(BDCHのアーカイブより;内田光子のピアノ協奏曲ニ短調K.466ほか)
18-6-2、内田光子のピアノとサイモン・ラトル指揮ベルリンフイルによるピアノ協奏曲ニ短調K.466、2006/12/31、06ジルベスター・コンサートより、および、コンサートアリアK.505「どうして貴女が忘れられようか」特集;U-TubeのK.505に関する映像検索の試行ー
−結果的に5映像が検索されたー、2018/05/31、

−今回の内田光子の演奏は、三つの楽章を通じて、独奏ピアノが実にクリアで、充分にその役割を果たすとともに、オーケストラや特にフルートやオーボエなどとも息が良く合って見事なアンサンブルを示しており、この曲の最高の名演奏の一つではないかと思わせるほど、極めて充実した響きを聴かせてくれた。この演奏は今から12年ほど前の映像記録であったが、少しも古さを感じさせず、年代的に彼女のベルリンフイルとのデビューを飾る快心の好演であったと思われる。一方のモーツァルトの作品のU-Tubeによる映像検索についての試行結果では、K.505のK番号を入力すれば、私の場合には、効率よく、K.505の映像が検索できており、また、新しい映像を見つけるため、結果的に5映像の検索が出来たが、今世紀の新しい映像は、恐らくミンコフスキーのものだけで、他の4映像はいずれも前世紀の古い映像ばかりであった−

(BDCHのアーカイブより;内田光子のピアノ協奏曲ニ短調K.466ほか)
18-6-2、内田光子のピアノとサイモン・ラトル指揮ベルリンフイルによるピアノ協奏曲ニ短調K.466、2006/12/31、06ジルベスター・コンサートより、およびボニタチブスのソプラノとミンコフスキーの指揮でコンサートアリアK.505「どうして貴女が忘れられようか」ほか、2014年7月、

(2018/05/20、BDCHのアーカイブよりアップ、およびY-TubeよりK.505を検索して)

           ベルリンフイルのBDCHのアーカイブで、内田光子とラトルとのニ短調協奏曲K.466を見つけ出したときは、とても嬉しかった。この演奏は、最近のモーツァルトの協奏曲のようにベルリンフイルの定期の演奏ではなく、06年12月31日のジルベスター・コンサートの中の沢山の曲と一緒に含まれていたので、最初の検索では出てこなかったからである。彼女のこのK.466の映像には、既に紹介済みの2001年のザルツブルグ・モーツァルト週間の有名な弾き振りの映像(2-2-1)があるが、この映像は彼女が指揮者を兼ねており、彼女は忙しすぎて、彼女のピアノの弾く姿をゆっくりと楽しむゆとりがなくて、落ち着いて拝見できず、かねて残念に思っていたからである。今回のこの2006年のコンサートでは、彼女は第二曲目に登場して、ラトルの指揮の下にピアニストとしての真価を発揮し、嵐のような拍手を浴びながら演奏した様子が写されており、彼女の基本となるこの曲のベストの映像が残されたと思わざるを得なかった。



            このサイモンラトル指揮の06年ジルベスター・コンサートは、R.シュトラウス特集であり、第一曲目が交響詩「ドン・ファン」であり、第三曲目がオペラ「ばらの騎士」から有名な三重唱のある「フィナーレ楽章」となっていた。アーカイブでは、それぞれの曲が選択出来るように編集されていたが、今回の内田光子のピアノによるピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466は、第二曲目であり、映像の画面では、早速、内田光子とラトルとが拍手の中で一緒に登場するところから開始されていた。内田光子は丁寧に深くお辞儀をし、ピアノの前に着席して、やがて曲は静かに開始した。低弦の三連符とシンコペーションのリズムによる出だしは重々しく始まるが、サイモン・ラトルの両腕が次第にしなやかに動き出すと、オーケストラは心得たように弾み始め、暗い表情の弦による第一主題が進み出した。オーボエとフルートによる明るい表情の副主題が表れてホッとするが、そのまま経過部となり、ラトルの力強い指揮でオーケストラが高まりを見せながら力強く主題提示を終えていた。オーケストラをよく見ると、コントラバスが3台でクラリネットを欠きフルートが1本の彼独自の二管編成であり、ピアノはスタインウエイであった。



             内田光子のアインガングのピアノの音がクリアに粒立ち、輝くような始まりを見せてから、直ぐに不気味なリズムに支えられる第一主題に入りピアノが細やかなフレーズで走り出していた。そして、続けて明るい副主題を木管とピアノで提示してから、おもむろに独奏ピアノが第二主題を初めて晴れやかに美しく提示した。内田光子のピアノの音は、しっかりと弾むように弾かれており、ここでは短いオーケストラとピアノの対話から始まり、オーケストラとピアノによる長いダイアログが続けられ、さらに木管もこれに加わると独奏ピアノが早い走句で縦横に走り出し、粒立つようなピアノの技巧を示しながら突進していた。そして、途中からラトルのオーケストラが力強く加わって盛り上がりを見せながら、主題提示部のオーケストラがしっかりと締めくくられていた。





     展開部では独奏ピアノによるあのアインガングの主題で始まり、オーケストラと内田光子の独奏ピアノとが交互に高まり合いながら進行していた。後半では再び第一主題のリズム主題が現れて、独奏ピアノの目まぐるしい技巧的なパッセージが激しく続き、まさに内田光子のペースとなって力強く終結していた。再現部では、オーケストラによる第一主題を途中からピアノが引き継ぐように活躍して、いつの間にかピアノがオーケストラを従えながら進行し、内田光子のペースとなっていた。続く副主題がピアノで提示された後に現れた第二主題では、独奏ピアノの後は木管とピアノが交互に主題を提示したり、木管が主題を提示したりして進みながら、独奏ピアノの走句となり、盛り上がりながらカデンツアへと突入して行った。彼女は、お馴染みのベートーヴェンのカデンツアを丁寧に弾いていたが、中間部では第二主題の回想がことのほか美しく聞こえていた。内田光子のピアノ演奏は、ラトルの指揮やオーケストラと対等に、木管とは良く合わせながら、落ち着いた風格のあるものであり、独奏ピアノに集中して弾いているのが良く分り、期待を裏切らなかった。





     続く第二楽章はロマンスと題された三部形式の歌謡調の独奏ピアノによる愛らしい夢を奏でるようなアンダンテであるが、初めに内田光子の独奏ピアノが実に美しくて優雅なロマンスの主題をゆっくりと弾きだした。そして主題全体を呈示した後、静かに木管と弦楽器に渡されて行き、その後は独奏ピアノが主体的に歌うように進行していた。続いて独奏ピアノがトーンを変えて第二の新しい主題を提起するが、これは一音一音ピアノの音をクリアに響かせながら静かな弦の伴奏でゆっくりとこの上もなく美しく進行していた。内田光子は心得たように丁寧に弾いており、ここでは独自の彼女らしいきめ細かな装飾音や、時には変奏を加えながら弾き進んでいた。そして再び最初のロマンスにゆっくりと戻って第一部を静かに終えていた。

     そこへ、突然、激しい独奏ピアノが、まどろみをぶち壊すように、意表をついて疾風怒濤のように激しく共鳴し、鋭い上昇音形がもの凄いスピードで鍵盤上を駆けめぐっていた。この激しい中間部は、木管が後押しをしながら巧みに繰り返され、素晴らしいスピードのまま盛り上がった後に静かに収まりを見せていた。内田光子のピアノは、この穏やかなロマンス主題に対し、この中間部では意表をついた激しい変化を見せ、ロマン派のピアノのようなダイナミックな姿を現しており、見せ場を作っていた。しかし、激しい嵐が去ると再び第三部としてあの美しいロマンスに戻ってゆっくりと進行し、まどろむように終息していた。2006年時点ではまだ58歳の成熟しきった内田光子のしっかりした落ち着きのある独奏ピアノを聴き、彼女の独奏ピアノに集中する姿を見ていて、久し振りで満足出来るロマンス楽章を聴いたという感じがした。








      フィナーレは展開部を欠いたソナタ形式か、聴き方によってはロンド形式のようにも聞えるアレグロ・アッサイの早い楽章。いきなり内田光子の独奏ピアノの素早い上昇する音形の第一主題で始まり、これがオーケストラに渡されてトウッテイで激しく反復され拡大されていた。続いて独奏ピアノが踊るような別の新しいフレーズを弾き始めて経過部に発展していた。そして再び独奏ピアノが力強い軽快な第二主題を提示して行くが、内田光子のピアノはスピード感にあふれて軽快に進み、これがオーケストラにより反復されてから、フルートによる新しい終結的な主題が提示され、これが提示部のエピローグに勢いよく発展していた。 続いて展開部なしに再現部に移行していくが、この変化点で独奏ピアノが即興的なアインガングを入れながら一息おいて明るいロンド主題のように聞える再現部に突入していた。再現部ではほぼ型通りに提示部を再現していたが、エピローグの最後にカデンツアの後、最後にピアノがフィナーレ主題に立ち戻り、全体を引き締めるように独奏ピアノが存在感を示しながら最後のコーダに突入していた。この楽章は、終始、ソリスト内田光子のペースで進み、素晴らしい独奏ピアノの動きと響きで終始しており、彼女の集中力のある姿や表情からは、見て安心出来る熟達した手慣れた大家の風貌が滲み出ているように思われた。

               終了と同時に大きなかけ声と拍手が沸き上がる中で、内田光子は両手を胸に当てて、全身で拍手に対する感謝の意を伝えていたが、やがて指揮者のラトルとも抱き合って、演奏が上手く行ったことをお互いに喜び合っていた。今回の演奏は、三つの楽章を通じて、独奏ピアノが実にクリアで、充分にその役割を果たすとともに、オーケストラや特にフルートやオーボエなどとも息が合って見事なアンサンブルを示しており、この曲の最高の名演奏の一つではないかと思わせるほど、極めて充実した響きを聴かせてくれた。この演奏は今から12年ほど前の映像記録ではあるが、少しも古さを感じさせず、年代的に彼女のベルリンフイルとのデビューを飾る快心の好演であったに違いない。彼女のアーカーブには、ベートーヴェンとの5つの協奏曲を含めて12曲の演奏が残されているが、これは2006年以降毎年のように、このフイルハーモニアホールのベルリンフイル定期演奏会に顔を出している証拠になっている。世界的なベルリンフイルの腕達者たちと年齢的に成熟してきた内田光子の独奏ピアノとの合性が見事に合致して、いずれの曲も名演奏になって残されているのはとても有り難く、何時でも簡単に聴けるので、このBDCHのシステムには特別に感謝している。

(以上)(2018/05/23)


U-Tubeへの期待−今はやりの動画をこのHPで、どこまで使えるか?−

−特集;K.505のコンサートアリアの動画をテストしてみて−

1、K.505の検索結果のご報告−一日仕事で、何とか鑑賞に耐える5種類の映像が検索された、

              U-Tubeからの新しい映像の収録を、映像数が少ない曲を中心にテストしたいと考えて、このたび思いつきで、コンサートアリアのレチタティーヴォとロンド「どうしてあなたを忘れられようか?愛しい人よ。」K.505をU-Tubeで検索して見た。新しいTVをネットワーク接続すると、アプリの画面が沢山出て来るので、U-Tubeに直ぐ接続出来、リモコンで検索入力欄に「K.505」と入力して見ると、関係する動画が無限に検索されてくる。機関車や車の車両やスカルラッテイのソナタが間違えて検索されて来るようであるが、有り難いことに6〜7割はこのコンサート・アリアK.505の関係である。その中から、何とか最初の200画像くらいを開いてチェックして見て、その中から、まだ未アップの鑑賞対象としてお薦め出来そうな新しい映像を5組ほど選ぶことが出来たので、以下にご紹介することにする。

               現在の私のこの曲のデータベースでは、録音数が12組であり、このうち映像は3組と少なく残念に思っていた。LPやCDでは、昔から有名な歌手が良い録音を残しており、ベルガンサ、シルヴィア・シャシュ、マテイス、カークビィなどが収録されていたが、U-Tubeではさらにフレーニ、サザーランド、プライス、ヘンドリックスなどの著名なソプラノの録音を聴くことができた。この曲は、「フィガロの結婚」のスザンナを歌ったソプラノのナンシィ・ストレース嬢のために作曲されているが、ソプラノもアルトも歌える有名曲なので、録音数が多いと思われる。



表−1、U-Tubeによる「コンサートアリアK.505」の検索結果(2018/05/27)
番号公開日検索数歌手ピアニスト指揮者メモ
2012/09/2311345回M.PriceEschenbach(Eschenbach)
2012/03/2311012回F.LottZacharias1997、Geneve
2014/04/278997回A.BonitatibusCorti(FP)MinkowskiCrebassa、
2017/04/012246回A.BaltsaGulda(Gulda)Munchen-PO
2018/01/06421回S.TheodoridauBuchbinderSawallisch日本語字幕あり


                しかし、肝心の映像の方では、圧倒的に素人歌手たちが聞いて下さい・見て下さいとばかりにアップロードしたものが過半数であり、プロの歌手の映像となると限定されてくる。 映像で断トツなのは、アップ済みのバルトリ・内田光子・ムーテイ(6-4-4)で、検索回数は85000回と他を圧倒していた。しかし、アップ済みの有名なスチューダー(6-1-3)が、残念ながら録音のみで映像は検索できず、またプレヴィン・アレクザンダー(14-11-2)は見当たらなかった。検索された5映像は、検索回数で順位付けしてあるが、公開日以降の時間軸の古さと相関関係にあり、ミンコフスキーやサバリッシュの映像は、新しいので検索回数はまだ少ない状態になっていると思われる。

2、検索ソフトへのコメント、

           表−1に示すU-Tube利用者のソフトへの評価は、やはり検索回数の多さが一つの目安となると思われるので、その回数の大きさの順に、ソフトを鑑賞した結果を、簡単にコメントしておこう。

2−1、M.プライス・エッシェンバッハの弾き振りによるK.505、

       イギリスのソプラノ歌手マーガレット・プライス(1941〜)が第1位にランクされるとは、真に失礼ながら、驚きであった。実は、声と顔写真だけなのであるが、アメリカの黒人歌手レオンタイン・プライスと、初めは、間違えた懐かしい名前であったからである。彼女はコヴェントガーデンでケルビーノを歌って、「フィガロの結婚」でオペラデビューを果たし、ドンナ・アンナ役を当たり役として評価されていたという。


        この映像を拝見すると、彼女は立派な体格で、オーケストラとピアノを相手に正面から朗々と歌う古風なオーソドックスな歌手に見えたが、驚いたのは当時若きピアニストだったエッシェンバッハがピアノを弾き、小ぶりなオーケストラを指揮していたことであった。この映像を見て、堂々と歌うプライスの歌唱力もさることながら、現在は坊主頭で有名な指揮者が、ふさふさの髪をしたエッシェンバッハであり、彼の若き姿が目についた貴重な映像でもあると、確信を持ってご紹介しておこうと思う。


2−2、F.ロットのソプラノとカツアリアスのピアノによるK.505、

        イギリス生まれのソプラノ歌手フェリシティ・ロット(1947〜)は、プライス同様にコヴェントガーデンの出身のようだが、彼女はここで「魔笛」のパミーナ役としてデビューしたとされているが、このHPでも彼女が出演した「魔笛」の映像(4-7-1)がアップされていた。彼女は清楚な感じのするソプラノの歌手であるが、ここでも彼女らしい内気な歌い方で、この別れの歌を悲しげに歌っており、なかなか好感が持てた。


         一方のカツアリアスは、ラフなスタイルでピアノを弾いていたが、彼のピアノは、ソナタを弾いているように実に美しく、ロットの歌に花を添えていた。私は彼のピアノソナタ全集のCD-Box盤を持っており、また、このHPでもピアノ協奏曲第6番(6-3-2)および第8番(6-5-3) を弾いており、個人的にはとても好きなピアニストである。この映像には、ジュネーブで1997年の制作とされていたが、残念ながら、指揮者の紹介はなされていなかった。


2−3、A.ボニタチブス・コルテイ・ミンコフスキーによるK.505、

         この映像は、ミンコフスキーの名が突出したピリオド風の演奏であり、このソプラノ歌手は、このHPでは初出で、ウイキペデイアを見ても、イタリア出身の若きメゾソプラノ歌手であることしか分らなかった。コルテイのフォルテピアノとミンコフスキーの指揮で、しっかりと歌っており、映像も新しく、確かな演奏であると感じられた。


         このフォルテピアノによるピリオド奏法の演奏は、公開日が2014年と前2者より2年遅く、年に2000回以上の検索がありそうなので、あと2年も経過すると、1位になるのではないかと予想されるのが、U-Tubeの面白さであろうか。


         なお、この映像には、このアリアに引き続き、イタリアの若き売り出し中のメゾソプラノのクレバッサが歌う「フィガロの結婚」のケルビーノのアリア(第6番)が含まれていた。彼女はミンコフスキーの指揮で「ルチオ・シッラ」のチェチーリオ役(18-1-3) で出ており、また最新のスカラ座のメストの「フィガロ」でケルビーノ(18-2-3) と、立て続けに歌っており、彼女の動きが注目されていたので、K.505には関係ないが、一言、触れておく。


2−4、アグネス・バルツアとフリードリヒ・グルダの弾き振りのK.505、

        ギリシャ出身のアグネス・バルツアとグルダの弾き振りで歌われたこの映像は、歌もよしピアノもよしの二人のピッタリ合った演奏で、とても和やかな素晴らしい演奏であった。とても人を惹きつける内容の濃い演奏なのに、どうして検索回数が少ないか考えると、この映像はアップしてまだ1年ぐらいなので、他の映像のように5年も6年もたつと、優に一万回を超えるであろうという結論に達している。


        バルツアは、カール・ベームの「フィガロ」の東京公演でケルビーノ(7-12-3)を歌ってこのHPにお馴染みであるし、一方のピアニスト・グルダのミュンヘンでのあのベレー帽姿は、ピアノ協奏曲のK.466&K.537(11-6-4)、あるいはピアノソナタ集(17-7-2)で、十分に安心して楽しんできた。


2−5、ソニア・テオドリウとブッフビンダーとサヴァリッシュによるK.505、

                   ソプラノのソニア・テオドリウは、このHPでは初出であるが、マケドニア生まれでギリシャやロンドンで学んでおり、オペラ歌手としては、フィオルデリージ、エルヴィーラ、パミーナを歌ってきた。まだ、お元気なサヴァリッシュの指揮で、まだ若いブッフビンダーを伴奏者にして、このアリアを堂々と歌っており、オーソドックスなしっかりした歌い方であったが、最近の感覚ではいささか、歌い方に古さを感じさせていた。


          ブッフビンダーは、今やドイツ語圏を代表するピアニストであるが、若いころは、伴奏者として育っており、このHPでもP.シュライヤーの伴奏ピアニストとして、リート「夕べの想い」K.523として登場(7-9-3)していた。この映像は、今年の1月にアップロードされたばかりで、検索回数が少ないが、アリアの内容はとても充実しているので、いずれ立派な評価を受けるようになるものと思われる。この映像には、初めてであるが、日本語字幕がついており、日本の方が珍しい映像だと気が付いて、最近になって、古い映像を公開したものと思われる。


3、5種類のK.505の映像を振り返って−U-Tubeの使い方−

         私のU-Tube では、普段からモーツァルト以外は検索したことがが殆どないので、感想の第一は、K.505を入力して検索すると、効率よくK.505の映像が検索できたのかもしれない。感想の第2は、新しい映像を見つけたいという思いで検索した積りであるが、結果的に、今世紀の新しい映像は、恐らくミンコフスキーのものだけで、他の4映像はいずれも前世紀の古い映像ばかりであった。新しいものは、当然、検索回数が少ないが、経験上100回未満のものは、評価に値しないものとして、取り上げなかったのが、問題だったのであろうか。
          これらのうち、ミンコフスキーの映像には、目下売り出し中のスカラ座のアルトのクレバッサが、「フィガロの結婚」の第6番のケルビーノのアリアを歌ったものが、同時に続けてアップされており、面白かったのでこれを含めているが、2曲入ると検索数に影響が出て来るのかどうか、良くわからないものと思われる。

            U-Tubeでは、K.505を入力して検索をすれば、私と同様に、上記の5映像には直ぐアクセスできると思われるので、多少、画質や音質が悪くても、私と同じものを共有できると思われる。そのため、是非、K.505を入力して、検索を行い、ご覧になりたいものを見つけ出して欲しいと期待する。ただし、検索してチェックするには、時間と根気が必要であるが、是非、私と同じ喜びを感じていただきたいと思う。

             とりあえず、映像数が3映像しかないK.505で試験的に検索してみて、K.505のデータベースのように総括ができたので、K.505の場合には、一応、U-Tubeの利用は、新規の映像を評価することが出来て成功であったと思う。そのためこのHPでは、今後、映像数の少ないソフトについては、U-Tubeを積極的に、活用していきたいと考えている。

(以上)(2018/05/31)



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