−−モーツァルト気狂いの最新入手ソフト情報−−令和元年6月号−−

(三浦文彰のVnと江口玲のPによるヴァイオリン・ソナタ変ロ長調K.454およびキュッヒルのVnとコルのVlaのための二重奏曲ト長調K.423/ゴールウエイのFlとロブレスのHpおよび佐久間由美子のFlと吉野直子のHpによる二つのフルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299、/ユロフスキー指揮、ベルリン放送交響楽団によるフィガロの結婚序曲K.492、ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467、ピアノ;アンスネス、)

(先月の月報は  「こちら」 )


−−モーツァルト気狂いの最新入手ソフト情報−−令和元年6月号−−
(三浦文彰のVnと江口玲のPによるヴァイオリン・ソナタ変ロ長調K.454およびキュッヒルのVnとコルのVlaのための二重奏曲ト長調K.423/ゴールウエイのFlとロブレスのHpおよび佐久間由美子のFlと吉野直子のHpによる二つのフルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299、/ユロフスキー指揮、ベルリン放送交響楽団によるフィガロの結婚序曲K.492、ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467、ピアノ;アンスネス、)

一私の最新入手ソフト情報一令和元年(2019年)6月号−(1906review.html)

19-6-0、令和元年/2019年6月初めの近況報告、
−今年の夏は寒かったという印象が強いが、5月末に真夏日が続きそうであり、今年の夏は、暑い日が続くのだろうか−

19-6-1) 鈴木優人先生の二つの講演会を聞いて−「ゴールドベルク変奏曲」と彼自身の手によるモーツァルトの「レクイエム」改訂版について、
19-6-2) 日本M協会の5月例会の「宮本益光のアリア集」が面白かった、
19-6-3) 史跡「足利学校」を訪れて−町内会の旅行会に参加して−
19-6-4) 四街道DCの改装を記念して、YD会(ゴルフの毎月例会)を立ち上げる、
19-6-5) 2019年令和元年6月の放送予定、
19-6-6) 2019年令和元年6月のソフト紹介予定、

(最新のHDDより;三浦文彰のK.454とキュッヒルのK.423の映像、)
19-6-1、三浦文彰のヴァイオリンと江口玲のピアノによるヴァイオリン・ソナタ変ロ長調K.454、2019年2月、チームラボ・ボーダレス(東京都江東区)、および、ライナー・キュッヒルのヴァイオリンとハインリヒ・コルのヴィオラのための二重奏曲、ト長調K.423、
2017年5月6日、メデイキット県民文化センター、宮崎市、
(2019/03/25および2019/05/01 NHKクラシック倶楽部の放送をHDD-2に収録)

(古いアナログテープより;二つのフルートとハープの協奏曲ハ長調K.299)
19-6-2、ジェームス・ゴールウエイのフルートとマルサ・ロブレスのハープによるマイケル・ティルソン・トーマス指揮、ロンドン交響楽団、および佐久間由美子のフルートと吉野直子のハープによる梅田俊男指揮、読売日本交響楽団による二つのフルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299、

(1994/08/16NHKの放送をVHS-140.5及び1997/04/13日本TVをVHS-218.4に収録、)

(最新のHDDの録画;ユロフスキーとアンスネスのP協第21番K.467、)
19-6-3、ウラディーミル・ユロフスキー指揮、ベルリン放送交響楽団による、フィガロの結婚序曲K.492、ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467、ピアノ;レイフ・オヴェ・アンスネス、
2019年3月26日、サントリーホール、
(2019/05/12、NHKのクラシック音楽館の放送をHDD-2に収録)


一私の最新入手ソフト情報一令和元年(2019年)6月号−(1906review.html)

19-6-0、令和元年/2019年6月初めの近況報告、
−今年の冬は寒かったという印象がとても強い。一方では、まだ5月末なのに、今年は何と真夏日が連続し、新記録であると報じられているが、昨今の季節の変わりようには、驚くことが多い−

  歳を取ったせいか、今年の冬は特別に寒かったという印象が残っているが、やっと書斎のストーブを片付けたばかりである5月末なのに、30度をオーバーする真夏日が連続し、これは各地で新記録を更新すると報じられていた。昨今の異常な気象の変動には驚くことが多いが、今年の冬の寒さの影響が、各地の桜の一斉開花などに表れていたようである。


  今年の10連休中に気が付いたのであるが、家の庭に咲く草花が、今年は驚くほど良く花をつけたようだ。中でも良く咲いたのはコデマリの小さな花で、これはやはり寒かった気象の表れであると感じざるを得なかった。いつも接近して撮影する花が、今年は二階から撮影できるほど沢山咲いていた。心配なのは各地で続発している災害の多さである。それと今年は花粉症対策がいつも以上に長く大変だったし、今から熱中症対策が必要だと叫ばれている。梅雨が来る前に早くも熱中症の心配とは、可笑しなことだと思う。


19-6-1) 鈴木優人先生の二つの講演会を聞いて−「ゴールドベルク変奏曲」と彼自身の手によるモーツァルトの「レクイエム」改訂版について、

  加藤浩子先生の「バッハへの旅」が来年で20年を迎えるようであるが、その合同同窓会が5月の連休明けに行われ、その講師としてバッハ・コレギウム・ジャパンの指揮者にもなった鈴木優人さんの「ゴールドベルク変奏曲」のお話しがあった。この30変奏にも及ぶ変奏曲の仕組みは、なかなか理解することが困難であるが、それが分かっていなくともよい演奏に出会えば、不思議に取りつかれてしまう面白い魅力を持った曲である。今回の先生のお話は、ピアノで弾きながらのお話しであったので、何度のカノンと言われても普段はピンとこないのであるが、今回は弾いて下さると何となくなるほどという思いにさせられた。ピアノも上手、お話しも語りが魅力的で楽しく、お若いのに凄い実力を身に着けた方だと感心させられた。

  不思議なことに、この数日後に、日本M協会の講演会で、鈴木優人さんのご本人が2013年に作られた「レクイエムK.626の補筆校訂版」についてのお話があった。私は先生が最近になって、バッハ・コレギウム・ジャパンを指揮して、ご自身の補筆校訂版を演奏し、CD化されたのを知らなかったので、非常に驚いた。
  私は古くから、ランドン版、バイヤー版、モンダー版、ドルース版、レヴィン版、などのCDが出るたびに聴いて来たが、最近は古楽器系の指揮者たちがジュースマイヤー版を重視しだしたので、これまでの論争はあまり問題視されなくなったものと思ってきた。しかし、アーメン・フーガの校訂については、最初に聴いたホグウッドのモンダー版は好きになれず、最近聞いたクルレンツイスは途中で中断したりしており、アーメン・フーガについては、まだ問題が残されていると感じていた。

  鈴木先生は、多くの作曲家・演奏家・学者により行われてきたこのレクイエムの校訂版論争を、学生時代から関心を持ち、譜面を目にして研究して来たと述べておられた。そして、演奏家として、指揮者としての活動が拡大するにつれて、ご自分なりのこの問題に対する回答を整理されてきたようである。先生の補筆校訂の方針は、(1)モーツァルトの自筆は変更しない。(2)ジュースマイヤーの補筆の尊重。(3)アイブラーのセクエンツイアの採用、(4)アーメン・フーガの採用。などであった。特に、アーメンフーガについては、他のミサ・プレヴィスなどを参照して、自筆部分から大きく延長しない方針として短いフーガとして完成させたと述べられ、私には聴感上も納得できそうな仕上がりのように思われた。この問題は永遠に解明されない問題であるので、どれを取るかは個人の問題であると思われた。DVDかBDでこの映像を出してほしいと思ったが、CDだけのようであった。


19-6-2) 日本M協会の5月例会の「宮本益光のアリア集」が面白かった、

  日本M協会の5月例会の宮本益光による「モーツァルトな登場人物(キャラクター)たち」の公演がとても面白かった。エヴァ・メイのソプラノリサイタルがキャンセルになって、余り時間がなかった筈であるが、表題を見ただけでは意味が分からなかったが、今回の宮本益光の企画構成・演出による、ソプラノ2人と達者なピアノに二人のバレリーナを加えた構成で、モーツァルトのオペラ好きを楽しませる名アリア集になっていた。それはフィガロを歌ったり、伯爵やドン・ジョヴァンニを歌った宮本益光の巧妙なバリトンの歌と演技と語りによるものであるが、その間にスザンナとの二重唱や、ツエルリーナとの二重唱を加えて、デスピーナやフィオルデリージのアリアを歌わせたりする舞台の楽しい運び方に工夫があり、感心させられた。

  後半には二人のソプラノの出番のアリアや独奏ピアノのご披露に次いで、「魔笛」が登場し、パパゲーノの宮本益光が鳥刺しのアリアで登場し、ソプラノの針生美智子に夜の女王のアリアを歌わせ、ソプラノの鵜木絵里のパパゲーナと楽しい「パパ・パ・パ」の二重唱で結ばれるという良いとこ取りの寸劇となっていた。単にアリアを歌うだけでなく、簡単な衣装と振り付けで、セリフをかませて行う寸劇にはちょっとしたアイデアや工夫が必要であるが、宮本益光の企画はなかなか当を得て、下品ではなく楽しいものになっていた。

  私は日本のオペラ界の歌手陣は大学教授が歌う固いものばかりで面白さがないと思っていたので、モーツァルトのオペラのキャラクターをブッファ的に演じて歌う人たちを待っていたが、ようやくその兆しが見えてきたのであろうか。今回のピアノやダンサーを交えた若いグループたちによる舞台は、出番が少ないのであろうが、今後、このような企画で大いに頑張ってほしいと思った。今回の公演は宮本益光の独り舞台と言われそうであるが、これももう少しアレンジしてDVDかBDにすれば良いのではないかと思われた。


19-6-3) 史跡「足利学校」を訪れて−町内会の旅行会に参加して−

  近所の大津ヶ丘・塚崎の福祉協議会の主催で、年に一回の旅行会があり、今年は史跡「足利学校」を中心とする史跡めぐりとなり、栃木県のこの地域は私の盲点になっていた初めての地域であるので、喜んで参加した。好天に恵まれ、高速道路も順調で、老人向きの素晴らしいバス3台の旅行会となった。


  栃木県の足利の魅力は、足利家にまつわる長い歴史にあり、中でも史跡「足利学校」は日本最古の学校とされてきた。学校の創建時期は、奈良、平安、鎌倉時代と諸説あり不詳であるが、はっきりした記録が残されたのは室町時代の中期1439年以降とされる。応仁の乱に次ぐ戦乱の世でも、学徒3000もの隆盛を誇った学校とされ、1549年にはフランシスコ・ザビエルにより「日本国中最も大にして、最も有名な坂東の大学」と世界に紹介されたと伝えられている。


  入徳門をくぐり校内に入ると、「方丈」という学生の講義や学習、学校行事や接客のための座敷として使用された大きな建物があり、周りに書院、庫裡、などが配置されていた。池のある南・北の庭園のそばには、儒学の祖である孔子廟がまつられ、「典籍」として名高い宋時代の漢籍、元、明、朝鮮本や我が国の古写本などが沢山残されたという。


そのうち国宝が4種77冊あるとされており、その一部が展示されていた。元号の由来となった古い書籍も数多くあり、4月以降にしばしば話題になっており、それがこの旅行を生み出した理由なのかもしれない。


  この足利学校の北側には、足利氏2代目の足利義兼が1196年に、邸内に大日如来を祀ったのが始まりとされる「鑁阿寺(ばんなじ)」があり、3代目義氏が本堂を建立し、足利一門の氏寺となり、足利氏宅跡として親しまれている。その古い歴史を誇る建物の数々や境内の大木などには、一連の国指定遺跡として、一見の価値があるものと思われる。私は北海道生まれなので、150年を超える人間の歴史の証拠を見せられると、驚くばかりとなる。


  ホテルサンルート佐野で休憩となり、昼食となったが、会費5000円の割にはまずまずの昼食で、ビールが飲めなかったが、食後サービスのコーヒーがおいしく有難かった。


次の見せ場は、佐野市の「佐野厄除大師」であり、ホテルからバスで10分の佐野ラーメンで有名な佐野市にある。このお宮は関東三大師と言われる厄除地蔵が祭られており、別棟に佐野水子地蔵尊が祭られている古いお寺であった。残念ながら、パンフレットがなく説明は出来ないが、ここに4葉の写真を添付して、ご報告に替えたいと思う。


今回の旅行で、東北道の行きと帰りの二つのサービスエリアや行く先々の道の駅やショッピングセンターなどでトイレに立ち寄ったが、どこもあまり混んでなく、実に清潔な感じで用を足すことができ、日本もやっとここまで、末端に至るまで、文化水準が高まったという感じを受けた。恐らく昭和の時代にはまだ無理で、平成の時代の30年間に、経済成長はなかったが、身の回りの末端の施設の改善が、少しずつ進んで、時間をかけてここまで到達してきたのであろうと思った。今や人の出入りする観光地やセンターで、トイレに不満があれば誰も来てくれない様に変わってきたのであろうか。

最近は老人や障碍者用の施設の整備が進んできているが、これはまだ十分とは言えない。しかし、駅周辺などではかなり整備が進んでおり、エレベーターがないところには老人は寄り付かない様に次第になってきている。これも、令和の時代になって、少しずつではあるが時間をかけて、整備が進むものと期待していいことと思われる。


19-6-4) 四街道DCの改装を記念して、YD会(ゴルフの毎月例会)を立ち上げた。

  83歳になって令和の新時代を迎え、自分は何歳までゴルフができるであろうかと心配している。古くからやっている同年代のゴルフは、今やせいぜい1組か2組であり、自分の体が動くかどうかの心配と、一緒にできる仲間がいるかどうかの問題と二つが重なってきた。私は、四街道GCの万年青会(第2週の木曜日)と東京湾GCのTC会(第2週の土曜日)の二つの月例会に参加しているので、基本的には年間最低で24回出来るのであるが、これが同一週に重なることが年とともに問題となっている。プライベートで実施している同期会(大学時代・職場関係)などは年に数回で、数は年齢とともに減ってきているので、週一ゴルフを目標にするには、何とか工夫しなければならない。

  4月から四街道がアコーデイアの経営となり、受付や支払いがカードシステムになり、場内にはカートが整備され、ロッカーが改善されるなど、設備投資が急速に始まった。そして8,9,10月には、ベントグリーン化とクラブハウス改修のために3か月クローズして、近代的なゴルフ場に生まれ変わるという。まだ、一部の橋梁工事のためカート道が完成していないが、カートの整備により、従来、約18,000歩であったのが約13,000歩に変わり、非常に楽になっており、恐らく、回転率が大いに改善されるであろう。東京湾GCは、ここより広めであり、カートで約15,000歩である。カートシステムは疲れないので老人用に向いており、使ってみて常時座るところがあることが、大いに改善されたという感じを受けている。四街道でも、足の悪い仲間には、福音になっているようだ。

  東京湾のTC会は、元建設省道路局の仲間であり、山科さんの率いる地方道会が中心メンバーであったが、私より若い人ばかりなので四街道GCもアコーデイアになった話をすると、カードのポイントが共通になるので、四街道でも土曜・日曜を除いた日にやりたいという声が多かった。そこで幹事さえ決まれば定期的にやれるという見通しが立ち、今でもTC会で声をかける側の新藤さんに幹事を頼み、5月から月末の火曜日を定例日として、早速、5月28日(火)を第1回として、YD会という名で3組ほどで、とりあえず、スタートすることにした。四街道が工事中の夏季3カ月は東京湾でも、アコーデイア関係の安いところでも申し込みは可能である。今年は、このような工夫を加えて、ゴルフを長続きできるように、計画することにした。

  なお、当日のスコアは、1グリップOKのTC会ルールもあって気楽に出来、インの12番で50ヤードのアプローチを3バウンドでカップイン・バーデイとなるなど、ラッキーにも恵まれて、イン46、アウト47、1ラウンド93の今年のベストスコアーを記録した。やはり、カートになった威力は小生には絶大で、この日は約1万2000歩で、帰宅後の疲れも少なく、助かっている。車の運転に気を付けて、頑張れという声援を受けているように思われた。  


19-6-5) 2019年令和元年6月の放送予定、

2019年、令和元年6月におけるNHKの放送において、初めに「教育テレビ」では、毎週日曜日の21:00〜23:00(最終日曜は除く)の「クラシック音楽館」が、N響定期を中心に放送されている。6月分は、まず6月2日、9日とヤルヴィの指揮で、1907回と08回があるが、モーツァルトはない。また、6月16日、23日が予定されているが、モーツァルトはなさそうである。
続いてNHKBSプレミアム・シアター(PT)では、日曜日24:00〜4:00の予定であり、6月の音楽関係の予定では、6月9日はオペラの日。ウイーン国立歌劇場の「ルチア」とチューリヒ劇場の「ウエルテル」である。6月16日は、バレエの日。6月23日もバレエのようで、6月分は見込みがない。
最後に、毎週月〜金曜日の5:00〜5:55の「クラシック倶楽部」では、放送予定がとても詳細になっている。モーツァルトを目当てに調べだしたが、プレスラーやアンスネスなどの名が挙がっていたが、いずれも再放送であった。
  なお、6月に4回のらららクラシックの番組には、モーツァルトの名は見えなかった。また、NHKBS4Kの番組表がぶらあぼ誌に載るようになったが、まだチューナーの整備ができていない。プログラムを見ると、通常番組と重複しているようであるが、そろそろ考えるべき時期に来ているようである。

  一方のクラシカ・ジャパンでは、6月号の特集は、令和の時代になり、今一度20世紀の巨匠たちのその時代を振り返る特集として、トスカニーニ、フルトヴェングラー、カラヤンなど20世紀の巨匠から見えてくる、今日失われてしまったものを見据えて欲しいとしている。ムーテイが語る「熱弁!トスカニーニ」やフルトヴェングラーの「ドン・ジョヴァンニ」などが再放送されている。その他、ドキュメンタリーとして、「アンドレ・プレヴィン〜2つの世界をつなぐ橋」(2008)などが、既に見たものかもしれないが、再放送されているが、残念ながら、モーツァルト関係の新譜は見当たらなかった。

レコード芸術誌の2019年の6月号では、追悼「アンドレ・プレヴィン−その人と芸術」という特集が組まれていた。デイスコグラフィが残されていたが、この人のN響との共演はむしろ映像のほうが多いように思われた。また、定番名曲・平成の名盤という第二特集が掲載されていたが、何かしら中途半端なもののような気がした。
6月号の新譜月評の特選盤として選ばれた約23CDの中には、モーツァルト関係は1種類選ばれていた。それは河村尚子のピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467とチェラッキという人のファゴット協奏曲K.191であり、ベルグマン指揮アルゴヴィアフイルとされていた。
「先取り!最新盤レヴュー」の10曲の中には、モーツァルトは含まれていなかった。また、「海外盤レビュー」では、アンドルー・マンゼ指揮ハノーファー北ドイツ放送POの交響曲第40番と第41番の最新録音が報告されていた。

  毎月1回は、レコード店をソフト探しでうろつくことにしているが、先月山野楽器店で見つけたバレンボイム指揮ベルリンフイルの2018ジルベスター・コンサートの最新盤は、まだ放送がなく未入手である。5月21日に新宿のタワーレコードに出かけたが、この店はもはやクラシックのDVDやBDの棚には、新譜らしきものが置かれていないような寂しい状況であった。


19-6-6) 2019年令和元年6月のソフト紹介予定、

  6月分の第一曲は、三浦文彰のヴァイオリンと江口玲のピアノによるヴァイオリンソナタ変ロ長調K.454であるが、これがいわゆるデジタルアートと呼ばれるデジタルな背景画をもった特別な場所で演奏されるもので、NHKのクラシック倶楽部の映像である。この場所は、東京都江東区にあるチームラボ・ボーダレスと呼ばれる会場であり、二人は「白糸の滝」のような水の流れるアートミュージアムを背景に、無心にこの美しいヴァイオリンソナタを演奏していた。
  続く第二曲は、ライナー・キュッヒルのヴァイオリンとハインリヒ・コルのヴィオラによるヴァイオリンとヴィオラの二重奏曲ト長調K.423であり、この演奏は宮崎国際音楽祭2017における演奏の一部であり、ウイーンの仲間たちによる室内楽コンサートの一曲であった。このグループの演奏のメインは、メンデルスゾーンの八重奏曲であった。
  この二つの曲の組み合わせは、なかなか優雅なものであり、とても気に入っている。

  6月分の第二曲目は、古いVHSのアナログテープからの映像であるが、二つのフルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299を見つけ出したので、ご報告するものである。この二つの演奏をアップロードすれば、このK.299のデータベースは完結し、総括報告ができることになる。最初の演奏は、ジェームス・ゴールウエイのフルートとマリサ・ロブレスのハープによる演奏であり、ソースはBBC放送の「コンチェルトの魅力」と題する番組で、1994年に制作されたドキュメンタリー風の映像であり、マイケル・テイルソン・トーマスの指揮とロンドン交響楽団による演奏である。初めにトーマスのピアノと二人のソリストたちによる対話があり、この曲の紹介的な解説の後に、全曲が通して演奏されており、二人の名人による名演奏を聴かせるものであった。
  一方の第二曲目は、佐久間由美子のフルートと吉野直子のハープによる演奏であり、こちらは日本を代表する華やかなお二人の演奏会ライブであり、昭和女子大学人見記念講堂における梅田俊男指揮読売日本交響楽団による演奏であった。二人のこの曲は、このHP2度目の登場(12-12-4)であるが、前回は「若い芽」のコンサートで第一楽章だけであったので、その2年後の今回の演奏が彼女らの本格的な全曲演奏と言えるであろう。

  6月分の第3曲目は、ウラディーミル・ユロフスキー指揮ベルリン放送交響楽団の最新のサントリーホールの演奏で、「フィガロの結婚」序曲、ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467をレイフ・オヴェ・アンスネスのピアノで演奏され、最後には、ベートーヴェンの交響曲第7番で結ばれていたが、これはマーラー編曲版とされ、分厚い管楽器とコントラバス群による重厚な演奏であった。ユロフスキーは、日本には初めての方のようであるが、このHPでは、オペラ「ドン・ジョヴァンニ」K.527で登場済み(12-2-2)である。この時は古楽器演奏であったが、堂々たる演奏であったと記憶しており、モーツァルトを大切にしている指揮者であると期待している。

(以上)(2019/05/28)



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