モーツァルト気狂いの最新入手ソフト情報−−平成26年11月号−−

(ヴェーグ指揮アダージョとフーガハ短調K.456、アンダンテハ長調K.315、フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299、交響曲第29番イ長調K.201、/ギルバート指揮N響とケフェレックによるピアノ協奏曲変ホ長調K.271、プレヴィン指揮とピアノによるによるコンサートアリアK.505、ゲルバーのピアノによるピアノ協奏曲ニ長調K.537、/サマーズ指揮オーストラリアオペラ&バレー管弦楽団、アームフィールド演出による「フィガロの結婚」K.492、)

(先月の月報は  「こちら」 )



私の最新入手ソフト情報−平成26年11月号−

(ヴェーグ指揮アダージョとフーガハ短調K.456、アンダンテハ長調K.315、フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299、交響曲第29番イ長調K.201、/ギルバート指揮N響とケフェレックによるピアノ協奏曲変ホ長調K.271、プレヴィン指揮とピアノによるによるコンサートアリアK.505、ゲルバーのピアノによるピアノ協奏曲ニ長調K.537、/サマーズ指揮オーストラリアオペラ管弦楽団、アームフィールド演出による「フィガロの結婚」K.492、)

14-11-0、消費増税を決断するか先延ばしか−安倍政権の進路は−

14-11-1)、後期三大交響曲の捉え方−アーノンクールの「器楽によるオラトリオ」−
14-11-2)、これから4ヶ月間のホームページのスケジュールの内定、
14-11-3)、例年、秋が深まるといつも忙しいのだが−今年はさっぱり元気が出ない−
14-11-4)、ある日突然、血尿が出て驚いたが、原因が不明−何が悪いのか気掛かり−
14-11-5)、2014年11月号の放送番組予定、
14-11-6)、2014年11月号のソフト紹介予定、

(モーツァルトイヤーのヴェーグの「モーツァルト讃」コンサート)
  14-11-1、シャンドル・ヴェーグ指揮ザルツブルグ音楽祭モーツァルト・アンサンブル、1)アダージョとフーガハ短調K.456、2)アンダンテハ長調K.315、3)フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299、4)交響曲第29番イ長調K.201、1991/08/25、ザルツブルグ音楽祭、
(2000/11/08、クラシカジャパンよりS-VHS-358に収録)

(古いVHSの録画から;2つのピアノ協奏曲K.271&K.537とアリアK.505)
14-11-2、1)アラン・ギルバート指揮N響とアンヌ・ケフェレックによるピアノ協奏曲変ホ長調K.271、98年4月23日、NHKホール、2)プレヴィン指揮とピアノおよびアレクサンダーのソプラノによるによるコンサートアリアK.505、98年5月20日、NHKホール、3)ブルーノ=レオナルド・ゲルバーのピアノによるピアノ協奏曲ニ長調K.537、88年、パリ室内管弦楽団、
(1998/07/18、NHK教育TVN響アワーをS-VHS254に収録、および1994/05/22、クラシカ・ジャパンの放送をS-VHS130.5に収録)

(最新の市販DVDから;再び2010年のシドニーOPより「フィガロの結婚」K.492)
14-11-3、パトリック・サマーズ指揮オーストラリアオペラ&バレー管弦楽団、アームフィールド演出による「フィガロの結婚」K.492、2010年、シドニー・オペラ・ハウス、
(配役)伯爵;ピーター・コールマン=ライト、伯爵夫人;ラシェル・ダーキン、スザンナ;タリン・フィービッグ、フィガロ;テデイ・タフ・ローズ、ケルビーノ;サイアン・ペンドリー、バルトロ;ワーウイック・ファイフェ、マルチェリーナ;ジャクリーン・ダーク、
(2014/08/07、市販DVD購入、Sydney Opera House OPO-Z56001DVD)



14-11-0、消費増税を決断するか先延ばしか−安倍政権の進路は−

     消費税をこれまでの方針通り来年10月に10%に増税するか、ごく最近の経済指標の動向や政権・国会の動きから見て、現行の8%のままに据え置くか、安倍政権が決断を迫られる時期が近づいたようである。まさに、国論を2分する話であり、方針通り実行した場合の弊害と、しなかった場合の弊害に対して、どちらが政権として、また国民全体として対処しやすいかというバランスを勘案して判断することになるであろう。どちらにも未知のリスクがあり、この消費増税を計画的に行うことは、国民に将来にわたり多大な負担を願う厳しいものであるが、報道される総理の海外発言などから、これはむしろいわば国際公約化されており、それに反することは、国あるいは政府のグローバルな信用失墜問題という対処し難い難問になると考えられている。一方、これに反して最近強くなって来た据え置きの議論による弊害は、先延ばしという安易な道ではあるが、おおむね税収が不足するために生ずる国内問題であろうと予想されている。

     4月に税率をアップした影響が予想以上に大きく、また、海外の思わぬ紛争の多発・長期化などにより世界経済が停滞気味であり、アベノミクスが翳りはじめて、1年半に2回も消費税率を上げるのは無理だという悲鳴が次第に強くなって来ており、その気持ちも痛いほど良く分かる。しかし、この問題は、ちまたの評判が悪くなっても今の政権でなければ決して決断できない問題であると私は思っているし、デフレ脱却の重い目標に反することは承知の上で、いずれ通らざるを得ない道であるところから、今回、思い切って実行せざるを得ないと考える。いずれ、11月に入ると有識者懇談会などで改めて論点が整理され議論が尽くされると思うが、与党内でも賛否両論の問題であるので、これはまさに安倍総理の決断に委ねられている。総理が腰くだけにならぬように、もっと総理を支える必要があるかも知れないが、大所高所から冷静な判断を期待したいと考えている。


14-11-1)、後期三大交響曲の捉え方−アーノンクールの「器楽によるオラトリオ」−

      レコード芸術11月号の表紙や冒頭の「今月のアーテイスト」では、指揮者ニコラウス・アーノンクールの顔写真や見だしで飾られていた。モーツァルトの「後期三大交響曲」をめぐる多くの疑念に対して、アーノンクールは「三作品全体が統一された一曲の"器楽によるオラトリオ”である」とする明確で画期的なテーゼを確立したと謳われていた。彼がウイーン・コンツエントウス・ムジクスと2013年10月に収録したCDの後期三大交響曲集(ソニー・クラシカル)は、まさにこの一例なのであろう。しかし、彼は20年以上前から、この三大交響曲を続けて演奏してきており、このHPにおいても 1991年のモーツァルトイヤーでのヨーロッパ室内楽団との映像(1-4-2)および 2006年のウイーンフイルとの来日公演の映像(7-3-1)が残されており、オラトリオとまで解釈しなくとも、三曲連続演奏すべき対象であると考えてきたに相違ない。



    上記の写真は、レコード芸術誌の11月号の表紙と本分に掲載された写真をスキャンしたものであるが、ごく最近の巨匠とオーケストラの仲間たちとの写真であろう。巨匠は1929年生まれであるので、85歳になるはずであるが、姿勢も良く顔もお若く、ますます元気な活動を続けておられるのには感心する。右側の写真は、ソニークラシカルの提供であろうが、コントラバス2本の二管編成で、恐らくCDの演奏風景であろう。ここで気になるのは、フルートが2本、ホルンが4本いそうな写真であり、どの曲を演奏した写真であるか、また、実際の各曲の演奏は果たしてどういう編成で演奏したのか、気になった。オラトリオであると解釈すれば、ハイドン並みの管楽編成になるのであろうか。

      つい最近亡くなられたクリストファー・ホグウッドも、2001年に来日した際に、三大交響曲の連続演奏の映像(1-7-1)を残しているし、また、昨年のルツエルン音楽祭において、サイモン・ラトルがベルリンフイルと三大交響曲の映像(14-1-1)を残しており、どうやら古楽器系の指揮者は、セットで解釈し演奏することが共通しているように思われる。しかしながら、つい最近、ブロムシュテットとNHK交響楽団が、N響定期で3回にわたって三大交響曲を演奏し収録したばかりであるが、ここではモーツァルトとチャイコフスキーの後期三大交響曲がそれぞれセットで演奏されており、いずれも素晴らしい演奏であった。この指揮者は、ソナタ形式の繰り返しは丁寧に行うなどモダンなオーケストラを小楽器風に響かせる理解者であると考えてきたが、連続演奏と言うことは考えなかったのであろうか。この演奏は、いずれこのHPでご紹介することになるのであるが、ここでは三曲セットではなく、独立した曲として一曲づつ紹介しなければいけないと考えている。

      一見全く異なる印象を与えるこの3つの交響曲が、いかに全体の構想の上で共通点を持つかについて、また技法の点で似かよっていたり、例えば楽器編成のように、微妙な違いを持たせたりしていることについて、さらに1788年6月から8月間での間に一挙に書かれている謎について、かねて議論の多いところであり、関心を持たざるを得ないが、今回の「器楽的オラトリオ」説も1つの見識ある発言として、耳を傾ける必要があると思われる。


14-11-2)、これから4ヶ月間のホームページのスケジュールの内定、

       交響曲や協奏曲など器楽曲のアップロードが、残されている古い350本に及ぶS-VHSテープに収録されたものに次第に頼らざるを得なくなり、これから先半年分くらいのアップ・スケジュールを検討してきたが、10本分位のS-VHSテープを引っ張り出して、どういう順序でアップするか、たたき台の積もりで試行錯誤してみた。11月号については、取りあえず、交響曲部門は、幸いヴェーグ指揮の「モーツァルト讃」というオール・モーツァルトのコンサートが利用でき、協奏曲部門は10月で予告していたゲルバーの戴冠式協奏曲と、ケファレックのジュノム協奏曲を予定することとし、オペラ部門は、10月に飛び込みがあったので、当初予定していたシドニー・オペラ・ハウスの「フィガロの結婚」の3本立てとすることにした。

      試行錯誤の作業を続けるうちに、これまでデータベースに登録されていなかったヘブラーの来日記念のピアノ協奏曲第17番K.453が新たに発見されたり、ソリストが不明であったコリン・デーヴィス指揮の協奏交響曲K.364において、ヴァイオリンがスピヴァコフ、ヴィオラがバシュメットであって最高の組合せであることが分かったりと、新たな期待すべき進展があった。そのため、当面の12月、1月、2月、3月のスケジュールについては、以下のような案で、アップロードの順序を新たに設定したので、ここにお示ししたいと思う。最近、歳のせいか、次第に無理がきかなくなっており、余り欲張らずに考えた積もりであるが、前回リストを作成したベルリンフイルの映像については、これ以降の先延ばしになりそうである。

14-12-1;鈴木秀美の交響曲第29番K.201(2002)およびビエロハラヴェクとN響の第36番リンツ交響曲K.425(1997)、
14-12-2;ヤルヴィとメスナーのピアノ協奏曲第27番K.595(2012)およびヘブラーとN響のピアノ協奏曲第17番K.453(1998)新発見、
14-12-3;2010年エクサン・プロヴァンス音楽祭の「ドン・ジョヴァンニ」ラングレ指揮、

15-1-1;ブロムシュテッドとN響の交響曲第39番K.543およびジュピター交響曲K.551(2014)、
15-1-2;コリン・デーヴィス指揮バイエルンフイルと、ヴァイオリンがスピヴァコフ、ヴィオラがバシュメットによる協奏交響曲K.364(1988)、ほか、
15-1-3;2013年スペイン・マドリッドOPの「コシ・ファン・トウッテ」カンブルラン指揮、

15-2-1;ブロムシュテッドとN響の交響曲第40番ト短調K.550およびエーヴェルト指揮N響の交響曲第25番ト短調K.183、
15-2-2;96年宮崎国際室内楽音楽祭におけるスターンのヴァイオリン協奏曲第3番K.216およびヴァイオリンソナタK.296、ほか、
15-2-3;2009年スペイン・マドリッドOPの「フィガロの結婚」コボス指揮、

15-3-1;カヴァスコのヴァイオリン協奏曲第2番K.211および交響曲第28番K.200(1999)、
15-3-2;2つのピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467、モーラ・リンパニー(1992)およびユリアンナ・アヴェデーエワ(2014)、
15-3-3;2012年ザルツブルグ音楽祭における飛行場でのオペラ「後宮からの脱出」、


14-11-3)、例年、秋が深まるといつも忙しいのだが−今年はさっぱり元気が出ない−

      例年、秋が深まると、スポーツ関係で忙しく楽しい思いをするのが常であり、今もプロ野球の日本シリーズがたけなわであるが、私には今年は鳴かず飛ばずの、元気の出ない秋になりそうである。どうやらこの最大の原因は、クライマックス・シリーズのジャイアンツの元気のない4連敗のせいである。昨年は、田中投手の楽天が無傷で、勢いに乗って優勝してしまったが、ジャイアンツは最後までセ・リーグ王者の貫禄を見せて頑張ってくれた。だから結果として優勝しなかったが、フアンはよく頑張ったと誉めても、優勝しないと貶すようなことはしなかった。この短期決戦で、ペナントレースとは違う戦い方を熟知していた筈の巨人が、今年はタイガース相手に、恥ずかしい4連敗をして、日本シリーズに出る機会を逃してしまった。
      私はその原因は、あくまでもペナントレースで阪神と盛んに首位争いをして、ここぞと言うときに必ずタイガースを叩いて勝ち進んできた「いつでも勝てる」という心のおごりにあり、それがこの短期決戦で出てしまったものと思う。巨人はこの「いつでも勝てる」相手だという安易な気持ちで取り組んだであろうし、ファンもそう考えていたかもしれない。しかし、一方のタイガースの方は、広島戦で短期決戦の戦い方の予習をし、その勝った勢いで、先発投手陣もリリーフ投手陣も広島戦以降は緊張を重ねて準備し、打線も広島戦に引き続いて好調を維持して、総力戦で挑んできた。その結果、巨人の打線が全く調子を出せないまま、ずるずると連敗を重ねてしまい、持てる力を、全然、発揮出来なかったのであろう。と言うよりも、これはむしろタイガースの頑張りを誉めるべきなのであろう。その一方で、長いペナントレースの価値ある覇者が、たった1勝しかメリットを与えられないこのシリーズの制度的矛盾にも気がついた。これが本当の覇者の決め方なのだろうかと。

       閑話休題。スポーツ話を続けると、応援をしているサッカーの柏レイソルも今年は優勝できる戦力ではなかったが、何とか頑張っており、上位に留まる熱戦を続けている。一度優勝できたので、フロックと言われないように頑張って欲しいと思うが、監督の任期が今年で終わりのようでもあり、チームも若返りを見せているので、私は来年に大いに期待をしたいと思っている。
   普段、テレビを見続けているので、年6回もある大相撲が始まると、いつもテレビに釘付けになってしまう。私は同じ常磐線族の牛久市出身の稀勢の里を応援し続けているのであるが、どうしても優勝はおろか横綱への挑戦の夢は達成出来ないでいる。何とか日本人の代表として成熟し、心技体の地力を身につけ、国技が外国人に乗っ取られないように、頑張って欲しいと心から声援を送っている。あと一息が完成できないもどかしさを常に覚えているが、精神的な強さ、腰高の欠点の克服、立ち会いの安定性などの弱点を克服して、国技の名声を日本人として、今再び手にして欲しいと祈るばかりである。


14-11-4)、ある日突然、血尿が出て驚いたが、原因が不明−何が悪いのか気掛かり−

       去る10月26日(日)就寝前の22時ころ、突然、血尿が出てトイレで立ち往生した。赤い血に驚き怖くて力めず、残尿感を残しつつ何回かトイレ通いをして、取りあえず、収まったものの、自覚症状も、思い当たることもなく、医学書をチェックするばかりで、水分補給に努めながら、明日は病院に行って確かめようと不安に思いながら床についた。夜中の2時頃にトイレに行き、再び鮮血が出て驚いた。よく見ると黒ずんだ沈殿物もあり、痛くも痒くもないところから、いわゆる結石的な傷ではなく、腎盂腎炎などの既往歴があるところから腎臓の問題であろうと感じていた。朝方近くの4時半にトイレに行き、黒ずんだ尿となっており出血は収まったと感じてホッとした。安心したせいか一寝入り出来て、6時半に再びトイレに行くと、通常の尿となっており、取りあえずは一晩で収まったと安心をした。トイレに行くたびに水分補給する重要性をしみじみと味わった。

        前立腺肥大で通っていた近くの慈恵医大病院で採尿をして貰い、先生に診断を仰いだが、尿検査では細菌が検知されているという診断だけで、精密検査が必要と言うことになった。そのため、この日は細菌の感染防止の薬をいただき、CTスキャン検査と超音波検査の予約をして、11月17日(月)に総合診断をすると言うことになった。病院の検査は、とても混んでおり、2つの検査を続けて行う日程は取りづらく、忘れた頃に診断して貰うことになった。

       今回は有り難いことに、2回ほどの排尿で済んだ、恐らくただ一回の出血による血尿で収まったものであろうが、もしこれがもっと重大な血尿であったら、このような病院の対応なら心配であると思いつつ、今は胸をなで下ろしている。しかし、前立腺肥大もあり、小生の排尿系統は何が起こるか心配である。後日に精密検査をしても、どの程度分かるのか心配であるが、原因が分かったらまた、記録に残しておきたいと考えている。


14-11-5)、2014年11月号の放送番組予定、

       2014年11月におけるNHKの放送において、初めに「教育テレビ」では、毎週日曜日の21:00〜23:00(最終日曜は除く)に「クラシック音楽館」が常設され、渡辺佐和子の案内で、N響定期を中心に放送されている。11月の予定では、NHK音楽祭の3コンサートが放送予定となっているが、11月2日のコンサートでは、ユリアンナ・アヴェデーエワのピアノでピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467の放送予定がある。
    「ららら!クラシック」は、毎週各土曜日に予定されており、11月の5回分には、バッハの「ゴールドベルク変奏曲」ほかの名曲が並んでいるようであるが、残念ながらモーツァルトの話題はなさそうであった。続いてNHKBSプレミアムでは、プレミアムシアターは、ほぼ毎週日曜日24:00〜4:00の予定であり、11月16日はアルゲリッチとバレンボイムのデュオがあり、2台のピアノのためのソナタK.448と「春の祭典」のプログラムが興味深い。 最後に、毎週月〜金曜日の6:00〜6:55の「クラシック倶楽部」は従来通り放送されているが、ホリガー、シュタイアー、エマール、などの名が見える。曲目が示されないことが多いので、直前に、毎週、面倒でもチェックしておく必要があるし、最近、再放送が増えているようなので注意が必要である。

    一方のクラシカジャパンでは、2012年10月から開始されたハイビジョン対応チャンネルがCH637と新しくなり、待望のHD放送が続々と登場している。しかし、2014年に入って、最近はモーツァルト・コンサートが減ってきており、以前のような輝きがなくなった。11月号では3ヶ月連続として「体感!ヨーロッパ最前線」が特集記事のようであるが、これらにはモーツァルトを期待することは不可能であろう。残念ながら11月号では、録画して残そうとするモーツァルトの番組は全く見当たらず、この状態が続くと受信をやめざるを得なくなる。知人でクラシカ・ジャパンをやめる人が増えてきた。真剣に考えて頂きたいと思う。

     レコード芸術11月号では、特集は冒頭に述べたアーノンクールの「後期三大交響曲」に関する話題と、「名曲名盤500」の3回目で、「ドヴォルザークからマーラーまで」であった。11月号のCD新譜月評の特選盤には、残念ながらモーツァルトのCDは選ばれてなかった。また、ビデオ・デイスクの欄ではDVDが三種類あるだけで、映像の新譜は非常に少なくなった。また、海外盤レビューでは、ルイゾッテイ指揮の2014年のコヴェントガーデンの「ドン・ジョヴァンニ」が紹介されているが、歌手は知らない人ばかり。このBDは店頭でも見かけているが、購入しなかった。

      毎月1回は、レコード店をソフト探しでうろつくことにしているが、10月には銀座の山野楽器と新宿のタワーレコードを尋ねているが、オペラには新譜らしきものを見かけた。新しいソフトがレコード店で見当たらなくなって、寂しい限りである。


14-11-6)、2014年11月号のソフト紹介予定、

   交響曲や協奏曲など器楽曲のアップロードが、次第に残されている古い350本に及ぶS-VHSテープに収録されたものに頼らざるを得なくなり、これから先半年分くらいのアップ・スケジュールを検討してきたが、10本分位のS-VHSテープを引っ張り出して、どういう順序でアップするか、たたき台の積もりで試行錯誤してみた。11月号については、取りあえず、交響曲部門は、幸いヴェーグ指揮の「モーツァルト讃」というオール・モーツァルトのコンサートが利用でき、協奏曲部門は10月で予告していたゲルバーの戴冠式協奏曲と、ケファレックのジュノム協奏曲を予定することとし、オペラ部門は、10月に飛び込みがあったので、当初予定していたシドニー・オペラ・ハウスの「フィガロの結婚」の3本立てとすることにした。

(モーツァルトイヤーのヴェーグの「モーツァルト讃」コンサート)
14-11-1、シャンドル・ヴェーグ指揮ザルツブルグ音楽祭モーツァルト・アンサンブル、1)アダージョとフーガハ短調K.456、2)アンダンテハ長調K.315、3)フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299、4)交響曲第29番イ長調K.201、1991/08/25、ザルツブルグ音楽祭、
(2000/11/08、クラシカジャパンよりS-VHS-358に収録)

     11月号の第一曲目は、1991年のモーツァルトイヤーのザルツブルグ音楽祭において、今は亡きシャンドル・ヴェーグがこの音楽祭におけるモーツァルト・アンサンブルを率いて行われた「モーツァルト讃」というコンサートを収録したものである。このコンサートを見つけ出したのは、交響曲第29番イ長調K.201の未アップ分が5種類もあり、その中からこの珠玉のようなコンサートを見つけ出したものである。曲目は4曲のモーツァルトを讃えるに相応しいと思われる曲を集めており、1)アダージョとフーガハ短調K.456、2)アンダンテハ長調K.315、3)フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299、Fl;ヴォルフガング・シュルツ、Hp;マリア・グラーフ、4)交響曲第29番イ長調K.201、の順に演奏されていた。ヴェーグとザルツブルグの仲間たちによる今は聴かれない豊かなアンサンブルを楽しみたいと期待している。

(古いVHSの録画から;2つのピアノ協奏曲K.271&K.537とアリアK.505)
14-11-2、1)アラン・ギルバート指揮N響とアンヌ・ケフェレックによるピアノ協奏曲変ホ長調K.271、98年4月23日、NHKホール、2)プレヴィン指揮とピアノおよびアレクサンダーのソプラノによるによるコンサートアリアK.505、98年5月20日、NHKホール、3)ブルーノ=レオナルド・ゲルバーのピアノによるピアノ協奏曲ニ長調K.537、88年、パリ室内管弦楽団、
(1998/07/18、NHK教育TVN響アワーをS-VHS254に収録、および1994/05/22、クラシカ・ジャパンの放送をS-VHS130.5に収録)

          ピアノ協奏曲第9番K.271「ジュノム」の全映像の完成を願って古いS-VHSテープ254に収録されていたアンヌ・ケフェレックのピアノとアラン・ギルバート指揮のN響定期の演奏を探していたところ、このテープには、思いがけずプレヴィンの指揮とピアノによるソプラノのアレクサンダーが歌ったコンサートアリアK.505と、別項でヘブラーのピアノによるピアノ協奏曲第17番ト長調K.453がワルベルク指揮のN響定期の映像とが収録されていた。ジュノム協奏曲K.271の音源は、池辺真一郎さんと檀ふみさんによる「N響アワー」という1時間番組で「モーツァルトのラブレター」というテーマで行われており、その中でフランス人の美人ピアニストの演奏するK.271とコンサートアリアのK.505が選ばれるという実に洒落た番組であった。従って、今回はこの2曲と、先月に予告していたブルーノ=レオナルド・ゲルバーのピアノによるピアノ協奏曲ニ長調K.537を加えてアップロードしたいと考えた。なお、K.505とK.537については、全映像のアップがこれで完了することになった。

(最新の市販DVDから;再び2010年のシドニーOPより「フィガロの結婚」K.492)
14-11-3、パトリック・サマーズ指揮オーストラリアオペラ&バレー管弦楽団、アームフィールド演出による「フィガロの結婚」K.492、2010年、シドニー・オペラ・ハウス、
(配役)伯爵;ピーター・コールマン=ライト、伯爵夫人;ラシェル・ダーキン、スザンナ;タリン・フィービッグ、フィガロ;テデイ・タフ・ローズ、ケルビーノ;サイアン・ペンドリー、バルトロ;ワーウイック・ファイフェ、マルチェリーナ;ジャクリーン・ダーク、
(2014/08/07、市販DVD購入、Sydney Opera House OPO-Z56001DVD)

     最後に10月分のオペラ部門では、7月号でアップした初めてのオーストラリアのシドニー・オペラ・ハウスの「ドン・ジョヴァンニ」が面白かったので、続けてこのオペラ劇場の「フィガロの結婚」を取り上げることにした。指揮者は変わってパトリック・サマーズであるが、この人は5月号にアップしたブレゲンツ音楽祭の「魔笛」を振って既にお馴染みである。出演者は、フィガロがドン・ジョヴァンニ役、スザンナがツエルリーナ役、伯爵夫人がドンナ・アンナ役、マルチェリーナがエルヴィーラ役などと共通しており、今回も安心して見ておれる楽しい「フィガロの結婚」であろうと想像できるからである。2010年のシドニー・オペラ・ハウスの最新の上演であり、ご期待いただきたい。

(以上)(2014/10/30)


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