モーツァルト気狂いの最新入手ソフト情報−−平成27年4月号−−

(エリシュカ指揮札幌交響楽団による交響曲第38番ニ長調K.504「プラハ」および、ムント指揮NHK交響楽団による交響曲第39番変ホ長調K.543/シュタイアーのフォルテピアノと佐藤俊介のヴァイオリンによるヴァイオリン・ソナタホ短調K.304、「ああ、私は恋人を亡くした」による6つの変奏曲、K.360およびヴァイオリン・ソナタニ長調K.306/アーノンクール指揮、ウイーン・コンチェントウス・ムジクス、アルノルド・シェーンベルク合唱団よるオペラ「コシ・ファン・トウッテ」K.588、演奏会形式による上演、)

(先月の月報は  「こちら」 )



私の最新入手ソフト情報−平成27年4月号−

(エリシュカ指揮札幌交響楽団による交響曲第38番ニ長調K.504「プラハ」および、ムント指揮NHK交響楽団による交響曲第39番変ホ長調K.543/シュタイアーのフォルテピアノと佐藤俊介のヴァイオリンによるヴァイオリン・ソナタホ短調K.304、「ああ、私は恋人を亡くした」による6つの変奏曲、K.360およびヴァイオリン・ソナタニ長調K.306/アーノンクール指揮、ウイーン・コンチェントウス・ムジクス、アルノルド・シェーンベルク合唱団よるオペラ「コシ・ファン・トウッテ」K.588、演奏会形式による上演、)

15-4-0、平成27年/2015年4月初めの近況報告−安倍発言の「我が軍」におもう−

15-4-1)、交響曲全45曲6コンサートの演奏会に参加して、
15-4-2)、アーノンクールの初の演奏会形式の「ドン・ジョヴァンニ」と「コシ」を聴いて、
15-4-3)、無線Lanの環境整備をしてみたが、余りメリットがなかった。
15-4-4)、今年の冬は寒かった−温暖化の話が多いのにどうしてか−
15-4-5)、2015年4月号の放送番組予定、
15-4-6)、2015年4月号のソフト紹介予定、

(最新と最古の2つの交響曲;札幌響のプラハ交響曲とN響の交響曲第39番)
15-4-1、ラドミル・エリシュカ指揮札幌交響楽団による交響曲第38番ニ長調K.504「プラハ」、札幌コンサートホールkitara、2014/11/14、およびウーヴェ・ムント指揮NHK交響楽団による交響曲第39番変ホ長調K.543、
N響定期第1241回、NHKホールより生中継、
(2014/11/14、NHK103BS放送をHD2に収録および1994/10/15、S-VHSテープ134.5)

(最新の古楽器演奏より;シュタイアーのFPと佐藤俊介とのヴァイオリンソナタ)
  15-4-2、アンドレアス・シュタイアーのフォルテピアノと佐藤俊介のヴァイオリンによるヴァイオリン・ソナタホ短調K.304、「ああ、私は恋人を亡くした」による6つの変奏曲、K.360およびヴァイオリン・ソナタニ長調K.306、
2013/12/16、大阪市いずみホール、
(2014/11/17、NHKBS103クラシック倶楽部の放送をHDD2に収録)

(最新のクラシカ・ジャパンから;アーノンクールの初の演奏会形式による「コシ」)
15-3-4、ニコラウス・アーノンクール指揮、ウイーン・コンチェントウス・ムジクス、アルノルド・シェーンベルク合唱団よるオペラ「コシ・ファン・トウッテ」K.588、
演奏会形式(セミ・オペラ形式)による上演、2014/3/17、アン・デア・ウイーン劇場、
(配役)フィオルデリージ;マリ・エリクスメン、ドラベラ;カテイア・ドラゴイェヴィチ、フェランド;マウロ・ペーター、グリエルモ;アンドレ・シューエン、デスピーナ;エリーザベト・クールマン、アルフォンゾ;マルクス・ウエルバ、
(2015/03/26、クラシカ・ジャパンの放送をHDD1に収録、)



15-4-0、平成27年/2015年4月初めの近況報告−安倍発言の「我が軍」におもう−

  先般の国会審議で安倍首相の答弁の中で、自衛隊を「我が軍」と述べたことについて、官房長官が直ちに記者会見で「国際法上の定義では、自衛隊も軍隊の1つ」と説明をした。政府は1967年の佐藤首相の国会答弁の「自衛隊を軍隊と呼称することはしない」を長らく政府見解としてきたが、良く分かっている積もりであるが、いよいよ安倍首相率いる一派の政府の本音が出てきたなという気がする。私はこれまで現役時代から長らく自民党を支持してきたが、年齢を重ねると共に、日本国は現行の憲法があることを上手く利用して、自衛隊は軍隊ではないことにしていた方が良いのではないかという意見になって来ている。特に最近の集団的自衛権の行使容認のあやふやな議論を聞き、長期的なテロとの泥沼の戦いなどを見ていると、平和教育を受けた国家公務員である自衛隊員は、外国並みの相手を殺す軍隊にはなりきれないと思われる。だから、参加すれば必ず後悔してしまうことになり、一旦、参加すれば二度と後戻りできないので、慎重でなければならない。

  私はいずれ現行憲法は時代と共に改正すべきであると言う論者であるので、第九条をどうするかが問われるのであるが、私は他の国の殺し合う軍隊と明確に異なる自衛隊でありたいので、もし憲法改正があるなら、こういう議論をもっと重ねて、今回は第九条には触れない改正をして欲しいと考えている。韓国や中国も日本の内部の議論に注目している筈であるが、過去の重大な歴史的反省から防衛主体の自衛隊を堅持すると言うことであれば、本当の平和憲法遵守であり、反日の態度を改めるのではないかと考えている。
私は歳と共にヤワになってきており、無責任になって来て自ら自民党のハト派勢力を自認するようになって来た。しかし、自民党には河野さんのように恐らく同じ考えの人がおられるが、かねてこのハト派的勢力が弱いので強力な論者が出て、もっと議論を重ねて欲しいと声を大にして言いたい。その意味で今回の公明党との連立政権に非常に期待をしていたのであるが、この議論について公明党にはもっと頑張って欲しいと思っている。地方選挙が始まり出すが、地方選には馴染みが少ない過去の「自衛隊か軍隊か」の問題である。改めてマスコミなども取り上げて欲しい問題であると思っているが、いかがなものであろうか。


15-4-1)、交響曲全45曲6コンサートの演奏会に参加して、

  日本モーツァルト協会の創立60周年記念の交響曲全45曲連続演奏会6コンサートの全てに参加して、今立派な記念プログラムを手にしながら、振り返って作文をしているのであるが、現在の知見でほぼ妥当な45曲をほぼ年代順に聴いて、2つのオーケストラに分けて演奏したのも適切であったし、指揮者を6人で分担したのも良いアイデアであったと思うし、うるさいことを言わずに聴くだけでも充分に楽しめたので、5年後にもう一度同じ企画でやって欲しいくらいに良かったなと考えている。

  どの演奏が良かったかと言われれば多すぎて難しくて困るのであるが、私は最初期の第1プロ(第1番〜第8番)、第4プロ(第22番〜第30番)および第5プロ(第31番〜第36番)が、それぞれ大好きな曲がいろいろと含まれていて、こんなに無条件で楽しい思いをしたのは久し振りであったと申し上げておきたい。特に第1番K.16、K.19a、第6番K.43、第8番K.48などが含まれている第1プロが無条件で楽しかったが、あのホールでピリオド楽器の演奏でも聴いてみたい気がした。第25番K.183、第28番K.200、第29番K.201など大好きな曲が含まれていた第4プロは、初めての女流指揮者で心配したが、なかなか格好もついており、大ホールであったので響きも良く、充分に満足できた。また、普段聴きたくても聴けない曲が多く含まれていた第5プロもしっかりした響きの演奏で楽しめた。逆に普段から良く聴いている第6プロは、それぞれの曲なりの思い入れが多くあって、テンポであるとか、強弱であるとか、部分の好みが多く入り、だいたいは良いのであるが満足したとはなかなか言えない面がある。私は、たまたま1週間後に同じホールのほぼ同じ場所で聴いたハルトムート・ヘンヒェンと新日本フイルの定期演奏の三大交響曲を聴き、ピリオド奏法で良い面と悪い面の特徴が出た演奏を聴いているが、新日本のオーケストラがより優れていたものの、早い序奏や急ぐメヌエットなど好きになれない部分があった。私は、三大交響曲はやはり伝統的な演奏の方が好きで、大植さんの解説入りの演奏の方が、特に最後の熱心に聴いた「ジュピター」が、堂々として繰り返しも全てあり、全曲演奏の最後を飾って素晴らしかったと思っている。




  私はドイツグラモフォンの箱入りのカール・ベーム・ベルリンフイルの全46曲のLP全集で交響曲の世界に入って夢中になった記憶があり、CD時代になってからはホグウッドの全71曲のCD全集で古楽器やピリオド奏法の広がりを知り、 映像の時代になってコープマンの全50曲の全集(S-VHSテープ収録)によってモーツァルトの小規模編成のアンサンブルの楽しさや異なる楽器編成による異なった味わいなどを知らされた。これら3つの全集を基本にして多くのLPやCDによって培った蘊蓄をもとに、ワルターが良い、ベームが良い、これはカラヤンだ、初期の演奏はホグウッドだ、この曲はクーベリックだなどと議論してきたフェラインのレコード派の懐かしい仲間たちとの議論を思い出す。このような過去の蓄積が、私にとって今回の連続演奏会をこの上なく楽しいものさせてくれたものと深く感謝している。

      この二日間にわたる世界初(二日間で45曲)のプログラムは、恐らく日本モーツァルト協会でなければ出来なかったであろう。2つのオーケストラと6人の指揮者を動員し、短い時間でレハーサルをし、モーツァルテウムからも来賓を迎えるなど、過去に出来ないことを堂々と実現してくれた。これまでの組織体制では出来なかったことが、新体制になってからようやく実り始めたものと思う。このような新しい企画が出来るのであれば、若い人たちも参加してくれるようになり、人数が増えればさらに良い企画が出来ることになろうと、これからの新たな展開を大いに希望したい。その1つとして、私は若くて演奏機会の少ない歌手たちによる演奏会形式の初期オペラの実現を期待したいと考えているが、これも日本モーツァルト協会しか出来ないプログラムとして真剣に考えて頂きたいと思う。


15-4-2)、アーノンクールの初の演奏会形式の「ドン」と「コシ」を楽しんで、

  アーノンクールの最新のオペラ「ドン・ジョヴァンニ」と「コシ・ファン・トウッテ」の2つを演奏会形式で見て、やはり私にはオペラは演奏会形式が音楽に集中できて、変な演出で目をつぶったり、リブレットと合わない演技を見せられるよりも、自分には向いていることが良く分かった。アーノンクールの今回のクラシカ・ジャパンの映像は、彼のオーケストラでアン・デア・ウイーン劇場のオケピットで演奏され、歌手たちは舞台の上で衣裳に注意して表情や動作も多少は加えており、特に必ず不満足な変装劇を見せられる「コシ」などは、このセミ・オペラ形式と言われる演奏会形式で充分であると感じている。アーノンクールは、ダ・ポンテ三部作を演奏したと聞いているので、「フィガロの結婚」も、是非、同様に見てみたいと希望しているが、クラシカ・ジャパンの放送の4月号のプログラムには含まれていないので、少し心配をしている。

   私がオペラを見るようになったのは、LPやCDでモーツァルトのオペラを知ってからであり、しかも映像を何組も見て、良い歌劇場の優れた歌手によるオペラの上演を知っており、自分の書斎の慣れた場所で落ち着いて演技を見て、素晴らしい声を聴いているので、これが一番自分に向いていると思っているからである。オペラ劇場ではそう言う雰囲気がなく、周りの人が気になり落ち着けず、字幕は見づらく、歌手の表情が見える良い席でなければ駄目で、演出が嫌いであったりすると目も当てられない。今回の演奏会形式のオペラでは、良い字幕があり、スコアを見ながら、声とオーケストラによる音楽に集中してアンサンブルの良さや流れに注意して楽しむことができた。モーツァルトのオペラは、声も大事だが何よりもアンサンブルで重要であり、今回の「コシ」では、あの三重唱や五重唱の美しさをことのほか堪能できたように思っている。

  私がオペラの演奏会形式が気に入っているのは、NHKが、最近、演奏会形式のNHKホールでのオペラを放送するようになってからである。私は先に行われたサンテイ指揮の「アイーダ」の演奏会形式の録画を見るのが大好きで、狭いオケピットより広い舞台で、大規模なコントラバス8本のオーケストラの力強い響きを聴いたり、あのアイーダ・トランペットの華やかさを知り、オペラ以上の迫力があると感動を覚えている。しかし、今回はピリオド演奏であり、これとは別の微妙なアンサンブルの楽しみがあり、いずれにせよ良い音で優れた演奏を聴くためには、どうやら演奏会形式が良さそうだと言うことを申し上げたい。

しかし、今回のアーノンクールの演奏会形式では、音楽面では歌手陣が頑張ってほぼ満足状態であったが、「ドン・ジョヴァンニ」の豪華な舞台で動きが多く迫力ある舞台が望まれる冒頭の決闘の場面、第一幕のフィナーレの踊りの場面や最後の場面、第二幕の墓場の場面、フィナーレの石像の登場や地獄落ちの場面などで、肝心の動きがなく演出と音楽の相乗効果がないのは、矢張り、満足感が薄れて残念に思われた。これに反し、「コシ」では、どんなに上手に変装しても自分の恋人を見間違える筈は絶対にあり得ないので、演出はいつも添え物であり、背広姿でも貴族の服装でも余り劇が変わらないのと同様に、演奏会形式でも充分にオペラが堪能できたのは面白い違いであると思った。今回は、ダ・ポンテ三部作が揃っているようであり、狭い劇場での古楽器演奏での「フィガロ」がどうであるか、若い歌手陣がとても元気なのでどう歌っているか、非常に楽しみにしている。 


15-4-3)、無線Lanの環境整備をしてみたが、余りメリットがなかった。

   長い間、フレッツ光ネクストという回線を通じてインターネットを楽しんで来たが、NTTから葉書が来て、「二年割り」という二年据え置きの契約にすると700円/月の割引になるという。電話で申し込むシステムなので、間違いがないか確かめ、ついでにかねてセットしておきたかった無線LANをやってみたいと説明を受けると、LANカードをNTTから300円/月でレンタルしルーターに差し込むと、簡単にホームネットワークなるものが出来ると言う。私はパソコンは一台しかないが、パソコンにもBDレコーダーにも無線装置が内蔵されているが、使っていない状態であり、私の液晶テレビやAV機器などもネットワーク機能があり、電話では新しいサービスが受けられるという。そのため、NTTと「二年割り」と「LANカード」の契約をした。早速、カードが送付されてきて、細かな機器説明を理解するのが大変であったが、何とか無線LANが設定され、「アクトビラ」とかU-Tubeなどのインターネット動画サービスが受けられるようになった。ゲーム機を使う人には、とても有用であると気がついた。

       私は無線LANを使うと、自分のパソコンとネットワーク対応のAV機器などが無線で接続出来ると簡単に考えてきたが、どうやらそれは間違えていたようで、やはり従来通り、長いケーブルでパソコンのHDMI端子をメインアンプやテレビと接続するしか方法がないと諦めざるを得なくなった。私はまだモバイルを始めていないが、自分のHPのチェックなどのためにターブレット型のものが欲しくなってきているので、それが実現できれば二台目パソコン的な利用をすると、無線LANが欠かせなくなると考えを改めた。

   これまでモバイル機器が便利そうに見えて欲しくなってきているが、それは人が電車の中などの外部で、熱心に利用している姿を見るからである。しかし、大半はゲームなどをやっているなどという話しも聞く。携帯電話は専用のものにしているし、メールは自宅のパソコンでやっているので、会社人間ではない自分には、やはり外出中の空いた時間での活用と言うことで、非常に限られた使い方になるであろう。ウオークマンが一時流行ったが、外で音楽を聴くことは、自分には結局なじまないものであった。書斎以外で、本を読む、インターネットを見る、メールなどパソコンに入力すると言うことが、自分にはメインの使い方になりそうであるが、それは書斎でやった方が落ち着いて出来るように思う。80歳になってどうしても必要なものかどうか、いつも迷っている次第である。 


  15-4-4)、今年の冬は寒かった−温暖化の話が多いのにどうしてか−

  今年も3月の終わりに近づき、寒さの峠が過ぎたような気がする。今年も冬は寒かったという実感が残っており、この傾向は体感上の感覚的なものしかないが、すっかり石油ストーブのお世話になって来た。暖冷房兼用の電気ストーブから石油ストーブに切り替えてから4年余りになったが、最近の石油ストーブは、室内型でも匂いが少なくなり、自動点火し、温度調節も確実であり、灯油の入れ替えも手が汚れず、もの凄く使いやすくなっており、今年は灯油の値上がりがなかったのでとても安心して使うことが出来た。電気ストーブと較べると、暖かさのレベルが異なって存在感があり、灯油の値段が少し心配であるが、もはや手放せない暖房機器として我が家に定着している。心配なことは、停電になった時に使えなくなることであり、それは家中の全てのものが、そう言う状態になっており、3.11の地震時でも運良く停電がなかった実績を、信じている次第である。

  地球温暖化の進行が心配されているが、今年も超大型台風の接近時に心配され、これまで余りなかった竜巻の被害などが取り上げられると、その一因は温暖化の影響などと言う説明がなされる。しかし、冬季の寒さは、温暖化とは全く関係がないようで、どうやら毎年確実にやってくる自分自身の加齢に原因があるようだ。建物が築後30年を超えて、断熱材などが充分でなかった木造プレハブであるので、年々、すきま風が増えているのかもしれないが、今さら、アパートに住み替える元気もないので、石油ストーブを信頼して、あとはシャツを増やしたり、毛布を厚くしたり、厚い靴下に変更したり、お風呂場に電気ストーブを備え付けるなど、年々、少しずつ寒さ対策を実施して来ている。私は、他の方よりもことのほか寒さに弱いようで、北海道に生まれ育って、暖かい部屋しか知らないで育ったせいであるとも言われる。幸い、千葉県に住んでいるので、天気予報では関東平野では一番暖かく楽をさせていただいているが、この寒さ対策だけは、お迎えが来るまで、毎年毎年、苦労していかなければならないと覚悟している。


15-4-5)、2015年4月号の放送番組予定、

       2015年4月におけるNHKの放送において、初めに「教育テレビ」では、毎週日曜日の21:00〜23:00(最終日曜は除く)の「クラシック音楽館」は、渡辺佐和子の案内で、N響定期を中心に放送されている。4月の予定では、N響コンサート第1801回定期が予定されており、ノセダの指揮となっていたが、残念ながらモーツァルトは予定されていなかった。
    「ららら!クラシック」は、毎週各土曜日に予定されており、4月の4回分には、25日の「旅するモーツァルト」というテーマになっている。この番組は面白いので、いつも収録しておくことにしている。続いてNHKBSプレミアムでは、プレミアムシアターは、ほぼ毎週日曜日24:00〜4:00の予定であり、4月12日は、2014ザルツブルグ音楽祭の「トロヴァトーレ」がネトレプコの出演のようである。4月19日、26日は、未定とされている。
                最後に、毎週月〜金曜日の6:00〜6:55の「クラシック倶楽部」は、ピアニストのシフや、バッハ・コレギウム・ジャパンなどの名が見えているが、曲目が示されていないので、直前に、毎週、面倒でもチェックしておく必要があるし、最近、再放送が増えているようなので注意が必要である。

    一方のクラシカジャパンでは、待望のHD放送が続々と登場しているが、最近はモーツァルト・コンサートが減ってきている。しかし、2月号・3月号では、84歳のアーノンクールがセミ・オペラの演奏会形式で「ドン・ジョヴァンニ」および「コシ・ファン・トウッテ」が放送され話題を呼んだ。ダ・ポンテ三部作を2014年3月に一挙上演・収録という快挙であり、4月号で「フィガロが」が期待されたが、プログラムにはなく見送られている。それ以外の新譜情報は、モーツァルト関係は全くなく、残念であった。

     レコード芸術4月号では、特集は「灼熱のピリオド」−新次元の時代楽器演奏を聴け!−と言うタイトルで、アーノンクールなどの巨匠たちが録音を初めて約半世紀になり、彼らの歩みと現代クラシック界の彼らの刺激的な新次元の時代楽器演奏の数々を紹介するとなっている。
     4月号の新譜月評ではモーツァルトのCDの特選盤が、珍しく3種類も記録されている。第一は、ヒラリー・ハーンのヴァイオリンとヤルヴィ指揮によるヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219でヴユータンの協奏曲が組み込まれている。第二は、フランク・ペーター・ツインマーマンのヴァイオリン協奏曲集の1枚目で、第1番K.208、第3番K.316、第4番K.318、の他K.261&K.373 の小品で5曲が収録されている。第三は、鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパンのレクイエムであり、これにヴェスペレK.339とトゥーバ・ミルムの鈴木優人による異版が含まれているようだ。また、4月号においても、海外盤レビューや先取り最新盤レビューでもモーツァルトは見当たらず、寂しい思いがした。

      毎月1回は、レコード店をソフト探しでうろつくことにしているが、3月にはヘレヴェツヘの「レクイエム」のDVDを店頭で見つけ購入してきた。これはショパン生誕200年、没後161年の命日に故郷での追悼式典で演奏されたものを収録したものであり、開けてみると有り難いことに、式典の典礼文が日本語に翻訳されていた。


15-4-6)、2015年4月号のソフト紹介予定、

  4月号のソフト紹介の組合せ曲は、新旧録音の2つの交響曲、いつもの協奏曲の代わりに最新録音のピリオド演奏のヴァイオリン・ソナタ集、および最新録音のオペラ演奏会形式の映像「コシ・ファン・トウッテ」という非常に目新しい組合せとなっている。
   4月号の第1曲目の交響曲では、始めにこのHP初登場のラドミル・エリシュカ指揮による札幌交響楽団による交響曲第38番ニ長調K.504「プラハ」であり、2014年11月14日に札幌コンサートホールkitaraで収録された最新映像である。この映像の意義は2つあり、第一は、この演奏がプラハ交響曲の20本目の映像に当たり、この映像のアップロードによりプラハ交響曲の全映像の紹介が完了する。第二は、私の故郷の札響が、私が勤務していた会社の設計によるサントリー・ホールに似たkitaraで演奏するという懐かしづくしの映像であることであり、チェコのエリシュカさんというヴェテランの好指揮者を得て、成長した姿と音響を楽しみたいと考えている。2曲目に持ってきたのは、交響曲第39番変ホ長調K.543であり、ウーヴェ・ムント指揮NHK交響楽団によるN響定期第1241回、NHKホールからのライブ中継であり、1994年10月15日収録の古いものであるが、この映像のアップロードにより、この変ホ長調交響曲の全24映像の紹介が完了する。これによって、このHPでは、ウイーン時代の交響曲では、第40番と第41番以外のものは全てアップが完了したことになる。

   4月号の第2曲目は、ドイツのフォルテピアノの名手として知られるアンドレアス・シュタイアーのフォルテピアノと、ドイツの古楽器集団として名高いコンチェルト・ケルンのコンサート・マスターとして知られる佐藤俊介のヴァイオリンによるヴァイオリン・ソナタホ短調K.304、「ああ、私は恋人を亡くした」による6つの変奏曲K.360およびヴァイオリン・ソナタニ長調K.306の演奏であり、2013年12月16日に大阪市のいずみホールで収録されたものである。シュタイヤーは一度紹介済み(8-10-1)であるが、佐藤は初めての登場であるので、演奏の前に行われたそれぞれのインタビューを、始めに紹介しておこう。

  4月号の第3曲目のオペラ部門では、前号に引き続き最新版のニコラウス・アーノンクール指揮、ウイーン・コンチェントウス・ムジクス、アルノルド・シェーンベルク合唱団によるオペラ「コシ・ファン・トウッテ」K.588であり、2014年の3月にアン・デア・ウイーン劇場で、演奏会形式(セミ・オペラ形式)により上演された最新の映像である。3月号でこのオペラシリーズの「ドン・ジョヴァン」(15-3-3)をアップロードしているが、これと全く同じスタイルのオペラであり、出演した若い歌手のうち3人が、このオペラにも出演している。主役だったドン・ジョヴァンニ役のアンドレ・シューエンが、今回はグリエルモ役を、前回のドン・オッターヴィオ役のマウロ・ペーターが、今回はフェランド役を、そして前回のツエルリーナ役のマリ・エリクスメンが、フィオルデリージ役をやっており、前回のオペラで良く歌っていたので、今回も非常に期待されている。

(以上)(2015/03/29)




(最新と最古の2つの交響曲;札幌響のプラハ交響曲とN響の交響曲第39番)
15-4-1、ラドミル・エリシュカ指揮札幌交響楽団による交響曲第38番ニ長調K.504「プラハ」、札幌コンサートホールkitara、2014/11/14、およびウーヴェ・ムント指揮NHK交響楽団による交響曲第39番変ホ長調K.543、
N響定期第1241回、NHKホールより生中継、
(2014/11/14、NHK103BS放送をHD2に収録および1994/10/15、S-VHSテープ134.5)

(最新の古楽器演奏より;シュタイアーのFPと佐藤俊介とのヴァイオリンソナタ)
15-4-2、アンドレアス・シュタイアーのフォルテピアノと佐藤俊介のヴァイオリンによるヴァイオリン・ソナタホ短調K.304、「ああ、私は恋人を亡くした」による6つの変奏曲、K.360およびヴァイオリン・ソナタニ長調K.306、
2013/12/16、大阪市いずみホール、
(2014/11/17、NHKBS103クラシック倶楽部の放送をHDD2に収録)

(最新のクラシカ・ジャパンから;アーノンクールの初の演奏会形式による「コシ」)
15-3-4、ニコラウス・アーノンクール指揮、ウイーン・コンチェントウス・ムジクス、アルノルド・シェーンベルク合唱団よるオペラ「コシ・ファン・トウッテ」K.588、
演奏会形式(セミ・オペラ形式)による上演、2014/3/17、アン・デア・ウイーン劇場、
(配役)フィオルデリージ;マリ・エリクスメン、ドラベラ;カテイア・ドラゴイェヴィチ、フェランド;マウロ・ペーター、グリエルモ;アンドレ・シューエン、デスピーナ;エリーザベト・クールマン、アルフォンゾ;マルクス・ウエルバ、
(2015/03/26、クラシカ・ジャパンの放送をHDD1に収録、)



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