モーツァルト気狂いの最新入手ソフト情報−−令和元年5月号−−

(広上淳一指揮、新日本フイルハーモニー交響楽団によるオペラ「後宮からの逃走」K.384から、序曲および第2幕第11番アリア「どんな拷問が待ち受けようとも」、およびヴァイオリン協奏曲第5番イ長調、K.219、/N響福川管楽アンサンブルによるセレナード変ホ長調K.375およびN響篠崎弦楽アンサンブルによるディヴェルティメント変ロ長調K.137、/ジェローム・ピルマン指揮、ピエール・ジュルダン演出によるコンピエーニュ劇場の「フィガロの結婚」K.492、)

(先月の月報は  「こちら」 )


−−モーツァルト気狂いの最新入手ソフト情報−−令和元年5月号−−

(広上淳一指揮、新日本フイルハーモニー交響楽団によるオペラ「後宮からの逃走」K.384から、序曲および第2幕第11番アリア「どんな拷問が待ち受けようとも」、およびヴァイオリン協奏曲第5番イ長調、K.219、/N響福川管楽アンサンブルによるセレナード変ホ長調K.375およびN響篠崎弦楽アンサンブルによるディヴェルティメント変ロ長調K.137、/ジェローム・ピルマン指揮、ピエール・ジュルダン演出によるコンピエーニュ劇場の「フィガロの結婚」K.492、)

一私の最新入手ソフト情報一令和元年(2019年)5月号−(1905review.html)

19-5-0、令和元年/2019年5月初めの近況報告、

−5月1日からその日を期して、新しい元号の令和の時代に改まることになるという。私は昭和を52年間、平成を30年間、それぞれ何とか元気に、幸せに生きてきたと思うが、令和の時代には、間違いなくあの世に旅立つことになる。その時までにはあと残された時間は限られているであろうが、これまで通り平穏で穏やかに過ごせたら良いと思う−

19-5-1) クルレンツイスのルツェルン音楽祭のダ・ポンテ三部作の仮予約をした。
19-5-2)  グルベローヴァが72歳で現役引退をしたという。
19-5-3) 「フィガロの結婚」のこのHPの総括の改訂版の作成に挑戦したい。
19-5-4) 10連休中は家にいて、一足先に東寺の仏像展を見てきました。
19-5-5) 2019年令和元年5月の放送予定、
19-5-6) 2019年令和元年5月のソフト紹介予定、

(借用したDVDより;「Mozart in Turkey」からの映像)
19-5-1、広上淳一指揮、新日本フイルハーモニー交響楽団によるオペラ「後宮からの逃走」K.384から、序曲および第2幕第11番アリア「どんな拷問が待ち受けようとも」、およびヴァイオリン協奏曲第5番イ長調、K.219、ソプラノ;柏原奈穂、ヴァイオリン;漆原朝子、
すみだトリフォニー・ホール、(日付不明)、「Mozart in Turkey」、Kajima Vision、
(2109/03/30、フェライン山田氏より借用、「Mozart in Turkey」、Kajima Vision、

(最新のHDDの録画;N響メンバーによる魅惑のアンサンブル、K.375、K.137,)
19-5-2、N響福川管楽アンサンブルによるセレナード変ホ長調K.375およびN響篠崎弦楽アンサンブルによるディヴェルティメント変ロ長調K.137、
収録年月・ホール名不明、
(2019/03/24、NHKのクラシック音楽館の放送をHDD-1に収録)

(古いDVDの発掘;フランスのコンピエーニュ劇場の「フィガロの結婚」)
19-5-3、ジェローム・ピルマン指揮、ピエール・ジュルダン演出によるコンピエーニュ劇場の「フィガロの結婚」K.492、ファイローニ・ハンガリー国立歌劇場室内管弦楽団、ミッレ合唱団、
1997年10月、
(配役)伯爵;フイリップ・ル・シュヴァリエ、伯爵夫人;ソフィー・フルニエ、フィガロ;ニコラ・カヴァリエ、シュザンヌ(スザンナ);アンネ=ゾフィー・シュミット、シェリュパン(ケルビーノ);ドミニク・プロトー、マルスリーヌ(マルチェリーナ);フランソワーズ・マルティノー、バジル(バジリオ);フランク・カッサール、バルトロ;クリスチャン・トゥルギュイエ、バルベリーヌ;マリー・サン=パレ、
(2008年/12月、世界文化社のDVD決定版、オペラ名作鑑賞、Vol.4、フィガロの結婚、)



一私の最新入手ソフト情報一令和元年(2019年)5月号−(1905review.html)

19-5-0、令和元年/2019年5月初めの近況報告、

−5月1日からその日を期して、新しい元号の令和の時代に改まることになるという。私はこれまでの昭和の52年間、平成の30年間を総括すると、それぞれ何とか為すべきことをやり遂げ、元気に、幸せに生きてきたと思うが、令和の時代には、間違いなくあの世に旅立つことになる。その時までには幾ばくも無いであろうが、これまで通り平穏で穏やかに過ごせたら良いと思う−

        令和元年に当たっての私の人生への意義は、83歳という高齢であることから、あの世へ旅立つ日が来るまで、生かされたこの幸運な人生を悔いなく生きるため、為すべきことを総括し、憂いをあとに残さぬように、準備を整えておくことであろうか。
今の私にできることは、この手がけたHPを早く完成の域に到達させることが、最も身近な重要なことであろうと思う。あとは身の回りの身辺整理をして、周囲に迷惑をかけぬようにすることであろうか。
私は好きなモーツァルトやその周辺のコンサートや映像などを楽しみながら、自分の好きなように整理してHPにまとめ上げるこの作業を、十分に時間をかけて楽しみながら出来るので、非常に恵まれており幸せなことだと感謝している。そして、これがいつまでも続けられますように心から願い、そのために必要なことを、注意深く実施していくことが、これから大切であると思っている。これから先、私の周辺に何が起こるかわからないが、そのために何が起きてもうろたえない様にするのが、私の令和の時代であろうと密かに考えている。


19-5-1) クルレンツイスのルツェルン音楽祭のダ・ポンテ三部作の仮予約をした。

        郵船トラベルから、音楽評論家加藤浩子先生と行く「ルツェルン音楽祭&ウイーン10日間」という速報版のご案内が来ている。このスイスの音楽祭で、クルレンツイスがムジカエテルナと、ダ・ポンテ三部作を連続上演するプランを中心に組まれたツアーであり、このオペラの加藤先生のお話を聞けるのも嬉しいし、余分なものを挟まない演奏会形式であるのもCDを聴くと同じなので非常に楽しみである。しかし、来年のM週間2020にも参加してみたいので、今回のツアー費用の84万円(2人部屋)は少し高すぎるというのが,一目見た率直な印象であった。

         そのため、このツアーのウイーン国立歌劇場で聞く「ドン・カルロ」と「椿姫」を止めて、ウイーン3泊分をカットして、3日後に羽田からチューリッヒに直行して、チューリヒに泊まる一行に合流する案はないかと考えてみた。年寄一人の場合には、海外での乗り継ぎが嫌なので、羽田・チューリヒ直行便があれば一人でも大丈夫なので、そうすれば、見たいものだけに参加でき、疲れないで安く済む利点がある。ツアーの10日間が、ウイーンの部分をカットしたルツェルンだけの7日間にになり、費用もかなり節減できそうな案になりそうである。

        私は現在、相部屋の相手探しに一生懸命になっているが、郵船トラベルから途中参加は駄目だとは言われていないので、クルレンツイスとムジカ・エテルナとのオペラのお付き合いを楽しみにしている。彼らの「テイト帝の慈悲」の映像を見る限り、ムジカ・エテルナの合唱団の皆さんは演技にもたけており、簡単な衣装を着けると体が動き出すのではないかと考えて、この演奏会形式にも楽しみが増えており、考えると期待が大きくなっている。年に二回の海外旅行はお金のほうも体のほうも大変なので、できるだけ余分な観光旅行の分は避けて、音楽中心の好きなものだけに集中できるようなツアーにしたいと考えているが、果たしてどうなるか、楽しみにしている。


19-5-2)  グルベローヴァが72歳で現役引退をしたという。

      レコード芸術の5月号の「海外楽信ベルリン」欄の情報だけなのであるが、あのソプラノのエディタ・グルベローヴァが、3月27日にバイエルン国立歌劇場でオペラの舞台から引退されたと報じられている。当年72歳であり、この年までドニゼッテイのエリザベッタの役をプリマ・ドンナとしてこなしていたようであったが、「限界を痛いほどに自覚し引退」とされていた。

         グルベローヴァとのお付き合いは、このHPでもデータベースが完成されており、いずれも評価の高い演奏記録が残されている。中でも 「後宮」ではベーム・バイエルン(1980)とのコンスタンツエ役(9-10-3)であるとか、 「ドン・ジョヴァンニ」ではムーテイ・ミラノ(1989)とのドンナ・アンナ役(10-3-3)「コシ・ファン・トウッテ」ではアーノンクール・ポネル(1989)とのフィオデリージ役(10-4-4)、 「魔笛」ではレヴァイン・ポネル(1982)との夜の女王役(9-5-3)などで、1980年代の代表的・伝統的なモーツァルト・オペラのトップスターとしての記録を残している。

         彼女の引退については、いずれ詳しい経緯などがつたえられるであろうが、この年齢まで第一線を勤め上げるには、前例がないところから彼女独自の声の管理方法があったのであろうが、いずれにせよ驚異的なことであり、どう伝えられるかおおいに関心がある。このHPも20年近く経つと、訃報や引退などの情報が多くなり甚だ残念であるが、これはやむを得ないこととして、その功績を良く評価したいものである。


19-5-3) 「フィガロの結婚」のこのHPの総括の改訂版に挑戦したい。

       オペラ「フィガロの結婚」のおよそ30組にわたる映像記録を整理して、このHPとしての総括を行い、フェラインの機関紙に投稿したのは、2010年のことであり、それは2010年12月1日発行の「季刊」第75号に掲載されている。それには、編集長の若松さんが「倉島さんのライフ・ワーク、映像シリーズは「フィガロ」。全映像25組を詳しくコメントされ、倉島さんの情熱がひしひしと伝わってきます。「フィガロ」映像完全リストは資料としても歴史に残るたいへん貴重な労作です。」とコメントされており、それなりのお役に立ったものと考えている。
            しかし、それから約10年が経過して、年号も平成から令和の時代になろうとして、既に約10組ほどの映像が総括の対象にならず未整理のまま手元にあり、改めて考察される出番を待っている。その中には、CDではクルレンツイスの新盤が含まれていたり、アーノンクールの遺産である演奏会形式の映像があったり、最新のドウダメル・ベルリンの楽しい「たわけた一日」があったして、話題になったものが多数含まれている。

         このHPを完成形にしたいという希望は、このようなHPとして未整理なものを改めて総括して整理したいという小生の願望であり、これがやはり大変な作業を伴うため、これまで放置されてきた。この状態は「ドン・ジョヴァンニ」や「コシ・ファン・トウッテ」などについても同様であり、これからこのような状態を解消するために、今回、まず「フィガロの結婚」について、総括の改定作業に着手したいと考えている。           

         そのためには、これまで映像考察の枠組みとしてきた表―2の年代別映像ソフトの年代区分の枠組みを拡大する必要があり、従来の3区分から4区分に広げて整理し直してみた。即ち、従来の第一区分の1989年以前、没後200年記念の年に始まった1990年代、生誕250年を迎えた2000年代の3区分に加えて、新たに第4区分として最新の2010年代(2000〜2019)を追加して、年代別に考察を深めることである。
          この新区分によるソフトを一覧すると以下の新表―2の通りとなるが、同様に表―3についても、新ソフトを加えて改訂し、改めて考察してみたい。


新しい表ー2 「フィガロの結婚」K.492の年代別映像ソフトの整理、(2019年5月改定)
番号1989年以前(〜1989)1990年代(1990〜99)2000年代(2000〜09)2010年代(2010〜)
ローター映画(55)P.セラーズ・スミス(90)メータ・ミラー(103)サマーズ・シドニーOP(110)
マリオネット・ジュリーニ(59)ハイテインク・ベルリン・ハンペ(91)ヤーコプス・コンチェルト・ケルン(104)ジョルダン・ストレーレル2(110)
マゼール・ザルツF(63)アバド・ミラー(91)コルステン・ストレーレル(106)テイチアテイ・グランデージ(112)
ベーム1・レンネルト(66)ガーデイナー・パリシャトレ座(93)パッパーノ・マックヴィーカー(106)クルレンツイス(CD)(112)
プリッチャード・P.ホール(73)ハイテインク2・NewGBO(94)アーノンクール2・グート(106)アーノンクール3演奏会(114)
ベーム2・ポネル(75)ウイルドナ・J.デユー・ライプチヒ(95)カンブルラン・マルターラー(106)エッテインガー・ベヒトルフ2(115)
フェルゼンシュタイン・ベルリン(76)アーノンクール・チューリヒOP(96)メスト・ベヒトルフ(107)井上道義・野田秀樹(115)
ショルテイ・ストレーレル・パリ(80)バレンボイム・ベルリンOP(99)ルイゾッテイ・ホールオペラ(108)佐渡裕・バルバリッチ(115)
ベーム3・ポネル・東京(80)ピルマン・コンピエーニュ劇場(97)コボス・マドリッドOP(109)メスト2・ウオーカー(116)
10エストマン・イエルヴェフェルト(81)ドウダメル・フリム(115)
11

         現在のスケジュールでは、長い間、アップをし忘れていたフランス制作のフランス語による「フィガロの結婚」をアップロードする予定であるが、このソフトを考察する際に、新表−2による新しい枠組みで、コレクション全体を、再度、俯瞰し直して、全体の枠組みを構築してみたいと考えている。


19-5-4) 10連休中は家にいて、一足先に東寺の仏像展を見てきました。

       かねて「東寺講堂の立体曼荼羅が史上最大規模で東京国立博物館(平成館)に出現」と、NHKテレビで何回も紹介されており、10連休中は凄く混みそうだと考えて、去る4月26日(金)の連休前日に、女房と二人で出かけることにした。しかし、連休前日のこの日は、トラック街道と称される国道16号線が朝から大混雑しており、柏駅までのバスの道のりに1時間もかかる始末で、どうなるか心配であった。しかし、上野では、駅の売店で直ぐ入場券を手にすることができ、会場のほうも行列で並ぶことなく自由に行動でき、余り混雑することなく見ることができたので、今回の作戦は成功であった言えた。


         展示は、第一会場と第二会場に分かれていたが、第一会場の空海に関わる宝物と、真言密教の至宝、東寺の信仰と歴史の展示物は難解であり、音声ガイドでも理解することはなかなか困難であった。しかし、第二会場の立体曼荼羅と称する大仏像群の展示には目を見張るものがあり、圧倒されてさすが史上最大規模と言われるだけの迫力があったと思われた。その一端を示すため、28日(日)のNHKのテレビの博物館案内で紹介されていたので、写真に撮ったものをここに掲載することにした。


         左上は「帝釈天坐像」と呼ばれ、これだけが展覧会の記念として写真撮影が許されており、沢山の方々がスマホを手にして写真を撮っていた。また、左下は「大日如来像」であり、講堂のご本尊とされている。これらの神々しい仏像のお姿を拝見し、さらに大きな四天王像などの怖い姿を目前にして、深く畏敬の念を抱いてきた。私は不勉強で、このような展覧会は初めてであったが、仏教の世界の奥行きの深さをまざまざと見せられた感じがして、分からないだらけではあるが、ときどき、音のないこのような世界もよいものだと感じてきた。 


19-5-5) 2019年令和元年5月の放送予定、

2019年5月、令和元年の最初の月におけるNHKの放送において、初めに「教育テレビ」では、毎週日曜日の21:00〜23:00(最終日曜は除く)の「クラシック音楽館」が、N響定期を中心に放送されている。5月分は、まず5月5日はドウダメルの指揮が注目され、12日はユロフスキーの指揮で、アンスネスのピアノによるピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467が予定され、期待ができそうだ。19日はN響のバレエの日と続くが、1曲でも収穫があれば、上出来であろう
        続いてNHKBSプレミアム・シアター(PT)では、日曜日24:00〜4:00の予定であり、4月の音楽関係の予定では、5月12日は、ラトルがベルリンでラモーのオペラの日。19日はマリインスキーのバレエの日。26日はベルリンフイルとゲヴァントハウスのオーケストラの日であるが、ゲヴァントハウスのネルソンズのト短調交響曲は収録済み(18-12-2)であった。
        最後に、毎週月〜金曜日の5:00〜5:55の「クラシック倶楽部」では、放送予定がとても詳細になっている。モーツァルトを目当てに調べだしたが、5月1日(水)の宮崎国際音楽祭2017年で、ライナー・キュッヘルとハインリッヒ・コルのヴァイオリンとヴィオラの二重奏曲ト長調K.423が予定されている。ブラウテイハムとベザイデンホウトのフォルテピアノ・リサイタルや、深沢亮子の映像は、再放送で収録済みであった。
        なお、5月24日(金)のらららクラシックでは、「モーツァルトの闇」〜父との葛藤が生んだ名曲たち〜が予定されており、面白そうである。

     一方のクラシカ・ジャパンでは、5月号の特集は、再びバーンスタインの「ヤング・ピープルズ・コンサート」のシーズン2(全27話)がスタートする。また、「100年に一人のテノール」と言われるファン・ディエゴ・フローレスの来日を記念して、5~6ソフトが紹介されていたが、その中に「モーツァルトのオペラ・アリアを歌う」というものがあった。これは2017年11月17日のミュンヘンのレジデンツ宮殿内のキュヴィリエ劇場(ミュンヘン)での収録という新ソフトであり、モーツァルトを打つことに慎重であったベルカント・テノールの王者が44歳になって初めて録音した映像である。内容は、通常のオペラのアリアのほかに、テノールのためのレチタテイーフとアリア「あわれ、お、夢か、うつつか」、「あたりに吹くそよ風よ」K.431 も含まれており、期待できそうな映像のようである。
         その他、ドキュメンタリーとして、「アンドレ・プレヴィン〜2つの世界をつなぐ橋」(2008)が、既にみたものかもしれないが、再確認したいと考えている。

         レコード芸術の2019年の5月号では、特集はストラヴィンスキーの「春の祭典」大解剖――現代の「古典」の大解剖――と題されていた。春の祭典1曲に絞った特集は、ベートーヴェンの「第九」以外は初めてだそうで、ディスクや映像を通して、さまざまな側面から「春の祭典」の深層に迫りたいとされている。     
        5月号の新譜月評の特選盤として選ばれた約31CDの中には、モーツァルト関係は2種類選ばれていた。その第一は、「宮廷劇場にまつわる交響曲」というテーマでシリーズで進行中のアントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団の演奏で、「エジプト王ターモス」のための合唱と幕間の音楽であり、メインはハイドンの交響曲第67番、第65番、第9番のようであった。指揮者アントニーニは、2019M週間でも聴いてきたが、現在、注目されている指揮者のようだ。また、第二は、イザベル・ファウストのヴァイオリンソナタ集−1であり、彼女の全集企画はかねてから予想されていた。K.306、K.304、K.526の3曲が収録されているようだが、これ1枚で3000円は高いので、セットで少しでも安く発売してほしいと思った。
「先取り!最新盤レヴュー」の10曲の中には、モーツァルトは含まれていなかった。また、「海外盤レビュー」では、「モーツァルト+(プラス)」というタイトルの1枚が見つかった。ロシアの歌姫オルガ・ベレチャッコのアリア集で、14曲のアリアが歌われているようで、水谷彰良さんの推薦盤となっていた。モーツァルトの周辺の作曲家のアリアも含まれている曲集のようであった。

        毎月1回は、レコード店をソフト探しでうろつくことにしているが、4月には、20日に銀座の山野楽器店で、2組の映像を見つけたが買わないできた。一つは、バレンボイム指揮ベルリンフイルの2018ジルベスター・コンサートの最新盤があり、ピアノ協奏曲第26番K.537「戴冠式」が含まれていた。しかし、BDは5000円以上するが、いずれNHKが例年放送しているので、夏過ぎころまで様子見をすることにした。第二は、イタリア製の「ドン・ジョヴァンニ」で、ダルカンジェロの「ドン」のもの。似たような映像をアップしたことがあるので、再チェックしようと今回は見送ったが、調べた結果、別物であり、いずれ購入したいと考えている。


19-5-6) 2019年令和元年5月のソフト紹介予定、

          令和元年になって最初のソフト紹介であるが、従来通り、手を抜くことなくしっかりソフトを見届けて、ご報告したいと思う。ソフト不足の傾向はあるが、今のところ6月までは十分であり、安心している。
          5月分の第1曲目は、フェラインの山田さんから、たまたま、持参していたDVDをお借りした。ランランのピアノ協奏曲第24番ハ短調(メスト指揮、クリーブランド交響楽団)の映像(19-1-2)をDVD化して差し上げたので、そのお返しの意味なのであろうか。この映像は、「Mozart in Turkey」と題された鹿島出版のDVDであり、DVDケースに収まるような美しいブックレットが付属していたが、著者名がない観光案内的なものであった。曲目は、立派な表題の割には、たった3曲しか収録されていない44分のDVDであるが、広上淳一指揮、新日本フイルの演奏であり、ソリストたちもまずまずの演奏をしたものであった。どこを見ても演奏の日付の記載がないのが残念であったが、演奏を見ると拍手がないので、いわゆるコンサート・ライブではなく、出版社の注文に応じて演奏した演奏記録であることが判明した。
         この「Mozart in Turkey」と題されたコンサートの内容は、広上淳一指揮、新日本フイルハーモニー交響楽団による演奏で、第1曲は、オペラ「後宮からの逃走」K.384の「序曲」に始まり、第2曲は、第2幕第11番アリア「どんな拷問が待ち受けようとも」がソプラノの柏原奈穂により歌われ、第3曲のフィナーレは、ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調、K.219、という構成であった。トルコの宮殿のハーレムを舞台とするオペラ「後宮」のトルコ風と称される序曲で開始され、その中で最も規模が大きく激しいコンスタンツエのアリアがこのオペラを代表するアリアとして歌われ、フィナーレには、別名「トルコ風」と称されるヴァイオリン協奏曲第5番イ長調が演奏されて、締めくくられていた。格好の良い表題を持ったコンサートにしては、3曲では短すぎるような気がしたが、オペラの中には、まだまだ、トルコ風らしい曲があるのに採用しないのは、とても残念な気がした。

          5月分の第二曲は、最新のNHKのクラシック音楽館の放送をHDDに収録したものであり、N響メンバーによる魅惑のアンサンブルと題されていたが、このうちモーツァルトの曲を2曲、ここにご報告するものである。最初の曲は、N響のホルンの首席奏者福川伸陽を中心とする福川管楽アンサンブルによるセレナード変ホ長調K.375であり、2オーボエ、2クラリネット、2ファゴット、2ホルンにコントラバスの9人で編成された管楽アンサンブルの演奏であった。第2曲目は、N響のコンサート・マスターの 篠崎史紀を中心とする弦楽アンサンブルによるディヴェルティメント変ロ長調K.137であり、前曲のチャイコフスキーのセレナード同様に、全員が立って演奏する意欲的なものであった。なお、この放送には、プレヴィンの追悼記念として、彼の指揮でN響によるディヴェルティメントヘ長調K.138も同時に演奏されていたが、既にこのHPでは収録済み(13-6-1)であったので、省略することにした。

           5月分の第三曲目は、世界文化社のDVDでフランスのコンピエーニュ劇場による「フィガロの結婚」K.492であり、フランスで上演されたフランス語によるオペラであり、シェリュパン(ケルビーノ)がテノールで登場するという目新しさがあるものである。かなり前に私はこのDVDを入手していたのであるが、アップロードを忘れていたものである。ポーマルシェが原作のこのオペラは、ダ・ポンテのイタリア語への改作に、フランス人としてニュアンスの違いを感ずることが多いようであるが、フランス語で語られることによりそれが解消されるのかもしれないが、日本人の我々にはそれがどう影響するか、注意深く見てみたいと思う。


(以上)(2019/04/30)



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