モーツァルト気狂いの最新入手ソフト情報−−平成27年10月号−−

チェンバロ協奏曲ニ長調K.107-1、セレナード第8番ニ長調K.286(269a)およびデイヴェルテイメント第15番変ロ長調K.287(K.271H)/ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲K.364(320d)および交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」/デニス・ラッセル・デイヴィス指揮、読売日本交響楽団、二期会合唱団による宮本亜門演出の「魔笛」、

(先月の月報は  「こちら」 )


私の最新入手ソフト情報−平成27年10月号−

(チェンバロ協奏曲ニ長調K.107-1、セレナード第8番ニ長調K.286(269a)およびデイヴェルテイメント第15番変ロ長調K.287(K.271H)/ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲K.364(320d)および交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」/デニス・ラッセル・デイヴィス指揮、読売日本交響楽団、二期会合唱団による宮本亜門演出の「魔笛」、)

10-0、平成27年/2015年10月初めの近況報告−今後も気になる二つの問題の行方−

15-10-1)、レコード芸術の名指揮者ベストテンを考える、
15-10-2)、レコード芸術「名曲名盤500」の推薦盤と当HPの推薦映像とを見較べる、
−やっと完成した交響曲第39番を比較して−
15-10-3)、「後宮」の「飛行場からの脱出」劇をアップロードして、
15-10-4)、九月中旬の五連休前に急遽決まった札幌行きに大出費であった。
15-10-5)、2015年10月号の放送番組予定、
15-10-6)、2015年10月号のソフト紹介予定、

(古いLD盤より;ヘルブルン宮のセレナーデ・コン、K.107.1&K.286ほか)
15-10-1、ヴォルフガング・フォン・カラヤン指揮カメラータ・アカデミカ・ザルツブルグによるチェンバロ協奏曲ニ長調K.107-1(ヘデイ・フォン・カラヤン;チェンバロ)および行進曲ニ長調K290(167AB)、セレナード第8番ニ長調K.286(269a)、行進曲ニ長調K.445(320c)、1970、ORF、ZDF、プラス、パリ交響楽団のソリストたち(7重奏)によるデイヴェルテイメント第15番変ロ長調K.287(K.271H)、
1988年5月、フランス、
(1994/05/23、AMADEO LD PHLK-5003をS-VHS131に収録、)

(古いVHSテープから;1991年モーツアルト・イヤーのオープニング・コン)
15-10-2、ズービン・メータ指揮ウイーンフイルによる1991年モーツアルト・イヤーのオープニング・コンサート、ウイーン楽友協会ホールより生中継、(1)ドン・ジョバンニ序曲、(2)ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲K.364(320d)、ライナー・キュッヘル(V)&ハインリッヒ・コル(Va)、(3)交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」、
1991年1月13日、オーストリア放送協会より生中継、
(1991/01/13、NHKBS-3による生中継をS-VHS35に収録)

(最新のBSプレミアムのオペラから;宮本亜門の二期会の「魔笛」)
15-10-3、デニス・ラッセル・デイヴィス指揮、読売日本交響楽団、二期会合唱団による宮本亜門演出の「魔笛」、
2015年7月、東京文化会館、
(配役)夜の女王;森谷真理、パミーナ;幸田浩子、タミーノ;鈴木準、パパゲーナ;久嶋香奈枝、パパゲーノ;黒田博、ザラストロ;妻屋秀和ほか、
(2015/08/31、NHKBSプレミアムの放送をHD-2にHV録画、)



10-0、平成27年/2015年10月初めの近況報告−気になる二つの問題の行き先−

     国会審議の最中にあっても法案の「違憲」批判はやまなかったが、安倍政権は野党の批判を押し切って、心配された安全保障関連法案を成立させた。この法案の成立により、強力な日米同盟による抑止力のお陰で、いつ何時、思わぬ北朝鮮や中国などの不慮のミサイル砲撃などに対しても、我が国は国民を安全に守れる基盤を強化したと考えることが出来る。また、米国の自衛隊の派遣の要請に対しても、三原則に照らして充分な国会論議によって、是々非々で国民の民意を充分に反映した形で対応すれば良いと思われる。そのような現実的な自衛隊派遣論議を通じて、学者や野党の言う「違憲」批判が妥当であるならば、必要な部分の安保法案を現実に沿って改正すれば足りると思われる。これには充分に時間をかけて、国民が納得する形で広く論議を進めれば、国民の大方は必要なものは必要と、理解し納得するものと思われる。

     もう一つの中国問題に対しては、中国でのバブルの崩壊を怖れてか、株価が世界同時株安の形で推移しているが、この問題にドイツのFW問題が新たな波紋を呼び、今後、この問題がどう波及するかの推移が注目される。中国経済はもはや7%などという高い水準の成長は出来ずに、もっと低めの水準の中で、G20などで指摘された必要な改革を進めて先進諸国並みのもっと開かれた国になるための内部改革を進める必要があろう。今回の習近平国家主席のアメリカ訪問で、世界経済を牽引する大国同士の問題解決への話し合いが行なわれたようであるが、双方の立場が一致出来そうなのは地球温暖化問題程度で、当面する経済問題やサイバー問題も入り口だけの議論に止まり、まして懸案の南シナ海問題や人権問題については平行線のままの状態のようである。今回の中国の内部改革の進行で、その改革のしわ寄せがどの部門に集中して死活問題になるか、世界経済は固唾をのんで見守ることになろう。


15-10-1)、レコード芸術9月号の名指揮者ベストテンを考える、

    レコード芸術9月号では、特集は「2015現代の名指揮者ランキング」であ った。指揮者の選び方にはいろいろ意見があろうが、一応30人の評論家が選んだ現役指揮者がランキングされていた。それによると、第一位 サイモン・ラトル 、第2位はヤンソンス、第3位はシャイー、第4位は バレンボイム、第5位はアーノンクール、以下、ゲルギエフ、ムーテイ、サロネン、ハイテインク、ヤルヴィがベストテンに入っていた。これを見ると、常識的な顔ぶれかと思うが、この中にこのHPの常連が5人もいるのは心強いと思った。なお、この人がいないと思われる方がいると考えるので、20傑まで名前を列挙すると、11位がパッパーノ、テイーレマン、ミンコフスキー、テイルソン・トーマス、デュトワ、ガッテイ、ブロムシュテット、ヤノフスキー、チョン・ミョンフン、ハーデイングの順になっていた。私の意見は、ベストテンにテイーレマンが入って欲しかったので敢えてベスト20まで、名前を列挙したのであるが、皆さんはどう考えるであろうか。

     私は学生時代からのレコ芸愛読者なので、このレコ芸の最も古い1968年版のベストテンを挙げてみると、 カラヤンベーム 、ミュンシュ、バーンスタイン 、クレンペラー、セル、アンセルメ、ブーレーズ、ショルテイ 、ヨッフム、の順であった。この47年前の10傑は、ブーレーズ以外は全て亡くなっているが、このモーツァルトの映像のHPでも4人も常連として記録が残されている懐かしい顔ぶれであった。
     一方、未来の巨匠指揮者として、1970年以降生まれの若い指揮者の2015年に同時に調査したベストテンを挙げてみると、ドウダメル、ネルソンス、ペトレンコ、ハーデイング、セガン、ロト、クルレンツイス、ジョルダン、ソヒエフ、バッテイストーニ、ユロフスキーなどの名が見えており、ペトレンコ、ソヒエフ以外は、指揮者としてアップロードした名であるので、このHPも決して古くさくないと心強く思っている。


15-10-2)、レコード芸術「名曲名盤500」の推薦盤と当HPの推薦映像とを比較する、
−やっと完成した交響曲第39番を対象として−

         6月号のアーノンクールの2014年7月の最新の三大交響曲のアップロードを追加して、交響曲第39番変ホ長調K.534の全映像25種類の紹介がやっと完成した。思えば今年1月号のブロムシュッテッドの2014年10月のN響との最新映像と、4月号のムントとN響における91年の残された映像のアップによって、今年の4月の時点ですべてが完了したかと考えていたところであった。しかし、今回のアーノンクールの4回目の新録音を加えて、全ての25種類の映像がアップ出来たので、長年におけるコレクションのうち、どの映像が望ましいかという最後の問いに総括として自分なりに答えてみた。

     表の中から、独断と偏見で好きな指揮者を選んでいくと、フルオーケストラのベーム69、バーンスタイン85、スイートナー84などがどっしりとして昔から好きであった。最近の演奏から気に入ったものを取り上げると、モダン楽器でピリオド奏法的な面を取り入れたブロムシュテット114やプレヴィン109などが好ましく、ラトル113のモダン楽器を使用したピリオド奏法も極端に走らず優れていると考えている。一方、ピリオド楽器の演奏は数が少ないが、アーノンクール114の新録音を選んでみた。

      一方、レコード芸術6月号に掲載された「名曲名盤500」に掲載された交響曲第39番のベストテンを掲載すると、アーノンクール113、ブリュッヘン110、セル60、ワルター60、クーベリック80、インマゼール101、ファイ105、ブリュッヘン86、アバド108、ヴァント90、ノリントン91、ムラヴィンスキー65などの順になっていた。これを見ると40番や41番で常連になっていたベーム、カラヤン、ムーテイなどの名がないのに驚いたが、古い人と新しい人が程よく含まれている気がした。LPやCDを音源とするレコ芸と映像とは、思ったよりも音源的に重なっておらず、両方のコレクションで重なり合った指揮者は、残念ながらアーノンクールとノリントンだけであった。レコ芸を見た瞬間に、ブリュッヘンやアバドの映像が漏れているのではないかと直感したが、残されているとすれば、ブリュッヘンは86年の18世紀Oのもので、アバドはベルリンフイルとの定期で映像が残されていると思われる。

         超有名曲なら録音数が多く、レコ芸のLPやCDとLDやDVDのコレクションで、多少とも、演奏比較が可能かと思って、試みに取り上げてみたが、交響曲第39番では、残念ながら比較の母集団がお互いに異なっており、期待したような成果は得られなかった。


       15-10-3)、「後宮」の「飛行場からの脱出」劇をアップロードして、

     9月号で「後宮」の「飛行場からの脱出」劇という奇想天外な変な演出の映像をアップロードして、今や音楽の先進国のオペラ界では、新演出に対する期待が大きすぎて、大変なことになっていると言うことを感じざるを得なかった。この演出では、当初コンスタンツエ役で出演が予定されていた夜の女王やスザンナ役で名高いデイアナ・ダムロウが、突然一身上の都合で辞退して、その後任を見つけようとして大変な騒ぎになったようであるが、どうやら歌手にも嫌われるような新演出と話題になっていた。また、アーノンクールのダ・ポンテ三部作の演奏会形式の映像を収録したばかりであるが、これも演出が指揮者にも嫌われて、演出者なしの演奏会形式でオペラをやるというアーノンクールだから出来た思い切った決断がなされたようである。

     11月号で映像を収録済みの宮本亜門演出の二期会の「魔笛」をアップすることにしているが、彼は二期会で「フィガロ」をやったときの指揮者デニス・ラッセル・デイヴィスに口説かれて、最初にリンツでこの「魔笛」の演出を頼まれて成功したものを、二期会が取り上げたものである。宮本亜門がクラシカ・ジャパンの映像で、このリンツでの「魔笛」の新演出の公演をした経緯について述べていたのであるが、ドイツ語圏では「魔笛」は、全ての人が歌もセリフもよく知っており、もはや通常の演出のものでは飽き足らなくなってしまっており、同じものは見たくないので何か新しいことを考えてくれと言う依頼だったそうである。彼のテーマは「家族愛」であり、プロジェクト・マッピングというテレビゲームに飛び込んでいく映像技術も新鮮だったようであり、現代の家庭での大問題を上手く取り上げて、日本人好みの肌理の細かい家族劇が大変に受けて、大成功をした。彼は安心して日本公演を行なうようであるが、やはり、ドイツ語圏での演出者に寄せられる期待は大変なものがあることを悟らせられた。外国人なら、面白い演出をしてくれそうだという期待が大変に大きかった例のようである。


15-10-4)、九月中旬の五連休前に急遽決まった札幌行きに大出費であった。

     九月に土曜日を含めると五連休にもなるゴールデンウイークがあるとは、毎日日曜日のものには気づかなかったが、仲間内の祝い事とゴルフ2回を組み合わせた三泊四日の札幌行きが急遽決まった。早速、手配をしようとしたが、普段の安上がりの札幌行きの常用手段であるエアー・ドウは片道しか使えず、定宿のKKRは連休前の学会のため満員で取れず、三泊もするのにどこのホテルも高くてたらい回しに合い、一泊素泊まりで1万3千円と言うのをやっと見つけて、ホテルだけは何とか確保した。

      問題は帰りの飛行機便で連休前の金曜日のため、夜遅い便でも満席であり、と言って宿泊するにも宿がなく、困った末に初めての試みとして、札幌発成田行きのいわゆる格安便をパソコンで見つけて予約しようとした。サンクスツアーという会社がチケットレスの番号予約を扱っており、バニラエアーという格安航空の札幌18:45発、成田20:15着という便を何とか予約したが、値段は手数料などがあって最後まで確定せず、結局22、330円というエアー・ドウより遙かに高い料金で予約が出来た。2日以内に送金しなければ予約がだめになるようであるが、送金をすると予約番号がメールで通知され、10日前に何とか帰りの便が確定した。

         いわゆる格安航空には初めて乗ったが、機種はエア・バス型の中央通路で左右三席づつのもので、やはり座席は狭く軽量の座席という感じがした。飲み物などは有料で欲しい人だけが頼めば良く、トイレは前と後ろだけのようであった。参ったのは、午前中から出発時刻が遅れており、予定時刻が来ても2時間遅れと言われてはっきりせず,結局、一時間半遅れの出発となった。遅れて成田に着いたものの、着いた第三ターミナルは、鉄道駅のある第二ターミナルまで1キロくらいの距離があり、重いゴルフカバンを肩にしてゴルフ疲れの「死の行軍」の有様であった。待っていた電車に飛び乗ったものの、夜10時過ぎなのに電車は満席で座れず、ここでも惨めな思いをさせられた。

    普段なら1~2ヶ月前に飛行機もホテルも格安料金で予約しているので、楽なのであるが、お葬式とか今回の急な用の時は、予約が難しくなり、値段も高くなる上に、混雑して大変である。年寄りは、早く予定を立てて、早い予約が出来る旅だけにしたいものである。


15-10-5)、2015年10月号の放送番組予定、

            2015年10月におけるNHKの放送において、初めに「教育テレビ」では、毎週日曜日の21:00〜23:00(最終日曜は除く)の「クラシック音楽館」が、N響定期を中心に放送されている。10月の予定では、3回の予定があり、ブロムシュテットがN響を振っているようであるが、残念ながらモーツァルトの曲は見当らなかった。「ららら!クラシック」は、毎週各土曜日に予定されており、10月の5回分では、身近な名曲が取り上げられているが、モーツァルトは見当たらなかった。この番組は面白いので、いつも収録しておくことにしている。
     続いてNHKBSプレミアムでは、プレミアムシアターは、ほぼ毎週日曜日24:00〜4:00の予定であり、10月の2回の予定では、10月18日に、ヤルヴィとパリ管がヘフリーガのピアノでピアノ協奏曲第24番が放送される。最後に、毎週月〜金曜日の6:00〜6:55の「クラシック倶楽部」では、ゲヴァントハウス四重奏団、ベルリン・コンツエルトハウス室内楽団、バッハ・コレギウム・ジャパンなどの名が上がっているが、曲目が示されていないので、直前に、毎週、面倒でもチェックしておく必要がある。最近、再放送が増えているようなので注意が必要である。

    一方のクラシカ・ジャパンでは、待望のHD放送が続々と登場しているが、最近の特集は5月から始まったクラシック大全の、10大交響曲、10大オペラのモーツァルトの三大交響曲と「フィガロの結婚」が早くも完結してしまった。そのため、これから当分はモーツァルト以外の作曲家の特集となり、その他の部門では、モーツァルトは期待できないので、当分はお休みの状態が続きそうに思われる。従って、10月号のプログラムでは、モーツァルトの新録音は見当たらなかったが、この9月号で、急遽、8月29日(土)および30日(日)に、緊急放送として最新の2015ザルツブルグ音楽祭の「フィデリオ」および「フィガロの結婚」が、10月号の目玉となっていた。これらの放送番組の録画は、既に収録済みである。

      レコード芸術10月号では、特集は「ハイレゾ・クラシック」時代到来として、−SACD、BD&インターネットで聴く名演−となっていた。当方は、映像専門なので、ハードデイスク録画の時代を謳歌しているが、パソコン中心の生活が続いているので、この特集は助かるのであるが、ハイテクの言葉が分からなくなって、ロートルは閉口している。
10月号の新譜月評の特選盤には、今回は1組で、バボラークと小澤征爾と水戸室内管のホルン協奏曲全集が挙げられていた。また、ビデオデイスクの新譜では、シューベルトの最後のオペラ「フィエラブラス」のDVDが一組挙げられていた。海外盤レビューが白色の厚紙になり読みやすくなったが、エッシェンバッハの2013年と2014年のザルツ音楽祭の「コシ・ファン・トウッテ」と「ドン・ジョヴァンニ」の二作のオペラがリリースされたようだが、このうち、後者は既に、NHKのBS放送で収録済みであった。

      毎月1回は、レコード店をソフト探しでうろつくことにしているが、9月に入ってから、上記のオペラ2作のうち「コシ」を銀座の山野楽器で見かけたが、レコ芸で見る前だったので買いそびれ、また月末に新宿のタワーレコードに買いに行ったが売り場に見当たらず、まだ入手していない。


15-10-6)、2015年10月号のソフト紹介予定、

    1991年のモーツァルト・イヤーに発売された古いアマデオのLDセットを、4年後にお借りして自分で録画した宝の山のようなS-VHSテープをこれまでも紹介してきたが、その続きを今月と来月二回に分けてアップしたいと思う。今月の15-10-1とした一曲目には「ヘルブルン宮」のセレナード・コンサートと題したものとデイヴェルテイメント1曲をお送りしたいと思う。最初の「ヘルブルン宮」と題されたコンサートは、何とパウムガルトナーが解説している1970年の映像であり、その当時のザルツブルグの旧市内やミルベル庭園、そして郊外のヘルブルン宮が写し出されてから、そこでの宮殿内でのチェンバロ協奏曲演奏と、庭園での屋外での行進曲やセレナード演奏などを古い時代の衣裳で再現したものであった。もう一曲は、パリ管弦楽団のソリストたちの七重奏によるデイヴェルテイメント第15番変ロ長調K.287(271H)であり、この曲はこのHP初登場曲であった。

      続く15-10-2とした第二曲目には、ズービン・メータ指揮ウイーンフィルによるものであるが、何と1991年モーツァルト・イヤーのオープニング・コンサートと題されており、1991年1月13日に楽友協会ホールで演奏され、オーストリア放送協会を通じてオーストリア・ドイツ・NHKなどにライブ中継された由緒のあるコンサートであった。曲目は、第一曲がドン・ジョヴァンニ序曲、第二曲はヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲K.364(320d)であり、コンマスのライナー・キュッヘルがヴァイオリンを、ヴィオラは首席のハインリヒ・コルが担当していた。その後長い休憩があり、冬のザルツブルグ市内の風景が紹介されていたが、後半には、交響曲第41番ハ長調「ジュピター」が演奏されていた。

        続く15-10-3は、少しストックが多くなってきたオペラ作品を取り上げ、先の「後宮」の「飛行場からの脱出」劇で少し述べた、宮本亜門新演出の二期会による「魔笛」をアップロードしたい。指揮者は宮本亜門と組んでいるデニス・ラッセル・デーヴィスであり、この演出のリンツでも同様のコンビであった。オーケストラは読売日本交響楽団であり、二期会合唱団が参加して新演出のために子供たちが喜びそうな多大な協力をしていた。この映像は、8月31日のNHKのプレミアムシアターで収録された二期会公演の「魔笛」であり、公演の映像が始まる前に、次のような新しい「魔笛」の考え方の紹介があった。
      「…とある平和な家庭を襲った一つの危機、家族の心配をよそに自暴自棄になった一家の主人公は、ふと気がつくと、異世界に迷い込んでいた。舞台はテレビ画面の向こうに広がるゲームの世界、ここで主人公を待っていたのは新たな恋のときめき、そして冒険と試練の旅路であった...」


(以上)(2015/09/29)



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