モーツァルト気狂いの最新入手ソフト情報−−平成24年12月号−−


(小沢征爾指揮水戸室内管弦楽団による交響曲第35番ニ長調K.385「ハフナー」およびツアグロゼク指揮N響の交響曲第41番ハ長調「ジュピター」、/ピーター・マーク指揮、スイス・イタリア放送交響楽団とマリア・テイポのピアノによるピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466、およびバレンボイムの指揮振りによるピアノ協奏曲第23番イ長調K.488、/アバド指揮、ルツェルン音楽祭管弦楽団、バイエルン・スエーデン放送合唱団による「レクイエム」K.626、と西川尚生先生の「再起をかけたレクイエム」、)

(先月の月報は  「こちら」 )


私の最新入手ソフト情報−平成24年12月号−

(小沢征爾指揮水戸室内管弦楽団による交響曲第35番ニ長調K.385「ハフナー」およびツアグロゼク指揮N響の交響曲第41番ハ長調「ジュピター」、/ピーター・マーク指揮、スイス・イタリア放送交響楽団とマリア・テイポのピアノによるピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466、およびバレンボイムの指揮振りによるピアノ協奏曲第23番イ長調K.488、/アバド指揮、ルツェルン音楽祭管弦楽団、バイエルン・スエーデン放送合唱団による「レクイエム」K.626、と西川尚生先生の「再起をかけたレクイエム」)

12-12-0、平成24年12月初めの近況報告、

1)、レーザーデイスク・プレイヤーが、柳さんのお陰で復活した。感謝! 
2)、スカパーHDは素晴らしいが、チューナーやUSB-HDDに改善の余地がある!
3)、NHKの「ららら♪クラシック」が面白い−モーツァルトものが増えてきた−
4)、このHPは、2013年からは、まとめの段階に入りそうである
5)、2012年12月号の放送・番組予定、
6)、2012年12月号のソフト紹介予定、

(最新DVD紹介:小澤征爾の「ハフナー」交響曲K.385など) 
12-12-1、小沢征爾指揮水戸室内管弦楽団による交響曲第35番ニ長調K.385「ハフナー」(2012)水戸、とローター・ツアグロゼク指揮NHK交響楽団の交響曲第41番ハ長調「ジュピター」(2006)、ササントリー・ホール、
(2012/6/17「ららら♪クラシック」をBD-50.に録画および2011/7/3N響アワーをBD-40.に録画)

(最新DVD紹介;スイス・イタリア放送交響楽団の協奏曲シリーズK.466その他)
12-12-2、ピーター・マーク指揮、スイス・イタリア放送交響楽団とマリア・テイポのピアノによるピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466、1992年スイス、ルガーノ、SSR/RSLにて収録、およびダニエル・バレンボイムの指揮振りによるピアノ協奏曲第23番イ長調K.488、 シーメンス・ヴィラ、1988、ベルリン、
(1911/12/12新宿タワーレコード、Great Concertos、10DVDSet、RTSI/SWISS-TV、および2012年06月11日、新宿タワーレコードにて、Metropolitan Munich BD1枚に収録)

(最新のHDD紹介、アバドのレクイエムK.626と西川尚生先生の解説)
12-12-3、西川尚生先生の「再起をかけたレクイエム」とクラウデイオ・アバド指揮、ルツェルン音楽祭管弦楽団、バイエルン・スエーデン放送合唱団による「レクイエム」K.626、2012/8/10、ルツェルン音楽祭、
(配役)ソプラノ;アンナ・プロハスカ、アルト;サラ・ミンガルト、テノール;エリック・タデイ、バス;ルネ・パーペ、
(2012/11/4「ららら♪クラシック」の放送を、BDRecorder-HDDに収録、)

(懐かしいS-VHSから;20周年記念「若い芽」のガラコンから)
  12-12-4、20周年記念「若い芽」のガラ・コンサート、沼尻竜典、十束尚弘指揮、NHK交響楽団によるピアノと管弦楽のためのロンドニ長調K.382、フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299から、および2台のピアノのための協奏曲変ホ長調K.365から、
1995年1月16日、サントリー・ホール、
(出演者)ピアノ;清水和音、フルート;佐久間由美子、ハープ;吉野直子、第一ピアノ;花房晴美、第二ピアノ;海老彰子、
(1995/2/11、NHK教育テレビの放送をS-VHS3倍速(154.2)にて収録、)


12-12-0、平成24年12月初めの近況報告、

      月日が経つのは早いもので、もはや師走を迎えることとなった。消費増税で自公民路線が表に出て以来、「近いうち」解散の問題で全く意味のない政治的空白状態が継続し、その間個人的にはいらいら状態が続いていた。しかし、党首対談による11月16日(金)の衆院解散となってからは、選挙を通じた新しい政治再編の動きを巡って急速に世の中が活気を持って動き出し、いらいらがすっかり解消して、いまやその急速な変化振りを冷静に見つめている。石原都知事の国政参加で注目された第三極の動きは、脱原発の考え方で即時停止とその他に二極分化しそうな動きである。
   政党間の保革の従来からの対立軸に加えて、原発問題、道州制、TPPなどの新たな問題への政策を巡って、少人数の多くの政党が乱立しており、日本では理想としていたアメリカやイギリスのような二大政党は馴染まないように見える。何もしなかった民主党の3年間の政治不在から、少しでもましな政権が誕生することを願っているが、ともあれ選挙日は決定しているので、12月中には結論が出ている筈だ。しかし、こんなことでは、ねじれ国会を克服できない試行錯誤の連立政権しか期待できないのではと心配ばかりしている。   (2012/11/30記)  


1)、レーザーデイスク・プレイヤーが、柳さんのお陰で復活した。感謝!

   先月号で大騒ぎしたように、自宅のLDプレイヤーが故障し廃棄せざるを得なくなったことを書いたが、モーツァルト協会の例会でお会いした柳さんから、急遽、処分しようとしていたLDプレイヤーを譲り受けることになった。しかも無償であり、彼の所有するモーツァルトLD付きということになり、非常に助かった。声を大きくして大騒ぎすれば、神様は何とか助けて下さるという思いであった。段ボールで包装済みの宅急便が到着し、お陰さまで自宅では直ぐに最新のBDレコーダーに接続され、古いS-VHSテープでしかなかったショルテイの91年の「レクイエム」のLDをHDD録画して、接続テストが完了し、正常に稼働していることを確認した。本当に助かりました。ここに改めて厚く御礼申し上げます。

  今回新たに追加されたLDソフトとしては、収録済みであったが未アップのソフトが幾つかあった。これらは小生が収録している3倍速のS-VHSよりもLDの方が映像の状態が良いはずであるので、早速、使わせて頂くことになる。全く新しいソフトは、コリン・デーヴィスの「レクイエム(1984)」K.626、マリー・ペライアのピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.597、リチャード・ストルツマンのクラリネット協奏曲イ長調K.622、グルダの幻想曲ハ短調K.475およびソナタハ短調K.457(1989)、などがあり、いずれも収録洩れの貴重なソフトなので、機会を見てアップすることを楽しみにしている。

  私が故障したら困ると心配しているオーデイオ機器には、D-VHSレコーダー(ビクターHM-DH30000)があり、現在はD-VHS方式でデジタル録画したテープ(約170本)の再生に使用しているのであるが、部品の保存期間8年を遙かに超えているので、恐らく修理不能の製品であろうと考えている。この機器はデジタル再生出力がi-Linkで接続可能なので、最新のBDレコーダーにも接続出来、再生やダビングが可能であるが、故障時が心配である。なお、S-VHSテープの再生は、テープとBDデイスクのダビングが出来るレコーダーが、今でも市販されているので、全く心配していない。



2)、スカパーHDは素晴らしいが、チューナーやUSB-HDDに改善の余地がある!


クラシカジャパンがハイビジョン化し、10月、11月と2ヶ月を経過して、その間に録画と再生を繰り返してきたが、画質の向上に関心があるものにとっては、特に高規格な部分はとても素晴らしくなったと考えているが、NHKのBS放送と較べて使い勝手が今ひとつの所があり、改善して欲しいことを幾つか述べておきたいと思う。

         クラシカ・ジャパンの放送プログラムが毎月送られてくるが、このプログラムに各ソフトの音声の区分(モノラル、ステレオ、5.1Chなど)や画質の区分(白黒、標準、HDなど)がデータやマークなどで示されていないのが不便に感じている。これは録画時に見る番組表においても同様である。標準放送とHD放送と同じものを使っている限り難しいのであろうが、何とかならないか不便に思っている。また、録画の際に非常に無駄に思っていることは、HD規格のDRモードでしか放送を録画出来ないので、勿体なく思い、何とかならないかと思っている。白黒画面など古いものは標準モードで十分であるのに、DRモードにならざるをえないのは、いくらUSBハードデイスクの時代であると言っても、日本人的なセンスでは無駄に過ぎ、いかがなものかと思っている。

  また、USBハードデイスク録画を行って大変に困っているのであるが、録画した映像に頭出しやチャプター表示が出来ないので困っている。これは放送の問題でなくチューナーやハードデイスク(HDD)の問題なのであろうが、オペラを見るのに頭出しを利用しない人はあり得ないので、何とか早く解決していただきたい。チューナーの解説書を見ると、「ハイビジョン番組のみ自動でチャプター情報を作成する(p91)」と書かれているので、この機能が現在働いておらず問題に感じている。DVD並みにチャプター表示をしたものを放送してくれると、解決してくれるのかも知れない。

  今回のスカパーHD化は、チューナーは無償で提供を受けたが、新しいスカパー対応のBDレコーダーを購入し、USB-HDDも新たに購入したので、結果的に結構な設備投資が必要であった。しかし、標準画質(736)からHD画質(6379)に性能がアップしても、月当たり視聴料に変更がなかったのはとても有り難かった。私の場合は録画専門に近いので、設備投資が必要であったが、既にHVテレビをお持ちの方は、チューナー更新だけで済むので、スカパーHD化でHD化することをお薦めしたい。



3)、NHKの「ららら♪クラシック」が面白い−モーツァルトものが増えてきた−


  NHKのN響アワーのような長い間続いた番組が2012年になって新しくなり、毎日曜日の同じ時間帯に「ららら♪クラシック」という新しい番組で、作曲家の加羽沢美濃と作家の石田衣良により、毎週テーマを変えてクラシックの対話形式による音楽放送が行われるようになった。毎週続く番組であるので、大変であろうと思っていたが、1年近くなり、最近はオヤと思われるような素晴らしい「モーツァルトの紹介番組」が行われているので、幾つかご紹介してみたい。その要因はゲストが新しい人で、モーツァルトに詳しい作家の石田衣良が、知らない振りをしてゲストが答えずらい難しい質問をしていくことにあるようだ。これからこの番組で取り上げたソフトを連続してアップロードして行くことになりそうであるが、その番組の良さが分かるように考えて、このHPで取り上げて行きたいと思う。

 その第一は、6月17日(日)に放送された小沢征爾が水戸室内管弦楽団を振ったコンサートとレハーサルを紹介し、ゲストに当日チェロを弾いた宮田大(N響チェロ奏者25歳)が招かれて、指揮者小澤征爾を語る趣向であった。この演奏は2012年1月19日のコンサートからであり、これ以降小沢は病気静養中のため指揮を休んでいるという貴重なコンサート記録であった。この日の曲目は「ハフナー」交響曲K.385と宮田大のチェロでハイドンのチェロ協奏曲第1番が演奏されていた。この「ハフナー」交響曲を、今回この12月号で取り上げるので、ご期待いただきたい。このコンサートは、最近、BDやDVDで市販されているので、早くアップしたいと考えていた。




 第二は去る10月28日(日)に放送されたもので、N響スペシアル「巨匠プレヴィンのモーツァルトを聴く」と題されており、去る9月26日にサントリー・ホールで公演された第1735回N響定期から、交響曲第一番変ホ長調K.16と交響曲第41番ハ長調K.551がカプリングされた貴重なコンサートであった。プレヴィンはエレガントで幸せなモーツァルトやおしゃれで素敵なモーツァルトを聴かせるとして、近年、ますます円熟味を増しているが、その秘密を、N響の第2ヴァイオリンの首席奏者長峰高志氏に番組に登場してもらい、レハーサルや本番の演奏から語ってもらう趣向であった。 この番組は、2013年1月号のソフト紹介の新年のトップを飾る第一曲として、ご紹介しようと考えている。

            その第三は去る11月4日(日)に放送されたもので、「モーツァルト、再起をかけたレクイエム」と題されており、ゲストはお馴染みの慶応大学の西川尚生先生であり、音楽は何とN響から離れて、つい先月にNHKで放送されたアバド指揮、ルッツエルン音楽祭管弦楽団による2012年8月10日の最新の演奏であった。お話ではモーツァルトは、当時、無給ではあったがシュテファン寺院の副楽長の肩書きを持っており、王宮や貴族の疲弊から脱するために、オペラ作曲家から宗教音楽家として再起をかけた第一作がレクイエムであったのではないかということが話題とされていた。この番組は今回この12月号で取り上げるので、ご期待いただきたい。


4)、このHPは、2013年からは、まとめの段階に入りそうである

   2012年はそろそろ終わりに近づいてきたが、だらだらと続けてきたこのHPの今後の方向性を、改めて考えておかなければならないと思う。それは、これ以上ソフトが集まらず、アップロードもかなり進んできており、アップした全てのソフトを総括して完成形になった曲(A)がそろそろ目に付いてきたし、アップロードが全て終わり総括だけが残されている曲(B)も増えつつある。総括することが意味を持ちそうな演奏数と言えば、1曲についてやはり4〜5演奏は少なくとも集まっている必要があるが、映像が4種類以上揃っている曲数は有名曲に限られており、映像のあるジャンル別目次の掲載曲が全220曲に対し、50〜60曲であろうと推測(正確に数えるのは大変である)している。私はこのHPが完成した姿は、これら50〜60曲について、出来れば総括がキチンとなされた形で整理されることであろうと考えている。

          現段階で完成形になっている曲(A)を拾い上げると、順不動であるが、「踊れ、喜べ」K.165、ハ短調ミサ曲K.427、レクイエムK.626、オペラでは「フィガロ」K.492、「ドン・ジョヴァンニ」K.527、「コシ・ファン・トウッテ」K.588 、「グラン・パルテイータ」K.361、ピアノ協奏曲第27番K.595などの8曲になっている。

   映像のアップロードが全て終わり、全体の総括が残されているものはAの予備軍であるが、総括をするためには、中にはもう一度見直しが必要なものもあり、玉石混合の状態なので、非常に手間を要することが多く、まとまった時間がなければなかなか着手できないでいる。オペラでは、「偽の花作り女」K.196全6曲、「イドメネオ」K.366全8曲、「後宮」K.384全19曲、「魔笛」K.620全27曲、「アヴェ・ヴェルム」K.618全10曲、交響曲では交響曲第3番K.338全4曲、同第33番K.319全4曲、ピアノ協奏曲では第7番K.242全5曲、同第19番K.459全4曲、同第22番K.482全6曲、ヴァイオリン協奏曲では第1番K.207全5曲、同第2番K.211全5曲などがあり、最近になってアップロードが完成しているが、総括に手が回りかねているものばかりである。

  アップロードが残されているものは、オペラでは「ミトリダーテ」K87と「テイト」K.621が2曲づつ残されているだけになった。未アップの主たるものは、後期の交響曲やピアノ協奏曲の有名曲の古いS-VHSに収録されているものが中心であり、2013年には古いテープを掘り起こす作業を地道に進めたいと考えている。

   以上の通り、このHPも総括がなされ、アップロードが続けられれば、次第に形が出来てくるものと思われる。2013年にしっかり努力して、1年後に同じチェックをしたいと考えているが、恐らく目に見えて完成度が高まるものと期待している。


5)、2012年12月号の放送・番組予定、

    NHKの放送では、初めに教育テレビでの毎週日曜日21:00〜21:57の4月から始まった「ららら♪クラシック」という新しい番組では、先程来、誉め過ぎたせいか、モーツァルトが続きすぎたせいか、12月の4番組では、残念ながら、モーツァルトものは見当たらずお休みである。
           BSプレミアムのプレミアムシアターは毎週日曜日24:00〜4:00の予定であり、12月はオペラとコンサートが3番組あるが、モーツァルトは残念ながら見当たらない。オペラはスカラ座のバレンボイムの「ローエングリーン」のみである。クリスマスの宗教音楽も見当たらず、今年は寂しい年末放送のようである。 
                特選オーケストラ・ライブは毎週日曜日6:00〜7:55の予定とされているが、12月はロリン・マゼールとN響の定期が3番組を占め、モーツァルトものは見当たらなかった。

            一方のクラシカジャパンでは、10月から開始されたハイビジョン対応チャネルがCH636と新しくなり、待望のHV放送が開始されるようになって、非常に充実感が出てきた。見るためには、HVテレビの他にチューナーをHV用に新しくし、契約変更をしなければならない。私は録画専門なのであるが、いろいろと検討の結果、新チューナーの他に、スカパーHD対応型の新しいBDレコーダーとUSBハードデイスクを購入して、新しいHV用の録画システムに変更し、HDD録画の時代に対応しようとしている。
          12月号では、特集は「世界三大オーケストラ」としてウイーンフイル・ベルリンフイル・アムスコンセルトヘボウの3大オーケストラの最新ライブが放送され、この特集は三ヶ月続いていた。今月分はベルリンフイルの特集のようであり、サイモン・ラトルとベルリンフイルの2011年ルッツエルン音楽祭の初登場や、スペインでのコンサートが放送される他、ベルリンフイルのブラス・アンサンブルのクリスマス特集などが最新のハイビジョンで予定されている。
           カラヤンに続いて、ベームの「交響曲シリーズ」が「HDで甦るマエストロ」としてPRされているが、12月には恒例の第九交響曲の競演で、バーンスタイン・ウイーンフイルの第九(1979)がHD化されてよりクリアに、よりリアルに生き生きと登場するとPRされている。果たしてどれだけの効果があるのだろうか。非常に、楽しみにしている。

             レコード芸術12月号では、特集は「100年祭の巨匠たち」と称して1912年生まれのマエストロを特集していた。特集の9人の指揮者たちには、最近アップしてきたチェリビダッケ、マルケヴィチ、ショルテイなどが含まれ、ラインスドルフ、ヴェーグ、ライトナーなどモーツァルト演奏で評価のある方々が含まれているので、チェックしておかなければならない。
             モーツァルト関係のDVDなどの新しい映像関係新譜情報は、ここ1年余り連続して新譜としては見当たらなかった。ただし、海外版レビューという欄のオペラでは、時々、新録音があるようなので、輸入盤をチェックしておく必要があるが、12月号ではモーツァルトものは見当たらなかった。

             毎月1回は、新宿タワーレコード、銀座ヤマハ、山野楽器店で新着DVDをチェックしているが、11月はチェックに出かけたが、再発売のレヴァイン・ポネルの「テイト」しか入手出来ず、今回も残念ながら、新しい新譜には輸入盤を含めてお目に掛からなかった。


6)、2012年12月号のソフト紹介予定、

    12月号のソフト紹介は、ここ数ヶ月定着してきた、交響曲2曲、協奏曲2曲とオペラ1本という構成に変化を加え、今月はオペラをやめてアバドの最新の「レクイエム」とし、西川尚生先生の「教会音楽家として再起をかけたレクイエム」をご紹介したいと思う。交響曲については、偉大なマエストロたちの名演奏が続いているが、今月号は病気療養中の小澤征爾の最新録音の「ハフナー」交響曲K.385をお届けする。第2曲目には、大分以前になるが、N響アワーの番組の「永遠の名曲シリーズ」で取り上げられた「ジュピター」交響曲K.551を、ツアグロゼク指揮のN響の演奏でご紹介したい。

        協奏曲については、スイス・イタリア語放送交響楽団の10DVDセットの中に含まれていたもので、お馴染みのピーター・マーク指揮によるコンサートから、女流のマリア・テイポのピアノによるピアノ協奏曲第20番に短調K466をお届けしたい。第2曲目にはバレンボイムの指揮振りによるピアノ協奏曲第23番イ長調K.488をお送りする。この曲は後期ピアノ協奏曲シリーズ8曲のうちこの曲のみがアップ洩れしていたのに気がついて、新しくBD化された映像でアップを行うものである。

  第三曲目はオペラの代わりにアップするクラウデイオ・アバドの「レクイエム」であるが、彼はこの曲2回目の映像となり、彼の音楽祭とも言える2012年8月のルッツエルン音楽祭における最新映像である。この音楽祭におけるコンサートの映像を見ると、最初の曲は何とベートーヴェンのエグモントの劇音楽であり、ソプラノのユリアーナ・バンスが歌うものであり、レクイエムは休憩後の第二曲として演奏されていた。オーケストラには多彩な顔ぶれが集まっており、冒頭のバスクラリネットはマイヤー女史が吹いていたので驚いた。合唱団はバイエルンとスエーデンの放送合唱団でこれも最高であり、ソリストではソプラノがアンナ・プロハスカであり、バスはルネ・パーペというお馴染みの面々であった。レクイエムの解説は、西川尚生先生の「教会音楽家として再起をかけたレクイエム」と盛り沢山であり、そのためオペラの代わりに、本年の最後を飾るソフトとして、この放送を取り上げたものである。


(以上)(2012/11/29)



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