モーツアルト気狂いの最新入手ソフト情報−−平成23年7月号−−


(アバドとベルリンフイルによる「レクイエム」K.626と二つのアリアK.42&K.339/ノリントン指揮、マレツリ演出、ウイーン国立歌劇場O&CHOの「魔笛」K.620、/メータ指揮、ストレーレル演出による1967年ザルツブルグ音楽祭の「後宮」K.384、/リヒテルのピアノとルドルフ・ヴァルシャイ指揮、新星日本交響楽団によるピアノ協奏曲第1番ヘ長調K.37、第5番ニ長調K.175および第18番変ロ長調K.456)

(先月の月報は  「こちら」 )


私の最新入手ソフト情報−平成23年7月号−

(アバドとベルリンフイルによる「レクイエム」K.626と二つのアリアK.42&K.339/ノリントン指揮、マレツリ演出、ウイーン国立歌劇場O&CHOの「魔笛」K.620、/メータ指揮、ストレーレル演出による1967年ザルツブルグ音楽祭の「後宮」K.384、/リヒテルのピアノとルドルフ・ヴァルシャイ指揮、新星日本交響楽団によるピアノ協奏曲第1番ヘ長調K.37、第5番ニ長調K.175および第18番変ロ長調K.456)

11-7-0、平成23年7月初めの近況報告、

1)、病後の回復状況とその後の動きについて、
2)、ホームページのスケジュールが7月/8月から変わります。
3)、新しいパソコンになって−Win7になってもやはり昔のままが使い良い−
4)、いよいよゴルフの練習を開始します−新体重52キロのゴルフへの挑戦−
5)、2011年7月号の放送・番組予定、
6)、2011年7月号のソフト紹介予定、


(最新収録のDVD;アバドの「レクイエム」とK.42とK.339から二つのアリア)
11-7-1、クラウデイオ・アバドとベルリンフイルによる「レクイエム」と二つのアリア、「聖墓の音楽」K.42より〜この胸を眺めて、および「ベスペレ」K.339より〜ラウダーテ・ドミヌム、1999年7月16日、カラヤン・メモリアル・コンサート、ザルツブル大聖堂
(演奏者)二つのアリア;S:ラヘル・ハルニッシュ、レクイエム;S:カリタ・マッテイラ、A:サラ・ミンガルト、T:ミハエル・シャーデ、B:プリン・ターフェル
(2011年3月4日、銀座山野楽器店にて購入、ARTHAUSーDVD100037)

(懐かしいS-VHSテープより;ノリントン・ウイーン国立歌劇場の「魔笛」K.620)
11-7-2、ロジャー・ノリントン指揮、マルコ・アルトウーロ・マレツリ演出、ウイーン国立歌劇場O&CHOの「魔笛」K.620、2000年6月17日、NHKBS102、ライブ、
(配役)パミーナ;ユリアーネ・バンゼ、タミーノ;ミヒャエル・シャーデ、、ザラストロ;エリック・ハーフヴァーソン、夜の女王;ミラグロス・ボブラドール、パパゲーノ;フランツ・ハヴラタ、パパゲーナ;カタリン・ハルアイ、弁者;ペーター・ウエーバー、
三人の少年;ウイーン少年合唱団、、ほか、 (2000年11月05日、NHKBS2クラシック・ロイヤルシートをS-VHSテープに収録、)

(最新のDVDから;メータ指揮、1967年ザルツブルグ音楽祭の「後宮」K.384)
11-7-3、ズービン・メータ指揮、ストレーレル演出による1967年ザルツブルグ音楽祭の「後宮」K.384、ウイーンフィイル&ウイーン国立歌劇場合唱団、ザルツブルグ、
(配役)コンスタンツエ;インゲボルグ・ホールスタイン、ブロンテ;リリー・グリスト、ベルモンテ;ルイージ・アルヴァ、ペドリオ;ゲルハルト・ウンゲル、オスミン;フェルナンド・ヘルタク、ほか、
(2011年3月4日、銀座山野楽器店にて購入、VAI-ORF-DVD-4521)

(懐かしいS-VHSテープより;リヒテルのピアノ協奏曲第1番、第5番、第18番)
11-7-4、スヴヤトスラフ・リヒテルのピアノとルドルフ・ヴァルシャイ指揮、新星日本交響楽団によるピアノ協奏曲第1番ヘ長調K.37、第5番ニ長調K.175および第18番変ロ長調K.456、1994年3月3日、サントリー・ホール、
(1994年5月8日、NHK教育テレビ、芸術劇場の放送をS-VHSテープに収録、)



11-7-0、平成23年7月初めの近況報告、

早々と季節は7月を迎えることになるが、梅雨のまだ明けぬ昨今、震災後約4ヶ月、手術後約2ヶ月、パソコン導入後約1ヶ月を経て、自分の身の回りはやっと落ち着きを取り戻している。しかし、原発の汚染水の浄化と冷却水の循環システムが故障続きであるし、菅首相のかってない自民党からの一本釣り人事という不明朗さに加えて、2次補正、特例公債法案、再生可能エネ法案の成立のメドや、脅しとも取れる解散含みの発言などに、いらいらがつのる今日この頃である。日本は全く先行きの見通しのつかない国に成り下がってしまったようで、何とかしなければ世界中から馬鹿にされそうな気配である。

1)、病後の回復状況とその後の動きについて、

    6月26日(月)胸に埋め込まれたドレインパイプを抜いて3週間後、予定通り病院で高橋先生の診断を仰ぎ、順調な回復ぶりが確認され、ゴルフの練習開始のOKをいただいた。まだ、満腹の状態の時や、アルコールが入った時、疲れた時などに、引きつるような腹部の傷の存在を感ずる時があるが、別に痛みを感ずるわけではない。傷の存在が全く意識されなくなるのが全快であるとすれば、まだもう少し時間がかかるのであろうが、やはり傷口を手で触れると、しこりがある。やはり、恐る恐るゴルフ練習所で試し打ちなどをして、スイングの状態を確かめ、体の様子を探って見たいと思っている。

    体重は最近はコンスタントに53Kgをキープしており、このスリムな状態が良いと思っているので、兎に角、食事には、当面の間、十分注意することにしている。スリムになって気がついていることは、血圧が低くなったことを実感しており、手術以来2ヶ月間、毎日1錠のオルメテイックという血圧降下剤を省略している。また、ハルナールという前立腺肥大による尿の出をスムーズにする薬も飲んでいたが、今は薬を飲まなくとも、夜の頻尿はなく、時々、尿の出が悪いことに気がつく程度に収まっている。さらに、小生の持病である無呼吸症(SAS)については、鼻呼吸が出来るようになって、いびきが減っていることを自覚しており、6Kgの減量であるが、いろいろな面で自分には、良い影響が出ていると思う。

    この体重を保つために、出来るだけご飯の量を少なめに心がけるほか、馬鹿の早食いは避けて、子供のようであるが良く噛んで、時間をかけて食事するようにしている。そのため、アルコール類も、コップ一杯程度であるが、少しずつたしなんでいる。また、油類・コレステロールの高いものは、極力、少なくして、野菜類を豊富にと心がけているが、これには女房の絶対的な協力が必要である。最近、直ぐ傍のセブン・イレブンの食事のメニューが豊富になっているのが有り難く、少しは女房が楽になっているのではないかと思っている。


2)、ホームページのスケジュールが7月/8月から変わります。

 これまでオペラ優先のアップロード方針を続けた結果、お陰さまで、沢山のソフトがあった「フィガロの結婚」「ドン・ジョバンニ」「コシ・ファン・トウッテ」の三部作のアップロードが、遂に完了した。これらの映像の全てに克明に目を通し、最初の頃と最近のものとの表現の濃淡の差が気になるものの、兎に角、自分なりの各ソフトの印象記がこれで完成したことになる。「フィガロの結婚」で行ったように、各オペラごとに全体としてはどの映像が望ましいかなどのまとめをどう行うかについては、「ドン・ジョバンニ」で、現在、悪戦苦闘しているところであり、「コシ・ファン・トウッテ」については、まだ十分考えていないが、今後、時間をかけて継続的に実施して行きたいと考えている。

    最近、新しい新規入手のDVDが手元にかなり増加しているし、このところ体調も順調に回復してきたので、7月号からは思い切って4本建てとし、新旧取り混ぜた形で、新規DVD2本、古いS-VHSテープ2本の混合で行きたいと思っている。そしてオペラ2本、器楽曲2本の形でもう少し、続けたいと思う。オペラの「魔笛」については、7月と8月に頑張れば、全22本のアップロードが完成するので、その後は「後宮」や「イドメネオ」などに主体が移行していき、これから1年足らずのうちに、オペラの大半が片付くことになりそうである。なお、現在、ピアノ協奏曲のシリーズが、スコダ、エッシェンバッハ、グルダ、などの巨匠による名演奏が続いているが、これをもう少し続けていけば、ピアノ協奏曲もかなりアップロードの整理がついてくると思われる。

  以上の通り少しずつではあるが、次第にこのHPの全体像が見えるようになって来た。従って、完成が近づいて来た曲には、重点的にアップロードを重ねるなどの工夫が求められるようになってきたが、とてもやり甲斐があることである。今回のピアノ協奏曲シリーズで、ピアノ協奏曲でいくつかの完成曲が出来れば、有り難いと考えている。


3)、新しいパソコンになって−Win7になっても、やはり昔のままが使い良い−

   新しいパソコンになって、新しいWin7のセットアップをし、セキュリテイ対策ソフトの設定(従来のウイルスバスターからノートンへの切り替え)をして、新しいOffice2010をインストールするところまでは、説明書通りで順調にセットアップが出来ていた。しかし、新旧の2台のパソコンを無線LANで接続する積もりであったが、ヤフーの光BBユニットの無線LANパックに加入していない(月額1039円の契約が必要)ため、加入するか、または個人でルーターを購入して無線LAN設定をするか選択を迫られたため、後日、この件は検討することにした。一方、インターネット接続は出来たが、メールソフトの設定が、従来のOutlook Expressとの引き継ぎの関係で迷いがあったため、自分一人では難しく、マイクロソフトのサポートセンターに電話をして、結局はOutlook2010へのデータ移設とフォルダの整理の指導を得て、メールソフトがやっと動き出した。

   メールソフトが180度変わり、アドレス帳もすっかり変わって、メール関係の作業で未だ戸惑うことが多いが、Outlook2010になって、従来出来ていたことが出来なくなることがあるので、注意が必要であり、解決策がなくて困っている。その例は、携帯電話からのメールで、受信は出来てもRe返信が出来ない場合であった。これはメールアドレスの@マークの前に...マークなどがあると、サーバーにエラーが生じて返信出来ないとのことのようであるが、相手にアドレスを変えていただく以外に方法がないようで困っている。

   新旧パソコンのデータの移行は、富士通が用意した一括の移行ツールを利用したが、それは前回のパソコンの引っ越し時に成功したためであった。しかし、今回はデータ量が格段に増えたため、不要なデータをチェックし削除してから移行すべきであった。結果的には、データ量が16GBにもなっており、結局は32GBのフラッシュ・メモリーを使って、一回の移転で済ませているが、映像ソフトでデータが引き継げないものが結構存在した。

       ソフト別には、一太郎・Atok系の日本語入力ソフトは、一太郎2011創(8600円)を購入し、Win7でも従来と全く同じ環境で、全く問題がない。キャノン系ではデジカメに付属していたCD-ROMを利用して写真ソフトが完全に引き継ぎ出来た。便利に利用していたキャノンスキャナーN1200UはWinXPまでで、Win7ではOutになった。現在、プリンターはキャノンPIXUS-MP960で、従来、付属していたスキャナー機能を使っていなかったので、急遽、関連ソフトをキャノンからダウンロードした。最終的には、OCRソフト「読取革命(5390円)」をバージョンアップのため購入して、PIXUSのスキャナー機能がOCRを含めて全てWin7でも利用可能となった。年賀状用の住所録ソフトは、大分前から利用していた筆まめV17がWin7でもそのまま利用出来た。一方、WinXPで使えなかったソフトが復活した例もある。それは恐らくWin98時代の小学館の「モーツアルト・アーカイブ」というCD-ROMソフトであり、モーツアルト関係者には有用な海老沢先生グループの作成したデータ集である。これにはとても驚いた。

    まだよちよち歩きであるが、やっと新しいパソコンが動き出した。古いフアンにとっては、慣れたシステムや古いフォーマットはそのままで、ただ動きが速くなることを期待しており、新しく増える機能は、覚えるのが大変で、むしろ余計なものなのであるが、宝の持ち腐れにならぬよう、使いこなせるものがどれだけあるか、楽しみにしている。


4)、いよいよゴルフの練習を開始しました−新体重53キロのゴルフへの挑戦−

 病院の先生のお許しが出たので、4月末から2ヶ月ぶりでゴルフ練習場に行き、久しぶりでクラブを握ってみた。9番アイアンを手にとって、恐る恐る振り上げて、左に、右にと回転してみた。何回か繰り返して、全く異常がないことを確かめて、ゆっくりとボールを打ってみた。久しぶりで手にしたクラブは気のせいか重く感じたが、ボールは高く上がってくれた。幸いに傷口があることを忘れてスイングが出来て、このまま練習を続けても、思ったとおり何も問題がないと感じた。

   実は03月10日(木)の四街道の万年青会での優勝でゴルフの内容に一段と関心が高まっているが、それはハンデイキャップが15にされたことによる。どうしたらこのハンデイで戦えるかを考えると、突然変異的な進歩が必要になる。病院で入院中にそのことを考えていたが、体重が59Kgから53Kgに減量出来たことが利用出来ないかと言うことであった。その具体的な内容は、6月号で述べているので繰り返さないが、密かに自分では考えて、実効をあげつつあった。

 この次に参加する万年青会は8月例会位として、これから1ヶ月半の間に練習場でじっくりスタンスを小幅に変えたフォームに作り替えてみようと考えている。後期高齢者になってからのフォーム改造は、運動神経の鈍いものにとっては大変であるが、どのような結果が出るか、大変楽しみにしている。その意味で今回の病後に初練習が出来たことは、とてもうれしく思っている。


5)、2011年7月号の放送・番組予定、

    始めにNHKの放送では、4月からのBS102の廃止によりクラシック音楽の番組は残念ながら、3割程度削減された。初めに教育テレビでは、毎週日曜日21:00〜21:57にN響アワーがあるが、N響アワーの07月03日にはモーツアルトの「ジュピター交響曲」K.551が、スクロヴァチェフの指揮での演奏が取り上げられる。BS103がNHKBSプレミアムと改称され、BSプレミアムのプレミアムシアターは毎週土曜日23:30〜3:30の予定であるが、7月分は全てバレー特集であり、新しいモーツアルトの曲は見当たらない。また、クラシック倶楽部が毎週月曜日〜金曜日6:00〜6:55に実施されるが、この番組は新しい曲が多く、7月分にはモーツアルトの曲は再放送しかない。また、特選オーケストラ・ライブ(旧クラシック倶楽部の一部を改称)は毎週日曜日6:00〜7:55の予定とされているが、7月分にはN響定期第1700〜1702回が組まれている。しかし、新しいモーツアルトものは見当たらなかった。以上のように、NHKの放送は、まことに残念ながら、交響曲1曲だけの収穫であった。

   一方のクラシカジャパンでは、第一の特集は「クラシックの暑い夏!」と題されており、多くのコンサート・ライブの中にハインツ・ホリガーとケラー四重奏団のオーボエ四重奏曲K.370が含まれていた。珍しいものとして、シチリア島のタオルミーナの古代ギリシャの野外劇場で収録されたサルヴァトーレ・リチートラの「アイーダ」が、タオルミーナ2009芸術祭として放送される。この野外劇場が実際のオペラにどのように活用されているか、一度現地を見ているので、関心がある。その他モーツアルト関係では、2種の再放送があるが、いずれも収録済みであった。

   レコード芸術7月号では、日本コロンビアから「巨匠の名演奏コレクション」で、アーノンクールとCMWの「万聖節コンサート1981」と題するモーツアルトの「レクイエム」のDVDが1995円で発売されたので、早速、入手してある。しかし、これ以外のモーツアルト関係のDVDなどの情報は、残念ながら、見当たらなかった。

    なお、6月15日(水)に山野楽器店で2010年グラインドボーン音楽祭で上演されたユロウスキー指揮のフィンレイが主題役を歌った「ドン・ジョバンニ」の最新DVDがあったので購入してきた。字幕がないためか3150円の輸入盤であったが、現代風な演出の中ではまずまずの舞台と感じさせていた。


6)、2011年7月号のソフト紹介予定、

    先にも述べたが、7月号より新しく入手したソフトと古いS-VHSテープとを取り混ぜてご報告することとした。今回はその第1回として、今年3月に山野楽器で見つけたアバドの「レクイエム」(1999)とメータの「後宮」(1967)のDVDを新ソフトとして報告するが、収録年では申し訳ないがいずれも古いものであった。一方、S-VHSからは、ノリントンのウイーン国立歌劇場からの「魔笛」(2000)と、かねてアップしたかった珍しいリヒテルのピアノ協奏曲3曲(1994)をお届けしたい。

    最初のアバドの「レクイエム」は、カラヤンの没後10周年を記念したコンサートであり、アバドがベルリンフイルを率いてザルツブルグの大聖堂で1999年7月16日にライブで収録されている。曲目は、初めに「聖墓の音楽」K.42より〜この胸を眺めて、および「ベスペレ」K.339より〜ラウダーテ・ドミヌムの二つのソプラノのためのアリアが歌われてから、「レクイエム」が演奏されていた。その幕間に、喪服姿のカラヤン夫人と成人した二人のお嬢さんが瞬間的に写されており、メモリアルな映像であることを記していた。私は何回も通ったこのザルツブルグの大聖堂で、通常のミサ曲を演奏する以外のコンサートは初めてであり、ドームの下の4つのパイプオルガンと、オーケストラ、合唱団、ソリストの配置がどうなるか、がかねて気になっていたが、この映像を見て解決した。マッテイラ、シャーデ、ターフェルは、カラヤン健在時から、ザルツブルグ音楽祭で歌っていた歌手陣であり、ベルリンフイルもカラヤンの名は懐かしい筈で、記念すべき忘れられぬ重厚な「レクイエム」となっている。

    7月号の第2曲目は、最近はN響ともすっかり仲良くなったロジャー・ノリントンが10年前にウイーン国立歌劇場で「魔笛」を振ったNHKのBSライブの珍しい映像である。彼はザルツブルグのカメアータ・アカデミカの音楽監督であったし、モダン楽器楽団との客演も当時から多かったのであろう。ノリントンは、ザルツブルグ音楽祭の常連指揮者であり、モーツアルト・オペラは「コシ・ファン・トウッテ」や「イドメネオ」を振っており、後者は(7-9-4)として既にご報告済みである。
    今回のこの映像の配役を見ると、ユリアーネ・バンゼのパミーナとミヒャエル・シャーデのタミーノのコンビが抜群のようであり、私はこの劇場で「魔笛」を見ているので、演出に見た記憶があるかどうかが、この映像の再チェックの大きな関心事である。

    7月号の第3曲目は、ズービン・メータによる1967年ザルツブルグ音楽祭のオペラ「後宮」のライブ記録であり、最近かなり増えてきたVAI&ORFの公演記録シリーズの一つである。モノクロでモノラルで日本語字幕のない、ナイナイシリーズであるが、残されているだけ貴重な記録であり、出演者のうちベルモンテのルイージ・アルヴァやブロンテのリリー・グリストはカラー映像でも残されていると思われる。
 この映像は数ある「後宮」の中では、最も古いライブ映像なので、この時点における音楽や演出の水準がどう言うレベルにあって、後世にどう言う影響を与えているかを、よく見て深く考察することがこの映像の重要な見所となりそうなので、期待している。

     7月号の第4曲目は、巨匠リヒテルが来日公演で珍しくピアノ協奏曲を3曲も弾いてくれた貴重な映像であり、早くからアップしたいものであったが、やっと今回その機会が訪れた。曲目は、ピアノ協奏曲第1番ヘ長調K.37、第5番ニ長調K.175および第18番変ロ長調K.456の3曲であり、ルドルフ・ヴァルシャイ指揮、新星日本交響楽団による1994年のサントリー・ホールにおけるライブである。
リヒテルにはピアノソナタの名映像として、1989年のBBCによるライブ公演記録(9-11-1)が残されており、譜面を見ながら譜面に忠実な演奏を心掛けた、淡々とした緊張感あふれる演奏振りには風格すら感じさせるものがあった。余り良く弾かれない3曲を選んで演奏すると言うことも面白く、巨匠リヒテルがわれわれに伝えたいことがあるのではないかと注意深く演奏を見る必要があるものと思われる。


(以上)(2011/06/29)


(最新収録のDVD;アバドの「レクイエム」とK.42とK.339から二つのアリア)
11-7-1、クラウデイオ・アバドとベルリンフイルによる「レクイエム」と二つのアリア、「聖墓の音楽」K.42より〜この胸を眺めて、および「ベスペレ」K.339より〜ラウダーテ・ドミヌム、1999年7月16日、カラヤン・メモリアル・コンサート、ザルツブル大聖堂、
(演奏者)二つのアリア;S:ラヘル・ハルニッシュ、レクイエム;S:カリタ・マッテイラ、A:サラ・ミンガルト、T:ミハエル・シャーデ、B:プリン・ターフェル、
(2011年3月4日、銀座山野楽器店にて購入、ARTHAUSーDVD100037) 

(懐かしいS-VHSテープより;ノリントン・ウイーン国立歌劇場の「魔笛」K.620)
11-7-2、ロジャー・ノリントン指揮、マルコ・アルトウーロ・マレツリ演出、ウイーン国立歌劇場O&CHOの「魔笛」K.620、2000年6月17日、NHKBS102、ライブ、
(配役)パミーナ;ユリアーネ・バンゼ、タミーノ;ミヒャエル・シャーデ、ザラストロ;エリック・ハーフヴァーソン、夜の女王;ミラグロス・ボブラドール、パパゲーノ;フランツ・ハヴラタ、パパゲーナ;カタリン・ハルアイ、弁者;ペーター・ウエーバー、三人の少年;ウイーン少年合唱団、、ほか、
(2000年11月05日、NHKBS2クラシック・ロイヤルシートをS-VHSテープに収録、)

(最新のDVDから;メータ指揮、1967年ザルツブルグ音楽祭の「後宮」K.384)
11-7-3、ズービン・メータ指揮、ストレーレル演出による1967年ザルツブルグ音楽祭の「後宮」K.384、ウイーンフィイル&ウイーン国立歌劇場合唱団、ザルツブルグ、
(配役)コンスタンツエ;インゲボルグ・ホールスタイン、ブロンテ;リリー・グリスト、ベルモンテ;ルイージ・アルヴァ、ペドリオ;ゲルハルト・ウンゲル、オスミン;フェルナンド・ヘルタク、ほか、
(2011年3月4日、銀座山野楽器店にて購入、VAI-ORF-DVD-4521)

(懐かしいS-VHSテープより;リヒテルのピアノ協奏曲第1番、第5番、第18番)
11-7-4、スヴヤトスラフ・リヒテルのピアノとルドルフ・ヴァルシャイ指揮、新星日本交響楽団によるピアノ協奏曲第1番ヘ長調K.37、第5番ニ長調K.175および第18番変ロ長調K.456、1994年3月3日、サントリー・ホール、
(1994年5月8日、NHK教育テレビ、芸術劇場の放送をS-VHSテープに収録、)

(以上)(2011/06/29)


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