モーツアルト気狂いの最新入手ソフト情報−−平成24年3月号−−


(コープマンの交響曲連続演奏会、第八集、1、交響曲ト長調K.Anh.221「旧ランバッハ」、2、変ロ長調K.Anh.214(45a)、3、ニ長調(第8番)K.48、4、ニ長調K.81(73l)、5、ハ長調(第34番)K.338、/マッケラスのフィルム「モーツァルト・イン・トルコ」、モシンスキ演出による歌劇「後宮からの逃走」のハイライトとドキュメンタリー/ツァグロゼク指揮、ジャン・ジョルドイユ演出、シュトゥットガルト州立劇場公演の「偽の女庭師」K.196、)

(先月の月報は  「こちら」 )


私の最新入手ソフト情報−平成24年3月号−

(コープマンの交響曲連続演奏会、第八集、1、交響曲ト長調K.Anh.221「旧ランバッハ」、2、変ロ長調K.Anh.214(45a)、3、ニ長調(第8番)K.48、4、ニ長調K.81(73l)、5、ハ長調(第34番)K.338、/マッケラスのフィルム「モーツァルト・イン・トルコ」、モシンスキ演出による歌劇「後宮からの逃走」のハイライトとドキュメンタリー/ツァグロゼク指揮、ジャン・ジョルドイユ演出、シュトゥットガルト州立劇場公演の「偽の女庭師」K.196、)

12-3-0、平成24年3月初めの近況報告、

1)、4月にベルリン・ライプチヒ旅行に出かけます。 
2)、9月のロヴェレート音楽祭旅行の内容が決まりました。
3)、日本モーツアルト協会のオペラ・サークルに参加することにしました。
4)、2月のゴルフは風邪でダウン、2回の実施に止まりました。
5)、2012年3月号の放送・番組予定、
6)、2012年3月号のソフト紹介予定、

(懐かしいS-VHSを見る;コープマンの交響曲連続演奏会、第八集、5曲)
12-3-1、トン・コープマン指揮、アムステルダム・バロック・オーケストラ、 (曲目)1、交響曲ト長調K.Anh.221「旧ランバッハ」、2、変ロ長調K.Anh.214(45a)、3、ニ長調(第8番)K.48、4、ニ長調K.81(73l)、5、ハ長調(第34番)K.338、
 第八回連続演奏会、1991年11月9日、東京芸術劇場大ホール、日本公演、NHK、
(1993年02月14日、NHKによる放送をS-VHSテープに3倍速で収録)

(最新購入のDVD;2004年3月マッケラスのトルコ・トプカビ宮殿の「後宮」)
12-3-2、チャールズ・マッケラス指揮とイライジャ・モシンスキー演出による歌劇「後宮からの逃走」K.384のハイライトとドキュメンタリー、「モーツァルト・イン・トルコ」、2004年3月、トプカピ宮殿、イースタンプール、トルコ、
(配役)ベルモンテ;ポール・グロウブス、ペドリッオ;リントン・アトキンソン、コンスタンツエ;イェルダ・コダーイ、ブロンテ;デジレ・ランカトーレ、オスミン;ピーター・ローズ、太守セリム;オリヴァー・トビアス、
(2011年10月29日、新宿タワーレコード、BBC、TDKコア、OPUS ARTE-OA0829D)

(最新DVDによるオペラ;ツァグロゼクによる「偽の女庭師」)
  12-3-3、ローター・ツァグロゼク指揮、ジャン・ジョルドイユ演出、シュトゥットガルト州立劇場公演の「偽の女庭師」K.196、州立管弦楽団、2006年公演、
(配役)市長ドン・キアーゼ;ダニエル・オールマン、ヴィオランテ(サンドリーナ);アレクサンドラ・ラインブレヒト、ベルフィオーレ伯爵;ノーマン・シャンクレ、アルミンダ;チェリア・コステア、騎士ラミーロ;ヘレーネ・シュナイダーマン、セルペッタ;イレーナ・ベスバロヴァイテ、ナルド;ルドルフ・ローゼン、
(2011年5月14日、銀座山野楽器店にてDVD購入 ARTHAUS-101253)

(懐かしいレーザーデイスクによるオペラ、エストマンの「偽りの女庭師」K.196)
12-3-4、アーノルド・エストマン指揮、イエーラン・イエルヴェフェルト演出によるドロットニングホルム宮廷劇場によるオペラ「偽の女庭師」K.196、1988年、スエーデン、
(配役)市長ドン・キアーゼ;スチュアート・ケイル、ヴィオランテ(サンドリーナ);ブリット=マリー・アルーン、ベルフィオーレ伯爵;リチャード・クロフト、アルミンダ;エヴァ・ピラット、騎士ラミーロ;アンニカ・スコグルンド、セルペッタ;アン・クリステイーネ・ビール、ナルド(ロベルト);ペッテリー・サロマー、
(1991年2月10日、PHILIPS 日本フォノグラム PHLP-10016〜7)



12-3-0、平成24年(2012年)3月初めの近況報告、

        この寒かった冬も、1月中旬の電気代が初めて月1万9千円を超え、暖かくない冷暖房の兼用ストーブを断念し、石油ストーブを購入するなど、例年にない厳しさが続いていたが、ようやく峠を超えて、このところ三寒四温の状態が続いている。雪国の方々のご苦労を思い、昔は臭かった石油ストーブも良くなったことに感謝していたが、油断大敵、5年振りくらいで持病の扁桃腺を腫らして4日ほどダウンをした。この寒さで1・2月とも2回づつしかやっていないゴルフをそろそろ始めようかと考えているが、新クラブへの馴染みのため、練習所通いはしっかりやろうと、来る三月のシーズンに備えている。音楽の方も、4月のベルリン・ライプチヒ旅行の準備を始めるなど、巣ごもり状態を脱しようとしている。


1)、4月にベルリン・ライプチヒ旅行に出かけます。

  この「ベルリン・ライプチヒ旅行」は、「2010年のケーテンのバッハ音楽祭」の仲間3人の手作りの旅行に賛同して加えていただいたもので、その主目的は「2012年の聖金曜日(4月6日)にトーマス教会でマタイ受難曲を聴くこと」にあり、その前後にベルリン・ライプチヒの美術館・博物館・教会巡りを行って知見を高め、夜は可能な限りのオペラや教会音楽・コンサートなどに参加することにあった。まさにパソコンによる手作りの綿密・周到な企画に基づく旅行である。その凄さ振りを簡単に紹介しておこう。

4月1日(日);成田発11:15分、ウイーン経由ベルリン着19:00、City Partner Hotel泊、
4月2日(月);ベルリンの壁記録センター、鴎外記念館、ベルガモン・ボーデ博物館、ベルリン大聖堂など「博物館の島」へ行く。
4月3日(火);ユダヤ博物館、ポツダム広場、フィルハーモニーH、楽器博物館、絵画館、コンツエルトハウスなど、夜・コミッシェ・オーパー「ホフマン物語」、
4月4日(水);国立歌劇場などウンター・リンデン散策、ブランデンブルク門、シャルロッテンブルグ宮殿など、夜・ドイツ・オペラ・ベルリン「魔笛」、
4月5日(木);ホテル発、荷物預けてポツダム4時間ツアー(サンスーシー宮殿)、ベルリン中央駅からライプチヒ駅、ウエステインH泊、夜トーマス教会にて「マタイ受難曲」、
4月6日(金);午前・聖金曜日礼拝、午後・受難礼拝、夜・「マタイ受難曲」、
4月7日(土);電車でGotha/Wechmarへバッハ先祖の墓など、電車でWeissenfelsへ「狩の館」など、夜・ライプチヒ・オペラハウスで「セヴィリアの理髪師」、
4月8日(日);早朝礼拝、午前・復活祭礼拝、午後・新・旧ヨハネ墓地、復活祭夕礼拝、復活祭音楽演奏会(トーマス教会)、
4月9日(月);電車でEislebenへルター生家など、電車でMerseburgへ城祉と大聖堂、
4月10日(火)/11日(水);ライプチヒ発8:05、ウイーン経由、成田着7:40、

初めて行くベルリンで2つのオペラホールに行け、ドイツOPベルリンの「魔笛」とコミッシェOPベルリンの「ホフマン物語」がチケット入手済みであるし、日中は歴史的建物と博物館巡りを3日間有効の乗車券パスと博物館パスを十分に活用する予定である。一方、ライプチヒでは聖金曜日と復活祭礼拝のため二日間はにわかキリスト教信者になって礼拝をするほか、空いた日にはまだ訪れていない名所旧跡と、近郊のヴェヒマール、ヴァイセンフェルス、メルゼブルクなどバッハやルターのゆかりの地を訪れる予定である。
以上の旅行予定の準備と写真整理や旅行記作成などのため忙しくなるので、3月号と4月号については、4本建てから3本建てに予定を変更したいと思うが、お許しいただきたい。


2)、9月のロヴェレート音楽祭旅行の内容が決まりました。

9月のモーツァルト・ロヴェレート音楽祭に関する情報を入手して、早速、旅行計画を立案して、現在別添のようにフェラインのHPで参加者を募集しているところであるが、集まりがはかばかしくなく、もう少し広く、お願いしたいと思っている。どうやら、フェラインで一緒に旅行した仲間たちは、高齢化のため自信がないと言う方が多くなって、予定が狂ったものと考えている。また、最近は、魅力的な音楽ツアーが多くなり、既に予定が入っているという方も多く、音楽祭ツアーも競争が激烈なものだとの思いを深くしている。

今のところ13〜15名は確保できそうなので、もう数人参加者がおられればと期待しており、電話やメールででも気軽に様子を打診していただけると、ご存じの方が予約されているなどと言うこともあり得るので、お知らせいただきたいと思う。
私はロヴェレート音楽祭には4〜5回は行っているが、貴族の館であるとか小さな教会であるとか、日本では得られない小作りのホールで、セレナードやデイヴェルテイメントなどのアンサンブルを楽しむコンサートが大好きで、いつも楽しみにしていた。また日本では得られない「ドン・ジョヴァンニ」のマルツイミーノ酒を味わい、現地で1ダースぐらい購入してきたいと思っている。さらにヴェニチアで初めてのフェニーチェ劇場で「リゴレット」が見られるなど、楽しみが多いのが今回の特徴である。

20名くらい集まると値段が少し安くなり、ヴァリエーションも増える楽しみがあるので、PRが不足しているかもしれぬが、多くの方の参加を期待したい。


3)、日本モーツアルト協会のオペラ・サークルに参加することにしました。

日本モーツアルト協会の理事をなさっていた日和崎さんの主宰するオペラ・サークルに、1月から参加しているが、素晴らしいメンバーが集まっておられるので楽しみにしている。1月には柳さんが「アポロとヒアキントス」をやり、2月には竹内ふみ子さんが「バステイアンとバステイエンヌ」をなさり、皆さんが熱心なので、とても楽しい一時を過ごすことが出来た。

         このところ「ドン・ジョヴァンニ」や「魔笛」の総括の作文を開始したので、当分は貧乏暇なしで、このサークルのお手伝いは出来ないが、当面するものが片付くと、何が出来るかを考えて、お手伝いをすることになりそうである。会場が東京文化会館で、例会日と重なることが多いので有り難く、気に入っているが、文化会館は部屋数が多く、その都度、再生装置が変わり、頭出しや早送りなど、操作が器械によって変わるので、注意が必要である。

3月のテーマは藤原歌劇団の「フィガロの結婚」を見て、それを材料に議論をしようと言うことになっているが、こういう機会でもない限り、ライブ公演を見る機会が少ないと考え、関心を持っている。一人でDVDを見るよりも、大勢で見ると遙かに情報量が多くなるので、大変勉強になると思っている。


4)、2月のゴルフは風邪でダウン、2回の実施に止まりました。

今年は寒さが厳し過ぎ、ゴルフをやろうと言う気がしなくて、これまで1月2回、2月2回の4回のラウンドに止まっている。2月の後半には、持病の扁桃腺炎に5年ぶりくらいでやられて、4日間もダウンし練習すら出来ない日が続いた。例年この時期は成績も悪く、調べてみると一昨年は4回で平均値は99.75、昨年は5回で102.4に対し、今年は4回で97.5となっていた。この時期は寒さで厚着のせいか、身体の切れが悪いことと、冬の高麗グリーンが曲がりやすく失敗が多いことが悪さの要因である。

今年はこの3年間で最も良いスコアが出ているようなので、コンデイションが良くなる春を迎えると、例年以上に期待が高まるが、これはドライバーとスプーンを新しくしたため、例年より練習量が多いせいであると思っている。新しいクラブは真心に当たると良い音がして飛んでくれるようであるが、なかなか快音が続かず、まだまだ、慣れが必要であり、どうすれば続けて快音が出るか、何かそのためのコツを見つけることが必要であると感じている。

しかし、練習場で昨年から困ったことが生じてきた。それは打ったボールがどこまで飛んでいるかよく見えなくなってきたことである。打った瞬間に方向性は大体分かるのであるが、肝心の打球の軌跡がフォローできなくなってきているので、困ったものである。昨年、近所の眼科に通って見たが、メガネではこれ以上の矯正や改善は無理だと言われているので、どうしようもない。とは言っても目には良くないこのパソコン作業を止めるわけにも行かず、困っている次第である。何か良い知恵がないものか、どなたかご指導いただけないでしょうか。


5)、2012年3月号の放送・番組予定、

NHKの放送では、教育テレビでの毎週日曜日21:00〜21:57の3月分の「N響アワー」では、33年間続いたこの名前の番組が3月で終わりになり、その特別番組が続くようで、4週ともこの番組ではモーツァルトは見当たらない。BSプレミアムのプレミアムシアターは毎週土曜日23:30〜3:30の予定であり、3月はオペラが続くようであるが、モーツァルトものは含まれていなかった。特選オーケストラ・ライブは毎週日曜日6:00〜7:55の予定とされているが、4回の放送の中で、モーツァルトは一曲も含まれていなかった。また、クラシック倶楽部が毎週月曜日〜金曜日6:00〜6:55に実施されるが、このホームページではモーツァルトは殆ど期待できなかった。
       NHKのクラシックガイドは、曲目がとても調べやすくなったが、残念ながら、3月分もモーツァルトの曲は全滅であった。

       一方のクラシカジャパンの3月号では、トップの番組が「ランラン・イン・ウイーン」という2010年2月の楽友協会ホールでのリサイタルが日本初放送(3月18日)と紹介されていた。またピアニストの現役を卒業したブレンデルの1時間半の音楽講座が3回にわたって放送される。「音楽における解釈の光と影」などと彼らしい難しそうな内容であった。「20世紀の」巨匠たち」のシリーズでメニューヒンがヴァイオリン協奏曲第3番K.216のリハーサル付きの映像(1967年仏)がどうやらモーツァルトの初放送のようなので、収録しておきたい(3月4日初放送)と思う。非常に寂しい限りである。

       レコード芸術3月号では、デノンからオペラ・クレスタ兇半里靴董▲ぅリスのロイヤルオペラないしグラインドボーンのDVDオペラシリーズ30組が発売されたようであり、モーツァルトは3組含まれていたが、いずれもアップ済みであった。隅々まで細かく目を通した積もりであるが、モーツァルト関係のDVDなどの新しい映像新譜情報は、昨年の9月号から今年の3月号まで、8ヶ月連続して見当たらなかった。誠に残念なことで、日本で新譜として発売される日本語字幕のDVDには、モーツァルト関係ソフトはないと言うことである。

絶不調の時はしょうがないもので、新宿のタワーレコードに2回、銀座のヤマハ店や山野楽器店にも毎月通っているが、新しいソフトは見当たらなかった。 オペラ・サークルの2月例会で「バステイアン」のフランスものの子供劇がU-tubeから得られたとその一部を見せていただいたが、こういうソフト不足の状況であると、U-tube でも見て探してみようと言うことになってくる。次第に世の中がそして時代が変わりつつある現象の表れであろうか。


6)、2012年3月号のソフト紹介予定、

2012年の3・4月号はでは、前掲した4月1日(日)から11日(水)までの11日間のベルリン・ライプチヒ旅行の事前準備と帰国後の写真整理と旅行記作成のため、これまで続けてきた4本建てを3本立てにすることにした。これまでの経験で、旅行前は現地で字幕なしで見なければならないオペラや宗教曲を事前に映像で確認しておくことと、訪問先で何を優先してみるべきかの事前整理をするだけなので、比較的楽である。もし事前に余力が出来た場合に備えて、12-3-4を決めておきたいが、これは古いレーザーデイスクであるが、エストマンの「偽の女庭師」K.196(1986)をアップしたいと考えている。その理由は、12-3-3で予定しているツァグロゼクによる「偽の女庭師」はDVD1枚で139分の収録であるが、一見したところこの映像はアリアをかなり省略し、入れ替えを行っているが、日本語字幕がないため、それらの箇所を入念にチェックする必要を感じているからである。まだ、未アップのエストマンの映像は、リブレットに近い完全収録盤であると記憶しており、収録時間は149分で10分長いので、2つの映像の違いが分かるようにまとめてみたいと考えたからである。

3月号の第一曲目には、既に馴染んできた懐かしいS-VHSから、トン・コープマンとアムステルダム・バロック・オーケストラによる交響曲連続演奏会の第八集目をお届けする。今回は1991年の11月9日に東京芸術劇場大ホールで行われたコンサートであり、以下に示す5曲が含まれている。
(曲目)1、交響曲ト長調K.Anh.221「旧ランバッハ」、2、変ロ長調K.Anh.214(45a)、3、ニ長調(第8番)K.48、4、ニ長調K.81(73l)、5、ハ長調(第34番)K.338、

  これらのうち、最後の交響曲第34番K.338を除く4曲は、このHPでは初出の唯一の演奏なので、非常に貴重な記録となる。なお、第34番K.338については、コープマンが既にザルツブルグのモーツァルテウム管弦楽団を振った2001年のモーツアルト週間の映像(3-9-1)があり、珍しく同一曲で2度目の登場となっていた。

3月号の第二曲目は、最新購入のDVDとして、昨年亡くなったチャールズ・マッケラスと著名な演出家イライジャ・モシンスキーによるフィルム「モーツァルト・イン・トルコ」と題されたDVDである。歌劇「後宮からの逃走」のハイライトをトルコのイースタンプールで現地収録したものに、オペラの進行に合わせて現地の取材内容を加えてドキュメンタリー風に綴ったもので、トルコのハレムとして名高いイースタンプールんのトプカビ宮殿を利用して2004年3月に現地収録したものである。
甲高いトルコ風の響きを強調するスコテイシュ室内楽団の演奏は余り好みに合わないが、映像では序曲から始まっていた。しかし、アリアの省略が多く、第3、4、5a、7、9、10、13、15、17番の9曲がカットされていたが、現地風景や会話による映画方式でオペラの筋書きはおおむね理解できるようになっていた。これにハーレムの様子などのトルコならではの映像がドキュメンタリー的に付加されて、この時代の異国トルコを偲ばせるような映像であった。歌手陣ではタミーノ役で名高いポール・グロウブスが、ミンコフスキー盤に次いでベルモンテ役であった(8-4-3)ほかは、このHP 初出の歌手陣であった。舞台とはひと味違うが、「後宮」の知られざる背景を物語るDVDであったと言えよう。



三月号の第三曲目は、最新DVDによるオペラで、ローター・ツァグロゼク指揮の「偽の女庭師」K.196をお届けする。ツァグロゼク指揮、ジャン・ジョルドイユ演出、シュトゥットガルト州立劇場のオペラ公演は、このHPでは初出であるが、この「偽の女庭師」は、モーツァルト・イヤーの2006年の公演であり、昨年5月に購入したものの、5大オペラの優先アップのお陰で、後回しにされてきたDVDである。
ツアグロゼクはオペラ劇場の女性歌手を連れて来日し、N響を振った公演が映像(4-1-1)で残されているが、モーツァルトを得意とする指揮者であった。今回の映像は、ジョルドイユ演出であるが、衣裳は当時の貴族趣味的なものであった。しかし、舞台は最初から最後まで同じ設定で現代風であり、必要な歌手だけが登場するいわば演奏会形式によるオペラと余り変わらない舞台であった。一見したところ、アリアの省略や入れ替えがあり、日本語字幕がないので、それを確認するために、リブレット通りの他の映像と比較してチェックする必要性を感じている。そのため、冒頭で述べたとおり、もし時間的に余裕があれば、12-3-4として、以下に掲げるエストマン指揮のドロットニングホルムの「偽の女庭師」も同時に見て、違いが分かるように同時にアップしておきたいと考えている。


(懐かしいレーザーデイスクによるオペラ、エストマンの「偽りの女庭師」K.196)
12-3-4、アーノルド・エストマン指揮、イエーラン・イエルヴェフェルト演出によるドロットニングホルム宮廷劇場によるオペラ「偽の女庭師」K.196、1988年、スエーデン、
(配役)市長ドン・キアーゼ;スチュアート・ケイル、ヴィオランテ(サンドリーナ);ブリット=マリー・アルーン、ベルフィオーレ伯爵;リチャード・クロフト、アルミンダ;エヴァ・ピラット、騎士ラミーロ;アンニカ・スコグルンド、セルペッタ;アン・クリステイーネ・ビール、ナルド(ロベルト);ペッテリー・サロマー、
(1991年2月10日、PHILIPS 日本フォノグラム PHLP-10016〜7)


  (以上)(2012/02/28)



目次5にもどる 目次4にもどる
目次3にもどる 目次2にもどる
目次1にもどる 私の新ホームページへ


名称未設定