モーツァルト気狂いの最新入手ソフト情報−−平成24年5月号−−


(ベルリン写真集2、ライプチヒ写真集1、/カリーディス指揮、ヨハン・シモンズ演出による歌劇「後宮からの逃走」K.384、2008年、ネーデルランド室内管弦楽団・合唱団、/アーノンクール指揮、マーテイン・クシェイ演出によ「魔笛」、K620、2007年チューリヒ歌劇場管弦楽団&合唱団、)

(先月の月報は  「こちら」 )


私の最新入手ソフト情報−平成24年5月号−

(ベルリン写真集2、ライプチヒ写真集1、/カリーディス指揮、ヨハン・シモンズ演出による歌劇「後宮からの逃走」K.384、2008年、ネーデルランド室内管弦楽団・合唱団、/アーノンクール指揮、マーテイン・クシェイ演出によ「魔笛」、K620、2007年チューリヒ歌劇場管弦楽団&合唱団、)

12-5-0、平成24年5月初めの近況報告、

1)、4月のベルリン・ライプチヒ旅行で得たもの、気がついたもの、 
2)、日本を沸かせそうなラ・フォル・ジュルネ2012の成功を祈る、
3)、オペラ「ドン・ジョヴァンニ」の総括編を「季刊」に投稿して、
4)、新しいDVDソフトが少なくなってきた、
5)、2012年5月号の放送・番組予定、
6)、2012年5月号のソフト紹介予定、


(ベルリン・ライプチヒ旅行の写真集)
  12-5-1、ベルリン写真集2、ライプチヒ写真集1などの報告、

(ベルリンの名所訪問記(2)、ライプチヒの名所訪問記など、)


(最新購入のDVD;2008ネーデルランドOPの「後宮」K.384)
  12-5-2、コンスタンティノス・カリーディス指揮、ヨハン・シモンズ演出による歌劇「後宮からの逃走」K.384、2008年、ネーデルランド室内管弦楽団・合唱団、ネーデルランド・オペラ、アムステルダム音楽劇場、輸入盤、
(配役)ベルモンテ;エドガラス・モントヴィダス、ペドリオ;マイケル・スモールウッド、コンスタンツエ;ローラ・エイキン、ブロンテ;モイカ・エルトマン、オスミン;クルト・リドゥル、太守セリム;スティーヴン・ヴァン・ワーテルミューレン、
(2011年12月12日;新宿タワーレコードにてDVD購入、OPUS ARTE OA1003D)


(最新購入のDVD;2007チューリッヒOPのアーノンクールによる「魔笛」K.620)
12-5-3、ニコラウス・アーノンクール指揮、マーテイン・クシェイ演出による「魔笛」K620、2007年チューリヒ歌劇場管弦楽団&合唱団、輸入盤、
(配役)ザラストロ;マッテイ・サルミネン、夜の女王;エレナ・モスク、パミーナ;ユリア・クライター、タミーノ;クリストフ・ストレール、パパゲーノ;ルーベン・ドロール、パパゲーナ;エヴァ・リーバウ、
(2012年03月05日;新宿タワーレコードにてDVD購入、D.Gramophon00440 073 4367)



  12-4-0、平成24年(2012年)5月初めの近況報告、

  5月の連休が近づいて、このところ寒さが遠のいてやっと暖かい季節になって来た。朝夕が15度C位であると石油ストーブは不要であり、少し寒いと冷暖房兼用の電気ストーブが丁度良い。思えば今年の冬は寒かった上に、4月のベルリン旅行でも、春の花が咲いているのに雪が降ったりして、大陸性の気候は底が知れないという思いがした。この10日ばかりの間に、日本のニュースから遮断され、日本の政治/経済はどうなっているか心配していたが、帰ってみると株のダウ平均が1000円ほど下がっただけで、野田首相の政治生命をかけた消費増税関係の法案審議は何も進まず、何も変わっていなかった。日本は政治決定が何も出来ぬ国だと、騙され続けた海外投資家がまた逃げたために、株価が下がったようだ。
  どうやら小沢裁判結果がどうなるかの様子見で、ズルズル来たようだ。野田首相が政治生命をかけた消費増税を行うためには、小沢一派と対決し、自民党と組んで国会を通過させざるを得ないと思われるが、形をつけるには、増税法案を通してから「解散」となるのかどうか、連休中の政治ごっこ屋さん方の言い分や攻防が見所となっている。

1)、4月のベルリン・ライプチヒ旅行で得たもの、気がついたもの、

  ベルリン・ライプチヒでも非常に寒い思いをしてきたが、外は寒くてもホテルの中は20度C位の温度(調節可能)で、寝るときは厚手の毛布一枚で朝方が少し寒い程度で気持ちよく過ごせた。レンギョウや桜、チューリップやスイセンなど春の花が咲いているのに、手袋とマフラーが必要で、雪がちらつくなど真冬並の寒さも経験したが、これはやはり今年は異常な寒さで、特に大陸性気候なので、寒波が来てこれが居座ると長くなり、寒気が発達するのであろうか。春の花が咲いていたことは、3月の下旬は暖かく、我々はその次の寒波にすっかりやられたように思われる。

   今回は旅行会社の丸抱えの音楽ツアー旅行ではなく、久しぶりで個人ツアーの旅行だったので、全て自己責任の世界であり、その意味で新しい体験をしてきたので、気がついたことを幾つかメモしておこう。
    ホテルではヴァイキングの朝食で、いつも好きなものが食べれて有り難かったが、今回の旅行のように様子が分からない地方に電車で出かけるときは、朝のホテルで飲み水を用意するほか、パンやバナナやミカンなど軽い昼食分を用意していくと便利であることが分かった。日本の女性族はそうしている人が多いようだが、男性族も年齢が70歳近くになると、この程度の量で十分なようだ。こちらで昼食用に売っているサンドイッチなどは、大きすぎてパンが固く、丸かじりが大変で、美味しいと思って食べた経験はない。

   昼にレストランに入ると、フル・コースのメニューが多く、食べきれないという先入観があって、注文するのが大変であった。ヌードルやパイなどのイタリアン・レストランでは、何種類かの違った皿をオーダーして、4人で好きなものを取り、お金はシェアーする方式で十分であった。また、これは外国人の奥さんの注文で知ったことであるが、スープとサラダだけを注文すれば、昼食としては量的に十分であることが分かった。スープは肉団子が入っていたり、メニューを見れば魚か野菜かぐらいは分かるので、まず間違いはない。夕食もフルコースの場合は、飲み物とスープだけ個人で頼み、メインデッシュは、一人前を二人でシェアーすれば大体良いことが分かった。中華料理屋では、シェアーすることは当たり前で食堂側では良く分かっているが、今でもドイツの地方のレストランでは、分からないことがあるので、シェアーするときは、説明しなければならないようだ。

   今回は4人旅行であったので、タクシーなどは割り勘しやすく便利であったが、基本は地下鉄Uバーンと郊外電車Sバーンを利用した。ベルリンでは5日間券を利用したが、最初に自動刻印機で刻印すると5日間が有効になるものであった。もし、無賃乗車をすると目の玉が飛び出るぐらい高い罰金を払わなければならないと聞いているが、我々が利用していた5日間は一度も検札などが行われたことはなかった。さすがにベルリン・ライプチヒ間の鉄道は検札があったが、どうやら列車は一等・二等に別れており、検札があるのは当たり前のようであった。このようなシステムのため、日本のように切符を買ったり、駅員がチェックをしたりする必要がなく、ローカルな駅では、駅長一人しかいない駅が当たり前であった。
    ベルリンの博物館・美術館巡りもミュージアム3日券があり、非常に便利であった。19ユーロで3日間、約70館の施設が、特別展を除き入場可能であり、これも買った売り場の係の人に、日付を記入してもらうと、有効になるシステムであった。

   デジカメでホテルで電池を充電したまま、カメラに入れ忘れたという失敗をした。これは2度目であり、電池は余分にスペアを持つべきだと感じてきた。また、一人で迷った場合の対策として、リースの携帯を持参したが、やはり使い慣れぬものは駄目で、自分では使うことはなかった。
   今回は海外旅行保険は、UFJカード付属のものの内容を確認の上、新たな保険には入らなかったが、全く、保険の必要はなかった。これまで、お陰さまで旅行カバンのへこみ直しなどのカバン修理と、一人旅で航空券を掏られたときの保険会社への相談電話(日本語安心サービス)しか保険の世話になっていないが、カード付属のものでもこの程度のサービスは受けられるようになっている。しかし、海外では、けが・病気や盗難などはあり得るので、特に個人旅行の場合には、重要であると思われる。


2)、日本を沸かせそうな「ラ・フォル・ジュルネ2012」の成功を祈る、

   クラシカジャパンの4月号では、ラ・フォル・ジュルネ・ド・ナントの2010ショパンおよび2011「タイタンたち」のナントでのライブ放送が続いており、その現地の熱狂振りが報告されていた。また5月号では、2012年の現地でのレポートと、特集として「今、ロシアが熱い!」と称して、新生なったボリショイ劇場のオープニング・ガラコンなどやゲルギエフのチャイコフスキー交響曲全集(マリインスキー劇場)などの特集が組まれている。それは、いつも日本で5月の連休中に行われるラ・フォル・ジュルネを期待しての特集であるからだ。私は、2012年のこの音楽祭のテーマは、これでロシア特集であるとは知っていたが、その程度の関心しかなかった。

  ところが5月号の「ぶらあぼ誌」を見て驚いた。主役の作曲家は、ラフマニノフ・チャイコフスキー・ストラヴィンスキー・プロコフィエフ・ショスタコーヴィチ・リムスキー=コルサコフおよびロシア5人組と広範になっていたからだ。それに加えて、日本でも東京ばかりでなく、金沢・新潟・びわ湖・鳥栖の5都市で、日をずらしながら一斉にやろうとしているのには驚かされた。確かに本家のナントはフランスの小さな地方都市であるとは聞いていたが、日本の地方都市が一斉に手を上げているとは知らなかった。さすが、お祭り好きの日本であると思い知らされた。

   私はもともと北陸に関心があり、北陸エリアの福井・石川・富山・新潟でどんなことが行われるかと、ラ・フォル・ジュルネ金沢2012公式ガイドブックを入手して調べてみた。金沢市を例に取ると、東京と同じ5月3日、4日、5日と三日間行われ、石川県立音楽堂のコンサートホール・邦楽ホール・交流ホールおよび金沢市アートホールにおいて3日間ぎっしりとプログラムが用意されていた。また、新潟市では4月27日〜29日と日を変えて行うようであり、上手く調整がなされているようであった。

  私は金沢市は、オーケストラ・アンサンブル金沢がプロ集団として地方都市でも成功をしている良い例であろうと思っており、かねて文化都市として他の地域よりも進んでいると思っていたが、ここで東京に対抗してラ・フォル・ジュルネ金沢が行われるとは知らなかった。公式プログラムを見てその豪華さに驚いているが、このコンサート会場を、是非、満席としていただきたく、心から願っている。外国では地方都市でも音楽祭を行って成功している例は沢山あり、あのザルツブルグ音楽祭ですら、政府からお金が沢山出ているにせよ、人口15万都市である。今年の9月に行くイタリアのロヴェレートのモーツアルト音楽祭は、わずか人口数万の都市で教会や地方の貴族の館などを利用して行われている。日本の地方都市でも、外国人の演奏家が訪れるようになると、日本も一流の音楽先進国になれるものと、心から期待したいものである。


3)、オペラ「ドン・ジョヴァンニ」の総括編を「季刊」に投稿して、

       オペラ「ドン・ジョヴァンニ」全28組の映像のHPへのアップロードを終え、総括編をこのたびやっと完成させて、フェラインの機関誌「季刊モーツァルテイアン」への投稿を完了した。編集長の若松さんによると「フィガロ」は全25組17ページ、「コシ」は全20組で21ページであり、今回の「ドン」については、最大の28組となり、彼の予想によると40ページを超えるので、81号と82号の二つ分けたいという。出来れば一冊で読み切れると有り難いが、分量が多いため誠にやむを得ないと思われる。ただし、今のところパソコンに強いフルートの木村さんが、大きな表二つを見やすく縮小してまとめ、別に編集して下さるようなので、相当にページ数が減ることが予想されるので、どうなるか期待を持って見守っている。

          思えば、この原稿は、「フィガロ」の投稿を終えた2010年10月から着手しており、フィガロとほぼ同様に、24組でまとめようとスタートしていた。そして全体の粗原稿が出来たときに、10年12月末に衝撃的なことが生じた。それはフルトヴェングラーの映像のBSハイビジョン・リミッター版の放送が行われたことであり、この映像を収録して、ハイビジョンに見事に甦ったことを再認識したからである。この映像を見て、最近の演出者の時代になって新しい映像を見て不愉快になることすら生じている今こそ、このリブレットに忠実なフルトヴェングラーの映像を再認識すべきであると考えて、この映像を見ながら、このオペラの演出の問題と版の問題について考察を加えたりした。

           その前後に1954年のモラルトとウイーンフイルによるモーツァルトオペラの抜粋版の映像が出て、内容が珍しくドイツ語版のオペラであったこと、1960年のRAIによるミラノ放送によるTV映像のDVDが発売されて、これも貴重なものだったので、フルトヴェングラーの映像のコメントを追加し、二つの映像を加えることを決断した。しかし、修正作業は難航し、さらに収録年代別に、1980年代以前、1990年代、2000年代の三区分に分ける作業を加えたため、一時中断せざるを得なかった。そのため、新たに作業を始めた「コシ」の方が、先に完成すると言うことになってしまった。

  「コシ」の投稿を終えた時点2012年12月には、その前後に二つの映像、すなわち、最新のグラインドボーンのDVDとバレンボイムとスカラ座のNHKのこのオペラの放送があって、二つの映像が加わることになった。これらの新たに加えた二つの映像が、結果的に推薦できる映像に両方とも加わることになった。さらにここで加えた映像の時代区分は、「フィガロ」も「コシ」も共通であり、これらダ・ポンテ三部作の全てに使える考え方となっている。従って、私はこれら一連の修正作業は、時間と労力は大変であったが、まとめとしては良い結果をもたらしたものと考えている。


4)、新しいDVDソフトが少なくなってきた、

  レコード芸術誌には、かねてインターネット配信による音源ガイドのページがあるが、5月号では、最近、CDの「廃盤化」が驚くべきスピードで進んでいるという。若者を中心に、パソコンを利用したインターネット配信が普及してきたことなど、CDを買わずにパソコンに、HDDに或いはUSBに収録する人が増えてきたからであり、まさに時代は動いているのだそうだ。最近は気のせいかこの雑誌レコード芸術が薄くなっているような気がしているが、特にクラシックにおけるCDの新譜が不足し、大レコード会社がCD録音から手を引いてしまったことは、CDの凋落を加速しているものと言えよう。

  CDと同じことが映像の世界でも同様に当てはまる。当初は映像はデイスク容量を食うのでCDと異なって心配はないと思われてきたが、テラバイトTB(1000GB)単位のHDDが普及して来て、状態はCDと同様の世界になって来たようである。最近、気になっているのはU-tubeが昔は楽章単位であったのが、最近は曲単位で丸ごと収録されていることが多くなり驚いている。オペラなどは絶対配信できないなどと安心していると、数年後には配信されるようになっているかもしれない。

  一方に於いて、ごく最近、味わったことであるが、ライプチヒの現地で聞いてきたばかりの「マタイ受難曲」が、日本に帰ってきてみるとパソコンの画面で見ることが出来る状態になっており、現地では聖トーマス教会で、柱の陰で少ししか演奏を見られなかったり、後ろ向きで聞いていたりしたものが、パソコン映像では正面からオペラの舞台と同様に、素晴らしい演奏風景が捉えられており、現地で聞いた感覚を、まさに視覚的に再現されていることに驚かされた。私のパソコン技術では、どうしてもBDに収録できないのであるが、Macの最新パソコンを駆使しておられるプロ的な方は、簡単にDVD化出来るという。それにしても、映像技術の進歩は確実で、売れる映像であれば、どんなことでも可能になってきていると言えよう。

   パソコンでオーデイオを楽しむネットオーデイオは、私はHVテレビとパソコンをHDMI入力する方法しか知らないが、手持ちのCDをiTunesに取り込み、HDDに収録した音源はテストしたことがある。一時、iPodを使っていたことがあったからだ。インターネットの音楽配信サイトから購入したダウンロード音源は一度試したことはあるが、結局はCD化して、オーデイオでCDとして使用している。ベルリンフイルのデジタルコンサートなどストリーミング音源は、まだ手を出していないがこれからはやりになるものと考えている。これらのシステムに、映像の配信が可能になれば良いと思っているが、Macはいろいろと出来る様であるが、ウィンドウズでどれだけのことが出来るか、これから勉強したいが、今のところアップロード作業が多すぎて手を出せないでいる。

   最近はDVD購入のため、新宿のタワーレコード、銀座のヤマハと山野楽器店に着きに一度は必ず出かけてチェックしているが、最新録音の新譜を見つけることは少なくなった。CDと同様に、凋落傾向にあるにせよ寂しい限りである。


5)、2012年5月号の放送・番組予定、

   NHKの放送では、教育テレビでの毎週日曜日21:00〜21:57の「N 響アワー」が3月いっぱいで終了し、「ららら♪クラシック」という新しい番組に名称を変えてクラシックの音楽放送が行われることになった。早速、第二回目の番組が4月8日(日)に行われ、「モーツァルトは本当に天才か?−神に愛された男の素顔−」と題する放送となっていたが、留守録で見た限り、まずまずの番組として評価しておきたい。作曲に苦しむ加羽沢美濃の姿が描かれていた。5月には4つの番組が予定されているが、モーツァルトはないようである。
           BSプレミアムのプレミアムシアターは毎週日曜日24:00〜4:00の予定であり、5月は13日、20日、27日にオペラが予定されているが、モーツァルトものは含まれていなかった。しかし、ボリショイ劇場リニューアル記念で「ルスランとリュドミラ」が予定されており、「ドン・ジョヴァンニ」で好指揮をしたユロフスキが指揮をするので、収録してチェックしておきたい。
           特選オーケストラ・ライブは毎週日曜日6:00〜7:55の予定とされているが、5回の放送の予定の中で、モーツァルトは一曲も含まれていなかった。また、クラシック倶楽部が毎週月曜日〜金曜日6:00〜6:55に実施されるが、このホームページではモーツァルトは殆ど期待できなかった。

               一方のクラシカジャパンの5月号では、トップの番組が先月に引き続き「ラ・フォル・ジュルネ」特集となっており、「今、ロシアが熱い!」と言うタイトルで、新生なったボリショイ劇場のオープニング・ガラコンなどやゲルギエフのチャイコフスキー交響曲全集(マリインスキー劇場)で特集が組まれていた。今年の音楽祭は、「ロシアの祭典」がテーマであった。日本でも4月末から5月の連休にかけて、この続きがあるようである。モーツアルト関係曲は、残念ながら、再放送ばかりであり、いずれも収録済みであった。

       レコード芸術5月号では、特集が「グレン・グールド」没後30周年記念特集が組まれていた。モーツァルト関係のDVDなどの新しい映像新譜情報は、9ヶ月連続して新譜としては見当たらなかった。しかし、海外盤レビユーで、ボールトン指揮リセウOP劇場の「後宮」(2010)が、クリフトス・ロイ演出でBD発売されているようだ。シリアスな人間ドラマからなる逃走劇のようで、原作から少しずれるようだが真面目なものなので、19組目の「後宮」の候補として加えておきたい。


6)、2012年5月号のソフト紹介予定、

     4月11日に帰国後、時差ボケを早く解消するため、眠気を我慢して日本時間にぴったり合わせて来たが、それは次の二つの海外旅行報告書の作成に当ててきたものであった。お陰で早めに時差は解消できたが、その間は大忙しで疲れが取れたような気にはならない。

12-4-1、三つのオペラと二つのマタイの報告、

写真集−1、ベルリンの最初の二日間の博物館巡り、

   5月分の予定は、始めに旅行の写真の整理に全力を投入する予定であり、楽しみながらゆっくり作業をしたい。まず、写真集−2、として、ベルリン2日目のポツダム広場のフィルハーモニック・ホール、楽器博物館、絵画館、などと、3日目のウンターリンデン周辺の散策、グルーネヴァルト駅17番線、シャルロッテンブルグ宮殿などをまとめる予定である。写真集−3は、ライプチヒおよびその周辺として、シューマンハウス、諸国民戦争戦勝記念塔、ライプチヒ近郊のベヒマールのバッハ家先祖の家博物館、ワイセンフェルスの新アウグスト城、アイスレーベンのルター最後の家、メルゼブルグの大聖堂や城跡など、巡り歩いた記録として出来るだけ良い写真を掲げようと思っている。

     5月分の12-5-2については、このHP初めてのネーデルランドオペラの「後宮」であり、アムステルダム・オペラ劇場の収録であり、2008年の新しい輸入DVDである。この劇場には09年の海老沢先生の「モーツァルト紀行」で現代風の「コシ」を見たことがあった。また、この劇場でダ・ポンテ三部作のDVDが割安で発売されていたが、テレビ方式が異なることと、新演出が怖くて、購入しなかった記憶がある。今回の新演出の舞台はコンスタンツエとセリムが好き合っているところにベルモンテが現れた関係になっている人間劇のようであり、日本語字幕がないので、演出家の真の意図が一見しただけでは読み取れない。評価に苦労しそうな映像なので、じっくり詳しく見てみたいと考えている。



      5-12-3においては、4月号に引き続き、アーノンクールの登場であり、今回は新しい2007年チューリヒ歌劇場で、クシェイ演出の「魔笛」である。初めてこの指揮者の「魔笛」のCD(1988)を聴いて、その斬新な解釈とその響きを耳にして驚いた記憶があるが、今回はおよそ20年後の同じ歌劇場の演奏である。この20年間にどのような変化が生じたか、今回新たに入手したこのDVDによるライブ映像により、彼の強烈な個性を改めて再確認したいと考えている。

(以上)(2012/04/29)



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