モーツァルト気狂いの最新入手ソフト情報−−平成25年3月号−−


(若杉弘指揮とNHK交響楽団による交響曲第35番ニ長調「ハフナー」K.385、交響曲第38番ニ長調K.504、および交響曲第41番ハ長調K.551、/アンドレ・プレヴィンとNHK交響楽団によるN響定期公演、セレナードト長調K.525、ジャン・フイリップ・コラールのピアノ協奏曲第23番イ長調K.488、および交響曲第40番ト短調K.550、/ザビーネ・マイヤーとハーゲン四重奏団のクラリネット五重奏曲変ホ長調K.581、および「もう一つのクラリネット五重奏曲」、NHK交響楽団奏者による五重奏、)

(先月の月報は  「こちら」 )


最新入手ソフト情報−平成25年3月号−

(若杉弘指揮とNHK交響楽団による交響曲第35番ニ長調「ハフナー」K.385、交響曲第38番ニ長調K.504、および交響曲第41番ハ長調K.551、/アンドレ・プレヴィンとNHK交響楽団によるN響定期公演、セレナードト長調K.525、ジャン・フイリップ・コラールのピアノ協奏曲第23番イ長調K.488、および交響曲第40番ト短調K.550、/ザビーネ・マイヤーとハーゲン四重奏団のクラリネット五重奏曲変ホ長調K.581、および「もう一つのクラリネット五重奏曲」、NHK交響楽団奏者による五重奏)

13-3-0、平成25年3月初めの近況報告−安倍政権に期待する−

1)、ボローニアの「アイーダ」とバルトリの「クレオパトラ」を見て、
2)、レオ・ヌッチの「ナブッコ」と古い「ウイーンNYコンサート」を見て、
3)、アイスホッケー女子の予選通過にひときわ感激−強いナデシコの時代に思う−
4)、オペラストックのアップロードをほぼ完了して−まとめの時代に入ります−
5)、2013年3月号の放送・番組予定、
6)、2013年3月号のソフト紹介予定、

(懐かしいS-VHSから:若杉弘とN響の「ハフナー」、「プラーハ」、「ジュピター」)
13-3-1、若杉弘指揮とNHK交響楽団による交響曲第35番ニ長調「ハフナー」K.385、交響曲第38番ニ長調K.504「プラーハ」、および交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」、1995年5月18日、第1263回N響定期公演、NHKホール、
(1995/5/21、N響Bモード・コンサートの放送を、S-VHSの3倍速で収録)

(懐かしいS-VHSから;プレヴィンとN響の協奏曲第23番と交響曲第40番)
13-3-2、アンドレ・プレヴィンとNHK交響楽団によるN響定期公演、セレナードト長調K.525、ジャン・フイリップ・コラールのピアノ協奏曲第23番イ長調K.488、および交響曲第40番ト短調K.550、19995年10月19日、N響第1272回定期公演記録、NHKホール、
(2011/12/19のCJ736の放送をBD45.8に収録、および2012/03/16のCJ736の放送をBD48.51に収録)

(最新収録のBDより;二つのクラリネット五重奏曲、ハーゲンQ、ほか)
  13-3-3、ザビーネ・マイヤーとハーゲン四重奏団のクラリネット五重奏曲変ホ長調K.581、2000年モーツァルト週間、モーツアルテウム・グロッサー・ザール、および「もう一つのクラリネット五重奏曲」、NHK交響楽団奏者による五重奏、Cl;磯部周平、Vn1;白井篤、Vn2;小林玉紀、Vla;小野富士、Cel;桑田歩、 クラシック・ミステリー名曲探偵「アマデウス」、
(2013/01/26、CJ637の放送をHD-2に収録、および2008/02/28、NHKの同放送をBD-25.8に収録)



13-3-0、平成25年3月初めの近況報告、−安倍政権に期待する−

民主党政権から安倍政権に変わって2ヶ月を経過し、オバマ首相とも会談が終わり、前政権とは異なった両国の揺るぎない信頼関係が3年ぶりで回復しつつある報道を見聞きして、やっと安心して政治の推移が見られるようになって来た。
            新政権以来、株価が安定的に上昇し、円安が外国から心配されるほど進行し、企業収支も大幅に改善されてきている。これで15ヶ月予算が前倒し的に執行されれば、投資に消極的だった企業マインドも改善され、忘れられていた経済成長が始まり、経済の活性化が見込まれそうな気配になって来た。秋に予定されている参議院選挙に向けて、アベノミックスが動き出し、これまで先送りされてきた諸問題が解決に向かい出すと、もしかすると、デフレ脱却の望みが出てきそうな気がする。この活性化の勢いを、今年中は何としても続けて欲しいと、心から願っている。  (2013/02/26記)


1)、ヴェローナの「アイーダ」とバルトリの「ジュリアス・シーザー」を見て、

2月に入ってから、NHKの深夜のプレミアムシアターで、2月11日にはヴェローナ野外劇場の「アイーダ」と、2月25日にはチェチーリア・バルトリの「ジュリアス・シーザー」を続けてHDDに収録したので、時間のあるときに取り出して見ている。水準の高いオペラを、ハイビジョンの大画面で5.1CHの大音量で書斎で見られるようになって久しいが、これまで理想としてきたシステムで、完璧に近い状況で、オペラを楽しむことが出来て、実に有り難いと思っている。書斎でもっと大音量にしたいときは、ヘッドフォーンにすると凄い臨場感が得られることが多いが、その状態ではMETのライブビューイングに近い状態が得られたものと実感している。先月に見たMETの「テイト帝の慈悲」のBDを、何とか入手して自宅で聴いてみたいと密かに考えている。


           私は「アイーダ」が大好きなので、モーツァルトのように全てを録画している訳ではないが、調べてみると10組くらいあり、ヴェローナの野外劇場のものは、1992年のサンテイ指揮のもの、1999年のNHK放送のものと今回の3組目であった。野外劇場の規模の雄大さ、大人数の舞台で照明や衣裳などの賑やかさは目を見張るものがあり、行進には馬も参加するなど、見るたびに豪華・絢爛な舞台となっているように感じた。今回の2012年6月の公演では、アイーダ役の中国人のヘー・ホイが中心であったようだが、ラダメスのマルコ・ベルテイとともに大舞台に負けぬ声量の豊かさを見せていた。舞台が広すぎて現地のライブでは、歌手の動きなどは捉えられないだろうが、HV映像ではクローズアップで歌手の表情まで確かめることが出来、映像の威力を実感した。これまでこの「アイーダ」の5.1CHの迫力ある映像は、2009年10月にサンテイとN響による演奏会形式のものと、NY-METのガッテイ指揮のNHKが放送したものが凄いと思っていたが、ここにもう一組の目を楽しませる新しい映像が現れたと思っている。

            一方、バルトリがクレオパトラを歌う「ジュリアス・シーザー」は、2012年5月ザルツブルグ精霊降臨祭におけるモーツァルト劇場のライブであり、これはアントニーニ指揮イル・ジャルデイーノ・アルモニコの古楽器演奏による映像であった。冒頭の戦場舞台は、20世紀で背広姿のジュリアス・シーザーがアンドレアス・ショルという男性のカウンター・テナーに、コーネリアのオッターとクレオパトラのバルトリが主役であった。私はマッケラス指揮のベーカー主演のLD(1984)の古い映像しか知らないので、この全く現代風の演出で、男性のアルトが3人も登場するのは初めてで本当に驚かされ、初めは異様な感じを受けたが、バルトリとオッターの二人がしっかりとしていたので、少しは理解できた。私は男性のカウンター・テナーを余り好かないので困るのであるが、やはりこのオペラはアリアが長すぎて苦手である。しかし、素晴らしい5.1CHのHV画像であることは魅力的であり、これはいずれDVDになると思われるが、どのような評価が下されるか興味のあるところである。セストやアンニオをカウンター・テナーに歌わせたらどうなるか、一度、見てみたいと思われる。

2)、レオ・ヌッチの「ナブッコ」と古い「ウイーンNYコンサート」を見て、

昨年の10月からクラシカ・ジャパンはハイビジョン化され、新しい番組が登場しているが、今年はヴェルデイ生誕200年の記念すべき年でもあり、TUTTO VERDIとして、彼のオペラとレクイエム全27タイトルを作曲年代順に1年間かけて放送するというテレビ史上初のプロジェクトが進行しつつある。その殆どは「ヴェルデイ・フェスティバル」を開催しているパルマの王立劇場で収録されている。そのうち7作品にヴェルデイ・バリトンとして名高いレオ・ヌッチ(1942〜)が出演しており、1月には彼の主演で三作目のヴェルデイの最初の成功作品である「ナブッコ」が放送されている。



           私のデータベースでは、このオペラはムーテイ指揮のスカラ座でブルゾンがナブッコを歌ったもの(1986)とヴェローナ野外劇場の豪華なもの(1992)などが有名であるが、今回の映像は、最新の2009年10月にパルマ王立劇場で収録されたもので、レオ・ヌッチがナブッコ王を、テオドッシュウがアビガイレを歌うという新しいもので初めてのハイビジョン映像であった。この映像の第一幕の最後のナブッコの勝利宣言、第二幕最後のナブッコの雷鳴に打たれる場面などは非常に迫力があり、第三幕の捕虜たちの望郷の合唱「黄金の翼に乗って」はさすが本場ものであるという印象を受けた。

           クラシカ・ジャパンのハイビジョン化のもう一つの恩恵は、古い映像のリマスター化によるHDで甦る映像であり、1月には従来CDで誰もが聴いていたボスコフスキー(1974)とカラヤン(1987)によるウイーンフイルのニューイヤー・コンサートがHD の映像で見ることが出来た。前者はワルツ「ウイーンの森の物語」でチターが出てくるので驚きであり、後者はカラヤンの亡くなる2年前のもので、カサリーン・バトルがワルツ「春の声」を歌っているので有名なものであった。HD化により従前よりよりリアルに、よりクリアに、より生き生きとした映像が得られているので報告しておきたい。


3)、アイスホッケー女子の五輪予選通過にひときわ感激−強いナデシコの時代に思う−

2月12日にスロバキアのポプラトで開催されていたアイスホッケー五輪女子最終予選の最終戦で、日本はデンマークと対戦し5−0で圧勝してリーグ首位となり、来年のソチ・オリンピックの出場を決定した。日本は過去に三大会連続で最終予選の最終戦で敗れて五輪出場を逃しているので、これで1998年の長野五輪以来の16年ぶりの五輪出場で、夏のサッカーに次ぐ冬のナデシコと、明るいニュースに沸き立った。

実は、日本がこの予選に何としても勝って出場を決めたいと、テレビで中継放送があり、初戦のノルウエー戦から観戦して応援していたのであるが、アイスホッケーのゲームは実に面白く、スピードと力の勝負であり、サッカー同様テレビ向きのゲームであって、その面白さにすっかり病みつきになってしまった。初戦はノルウエー戦であり、第1ピリオドでは体力に勝る相手に戸惑って0−3とリードされていた。しかし第2ピリオドで日本が1点を取ってから次第にスピードで相手を圧倒し始め、第3ピリオドでは多彩な攻撃で3−0と逆転し、世界ランクでは上位の相手に対し4−3と逆転勝利してしまった。第2戦のスロバキア戦は深夜であったのでライブ中継は見られなかったが、0−0でサッカーのPK戦のようなGWS戦で不運にも0−1で敗れたが勝ち点1を得たため、最終戦のデンマークから勝ち点3を取れれば優勝となり、この最終戦が注目されていた。

欧州勢とは体格で劣る日本は、機動力と技術力に活路を見出し、シュート力が弱いのを補うには、細かいパス回しを行い、動いて好機を多く作り、数多くのシュートを放つしかない。5-0で決めたノルウエー戦を見ていると、日本は体は小柄であるが動きが速くスタミナがあり、いつも主導権を握ってパス回しが巧妙であり、個人技よりもチームプレーに徹して、シュート数が断然多かった。サッカー同様に体格で劣っていても十分に対抗できる技術力を見出しているのはさすがであると思った。

アイスホッケーは、サッカーよりもマイナーなスポーツであるので、世の注目を集めるためには、選手たちは五輪で活躍することを目標に頑張っているが、選手たちはバイトで生計を立てながら、少しでもスポンサーがつくことを願っている。しかし、サッカーよりも競技人口が少なく、男子ですら国内だけではリーグ戦は成り立たないので非常に苦しい。女子代表は16歳〜30歳の20人で、社会人は9人で、残りは学生であり、若い高校生が選手として大活躍していた。マイナー競技ではあるが、十分な練習が出来る環境を作り上げることが、今後、重要であると思われる。
オリンピックに出場しても、アメリカ、カナダ、ドイツ、ソビエトなど強力な代表国が多く、メダル獲得は無理で予選で1勝するのも大変なのであろうが、テレビで面白いことが分かったので、女子サッカーと同様に、中継放送で応援したいと考えている。是非、頑張って頂きたいと思う。


4)、オペラストックのアップロードを完了して−まとめの時代に入ります−

今月号から、オペラの項目に変わって、室内楽曲の欄を設けさせて頂いた。6組のストックのアップを急いでいた「テイト帝の慈悲」のアップロードが完了し、現在まとめの段階に入ったからである。そのため、3月号では、交響曲・協奏曲・室内楽曲の曲種別の3本立てでソフト紹介を続けることとし、オペラは必要の都度、紹介することにした。また、古いS-VHSからの紹介ソフトが二組となり、それでは新鮮味がなくなるので、最新のBDやHDDの収録ソフトを加えようとヴァリエーションを着けた積もりであるが、いかがであろうか。古いS-VHSソフトは、N響定期公演のよう収録したコンサート中心にしたいので、今回のプレヴィンの室内楽曲(K.525)、協奏曲(K.488)、交響曲(K.550)のように必ずしも曲種別にならないかも知れないが、曲種別は目安と言うことで、ご勘弁頂きたい。

           現在、オペラのまとめ作業は「テイト帝」に取りかかっており、恐らく3月には完成する。それ以降のオペラ以外のまとめの曲は、是非、交響曲と協奏曲からと考えているが、今月号のソフト紹介の曲名でお分かりの通り、交響曲からはハフナー交響曲が、協奏曲からはピアノ協奏曲第23番イ長調K.488が有力候補になっている。その次の目標曲も、交響曲と協奏曲から選びたいが、これらは作業しながら考えていきたい。

           今年の1月号のトップで、このHPがまとめの段階に入ったことを書いてきたが、毎月、大物曲1曲のまとめを継続的に完成していけば、良い目標になるのではないかと考えている。このような大きな目標を持って、毎月のソフト紹介の曲種や曲目を選定する目安にしたい。これで、やっと、膨大なS-VHSテープ(約370本*平均5時間*0.3)の山崩し作業の方針が定まったかと考えている次第である。


5)、2013年3月号の放送・番組予定、

前項でこのHPはまとめの段階に入ったことを明記しているが、その理由は、もはやモーツァルトの映像ソフトが、NHKやクラシカ・ジャパンの放送ソフト以外に入手出来なくなってきている現状にあることも理由の一つになっている。クラシックのコンサートやオペラの世界は、一見、繁栄しているように見えるが、映像ソフトの減少が現実のことになって来たことは、日本も文化先進国の諸外国と同様に、コンサートやオペラなどの音楽はライブで劇場で楽しむ芸術であり、本来、自宅や書斎で楽しむものでないことが認識されてきたからであろうか。日本人のわれわれのように、録音や映像で音楽を理解してきたいわゆる「レコード芸術」派は、「劇場芸術」派に押されて、次第に少数派になって来たのだろうか。理由は兎も角として、映像ソフトが入手出来なくなってきたことは現実の現象であり、このHPのような映像主体のものが、諸外国には存在しないことも、映像ソフトのニーズが減少していることと現象的には一致していると思われる。

           3月分のNHKの放送では、初めに教育テレビでの毎週日曜日21:00〜21:57の「ららら♪クラシック」という番組で、3月には5回の番組の予定があるが、残念ながら、モーツァルトに関係するテーマのものは見当たらないようである。しかし、番組は新しそうなので、録画はしないが出来るだけ見たいと考えている。
           BSプレミアムのプレミアムシアターは毎週日曜日24:00〜4:00の予定であり、3月は3日は文学座、11日は新国立のバレエで「シルヴィア」、18日は英国ロイヤルバレエなどで、クラシック音楽とは関係がない月のようであり、モーツァルトは残念ながら、全く関係がなかった。
          特選オーケストラ・ライブはデュトワとジンマンが第1744回と第1745回のN響定期を振る。また仙台フイルと山響の合同の東日本大震災復興記念コンサート、N響の中国公演、コバケンの東京フイルなど5日間の5番組が予定されているが、今月は残念ながら、モーツァルトものは見当たらなかった。

            一方のクラシカジャパンでは、昨年10月から開始されたハイビジョン対応チャンネルがCH636と新しくなり、待望のHV放送が続々と登場しており、非常に充実感が出てきた。3月号では、前月に引き続き2013年の特集として、第一に史上初のヴェルデイ・オペラ大全集として全曲放送企画の第二弾として、レオ・ヌッチの「二人のフォスカリ」と、レナート・ブルゾンの「ジョバンナ・ダルコ」の放送が実施される。また、第二には「マエストロ5」と称して、テイーレマン・ゲルギエフ・ヤンソンス・ラトル・ヤルヴィの5名の指揮者を挙げ、各人の特色あるコンサートが披露されるが、これらにはモーツァルトの曲目は見当たらなかった。 第三の「HDで甦るマエストロ」としては、カール・リヒターの「マタイ受難曲」と「ヨハネ受難曲」が予定されているが、これらは、S-VHS、D-VHS、BD、と4度目のお付き合いなので、録画するかどうかは見てから判断したいと考えている。

              レコード芸術3月号では、特集はブルックナーの「交響曲の大海へ−伝統と新潮流を探る−」で、全く関係がない。ビデオ・デイスク評欄のジャンルでは、2008年のバイロイトのワグナーの「マイスター・ジンガー」の1DVDのみであり全く寂しくなってしまった。3月号の特選盤としては、珍しく2CD、小川典子のピアノソナタ第10番K.330、第11番K.331、第12番K.332およびリュビモフ&マルテイノフの2台のピアノのための作品集、K.448、K.426&K.546、と「ラルゲットとアレグロK.deest(R.レヴィン完成 )」という珍しい曲も含まれていた。両方とも入手したいが、1枚が3000円というのは何と高いことか。しかし、デフレ経済から成長経済に移行させるため、政府へ協力する意味で購入しなければいけないと思う。
             モーツァルト関係のDVDなどの新しい映像関係新譜情報は、ここ1年余り連続して新譜としては見当たらないのは困ったことである。ただし、海外版レビューという欄のオペラでは、時々、新録音があるようなので、輸入盤をチェックしておく必要がある。3月号では、残念ながらモーツァルトものは見当たらなかった。

             毎月1回は、新宿タワーレコード、銀座ヤマハ、山野楽器店で新着DVDをチェックしているが、2月も出かけてみたがカラ振りに終わった。こうなると、無駄足になるので、毎月1回の巡回を間引きしなくてはなるまい。どうやら、大変な時代を迎えたようである。


6)、2013年3月号のソフト紹介予定、

今月号から、まとめの段階に入ったこのHPのソフト紹介の曲種選定方針が、オペラをはずして、交響曲、協奏曲、室内楽曲の三本立てに変更することになった。その第一の交響曲の狙いは、今は亡き若杉弘さんの「ハフナー交響曲」のアップにあり、この曲は彼がN響定期を振った1995年のコンサートに含まれており、この放送はNHKのBモード・ステレオのコンサート番組を収録したS-VHSテープNo163に収納されていた。映像の多い主要な交響曲の中から最も総括し易そうなものとして「ハフナー交響曲」を選んだわけであるが、この曲の私の最新のデーターベースを良く見ると、若杉さんのハフナーが最後かと思っていたら、何とカール・ベームがトロント交響楽団を振った古い白黒の映像(1965)が含まれていることを発見した。いずれこのベームの「ハフナー交響曲」も早期にアップして、「ハフナー交響曲」の総括を行いたいと考えている。

           第二曲目の協奏曲については、後期のピアノ協奏曲の中から第23番イ長調K.488を総括の候補として狙いを付け、1月にホロヴィッツの映像(13-1-2)を仕上げたばかりである。私のデータベースによれば、3月にプレヴィンとコラールの映像(13-3-2)を取り上げると、あとはキム・パーカーとN響の映像をアップロードすれば、全14組の映像が全てアップされると期待している。コラールとキム・パーカーのN響との演奏は、今でも両方とも充実した演奏であったと記憶に止まっているが、コラールの映像は1995年10月のN響定期でS-VHSテープNo.171であり、若杉のハフナー交響曲と古いN響定期が連続したことをお断りしておきたい。

3月号の第三曲目は室内楽曲と言うジャンルにしたが、勿論、ここには、いわゆる室内楽ばかりでなく、ヴァイオリン・ソナタやピアノソナタなどのほか、リートやカノンなど歌曲なども含めたい。その広いジャンルから、是非、第1号として入れたかったのは、ごく最近、ハイビジョンで収録したマイヤーとハーゲン弦楽四重奏団による2000年のモーツァルト週間の映像である。私はこの映像は、S-VHSでも、D-VHSでも、BDでも収録して、その都度、グレードアップしてきた映像であるが、今回はクラシカジャパンがHD化して放送した映像を元に、USB-HDDで録画した最新のものである。
           これはDVDにもなっているポピュラーな名盤なので、この1曲だけでは不足かと考えて、NHKの名探偵「アマデウス」氏が、若い女性のピエロさんに「ピエロの三種の神器」の一つとして探偵事務所に持ち込まれたこの曲のLPレコードを聴いて、直ちに謎解きをする名解釈を譜面で確かめながら紹介したいと考えて、クラシック・ミステリー名探偵「アマデウス」のNHK番組(2008)を取り上げてみた。演奏はN響の磯部周平さんのクラリネットとNHK交響楽団奏者たちによるものであった。

(以上)(2013/02/26)


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