−−モーツァルト気狂いの最新入手ソフト情報−−令和元年8月号−−

(リフシッツのピアノ編曲による「ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲変ロ長調K.424のピアノ編曲版、/ギュヘル・ジュヘル・ペネキル姉妹による二台のピアノのためのピアノソナタニ長調K.448、/アーノンクール&ウイーンフイルによるギドン・クレーメルのヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219「トルコ風」、)

(先月の月報は  「こちら」 )


−−モーツァルト気狂いの最新入手ソフト情報−−令和元年8月号−−
(リフシッツのピアノ編曲による「ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲変ロ長調K.424のピアノ編曲版、/ギュヘル・ジュヘル・ペネキル姉妹による二台のピアノのためのピアノソナタニ長調K.448、/アーノンクール&ウイーンフイルによるギドン・クレーメルのヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219「トルコ風」、)

一私の最新入手ソフト情報一令和元年(2019年)8月号−(1908review.html)

19-8-0、令和元年/2019年8月初めの近況報告、
−参議院選挙は安倍政権の現状維持で、大きな変化なく終わったが、投票率が低いのが気になる−

19-8-1)ルツェルン音楽祭の旅行説明会に参加して−久しぶりの加藤浩子先生のお話−
19-8-2) クルレンツイスの「ドン・ジョヴァンニ」K.528のCDを改めて聴いて、
19-8-3) ヴァイオリンとヴィオラの二重奏曲K.424を聴きこんで、
19-8-4)  クラシカ・ジャパンの放送の番組ガイドが休刊するという、
19-8-5) 2019年令和元年8月の放送予定、
19-8-6) 2019年令和元年8月のソフト紹介予定、

(HDD-1のHV映像から;報告漏れのリフシッツのK.424の珍しいピアノ編曲版)
19-8-1、コンスタンティン・リフシッツのピアノ編曲による「ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲変ロ長調K.424のピアノ編曲版−まるで新発見のピアノソナタのよう −
2008年7月1日、紀尾井ホール、
(2008/09/15、NHKクラシック倶楽部の放送をHDD-1に収録後、忘れていた)

(最新のHDDより;ペネキル姉妹の双子のピアノ・デュオK.448、)
19-8-2、ギュヘル・ジュヘル・ペネキル姉妹による二台のピアノのためのピアノソナタニ長調K.448、
2012年ルートヴィヒスブルグ国際音楽祭、
(2019/7/14、クラシカジャパンの放送をHDD-4に収録、)

(最新のHDDの録画;クレーメルのヴァイオリン協奏曲第5番K.219、)
19-8-3、アーノンクール&ウイーンフイルによるギドン・クレーメルのヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219「トルコ風」、1987年1月、ムジークフェライン・ザール(ウイーン)、
(2019/07/15、クラシカ・ジャパンの再放送(HV版)をHDD-4に収録)



一私の最新入手ソフト情報一令和元年(2019年)8月号−(1908review.html)

19-8-0、令和元年/2019年8月初めの近況報告、
−参議院選挙は安倍政権の現状維持で、大きな変化なく終わったが、投票率が低いのが気になった−

   いろいろな政党らしき団体が名乗りを上げた参議院選挙であったが、比例区で社民1、れいわ維新2、N国1、などの代表がそれぞれ選ばれて、衆議院にはない新しい顔ぶれが登場して参議院選挙が終了したが、投票率が全国的に低下してきたのが気になった。古い社民党が1議席を得たのは幸いであったが、名前を変えずに昔と同じ主義を貫いているのが立派だった。
私は新しい大阪維新、立憲民主、国民民主が、公明・共産などの既存野党に対してどのような数に収まるか気になっていたが、公明14・共産7に対して、大阪維新10、立憲民主17、国民民主6の数に収まり、今後、自民57とどのように絡んでくるのかが、これからの政治の問題というように理解したいと思う。

   改選議席に対し数を増やしたのは、立憲民主17(+8)は当然としても、公明14(+3)、大阪維新(+3)は立派であったし、逆に減らしたのが自民57(-10)、共産7(-1)、国民民主6(-2)であった。投票率が低かったことは、組織票が強いところが優位なはずであるが、その意味では、私は公明と大阪維新が非常に頑張って、特に地方区で増やしたのは立派で、敬意を表したいと思う。それに反して、自民57(-10)、共産7(-1)は、強い組織と言われながら保守政党であるだけに、政策面の改革が目立たないので、結果的に他所に食われてしまったのであろうと思われる。
   全国の平均投票率が48.80%と50%を切ったのは問題である。ちなみに16年では54.70%、13年では52.61%であり、大幅に低下している。ちなみにわが千葉県では45.28%(前回52.02%)であり、柏市では45.76%で、全国平均値よりもかなり低かった。18歳に引き下げて、若い人の投票を期待しているのにこの有様では非常に心配である。少なくとも、どこの地域でも50%の過半数を超えることが絶対に必要であり、これを命題にして、政党間の政策論議を深めたり、国民にもっと政策面で関心を持たせるため、マスコミの活動や市民活動を高める何かの工夫が絶対に必要であると思われる。


19-8-1)ルツェルン音楽祭の旅行説明会に参加して−久しぶりの加藤浩子先生のお話−

   去る7月28日(日)に予定通り、「ルツェルン音楽祭&ウイーン10日間」の旅行説明会があり、予定通り22名の参加があるということであった。そのうちウイーンでの「魔笛」参加者は5名ということで、心配していた一人の行動は避けられることになったようだ。
今回の飛行機便は、サービスの悪いルフト・ハンザではなく、昔のようにオーストリア航空に決まったようであるが、羽田ではなく往復とも成田のようであり、また帰りのチューリヒからの便は、スイス・エアラインという初めての国際便のようであった。競争が増えて、サービスが向上するのは、結構なことだと思った。


   先生のお話は、当然にクルレンツイスの話題が中心であったが、先生は当日のプログラムや出演者などから、最初のウイーンの2作も優れものであり、特にフォルクスオーパーの「魔笛」もウイーン少年合唱団が出るなど、見に行く価値が高いとのお話しがあって、安心することが出来た。ルツェルンの三部作とバルトリのコンサートについては、まずはバルトリの話から、「コシ」では何とデスピーナを歌うという驚きの話から始まり、彼女はこれで「コシ」の女性3役の全てをこなし、これは何か意味がある筈だと語っておられた。先生はクルレンツイスのザルツ音楽祭デビューのオペラ「テイト」のライブの席で彼女を見かけたと言っており、二人の相性は良い筈だというお話しであった。「コシ」については、先生はバルトリのフィオルデリージ(2000)とその時のバルツアのデスピーナの最初のアリア(2000)の映像を見せてくださった。


   クルレンツイスについては、今回の三部作では演奏会形式で舞台の上でやるので、ライブならではの意外性が沢山ありそうなことと、ムジカエテルナは立って演奏するので、何が起こるかわからないので面白そうだといお話しであった。
    「ドン・ジョヴァンニ」については、主役のドンがCDと同じティリアコスが歌うので面白そうなことと、兎に角、全体的に演奏のテンポが速い例として、「シャンペンのアリア」をティリアコスとフルトヴェングラーのシェピ(1954)とで聴き比べ、テンポの点と朗々と歌う感触が失せていることが、全く異なっていると語っておられた。また、「フィガロの結婚」の例では、最後の許しの場面を、ベームのF.デスカウとカナワ(1975)とクルレンツイスのU-tube の映像とを聴き比べたが、ベームの映像のゆったり感が目立ち、クルレンツイスの最後のアンサンブルの速いテンポには驚かされた。


   以上のような映像を交えてのバルトリとクルレンツイスのお話を聞いて、ますますオペラへの期待が高まってきたが、先生がご夫妻でこのツアーに参加なさるのを知って、驚かされた。恐らく、クルレンツイスの三部作を一挙に楽しむなどという贅沢はあり得ないということであろうと思われ、私もこのオペラ三昧のツアーを、冥途の土産にしたいと考えている。

   先生のPCによる写真付きのお話を聴いているうちに、ルツェルン音楽祭の映像を見て、私も「2014年ルツェルン音楽祭に参加」したことを思い出した。そしてルツェルンの美しい街並みや音楽祭の写真を6葉ほど選び出し、掲載してみた。


19-8-2) クルレンツイスの「ドン・ジョヴァンニ」K.528のCDを改めて聴いて、

   クルレンツイスのダ・ポンテ・オペラ三部作のライブ演奏を聴く前に、彼の既存の「ドン・ジョヴァンニ」のCDを聴きこんで、「フィガロの結婚」のCDでやったように整理しておきたいと考えて、今回、何回かCDを聴き直すことになった。それは、聴きに行くオペラのための勉強ばかりでなく、2010年から2020年までの、謂わば令和の時代に入る前のオペラ「ドン・ジョヴァンニ」の昭和・平成時代の総括の仕上げを目指すために、ライフワークとしてこの作業をやらざるを得ないと考えたからである。
クルレンツイスのCD《ドン・ジョヴァンニ》(2016)の特徴を要約すると、「フィガロの結婚」と同様に以下の各点に整理できようか。


1) 古楽器によるピリオド奏法のM-OPへの究極的到達か、レコード史に残る快挙。
−バロックOPの成果が古典派のOPにも及んできた−
2) ドラマ・歌よりも徹底した音楽性の追求・美的ハーモニーの追求、
−古楽器による器楽の色彩感・リズム感・デュナーミク、即興や装飾、FPの参加、新鮮さを増す工夫など−
3) ウイーン追加曲{第10a曲(K.540a)、第21a曲(K.540b)、第21b曲(K.540c))の3曲を追加した珍しい完全全曲版の構成、
4)  声楽も劇や歌よりも全体の美的音楽追求に奉仕。−特に女性歌手のノン・ビブラート化(個性・表情・音色などの無視)の徹底、アリアでの即興・装飾などをフリー化、器楽とのアンサンブルの重視、アリアの使い分け−
5)  レチタティーヴォの歌わせ方の工夫とフォルテピアノの自由化・多彩化、
−スパイス的効果があり、驚かされる−
6)  10年を超えるスコアの研究と実践の集大成、自らの古楽器集団ムジカエテルナとの妥協のないオペラ録音−
一過性の舞台録音と基本的に違うスタジオ録音、−
7)  リブレットやスコアを超える部分もあるが、全体に影響を与えるものではないので許されるであろう。フォルテピアノの動きや、歌の即興や装飾面のやり過ぎで好みの問題が生ずるが、ブッファ性のオペラ全体を考えて、評価して欲しいと考える。


   このオペラの「総括」を完成し、フェラインの機関紙「モーツァルティアン」に掲載されたのは、第81号(2012年6月号)であるので、7年前のことであるが、それ以降、現在までに、以下の通り、13種類(11映像と2CD)の新しい録音が集まっている。そのため、昭和・平成時代の映像として、新たに「総括」をする時期が近づいてきた。「フィガロの結婚」では、新しい「総括」がHPでやっと完成しており、次に投稿したいと考えているが、その評価を待って、この「ドン・ジョヴァンニ」についても、同様に「総括作業」を試みたいと考えている。


19-8-3) ヴァイオリンとヴィオラの二重奏曲K.424のピアノ編曲を聴きこんで、

   最近殆ど利用しなくなっていた最初に購入したDVDレコーダー(パナソニックDMR-BW800)の内蔵HDDに収まっていたコンスタンティン・リフシッツというウクライナ出身のピアニストが編曲したというモーツァルトのヴァイオリンとヴィオラの二重奏曲K.424のピアノ編曲版の演奏を聴いた。このレコーダーは、後継機のBDレコーダー(パナソニックDMR-BW800+外付けの2台のHDD)に存在を奪われて、殆ど存在意義を失っていたものである。しかし、改めて使ってみると、BDのディスクの利用はできないが、DVDの使用には全く問題がなく、デジタル再生の有難みを感じているところである。
   このK.424という二重奏曲のデータベースを調べてみると、ヴァイオリンのフランクと今井信子のヴィオラによるこの二重奏曲K.424の演奏が(17-10-2)というファイルに収録されていることが明らかである。しかし、このピアノ編曲版のピアノ演奏については、表に記載されているが、まだアップロードされていないことが分かり、この演奏の録画はされているが、すっかり忘れられた存在となっていたことが分かる。


   このリフシッツというピアニストはこのHP初登場であるが、このコンサートでは、このご自分の編曲とショパンの練習曲集作品25を弾いていた。この二重奏曲のどこが気に入ったのか、彼は無心でピアノソナタのように楽しみながら弾いているようだった。解説によると、右手でヴァイオリンのパーツを、左手でヴィオラのパーツを弾く様に編曲したという。第一楽章はアダージョの序奏で始まったが、序奏のついたピアノソナタがあったかしらと思っているうちに、主部のアレグロに入って、第一主題・第二主題と軽快に動き出した。モーツァルトの曲だと感じたり、まるで違う部分が出てきたりしていたが、主部の繰り返しに入って、まるでピアノソナタのように輝きだしていた。曲は展開部から再現部へと続き、彼は全体をもう一度丁寧に繰り返してコーダで結んでいたが、まるで手慣れた自分の曲のように、楽し気に弾いていた。

   第二楽章はアンダンテ・カンタービレの8分の6拍子のシチリアーノのリズムの楽章で実に美しい。フィナーレはアンダンテ・グラツィオーソの16小節の主題による変奏曲であり、これも巧みにピアノソナタのように編曲されていた。ヴァイオリンとヴィオラの原曲をそらんじるように頭に入っていなかったので、初めは新しい曲のように聴いていたが,次第に馴染むにつれて、新しいピアノソナタのように聴こえだしていた。このリフシッツというピアニストは、ショパンの練習曲も独自の解釈で、個性にあふれる弾き方をしていたが、編曲も手掛けて自分のオリジナルな曲にしてしまう特別な技を持ったピアニストであると思われた。


19-8-4)  クラシカ・ジャパンの放送の番組ガイドが休刊するという、

  クラシカジャパンの番組ガイドが、いつも月末に送付されて楽しみにしていたが、8月号を最後に休刊するという。その代わりに、以下のURLのホームページを見て欲しいという。

クラシカジャパンの番組ガイド

   ハードコピーの冊子があると、いつでも見れると安心してしまうが、最近では、新しい冊子が来るたびに、モーツァルトの新譜の映像はないかと探すのが日課となっていた。
8月には、ザルツブルグ音楽祭があり、クルレンツイスとP.セラーズのコンビによる「イドメネオ」の公演があることがかねて話題となっており、前回の「テイト」のように、ヨーロッパ直送宣言をしてくれるのが楽しみであったが、9月号に延期されたのであろうか。

   ホームページを拝見すると、ほぼ同じ内容のものを見ることが出来、内容を引用するような場合には、コピーすることが出来そうである。しかし、コンサートの曲目確認は、一つ一つチェックする必要があり、手間と時間が掛かりそうである。しかし、番組表の印刷と送信手間と費用は大変なものがあり、その分、別のサービス面での向上に努めて欲しいと思われる。


19-8-5) 2019年令和元年8月の放送予定、

   2019年、令和元年8月におけるNHKの放送において、初めに「教育テレビ」では、毎週日曜日の21:00〜23:00(最終日曜は除く)の「クラシック音楽館」が、N響定期を中心に放送されている。8月分は、8月4日、11日とN響コンサート第1913〜14回があるが、モーツァルトはない。8月18日は読響の演奏会のようだが、コンサート終了後にハーゲン四重奏団の来日演奏でモーツァルトの四重奏曲が聴かれるかもしれない。
    続いてNHKBSプレミアム・シアター(PT)では、日曜日24:00〜4:00の予定であり、8月の音楽関係の予定はなさそうである。 
    最後に、毎週月〜金曜日の5:00〜5:55の「クラシック倶楽部」では、放送予定がとても詳細になっている。8月分をチェックしてみたが、この番組も再放送が多くなった。
     なお、8月に4回のらららクラシックの番組には、モーツァルトの名は見えなかった。また、NHKBS4Kの番組表がぶらあぼ誌に載るようになったが、音楽面では新しい放送はないようである。

   一方のクラシカ・ジャパンでは、8月号の特集は、パーヴォ・ヤルヴィの特集で、演奏会形式の「フィデリオ」が話題になるようであった。どうやら、モーツァルトには関係がなさそうであった。8月分では、収録済みのアーノンクールとウイーンフイルによるクレーメルのヴァイオリン協奏曲が、一曲づつ放送されている以外は、モーツァルトは見当たらなかった。  
    なお、クラシカジャパンの「番組ガイド」は、とても便利に使われてきたが、8月号を最後に休刊し、WEBサイト( www.classica-jp.com )に移されるという知らせが届いた。しかし、このサイトでも時間が掛かるが、見られないことはないことが分かった。恐らくなれの問題であろうか。

   レコード芸術誌の2019年の8月号の特集では、「無伴奏ヴァイオリンの宇宙」と題されており、小生には、残念ながら、アナザー・ワールドという感触の特集であった。
    また、8月号の新譜月評の特選盤として選ばれた約28CDの中には、モーツァルト関係は、残念ながら、1種類も選ばれていなかった。準推薦盤的な新譜も探してみたが、残念ながら見当たらなかった。
    「先取り!最新盤レヴュー」の10曲の中には、モーツァルトは含まれていなかった。海外版レビューの中では、ジャン=エフラム・パウゼのピアノとガボル・タカーチ=ナジ指揮マンチェスター・カメラータの演奏するピアノ協奏曲第21番と第20番が紹介されていた。

  毎月1回は、レコード店をソフト探しでうろつくことにしているが、前に山野楽器店で見つけたバレンボイム指揮ベルリンフイルの2018ジルベスター・コンサートの最新盤には、戴冠式ピアノ協奏曲がバレンボイムの弾き振で含まれていたが、まだ放送がなく未入手である。7月は東京へ出かける機会が少なく、見送りであったが、8月には、山野楽器店とヤマハ楽器店に行かなければ、新譜は発見できそうもない。


19-8-6) 2019年令和元年8月のソフト紹介予定、

   8月号の新規ソフトは、全くどうなるか1カ月前には予測がついていなかったが、D-VHSテープレコーダーの修理が完成してから、再生装置のいろいろなチェックが行われて、殆ど使っていなかったDVDレコーダーの内蔵HDDから未アップの1曲が発見されたり、クラシカジャパンの新規ソフトが見つかったりして、何とか3本のソフトをアップロードすることが出来ることとなった。

  8月号の第1曲目は、最近殆ど利用しなくなっていた最初に購入したDVDレコーダー(パナソニックDMR-BW800)の内蔵HDDに収まっていたコンスタンティン・リフシッツというウクライナ出身のピアニストが編曲したというモーツァルトのヴァイオリンとヴィオラの二重奏曲K.424のピアノ編曲版の演奏を聴いた。このレコーダーは、後継機のBDレコーダー(パナソニックDMR-BW800+外付けの2台のHDD)に存在を奪われて、殆ど存在意義を失っていたものである。しかし、改めて使ってみると、BDのディスクの利用はできないが、DVDの使用には全く問題がなく、デジタル再生の有難みを感じているところである。
   このK.424という二重奏曲のデータベースを調べてみると、ヴァイオリンのフランクと今井信子のヴィオラによるこの二重奏曲K.424の演奏が(17-10-2)というファイルに収録されていることが明らかである。しかし、このピアノ編曲版のピアノ演奏については、表に記載されているが、まだアップロードされていないことが分かり、この演奏の録画はされているが、すっかり忘れられた存在となっていたことが分かる。

  8月分の第二曲目は、ギュヘル・ペキネルとジュヘル・ペキネルのペキネル姉妹による2台のピアノのためのソナタニ長調K.448を、クラシカジャパンの7月号の新譜として収録したものである。ペネキル姉妹は、トルコのイスタンブール出身の双子のピアノ・デュオで著名であり、ピアニストの母に教えを受け、幼い頃からデュオとして活動して今日に至っている。今回の演奏は、2012年ルートヴィヒスブルク国際音楽祭の二人のコンサートの中の1曲として演奏されたものであり、バレンボイム・アルゲリッチなどと異なって、ピアノを同じ方向に並べて弾いているのが特徴で、2台のピアノを同じ条件で鳴らすことが出来るが、お互いに視線を合わせることが出来ない欠点があるので、双子だから可能であるとされている。映像で見て視覚的にもこのピアノの配置のほうが、両者を同時に見られるので面白いものと思われる。

  8月号の第3曲目は、クラシカジャパンの最近の放送から、ギドン・クレーメルとアーノンクールがウイーンフイルを指揮したヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219である。
この1980年代初期にアーノンクールがクレーメルと組んで、ウィーン・フィルと取り組んだモーツァルト「ヴァイオリン協奏曲全集」は、クラシカジャパンによると、これまでの既成概念を打ち砕く斬新な解釈が、当時大きな反響を巻き起こしたとされている。2016年3月5日に86歳で死去したアーノンクール57歳の過激な指揮ぶり、2016年高松宮殿下記念世界文化賞音楽部門を受賞したクレーメル39歳の研ぎ澄まされた感性と恍惚の表情、そして1992年に登山事故で亡くなった名コンサートマスター、ゲアハルト・ヘッツェルの懐かしい姿も見られるとされる必見の映像である。
  この曲は、このHP開設直後の時期に(1-6-1)としてアップ済みの扱いをしてきたが、この時は協奏曲全5曲とヴァイオリンとヴィオラの協奏交響曲を同時に扱っていたので、最近のように1曲づつ丁寧に見てご報告したいと考えたものである。

(以上)(2019/07/30)



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