モーツァルト気狂いの最新入手ソフト情報−−平成30年2月号−−

(ホープリッチとロンドン・ハイドン弦楽四重奏団によるクラリネット五重奏曲イ長調K.581および管楽八重奏団による「魔笛」のハルモニー音楽、序曲ほかアリア3曲/外山雄三指揮NHK交響楽団による管楽器のための協奏交響曲変ホ長調K.297b、およびラファエル・セヴェールのクラリネットとプラジャーク弦楽四重奏団によるクラリネット五重奏曲イ長調K.581/ウエザー=メストとウエイク・ウオーカー演出によるミラノスカラ座の「フィガロの結婚」、)

(先月の月報は  「こちら」 )


私の最新入手ソフト情報−平成30年2月号−

一私の最新入手ソフト情報一平成30年(2018年)2月号−(1802review.html)

(ホープリッチとロンドン・ハイドン弦楽四重奏団によるクラリネット五重奏曲イ長調K.581および管楽八重奏団による「魔笛」のハルモニー音楽、序曲ほかアリア3曲/外山雄三指揮NHK交響楽団による管楽器のための協奏交響曲変ホ長調K.297b、およびラファエル・セヴェールのクラリネットとプラジャーク弦楽四重奏団によるクラリネット五重奏曲イ長調K.581/ウエザー=メストとウエイク・ウオーカー演出によるミラノスカラ座の「フィガロの結婚」、)

18-2-0 平成30年/2018年2月初めの近況報告−

−稀勢の里が、土壇場の状態に追い込まれた。開き直って最善を尽くすより方法はない−

18-2-1) ザルツブルグのモーツァルト週間に出席して来ます。
18-2-2) ワルターとシュワルツコップのお陰で、大部、総括の整理が出来た。
  18-2-3) フェラインの季刊に「後宮」の投稿をします。
18-2-4) 菊池洋子、津田裕也など好みのピアニストの映像が増えてきた。
18-2-5) 2018年2月号の放送予定番組、
18-2-6) 2018年21月号のソフト紹介予定、

 (最新のHDD録画より;ホープリッジのクラリネット五重奏曲K.581ほか)
18-2-1、エリック・ホープリッチとロンドン・ハイドン弦楽四重奏団によるクラリネット五重奏曲イ長調K.581、
2017年9月27日、ヤマハホール、および管楽八重奏団による「魔笛」のハルモニー音楽、序曲ほかアリア3曲、1996年10月16日、木曽文化会館ホール、長野県木曽福島町、第22回木曽音楽祭、
 (2017/11/23、NHKクラシック倶楽部をHDD-5に収録、および1996/10/15、NHKクラシックアワーの放送をVHS201に収録、)

(古いVHSの録画より;協奏交響曲K.297bとHDDのK.581)
18-2-2、外山雄三指揮NHK交響楽団による管楽器のための協奏交響曲変ホ長調K.297b、
1995年4月1日、N響定期第1258回生中継、NHKホール、およびラファエル・セヴェールのクラリネットとプラジャーク弦楽四重奏団によるクラリネット五重奏曲イ長調K.581、2014/5/4、ラ・フォル・ジュルネ・ジャパン2014、東京国際フォーラム、
(1995/04/01、NHKBモード生中継をVHS158に収録、及び2014/08/18、クラシック倶楽部の放送をHDD-2に収録、)

(最新のDVD新盤の映像より;メストとスカラ座の「フィガロの結婚」)
18-2-3、フランツ・ウエザー=メストとミラノスカラ座の「フィガロの結婚」
、ウエイク・ウオーカー演出、2016年収録、Teatro Alla Scala、
(出演者)伯爵;Carlos Alvares、伯爵夫人;Diana Damrau、スザンナ;Golda Schultz、フィガロ;Markus Werba、ケルビーノ;Marianne Crebassa、マルチェリーナ;Anna Maria Chiuri、バルトロ;Andrea Concetti、バルバリーナ;Theresa Zisser、
(2017/12/30、新宿タワーレコードにてDVD盤日本語字幕付きを購入、)



18-2-0 平成30年/2018年2月初めの近況報告−

−稀勢の里が、土壇場の状態に追い込まれた。開き直って最善を尽くすより方法はない−

  昨年の12月号でも書いているが、稀勢の里は1月場所でも結果を残せなかったので、いよいよ、土壇場の状態に追い込まれた。開き直って最善を尽くすより方法はない。取り口を見ていると、下半身に力が入っていない。これは四股を踏み、稽古量を多くして、基礎からたたき直さなければ、元に戻らない。前回も指摘したように、怪我をしてから、半年以上も、身体を鍛えていないので、一からやり直しが必要になったようだ。横綱を目指していた時代に戻って、高安と二人で、とことん鍛え直さなければ、復活しないであろう。良い見本が鶴竜で、彼は一から再出発して、今場所は少しづつ復活しているようだ。

3月場所は直ぐ来るので、間に合うかどうか分らないが、後がないのだから、自分で納得出来るまで、努力しなければならない。頑張れ、稀勢の里。これは、自身でなければ分らない。兎に角、出れば必ず10勝以上は、求められるので、そこまで自分で納得出来るまでやらなければ、結果はついてこない。横綱としての成績が残せなければ引退となるので、まさに命がけで稽古に精進してもらわねばならない。高安も調子が悪いので、二人で工夫をして、何としてもこの汚名を、取り戻してもらいたい。目覚めよ、稀勢の里。あなたなら出来る。横綱になったのだから。皆が心配しながら応援しているので、兎に角、頑張って良い手本を見せて欲しい。





18-2-1) ザルツブルグのモーツァルト週間に出席して来ます。

  11月号でマニアックなモーツァルト好きの方々にお誘いをし、また、1月号にも今回の予定などを説明しているので、重複するところがあれば、お許しいただきたいが、今回は、最後の旅行の積もりで、旅行の準備をしている。一日三回のコンサートを、4日間連続でモーツァルトを聴けるこの楽しみは、応えられない豊かな気分にさせてくれる。今回も心から楽しんで来たいと思う。そのため、過去に、何回、このM週間を訪れているかチェックして見た。このHPの海外旅行記のバックナンバーに、写真入で報告しているので、久し振りで調べて見ようと思い立った。

   最初のM週間は、1997年の1/2月に初めて待望のモーツァルト週間に参加したときで5日間ほど滞在した。この年は、生憎厳冬で晴天に恵まれず、お城より高い周囲の山並みはどんよりとした暗い雲に覆われ、全く見ることが出来なかった。初めてホグウッドとレヴィンのピアノ協奏曲のシリーズに出遭ったことと、ヴェッセリーナ・カサロヴァがザルツブルグ・デビユーしたことは明確に覚えている。帰りの有志によるミュンヘン旅行で、グルベローヴァがロジーナを歌った「セヴィリアの理髪師」を見て感動した覚えがあった。

  素晴らしい旅行を体験したのに、何も残っていないのを反省して次回からは、必ず旅行記を書き、内容のあるコンテンツが必要なHPに掲載することを決意した。2006年のMイヤーのM週間の祝賀コンサートの切符を確実に確保するため、M週間の参加実績を作ろうと、2003年から、2004年2005年2006年と4回連続してM週間に参加している。そしてその詳細なコンサート報告が、HPにそれぞれ記載されている。2006年のMイヤーのコンサート記録は、DVDになって残されている。今思えば、我ながら、良くやってきたと思う。

  2006年でこの旅行会は終わったので、暫く途絶えていたが、郵船トラベルが、毎年、このM週間の時期に「モーツァルト紀行」というツアーを組んでいることに気がつき、それ以来、私はこのツアーを利用して、仲間と参加してきた。このツアーでは、2010年に久し振りで参加し、その後2015年2017年、と続いて、今回2018年に至っている。記録のない1997年を加えると、今年で9回目の参加になるようであった。こうして、記録を振り返ると、第10回目が最後の旅行に相応しいような気がするが、果たしてどうなるだろうか。

     郵船トラベルの添乗員さんからの電話情報では、ザルツブルグは雪が降った状態なので、寒さ対策と雪靴が必要との情報が入っている。寒さと雪への完全対策をして、出発したいと準備している。


18-2-2) ワルターとシュワルツコップのお陰で、大部、総括の整理が出来た。

     昨年の暮れにワルターとシュワルツコップの10CDBox盤を偶然に入手したが、それぞれに3枚のモーツァルトのCDが入っていたので、とても有り難かった。ワルターには6曲が、 シュワルツコップはリート集が入っていたので、コンサートアリアなどを含めて10曲ほど、のデータベースを修正し、それぞれの曲の「総括」を行なってみた。これらは、いちいち、報告していないが、自分ではかなり片づいたような気がしているので、嬉しく思っている。




   シュワルツコップには、このHPではジェラルド・ムーアとの2曲のリート映像(2-4-2)が残されているが、モーツァルト以外では、R.シュトラウスのオペラ「薔薇の騎士」のカラヤン指揮の素晴らしい演奏が残されているので、彼女の確かな記録を映像で確かめることが出来る。ワルターについては、残念ながら映像で確かめることは困難であるが、彼のジュピターやト短調交響曲は、New Yorkフイルとコロンビア交響楽団との二つのCDで聴くことができるようになった。また、フランチェスカッテイのヴァイオリン協奏曲第3番K.216と第4番K.218が含まれており、これを機会にヴァイオリン協奏曲全5曲のデータベースを完成させることが出来た。さらに、シュワルツコップのリート集のピアノ伴奏はギーゼキングが弾いているが、素晴らしい音で録音されており、ギーゼキングのピアノを充分に楽しむことが出来た。LP時代の音楽に飢えていた時代に親しんだ巨匠たちの名が出て来ると、懐かしさのあまり、つい手を出してしまうが、嬉しいことである。


18-2-3) フェラインの季刊に「後宮」の投稿をします。

    今度のM週間において、目玉のオペラはヤーコプス指揮の「後宮」であり、 彼の「フィガロ」(10-4-2)や、「ドン・ジョヴァンニ」(9-2-3)はいずれも好感を持って見聞きしてきたので、この「後宮」も、何か新しいところがあるかと期待をしている。

    オペラ「後宮」については、かねて全23組の映像の総括をまとめたところであり、今度の季刊に投稿しようと考えている。実は、季刊100号に載せようと考えて着手したものであるが、字数が多くなったので、次の機会にと考えて見た。どの映像が、好ましいかについて自分なりに考えて見たが、その結論は以下に示す表−2’の通りであり、ご覧いただきたいと思う。

 









表-2' オペラ「後宮」の映像の年代別整理、(2017年5月現在)

No1954〜87(80年代以前) 1989〜98(90年代)2000年以降(2000年代)
モラルト・ヴァーニク(54) ○アーノンクール・ヘルマン(89) ○メータ2・グラムス(102)
フリッチャイ・−(54)エストマン・クレメン(90)ケーニッヒ・ミラー(103)
メータ1・ストレーレル(67)◎ジェルメッテイ・ハンペ(91)マッケラス・モシンスキー(104)
○ガルク・クプファー(78)○ガーデイナー・パスカル(91)廣上潤一・高島勲(105)
クーン・ウッド(80)ゲンネンヴァイン・マンテイ(92)ボルトン1・ヘアハイム(106)
◎ベーム・エヴァーデイング(80) ○ミンコフスキー・サレム(97)カリデイス・シモンズ(108)
○ショルテイ・モシンスキー(87)ツアグロゼク・ノイエンフェルス(98)○ボルトン2・ロイ(110)
グラーフ・マルターラー(113)
◎テイチアーテイ・マクヴィッカー(115)

注) ◎は最高のもの、 ○印は優れた好ましいもの、

最近ではイギリスの若い34歳の指揮者テイチアーテイのグラインドボーンの映像(2015)(16-9-3)が、とても気に入っている。彼の「フィガロの結婚」(2012)(13-10-3)もとても素晴らしく、昨年のM週間で彼の指揮振りを確かめているが、ピリスとのピアノ協奏曲第21番などは、なかなかの逸材であると感じさせていた。
この「後宮」の映像については、私は最初に見たベームのバイエルン歌劇場のLD(1980)(9-10-3)が忘れられず、最近になって改めて見ても、歌手の動きはないが、素晴らしい舞台であると考えている。この映像はアライサとグルベローヴァのコンビであるが、この二人が「魔笛」や「コシ」などで歌っていて、私をオペラ好きにさせた歌手たちであろうと懐かしく思っている。また、もう一つ忘れられないのは、ジェルメッテイ指揮・ハンペ演出のシュヴェツインゲンのロココ劇場の映像(1991)(11-9-3)は18世紀スタイルの小劇場でオペラを楽しむ極上の味わいを感じさせてくれた。
私はこれら三つの映像を「後宮」のベスト3にあげているが、それぞれが、1980年代、1990年代、2000年代を代表するオーソドックスな「後宮」の舞台であると感じているが、いかがなものであろうか。


18-2-4) 菊池洋子、津田裕也など好みのピアニストの映像が増えてきた。

   NHKのBS103CHのクラシック倶楽部は、私の重要な映像の情報源であり、モーツァルトに限らず、演奏家を知る意味で広く収録している。最近では、クリスティアーネ・カルクやエヴァ・メイの来日公演の映像を収録しており、、カルクはモーツァルトのリートを歌ってくれたので、その様子をアップロード(17-3-2)したりしている。

   最近では、菊池洋子が京都府宮津市の会館のコンサートで、ハッとするようなショパンの練習曲Op25を、 弾いてこれを収録出来たので、嬉しく思っている。彼女は2002年に第8回モーツァルトコンクールで優勝しており、モーツァルトのCDを何枚かリリースする実力の持ち主で、このHPでは、彼女の弾いた幻想曲K.475およびピアノソナタ第14番ハ短調K.457の紀尾井ホールの演奏(13-8-2)が記録されている。また、彼女は室内楽との共演も大切にしており、このHPでは、菊池洋子のピアノとアフラートウス・クインテットのピアノ五重奏曲変ホ長調K.452(8-9-1)がアップされている。彼女の軽やかで透明なピアノの響きがオーボエやクラリネットなどの木管のひなびた響きに良く合い、とても気持ちの良い響きの演奏であった。彼女はまだ若いので、好きなものを一通り弾いてから、いずれ最後にまたモーツァルトに戻ってくるピアニストだろうと信じて、いつも注目しているピアニストである。

      最近放送された注目すべき若手ピアニストとして、津田裕也というピアニストのメンデルスゾーンの「無言歌」だけのリサイタルが、クラシック倶楽部の映像で紹介されていた。音友ブックの2018年1月1日発刊の最新の「ピアニスト」には、まだ掲載されておらない方で、東京芸術大学・大学院で学び、ベルリン芸術大学で8年間学んだ経歴の持ち主のようであった。ライプチヒでメンデルゾーンの博物館に行き、そこで作曲者が書いた絵の繊細さに驚いて、メンデルスゾーンをテーマにしているピアニストのようである。私も博物館で同じ体験をしているが、メンデルスゾーンの「無言歌」はギーゼキングのLPで知って好きになり、バレンボイムの2枚のCDで、全48曲を聴いて来ているが、映像は、勿論、今回が初めてであり、なかなかの好演で楽しめた。今後も、注目して行きたいと思う。


18-2-5) 2018年2月号の放送予定番組、

    2018年2月におけるNHKの放送において、初めに「教育テレビ」では、毎週日曜日の21:00〜23:00(最終日曜は除く)の「クラシック音楽館」が、N響定期を中心に放送されている。2月では、アンコール特集とされ、2月4日はベルリン・コンツエルトハウス管弦楽団、2月11日はフイルハーモニア管弦楽団、2月18日はデトロイト交響楽団のいずれも来日公演のコンサートであり、残念ながら、モーツァルトは関係がなかった。
        続いてNHKBSプレミアム・シアターでは、日曜日24:00〜4:00の予定であり、2月の音楽関係の予定では、12日はチューリッヒ劇場のマスネーの「ウエルテル」、19日はバレエ、26日はサイモン・ラトル指揮のハイドンの「天地創造」が予定されており、ここでも、残念ながらモーツァルト関係はなかった。
        最後に毎週月〜金曜日の5:00〜5:55の「クラシック倶楽部」では、2月分ではモーツァルトは1曲だけのようであり、フランスのアドロ弦楽四重奏団のニ短調弦楽四重奏曲K.421の一部が予定されているようである。

         一方のクラシカ・ジャパンでは、2月号で現代のベルカント・テノールの旗手ファン・ディエゴ・フローレスの特集であり、3公演のオペラが放映される。フローレスは、ロッシーニの「チェネントラ」を収録したばかりで、加藤浩子先生が奨めるように現代最高のベルカント・テノールであろうが、今回はウイーン国立歌劇場での「ドン・パスクワーレ」、グノーの「ロミオとジュリエット」およびリセウ歌劇場での「ランメルモールボルチア」の3公演が、一挙に放送される。
         それ以外は、残念ながら、収録済みのものばかりで、モーツァルトの新映像は皆無でガッカリしている。

          レコード芸術の2018年の2月号では、特集は「読者と本誌執筆陣で選ぶベスト・ディスク・ランキング2017」であった。そして得点によってランクされた20位までの曲がランキングされていたが、残念ながら、執筆者のランク20にも読者のランク20にもモーツァルトは含まれておらず、全くの少数者になったようで寂しかった。得点の基になる執筆者19人のベスト10デイスクの中には、モーツァルトは5点選ばれており、1位に飯森範親指揮・山形SOの交響曲全集、2位にクルレンツイスの「ドン・ジョヴァンニ」、3位にベヌティエのピアノによるピアノ協奏曲第21番及び24番、5位にミンコフスキの「ルチオ・シッラ」、6位にファウストのヴァイオリン協奏曲集の5点であった。これはモーツァルトの出番は、5/190であることを意味しており、残念ながら、いかにモーツァルト・ソフトは年間を通し人気がなかったかを示している。
     2月号の新譜月評の特選盤として選ばれた22CDの中には、モーツァルトのCDは、珍しく1曲もなく残念であった。今月はビデオソフトに3タイトルあったが、ここでもモーツァルトは関係がなかった。
     「先取り!最新版レヴュー」では、8タイトル中に珍しく1タイトルが選ばれていた。アンデルシェフスキーのピアノ協奏曲第25番&第27番の最新のCDで、ヨーロッパCOとの弾き振りであろうか、鈴木淳史氏が推薦していた。このピアニストは、、ヤルヴィ指揮でN響と共演(17-4-1)しており、第25番はとても楽しめるものであった。今度のM週間では、ウイーンフイルとやはり第25番を弾くようなので、楽しみにしている。
       海外盤レビューでは、今回は珍しくモーツァルトの新譜は、全くなく残念だった。前回は3点もあったのに、不思議なものである。

          毎月1回は、レコード店をソフト探しでうろつくことにしているが、 昨年12月30日に新宿タワーレコードで、エリザベート・シュヴァルツコップの10CDBOX盤と、メスト・スカラ座の「フィガロの結婚」(2016)を求めた上に、銀座の山野楽器店でF.ジョルダン指揮パリオペラ座の「コシ」(2017)などを求めたので、安心して休んでしまった。1月は寒い上に、東京へ出る行事が少なく、旅行の準備のため超多忙で、正直なところ時間が取れなかった。お許しいただきたい。


18-2-6) 2018年2月号のソフト紹介予定、

       今年の2月号は、既に用意されたテープを除くと、お約束通り新譜ばかりであり、これがいつまで続くか分らないが、頑張ってみたいと思っている。
       2月号の第1曲は、エリック・ホープリッチとロンドン・ハイドン弦楽四重奏団によるクラリネット五重奏曲イ長調K.581であり、これは昨年の11月23日にNHKクラシック倶楽部で収録したものであり、昨年9月のヤマハホールでの演奏会であった。ホープリッジは、昨年8月に、有田正広指揮東京バッハ・モーツァルト・オーケストラによる協奏交響曲変ロ長調K.297bで、クラリネットを吹いていたが、これは古楽器演奏の初期の録音(1992)(17-8-3)であったので、25年前のものである。彼は古楽器の世界的名手であるばかりでなく、楽器の研究・製作にも熱心で、今回の彼のクラリネットは、1794年の版画を基に再現・製作したものとされ、3度低い音が出るという説明がなされていた。一方、伴奏のロンドン・ハイドン弦楽四重奏団は、2000年に結成された古楽器四重奏団で、ハイドンのロンドンでの活躍に因んでの出発で、次第にレパートリーが広がっている団体である。
       第2曲目は、管楽八重奏団によるアリア集などのハルモニー音楽が、日本では非常に少ないようなので、昨年、かなり集中して探したところ、古いテープの中に第22回木曽音楽祭(1996)での木曽文化会館ホールでの演奏会で、「魔笛」の序曲ほかアリア3曲の演奏を見つけ出したので、報告するものである。

        2月号の第2曲目は、早くからテープを探してアップの準備をしていた外山雄三指揮NHK交響楽団による管楽器のための協奏交響曲変ホ長調K.297bであり、1995年4月1日、N響定期第1258回のNHKホールからの生中継であった。ソリストたちは、当時の首席たちで、因みにクラリネットは横川晴児氏が吹いていた。これで、この曲の映像は5演奏目で、全てのアップが完了することとなった。
        第2曲目は、HDD-2に録画していた古いもので、アップをし忘れていたラ・フォル・ジュルネ・ジャパン2014の東京国際フォーラムにおいて演奏された、ラファエル・セヴェールのクラリネットとプラジャーク弦楽四重奏団によるクラリネット五重奏曲イ長調K.581である。残念ながら、時間の都合で第二楽章が割愛されており、演奏団体やソリストにも記憶がなく、忘れられたものを掘り起こした演奏となった。

     2月分の第3曲目は、最近好調のミラノスカラ座と、初めてスカラ座を指揮するウエザー=メストによる彼2度目の「フィガロの結婚」の映像であり、このHP初めてのウエイク・ウオーカーが演出した2016年の公演記録であった。日本語が字幕にあり、BDが見当たらず、DVDになってしまった。、前回のメストの「フィガロ」(9-7-2)は、一連のベヒトルフ演出のチューリヒ歌劇場の映像(2007)であったが、もう10年も経っており、歌劇場も変わっているので、メストには期待していた。さらにこの映像では、ダムロウが伯爵夫人を演じて円熟味を増してきており、また「ルチオ・シッラ」で活躍した若々しいスターのクレバッサが、チョビ髭を生やしたケルビーノを歌っており、やはり彼女の歌には期待したいと考えられた。果たして、全曲を通した感想はどうなるか、期待が大きい「フィガロ」であった。


(以上)(2018/01/25)



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