モーツァルト気狂いの最新入手ソフト情報−−平成31年2月号−−

(チーチョン指揮ウイーン交響楽団、ウイーン少年合唱団による、1)ヴェスペレハ長調K.339より「主を讃えまつれ」および2)クレド・ミサ曲ハ長調K.257より「グローリア」、/ウイーン・ニコライ弦楽四重奏団による弦楽四重奏曲第21番ニ長調K.575より第1・第4楽章、/ドゥダメル指揮、J.フりム演出、ベルリン州立歌劇場O&Choによる「フィガロの結婚」K.492、)

(先月の月報は  「こちら」 )


−−モーツァルト気狂いの最新入手ソフト情報−−平成31年2月号−−

(チーチョン指揮ウイーン交響楽団、ウイーン少年合唱団による、1)ヴェスペレハ長調K.339より「主を讃えまつれ」および2)クレド・ミサ曲ハ長調K.257より「グローリア」、/ウイーン・ニコライ弦楽四重奏団による弦楽四重奏曲第21番ニ長調K.575より第1・第4楽章、/ドゥダメル指揮、J.フりム演出、ベルリン州立歌劇場O&Choによる「フィガロの結婚」K.492、)

一私の最新入手ソフト情報一平成31年(2019年)2月号−(1902review.html)
19-2-0、平成31年/2019年2月初めの近況報告、
−「進歩と変化」−科学・技術の30年−平成の自然災害を考える−

19-2-1) ザルツブルグのモーツァルト週間2019への期待、
19-2-2) LDとLPのアナログ・メデイアの処分を行なった−終活の第一歩?−
19-2-3) 「老いとともに」−皮膚を守る工夫が必要になってきた−
19-2-4) 稀勢の里の引退に思う。−まだ32歳なので、返す返すも残念である−
19-2-5)  2019年2月の放送予定番組、
19-2-6)  2019年2月のソフト紹介予定、

(最新のHDD録画より;クリスマス・コンサート・イン・ウイーン2008より)
19-2-1、カレル・マーク・チーチョン指揮ウイーン交響楽団、ウイーン少年合唱団による、1)ヴェスペレハ長調K.339より「主を讃えまつれ」および2)クレド・ミサ曲ハ長調K.257より「グローリア」、
2008年12月、今ツエルトハウス、ウイーン、
(ソリスト)S:ゲニア・キューマイヤー、MS:エリーナ・ガランチャ、T:ファン・デイエゴ・フローレス、B:パウル・アルミン・エデルマン、
(2018/11/09のNHKクラシック倶楽部の放送をHDD-2に収録、)

(最新のHDD録画より;ウイーン・ニコライ四重奏団の日本初公演、K.575より)

19-2-2、ウイーン・ニコライ弦楽四重奏団による弦楽四重奏曲第21番ニ長調K.575より第1楽章・第4楽章、
2018年10月10日、日本初公演、
(2019/01/03のクラシカジャパンの放送をHDD-5に収録、)

(最新入手のBD;ベルリン州立オペラとドウダメル指揮の「フィガロ」K.492、)
19-2-3、グスターヴォ・ドゥダメル指揮、J.フりム演出、ベルリン州立歌劇場O&Choによる「フィガロの結婚」K.492、
2015年11月、(2018Accentus Music日本語字幕付き新盤)、
(出演者)伯爵:ダルカンジェロ、伯爵夫人:レッシュマン、フィガロ:ラウリ・ヴァザール、スザンナ:アンナ・プロハスカ、ケルビーノ:マリアンヌ・クレバッサ、マルチェリーナ:カンマーロファー、バジリオ:フロリアン・ホフマン、
(2018/12/21に銀座の山野楽器店で発見・即入手)

一私の最新入手ソフト情報一平成31年(2019年)2月号−(1902review.html)

19-2-0、平成31年/2019年2月初めの近況報告、
−「進歩と変化」−科学・技術の30年−平成の自然災害を考える−

   いよいよ新ソフトのストックは2月号ですべて使い尽くし、3月号は種切れの状態になっている。これも平成の時代との別れを告げる象徴的な新しい兆しなのであろうか。
   朝日新聞が例年掲げる「科学技術」分野の「2018年の10大ニュース」の替わりに、平成の30年間の歩みを振り返る「進歩と変化」を続ける科学・技術の30年間を、1月7日付の「科学の扉」欄で特集していた。初めに「1989年(平成元年)の10大ニュース」を一覧していたが、それらの各項目は、30年後の今見ても、大きく変わらないように思われた。試みにベストファイブを列記すると、次の通りである。
   1)地球環境問題で国際的な議論わく。2)島根医大で日本初の生体肝移植。3)常温での核融合フィーバー走る。4)日本・米国で火山噴火や地震。5)ボイジャー2号が海王星で新発見。
   これらは大きなタイム・スパンで考えると、未解決や継続中の問題ばかりであろう。従って、科学・技術の側面においては、やはり30年問という期間は、地球の歴史的な大きいタイム・スケールで考えて見れば、絶えず進歩と変化を続けてはいるが、「アッという短い期間」に過ぎないことが浮き彫りにされたような気がする。

    この記事を見ながら、自然災害の分野の30年を振り返ると、91年(3年)には、雲仙の普賢岳で大火砕流が発生、95年(7年)には「大きな地震はない」と言われてきた関西地方で阪神・淡路大震災が起きた。そして11年(23年)に起きた東日本大震災は、従来の地震工学の定説や想定を覆し、未曽有の災害を引き起こした。東京電力福島第一原発は、地震と津波の襲撃を受けて全電源が喪失し、1〜3号機が炉心溶解を起こした。また、残念ながら記事では割愛されていたが、16年(28年)に2度の震度7の衝撃を与えた熊本地震が発生し、全国に分布している活断層地震の怖さを知らしめた。
    私が建設省の現役を過ごした1958〜84年の約27年間は、昭和の時代であり、その間に平成で起こったような大地震の経験はなく、考えてみれば、大学で教わった耐震工学は関東大震災後のものであるので、明治・大正・昭和の約120年間に対して、平成の30年間は、大震災が多かった時代となろう。そして平成で受けた災害を防止するため、新たな基準が設定されていくのであろうが、震災で耐えた橋梁が津波で流された例を見たり、震度7を2度続けて受けることなどを想定すると、特別な津波地域を設定したり、津波と地震の異なる外力に対して構造物の安全性を確認する方法などを併せて考える必要があると思われ、そこには哲学の変更が必要のような思いがする。


19-2-1) ザルツブルグのモーツァルト週間2019への期待、

     モーツァルト週間が近づいて来ており、郵船さんから送付されてきたDVDやCDは有り難いのであるが、ガーデイナーの「エジプト王タ―モス」以外は、全部、同じものを持っており、折角の好意が無駄になって甚だ、残念であった。今回、特に期待しているのは、バレンボイム父子によるピアノ・トリオ全曲演奏であり、私は全6曲中3曲しか映像を持っていないので、特別に期待が大きいし、もしできれば、今回の演奏が映像化されないものかと期待している。
       このトリオで、良く聴いているのはやはりムター・プレヴィンの映像であるが、三組あるCDでは、ボザール・トリオの全集やズスケ・トリオの全集(1988/89)もなかなか良く、アヴェッグ・トリオの全集にも魅力があって、ピアノを中心とした曲の中味を知るにつれて、良い曲が揃っているものと認識を新たにしている。これだけ事前に聞きこんだので、バレンボイム父子がどういう演奏をしてくれるかが、楽しみになっている。

      また、お正月にアップしたばかりのミラノスカラ座の「クリスマス・コンサート」(19-1-3)が気に入っているが、このアントニーニの孤児院ミサ曲K.139やセレナードK.239も楽しみにしているし、ヘレヴェツヘのハ短調ミサ曲など、普段聞けない宗教曲のライブが私にはとても楽しみである。
     宗教曲といえば、2月3日(日)のミサ曲は、どの教会の曲が良いかを選択して行けるのもザルツブルグの楽しみであり、着いたら、早速、調べたいと考えている。

       年を重ねるたびに、往復の飛行機のエコノミー・クラスの旅がしんどく成ってきた。留守をする家族の手前、節約を心掛けなければ申し訳ないので、ビールやワインを飲んで、酔って寝ていくようにすると良いのであるが、上手く寝れない時が大変で、疲れを持ち越すと、コンサートに響くことになる。また、寒さがどうか気になるところであり、昨年は東京並みの暖かさで助かったが、厚手のコートが必要になると、寒さが応えるものと思われる。これらのことを心配しながらの旅であるが、果たしてどうなるか、昨年から小生にとっては、悪いことばかりが続いているので、お天気ぐらいは良くなって欲しいと心から願っている。


19-2-2)  LDとLPのアナログ・メデイアの処分を行なった−終活の第一歩?−

     昨年の12月の初めに、レコード藝術の広告欄にあった大量処分の買取広告を見て、最近、面倒で聴こうとしなくなったLDとLPを決断して、二つある広告の中から「タイム」(仙台市)という店を選定した。それは、快く出張サービスに応じてくれたからである。しかし、年末はスケジュールが決まっているので約1か月後で良いかということで、1月14日(月)の祭日に約束をした。LDがモーツァルト80%の120枚、LP400枚のほかに、LDプレイヤー、LPプレイヤー、FMチューナーの処分も依頼したので、どうしても出張サービスをお願いしたかったのである。この店は、倉庫は仙台にあるが、海外との取引を含めて東京で活動しているが、行動は全国に及んでおり、大型の乗用車で荷物は段ボール箱に全て納めて、動き回っているようであった。

     LDは全て市場価値がなくなったとされ、LPについては輸入盤とヘブラー、グルミオー、ポリーニなどの特別なソリストは、評価の対象になるようであり、小生の場合、ベームの輸入盤の交響曲全集(全11枚)が1000円、輸入盤などで400円が2組、300円が5組、200円が7組、100円が12組、50円が27枚、その他が20円/枚、といった具合に、一枚一枚手際よく見て評価し、分類して値段をつけていた。小生の場合は、国内盤が圧倒的に多かったので、上記ソリスト以外は、箱入りのBOX盤を含めて、残念ながら20円の価値しかないようであった。これで合計してみると、LPは全部で14000円、LDは1000円、ハード機器は6500円で、総受取額は21500円であった。これらには長年にわたり100万円以上投資してきたので、雀の涙以下の査定であり、出るのは溜め息ばかりであった。

     女房にこの話をしたら、お金を受け取れるのなら、是非、自分で処理して欲しい。私がやるなら、業者の言いなりにお金を支払って、処分するしか方法がないからと言っていた。残るのは本類と、CD/DVD/BDのソフトとハード機器であるが、「これらは価値がある筈なので、死んだ後に処分方法を遺言の形で残しておかなければならない」と女房に釘を刺されてしまった。今回の処分によって、部屋にゆとりが出来て喜んでいるうえに、かねて面倒であると考えていた「終活」の一部の見通しがついてきたような気がした。


19-2-3)  「老いとともに」−皮膚を守る工夫が必要になってきた−

3年ほど前から、冬になると寒さが体にとても応えるようになり、また乾燥するせいか、体中がかゆくなりつい掻きむしると、赤く腫れあがる状態になることに気が付いていた。寒さについては厚着をするしか方法はないが、痒みについては、乾燥時期になるとお医者さんに塗り薬を出してもらうことが続いてきた。

     しかし、「老いとともに」という朝日新聞の医療特集によると、加齢により体を守る皮膚が機能低下するので、スキンケアが必要なことが専門医により指摘されていた。病原体のような外敵や、寒さや乾燥といった刺激から体を守るバリアー(防御壁)としての働きをする皮膚が、年齢を重ねるとその機能が衰えるので、若いころと異なって、その対策としてのスキンケアが欠かせないという。そして、76歳になる男性の皮膚炎の症状を解説し、皮膚の乾燥が原因で起こる「皮脂欠乏性湿疹」と診断して、炎症を抑えるステロイドの塗り薬とかゆみを抑える飲み薬を処方している。かゆいので掻くと、皮膚が痛んで炎症を起こしバリアー機能が失われ、さらに痒みが増す悪循環が起こるが、これは私の場合と同じであり、炎症が体中に出来たり、頭からフケが止まらないなどの症状がある。

バリアー機能の衰えを補うには保温が基本となるようであるが、お風呂に良く入り、そのあとのスキンケアが重要とされていた。また、お風呂でも若いころと異なって、必要以上に皮膚をこすったり、皮脂を取ったりするとバリアー機能が失われるという。私は昔から、頭はシャンプーで爪を立てて洗ったり、ナイロンタオルで石鹸を泡立てて体を洗うことを日課としてきたが、加齢とともに皮膚に優しい方法で体を洗うことが重要で、これが一番のスキンケアになることを改めて知らされた。これまでは、散髪屋さんや女房などに私の悪習慣を指摘されていたが、なかなか実行できなかったが、これからは、スキンケアに気を付けたいと考えている。
この朝日新聞の月1回の「老いとともに」という医療特集は、日常的な習慣性のあることに対して、専門医の立場から、注意点を指摘してくれる。加齢とともに、注意すべきことを専門的に指摘してくれるので、これからは耳を傾けたいと反省している。


19-2-4) 稀勢の里の引退に思う。−まだ32歳なので、返す返すも残念である−

    横綱稀勢の里が平成31年1月16日の国技館の記者会見で横綱からの引退を発表した。19年ぶりに誕生した日本出身横綱は、不運な怪我に泣かされ、在位はわずか2年間、32歳の年齢で、成績不振のため土俵を去ることになった。誠に残念なことである。
   このHPでは、地元の常磐線沿いの力士たちをかねて応援してきたが、稀勢の里は、利根川の川向こうの牛久出身であり、同じ常磐線族であるので、しこ名が「萩原」の時代から、応援してきた。そのころは17歳で新十両になったり、18歳で新入幕し、19歳で新三役になるなど、スピード出世で応援のし甲斐のある力士であった。しかし、24歳で大関になるまでに時間が掛かり、大関になっても、朝青龍、白鵬、などの横綱への壁は厚かった。白鵬の63連勝の記録を止めるなど、稀勢の里しか出来ない力を持っていたにも係わらず、なかなか念願の優勝や横綱への機会を逸し、応援していても、いつも歯がゆい思いをさせられてきた。

しかし、琴奨菊や豪栄道などに先に優勝されて発奮したか、30歳で悲願の初優勝を果たし、72代目の横綱に昇進し、久しぶりの日本人横綱に対し、日本人の全ての人々から声援を受けるようになり、大相撲人気も一段と高まっていた。そして、新横綱の平成17年春場所に全勝で迎えた13日目に、横綱日馬富士に敗れて左腕などを負傷した。しかし、負傷の痛みを耐えて千秋楽に大関照ノ富士と本割・決定戦と二つも戦い、連勝して逆転優勝し、2度目の優勝を成し遂げたが、これが最後の晴れ姿となっていた。

    大関時代に、大事な一番でいつも敗れて、優勝や横綱昇進から見放されていたが、その原因は腰高と下半身のもろさにあり、故北の湖前理事長からは「あのシコの踏み方ではダメだ」といつも言われていたそうであるが、下半身の鍛え方が不十分のまま、上半身の力だけで勢いで横綱に駆け上がってしまっていた。そのせいか左腕などの上半身の怪我が、直後の無理も祟ったか予想以上に重症であり、休場を余儀なくされ、故障後は、稽古不足のため下半身まで脆くなり、回復しないまま今日に至ったようである。
   最後の三連敗は、上半身の故障は癒えたようであったが、相撲が長引くと下半身の脆さが明らかに出て、投げ飛ばされて横綱らしくない負け方になっていた。ひいき目に見ても横綱らしくは見えず、誠に残念であるが、引退はやむを得ないものと思われる。北の湖の忠告を何故すなおに受け止めて、稽古に励めなかったのか悔しい思いがする。

幕の内全体を見ると、若い力士が上を窺っており、稀勢の里の引退により、横綱・大関陣の世代交代の時期が近づいたように思われる。しかし、相撲界には暴力事件などがまだ解決されたとは言えず、相撲人気は今のところ高いものの、世間の目には厳しいものがある。今年は、横綱の引退騒ぎで始まったが、平成の最後の年でもあり、今年を世代交代の改革の年に位置付けて、今後のさらなる躍進を期待したいものである。


19-2-5)  2019年2月の放送予定番組、

  2019年2月におけるNHKの放送において、初めに「教育テレビ」では、毎週日曜日の21:00〜23:00(最終日曜は除く)の「クラシック音楽館」が、N響定期を中心に放送されている。2月3日、10日、17日とN響定期1900回〜1902回が続くが、指揮者はヴェデルニコフ、ヘンゲルブロック、フェドセーエフと変わっているようだ。しかし、残念ながら、モーツァルトの曲は含まれていなかった。
    続いてNHKBSプレミアム・シアターでは、日曜日24:00〜4:00の予定であり、2月の音楽関係の予定では、2月10日がグラインドボーン―ンのオペラ「ヴァネッサ」、2月17日は英国ロイヤルバレエの「白鳥の湖」であり、2月24日はオペラの日で、二期会公演の下野竜也指揮東響のオペラ「後宮」と藤原歌劇団の「椿姫」の公演の予定であり、久しぶりで収録しておきたいと考えている。
    最後に、毎週月〜金曜日の5:00〜5:55の「クラシック倶楽部」では、放送予定がとても詳細になっている。2月1日にはソプラノのカルク、2月4日にはパノハ四重奏団など、録画済みと思われる名が並んでいるので、重複しないようにチェックしておく必要がある。

     一方のクラシカ・ジャパンでは、2月号の特集は、バレンボイムとウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラの創立20周年として、これまでの活動のドキュメンタリーや記念コンサートが放送されているが、モーツァルトには関係のない特集に思われた。2月号でモーツァルトの新規映像ソフトは、2月18日から放送されるアンサンブル・アーロウのボッケリーニの「スターバト・マーテル」のコンサートにおいて、その前半に、「アダージョとフーガハ短調」K.546が演奏される。それ以外のものは、残念ながら、既にアップ済みのソフトばかりであった。

         レコード芸術の2019年の2月号では、特集は例年通り、「リーダーズ・チョイス2018」として、「読者が選んだ2018年ベスト・デイスク」とされていた。この特集は、例年、モーツァルティアンとしてはあまり関心がなかったが、読者による人気特集として、「2018年ベストデイスク30」がリストアップされていたのでチェックすると、30CD中にモーツァルトは一曲も選ばれていないことが分かった。好みの問題なので、あまり取り上げる必要はないが、最近の演奏家の好み、モーツァルトの演奏の少なさが、結果的にこのような結果をもたらすものと思った。
       1月号の新譜月評の特選盤として選ばれた約32CDの中には、モーツァルトのCDは、含まれていなかった。準特選盤も見当たらない様子であったので、残念に思った。
      海外盤レビューでは、今月の注目盤として、イザベル・ファウストとアレクサンドル・メルニコフのフォルテピアノによりヴァイオリン・ソナタ集の第1集の紹介があった。ピリオド楽器での新しいソナタ集の始まりであり、今後の報告が期待されている。

        毎月1回は、レコード店をソフト探しでうろつくことにしているが、2月21日の日本モーツァルト協会の例会日に合わせて、銀座の山野楽器を訪れて、新刊のレコード芸術2月号や「ぶらあぼ」誌を求めて、リヒテルのピアノ協奏曲のDVDやハーゲン弦楽四重奏団のハイドンセット(1998)など未アップと思われる映像のDVDを見つけて購入してきた。新譜は少ないので、未アップの映像を見つけて、アップするように、心掛けるつもりである。


19-2-6) 2019年2月のソフト紹介予定、

   2019年の2月号のソフトをアップロードしようとして、実は、3月号にアップすべき手持ちのソフトが一つもないことに気が付いた。2001年以来、このHPを続けてきて、このような緊急事態はどうやら初めての体験のようである。平成の年号も3月いっぱいで終わるようであるが、これまで徐々に続いてきた長年のクラシックソフトの不足状況や、モーツァルトソフトの減少の結果が、このような状況を生み出したものであり、これから、新しい時代が始まるという予告的な現象なのかもしれない。 

2月号のトップの映像は、ミサ曲中の二つの曲で、「クリスマス・コンサートinウイーン2008」というクラシカ・ジャパンのクリスマス特集に含まれていた番組であり、ウイーンのコンツエルトハウスにおいて、ソプラノのキューマイヤー、メゾのガランチャ、テノールのフローレス、バスのエーデルマンとウイーン少年合唱団によるカレル・マーク・チーチョン指揮ウイーン交響楽団による注目すべきクリスマス・コンサートに含まれていた。初めの曲は、キューマイヤーのソプラノ・ソロによるヴェスペレハ長調K.339より第5曲目のラウダテ・ドミヌム「主をたたえよ」であり、第二曲目は、ミサ曲ハ長調(クレド・ミサ)K.257より「グロリア」(栄光の賛歌)で、ウイーン少年合唱団によって、高らかに歌われていたものであった。このクレド・ミサからの曲は、このHPでは初出の映像であり、貴重なものであると思われた。

    2月号の映像の第2曲目は、2019年01月03日の新年最初のNHKクラシック倶楽部で録画したものであり、ウイーン・ニコライ弦楽四重奏団による弦楽四重奏曲第21番ニ長調K.575であった。この四重奏団の名は初めてであったが、全員がウイーンフイルの仲間で、何と第一ヴァイオリンとチェロがスエーデン人の父と日本人の母を持つ兄弟であり、どうやら日本初公演ということであった。二人はまだ若いので、ウイーンフイルのメンバーとして意識したことはなかったが、ピアニストの弟と組んで、三人でへーデンベルク・トリオの名で演奏するという。この四重奏団は、2012年から活動を開始しているが、ドイツの古典派・ロマン派を中心にレパートリーを拡大しつつあるようだ。誠に残念ながら、この映像のメインは、ベートーヴェンのラズモフスキー第3番の四重奏曲であり、モーツァルトは、第2・第3楽章がカットされていた。しかしながら、この演奏で日本語を話す彼らの様子が分かったので、これからウイーンの情報源として、彼らの活動に注目していきたいと考えている。

    2019年の2月号の第3曲目は、2018年の年末に銀座の山野楽器店のBD棚で、偶然に、ドウダメル指揮ベルリン州立歌劇場の「フィガロ」(2015)を見つけ出した。日本語字幕付きで、ダルカンジェロ、レッシュマン、プロハスカ、クレバッサなどの名が並ぶ豪華な布陣であり、早速、購入して、アップロードしようと考えた。プロハスカはこれまで、アバドの指揮で「レクイエム」やコンサートアリアK.418などで、このHPにたびたび登場していたが、彼女のオペラは初めてであり、しかも地元での主役であるので、大変な人気であろうと考えた。また、ドウダメルのオペラも、これが初めてかと思われるが、兎に角、この二人に注目しつつ、久しぶりのベルリンからのオペラ映像を楽しみたいと考えていた。この映像記録は、2015年11月収録となっていたが、BDの制作年が2018年であり、理由はわからないが、最新のBDであることは、間違いがない。


(以上)(2019/01/21)



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