の通りである。、全編の概要については、別添ファイルの「毎日モーツアルト」をご参照いただきたい。

「モーツアルトと女性たち」シリーズ、
第五回、「ヨゼファー・ドウシェク」、(アリア「ああ、私の目が、」K.272、ヘンドリックス/バレンボイム)
第四回、「ナンシー・ストーラス」、(「フィガロの結婚」K.492、ムーテイ指揮、キャサリーン・バトル)
第三回、「コンスタンツエ」、(ハ短調ミサ曲K.427、ウエザー・メスト指揮) 第二回、「アロイジア」、(アリア「ああ恵み深い星たちよ」K.538)
第一回、「ベースレ」、(ピアノソナタ第9番ニ長調K.311第三楽章、バレンボイム)


 一方、クラシカジャパンの「モーツアルトのある毎日」の9月分は、別添ファイルの「モーツアルトのある毎日9月分」の通りである。今回が3ヶ月分の最終回で、収録曲はおよそ140曲とされている。


06年9月分の放送番組予定、

 今月は8月分に比べて不作であった。「ぶらあぼ」誌9月号では、NHKハイビジョン・クラシック館の9月2日は、モーツアルト・ザルツブルグ・コンサートとなっているが、内容は内田光子とバルトリの現地で見た紹介済みのものである。比較の意味でデジタルで収録したい。クラシック館よりもクラシック倶楽部の方にパウル・グルダ、パドウラ・スコダ、ラルス・フォークトなどの名が見え興味深いが、いずれも9月20日以降のザルツブルグ・イタリア旅行の留守中における放送のようである。BS-2では、9月2日にカナダ・ロイヤル・ウイニベグバレエの「魔笛」があるが、音楽はどうなっているのだろうか。

 一方、クラシカジャパンの「モーツアルトのある毎日」の9月分は、別添ファイルの「モーツアルトのある毎日、9月分」の通りであり、K.481からK.626までである。後期のオペラは全てアップ済みであるが、レヴァインのピアノで、ピアノ5重奏曲452、2曲のピアノ四重奏曲K.478、K.493などがあり、ピアノ協奏曲22番K.482(バレンボイム)によりピアノ協奏曲は全て揃うことになり、またエマーソン四重奏団の弦楽5重奏曲K.515とK.516などが目新しい。


06年9月分のソフト紹介予定、

 9月分として取り上げるソフトは、全て06年のモーツアルトイヤーに収録されたライブものばかりであり、最新のソフトばかりである。ここ暫くは、これら最新のソフトが続きそうで嬉しい限りである。

  6-9-1、生誕250周年記念「モーツアルト・ウイーン・コンサート」06年01月27日、ウイーン・シュテファン寺院、デ・ビリー指揮、オーストリア放送交響楽団、
(配役)ウイーン少年合唱団、サンドリーヌ・ビオー(S)、T.ケルシュバウム(T)、W.バンクル(B)、(曲目)教会ソナタK.278、戴冠ミサ曲K.317、グラドアーレK.273、アヴェ・ヴェルムK.618、教会ソナタK.329、ほか、
(06年06月07日、NHKBS-2の放送を、D-VHSレコーダーのLS-3モードで、S-VHSテープにデジタル録画し、DVD化した。)


 第1番目は、今年の06年01月27日に、ウイーンのシュテファン寺院において、生誕250周年記念「モーツアルト・ウイーン・コンサート」と称して行われた記念コンサートである。シュテファン寺院内のコンサート風景は、なかなか見られないので楽しみであるし、ウイーン少年合唱団が参加している宗教曲特集であることも見逃せない。デ・ビリー指揮、オーストリア放送交響楽団の演奏となっており、ソプラノのサンドリーヌ・ビオーが歌っているが、戴冠ミサ曲K.317では少年二人がソプラノを歌っている。曲目は下記の通りであるが、宗教曲特集はこのHPでは初めてであり、新しい曲が増えて「映像のコレクション」が充実されることになる。このコンサートは、去る6月6日BS-2で収録したものを、自分でDVD化したものである。
(曲目)
1、教会ソナタ ハ長調K.278、
2、ミサ曲ハ短調K.427から、クレドおよびエト・インカルナタス・エスト、
3、グラドアーレ「サンクタ・マリア」K.273、
4、ベスペレK.339から、主をたたえよ。
5、戴冠ミサ曲 ハ長調K.317、(全曲)、
6、アヴェ・ヴェルム・コプス、K.618、
7、リタニアK.195から、神の子羊、
8、教会ソナタ ハ長調K.329、


6-9-2、小曽根真とF.X.ロス指揮によるピアノの協奏曲第9番変ホ長調K.271「ジュノム」、ベレゾフスキー兄妹による「二台の」ピアノ協奏曲第10番変ホ長調K.365、ロシアグループによる「三台の」ピアノ協奏曲第7番ヘ長調K.242、ボワトウ=シャランド管弦楽団、「熱狂の日」音楽祭よりライブ中継、06/05/05、
(06年05月05日、NHKBS-2の放送を、D-VHSレコーダーのLS-3モードで、S-VHSテープにデジタル録画し、DVD化した。)


 第2番目は、今年5月のあの「熱狂の日」の二つのピアノ協奏曲のコンサートを一つにまとめたものであるが、それぞれに特徴があって面白い演奏であった。始めにジュノム協奏曲K.271がジャズ・ピアニストとして名高い小曽根 真により弾かれたもので、まさに「熱狂の日」の出来事であった。ハラハラしながら映像を見ていたが、癖があるもののまずまずの出来映えで安心した。各楽章ごとのカデンツアでジャズの即興風のオリジナルを弾き見せ場を作り、少し長すぎた感もあったがスリリングでもあった。
 二曲目のベレゾフスキー兄妹による「二台の」ピアノ協奏曲第10番変ホ長調K.365は、第一楽章だけであったが、二台のピアノが競い合うとても優れた演奏であったので、取り入れることにしたものである。妹が第一ピアノ、兄が第二ピアノで、向かい合って弾いていたが、呼吸がぴったりであったので、なぜ第二・三楽章をカットしてしまったかが残念で、惜しまれる演奏だった。
 三曲目はロシアのピアニストグループ、E.ベレゾフスキー、N.ルガンスキー、A.メルニコフの三人のピアニストによる「三台の」ピアノ協奏曲第7番ヘ長調K.242であり、三人の技量が伯仲し、互いのやり取りがあり、客席を向いて三人が並んで演奏していたので、指揮者とも呼吸が合い、素晴らしい演奏に終始した。このようなピアノの配置は初めてであって、視覚的にも面白い演奏であった。
 指揮とオーケストラは、もうお馴染みになったF.X.ロス指揮のボワトウ=シャランド管弦楽団であった。


6-9-3、アーノンクール指揮チュ−リヒ歌劇場のオペラブッファ「にせの花作り女」K.196、2006年2月23/25日、チュリヒ歌劇場シンテイルラ管弦楽団、
(配役)市長;ルドルフ・シャング、花作り女;エヴァ・メイ、伯爵;クリストリ・シュトレール、アルミンダ;イザベル・レイ、騎士ラミーロ;リリアーヌ・ニキテアニュ、
(06年08月27日、NHKハイビジョンによる放送を、D-VHSレコーダーのLS-3モードで、S-VHSテープにデジタル録画。)


 三番目の曲は、アーノンクールの久々の登場で、チュ−リヒ歌劇場によるオペラブッファ「にせの花作り女」K.196である。今年の06年2月23/25日の最新の演奏であり、恐らく生誕250年を記念するオペラであったに違いない。このオペラはの映像はこれで4組目になったが、さすがアーノンクールのブッファは、音楽が軽快で魅力的であるばかりでなく、分かりずらいオペラを時にはセリフも交えたり工夫を加えて分かり易くしており、背広姿の現代風な演出にも拘わらず違和感がないすっきりとした舞台となっていた。
 今年の1月にザルツブルグのモーツアルト週間でこのオペラを初めて見てきたが、舞台は女流演出家デリーの超モダンの最新のガーデニング・スーパーの店内であり、市長官役がその店長に、騎士アルミンダがその助手、セルペッタとナルドはその店員という環境の中で、お客さんの伯爵とサンドリーナといういろいろな恋人同士の布陣で驚かされたが、チューリヒの舞台では、衣装だけが現代風と言う簡素な舞台作りであった。
 さらっと見た一回目の視聴結果では、エヴァ・メイはさすが歌でも演技でも存在感を示し、伯爵役もそろって好演しており、全体がスムーズで分かり易く、これまでの三組を上回る出来映えと感じさせた。

(以上)(06/08/29)


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