モーツァルト気狂いの最新入手ソフト情報−−平成27年3月号−−

(カヴァコスの弾き振りのヴァイオリン協奏曲第2番K.211およびヤニチェック指揮の交響曲第28番ハ長調、/アヴェデーエワのピアノとマルテイン・ジークハールト指揮およびモーラ・リンパニーのピアノと北原幸男指揮、N響による2つのピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467、/アーノンクール指揮、ウイーン・コンチェントウス・ムジクス、シェーンベルク合唱団よるオペラ「ドン・ジョヴァンニ」K.527、演奏会形式、)

(先月の月報は  「こちら」 )




私の最新入手ソフト情報−平成27年3月号−

(カヴァコスの弾き振りのヴァイオリン協奏曲第2番K.211およびヤニチェック指揮の交響曲第28番ハ長調、/アヴェデーエワのピアノとマルテイン・ジークハールト指揮およびモーラ・リンパニーのピアノと北原幸男指揮、N響による2つのピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467、/アーノンクール指揮、ウイーン・コンチェントウス・ムジクス、シェーンベルク合唱団よるオペラ「ドン・ジョヴァンニ」K.527、演奏会形式)

15-3-0、平成27年/2015年3月初めの近況報告−好調な株式市場の背景−

15-3-1)、久し振りの海外旅行を終えて、
15-3-2)、モーツァルトの交響曲全45曲連続演奏会に参加予定−二日連続演奏・世界初−
15-3-3)、加藤浩子先生のクルレンツイスの「フィガロ」−フェライン2月例会から−
15-3-4)、アーノンクールの初の演奏会形式の「ドン・ジョヴァンニ」を聴く、
15-3-5)、2015年3月号の放送番組予定、
15-3-6)、2015年3月号のソフト紹介予定、

(古いS-VHSから;カヴァコスの弾き振りの協奏曲と交響曲)
  15-3-1、レオニダス・カヴァコスの弾き振りのヴァイオリン協奏曲第2番K.211およびアレクザンダー・ヤニチェック指揮の交響曲第28番ハ長調、
カメラータ・アカデミカ・ザルツブルグ、グロッサーザール、1999年制作、クラシカ・ジャパン、
(2000/10/01、クラシカのCS放送をS-VHSテープ352に収録)

(最新と最古の影像でN響による2つのピアノ協奏曲ハ長調K.467)
  15-3-2、ユリアンナ・アヴェデーエワのピアノとマルテイン・ジークハールト指揮NHK交響楽団、2014NHK音楽祭、2014/10/02、NHKホール、およびモーラ・リンパニーのピアノと北原幸男指揮、N響定期第1168回、1992/04/05ライブ中継、による2つのピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467、

(2014/11/02、NHKBS103の放送をHDD3に収録、および1992/04/05、NHKのN響Bモードライブの放送をS-VHSテープ65に収録)

(最新のクラシカ・ジャパンから;アーノンクールの初の演奏会形式による「ドン」)
15-3-3、ニコラウス・アーノンクール指揮、ウイーン・コンチェントウス・ムジクス、アルノルド・シェーンベルク合唱団よるオペラ「ドン・ジョヴァンニ」K.527、
演奏会形式による上演、2014/3/17、アン・デア・ウイーン劇場、
(配役)ドン・ジョヴァンニ;アンドレ・シューエン、ドンナ・アンナ;クリステイーネ・シェーファー、レポレロ;ルーベン・ドローレ、エルヴィーラ;マイテ・ボーモン、オッターヴィオ;マウロ・ペーター、騎士長およびマゼット;ミカ・カレス、ツエルリーナ;マリ・エリクスメン、
(2015/02/14、クラシカ・ジャパンの放送をHDD2に収録、)



15-3、平成27年/2015年3月初めの近況報告

15-3-0、 2月末の好調な株式市場の背景、

   1月23日に成田空港で140円でユーロを両替したが、10日余りの旅行後には、何と135円になっていた。丁度その頃、ユーロ問題では、ギリシャの選挙の結果がどうなるか話題を呼んでいたが、その結果が出たところでこの問題は次の段階に入ったようだ。この間に、日本では二人の捕虜がユーチューブに載り、その動向が世界的な話題になっていたが、帰国後に二人とも殺害されたことがニュースになり、平和ボケした日本国民を驚かせて大きな話題となっていた。厳重なテロ対策の必要性が世界的に高まり、平和主義の日本もその例外でないことを明確に知らされた。
   10日ばかりの旅行の間にこのような出来事があったが、出発直前の日経ダウ平均が17000円であったものが帰国後17600円台になっており、その後相場は確たる出来事が余り見当たらないのに着実に上昇を続け、2月20日には18000円台を超え、2月末には2万円台にも到達しそうな勢いになっている。勿論、その背景には原油安と円安が続いており、消費税アップ後、始めて4半期のGDPが年平均2%水準以上にアップし始めたことがある。そのためこの株高は、日本側の好材料を背景に、アメリカの経済も好調で悪い材料がないため、ヨーロッパの情勢、すなわち、ギリシャ問題が先送りになったこと、ウクライナの情勢がやっと停戦合意に近づいたことなどが好感しているものと思われる。
    しかし、この株高がいつまで続くのか、グローバルな広い世界経済の微妙なバランスでこの傾向が続いているので、このバランスがどこかで崩れると、また状況は一変しそうである。世界中でそれが何かを、新たな投資先や儲け口を狙って、固唾をのんで見守っているような気がする。


15-3-1)、久し振りの海外旅行を終えて

   厳寒のザルツブルグ4伯、ウイーン・プラハそれぞれ2泊と、郵船の慣例のツアー「モーツァルト紀行」で、モーツァルト週間を中心に3都市で全13コンサートを楽しんできた。また、各都市でのモーツァルトのゆかりの地や足跡を訪ねる観光も、日差しは少なかったが暖冬に恵まれて、もう何度も訪れているがそれなりに楽しんできた。実に、5年ぶりの「モーツアルト紀行」であり、1人で参加した方も、男2人、女性6人もおられ、音楽好きな方々ばかりだったので話も弾み、心配していた初めての一人部屋も、広い部屋でゆったりした気分を味わうことが出来、添乗員の方が毎日のスケジュールをメモにしてくれて、 時間を間違えることも、寝過ごすこともなく、一人の気楽さを充分味わうことが出来た。ホテルには湯沸かし器が常設されていたので、持参したインスタントのラーメンなども威力を発揮し、魔法瓶でお茶を毎日入れ替えていたので、飲み水を買うこともなかった。

   帰国してから、写真を整理したり、旅行記を作成したり、10日間も休んだホームページを継続するなど、もの凄く忙しい日々が続いたが、時差ボケを早く解消するため、眠くてもHPの作業をして我慢をし、予定以上に早く、旅行記などをアップロードすることが出来た。
   写真集を兼ねた旅行記が、前編:ザルツブルグ編、後編:ウイーン・プラハ編に分けて、またコンサートの紹介もかねて以下の通り、完成しているのでご覧頂きたいと思う。

「2015年モーツァルト紀行」−郵船トラベル音楽の旅に一人で参加して−
−「ザルツブルグ・モーツァルト週間」&ウイーン&プラハ10日間−
(1) 前編;ザルツブルグ編;モーツァルト週間を中心に−(2015/02/12)

(2) 後編;ウイーン・プラハ編;厳冬の中、コンサートを巡る旅−(2015/02/16)


    今回の旅行は、年齢的に最後の旅行になるのではないかと、実は怖れていたのであるが、一人旅での厳寒時期での参加であっても、予定通り楽しく目的を達成して、元気で帰国出来たと思う。今回の旅行で、直ぐに疲れてしまうとか、居眠りすることが多くなったとか、密かに心配することが多くなったが、この程度の通常の行程のツアーであれば、まだ参加することが出来そうだという自信もついてきた。そのため、次回の海外旅行のために、旅行で得られた感想をいくつか述べておこう。

1)今回の旅行で、成田で500ユーロ購入して小遣いとしていたが、みやげ物を買わないために、半分近く残して帰ってきた。そのため、次の旅行のために、僅かであるが軍資金が残されたような気がしているし、パスポートの期限もまだ5年も残されている。
2)普段、週一ゴルフを続けているせいか、体力的にはまだ行けそうな自信がついてきた。音楽を楽しめそうな良いツアーを選ぶことにより、音楽好きの新しい仲間が増えて、一人旅でもマイペースで落ち着いて良いものだと感してきた。
3)殆どの方がスマホを上手に活用しており、その必要性を痛感するとともに、5年前のデジカメ(12メガ)が性能的に古くなって来たことを痛感した。


15-3-2)、モーツァルトの交響曲全45曲連続演奏会に参加予定−二日連続演奏・世界初−

   日本モーツァルト協会が創立60周年記念行事として、サントリー・ホールにおいて、3月7日(土)および8日(日)の二日間で、6コンサートにより、モーツァルトの交響曲全45曲の連続演奏会を予定している。2日間の連続演奏としては、世界初の試みであると言う。会員は、この二日間で1コンサートずつ2コンサートを選択できるが、私は全曲を聴きたいと思ったので、6コンサート全てを申し込んである。追加料金は、17000円であった。11:00、15:00、18:30、の3コンサートが二日間続くが、実は、2015年今年のザルツブルグのモーツァルト週間で3コンサートが三日間というのを経験済みであったので、体力的には大丈夫である。

   この企画は、三枝成彰協会長の発案だとお聞きしており、思い切ったことを計画なさったものだと感心している。また、同じ創立60周年記念行事として、横山幸雄と仲道郁代によるピアノソナタ全曲演奏会も計画されており、これは7月4日(土)および5日(日)に、何と軽井沢の大賀ホールで行うという。このコンサートは、それぞれ11:00、16:00の全4回のコンサートで実施するほか、4日(土)19:00から仲道郁代、横山幸雄、三枝成彰を交え「モーツァルトを語る夜学(食事付き)」を軽井沢万平ホテルで開催されるという。4コンサートが2万円、夜学が1万5千円で、ホテル代・新幹線代を考えると、少々お高くなるが、軽井沢で暑さを避けながら音楽を楽しむのであるから、やむを得ないと思われる。ホテルで一緒に泊まる仲間を見つけて、申し込みたいと考えている。

   交響曲の全曲演奏会は、四人の指揮者によって行われるが、演奏順に、曽我大介、金聖響、湯浅卓雄、三橋敬子、井上道義、大植英次、の各氏であり、残念ながら最後の二人しか知らない。オーケストラは7日はシアター・オーケストラ・トーキョーという初めて聞く名のオーケストラであるが、二日目は東京フイルとなっていた。兎に角、初めてずくしの全曲演奏会であり、初めての体験に期待を寄せている。


15-3-3)、加藤浩子先生のクルレンツイスの「フィガロ」−フェライン2月例会から−

     2月のフェライン例会で、久し振りに音楽評論家加藤浩子先生が講演をして下さり、今、モーツァルトのオペラでは、ギリシャ生まれの指揮者でロシヤで活躍しているクルレンツイスの「フィガロの結婚」が、新鮮な古楽器奏法と声楽の部門で面白いという。レコード芸術でも話題になっていたので、影像しか購入しなかったオペラのCDを、私は10年ぶりぐらいで購入したが、確かにいろいろな新しい音や声が聞こえてきて新鮮な感じがした。

   例会当日、先生はいろいろなCDやDVDと聴き比べて、その注目すべき所を上手に指摘して下さったが、その聴きどころは、特にバロックオペラで成熟してきた声楽部門が、やっと古典派のダ・ポンテ三部作にまで及んできたという新たな芽生えがあるようだ。私は例会で、例会記録の担当となり、苦労してフェラインの講義録を作成したが、以下に簡潔にまとめて、先生にもお墨付きを得たので、ご覧頂きたいと思う。当日は、思わぬ大先輩が例会に応援に来て下さり、二次会も含めて、実に楽しいオペラ談義が続き、嬉しいことに会員になって下さったことを、ご報告しておきたいと思う。


−モーツァルテイアン・フェライン第345回フェライン2月例会の概要−
演題:「18世紀オペラの復活とクルレンツイスの《フィガロの結婚》」                  お話:加藤浩子(音楽評論家) 



15-3-4)、アーノンクールの演奏会形式による「ドン・ジョヴァンニ」を聴く、

   84歳のニコラウス・アーノンクールがセミ・オペラ形式という変わった演奏会形式で、ダ・ポンテ三部作を一挙に上演したという2014年3月のツィクルスより、「ドン・ジョヴァンニ」がクラシカ・ジャパンで放送されており、話題を呼んでいる。場所はアン・デア・ウイーン劇場の小空間での中で、彼の手兵であるオリジナル楽器集団のウイーン・コンチェントウス・ムジクスとシェーンベルク合唱団と若手歌手たちにより、オーケストラはピットの中で、歌手たちは現代的な衣裳で正面の舞台に立つが、歌に専念した形で、出入りなどの簡単な動き以外は、演出の動きなしで進む演奏会形式で行われるという非常に珍しい「ドン・ジョヴァンニ」であった。

   噂ではこの劇場で新制作の「コシ」の演出家マーテイン・クシェイが、急に降板すると言う騒ぎがあって、急遽、アーノンクールが予定されていたダ・ポンテ三部作をひと月のうちに演出家なしで一挙に上演するという決断を下したようである。クシェイはM22の録音では、「裸女のドン・ジョヴァンニ」と揶揄された演出で話題になった尖鋭な演出家であり、何が起こったか良く分からないが、目をつぶって見なければならぬ変な演出が多い時代に、音楽に専念できる演奏会形式を選んだことは、純粋なオペラ好きには、極めて歓迎できることである。その騒ぎの真相については、分かり次第、ご紹介していくことにしたい。

   今回放送された演奏会形式の「ドン・ジョヴァンニ」を一見して、やはりこの形式のオペラは音楽に集中できることを改めて感じることが出来た。また映像と違って、譜面をそして字幕も見ることが出来る。私は、一昔まえに、ザルツブルグで「イドメネオ」を演奏会形式で見て感激したことがあるが、歌手陣が長いレチタテイーヴォを記憶することから解放されて、譜面を見ながら伸び伸びと歌っているのを見て、歌手がセリフの記憶と演技から解放されてオーケストラとのアンサンブルに集中出来ることは素晴らしいことだと思った。音楽が楽しければ、舞台は不要であり、最近の変な演出に文句を言うこともなくなる。家のオーデイオの前で映像を見るのは、私はライブではどうしても音楽に集中できないが、家の何時もの場所であれば音楽に完全に浸ることが出来るからである。その意味で、例えばMETのオペラ映画から受ける圧倒的な感動や、先に述べたクルレンツイスの「フィガロの結婚」のCDを聴いて受ける迫力などは、同種の演奏会形式で聴いているようなものであり、聴くたびに何時も凄いと感じてきた。

     NHK交響楽団がNHKホールで、時々、演奏会形式でオペラをやるのは素晴らしいことだ。数年前にサンテイ指揮のNHK交響楽団で演奏会形式の「アイーダ」の録画をしたので時々見ているが、狭いオケピットより広い舞台で、大規模なオーケストラの力強い響きを聴いてオペラ以上の迫力があると感動を覚えたことがある。今回のアーノンクールの演奏会形式で、三部作が揃っているようであり、狭い劇場での古楽器演奏でもあり、若い歌手陣がどう歌っているか、非常に楽しみにしている。 


      15-3-5)、2015年3月号の放送番組予定、

     2015年3月におけるNHKの放送において、初めに「教育テレビ」では、毎週日曜日の21:00〜23:00(最終日曜は除く)の「クラシック音楽館」は、渡辺佐和子の案内で、N響定期を中心に放送されている。3月の予定では、N響コンサート第1797〜1800回が予定されており、デュトワとノセダが2回ずつ振っているが、残念ながらモーツァルト予定されていなかった。
    「ららら!クラシック」は、毎週各土曜日に予定されており、3月の4回分には、残念ながらモーツァルトの話題はなさそうであるが、この番組は面白いので、いつも収録しておくことにしている。続いてNHKBSプレミアムでは、プレミアムシアターは、ほぼ毎週日曜日24:00〜4:00の予定であり、3月8日と22日はオペラと裏番組がある予定であり、オペラはバレンボイム・ミラノの最終公演の「フィデリオ」と、藤原歌劇団の「ラ・ボエーム」であった。裏番組は、バレンボイムのベートーヴェンのソナタ全集(7)と、最近活動の範囲を意欲的に増やしているシフのピアノによるメンデルスゾーンとシューマンであった。 
            最後に、毎週月〜金曜日の6:00〜6:55の「クラシック倶楽部」は従来通り放送されているが、モザイクQとクイケン(3/5)、アンヌ・ケフェレック(3/9)、ファジル・サイ(3/23)、などの名が見える。曲目が示されないことが多いので、直前に、毎週、面倒でもチェックしておく必要があるし、最近、再放送が増えているようなので注意が必要である。

    一方のクラシカジャパンでは、2012年10月から開始されたハイビジョン対応チャンネルがCH637と新しくなり、待望のHD放送が続々と登場している。しかし、2014年に入って、最近はモーツァルト・コンサートが減ってきており、以前のような輝きがなくなったと書いてきた。しかし今回、84歳のアーノンクールがセミ・オペラの演奏会形式でダ・ポンテ三部作を2014年3月に一挙上演という快挙が評判を呼んでおり、2月号・3月号では、そのうち「ドン・ジョヴァンニ」および「コシ・ファン・トウッテ」が放送される。これはアン・デア・ウイーン劇場の小空間での古楽器演奏で、演出に左右されずに心ゆくまで音楽に堪能できるのが魅力であり、非常に期待されている。「ドン」については、この3月号の15-3-3として、取り上げることとしている。

     レコード芸術3月号では、特集は「シベリウス、ニールセンとその時代」とポリーニのベートーヴェンのピアノソナタ全集の完成を祝った特集であった。
     2月号の新譜月評ではモーツァルトのCDの特選盤は、残念ながら見当たらなかったが、全ての分野でCD新譜が少なくなっており、この雑誌の意義が薄れて来つつある気がした。また、海外盤レビューや先取り最新盤レビューでもモーツァルトは見当たらず、寂しい思いがした。




      毎月1回は、レコード店をソフト探しでうろつくことにしているが、2月には話題のクルレンツイス指揮のムジカエテルナによる「コシ・ファン・トウッテ」を購入したが、店頭には売り切れでなく、日本盤を取り寄せて貰った。なお、「フィガロ」もそうであったが、この最新盤のソニー・クラシカルの日本盤は、「Bru-specCD2」と称した高品質素材を用いてカッテイングしたもので、素晴らしい音が収録されているので、安い輸入盤を求めるより良いと思われるので一言。



    「コシ」のCDを注文して取りに行くという2度にわたってタワーレコードに出かけたので、衝動買いをしている。1つは、昨年のフェラインの12月例会で礒山先生が、晩年の協奏曲の名品、クラリネット協奏曲をバッセトホルンで演奏した例として紹介なさったDVDを、店頭で見つけ出し購入してきた。マーラーの「巨人」交響曲と組み合わさった面白いDVDであったが、演奏はヴェネツイアのフェニーチェ劇場管弦楽団のもので、バセットホルン演奏者は、ヴィチェンゾ・パーチェであった。第二は、アマデウス四重奏団の四重奏曲第19番ハ長調「不協和音」K.465(1983)と第16番変ホ長調K.428(1962)とハイドンの「皇帝」四重奏曲を組み合わせたDVDを見つけて購入した。これらはいずれ他のものと組み合わせてアップする予定である。
   第三は、チェチリア・バルトリのオペラ「チェネントラ」のDVDを特価品として安売りしていたが、テープで収録済みであったことを承知の上で購入してきたものである。テープを取り出してくるのは面倒なため安いと思って衝動買いをしたのであるが、ヒマなときに見ようと思っているが、何時のことになるであろうか。


15-3-6)、2015年3月号のソフト紹介予定、

    3月号のソフト紹介では、交響曲部門では、かねて交響曲28番K.200の山崩しのため早くアップしたいと考えていたカヴァスコの弾き振りの協奏曲と交響曲を紹介しようと思っていた。しかし、実際にS-VHSテープを見てみると、演奏は記憶通りカメラータ・アカデミカ・ザルツブルグのモーツァルト週間1999年の演奏であったが、ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調K.211の方はカヴァスコの弾き振りであったが、引き続き演奏された交響曲の方は、何とカヴァスコの指揮ではなく、コンサート・マスターのヤニチェックがマスター席に座ってオーケストラ全体の指揮をしていた。ヤニチェックは、セレナードとかデイヴェルテイメントの弾き振りをすることがあったが、カヴァスコもそうしているので、記憶違いが具体的に出てきたものである。彼らのザルツブルグ時代のモーツァルトの演奏は確かなものなので、期待して聞きたいと考えている。

    第二曲目の協奏曲部門では、ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467を最新のN響の定期公演から、ショパン・コンクールの優勝者、ユリアンナ・アヴェデーエワのピアノでお送りする。そして続いて、LP時代から名声の高かったが、映像ではまさに幻のピアニストだったモーラ・リンパニーのピアノと北原幸男指揮、N響定期第1168回のライブ中継(1992/04/05)でお送りするものである。同じ曲が、約20年以上離れたN響の皆さんによる演奏で聞くことは、顔ぶれがいろいろなので楽しみであるが、このHPにおけるこのピアノ協奏曲K.467の全14演奏のアップロード完成という狙いもあったので、ご期待頂きたいと思う。

   3月号の第3曲目は、またかと言われそうであるが、オペラ「ドン・ジョヴァンニ」であり、12月号から、今回で連続4回目であるので、真に申し訳ないが、アーノンクールの期待の演奏会形式の「ドン・ジョヴァンニ」であるので、お許し頂きたい。これまで3つ続いた「ドン・ジョヴァンニ」はいずれも最新の映像の新演出によるものであって、ヘンゲルブロックの指揮のものは音楽が実に素晴らしかったので、演出には目をつぶったものであったが、ダルカンジェロのものはかなり際どい演出であり、ラングレ指揮の2010年のエクサン・プロバンス音楽祭のものは、中抜きをして飛ばしてご紹介しており、いずれも目をつぶりたくなる類いの現代風の際どい演出であった。アーノンクールのダ・ポンテ三部作がどうして演奏会形式になったのか理解に苦しむが、恐らくは演出者のマルテイン・クシェイとの対立に根ざすものであろうと考えられており、まさに目をつぶりたくなるような演出に巨匠が、演出に煩わされない純粋な音楽現場の構築を狙ったのではないかと想像される。そのため、この三部作はスコアをよく見ながら、このオペラを再確認するように充分にチェックしたいと考えているので、宜しくお願いしたい。


(以上)(2015/02/27)



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