モーツァルト気狂いの最新入手ソフト情報−−平成27年9月号−−

ヘレヴェッヘ指揮シャンゼリゼ管弦楽団による「レクイエム」ニ短調K.626、ショパン生誕200年の命日の典礼付き追悼ミサ、聖十字架教会、ワルシャワ/フールネ指揮NHK交響楽団と横川晴児のクラリネットによる協奏曲イ長調K.622、1990年およびフールネ指揮NHK交響楽団による交響曲第41番ハ長調「ジュピター」K.551、年月日、/グラーフ指揮、カメラータ・ザルツブルグ、ザルツブルグ・バッハ合唱団による「後宮からの逃走」、A・マルターラー演出

(先月の月報は  「こちら」 )



私の最新入手ソフト情報−平成27年9月号−

(ヘレヴェッヘ指揮シャンゼリゼ管弦楽団による「レクイエム」ニ短調K.626、ショパン生誕200年の命日の典礼付き追悼ミサ、聖十字架教会、ワルシャワ/フールネ指揮NHK交響楽団と横川晴児のクラリネットによる協奏曲イ長調K.622、1990年およびフールネ指揮NHK交響楽団による交響曲第41番ハ長調「ジュピター」K.551、年月日、/グラーフ指揮、カメラータ・ザルツブルグ、ザルツブルグ・バッハ合唱団による「後宮からの逃走」、A・マルターラー演出、ザルツブルグ空港格納庫、TV画面による生中継ライブ、2013年ザルツブルグ音楽祭、)

15-9-0、平成27年/2015年9月初めの近況報告−気になる二つの問題の行き先−

15-9-1)、素晴らしかったBP-DCHにおけるコンサートの数々、
15-9-2)、Win7の本パソコンに,突然、Win10 が入ってしまったが、何とか使えそう。
15-9-3)、我が家は、目下、10年ぶりで、屋根と外壁の塗装工事中です。
15-9-4)、柏市の「エンジョイ・パトロール」制度で、防犯パトロールを実施します。
15-9-5)、2015年9月号の放送番組予定、
15-9-6)、2015年9月号のソフト紹介予定、

(最新のBP-DCHより;名曲の数々;K.418、K.453、K.319、K550、K.469他)
15-8-4、(1)アバド指揮ベルリンフイルとアンナ・プロハスカのK.418他およびポリーニのピアノによるピアノ協奏曲第17番ト長調K.453、2011/05/10、(2)ラングレ指揮ベルリンフイルの交響曲第40番ト短調K.550およびカンタータ「ダビデ」K.469、
2013/01/25、フィルハーモニー・ホール、

(最新のDVDより、ヘレヴェッヘの典礼付き「レクイエム」K.626)
15-9-1、フイリップ・ヘレヴェッヘ指揮シャンゼリゼ管弦楽団、コレギウム・ヴォカーレ・ヘントによる「レクイエム」ニ短調K.626、
ショパン生誕200年の命日の典礼付き追悼ミサ、聖十字架教会、ワルシャワ、ポーランド、
(2015/05/11、新宿タワーレコード、Tokyo M-Plus NIFCDVD-001J)

(古いVHSテープから;ジャン・フールネとN響との二つの名演奏)
15-9-2、(1)ジャン・フールネ指揮NHK交響楽団と横川晴児のクラリネットによる協奏曲イ長調K.622、1990年6月7日、NHKホール、(2)ジャン・フールネ指揮NHK交響楽団による交響曲第41番ハ長調「ジュピター」K.551、
年月日、NHKホール、
(1993年6月4日および1993年4月17日のN響アワーをS-VHSテープ97に収録)

(最新のBSプレミアムのオペラから;2013年ザルツ音楽祭の「後宮」)
15-9-3、ハンス・グラーフ指揮、カメラータ・ザルツブルグ、ザルツブルグ・バッハ合唱団による「後宮からの逃走」、A・マルターラー演出、
ザルツブルグ空港格納庫、TV画面による生中継ライブ、2013年ザルツブルグ音楽祭、
(配役)ファッション界の帝王セリム・パシャ;トビアス・モレッテイ、オスミン;クルト・リドル、ベルモンテ;J・カマレナ、ペドリロ;T・エーベンシュタイン、コンスタンツエ;D・ランカトーレ、ブロンテ;R・ネルセン、
(2014/5/28、NHKBSプレミアムの放送をBS-2にHV録画、)


15-9-0、平成27年/2015年9月初めの近況報告−気になる二つの問題の行き先−

        今年の8月中の猛暑はこたえたが、二つの台風の合間の一吹きの寒波のお陰で、一挙に秋の冷ややかさを感ずるようになってきた。「地球の温暖化は怖い」と小さな自然を絶えず心配してきたが、一吹きの寒波で猛暑が消え去ったこの変わりようには、「自然の力は偉大である」と人間どもに改めて感じさせてくれた。暑さは峠を越えたが、この9月には新たな心配事が二つ生じてきた。

その第一は、9月11日の60日間ルールの期限が近づいているのに、参議院の安保法案の行き先がまだ見えていないからだ。自民党は今回の総裁選に対立候補が出ないようなので、与党は一体とばかりに強硬な態度で法案を通そうと考えるであろうが、参議院において、衆院と同様な強行は絶対に許されない。一方で、国会周辺では趣旨の違う「戦争反対」の大合唱デモが若い人を加えて勢力を拡大しているようだ。そのため、法案を採決するためには、譲歩するか妥協をして、大人の判断をする必要がある。それには維新の党が分裂してしまったが、他の野党との協議を重視して、妥協をして何とか姿勢を和らげる必要がある。妥協策は「自衛隊の海外派兵の決定は、例外を許さず、全て国会の事前協議・専決事項」とすることであろうか。私はこれはまさに公明党の出番が来たと考えているが、何としても大人のルールで、粛々と決断をして頂きたいと思う。参議院では何としても採決をして頂きたい。この「戦争反対」のデモが続く限り、法案の先延ばしは出来ないと思われる。

心配事の二つ目は、中国の経済危機の問題である。中国の株の暴落を防ぐため三日間連続して元を切り下げたことが世界中に浸透して、世界中の株式市場がここ一週間あまり大暴落を続け、世界同時株安の状況がついにやって来た。東京市場では、8月28日週末で、大暴落から反発に転じており、日経平均は19、136円に回復しているが、最盛期からの2千円弱程度の下がりで収まるかどうか全く予断を許さない。これからの中国経済の動向と各国への影響を見定める必要がある。中国は世界トップクラスの輸入・輸出大国であり、これから各国の輸出・輸入が困難になると、世界全体の生産構造や消費構造に大きな影響を与えることになる。この最中の天津の爆発事故の影響も計り知れないものがあり、中国の原発事故を予測する乱暴な話もある。中国における生産過剰によるバブルの崩壊が、将来、必ず来ることがしばしば予言されてきたが、今回の世界同時株安で、中国のどこのバブルがはじけるか、どこに破局が生ずるか、それがどう波及するか、世界中が固唾をのんで、その動向を注目している。アメリカの利下げの時期についても、しばらく様子見となるであろう。今週のG20の各国の反応が見ものであろうし、この問題がどう世界経済や、日本経済にどのような形で波及して行くか、アベノミックスがどう影響されるかなど、これから半年くらいいろいろな問題が生じそうである。
(以上)(2015/08/30記)


15-9-1)、素晴らしかったBP-DCHにおけるコンサートの数々、

       ベルリンフイルのデジタル・コンサートの8月28日までという期限付きの無料のチケットを頂いて、8月中はやれるところまでやってみようと精力的にアップロード作業を実施してみた。当初はパソコンの画像をイヤフォンで聴くという作業を考えていたが、これではやはり気分が出ないので、7月に入手したMSのSurface Pro3というターブレット型PCをメインアンプに接続してオーデイオ的に満足できるようにセッテイングして作業を行った。



今年の夏は日中の外気温が35度近くなっていたが、わが書斎にTVとメインアンプと照明をつけると40度近くになるので大変である。しかし、DCHを見聞きすることを口実に、音漏れを防ぐため冷房を入れることにしたため、書斎は30度位の快適なリスニングルームに早変わりした。お陰さまで、作業はきつかったが、今年の夏はBP-DCHのお陰で、モーツァルト三昧にふけることが出来た。そのため当初予定していた、3コンサート*3ファイルの通常ノルマのアップロードのほかに、15-8-4として、2コンサート*1ファイルではあるが、アバドとルイ・ラングレの映像を、間際になって大変であったが、何とか追加作成することが出来たので、大成功だったと言えよう。

       

        今回のBP-DCHの各コンサートは、これまでN響のコンサートをアップしてきた体験から申せば、いずれもベルリンフイルの定期コンサートからであるので、演奏のレベルは水準以上であり、とても楽しむことが出来た。このHPにとって取り分け有り難かったのは、演奏機会の少ない曲を追加出来たことであり、例えば、ドウダメルのポストホルン・セレナーデK.320、プロハスカのコンサート・アリアK.418、ラングレのカンタータ「悔悟するダビデ」K.496などであろうか。特にK.496は、映像では初めての曲であったので、誠に貴重な存在になっている。

        BP-DCHの作曲者別アーカイブを見ると、まだ交響曲が3曲、ピアノ協奏曲が5曲残っているようなので、今度は2曲づつ4ファイルに纏めていずれアップしていきたいと考えている。なお、このDCHの中でも、HDDやBDに保存しておきたい演奏が多いが、まだダウンロードに成功していない。クラシカジャパンでは、専用のチューナーを使ってチューナーに接続したUSB-HDDに画像を収録しているが、確実に動作するので有り難いと思っている。これと同じようにPCにUSB-HDDを接続し、アプリ・ソフトを入れて、ダウンロードしたいものと考えるのであるが、料金システムと関係があって難しいのかもしれない。次項のWin10が入ったので、何とか出来ないかと考えている。

15-9-2)、Win7の本パソコンにWin10 が入ってしまったが、何とか使えそう。

        7月中旬ころよりWindows10のインストールの予約勧誘が入るようになり、取りあえず予約をし、まだ先のことと考えていたのだが、Win10へのアップグレードのクリックをしてしまって、インストールが始まってしまった。1時間半くらいかかったが、兎に角、Win7からWin10へのアップグレードが完成してしまった。Win8.1のターブレットを使っており、新しいスタートメニューにも驚くことなく、ごく自然体で使いこなしているが、動作は極めて安定しているし、インターネットもOutlookのメールソフトも問題がなく、WordやExcelも従来通り使えているので、恐らくは1年間は無償というサービスなのであろうが、このままごく自然体でWin10を利用していこうと思う。



       デジカメの接続や写真の保存などは、全く以前と変わらずに使用ができた。 ところがファイルの印刷をしようという段階になって、Canon のPixus 6500seriesという機種を使っているが、やはりWin10にはまだ対応していなくて、Canonに新たに電話をして、指導を受けながら対応ソフトをダウンロードして、無事、事なきを得た。まだ、Win10のユーザーインタフェースのストアアプリについては、勉強不足で手をつけていないが、ターブレットと共用のワンドライブなどは早く使えるようにしたいと思う。Win10については,全く予備知識がないので、解説書を買って勉強しなければならない。予想外のことがたびたび起こるので、嬉しい悲鳴を上げている。

15-9-3)、我が家は、目下、10年ぶりで、屋根と外壁の塗装工事中です。

       私の家はミサワホームのプレハブの注文住宅であるが、二階建てでO型と言い、築後35年になる。当時、かなりの数が建てられたので、ミサワホームにメインテナンスを必要の都度依頼してきた。たまたま、営業に来たミサワホームの人に、家の寒さ対策と屋根外壁の塗装について相談していたら、寒さ対策として「インプラス」という二重窓工法があるという。寒さ対策は、まずは窓対策が重要なようであり、O型のアルミ製の窓・ガラス戸用に、インプラスという専用の内枠が製品化されており、気密に仕上げ工事が出来、効果をあげているという。そのため、冬にはストーブが必要な居間と書斎の4カ所の窓とドアについて、インプラス化の注文を行った。工場製品化されているので、4カ所で2日で完成してしまった。どの程度、効果があるかは冬にならなければ確かめられないが、防犯上も役に立ちそうであり、楽しみにしている。

       一方、屋根・外壁の塗装については、事前に必要性の状況を調査してもらい、特に屋根については見えないので、良く調べてもらって塗装工事を実施することにした。ミサワホームでは、塗装などのメイテナンス歴が残されていると、通常は築後30年の建物では建物は殆ど評価されないのであるが、ミサワホームでは評価できるという。塗装は10年おきくらいに実施して来たが、この建物も80歳の現在、あと10年は持たせることを考えて、元気なうちにと、早めに実施したものである。年齢と共に寒さも厳しくなり、今回初めてインプラスを実施しているが、効果があれば10カ所ある全ての窓枠に実施しても良いと考えている。

15-9-4)、柏市の「エンジョイ・パトロール」制度で、防犯パトロールを実施します。

       昨年より町内会のボランテイア行事として、町内の防犯パトロールに参加してきた。数人で日と時間を決めて、1時間ばかり町内をパトロールするのであるが、私には散歩の代わりになるものと、地域のために気軽に協力してきた。柏市ではかねて犯罪が多いと言うことで、それぞれの町会で自主的にパトロールを実施して来たようであるが、本年度からは、柏市が「エンジョイ・パトロール」というボランテイア制度を作った。個人活動として任意に実施させて、よりパトロールの普及を図ろうと言う制度であり、市が予算措置をして、防犯パトロール用の帽子を貸与したり、万が一の事故に備えてパトロール保険に加入するというものであった。

       この地域防犯活動の目的は、「日ごろ、健康増進や趣味の一環として行っている散歩やジョギングにあわせて、防犯パトロールを行うことにより、地域の安全確保に貢献することを目的とする」とあり、誠に結構な趣旨であった。この活動は、あくまでもボランテイアで「個人活動」として実施するものであり、町会活動とは別途のものであるが、趣旨や目的を理解して参加して欲しいとあった。私どもの町会では、今年から従来の町会としてのパトロールを中止することになったので、年寄りの散歩ではあるが、少しでもお役に立つのならと考えて、応募することにした。

       今年の7/8月は猛暑であったが、8月末になって実施し始めている。私どもの町内の大津ヶ丘4丁目は、個人住宅が主体であり、どこの家も庭などを綺麗にしており、散歩をして季節の変化を確かめることが出来るので、それなりに楽しみである。地域の住民の方々と挨拶したり言葉を交わすことも重要な役割のようであり、転ばないように注意して、暇を見つけてやってみたいと考えている。

15-9-5)、2015年9月号の放送番組予定、

      2015年9月におけるNHKの放送において、初めに「教育テレビ」では、毎週日曜日の21:00〜23:00(最終日曜は除く)の「クラシック音楽館」が、N響定期を中心に放送されている。9月の予定では、3回の予定があるが、残念ながらモーツァルトの曲は見当らなかった。「ららら!クラシック」は、毎週各土曜日に予定されており、9月の5回分では、モーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプスが取り上げられている。この番組は面白いので、いつも収録しておくことにしている。
     続いてNHKBSプレミアムでは、プレミアムシアターは、ほぼ毎週日曜日24:00〜4:00の予定であり、9月の3回の予定では、残念ながらモーツァルトは含まれていない。 なお、8月30日に放送された宮本亜門の「魔笛」は収録されている。最後に、毎週月〜金曜日の6:00〜6:55の「クラシック倶楽部」は、曲目が示されていないので、直前に、毎週、面倒でもチェックしておく必要があるし、最近、再放送が増えているようなので注意が必要である。

    一方のクラシカ・ジャパンでは、待望のHD放送が続々と登場しているが、最近の特集は5月から始まったクラシック大全の、10大交響曲、10大オペラのモーツァルトの三大交響曲と「フィガロの結婚」が早くも完結してしまった。そのため、これから当分はモーツァルト以外の作曲家の特集となり、その他の部門では、モーツァルトは期待できないので、当分はお休みの状態が続きそうに思われる。従って、9月号のプログラムでは、モーツァルトの新録音は見当たらなかったが、この9月号で、急遽、8月29日(土)および30日(日)に、緊急放送として2015ザルツブルグ音楽祭の「フィデリオ」および「フィガロの結婚」が放送されることが予告されていた。この放送番組の録画は、既に設定済みである。

      レコード芸術9月号では、特集は「2015現代の名指揮者ランキング」であ った。指揮者の選び方にはいろいろ意見があろうが、一応30人の評論家が選んだ現役指揮者がランキングされていた。それによると、第一位サイモン・ラトル、第2位はヤンソンス、第3位はシャイー、第4位はバレンボイム、第5位はアーノンクール、以下、ゲルギエフ、ムーテイ、サロネン、ハイテインク、ヤルヴィがベストテンに入っていた。これはとても興味深いので、来月号にでも、感想文を書くことにしよう。
9月号の新譜月評の特選盤には、今回は1組で、中野振一郎によるチェンバロの演奏で、J.C. バッハ&モーツァルトと題したCDで、ロンドン・スケッチブック抜粋とソナタ第4番K282が演奏されていた。また、ビデオデイスクの新譜では、メータの指揮でウイーンフイルの2015サマーナイト・コンサートのDVDが早くも発売されていた。海外盤レビューが白色の厚紙になり読みやすくなったが、アバドの2011年ルツエルン音楽祭で、シェーファーのコンサートアリアK.369、K.272、K.418とハフナー交響曲、劇音楽「エグモント」などが収録されていた。オペラでは、イタリア語版の「後宮」として、1838年のミラノ版によるものが珍しく、当時の挿入曲としてK505、K.479、K480などが入っているという。また、先取り最新盤レヴューでは、小澤征爾と水戸室内Oのハフナーと第39番の交響曲のCDが紹介されていた。

      毎月1回は、レコード店をソフト探しでうろつくことにしているが、8月に入って、フェラインの会合もなく、モーツァルト協会も夏休みであり、暑さで都心に出かけるのが億劫で、そのために新宿のタワーレコード、銀座のヤマハに出かけることは休養してしまった。お許し頂きたい。

15-9-6)、2015年9月号のソフト紹介予定、

       先の15-9-1)で述べたように、8月のBP-DCHの特集とした3ファイルに加えて、若干の余力があったので、興味深かったアバドとプロハスカやポリーニのピアノ協奏曲第17番のコンサートと、ルイ・ラングレのト短調交響曲や、珍しいカンタータ「悔悟するダビデ」の映像紹介に精を出し、15-8-4として特別にアップすることにした。このファイルは、8月号の当初予定にはなかったので、9月分の紹介予定のコンサートと一緒に、ここで扱いたいと思う。
       9月号では、再び従来のペースに戻って、新しく入手した市販DVD、古いS-VHS収録の放送テープ、新しく録画したNHKのBSプレミアムの最新オペラ映像の順に戻ってソフトを取り上げたいと思う。

       最初の15-9-1のDVDは、ヘレヴェツヘ指揮、シャンゼリゼ管弦楽団による「レクイエム」であり、入手したのは2015年なので最新DVDとしたが、録音は2010年10月17日のショパンの命日に、そしてショパン・コンクールの最中に、ワルシャワの聖十字架教会で演奏されたものである。DVDの翻訳者矢沢氏はこのくだりを次のように解説している。「ショパンが愛したモーツァルトのレクイエムは、遺言に従いマドレーヌ教会での葬儀の際、演奏された。その曲がショパン生誕200年、没後161年の年命日に、故郷で追悼ミサの一部として演奏される。この記録はぜひともDVDという映像媒体によってなされなければならなかった。」 レクイエムの演奏と典礼が交互に行われ、追悼ミサの様子が実によく示され、典礼も日本語訳が付されているので、非常に分かりやすかったが、DVDの値段も4000円と高めであった。

       続く15-9-2のS-VHSのテープ97には、ジャン・フールネ指揮のNHK交響楽団の演奏がN響アワーから2曲収録されており、第1曲は横川晴児のクラリネットによるクラリネット協奏曲イ長調K.622であり、阿木耀子(作詞家)と横川晴児の対談の形で進められていた。第2曲は交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」であり、この番組では中村紘子のN響アワーの演奏であり、テーマは「偉大なるハ長調」というタイトルで解説されていた。ジャン・フールネ(1913〜2008)は、1993年の演奏時は80歳であり、大型のNHK交響楽団を相手にして、元気な指揮振りを示していた。

      続く15-9-3のオペラは、2013年ザルツブルグ音楽祭のオペラ「後宮」の映像は、NHKのBSプレミアムで収録したもので、何とザルツブルグ空港でライブ収録されたおかしな演出によるものであった。コンスタンツエ役は、当初、D.ダムロウの出演が予定されていたが、直前になって一身上の都合でキャンセルしたと言う。飛行場内を移動して、観客の前でライブで歌うというオペラで、ついに歌手にも嫌われる演出家のやり方が登場している。イタリアの新進ソプラノのD.ランカトーレがスペインでの「椿姫」の公演を終えて、急遽、直前に参加を決めて、事なきを得た。いろいろと話題を呼んだオペラであったが、ハンス・グラーフ指揮、カメラータ・ザルツブルグのオーケストラとザルツブルグ・バッハ合唱団による「後宮からの逃走」であり、A・マルターラー演出によるザルツブルグ空港格納庫で撮られた、TV画面による生中継オペラライブであり、2013年ザルツブルグ音楽祭の話題の作品である。この映像には、本番の前にドキュメンタリー風の日本語字幕のついた「メーキング」があったので、事前に予備知識を得て、本番を見ることが出来た。


(以上)(2015/08/30)



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