モーツァルト気狂いの最新入手ソフト情報−−平成25年8月号−−


(ニコラウス・アーノンクール指揮ウイーン・コンツエントウス・ムジクス、シェーンベルク合唱団によるミサ曲ハ長調K.262(246a)「ロンガ」および聖体の祝日のためのリタニア変ホ長調、/下野竜也指揮東京佼成ウインド・アンサンブルによるグラン・パルテイータK.361(370a)抜粋、および菊池洋子のピアノによる幻想曲K.475およびピアノソナタ第14番ハ短調K.457、/諏訪内昌子のヴァイオリンソナタ変ロ長調K.454、クルト・グントナーのヴァイオリンソナタイ長調K.526、セルゲイ・ハチャトリアンのヴァイオリンソナタ変ロ長調K.378(317a)、)

(先月の月報は  「こちら」 )


私の最新入手ソフト情報−平成25年8月号−

(ニコラウス・アーノンクール指揮ウイーン・コンツエントウス・ムジクス、シェーンベルク合唱団によるミサ曲ハ長調K.262(246a)「ロンガ」および聖体の祝日のためのリタニア変ホ長調、/下野竜也指揮東京佼成ウインド・アンサンブルによるグラン・パルテイータK.361(370a)抜粋、および菊池洋子のピアノによる幻想曲K.475およびピアノソナタ第14番ハ短調K.457、/諏訪内昌子のヴァイオリンソナタ変ロ長調K.454、クルト・グントナーのヴァイオリンソナタイ長調K.526、セルゲイ・ハチャトリアンのヴァイオリンソナタ変ロ長調K.378(317a)、)

13-8-0、平成25年8月初めの近況報告−参院選挙後の課題−

1)、ねじれ国会解消後の優先課題−デフレ解消への経済活性化への期待−
2)、多汗性皮膚炎と風邪による扁桃腺炎の同時併発で、薬が効かずダウン。久しぶりの喉の痛みで食事が出来ず、回復までに2週間を要した−真夏の悲劇であった−
3)、ピアノソナタのK.332の第二楽章の二つの版のCDの聴き比べを行った。
4)、11月例会での発表の準備を始める−映像の良さを分かって貰うには?−
5)、2013年8月号の放送・番組予定、
6)、2013年8月号のソフト紹介予定、

(最新のクラシカジャパンから;アーノンクールの宗教曲集K.262&K.243)
13-8-1、ニコラウス・アーノンクール指揮ウイーン・コンツエントウス・ムジクス、シェーンベルク合唱団によるミサ曲ハ長調K.262(246a)「ロンガ」および聖体の祝日のためのリタニア変ホ長調、2012年7月29日、ザルツブルグ大聖堂、ザルツブルグ音楽祭、
(ソリスト)S;シルヴィア・シュヴァルツ、A;エリーザベト・フォン・マグヌス、T;ジェレミー・オヴェンデン、Br;フローリアン・ベッシュ、
(2013/07/21、クラシカジャパンの放送をBD-50.6に収録)

(新しいBDデイスクより;グラン・パルテイータとピアノソナタ)
13-8-2、下野竜也指揮東京佼成ウインド・アンサンブルによるグラン・パルテイータK.361(370a)抜粋、2008年2月紀尾井ホール、および菊池洋子のピアノによる幻想曲K.475およびピアノソナタ第14番ハ短調K.457、1012年2月、紀尾井ホール、
(2009/04/10のNHKクラシック倶楽部よりBD-12.5に収録、および2012/03/09のNHKクラシック倶楽部よりHDD-82.1に収録、)

(新しいBDデイスクより;三つのヴァイオリン・ソナタの演奏会記録)
13-8-3、A、諏訪内昌子のヴァイオリンとココラ・アンゲリッシュのピアノのデユオ・リサイタル、ヴァイオリンソナタ変ロ長調K.454、2008年4月10日サントリ−ホール、B、クルト・グントナーのヴァイオリンと藤原由紀乃のピアノのデユオ・リサイタル、ヴァイオリンソナタイ長調K.526、2006年6月2日、トッパン・ホール、
C、セルゲイ・ハチャトリアンのヴァイオリン・リサイタル、ピアノ;ルミネ・ハチャトリアン、ヴァイオリンソナタ変ロ長調K.378(317a)、
2006年4月20日、王子ホール、
(A.2008/06/23、BSクラシック倶楽部放送をBD03.41に収録、B.2008/2/18、BSクラシック倶楽部放送をBD12.3に収録、C.2010/02/12、クラシック倶楽部放送をBD24.6に収録)


13-8-0、平成25年8月初めの近況報告−参院選挙の自民大勝の意義−

今回の参院選挙は、自民党の予想以上の大勝に終わった。2012年の総選挙で民主党が大敗したとき、必ずしも自民党支持が強まった訳ではなかった。しかし、それから半年余り、経済回復の期待とともに安倍政権は高い支持率を保ち、自民党も支持を拡大してきた。今回の選挙の勝因は第一に経済振興、第二に震災復興、第三に政治の安定であろう。国民の大多数がこれらを期待し、これでやっと長期の経済停滞とねじれ国会の下で毎年首相が入れ替わる政治が解消する。国会で失政がなければ、次の三年後の参院選挙まで、長期政権が約束されており、これで20年来続いたデフレ脱却と経済成長への期待がなお一層促進される。経済成長が始まれば、これまで決められなかった内外の諸問題も、一歩一歩、良い方向に解決に向かうであろう。いらいらしないで安心して見て居れる政治や、頼りになる国会審議や政権の誕生を、心から喜びたいと思う。

1)、ねじれ国会解消後の優先課題−デフレ解消への経済活性化への期待−

安倍政権が誕生する前には考えられなかった状態、すなわち株価の上昇と国会の安定化が顕在化し、デフレからの脱却イコール経済成長の開始が、あと一息で始まろうとしている。国民の大多数に景気が回復していることを実感するようになる迄には、すなわち、成長の果実が所得増や雇用の増加に広がる迄には、時間がある程度必要かも知れないが、この政権に期待が強く、次の参院選挙までの期間が与えられている。この期間内に何としても、経済成長の確実な見通しを立ててもらいたい。そうすれば消費増税や財政再建の道筋が描けるであろうし、社会保障などのあり方も同時に議論が可能となるであろう。
  しかし、その前にやって欲しいことは、選挙では出にくい話であったが、みんなの党や維新の会が言っていた国会や地方議会の定数削減を初めとする国・県・市町村にわたる一連の政治・行政改革の推進である。それには道州制なども視野に入らなければならないが、兎に角、強い政権時の与党でしか行政改革は推進出来ない。そのためには、まず国会や立法府から範を示して動き出さなければならない。景気が回復して税収増があっても、無駄を排さなければ意味がないからである。

選挙中にちらほら議論がなされた内・外の諸問題のうち、 原発再稼働の問題、TPPの問題、などは差し迫った問題として長期的な方向付けが必要になって来ている。憲法改正の問題は、改正を急がなければ困る具体的問題がないように思われるし、外交・安全保障の問題などは多数を得た国会の与党の皆さんの良識に任せたいが、右傾化の行きすぎがないように、特に公明党のバランス感覚に期待している。
いずれにせよ、デフレを解消させ、長期的に経済活性化への舵取りを行うことが期待されており、成長が裾野の広い各分野で実感できるように、経済を成長のスパイラルに載せていくことが、早急に必要であると思われる。


2)、多汗性皮膚炎と風邪による扁桃腺炎の同時併発で、薬が効かずダウン。久しぶりの喉の痛みで食事が出来ず、回復までに2週間を要した−真夏の悲劇であった−

6月の後半から7月の半ばにかけて、この酷い暑さのなかで、思わぬ多汗性皮膚炎と風邪による扁桃腺炎の同時併発があり、どちらも軽くて直ぐ治ると思っていたが、かゆみを抑えるアレルギー抑制剤のせいか、風邪のための喉の痛みを抑える薬が全く効いてくれず、喉が痛くて食事が取れない状態が数日間も続き、予定していた旅行の出発時までに治らず、旅先で緊急病院にかかるというつらい思いをした。

緊急病院に駆けつけたときは、扁桃腺の腫れが酷くなり、その時計った体温が38度8分にまで上昇するという異常な状態であったが、担当医が話を良く聞いてくれ、強烈な座薬により、一晩で熱を下げ、喉の痛みを解消してくれて、翌日には旅行の目的を、無事、何とか達成することが出来た。勿論、全身にまで広がった皮膚炎はなかなか治まらず、その後回復までに一週間程度掛かった。数日間続いた喉の痛みのせいで、食事が出来ずすっかり体重を減らし、気力・免疫力も低下して、体力を消耗させたのが、長引かせた原因であると思われた。

  私は風邪をひくと直ぐ喉が痛くなり扁桃腺炎を起こしてしまうが、当初の処置が悪いと、扁桃腺を腫らしてしまい、発熱や喉の痛みが加わって、化膿するようになり、酷い目に遭うことになる。昔は初期の状態でルゴール液という薬があって、医者に喉に塗って貰うと直ぐ治ったように記憶しているが、最近は傷の手当てのアカチンキがなくなったと同様に、身近な薬がなくなって困ることが多い。今回処方してくれた座薬は、昔、現役時代に土日にかかって病院に行けず、喉をすっかり腫らしてしまってから、医者のすすめで初めて着用した記憶があるが、今回図らずも再びお世話になった。今回の反省点は、二つの病を同時に起こさぬように気をつけることであったが、不注意な風邪の原因は、暑い中でのゴルフ後の涼みながらの自宅でのうたた寝が風邪の原因であり、今後、うたた寝には十分に気をつけるようにしたい。

  なお、今回、旅先のホテルで、土曜日の夕刻に緊急病院探しをすることになったが、駆けつけた病院はがら空きで時間をかけて診察して下さり、また薬局も開いていた。私一人のための治療のようであったが、時間外なのに支払った治療費や薬代よりも往復のタクシー代の方が高かったという、緊急時にも拘わらず安すぎる医療費のあり方に矛盾を感じながらも、助けて頂き本当に貴重な体験をした。忘れないように、感謝の気持ちで、記録に留めておくことにした。


3)、ピアノソナタのK.332の第二楽章の二つの版を聴き比べてみた。

七月二十日(土)の久元祐子さんのフェラインの7月例会で、先生の前刷りのなかに「K332の第二楽章は、自筆譜と初版譜の両方が残されており、それらを比較することは、モーツァルトの装飾法について知る大きな手がかりになります」という記述があった。新全集で、早速、確かめてみると、この楽章は展開部を欠いたソナタ形式であろうか、全体が40小節のアダージョであるが、前半の20小節と後半の20小節とがキチンと別れており、後半の20小節分が新全集では対比できるように、初版譜と自筆譜とが二段書きされていた。新全集では自筆譜の方が大きな書体で書かれており、校閲者は、自筆譜を推奨しているように印刷されていた。

  譜面をよく見ると、左手の部分は変わらずに、右手の装飾音の付け方が、確かに初版譜の方が多くなっており、なかでも23、24小節と26小節、34小節などが大きく変わっており、聴感上でも気がつくような変化が見られていた。しかし、装飾は多い程よいというものではなく、全体の節度のなかで決まってくるのであろう。印刷譜の作成に際して、モーツァルトが付け加えた装飾音はやはり節度を持っていた。山崎孝一さんの「ピアノソナタ−演奏と解釈への助言」では、演奏会用には、手稿よりも初版の装飾楽譜を推奨しているが、あくまでも手稿の基本楽譜を念頭に入れておくようにと注意している。

私は直ぐ棚から下ろして聴けるCDを中心にして、どの演奏家が、どの版を弾いているかを整理してみようと考えた。古いLPなど棚から探し出すのが大変なものを除いて、すぐ20組くらいのCDをチェックすることが出来たが、さすが大方の人が初版版を弾いている傾向が分かったので、問題は逆に、自筆譜にこだわりを持っているピアニストは誰かということになって来た。驚いたことに自筆譜を弾いていたのは、何とたったの四人で、CDで古い順にエッシェンバッハ(1970)、グレン・グールド(1970)、内田光子(1983)の三人、映像でピリス(1986)一人の合計でわずか四人であった。LP時代に良く聴いたギーゼキングやヘブラーは、残念ながら、チェック出来なかった。

                 まだ髪のふさふさな1940年生まれのエッシェンバッハは、自筆譜面通りに生真面目に丁寧に弾いているという感じであったが、グールドは彼にしてはそれほど遅いテンポではなく、自分は自筆譜を弾くという信念みたいなものを感じさせていた。最後の内田光子に至っては、自筆譜で始まっても26小節のように格好の良い部分は印刷譜を用いたり、31小節のように自分のヴァージョンをキラキラと演奏したり大胆な工夫を見せたりしていて、それぞれが個性に溢れ、面白みを発揮していた。一方のピリスは初版譜の二つの装飾音で始まっていたが、途中から自筆譜に変わり、26小節では明らかに自筆譜となって30小節、38小節でも自筆譜であり、終わってみれば最初の入りだけが初版譜という新しいパターンで弾いていた。二つの装飾音で始まるのは、前段の20小節では当たり前なので、プロに対して失礼であるが、これは映像に残されたライブの話なので、混同したかミスしたかと言う懸念もあるのかも知れないと思った。

            フォルテピアノの人は全員が例外なく装飾音の多い版を選択するなど、圧倒的に印刷版の装飾が多い版を弾く人が多い中で、自筆譜を弾こうとする人は、やはり何か個性的な理由があるに違いない。また、内田光子やピリスのように折衷案という好きな部分を選ぶという行き方もあるのかも知れない。半日以上時間がかかったが、やったなりの面白い結論が出たことをここに報告しておこう。ただし、私自身は装飾音は抑制の取れた節度のあるものという意見であり、この場合はどちらの版でも余り構わない(目くじらを立てるような話ではない)と考えている。


4)、11月例会での発表の準備を始める−映像の良さを分かって貰うには?−

今年の11月の例会で久しぶりで発表させて頂くことになった。私は何時も自分の例会では映像コレクターとしての真価を発揮できるように、コンサートではなかなか聴けない曲を映像で見て頂くようにしており、その際、CDを聞き流したのでは気がつかない曲の面白さなどを映像で認識して頂くように配慮している。曲はいずれも過去にアップロードしたまずまずの優れたものから選定し、重要な部分は部分的にCDや他の映像などとも比較できるように配慮したいと考えている。

早めに例会当日に試聴する曲を決めたい理由は、特にハードデイスクやDVD・BDなどに収録した新しいソフトならば問題ないのであるが、古いS-VHSテープやD-VHSやレーザーデイスクのデジタル映像であると、それぞれのソースからDVDにダビングする必要があるからである。しかし、ダビング禁止などの規制がかかっていたりすると、ダビングが出来ないこともあり、これまでちょっとしたダビングで、予想外の苦労を随分させられて来ているためである。今回、準備しつつあるのは、以下の5曲であり、部分比較のためのDVDを増やそうと用意しつつある。

1、デイヴェルティメントニ長調K.251(プレヴィン・N響のオケ演奏を映像で見てから、CDでナンネル・セプテットの室内楽演奏(ホリガーなど)との部分比較をおこなう)
2、フリーメーソン・小カンタータ「われらが喜びを高らかに告げよ」K.623(アントルモン指揮・N響・東京混声合唱団の映像を見る。最後の指揮をして2日後に倒れたとは思えないしっかりした堂々たるカンタータであることを理解し、レクイエム伝説を考える)
3、二つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネハ長調K.190(186E)スダーン指揮モーツァルテウム管の映像を見て、他のDVDとオーボエの役割などを部分比較する)
4、モテット「踊れ、喜べ」K.165(158a)を幸田浩子とN響グループの演奏で聴き、他のソプラノ歌手とコロラチューラの部分比較をする)
5、ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488をベーム・ポリーニのHV化された最新映像で見て、他のDVDなどと独奏ピアノの部分比較をする)

  しかし、最近になって、アーノンクールの宗教曲集の最新映像(2012ザルツ音楽祭、ザルツ大聖堂での映像)を入手(K.262ロンガおよびK.243リタニア)したので、初めて映像化され、CDも限られているミサ「ロンガ」K.262を視聴したいが、どれを削除したら良いかを、検討しつつある。今回、この小文を有志の会員に見て頂き、皆さんのご意見を聞いてから、最終的に自分なりに決めたいと思っている。


5)、2013年8月号の放送・番組予定、

  8月分のNHKの放送では、初めに「教育テレビ」では、N響アワーの代わりか、毎週日曜日の21:00〜23:00(最終日曜は除く)に「クラシック音楽館」が新設され、岩槻里子の案内で、N響定期を中心に放送されるようである。8月には4日、11日、18日と3回予定されており、N響定期第1755〜57回とされていたが、残念ながら、ここではモーツァルトものは見当たらなかった。また、毎週土曜日「ららら♪クラシック」で、8月には5回の番組の予定があるが、残念ながら、モーツァルトの曲は予定されていない。
         続いてNHKBSプレミアムでは、プレミアムシアターは、ほぼ毎週日曜日24:00〜4:00の予定であり、8月は18日、26日ト2回予定されており、いずれもオペラであるが、ラモーとワグナーであり、モーツァルトものは見当たらなかった。最後に、毎週月〜金曜日の6:00〜6:55の「クラシック倶楽部」は従来通り放送される予定であるが、ここでは新しい演奏家が多いせいか、なかなかモーツァルト演奏にはお目にかかれない。以上の通りNHKでは、先月に引き続き、全滅の状態であった。

  一方のクラシカジャパンでは、昨年10月から開始されたハイビジョン対応チャンネルがCH637と新しくなり、待望のHD放送が続々と登場しており、非常に充実感が出てきた。8月号では、先月に引き続き、アーノンクールのザルツブルグ音楽祭2012の「宗教曲集」と「魔笛」の最新の放送が予定され、既に、収録済みである。
  続いて、前月に引き続き2013年の特集として、第一にヴェルデイ・オペラ大全集の全曲放送企画の再放送として、第一曲「オベルト」から第15曲「スティッフェーリオ」の放送が連続して実施される。また、第二には「マエストロ5」と称して、テイーレマン・ゲルギエフ・ヤンソンス・ラトル・ヤルヴィの5名の指揮者を挙げ、各人の特色あるコンサートが披露される。これらにはモーツァルトの曲目は見当たらない。また、第三の「HDで甦るマエストロ」としては、カラヤンとベルリンフイルのベートーヴェンとブラームスの一部の交響曲が予定されている。

  レコード芸術8月号では、特集は「名演奏家ランキング&名盤選(オーケストラ)」と題されており、人気オーケストラのランキングと推奨レコードのランキングが特集されていた。8月号の新譜月評の特選盤には、非常に珍しく2組あり、第一はフォルテピアノのベズイデンホウトのソナタ集第四集であり、第5番と第9番のソナタが含まれていた。また三輪郁のソナタ集は第3集であり、13番と17番のソナタが含まれていた。新譜のビデオ・デイスク欄では、ヴェルデイのパルマ王立歌劇場のBDシリーズが沢山並び、珍しく活況を呈していたが、モーツァルトものはなかった。モーツァルト関係のDVDなどの新しい海外映像関係新譜情報では、今回は残念ながら、モーツァルトの新しい情報はなかった。

  毎月1回は、新宿タワーレコード、銀座ヤマハ、山野楽器店で新着DVDをチェックしているが、7月は新しいDVDの入手はなく、タワーレコードで、クラリネットのクレッカーの木管アンサンブル全集全7CD(EMI)を購入してきた。


6)、2013年8月号のソフト紹介予定、

8月号、9月号は、最新のアーノンクールのザルツブルグ音楽祭2012の「宗教曲集」と「魔笛」の映像を中心に考えたいと思う。また、S-VHSの落ち穂拾い的な古い影像を一休みして、8月号ではBDに収録して放置していたソナタなどの小品などを、一挙にアップロードしたいと思う。

8月号の第一曲は、83歳になったアーノンクールのザルツブルグ音楽祭2012の「宗教曲集」として、ミサ・ロンガK.262(246a)およびレタニアK.243の最新映像を入手したのでいち早くお届けしたい。モーツァルトにとって、初期の宗教曲は、押し並べて、大司教コロレードの総本山であったザルツブルグの大聖堂に関係すると思われるが、その由緒ある大聖堂で、しかもアーノンクール率いる彼のコンチェントウス・ムジクスとアーノルド・シェーンベルク合唱団による演奏で知られざる名曲が聴けることは願ってもなかなか出来ないことであろう。出来れば83歳のアーノンクールに、毎年、このような宗教曲集を振って頂き、後世にその映像を残して欲しいと願うものである。



8月号の第二曲は、最新のブルーレイ・デイスクに収録して以来アップする機会に恵まれなかった 下野竜也指揮、東京佼成ウインド・アンサンブルによるグラン・パルテイータK.361(370a)抜粋、2008年2月紀尾井ホール、および菊池洋子のピアノによる幻想曲K.475およびピアノソナタ第14番ハ短調K.457、1012年2月、紀尾井ホールの二組のコンサートをお届けする。いずれもNHKのBSのクラシック倶楽部をソースとして収録している。最初のウインド・アンサンブルのコンサートは、モーツァルト、ホルスト、ストラヴィンスキーなどの曲を集めた管楽器の大コンサートであり、そのせいかグラン・パルテイータK.361は、第1、第3、第6、第7の4楽章に抜粋されたものであったが、演奏はまるで初期の交響曲のように堂々とした演奏であった。一方の菊池洋子は、クラシック倶楽部で放送された彼女自身のモーツァルト・コンサートで、標記の曲のほか彼女の語りなども入っており、期待の溢れるコンサートであった。

8月分の第三曲は、 いずれも最新のブルーレイ・デイスクに収録して以来アップする機会に恵まれなかった もので、A、諏訪内昌子のヴァイオリンとココラ・アンゲリッシュのピアノのデユオ・リサイタル、ヴァイオリンソナタ変ロ長調K.454、2008年4月10日サントリ−ホール、B、クルト・グントナーのヴァイオリンと藤原由紀乃のピアノのデユオ・リサイタル、ヴァイオリンソナタイ長調K.526、2006年6月2日、トッパン・ホール、およびC、セルゲイ・ハチャトリアンのヴァイオリン・リサイタル、ピアノ;ルミネ・ハチャトリアン、ヴァイオリンソナタ変ロ長調K.378(317a)、2006年4月20日、王子ホール、の演奏によるヴァイオリンソナタの三曲である。いずれも、NHKのクラシック倶楽部で第一曲として収録されたものである。

(以上)(2013/07/29)



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