モーツァルト気狂いの最新入手ソフト情報−−平成29年11月号−−

クルレンツイス指揮ムジカエテルナ及び同合唱団による「レクイエム」K.626/ハンニガンのソプラノと指揮およびマーラー室内管弦楽団によるコンサートアリアK.583、K.579およびK.369、パールマンのヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216/アイム指揮ル・コンセール・ダストレによるエルヴェ=レジェ演出のオペラ「ポント王のミトリダーテ」K.87(、)

(先月の月報は  「こちら」 )


一私の最新入手ソフト情報一平成29年(2017年)11月号−(1711review.html)

(クルレンツイス指揮ムジカエテルナ及び同合唱団による「レクイエム」K.626/ハンニガンのソプラノと指揮およびマーラー室内管弦楽団によるコンサートアリアK.583、K.579およびK.369、パールマンのヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216/アイム指揮ル・コンセール・ダストレによるエルヴェ=レジェ演出のオペラ「ポント王のミトリダーテ」K.87、)

17-11-0 平成29年/2017年11月初めの近況報告−日本は果たして変われるのか?−

−保守と革新の意味合いが混乱したおかしな総選挙のようであったが、国民は現状維持を選択した−

17-11-1)Mマニアの皆さん、来る1月末の2018年M週間に一緒に参加しませんか?
17-11-2) クルレンツイスがザルツブルグ音楽祭に派手に登場して、大いに騒がせた!
17-11-3)ヤルヴィの演奏会形式の「ドン・ジョヴァンニ」を見て考える。
17-11-4)私の終活の一つとして、永平寺への旅に出かけます。
17-11-5)2017年11月号の放送予定番組、
17-11-6)2017年11月号のソフト紹介予定、

 (2017ザルツ音楽祭;クルレンツイスとムジカエテルナの「レクイエム」K.626)
17-11-1、テオドール・クルレンツイス指揮、ムジカエテルナ及び同合唱団による「レクイエム」ニ短調、K.626、
2017年7月23日、フェルゼンライトシューレ、2017ザルツブルグ音楽祭、
 (2017/10/23、NHKBS103の放送をHD-5に収録し、DVDにダビング)

(最新のDVDより;ソプラノで歌いながら指揮をするハンニガンのアリア集、)
17-11-2、バーバラ・ハンニガンのソプラノと指揮およびマーラー室内管弦楽団によるコンサートアリアK.583、K.579およびK.369、2014年8月、ルッツエルンKKLコンサートホールよりライブ収録、および秋山和慶指揮、東京交響楽団とパールマンのヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216、
1991年9月22日、オーチャードホール、
(2017/9/12、新宿タワーレコードにて購入のDVD、Accentus Music ACC-20327 および 92/09/05、VHS-76.2のNHK芸術劇場より、)

(最新のDVDより;女流指揮者エマニュエル・アイムのミトリダーテK.87)
17-11-3、エマニュエル・アイム指揮ル・コンセール・ダストレによるエルヴェ=レジェ演出のオペラ「ポント王のミトリダーテ」K.87、
2016年2月、シャンゼリゼ劇場、パリ、
(2017/07/27、山野楽器にて、Erato、DVD2枚組)


17-11-0 平成29年/2017年11月初めの近況報告−日本は果たして変われるのか?−

−保守と革新の意味合いが混乱したおかしな総選挙のようであったが、国民は現状維持を選択した−

  選挙が終わって1週間。争点がハッキリしないおかしな選挙であったが、自公が圧勝し、野党第一党だった民進党が、希望・立憲・無所属と参議院の民進党に4分割された状態で、国会はこれからどのような方向に進むのか、何か息切れしたような空虚な状態に見える。トランプ大統領の訪日の時期が迫っているし、選挙に勝って方向を示すべき安倍首相の顔が余り見えてこないし、勝利した自民党の幹事長始め三役の動きがまるでないのはどうしたものか。
  小池知事の希望の党の立ち上げによって、一見、新党の行く末がどうなるかと活気と期待が寄せられた選挙であったが、小池知事の曖昧さや失言などのせいか、報道陣が騒ぐほど選挙民は踊らされず、結果的には与党は現状維持で国政をまかされ、野党は目下、中心が見えずにバラバラの状態になって気勢が上がらずに、対抗しようとする意気込みが見当たらないままのようである。
  選挙戦では与野党の政策論争はさっぱり深まらなかった。しかし、北朝鮮対応や超高齢化や震災復興などといった重要な課題への対処は急を迫っている。従って、2/3を超える議席を得た与党は、完全にまかされたと考えて、迫っている社会保障改革、財政健全化、震災復興、脱原発の道筋、金融緩和の出口などへの諸課題に対し、早急に処方箋を示す議論に取り組んで欲しい。それが疑惑追及国会と揶揄される空虚な国会から、選挙後の国民の国政への期待へと目差しを向けさせる道筋であろう。


   17-11-1)Mマニアの皆さん、来る1月末の2018年M週間に一緒に参加しませんか?

  私のHPにご訪問いただいている皆さん、来る1月末の2018年M週間に、1月27日(土)から2月2日(金)の7日間、ザルツブルクに滞在して、謂わば、カンズメ状態になって、モーツァルトのライブの音楽を、ご一緒に楽しみませんか。音楽ツアーでは経験豊富な郵船トラベルが、例年通りモーツァルト週間のツアーを組んでおり、私は申し込んでおりますが、まだまだ、余裕があるようです。この週間では、毎日、11時、15時、19時30分の三回、ライブのコンサートがあり、毎回、モーツァルトの音楽を楽しむことが出来ます。

  私は最近では2015年および2017年のM週間のこのツアーに参加して、このHPに写真入で、ご報告しておりますので、ご覧いただきたいと思いますが、マニアックにモーツァルトを楽しみたい方には、日本では味わえない充実した体験が出来ます。このレポートを見ると、好き者でなければ味わえぬ興奮振りが記述されていますが、いかがでしょうか。これは私が一人で秘かに楽しんでいるのかも知れませんが、同類の皆さん方にも、このM週間に参加して、同じようなご自分なりの楽しみを発見していただき、喜んでいただきたいとお誘いする次第です。

  2018年のプログラムを見ると、オペラはヤーコプスの「後宮」がメインのようですが、全体のテーマがバッハとモーツァルトであるのに加えて、交響曲あり、協奏曲あり、室内楽あり、歌曲あり、ソナタありと健在であり、タンツマイスターザールのワルター・フリューゲルも聴けそうです。また、私のもう一つのK.番号であるK.449、ピアノ協奏曲第14番の弦楽四重奏版も聴くことが出来そうであり、今から夢が膨らんでいます。兎に角、来年は82歳になるので、無理は出来ないのですが、厳寒時の外出の防備だけは完全にして、日本では体験できぬ、一日3回のモーツァルト体験を私と一緒に味わってみませんか。費用も5コンサート付きで45万円とされており、オフシーズンなので、人で溢れる夏の音楽祭とは異なった楽しみ方ができるものと思われます。ご一緒に、現地の生のモーツアルトに触れてみませんか、一人では寂しいことがあるのでお誘いをいたします。


17-11-2)  クルレンツイスがザルツブルグ音楽祭に派手に登場して、大いに騒がせた!

  2017年の夏のザルツブルグ音楽祭のクルレンツイス指揮ムジカエテルナと同合唱団のオペラ「ティト帝の慈悲」と「レクイエム」が、素晴らしい映像で日本語字幕付きで、早々に放送されて、ザルツブルクではさぞかし話題が多かったであろうと想像してみた。第1に、クルレンツイスの指揮の姿が、実に恰好が良いことである。そして映像の撮り方も、多分にそれを意識したものになっており、ファンには恰好の話題になったのであろう。第2に、今までオーケストラのピリオド奏法ばかりが話題になっていたムジカエテルナの合唱団が非常に生き生きとしており、さらにオペラ「ティト」では、演出者の指示に従って見事に演技するローマ市民を演じていて、素晴らしい合唱団であることが確認された。第3に、ダ・ポンテ三部作のCDで現わされたピリオド奏法の徹底ぶりが、今回は映像で確認されることとなって、改めて凄い鍛えられたグループであることを認識させられた。
  この音楽祭に初登場したこのグループのモーツァルトの二作を見る限り、クルレンツイス指揮ムジカエテルナと同合唱団は、新しい新鮮な感覚を与えて、少なくとも私の目には、これまでの評判通りの好ましい存在に感じていたが、彼らに対する別の意見もあることを知って、驚かされた。




  最新のレコード芸術11月号の海外楽信ニュース欄で、今年のベルリン・ムジークフェストでの出来事のようであるが、評論家城所孝吉氏の論評によると、見出しが何と{天才かペテン師か?」賛否両論のクルレンツイス}とされ、ベルリンでは大いに彼らの評価が分かれたようである。クルレンツイスとムジカエテルナの両者の演奏会は、今回が初めてのようであり、プログラムは、彼と合唱団だけのアカペラ合唱曲が前半で、後半が「レクイエム」のようであった。前者では、団員がろうそくを持って登場し、クルレンツイスはその中央で客席に向って指揮し、秘教的雰囲気、現代音楽と古楽の融合、普通のコンサートと違う提示方法などが指摘され、クルレンツイスが「パフォーマンス」に力点を置きすぎていることが指摘されていた。その影響を受けてか、後半のレクイエムでも、彼の「パフォーマンス」を見せるもので、事実上演奏を聴くものではなかったと報告されている。




  ザルツブルグでの演奏も、ムジカエテルナの団員は、合唱もオケも修道士のような恰好で登場し、照明は暗くて「秘教的」のようなところは同じであったが、ベルリンでの演奏では、クルレンツイスが指揮を見せることに主眼を置いていたと決めつけられており、音楽を所作で視覚的になぞることに集中し、彼はオケに乗って「踊っている」という評価であった。ここでは聴きたかった彼のモーツァルトは聞こえずに、クルレンツイス自身の自己プレゼンテーションが目的のような舞台を見せられ、まさに前代未聞の事態が発生しているのではないかと言う疑問の評価がなされていた。

  ベルリンとは、「レクイエム」が含まれていても、出し物が異なっているので、評価が異なるのであろうが、このようなエクセントリックな風評を巻き起こしたクルレンツイスにも問題がありそうであり、録画した「レクイエム」の映像を、改めて注意深く評価し直す必要があると思われる。恰好が良すぎるのも、音楽では困るのであろうか?。


17-11-3)ヤルヴィの演奏会形式の「ドン・ジョヴァンニ」を見て考える。

  2017年NHK音楽祭の一環として演奏されたパーヴォ・ヤルヴィのN響との演奏会形式の「ドン・ジョヴァンニ」を見て、オーケストラが舞台のひな壇で堂々と演奏し、歌手陣も余分な演技がなくて伸び伸びと歌っている姿を見て、これもオペラ演奏のあり方の一つであると改めて強く感じさせられた。私は、アーノンクールが彼の人生の置き土産のように、一連のダ・ポンテ三部作の演奏会形式のオペラ映像(2014)を残してくれたことに深く感謝しているが、ひたすら純粋に、オペラの音楽に浸るには、一番良い演奏方式であると思っているからである。実際、余り楽しめない演出のオペラを見た後に、アーノンクールの演奏会形式の映像でチェックして、気分をすっきりさせる体験もしている。




  アーノンクールの演奏会形式とNHKホールにおけるヤルヴィのものとの違いは、ヤルヴィの演奏では、N響が舞台のひな壇にいて、歌手と対等に存在感を示しているのに対して、アーノンクールの演奏では、ウイーンのアン・デア・ウイーン劇場という古楽器演奏向きな狭い劇場を利用しており、オーケストラは、通常のオペラと同様にピットで演奏していたので、歌手陣は舞台を広々と使って、小道具なども利用して自由に歌っており、音響効果面では、通常のオペラ演奏と何ら変わらぬ状態であった。
  今回のヤルヴィの演奏で驚いたのは、あの広いNHKホールを響かせるように歌う歌手陣の力強さに驚いたことと、指揮者と歌手たちやオーケストラとの距離感が非常に近いことを感じさせ、これら三者の熱意と意気込みにより、オペラ劇場を上廻る豊かさと一体感に満ちた演奏になっていたように思われた。そのため、観客がオペラの視覚的な楽しみを犠牲にして音楽に重点を置いてくれるなら、演奏会形式は良いものだと改めて感じさせられた訳である。

  モーツァルトのダ・ポンテ三部作では、演出面で最も苦労が多いのは、第二幕の墓場の場面での石像の登場と石像を頷かせる技術や、続くフィナーレでの石像の登場と動く演技であり、舞台ではいわば不可能なことをやれと要求されている。従って、無理な演出で無駄なエネルギーを使うよりも、面倒な演出を放棄したほうが得策なオペラのような気がしている。また、これらの場面がオペラの音響上、最も迫力が必要な重要な場面であるので、この「ドン・ジョヴァンニ」が、一番、演奏会形式向きのオペラであると言えそうな気がする。兎に角、日本のオペラ劇場では、なかなか充分な満足を得られることが少ないので、今回のヤルヴィの「ドン・ジョヴァンニ」は、音楽的には満たされた演奏と、考えても良いのではないかと思われた。


17-11-4)終活の一つとして、永平寺への旅に出かけます。

  このたびお誘いがあったので、「曹洞宗源流を訪ねて」という2泊3日のバスツアーに参加することになってとても期待している。この旅は、始めに曹洞宗の大本山永平寺に参拝して1泊し、翌日は高祖・螢山禅師がお開きになり曹洞宗発展史上重要な位置を占める古刹・永光寺(ようこうじ)を特別参拝して和倉温泉に宿泊し、三日目は高岡の前田家菩提寺・国宝瑞龍寺を訪問してから帰路に向うという本格的な高水準の研修旅行となっている。

  私は曹洞宗の家柄で、女房の方もたまたま曹洞宗にお世話になっていた関係で、曹洞宗のお経に触れる機会が多く、次男坊なので近所の曹洞宗のお寺・慈本寺にお墓を設けて、生涯お世話になることにしていた。この旅行会は、お寺の若副住職さんの企画立案の研修旅行で、檀家の皆さん方と一緒に参加するという、いわば仲間同士の旅行会であった。たまたま女房も永平寺は行ったことがないと言うことで、大本山にお参りすることは終活の一環として必要なことであり、一緒に参加することにしている。永平寺では様子が良く分らないが、早朝に起こされて、合唱とお祈りをしてくることになるのであろうが、初めての体験なので、どういうことになるか心配しているが、仲間の方々とご一緒なので、辛くても我慢が出来るであろうと考えている。初めての総本山なので、広いお寺の中を、檀家の一人としてすっかり見せていただくことに大変な期待を持っている。

  翌日の永光寺では、螢山禅師ゆかりの宝物の特別展示を拝観するという趣向であり、若さんが解説して下さるので、安心しておれば良い。また、高岡の瑞龍寺は、何回か訪れているが中に入ったことはないので、日本一美しいと言われる七堂伽藍を楽しみにしている。柏インターから入って、全て高速道路で行き帰りするというバスツアーなので、余り歩き回ることがない大名旅行なので、年寄り向きの楽しい旅行会でもあり、沢山の写真を撮って、またご報告したいと考えている。


17-11-5)2017年11月号の放送予定番組、

   2017年10月におけるNHKの放送において、クルレンツイスの「レクイエム」と、パーヴォ・ヤルヴィとN響の演奏会形式の「ドン・ジョヴァンニ」を収録出来たのは、最高のヒットであった。クルレンツイスの「レクイエム」は、11月号の1番の(17-11-1)で早速、アップしたいし、ヤルヴィの「ドン・ジョヴァンニ」も、今年の年末に(17-12-3)としてご報告したいと考えている。さて11月分のNHK「教育テレビ」では、毎週日曜日の21:00〜23:00(最終日曜は除く)の「クラシック音楽館」が、N響定期を中心に放送されているが、11月分は、11月5日、11月12日の番組しか発表されていない。5日の第1865回のN響定期は、下野竜也の指揮で「イドメネオ」と「ティト帝」の二つの序曲を、ベルクの二つの作品と並べたコンサートのようであるが、一応は録画の対象にしておこうと考えている。12日はエッシェンバッハの指揮でブラームスの第3番と第4番の交響曲であった。
   続いてNHKBSプレミアム・シアターでは、日曜日24:00〜4:00の予定であり、11月13日は2017年のザルツブルク音楽祭より、ムーテイ指揮でアンナ・ネトレプコの歌劇「アイーダ」であり、これは話題になりそうなので収録しておきたい。また20日はマリインスキー・バレエであり、27日はNHK音楽祭の「ワルキューレ」第1幕などとなっていた。
                    最後に、毎週月〜金曜日の5:00〜5:55の「クラシック倶楽部」では、最近はいつも期待外れに終わっているが、番組の曲名表示が丁寧になり、曲目が良く分るようになって来たのは有り難い。11月9日にバラボーク・アンサンブルのMづくしの一環で、K.407 、K.495、K.447、アンコールかK.618などがあり、期待している。

       一方のクラシカ・ジャパンでは、11月号の特集は、9月号から始まった「ヨーロッパ直送宣言!」と称して今回はアンナ・ネトレプコと彼女の夫君のテノールのユシフ・エイヴァゾフのベルリンフイルのヴァルトビューネ2017の初放送であった。また、ディアナ・ダムロウのオペラ「清教徒」とフランス歌曲(ドビッシー)とドイツリートをハープ伴奏で歌った珍しいコンサートが取り上げられていた。
      それ以外はピアニスト小山実稚恵の近況を伝えるドキュメンタリーやラベック姉妹のドキュメンタリーが目新しい映像であった。モーツァルトは、わずか1曲、アイザック・スターンのアダージョ、ホ長調K.261が目についたので穴埋め的に使うつもりで、収録することにした。毎月、4000円近く取られて、収穫が0に近いので、ガッカリである。

          レコード芸術11月号では、特集は最新版「名曲名盤プラス50」と称して、既出版の「名曲名盤500」に収録されていない50曲を厳選して追加収録しようとするものであった。モーツァルトについては、2曲追加され、ディヴェルティメント第15番変ロ長調K.287およびディヴェルティメント変ホ長調K.563の2曲が追加されていた。
         11月号の新譜月評の特選盤として選ばれていた28CDの中には、モーツァルトに関係するものは、2組もあり、いずれもヴァイオリンソナタであるのも珍しかった。最初の一組は既にこれまでシリーズで発売されていたイブラギモヴァ(Vn)とティベルギアン(P)のソナタ全集−4であり、これは一部映像でもこのHPでも紹介済みである。もう一組は、漆原啓子(Vn)とロイシュナーのソナタ全集−3であり、いずれも2枚組で3000円であった。二つとも評価が高いので、映像でも出て欲しいと、クラシック倶楽部の放送を期待している。ビデオ・ディスクの映像の欄で、珍しく4種のDVDが取り上げられていたが、モーツァルトには関係がなかった。また、既発売の映像で新たにDVD&BDで、30タイトルほどのオペラ全集がでているが、モーツァルトのものは4曲、「コシ」はアーノンクール・ポネル盤(1989)で、「ドン」はハーデイング・クシェイ盤(2006)、「フィガロ」はアーノンクール・グート盤(2006)、「魔笛」はサヴァリッシュ・エヴァーデイング盤(1983)であった。いずれもアップ済みであるが、安い値段での再発売の紹介がなされていた。
       「先取り!最新盤レヴュー」の10CDの中には、モーツァルトは見当たらなかった。「海外盤レビユー」では、今月の注目盤の中に、ミンコフスキーの2017M週間の「レクイエム」のBDが発売された。例のフランスの騎馬隊の華麗な映像付きであり、見た来たばかりのものが映像になったので、直ぐに購入して、1月号にでもアップしたいと考えている。モーツァルトは、残念ながらこれ1曲だけで、誠に寂しい限りであった。

          毎月1回は、レコード店をソフト探しでうろつくことにしているが、今月はつい10月19日に銀座の山野楽器店に立ち寄ったが、収穫は残念ながら0であった。しかし、上記のミンコフスキーの「レクイエム」のBDが発売される予定なので、11月はこの映像を目標に探したいと考えている。


17-11-6)2017年11月号のソフト紹介予定、

  最近は、最新の放送からの良いソフトや、店頭での最新のDVDソフトなどに恵まれて、充実したソフトをアップロードしているが、今月も素晴らしい新しい話題を呼ぶソフトが登場している。その第1は、何と言っても2017ザルツ音楽祭で収録したクルレンツイスとムジカエテルナの「レクイエム」K.626であろう。彼の「レクイエム」はCDで既に登場してその斬新さに話題を呼んだはずであり、かねて音楽祭などでのライブの登場が待たれていたが、遂にザルツブルクの音楽祭に登場することになった。しかし、ベルリンでも先に「レクイエム」を振っており、その成果がかねて話題を呼んでいた。それがクルレンツイスの指揮振りが恰好が良すぎて、まるで「踊っている」ようだと言う評価で、内容がなく何と「パフォーマンス」に力点を置きすぎていると言うではないか。そのため、このHPでも写真入で、つぶさに映像を、拝見しなければならない。

  11月号の第2曲目は、これも偶然に「パフォーマンス」が話題になるかも知れないが、ソプラノ歌手で女流の若き指揮者であるバーバラ・ハンニガンが、マーラー室内管弦楽団を指揮しながら、コンサートアリアK.583、K.579およびK.369を歌うというもので、2014年8月のルッツエルン音楽祭のKKLコンサートホールよりライブ収録であった。このコンサートアリアでは、彼女は客席の方を向きながらアリアを歌いながら指揮をしており、まずまずの歌って指揮する姿であった。しかし、このHPには関係のない続くリゲテイの作品などでは、彼女とオケの「パフォーマンス」が話題になりそうな演奏振り、歌い振りであった。この映像は彼女のドキュメンタリが付属しており、まさに指揮も歌もパフォーマンスも出来る新しい才能の登場のように思われた。

  11月分の第3曲目は、オペラ「ポントの王ミトリダーテ」K.87の新盤のDVDによるソフトであり、このHPでは2度目の登場となるフランスの女流指揮者エマニュアル・アイムの指揮による古楽器集団の演奏であり、アスパージャはパトリシア・プテイポンが歌っていた。バロックオペラの隆盛の影響を受けて、歌手たちの成長が著しいのか、初期のオペラにもその影響が見られ、非常に新鮮な感じを受けた。指揮者アイムは、「偽りの女庭師」K.196でこのHPに初登場(16-6-3)したが、今回も颯爽とした活きの良い指揮振りで、期待通りの姿を見せていた。日本語字幕はないし、解説も仏文だけで全くお手上げであるが、歌手陣の奮闘振りもさることながら、アイムとル・コンセール・ダストレの新鮮な響きがこのオペラを颯爽と盛り上げていた。


(以上)(2017/10/30)



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