(最新BD収録オペラ;ミラノ・スカラ座の最新の「魔笛」)
12-2-3、ローランド・ベーア指揮、ウイリアム・ケントリッジ演出、ミラノ・スカラ座公演の「魔笛」K.620、スカラ座O&CHO、22011年3月公演、

−この映像はコンピュータ・グラフィックスをフルに活用した舞台であり、まず背景画として活用されて観客をお伽の国に誘い、舞台の登場人物には照明が当たって、歌手の表情が見事にクローズアップされるまさに二段構えのハイビジョンの世界になっていた。さらに白板に画を描いて動画にするとか、魔笛ならではの光学的な図形を背景画に加えるとか、新たなCGの技法を使っていた。指揮者のベーアは、緩急をわきまえたテンポ感の良さ、間合いにピアノの前奏を入れたり、チェレスタを自ら弾く茶目っ気があり、このオペラへの愛情が良く伝わり、観客を喜ばせていた−

(最新BD収録オペラ;ミラノ・スカラ座の最新の「魔笛」)
12-2-3、ローランド・ベーア指揮、ウイリアム・ケントリッジ演出、ミラノ・スカラ座公演の「魔笛」K.620、スカラ座O&CHO、22011年3月公演、
(配役)ザラストロ;ギュンター・グロイスベック、タミーノ:サイミール・ピルグ、弁者;デトレフ・ロート、夜の女王;アリビナ・シャギムラトワ、パミーナ;ケニア・キューマイア、パパゲーナ;アイリッシュ・タイナン、パパゲーノ;アレックス・エスポジト、
(2011年12月31日、NHKBS103のHV/5.1CH放送をBD-047に収録、)

           二月号の第三曲目はこれも最新のミラノ・スカラ座の2011年5月公演の「魔笛」であり、2011年の12月末にNHKの103CHでバレンボイムの「ドン・ジョヴァンニ」に続いてHV、5.1CHのこの映像を収録をしたものである。この「ドン・ジョヴァンニ」が有名指揮者・豪華な歌手陣の顔ぶれなど、さすがスカラ座という派手な興行であったのに対し、この「魔笛」は、当初はパミーナのキュウマイヤーしか知らない布陣であり、スカラ座のドイツ語オペラなんてと軽く見ていたが、一見した限り、初めての指揮者ローランド・ベーアの音楽が良く、また大きい舞台一杯に広がるコンピュータ・グラフィックス(以下、CGと略称する)により、「魔笛」のおとぎ話の国に一気に連れて行かれ、どこにも見かけそうなタミーノやパパゲーノが元気よく歌ったオペラを見て、久しぶりに後味の良いオペラを見たという感じがした。CGの利用効果についてもう少し丁寧に評価したいと考えていたので、早くアップロードをすることにした。


    指揮者のローランド・ベーアがオーケストラピットに入場したが、初めての人。髪が薄く老けた感じだが、早々に挨拶をしてから直ちに三和音で序曲が始まったが、これが実にゆっくりしたテンポで始まった。この序奏部は驚くほど遅いテンポで進んでいたが、やがてアレグロの主部で弦の合奏が颯爽と進み、管が加わってから勢いを増して、堂々たる厚みのあるスカラ座のオーケストラの響きが聞こえてきた。画面では出演者の紹介がどんどんと進んでいたが、舞台では三人の侍女が三脚付きの大きなカメラで写真を撮っていた。その画面に重なるように光学的な図形が現れて、コンピュータ・グラフィックスCGが主役だとばかりに顔を出し、三人の侍女たちの写真のフラッシュとともに序曲が終わり、そのまま第一曲の序奏が始まり舞台が動き出していた。


    舞台では「助けてくれ」と叫びながら狩の服装のタミーナが逃げ回り、影絵の大蛇が姿を現し、三人の侍女が「化け物よ、死ね」と叫んでいた。三人の従女のかけ声とともに大蛇が倒され、気絶したタミーノが倒れており、三人が「勝った」と勝利を宣言した。そして、タミーノを覗き込み、「一緒にいるならこんな人がいい」と誰が残るか美しい三重唱でお互いに争いながら、結局は三人で女王に知らせに行った。


   目が覚めたタミーノが立ち上がると、遠くから軽快な序奏とともに笛の音が聞こえ、鳥刺しパパゲーノが笛を自分で吹きながら登場して、元気にアリアを歌っていた。ここでもCGが活躍し、動いている鳥の画が写されていた。王子のタミーノが話しかけると、パパゲーノは死んだ大蛇を倒したのはこの俺だと自慢しており、駆けつけた三人の侍女に厳しく咎められ、タミーノにはパミーナの絵姿が渡された。タミーノは、その絵姿を見て「何て美しい姿」と明るく歌い出していたが、これもゆっくりしたテンポでじっくりと「これが恋というものか」と歌っていた。三人の侍女からパミーナが浚われたことを知り、タミーノは何としても助け出そうと決心をした。


    そこへ暗闇の中で夜の女王が高いところから姿を現し、CGによるお伽の世界の背景のなかで「愛しい息子よ」と朗々と歌い出していた。そしてアリアでは「おまえこそ娘の救い手だ」と速いテンポのコロラチューラの技巧のさえを見せていた。暗い演出とCG画面の背景が女王をより神秘的な存在にしており、見ているものはCGにより夜の世界に一気に飛び込んだように思われた。
     一方、口がきけないパパゲーノが「ム、ム、ム、」と悲鳴を上げて五重唱が始まり、三人の侍女はパパゲーノをまず助け、タミーノには女王様の贈り物として「魔法の笛」を、パパゲーノには「銀の鈴」が贈られて、パミーナを助けに行くことになった。ザラストロの国へは三人の童子たちの道案内でと教えられ、早速、二人は出発した。

    場面が変わって、ピアノの音が響きだし、舞台では影絵が動き出して、お城の中で女性が大男に追われている姿が映し出されていた。そして突然に悲鳴が聞こえ、現実の舞台になってパミーナがモノスタトスに捕まって城内は大騒ぎ。モノスタトスとパミーナの三重唱が始まっていた。そこへパパゲーノが顔を出しパミーナを見つけて近寄るとモノスタトスに鉢合わせ。お互いに「悪魔だ!」と逃げ去るが、パパゲーノはパミーナに近づいて事情を話し、直ぐに仲良くなったが、さりげなく響くピアノの伴奏が面白かった。そして二人は男と女の愛の賛歌とも言える美しい二重唱を歌い出していたが、パミーナのキューマイアもパパゲーノのエスポジトも熱演であり、素晴らしい魔笛の世界に誘い込まれてしまっていた。



    フィナーレに入って、動く黒板に乗った三人の童子たちがタミーノを案内し、賢くふるまえと忠告をして、タミーノはザラストロの宮殿の前庭に到着した。ここでもCGが活躍していた。タミーノはパミーナを助けようと決意を固め、宮殿に入ろうとして「下がれ!」と脅されたがひるまず、出てきた弁者と押し問答。ザラストロは聖人で、お前は女に騙されていると突き放され、途方に暮れていた。思わず「パミーナは?」と口に出すと、暗闇の中で姿は見えないが声が聞こえてきて、「パミーナは生きている」という返事。


    タミーノは感動して、姿なき声に感謝のつもりで「魔法の笛」を吹くと、影絵の舞台で動物たちが出てきて、太ったサイがダンスをしていた。喜んでもっと吹いているうちに、パパゲーノの笛が応えてきて、タミーノは勇気100倍。パパゲーノたちを見つけようとしているうちに、そこに現れたパパゲーノとパミーナがモノスタトス一行に捕まってしまった。そこでパパゲーノが手にした「銀の鈴」を鳴らしてみると、ラ、ラ、ラ、の美しい音楽が鳴り出して、一行は踊りながらどこかへ行ってしまっていた。この笛と鈴の効果は大変なもので、CGのお陰で、実に上手に説明されていた。


    そこへザラストロ万歳の大合唱が始まり、ザラストロが登場してきた。パミーナは急にしっかりした王女の口調で、正直に真実を語るとザラストロは良く分かっていた。しかし、自由を与えることは出来ないと釘を刺していた。そこへモノスタトスがタミーノを連れて登場し、タミーノとパミーナが初めて顔を合わせていた。しかし、モノスタトスは処罰され、タミーノとパパゲーノは試練を受けることになって宮殿に導かれ、ここで終曲となって第一幕は終了となっていた。



     第二幕は厳かな行進曲の前奏で開始されるが、画面ではCGにより幾何学的な模様が示され、ザラストロが黒板に模様を描いていた。続いて舞台では大勢の僧侶たちが登場しており、ザラストロはタミーノが試練を受けたいと望んでいることを皆に告げていた。彼らは共通のチョッキを着ていたが、それ以外は自由な服装であった。三つの和音が響いてから、ザラストロは、「神は王子の妻にパミーナを定められた」と語り、続いて「イシスとオシリスの神に、二人に叡智の心を授けたまえ」とゆっくりと歌い出した。ザラストロの歌う敬虔な落ち着いた調べは感動的であり、僧侶たちの合唱も祈りの声の間に挟まれて、いかにも「魔笛」らしい荘厳な宗教的な行事のように見えた。



    一方、暗闇の中のタミーノとパパゲーノは、雷鳴により脅されて大騒ぎしていると、二人の僧侶たちが登場し、試練を受けることを確認し、沈黙と女の企みに気をつけろと二重唱で教えていた。パパゲーノは始めは拒否していたが、自分に似たパパゲーナに会えると聞いて、決して口をきかないことを条件に試練に加わった。早速、暗闇の中から三人の侍女が現れて、夜の女王が来ていると頻りに誘う五重唱が始まっていたが、タミーノが言い聞かせてパパゲーノが何とか頑張り通したので、侍女たちは諦めて消え去った。


    暗闇の中でモノスタトスが登場し、月明かりの中で寝込んでいるパミーナを発見して、「惚れれば楽しいさ」と早口のアリアを歌い出し、「キスをしたい」といたずらをしようとしていた。しかし、折から現れた夜の女王に見つかって、「お下がり!」と一喝されてしまった。


     夜の女王は、気のついたパミーナに「私が遣わした若い男はどうした」と尋ね、僧侶たちに身柄を預けたと答えると、女王は怒りを露わにし、パミーナにナイフを手渡して、「ザラストロに復讐しなければ、お前は私の娘でない」とコロラチューラで歌う華やかなアリアを歌って風のように立ち去っていった。夜の女王のこのアリアは、第一幕のアリアよりも激しく決然と歌われ、残されたパミーナは倒れ込んでいた。


     そこへモノスタトスが現れ、一人呆然とナイフを持って立ちすくんでいたパミーナを脅し始めていたが、そこに現れたザラストロに一喝されて逃げ去った。母親の罪を許してやって欲しいと訴えるパミーナに、ザラストロは慰めるように「この聖なる殿堂には、復讐を思う人はいない」と歌い出し、この美しいアリアを朗々と歌っていた。場面が変わって、再び暗闇の中でタミーノとパパゲーノが登場し、退屈したパパゲーノがここには「水もない」とこぼしていると、ピアノが響きだしてパパゲーナが演ずる婆さんが現れて水を差し出した。パパゲーノが適当にからかっていると、18歳と2分の若い婆さんの恋人が自分であることが分かって、さあ大変。しかし、ここでは暗闇と雷鳴のお陰で何とかこの場は救われた。そこへ三人の童子が現れて、「ザラストロの国にようこそ」と歌い出し、美しい三重唱を歌いながら「魔法の笛」と「銀の鈴」やワインや食べ物を手渡して、沈黙を守るように注意していた。


      タミーノが思わず笛を吹くと、これが何とフルート四重奏曲第一番ニ長調K.285の優雅なアダージョの調べ。それを聞きつけて、突然、パミーナが話しかけてきた。しかし、男二人は注意されたばかりであるので、相手になるわけにいかない。タミーノが笛で答えてもパミーナには通じない。パミーナは悲しげに「ああ、確かにもう終わりなのね」とアリアを歌い出し、「無視されるのは死ぬほどつらい」と恨めしそうに歌っていた。パパゲーノも口にご馳走が入っており口がきけず、今回は立派だった。


     三つの和音が鳴り響き、僧侶たちが集まって、僧侶たちの合唱が始まっていた。合唱は、「イシスとオシリスの神よ、何という喜び」と祈っていたが、しかし良く聞いていると、「若者は我らの務めに捧げるであろう」と歌っていた。CGと一体となった舞台が見事であった。ザラストロが登場し、「王子よ、冷静であった」と語り、パミーナを呼んでそこでは別れの三重唱が始まっていた。別れがつらいと歌う二人に、何事も神々の意思だと歌うザラストロのそれぞれの心を歌う見事な三重唱になっていた。


     一方、パパゲーノは「下がれ」と脅されて行き場がなくふて腐れていたが、ピアノの音が響いてきてワインにありつくことが出来てご機嫌であった。ふと思いついて「銀の鈴」を回すとグロッケンシュピールが明るく鳴り出した。どうやら指揮者がチェレスタを弾いており、「パパゲーノは若い娘が欲しいな」と有名なアリアを歌い出した。調子に乗って歌ってるうちに、CGの画の中の鳥が動き出して、舞台と一体になって見るものを楽しませ、お客さんを喜ばす明るく愛嬌のあるアリアであった。


      そこへ「私だよ、お兄さん」と例の婆さんが現れ、握手をしなければパンと水だけの世界になってしまうと脅しはじめ、しつこく握手を求めるので手を出すと、あら不思議や、ピアノの音が響いてきて、婆さんが黒頭巾をとると若いパパゲーナが現れた。パパゲーナと名を呼んで追いかけようとしたが、僧侶たちに遮られもう一息のところで逃げられてしまった。



     フィナーレに入って、三人の童子たちが「朝の訪れを告げる太陽が輝く」と明るく歌い出していたが、彼らは様子がおかしいパミーナを見つけて近づいた。パミーナは母から渡された短剣を持ち、悲しみの余り自殺しそうな様子でふらふらしていたので、三人はタミーノに会わせてあげるとご機嫌を取り、隙を見てナイフを取り上げ、少年たちが導いて、タミーノを探しに出かけていたが、ここでもCGが活躍していた。



     場面が変わって、CGで描かれた暗闇の中に岩山がそびえ、舞台には二人の衛兵がこの岩山を守っており、「この道を来たるもの、火、水、大気、そして大地で清められる」とコラール旋律で歌っていた。タミーノが駆けつけて、これに勇敢に応えて進もうとしていると、パミーナの声が遠くから聞こえてきた。二人は会話が許され、二人は「私のタミーノ」「私のパミーナ」と互いに劇的な再会をしてから、ピッチカートの伴奏に乗って、二人の愛と魔笛の力で試練の道を克服しようと相談した。


      パミーナが案内をしタミーノが笛を吹きながら、二人は初めに「火の洞窟」をクリアした。CGが炎を描写して分かりやすい場面にしており、二人は元気で戻ると、続いて「水の洞窟」に入り、CGが滝のような水しぶきを浴びせて、二人の試練の姿を示していた。元気に戻ると、二人は大合唱によって勝利を祝福され、大勢の人たちに囲まれて、神殿へと迎えられていた。



     一方、場面が変わって、一目見たパパゲーナを探して、パパゲーノが暗闇の中を駆け回って探してきたが、どうしても見つからない。遂に諦めて首吊りでもしようかと思っていたら首吊りのロープが上から下りてきた。1、2、3、と数えてから首を吊ろうとしても誰も助けてくれない。諦めて思い切って首を吊ろうと決心したときに、三人の童子が現れて、銀の鈴を鳴らせという。



           忘れていたとばかりに、パパゲーノが喜んで勢い込んで鈴を鳴らすと、可愛いいパパゲーナが黒板の上から姿を見せていた。パパゲーノが振り返ると、二人は劇的な「ぱ、ぱ、ぱ、」の再会となった。この演出では、CGにより小さいパパゲーノとパパゲーナが黒板の割れた卵から沢山現れて飛び出していき、観客の笑いを誘っていた。



     暗闇の中で夜の女王の一行がモノスタトスの案内で、ザラストロに復讐しようと神殿の地下に忍び込んで来たが、それを警戒し待ち構えていた太陽の国の一行による雷鳴や稲妻による一撃で、地下深く沈められていた。それを見てザラストロは「太陽の光」の勝利宣言を行い、集まった一同による勝利の祝福の大合唱が始まっていた。



      広場の中央では、ザラストロが中央で大合唱が始まり「イシスとオシリスの神に感謝を」と歌っていた。そこへ若き王子のタミーノとパミーナが揃ってザラストロの前に姿を現し、全員が揃って二人を祝福しているように見えた。テンポが変わってコーダに入り、「強いものが勝ち、美と叡智には王冠が飾られると」歌われて、舞台を賑わしてきたパパゲーノやパパゲーナを始め三人の童子たちも全員集合で、大勢が見守る中で、賑やかな大団円となっていた。最後に若い王子と王女が階段をゆっくりと上ってキスをする場面が、この魔笛の微笑ましさを象徴する場面となっていた。



        幕が下りてからも、出演者たちのカーテンコールが何回も繰り返されており、この舞台は観客を熱狂させたものと思われた。ザラストロ、夜の女王と拍手がダンダンと高くなり、パパゲーノが大人気で一段と拍手が高くなり、これがパミーナ、タミーノと続いていた。指揮者も顔を出したが、やはり素晴らしく人気があり驚かされた。この人はパソコンで検索しても同名の作家Roland Boerに邪魔されてしまい、この魔笛のDVDとBDのアマゾンの2月17日の発売予告が検索されるだけであった。この人の緩急をわきまえたテンポ感の良さ、間合いにピアノの前奏を入れたり、チェレスタを自ら弾く茶目っ気が、観客を喜ばせたに違いない。


この映像はCGをフルに活用した舞台であり、CGはまず背景画として活用されて観客をお伽の国に誘い、舞台の登場人物には照明が当たって、歌手の表情が見事にクローズアップされるまさに二段構えのハイビジョンの世界になっていた。さらに白板に画を描いて動画にするとか、魔笛ならではの光学的な図形を背景画に加えるとか、新たなCGの技法を使っていた。演出者はKentridgeのほかSabine Theunissenの二人の名があり分業化されたものと思われ、この成功例が費用も安いはずなので、舞台演出において、今後、CG活用の本格化を招く予感すら覚えたほどであった。

今回の出演者では、 06年ザルツブルグ音楽祭のムーテイ・オーデイ盤のDVDにパミーナで出演したキューマイヤー(7-1-4)しか知らなかったが、生真面目なタミーノのピルグと、おどけ役のパパゲーノのエスポジトがとても良いコンビで、歌も演技も楽しませてくれた。夜の女王のシャギムラトワは、声が良く伸びて若くて期待の持てる人であり、ザラストロも余りメーソン風でない紳士的なザラストロを演じていた。三人の侍女、三人の童子、二人の衛兵などもスカラ座の威力を見せつける層の厚さを見せて、立派な演技者が揃っていたように思う。ただし、出演者のドイツ語がどれだけドイツ語らしかったかは、残念ながら良く分からなかった。

(以上)(2012/02/11)


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