モーツァルト気狂いの最新入手ソフト情報−−平成28年11月号−−

(弦楽五重奏曲全集より第4番ハ短調K.406、第5番ニ長調K.593および第2番ハ長調K.515、/ポール・メイエとアンドレアス・シュタイヤーといずみシンフォニエッタ大阪によるクラリネット協奏曲イ長調K.622およびピアノ協奏曲変ロ長調K.595、/クラウデイオ・シモーネ指揮、イ・ゾルステイ・ヴェネテイによるミサ曲ハ長調「戴冠ミサ曲」K.317、/大野和士指揮、バルセロナ交響楽団、マドリガル合唱団によるモテット「踊れ、喜べ」K165、)

(先月の月報は  「こちら」 )


私の最新入手ソフト情報−平成28年11月号−

(弦楽五重奏曲全集より第4番ハ短調K.406、第5番ニ長調K.593および第2番ハ長調K.515、/ポール・メイエとアンドレアス・シュタイヤーといずみシンフォニエッタ大阪によるクラリネット協奏曲イ長調K.622およびピアノ協奏曲変ロ長調K.595、/クラウデイオ・シモーネ指揮、イ・ゾルステイ・ヴェネテイによるミサ曲ハ長調「戴冠ミサ曲」K.317、/大野和士指揮、バルセロナ交響楽団、マドリガル合唱団によるモテット「踊れ、喜べ」K165、)

16-11-0、平成28年/2016年11月初めの近況報告、
−日本モーツァルト協会後援の郵船のオペラツアーに出かけてきます −南ドイツ〜フランス・アルザス・チューリチ10日間−
――ダムロウとクヴィエチェンの「フィガロの結婚」・キュヴィリエ劇場での「コシ」・クルレンツイス指揮の「後宮」――

16-11-1)、加藤浩子先生の「バッハへの旅 合同同窓会2016」が楽しみです。
16-11-2)、2017年モーツァルト週間の郵船のツアー「モーツァルト紀行」も面白そう。
16-11-3)、ネヴィル・マリナーを追悼する。
16-11-4)、自分の名前のメールが他の方のPCに勝手に届いているので、自分のメルアドを変更しました。
16-11-5)、2016年11月号の放送番組予定、
16-11-6)、2016年11月号のソフト紹介予定、

(最新のDVDより;弦楽五重奏曲全集より三曲K.406、K.593、K.515)
16-11-1、弦楽五重奏曲全集より第4番ハ短調K.406、第5番ニ長調K.593および第2番ハ長調K.515、
カピュソン・ハーゲン五重奏団(仮称)、2014年1月29日&31日、モーツァルテウム・グロッサー・ザール、ザルツブルグ、
(演奏者) 第一ヴァイオリン;Renaud Capucon、第二ヴァイオリン;Alina Ibragimova、第一ビオラ;Gerard Cause、第二ビオラ;Lea Hennino、チェロ;Clemens Hagen、
(2016/7/28、タワーレコードにて購入、DVD BELVEDERE 08004)

(最新のHDD録画;クラリネット協奏曲K.622とピアノ協奏曲第27番K.595)
16-11-2、ポール・メイエとアンドレアス・シュタイヤーといずみシンフォニエッタ大阪によるクラリネット協奏曲イ長調K.622およびピアノ協奏曲変ロ長調K.595、
2015年12月5日、大阪いずみホール、
(2016/02/10、NHKクラシック倶楽部をHDD5に収録)

(最新のDVDより;パドヴァにおける戴冠ミサ曲K.317)
16-11-3、クラウデイオ・シモーネ指揮、イ・ゾルステイ・ヴェネテイによるミサ曲ハ長調「戴冠ミサ曲」K.317、
ピータースブルグ合唱団、2014年5月23日、ヴェネト音楽祭2014、オープニング・コンサート、エリミターニ教会、パドヴァ、イタリア、
(2016/7/28、タワーレコードにて購入、DVD Dynamic 377490、)

(最新のクラシカHDD録画より;モテット「踊れ、喜べ」K165、)
16-11-4、大野和士指揮、バルセロナ交響楽団、マドリガル合唱団によるモテット「踊れ、喜べ」K165、
ソプラノ;マリア・イノポサ、バルセロナ響音楽監督就任公演、2015年9月20日、サグラダ・ファミリア(バルセロナ)、
(1160821、クラシカジャパンの初回放送をHDD2に収録、)


16-11-0、平成28年/2016年11月初めの近況報告、
−日本モーツァルト協会後援の郵船のオペラツアーに出かけてきます −南ドイツ〜フランス・アルザス・チューリチ10日間−
――ダムロウとクヴィエチェンの「フィガロの結婚」・キュヴィリエ劇場での「コシ」・クルレンツイス指揮の「後宮」――

     出発日が11月19日(土)とまだ1ヶ月ほどあるので、オペラサークルの皆さんと情報交換を始めているが、HPトップのこの欄にご報告するほど、まだ気分が高揚していない。しかし、これまで旅行の出発前にはその概要の報告を慣例としているので、出発前のこの旅行の期待について、一言述べたいと思う。
     今回のオペラツアーの一番は、やはりクルレンツイスの指揮振りを見たいと言うことであろうか。実は、恥ずかしながらオペラサークルで昨年の12月8日に、 「オペラ《フィガロの結婚》・・・理想の音源を求めて」と題して、「クルレンツイスのCD《フィガロの結婚》(2012)」(15-12-0)の凄さを、皆さんと一緒に聴きながら確かめようとしたことがあるからである。その皆さんと今度は「後宮」をチューリッヒ歌劇場で見ることになるので、その結果がどうなるかは、今回の一番の楽しみになっている。演出はD.ヘルマン演出とされているので、アーノンクールのDVDと同じであろうが、「ぶらあぼ」の速報にプレミエとされているのであるいは新演出か。歌手はCD同様に知らない人たちのようである。オーケストラも気になっているが、ムジカエテルナであればCDと一緒で最高であると思っている。

      第二はキュヴィリエ劇場で「コシ」というアンサンブルオペラを見ることの楽しみである。私はシュヴェツインゲンのロココ劇場でオペラ「フィガロの結婚」を見たことがあるが、王宮の古くて狭い舞台で口角泡を飛ばして歌い演技する舞台(ドイツ語)を見て、小劇場さながらの迫力に驚いたことがあるが、新装なった王宮劇場で昔さながらに舞台を楽しむ気分を味わってみたいと思っている。第三は ダムロウの「フィガロ」であるが、私の映像記録の彼女は06年2月のミラノスカラ座でスザンナを歌っていた(8-2-3)。今回は10年経っているので、伯爵夫人であろうか。これもPCで調べようとして、まだ、調べていない。

      今回の旅行の楽しみは、以上の個人的関心ばかりでなく、オペラサークルの皆さんとご一緒出来ることにあり、恐らく公演後の興奮した状態で、皆さんとビールかワインを楽しみながら、あれこれと気がついたことを議論することになるであろう。良いツアーに参加出来ると、いまからわくわくしていることをご報告しておきたい。
      帰国予定は11月28日(月)であるが、月末なので12月の月報に直ぐに取りかからなければならないが、時差の中でとても12月1日(木)には間に合いそうもない。写真の整理もあり、恐らく、12月4日(日)位までかかりそうなので心配であり、遅れざるを得ないことをお許しいただきたい。


16-11-1)、加藤浩子先生の「バッハへの旅 合同同窓会2016」が楽しみです。

      11月6日(日)は、久し振りで加藤浩子先生の「バッハへの旅 合同同窓会2016」 が開催される。場所は、表参道のアイビーホール(青学会館)であり、私どもの16期はいつも参加人数が多いので、幹事として大変であるが、今回は7名の出席となった。いつも二次会で苦労するのであるが、今回の会場はメンバーの深山和子さんの母校であり、直ぐに二次会の手配をして下さった。メンバーには私を含めて「建設族」が3名も出席するので、先生にもご夫妻で来ていただくようにお願いしてある。

当日は古楽器の寺神戸さんが講師でお話しと演奏が行なわれる予定であるが、どんなお話が聞けるか、無伴奏を弾いて下さるのか、とても楽しみにしている。最近の先生は、モーツァルトのオペラの指揮までなさっているので、いろいろなお話しが聴けるであろう。また、この会には、いろいろな方が出席しており、立食パーテイでは、ビールかワインが出るので、つい話に夢中になって、食事をするヒマがないのが通常であるが、今回はどうなるか。二次会で個室を予約して下さったので、そちらの方は余り心配しなくても良いかもしれない。私は皆さんと異なってバッハの方は情報がなく弱いので、いつも遠慮して皆さんの聞き役に回っている。今回はどんな会になるか、とても楽しみである。


        16-11-2)、2017年モーツァルト週間の郵船のツアー「モーツァルト紀行」も面白そう。


       毎年、郵船さんで行なっている「モーツァルト紀行」の”「ザルツブルグ・モーツァルト週間2017」&ウイーン10日間” の音楽の旅が募集されている。先のバッハの会で知り合いになった旅行好き・音楽好きの方から、「ドン・ジョバンニ」と「レヴィン氏のフォルテピアノ」で、参加を決めてしまいましたというメールを頂いた。私は前項で述べた11月のオペラツアーの直後なので始めから諦めていたが、改めて最近送られてきたパンフを見ると、前回の2015年の時より、プラハへの旅が除かれ、ウイーン3泊・ザルツ5泊のコンパクトなツアーとなっていた。しかし、8日間で11コンサートにも参加でき、音楽中心のツアーであり、オペラはウイーン国立歌劇場の「ドン」だけであったが、キーリンサイド・レッシュマン・シュロットなどが出る超一級品であり、一方のレヴィンのソナタは、5曲もあり、タンツマイスターザールでモーツァルトの使用したハンマー・フリューゲルを使用とあり、これも超一級品であることが分った。

                 年を取ってくると、旅行中は日中の観光旅行よりもコンサートの方が良いなと思うことが多くなり、このツアーでチェコを外したのは、何回か行っているので正解であると思った。その点でモーツァルト週間では、11:00、15:00、17:30と一日に3度もコンサートを聴けることがあり、何度も行っているザルツブルグでは、日中の観光よりもむしろコンサートの方が有り難いことが多い。歩いてコンサートに行き、終わってレストランでゆっくり食事をし、また歩いてコンサートへ出かけるという繰り返しであるが、これが東京と異なって、慣れるとなかなか年寄り向きで贅沢で良いものであると分ってきた。今回の11コンサートは、モーツァルトとハイドンが多く、シンフォニーは、第1番、第25番、第31番「パリ」と最後の4大交響曲が聴けるし、ピアノ協奏曲ではシフが第23番を、ピリスが第21番を弾いてくれ、C.カルクとA.プロハスカのアリアやコンサート・アリアが聴けそうである。また、ミンコフスキーとヴェルサイユ馬術アカデミーの「レクイエム」も 前回のオラトリオ「ダビデ」K.469(16-1-1)に続いて2度目であるが、王室の伝統である馬と音楽の芸術を味わうことが出来そうである。

       まだ決断できていないが、4月にライプチヒのマタイとドレスデンのダ・ポンテ・三部作のオペラの話もあり、4月初めの聖金曜日のビリーさんのマタイは2度聴いているし、女房の理解もお財布の都合も考えて、1月か4月か両方か、総合的に検討しているところである。この年令になって体調もあり、これらが実現すれば凄いことであるが、どうなるか楽しみに前向きに考えている。


16-11-3)、ネヴィル・マリナーを追悼する。

       ネヴィル・マリナー(1924〜2016)とのお付き合いは、初期のCDの時代にアカデミー室内管弦楽団とともにシンフォニー集やセレナード集で良く聴いていたが、映像の世界に飛び込んでからは、しばらくご無沙汰していた。しかし、最近になって年に一回ぐらいNHK交響楽団を指揮するようになって、再び、元気なお姿を拝見することが多くなった。この方は今でも、オール・モーツァルト・コンサートを、時々、取り上げて下さるので楽しみにしていた。訃報を聞いて誠に残念に思ったが、88歳という年齢を聞いて、やむを得ないと思わざるを得なかった。

       彼の映像のコレクションは別添に示す通り6コンサートが収録されているが、この映像の6コンサートを見ると、残念ながら、彼の率いるアカデミー室内楽団は、オペラの演奏だけであり、他は客演指揮のスイス・イタリア語放送管弦楽団とNHK交響楽団のものしかないことが分った。従って彼の実力を示すアカデミー室内楽団の映像がオペラ「羊飼いの王様」K.208ただ1曲となっており、CDに頼らざるを得ないことが分った。

       彼の交響曲については、私は全集ではベームとホグウッドでそろえたので、マリナーは3枚程度しかない。しかし、セレナード集については、私は小学館のモーツァルト全集第2巻で揃えたので、全12枚セットで、マリナーとアカデミー室内楽団で全てが聴けるようになっており、このCDは時々取り出して聴く貴重な存在になっている。音が良く上品な美しい演奏でどれをとっても安心して聴けるものであった。ピアノ協奏曲では彼はアルフレード・ブレンデルと組んで全集を出しており、第20番以降の3枚がCD棚に納まっている。彼のオペラは、私は早くからCDで「フィガロ」(8508)と「コシ」(8907)を持っており、彼はグローバルで活躍する有名歌手陣を揃えるので関心があった。バーバラ・ヘンドリックスのスザンナとヨセ・ファン・ダムのフィガロや、トーマス・アレンのグリエルモやアライサのフェランドなど有名歌手陣が競って登場していた。終わりに、映画「アマデウス」での場面に相応しい音楽の素晴らしさは、誰しもの頭に残っている。

      映像で見られる彼の姿は、もっぱら客演指揮者であり、CD録音に熱心だった現役時代とは異なった円熟した姿しか残されていないようである。NHK交響楽団を指揮し始めたのは、80歳を超えてからであり、 つい最近のオピッツとのピアノ協奏曲第24番の演奏(16-2-2)は2015年11月のN響定期の演奏であり、とてもお元気な姿が映像で残されていた。ここに生前の元気なお姿を偲びつつ、謹んでご冥福をお祈りするものである。


16-11-4)、自分の名前のメールが勝手に他の方のPCに届いているようなので、私のメ−ルアドレスを思い切って変更することにしました。お許し下さい。

        最近、パソコンのメールによる悪質な犯罪などが増加しているようであるが、特に他人のPCに入り込んで、アドレス帳からアドレスをコピーしたり、銀行の振り込み手続きを盗み取って預金を勝手に弾き出したりすることがあるようであり、注意が必要である。実は私のPCでもそういう悪質なことをする外国人に狙われたようで、私のいとこから、私の名前とメールアドレスで、英文のいかがわしいメールが届いたという知らせがあり、そのメールの現物が送られてきた。そのメールの宛先は、4人であって、いとこの他、同じサ行の小生の友人のメールアドレスがあり、他の二つは全く心当たりのないアドレスであった。発信人は私の名前であり、隣に< >付きでフェイスブックでプログを見たり返信したりする有名な先生のプログのアドレスが記載されていた。

       どうやら犯人の外国人は先生のプログから私の名とメールアドレスを知り、私のPCから、いとこと友人のアドレスをコピーしたに違いないと思われる。その外国人のメールには、添付ファイルがあり、そのメールのタイトルは、Lovely and cozy place、とかWhat an amazing place、とか言う怪しい誘いのメールであり、文中をクリックすれば、詳細な情報を案内するといった類いの悪質なメールであった。添付ファイルを調べて見ると、開くと直ちにノートンの「ウイルスを削除した」という警告文が出たので、要注意のファイルであり、絶対に開けないように注意すべきファイルであった。

        このような現状を体験して、犯人は私のHPやPCに侵入したおそれがあり、メールボックスやアドレス帳にアクセスした可能性が高いと思われる。私は銀行の通帳からPCで振り込みをやっているので、知られたくない内部情報があり、この犯人からPCを遮断すべきだと考えて、熟慮の末に、今年になって2回目の面倒なアドレス変更であるが、自分のメールアドレスを変更することに決断をした。アドレス変更の通知をしたり、多くのメル友たちに大変なご手数をお掛けするが、どうか事情をご配慮の上、お許しいただきたいと思っている。

       秋たけなわで、ゴルフや会合や旅行などの打ち合わせが多い多忙な時期に、ご迷惑をお掛けすることが多いと知りつつ、アドレスを変更して、申し訳なく思っているが、相談すると早いほうが良いというご意見ばかりなので、この時期に思い切って決断させていただいた。怪しいメールが来たら開かないで削除することを徹底して、ご用心いただきたいと思う。


16-11-5)、2016年11月号の放送番組予定など、

2016年11月におけるNHKの放送において、初めに「教育テレビ」では、毎週日曜日の21:00〜23:00(最終日曜は除く)の「クラシック音楽館」が、N響定期を中心に放送されている。11月はアレクサンドル・ヴェデルニコフという指揮者の、11月6日第1844回と、13日の第1845回の公演が予定されているが、残念ながらモーツァルトはない。その後、恒例のNHK音楽祭2016が登場し、11月20日はゲルギエフとマリインスキー劇場管弦楽団、11月27日がトウガン・ソフィエフとN響との顔合わせであるが、やはりモーツァルトは期待できない。
        続いてNHKBSプレミアム・シアターでは、日曜日24:00〜4:00の予定であり、11月の音楽関係の予定では、13日と20日が予定されており、それぞれ、グラインドボーン音楽祭2016の「セヴィリアの理髪師」および英国ロイアル・バレエが予定されている。最後に、毎週月〜金曜日の6:00〜6:55の「クラシック倶楽部」では、今月はクイケンやカツアリスなどの名が見えるが、モーツァルトの曲が含まれているかどうか、収録済みではないかと、毎週直前に、面倒でもチェックする必要がある。

         一方のクラシカ・ジャパンでは、11月号の「クラシック大全第2章」が特集であり、世界のオーケストラ10、オペラ400年史、弦楽の世界、などとお題目は揃っているが、内容が余りパットしない。その中で、人間ドキュメントというシリーズで、あのテオドール・クルレンツイスがドキュメンタリーに登場し、11月にいよいよ発売される「ドン・ジョヴァンニ」のレコーデイング風景を中心に、彼の音楽作りが紹介される。これは、是非、収録して、チューリヒ劇場の「後宮」を見る前に頭に入れておかねばならない。また「アーノンクール追悼」の番組を期待していたが、今月はクレーメルとのヴァイオリン協奏曲第1番〜第5番の全集が放送される。既に、デジタルで収録済み・アップ済みであるが、便利なのでHDDに収録しておきたいと考えている。この番組で、日本では入手出来ない「イドメネオ」(2008)の放送を日本語字幕付きでお願いしたい。

          レコード芸術11月号では、特集はモーツァルト・クロニカル(年代記)という保存しておくべき特集になっていた。内容は、「歴史でたどる演奏スタイルの変遷」について7曲の代表曲、すなわち、交響曲第40番K.550(満津岡信育)、ピアノ協奏曲第20番K.466(相場ひろ)、ピアノソナタ第8番K.310(安田和信)、クラリネット協奏曲K.622(佐伯茂樹)、レクイエムK.626(喜多尾道冬)、弦楽四重奏曲第15番K.421(安田和信)、「フィガロの結婚」K.492(岸 純信)を選定し、代表的CDを選定してそれぞれが語る趣向になっていた。オペラには我が意を得たりとする水谷彰良先生のオペラの最新動向の記述があった。
          11月号の新譜月評の特選盤として選ばれた約30CDの中には、モーツァルトのCDは2つ選ばれていた。始めの1枚は、ジャン=エフラム・パウゼのピアノによるピアノ協奏曲第17番・第18番・ディヴェルディメントK.137であり、マンチェスター・カメラータという小編成のオーケストラとのアンサンブルが素晴らしいようである。第二枚目は、9月20日の日本モーツァルト協会9月例会で聴いた鈴木理恵子と若林 顕のご夫妻によるヴァイオリンソナタ集第2巻(K.305、481、296、378)であり、第1集にもまして絶好調の出来映えと評されていた。今月はビデオソフトに7タイトルもあり、そのうちランランとアーノンクールの「ミッション・モーツァルト」が準特選盤になっていたが、これはNHKのアーノンクールの追悼番組で放送されたので収録済みであった。DVDは4700円もするが、ピアノ協奏曲17番と24番の演奏はCDに譲っているようである。
         海外盤レビューでは、ミンコフスキーの「イ長調の協奏曲」という2015年1月のモーツァルト週間の「ピアノ協奏曲第23番K.488とヴァイオリン協奏曲第5番の演奏はクラシカジャパンで収録済みで12月号に掲載予定であるが、DVD で発売され、紹介されていた。映像では気がつかなかったが、使われているフォルテピアノとヴァイオリンは、この博物館のオリジナルな楽器を使用していると説明されていたので、改めて見直しをしなければならない。「先取り!最新盤レヴュー」では、二組のCDが紹介されたいた。始めに内田光子さんのクリーブランド響との弾き振りのピアノ協奏曲第17番と第25番があり、続いてヴァレリー・アファナシェフのピアノで、ピアノソナタ第10番&第11番のSACD&DVDが紹介されていた。

          毎月1回は、レコード店をソフト探しでうろつくことにしているが、 山野楽器店、新宿のタワー・レコードに立ち寄ってチェックしてきたが、今回も、残念ながら、空振りに終わっていた。


16-11-6)、2016年11月号のソフト紹介予定、

        11月は、19日(土)から28日(日)まで、南ドイツへの旅行のため、ソフト紹介の時間が限られ、また帰国後に12月分をアップする必要があるので、特別忙しい月になっており、先にも12月分のアップロードは、12月4日(日)までにして欲しいとお願いしたところである。そのため、オペラなどを外して、平均30分の曲を7曲と、時間数を短くしてあるので、お許しいただきたい。

         11月分の第1曲目は、10月分に引き続き、最新のモーツァルト週間(2014)での弦楽五重奏曲全集の2枚目のDVDであり、第4番ハ短調K.406、第5番ニ長調K.593および第2番ハ長調K.515が含まれていた。いずれも軽快なテンポで、見事な弦楽合奏が楽しめるので、楽しみながらアップロードをしたいと考えている。このカピュソン・ハーゲン五重奏団(仮称)は、やはり第一ヴァイオリンとヴィオラにチェロが中心になっており、二人の第二ヴァイオリンとヴィオラの若い女性たちは、全体の中に溶け込んでもっぱら内声部を充実させる役割となっていたと書いてきたが、弦楽四重奏団プラス第二ヴィオラの組合せよりも、若い集団のせいかとても元気よく、第一ヴァイオリンの統制がゆるいように感じてきたが、今回の3曲はどうであろうか。

         12月分の第2曲目は、これも最近にNHK BS103で収録したHDD録画によるもので、モーツァルトの最後の二つの協奏曲を取り上げたもので、曲が面白くクラリネット協奏曲イ長調K.622とピアノ協奏曲変ロ長調K.595である。大阪のいずみホールで、このホールの主でもあるいずみシンフォニエッタ大阪をクラリネットのポール・メイエとフォルテピアノの名手アンドレアス・シュタイヤーがそれぞれ弾き振りをするというコンサートであり、小ぶりな小ホールで見事なアンサンブルの響きが楽しめるものである。ただし、放送時間の関係でピアノ協奏曲の第二楽章が、残念ながら省かれていた。

          12月分の第3曲目は、これも最近購入したイタリアのDVDであり、 クラウデイオ・シモーネ指揮、イ・ゾルステイ・ヴェネテイによるミサ曲ハ長調「戴冠ミサ曲」K.317である。イタリアのパドヴァで行なわれたヴェネト音楽祭2014のオープニング・コンサートとされ、2014年5月23日、エリミターニ教会で収録されており、遠路はるばる聖ピータースースブルグ合唱団が歌っているものであった。このDVDの第1曲目は、イタリアのブラーノに生まれてヴェネツイアで亡くなったバルダサーレ・ガルッピ(1706〜1785)のミサ曲が演奏されており、音楽祭のオープニング・コンサートとされているだけに、この作曲家を讃えるこの地域の音楽祭と結びついているのかも知れない。

           12曲目の第4曲目は、短い曲であるが、最新のクラシカジャパンのHDD録画より、モテット「踊れ、喜べ」K165をお送りする。世界に挑む日本人たちという特集で、大野和士のバルセロナ響音楽監督就任公演と題する2015年9月20日のコンサートの中の一曲として収録されたものであり、ソプラノはスペインが誇る若きマリア・イノポサが、サグラダ・ファミリアという大聖堂(バルセロナ)で歌ったものである。もの凄く大きな広々とした教会で歌われたモテットであり、演奏会形式で歌われるとソプラノ協奏曲に聞えるが、教会の中でじっくり歌われるとモテットのように教会音楽らしく聞えていた。この日のメインはフォーレの「レクイエム」であり、指揮者大野和士は立派な仕事をしているなと感心させられた。


(以上)(2016/10/30)



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