−−モーツァルト気狂いの最新入手ソフト情報−−令和元年10月号−−

(伊藤 恵の「キラキラ星の12の変奏曲」K.265、梯 剛之の「幻想曲」ニ短調K.397、奈良希愛の「前奏曲とフーガ」K.394、/渡辺順生の「幻想曲」ハ短調K.475、梯 剛之の「ロンド」ニ長調K.485、渡辺順生の「ロンド」イ短調K.511、伊藤 恵の「アダージョ」K.540、/奈良希愛のピアノソナタ第5番K.283第一楽章、小倉喜久子のピアノ協奏曲第9番K.271「ジュノム」第3楽章、奈良希愛のピアノソナタ第7番K.308、第一楽章、)

(先月の月報は、「こちら」 )


−−モーツァルト気狂いの最新入手ソフト情報−−令和元年10月号−−

(伊藤 恵の「キラキラ星の12の変奏曲」K.265、梯 剛之の「幻想曲」ニ短調K.397、奈希愛の「前奏曲とフーガ」K.394、/渡辺順生の「幻想曲」ハ短調K.475、梯 剛之の「ロンド」ニ長調K.485、渡辺順生の「ロンド」イ短調K.511、伊藤 恵の「アダージョ」K.540、/奈良希愛のピアノソナタ第5番K.283第一楽章、小倉喜久子のピアノ協奏曲第9番K.271「ジュノム」第3楽章、奈良希愛のピアノソナタ第7番K.308、第一楽章、) 一私の最新入手ソフト情報一令和元年(2019年)10月号−(1910review.html)

19-10-0、令和元年/2019年10月初めの近況報告、

−台風15号が到来した前日の9月8日に成田を立ち、ウイーンに到着すると、成田空港が台風で大混乱していることを現地で聞いた。驚いて直ぐに柏市の自宅に電話すると、風はいつもより強かったようだが、短い停電はあったものの、全く問題はなく安心していた−

19-10-1) 素晴らしく天候に恵まれたウイーン・ルツェルン音楽祭の旅行、
19-10-2) クルレンツイスは、やはり本物だった。このような演奏が流行するのだろうか。
19-10-3) バルトリのコンサートも良かったし、デスピーナは初めてで楽しかった。
19-10-4) フォルクスOPの「魔笛」もとても楽しかった。
19-10-5) 2019年令和元年10月の放送予定、
19-10-6) 2019年令和元年10月のソフト紹介予定、


(NHKぴあのピアより;小品集K.265、K.397、K.394、)
19-10-1、ぴあのピア026、伊藤 恵の「キラキラ星の12の変奏曲」K.265、/027、梯 剛之の「幻想曲」ニ短調K.397、/030、奈良希愛の「前奏曲とフーガ」K.394(383a)。

(2006年11月11日、ぴあのピア総集編、D-VHS163に収録、)

(NHKぴあのピアより;小品集;K.475、K.485、K.511、K.540、)
19-10-2、ぴあのピア031、渡辺順生の「幻想曲」ハ短調K.475、/033、梯 剛之の「ロンド」ニ長調K.485、/036、渡辺順生の「ロンド」イ短調K.511、/037、伊藤 恵の「アダージョ」K.540、

(2006年11月12日、ぴあのピア総集編、D-VHS163に収録、)

(NHKぴあのピアより;ピアノソナタ集など;K.283,K.271、K.308、)
19-10-3、ぴあのピア022、奈良希愛のピアノソナタ第5番K.283第一楽章、/023、小倉喜久子のピアノ協奏曲第9番K.271「ジュノム」第3楽章、/024、奈良希愛のピアノソナタ第7番K.308、第一楽章、

(2006年11月11日、ぴあのピア総集編、D-VHS163に収録、)


一私の最新入手ソフト情報一令和元年(2019年)10月号−(1910review.html)

19-10-0、令和元年/2019年10月初めの近況報告、

   台風15号が到来した前日の9月8日に成田を立ち、ウイーンに到着すると、成田空港が台風で大混乱していることを現地で聞いた。驚いて直ぐに柏市の自宅に電話すると、風はいつもより強かったようだが、短い停電はあったものの、全く問題はなく安心していた。
   ところが、9月17日に帰国してみると、千葉県内の停電中の戸数がまだ6万戸以上あり、雨が降るとブルーシートが不足し大騒ぎしていた。どんな台風が、県内のどの地域を襲い、そして被災状況がいまだにはっきりと把握されていないことが、極めて問題であった。確かに千葉県はこれまでまともな台風に直撃されたことはなく、住民たちに油断があったと思う。今回の台風は、県内の常磐線筋、総武線筋の西部以外の半島全体を直撃しており、最大瞬間風速が57.5mに達し、電柱が倒れ、倒木が多く、住宅の屋根が飛ばされ、窓ガラスが破損したという。そしてほぼ全域が停電騒ぎとなり、水道もストップし、通信網が途絶えたりしたため、復旧が進まず、被災状況が長期化したため、被災者の生活が困難な状況になっていた。東電の停電解消に20日ほどかかっているが、9月26日には、隠れ停電家屋がまだ600戸近くあるという。
   今回の台風は、風力が予想以上に強かったのか、被災戸数が極めて多く、倒れた電柱や樹木が特別多く、電力会社の現場力が問題になり、倒木処理に自衛隊が活用されたが十分ではなかったという。今のところ、千葉県の農業被害は、東関東地震の被害額を上回るとされ、多数の被災住宅の復旧をどうするのか、これから寒くなる時期を迎えるので、被災者の数が多く、被災の状況が異なるため、救済窓口が今後大変であろうと思われる。


19-10-1) 素晴らしく天候に恵まれたウイーン・ルツェルン音楽祭の旅行でした。

   千葉県では台風騒ぎで大変であったが、成田を発ったわれわれは、追い風に恵まれ、しかも久しぶりのウイーン直行便で30分も早く着くというおまけもあって、ホテルに早く入ることが出来、有難かった。これまでは羽田出発で、ルフトハンザで乗り継ぎが多かったが、今回は久しぶりの成田出発で、オーストリア航空であり、食事などもよく、乗り継ぎがないので、それだけホテルで休める時間が多く、助かった。写真は成田を発った直後の九十九里浜の姿と、ウイーンで久しぶりに仰いだ快晴のシュテファン寺院の姿である。


     先生からのウイーン情報メールでは、ウイーンは寒く、冬のコートやジャンパーが必要ということであったが、最初の9日(月)は17/9度で涼しかったが、翌日以降は20度を超えて秋晴れの快晴が続いて、とても有難かった。日中に、久しぶりでシュターツOPやシュテファン寺院を訪問したので、写真集に乗せたいと思う。

   翌日のウイーンでのエステルハージイ宮殿へのハイドン・ツアーは、快晴で素晴らしかった。しかし、私は昼食時に、ビールとスープとお料理の取り合わせが悪かったのか、レストランで食べたものを戻してしまう不始末をし、体調がすぐれなかった。帰りのバスの中でも酔って戻す不調が続いた。こんなことは初めての体験であり、ホテルで救命丸を飲み、食事を休み、胃袋を調整することにした。

   11日(水)のチューリヒへの飛行機は快晴で、市内観光は最高で、ワグナーの住居は、初めての訪問であったし、12日(木)のルツェルンの市内観光も、13日(金)の近郊のピラトゥス山(2132m)観光も気温24度の快晴で見晴らしが良く最高であった。前回に行ったリギ山(1750m)は曇りで見晴らしが悪かったので、初めて、アルプスの白い山並みを遠望することが出来た。しかし、デジカメの8GBの容量が切れて、写真が取れなかったのが残念であった。ホテルから歩いて行けるルツェルン音楽祭の4日連続のオペラ・チクルスも大満足であり、寒くなく、今回の旅行は、天候に恵まれ、最高であったと思う



19-10-2) クルレンツイスは、やはり本物だった。このような演奏が流行するのだろうか。

   クルレンツイスが指揮した「フィガロの結婚」K.492、「ドン・ジョヴァンニ」K.527および「コシ・ファン・トウッテ」K.588のダ・ポンテ三部作のCDを聴き込んで、是非、生の舞台を見てみたいと考えてきた。3年前に「モーツァルト生誕260年記念企画・日本モーツァルト協会後援ツアー」−郵船トラベル音楽の旅「南ドイツ〜フランス・アルザス〜チューリヒ10日間」−に参加したときは、オペラは「フィガロ」・「コシ」・「後宮」の三つのオペラであり、クルレンツイスが「後宮」を振るということで期待していたが、オケがムジカエテルナでなく、演出がダヴィド・ヘルマンというドイツ名の知らない方であったが、超モダンな演出などのせいか、本当かどうかわからないが、クルレンツイスが病気になって、残念ながら、見ることが出来なかった。

   その後、クラシカジャパンとNHKの映像で、オペラ「テイト帝の慈悲」K.621(17-10-1)および「レクイエム」K.626(17-11-1)の映像を見て、ムジカエテルナのオケと合唱団が、ドキュメンタリーで見た通り、やる気のあるグループであることを確信し、クルレンツイスの三部作のどれかをライブで見たいと思っていたが、今回、図らずも、三部作を連続して、しかも余分な演出なしの演奏会形式であるという願ってもない好企画であり、さらに加藤浩子先生の解説付きであったので、思い切って参加してみた。

    今回の三部作については、既に「クルレンツイスのダ・ポンテ三部作の演奏会形式オペラのライブを見て、」−ルツェルン音楽祭2019の報告記(1)−に報告済みであるが、やはり実物を舞台でやっと見て、自分の目や耳で確認出来て、現地で興奮することが多く、参加して良かったと、しみじみ感じている。冥途の土産になったと思う。やはり、想像した通り、彼らの動きの良さや即興性のお陰で、演奏会形式で十分であり、かえって音楽に集中できたものと思っている。

   すぐに今やりたいことは、今年の夏のザルツブルグ音楽祭で、P.セラーズ演出、クルレンツイス指揮の「イドメネオ」の映像を、入手したいことだ。どうしたら手に入るであろうか。また、彼らが進行中と聞いたベートーヴェンの交響曲全集のCDを入手することである。帰りのスイス航空の飛行機の中で、このベートーヴェンの第二と第五交響曲を味わってきて、やはり、全部聞いてみたいと思っている。
   私はカール・ベームが大好きなモーツァルテイアンであるが、対照的なクルレンツイスを受け入れる耳と頭を持っている。新しい、新鮮な、モーツァルトを聴くことが大好きであり、クルレンツイスがピアノ協奏曲やデイヴェルティメントなどに手を出してくれたらいいなと思っているが、これから音楽の世界がどうなっていくかにも関心がある。  


19-10-3) バルトリのコンサートも良かったし、デスピーナは初めてで楽しかった。

   チェチーリア・バルトリは、アーノンクール・フリム演出の「コシ」(1-5-1)でフィオルデリージを歌い、また「ドン・ジョヴァンニ」(1-8-1)ではエルヴィーラを歌って、このHP初期の時代からお付き合いがあった。DVD初期のころに、「バルトリ/ライブ・イン・イタリー」というイタリー歌曲集(10-5-4)で、2曲のリートとコンサートアリアを歌っていた。さらにアーノンクールとグラーツのコンサートで、5曲のコンサートアリアを歌ったDVD(11-8-1)が出て、このHP当初から欠かせない人となっていた。
また、2006年のモーツァルト・イヤーのM週間の記念演奏会で、ムーテイとウイーンフイルによるザルツブルグ祝祭劇場のコンサートで、内田光子のピアノによりバルトリが歌ったのを現地で見ている(6-4-4)が、彼女はK.505とK.165も歌っており、二階席であったが、彼女の最盛期の声を聴いている。しかし、その後彼女が、カストラートが歌ったバロック以前の歌曲に関心をもって、モーツァルトとはご縁がなくなり寂しく思っていた。


   飛行機嫌いで有名な彼女は、日本には絶対来ることがないので、彼女を聴くためには、外国で聴かなければならないが、今回、クルレンツイスとのコンサートの一夜に彼女をソリストとする初のコンサートを聴くことが出来た。そして、オペラ「テイト帝の慈悲」からセストのアリアを2曲(第19曲、第5曲)前半に歌ってくれた。後半には、ドンナ・エルヴィーラのアリア、および「コシ」からフィオルデリージのアリアとフェランドとの陥落の二重唱を歌ってくれ、最後にコンサート・ロンド「どうしてあなたを忘れられようか」K.505を歌ってくれた。加藤先生は、クルレンツイスのオペラ「テイト」の時にザルツ音楽祭でバルトリを見かけたおっしゃり、二人の相性はとても良いと語っておられたが、このコンサートは、彼女の歌と言い、クルレンツイスの伴奏音楽と言い、最高の雰囲気であって、ピンボケ写真しか撮れなかったが、このコンサートも二度と聴けぬ冥途の土産になると思っている。


   また、バルトリは、最終日の「コシ・ファン・トウッテ」において、デスピーナを歌っていたが、私は初めて彼女のデスピーナを聴いた。彼女の声質では、ドラベラが最も合っていると思われるが、この日はデスピーナを歌っており、第一幕ではお医者さんの役となったり、第二幕では公証人役を演じており、大忙しであったが、それぞれ見事に声を使い分け衣裳を変えての熱演であり、会場を大いに沸かせていた。この「コシ」では、フィオルデリージがドンナ・アンナ役のパヴロヴァであり、ドラベラがケルビーノを歌ったムリファイであって、女性三役が特に大活躍しており、男性陣も負けじと頑張っていた。
   今なお元気な姿を見せ、気に入ったコンサートやオペラにと活躍している彼女は、さすがに物凄い人気であり、しかも歌も動きも全てよく、十分にお客を喜ばせていた。彼女の声の使い分けの上手さは、誰にもまねができないものと思われた。


19-10-4) ウイーンのフォルクスOPの「魔笛」もとても楽しかった。

   ウイーンの最初の夜は、シュターツOPの「ドン・カルロ」組とフォルクスOPの「魔笛」組に分かれたが、「魔笛」組は22人中5人であり、最前列の中央の席で、オーケストラピット内も舞台もよく見え、最高の席で実に美しい生の音楽が沸き上がるように響いてきた。ウイーン観光の終わりお昼の食事の席で、本日の「魔笛」の弁士役をなさるというバスの平野ヤスシさんを先生から突然にご紹介されて、一人でも知っている人がいると楽しみにしていたが、平野さんは「二人の僧侶」の役やザラストロの補佐役も兼ねており、大柄なので臆することなく堂々としており、まさに大活躍の様子であった。


  フォルクスOPでは、その昔、「フィガロの結婚」を見て、始めから早口のドイツ語が飛び交う舞台に驚き、大劇場とは異なる動きと笑いが多いコミッシェOPを見せつけられて楽しい思いをしているが、今回の「魔笛」はドイツ語の本場もの。権威のあるザラストロとこれも堂々とした夜の女王が対立した大劇場並みの格調高い「魔笛」であった。真ん前の席で、始めの化け物の大きな大蛇に驚き、パパゲーノのパンが本物であったり、「絵姿のアリア」でプロマイドが画像になったり驚くことが多かったが、ウイーン少年合唱団の三人の童子が、歩いてパパゲーノを宮殿に案内したり初めてのことも多かった。



  この「魔笛」の演出は、最後までザラストロが支配しており、二人のカップルに権威を譲らずに、ザラストロが堂々と勝利宣言をして終わっていたところがドイツ的なのであろうか。兎に角、オペラを最前列で見たのは初めてで、圧倒的な雰囲気に押しまくられた「魔笛」であった。最後のカーテンコールで、平野さんと目を交わすことが出来たのは嬉しかった。


19-10-5) 2019年令和元年10月の放送予定、

   2019年、令和元年10月におけるNHKの放送において、初めに「教育テレビ」の毎週日曜日の21:00〜23:00(最終日曜は除く)の「クラシック音楽館」が、N響定期を中心に放送されている。10月分は、10月6日が札幌響、10月13日はN響ほっとコンサート、10月20日はヤルヴィ指揮のN響コンサート第1918回があるが、いずれも、残念ながら、モーツァルトはない。しかし、最近は、この2時間番組の残り時間を利用して、コンサート終了後にクラシック倶楽部などの番組から、+@としてモーツァルトの番組が聴けることがあるので、面倒でも注意して確かめなければならない。
    続いてNHKBSプレミアム・シアター(PT)では、日曜日24:00〜4:00の予定であり、10月13日には、ルイージ指揮チューリヒ歌劇場の「ナブッコ」、10月27日は、2019オザワ松本フェスト・オーケストラ・コンサートがあり、ハフナー交響曲と悲愴交響曲が放送されるので、録画しなければならない。 
     最後に、毎週月〜金曜日の5:00〜5:55の「クラシック倶楽部」では、放送予定がとても詳細になっている。10月分をチェックしてみたが、FPのブラウテイハム、深沢亮子、バラボーク・アンサンブル、宮崎国際音楽祭はすべて録画済みで、この番組も再放送が多くなっているので、最近、モーツァルトの曲を見つけるのは困難になっている。
      なお、9月に4回のらららクラシックの番組には、モーツァルトの名は見えなかった。また、2019NHK音楽祭でコープマンがN響で、モーツァルトを振るという予告を見たので、注意していたい。BS4Kの番組表がぶらあぼ誌に載るようになったが、音楽面では新しい放送はないようである。

    一方のクラシカ・ジャパンの10月分の放送で、ヨーロッパ直送宣言!ザルツブルク音楽祭 2019で、待望のザルツブルク音楽祭2019 『 イドメネオ 』が、初回放送10月12日(土) 21:00~24:20に放送される。2年前の『皇帝ティートの慈悲』と同様に、今回も同じようなアプローチを試みており、第3幕の冒頭に、モーツァルトの劇付随音楽『エジプトの王タモス』のバス独唱と合唱の曲を挿入していること。これは歌詞の内容が、この場面にふさわしいという理由のよう。また、モーツァルトが初演時または初演直後に削除したと考えられているいくつかのアリアを復活させたり、逆にオーケストラを伴わないレチタティーヴォの多くをカットしたりもしているようだ。
    これまで毎月郵送されるクラシカジャパンの「番組ガイド」は、とても便利に内容を紹介することができたが、9月号を最後に休刊したが、WEBサイト( http://www.classica-jp.com )クラシカジャパンのWEBサイトには、9月29日現在で、まだ、10月分の番組ガイドの詳細がアップされずに戸惑っている。従って、19月分の特集記事から、「イドメネオ」を知ることが出来たが、特集外の一般プログラムは、全体のガイド表が示されているだけで、これは小さすぎて読みづらく、これまでのような番組ガイドが、是非、必要である。先月は、新しいコンサート番組表で、モーツァルトの新譜をチェックしているので、早くアップロードして欲しい。

    レコード芸術誌の2019年の10月号の特集では、「交響曲をもっと知る9つのキーワード」と称するものである。第一のキーワードは、「交響曲の歴史」であり、第二は「基本フォーマット」、第三は「オーケストラの「編成」の変遷」、第四は「調性の問題」であった。第五は「終楽章の作り方」、第六は「応用が効く「ソナタ形式」」、第七と第八は、「作曲家のワザ」とされ、それが「ソロ編」と「アンサンブル編」に分かれていた。第九は「異稿」の楽しみ、と称されていた。  
    また、10月号の新譜月評の特選盤として選ばれた約23CDの中には、モーツァルト関係は、珍しく3CDも含まれていた。第一は、既に映像で紹介されているグルダの20番K.466と26番K.537のミュンヘンフイルとの映像(11-6-4)を新たにCD化したものであった。第二は、石田泰尚という神奈川フイルのコンマスのヴァイオリンソナタ集の2CDで、初期のソナタ集に、後期とK,481とK.526が組み合わさったもののようである。第三は、田村明子というピアニストのソナタK.570ほかのCDであった。また先月、海外版レビューの欄で紹介した、ピアノ三重奏曲K.442(レヴィン補筆完成版)と第3番ト長調K.496の2曲のロバート・レヴィン(P)、ヒラリー・ハーン(V)、アラン・ムニエ(Vc)のコンビのCDが、準推薦盤ということで紹介されていた。
    「先取り!最新盤レヴュー」の10曲の中には、モーツァルトは含まれていなかった。海外版レビューの中では、「ジュピター・プロジェクト」と称するロンドン盤で、モーツァルトの序曲やジュピター交響曲などを他の作曲家の編曲版で演奏したもので、モーツァルトのオケ曲を17/8世紀のイギリス人は、どのように聴いていたかを示すもののようである。

    毎月1回は、レコード店をソフト探しでうろつくことにしているが、今回9月は今回は旅行が重なったため、超多忙で、レコード店巡りは省略してしまった。


19-10-6) 2019年令和元年10月のソフト紹介予定、

    10月号に着手した時点では、ソフト紹介のストックは品切れであったので、検討した末に、新たに再生できることになったD-VHSによるデジタル・テープをチェックして、未掲載曲をアップすることを考えた。それらのうち、最初に目に付いたのは、NHKの「毎日モーツァルト」や「ぴあのピア」であったが、「ぴあのピア」には、未アップの小品が沢山含まれており、全20曲のうち小品集の日南由紀子の小品集(7-6-1)を除き、未アップの状況だったので、3/4/3/3/3/3曲づつ19曲を6回に分けて、アップロードすることにした。

      「ぴあのピア」のモーツァルト関係曲を表示すると、以下のとおりである。



ぴあのピア・モーツアルトのデータベース(2006年6月現在)
番号タイトルお話し演奏曲目K番号演奏者メモ
021ピアノの風雲児江守 徹Pソナタ第5番K283(189h)奈良希愛第1・3楽章
022鍵盤の神童桂小米朝初期小品集K1,2,4,5&K9a日南由紀子(7-6-1)
023対立を超えて茂木健一郎「ジュノム」協奏曲K.271小倉喜久子 第3楽章、FP
024 涙のわかれ 尾崎亜美Pソナタ第7番K.308奈良希愛第1楽章
025悲しみの旋律假屋崎省吾Pソナタ第8番イ短調K.310奈良希愛第1楽章
026ピアノの街ウイーンへ唐沢まゆこキラキラ星12の変奏曲K.265伊藤 恵
027ウイーンを酔わせた魔法の指梯 剛之幻想曲ニ短調K.397梯 剛之
028至福の調べは妻と共に山本耕司Pソナタ第10番K330伊藤 恵第1楽章
029異国の風が生んだ傑作高田万由子Pソナタ第11番K331伊藤 恵 第1・3楽章
030大バッハとの出合いピーター・バラカン前奏曲とフーガK.394(383a)奈良希愛
031理想のピアノ渡辺順生幻想曲ハ短調K.475渡辺順生FP
032熱き芸術家さだまさしPソナタ第14番K457渡辺順生FP
033わき上がるメロデイ梯 剛之ロンドニ長調K.485梯 剛之
034新たな音への挑戦鈴木秀美P協奏曲20番ニ短調K.466小倉喜久子第1楽章、FP
035頂点を極めた協奏曲江守 徹P協奏曲21番K.467小倉喜久子第2楽章、FP
036悲しみのロンド池内紀ロンドイ短調K.511 渡辺順生 FP
037レオポルドの死伊藤 恵アダージョロ短調K.540 伊藤 恵
038モーツアルトを支えた親友山本耕司4手のソナタハ長調K.521望田正樹・日南由紀子第1楽章
039音楽と愛に支えられて岩崎宏美Pソナタ第15番K545伊藤 恵第1・3楽章
040最後のピアノソナタ梯 剛之Pソナタ第17番K576梯 剛之第1・3楽章
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    従って、11月号までは確保されているが、今回の10月分の録画計画でクラシカジャパンの「イドメネオ」(10/12日)とNHKの「ハフナー交響曲」(10/27日)が録画予定されており、新録音は出来るだけ早くアップすることを原則に、これから進みたいと思う。

    以上の検討の結果、10月分は、1〜3回分ともに全て「ぴあのピア」を利用することとし、第一回目は、026回、伊藤 恵の「キラキラ星の12の変奏曲」K.265、/027回、梯 剛之の「幻想曲」ニ短調K.397、/030回、奈良希愛の「前奏曲とフーガ」K.394(383a)とした。

    10月分の第二回目は、ぴあのピア031回、渡辺順生の「幻想曲」ハ短調K.475、/033回、梯 剛之の「ロンド」ニ長調K.485、/036回、渡辺順生の「ロンド」イ短調K.511、/037回、伊藤 恵の「アダージョ」K.540の4回分としたいと思う。、

    10月分の第三回目は、ぴあのピア022回、奈良希愛のピアノソナタ第5番K.283第一楽章、/023回、小倉喜久子のピアノ協奏曲第9番K.271「ジュノム」第3楽章、/024回、奈良希愛のピアノソナタ第7番K.308、第一楽章ということになる。


(以上)(2019/09/30)



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