モーツアルト気狂いの最新入手ソフト情報−−平成23年6月号−−


(エッシェンバッハとパリ管弦楽団の弾き振りによるピアノ協奏曲第12番イ長調K.414、および第23番イ長調K.488、/ウイルドナー指揮、デユー演出、ゲヴァントハウスO&CHOによるライプチヒオペラの「コシ・ファン・トッテ」K.588、/バレンボイム指揮ベルリン国立歌劇場による東京文化会館における「魔笛」K.620、/フリードリッヒ・グルダのピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466および第26番ニ長調K.537「戴冠式」)

(先月の月報は  「こちら」 )


私の最新入手ソフト情報−平成23年6月号−

(エッシェンバッハとパリ管弦楽団の弾き振りによるピアノ協奏曲第12番イ長調K.414、および第23番イ長調K.488、/ウイルドナー指揮、デユー演出、ゲヴァントハウスO&CHOによるライプチヒオペラの「コシ・ファン・トッテ」K.588、/バレンボイム指揮ベルリン国立歌劇場による東京文化会館における「魔笛」K.620、/フリードリッヒ・グルダのピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466および第26番ニ長調K.537「戴冠式」、)

11-6-0、平成23年6月初めの近況報告、

1)、病気でダウンをして−今は安静であるが、元気が回復したらやりたいこと−
2)、「新規ソフト優先」を次の目標とするホームページに方針を変更したい
3)、新しいパソコンへの期待−WinXPからWin7へ2段階グレードアップ−
4)、再びゴルフに熱中したい−体重60キロから新体重52キロのゴルフへの挑戦−
5)、2011年6月号の放送・番組予定、
6)、2011年6月号のソフト紹介予定、



(最新収録の放送;エッシェンバッハのピアノ協奏曲ライブ、K.414&K.488)
11-6-1、クリストフ・エッシェンバッハとパリ管弦楽団の弾き振りによるピアノ協奏曲第12番イ長調K.414、および第23番イ長調K.488、2010/2/20、70歳誕生ステージ、パリ、
(2011年3月20日、NHKBS103クラシック倶楽部の放送をBD-038に収録)

(懐かしいアナログテープより;ウイルドナー・デユー演出のライプチヒオペラの「コシ」K.588)
11-6-2、ヨハネス・ウイルドナー指揮、ジョン・デユー演出、ゲヴァントハウスO&CHOによるライプチヒオペラによる「コシ・ファン・トッテ」K.588、1995年制作、ライプチヒ、
(配役)フィオルデリージ;エヴァ・バルトーリ、ドラベラ;アネッテ・マルケルト、デスピーナ;ヘンドリケ・ヴァンゲマン、フェランド;サンホ・チョイ、グリエルモ;ロベルト・ハイマン、アルフォンゾ;ロ−ランド・シューベルト、
(2000年06月17日、クラシカジャパンの放送をS-VHSテープに3倍速で収録)

(懐かしいアナログテープより;バレンボイム指揮エヴァーデイングの「魔笛」K.620)
11-6-3、ダニエル・バレンボイム指揮ベルリン国立歌劇場によるエヴァーデイング演出の東京文化会館における「魔笛」K.620、1997年11月13日、東京文化会館大ホール、
(配役)パミーナ;テーナ・キーベルク、タミーノ;エンドリク・ウオットリヒ、ザラストロ;ジョン・トムリンソン、夜の女王;アナ・カメリア・ステファネック、パパゲーノ;ロマン・トレケル、パパゲーナ;シモーヌ・ノルト、弁者;ルネ・パーペ、モノスタトス;ペール・リンドスクーグ、ほか、
(1998年02月01日、NHKBS2クラシック・ロイヤルシートをS-VHSテープに収録、)

(懐かしいLDより;グルダ弾き振りのピアノ協奏曲第20番と第26番)
11-6-4、フリードリッヒ・グルダの弾き振りによるミュンヘンフイルとのピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466および第26番ニ長調K.537「戴冠式」、1986年7月12日、ミュンヘン・フイルハーモニー・ライブ、
(日本フォノグラム、レーザー・デイスク、PHILIPS-78VC108)


11-6-0、平成23年6月初めの近況報告、 

   ゴールデンウイーク直前に始まった腹痛から、連休中の「胆嚢摘出手術」のため10泊11日間の突然の入院に続き、その後の経過が悪く「肝膿瘍」を併発して8泊9日の再入院を体験し、5月の末になろうとしているのに、いまだ体内に胆汁排出用の管(ドレイン)が埋め込まれたまま、リハビリもままならぬ状況が続いて、ひたすら安静に努めている。その経過はこのHPの「日記帳」に詳しく述べているが、日頃の恵まれた健康に慢心して、年齢を顧みず好き勝手なことをしてきた自分に対して、「ドン・ジョバンニ」ではないが、「悔い改めよ」と神様の天罰が下ったものと感じている。かくなる上は、ひたすら耐えて体調を確保し、時期を見て再出発したく、暫く無理をしないで過ごしたいと考えているので、お許し頂きたいと思う。

1)、病気でダウンをして−今は安静であるが、元気が回復したらやりたいこと−

   入院をして耐えてきた痛みが薄れてくると、病人は退屈の余り、元気が回復したら何をやりたいかを頻りに考えるようになる。しかし、余り大きなことは考えられず、いずれも身近なところから、以下の三つの新しいことをスタートさせたいと考えている。
   その第一は、ホームページを楽しみながら充実させていくことであるが、その理想の姿は、過去に入手した既知のソフトを整理することではなく、「新規に入手したソフト」の発掘を中心に、楽しみながらアップすることにあった。現在のオペラ優先のやり方はあと半年ぐらいで峠を越えそうな計算が入院中に出来たので、「新規ソフト優先」を次の目標に、ステップ・バイ・ステップで新たにスタートしたいと考えている。

   その第二は、これまでの書斎での作業環境を一変させるため、もう6年経った遅いWinXPのパソコンをWin7の新機種に更新して気分を一新させると共に、Office2010など新ソフトを活用して次の飛躍のためのスタートを図ることを考えている。生命保険会社に入院・開腹手術の申請をしたら、思いがけずに生命保険からお見舞い金10万円が振り込まれたので、これを財源にする予定である。その第三は、2度の入院生活で体重60キロだった体が、52キロの学生時代の体格にまで激減した。この姿でゴルフが出来るか甚だ心配であるが、これを機会に従来の力で振り回すゴルフを捨てて、スイング中心のゴルフに切り替える工夫をし、全てのクラブの練習方法を変えて、新しいスタートをすることを真剣に考えている。

    今回の震災と原発事故で、東京電力株が下落して配当金が全く期待できないことになり、海外旅行などの原資金が大打撃を受けた。従って、海外旅行などお金のかかる楽しみよりも、天罰の厳しさを素直に受けとめ、元気を回復しても以上の三つのように、内面の充実を図る楽しみに切り替えたいと思う。以上が長い入院生活でベッドの上で考えたことであるが、果たしてこれからどうなるか、体力が回復次第、私としてはこれらのささやかな夢を実現すべく頑張りたいと思っている。


2)、「新規ソフト優先」を次の目標とするホームページに方針を変更したい

   これまで「オペラ優先」のポリシーで毎月2本のペースでオペラを続けてきたが、 古い知名度の低いソフトをアップするときは、余り人気がないソフトであると知りつつも、アップせざるを得ないと考えて無理を重ねた面があった。それはそのファイルが開かれる度数が少ないので、皆さまへの反響が悪いと反省しながら作業を続けてきた。しかし、入院をして未アップのオペラ数を計算したところ、「フィガロ」と「ドン・ジョバンニ」は既に完了し、「コシ」は6月分で完了であり、「魔笛」もあと3本が残されているだけであった。「後宮」、「テイト帝」、「イドメネオ」などはソフト数が少ないので、各オペラの総括が作業としては大変なのであるが、「オペラ優先」の柱のピークは過ぎ、あと半年か1年で、ほぼオペラ関係ソフトのアップの見通しがついたことになる。従って、今後作業の重点は、このHP本来の目標である「新規に入手したソフト」を紹介し、良いソフトを発掘する作業にいよいよ移行することになりそうである。

    このところ放送関係の新規ソフトは必ずしも多くはないが、未アップのDVDが、ピアノ協奏曲、シンフォニー中心に集まってきているので、「新規ソフト」をアップするときに比較の意味で「古いソフト」も同時にアップしたり、オペラは1本にするなど工夫をして、ホームページの方針を変更したいと考えている。私の見通しでは、このように少し方針を変えて2年ぐらい続ければ、「古いソフト」はかなりアップでき、このHPも次第に完成型の姿が見えてくるものと期待している。
   これまで集まっていたソフトを早く片付けようと夢中になって進んできたが、病気のお陰で一休みして、先のことを考え見直す機会を得たことは時期を得たものだったと思う。以上の通り、今後、少しづつ、方針を変更し、新味を出しながら新しいスタートをしたいと考えるので、どうか宜しくお願いしたいと思う。


3)、新しいパソコンへの期待−WinXPからWin7へ2段階グレードアップ−

   現行のパソコンは、2005年4月購入の富士通ノート型であり、HDD容量160GB、メモリ1GB、WinXP搭載であった。まだ、HDD容量に70GBの空きがあるが、6年を経過して、最近では操作全般が遅くなってきている。1年くらい前から「超速」ソフトの厄介になっており、このソフトのお陰で何とかもっている状態にあるが、もう一つのプラウザFirefoxとウイルスバスターの相性の悪さが目立って不便になってきており、そろそろ新しいパソコンの検討をせざるを得ないと考えてきた。入院中は情報がなくパソコンのカタログを丹念に見てきたが、6年経ったWin7になると、HDD容量は750GB、メモリ8GBと性能は飛躍的に向上し、BDドライブが当たり前になり、地上・BS・CSチューナー付きで、パソコンでテレビを見たり録画したりする時代になっていた。

   ソフトの方を見ると、従来のOffice2003が2010に2段階グレードアップされ、パワーポイント2010も付属されているようであった。一方、光ケーブルがわが書斎にまで届いており、「Yahoo!BB光withフレッツ」というヤフーのキャンペーン通りのインターネット環境にあり、現行のパソコンは「パソコン1」として接続されている。従って、新パソコンは「パソコン2」として接続して登録すれば、直感的に、直ぐにインターネットが使えるようになり、新しいパソコンへの移行は手探りでも出来そうに思われる。

   熟慮の末に「パソコンではテレビは見ない」という決断をし、チュナーを付属しない、BDドライブ付き、デイスプレイ15.6型ワイドのノート型パソコン(AH77/D)に狙いを絞った。このモデルのお値段は、夏モデルに切り替わったばかりのせいか約16万であった。これにお店によって異なるポイント(約10%)が付くので、実質の値段は14万4000円というのが、近所のビッグカメラやヤマダ電機の標準価格のようだ。基本方針は以上の通り、ほぼ、決まったので、いずれ近いうちにもう少し価格の交渉をして、購入したいと考えている。


4)、再びゴルフに熱中したい−体重60キロから新体重52キロのゴルフへの挑戦−

   本日5月30日(月)現在の病院の診断では、胸にまだ口を開いているドレーンの撤去は一週間後の6月6日(月)と決定された。通常、退院後2週間とされているようであり、経過が良いようなので少しでも早まったことを喜びたい。しかし、経験したものでなければ分からないが、胸に異物がさし込まれていれば、上半身を動かすことはままならず、リハビリも自由に出来ない状態にある。それなのに、ゴルフのことを真面目に考えるなんてと、お叱りを受けそうであるが、今は練習も覚束ない有様なので、ベッドの上で考えただけの夢物語としてお考えいただきたい。

   実は、私のゴルフの基本は自己流であり、両またを広く広げて、両腕の力で振り回すゴルフスイングの極端なスライサーである。ところが今年に入って、両またを肩幅ほどに狭めてスイングすると、力が入らず方向性が良くなり、フェード気味となってランが直進し、その分だけ少し距離が出ていることが分かってきた。実はドライバーでは、最近は殆ど成功しており、これをスプーンに広げようとしていた矢先に、3月10日の思わぬ万年青会での優勝と言うことになった。この時はパターの調子が良かったのが直接原因であったが、ドライバーでミスをしておらず、2オンがいくつかあったことが陰の要因であった。スプーンは未だ完成していないが、少しずつ良くなっている実感は持っている。

   ベッドの中で考えたことは、全てのクラブに対し、スタンスを肩幅程度に狭めて打つことを習慣づけようと考えたことにあり、52キロの痩せた体になったので、スイングをアウトサイド・インにもう少し鋭く振り抜ければ、ドライバー同様に、方向性も距離も良くなると思っている。考えた通りに行くかどうかは分からないのがゴルフの常ではあるが、これまでのように極端なスライスは少なくなって来ているので、痩せたことを機会に猛練習をして、少しでも自信のつくスイングに改めることが出来れば良いと考えている。

   万年青会の上手な先輩方から、ゴルフは所詮は練習の結果であり、その練習も意識的に意欲を持って試し、挑戦することが大事であることを教わった。その積もりで、未だ練習も出来ぬ状態なのに、気持ちだけはしっかり持って、せめて80歳くらいまでは健康のためのゴルフをしたいと思っている。


5)、2011年6月号の放送・番組予定、

    始めにNHKの放送では、4月からのBS102の廃止によりクラシック音楽の番組は残念ながら、3割程度削減された。教育テレビでは芸術劇場という伝統のあった番組がなくなった。教育テレビでは、毎週日曜日21:00〜21:57にN響アワーがあるが、N響アワーの6月分にはモーツアルトの音楽はない。BS103がNHKBSプレミアムと改称され、クラシック倶楽部が毎週月曜日〜金曜日6:00〜6:55に実施されるが、これまでBS102でもやっていたものがなくなった。この番組の6月分のモーツアルトの曲は再放送しかない。BSプレミアムのプレミアムシアターは毎週土曜日23:30〜3:30の予定であるが、6月分にはベルリンフイルの特集が組まれて、新しいモーツアルトの曲は見当たらない。また、特選オーケストラ・ライブ(旧クラシック倶楽部の一部を改称)は毎週日曜日6:00〜7:55の予定とされているが、6月分にはN響定期第1697〜1699回が組まれ、新しいモーツアルトものは見当たらなかった。以上のように、NHKの放送は、まことに残念ながら5月分同様に6月分も全滅であった。

   一方のクラシカジャパンでは、第一の特集は「歌の力!」とされており、モーツアルトとは直接関係のない世界が取り上げられていた。第二の特集には、シリーズ「20世紀の巨匠たち」の中に、マリア・カラスの特集が2本、またエリザベト・シュヴァルツコップの特集が2本組まれており、是非、収録しておきたいと考えている。シュヴァルコップのBBC放送のものは既に収録済み(2-4-2)のものもある。その他モーツアルト関係では、3種の再放送があるが、いずれも収録済みであった。



   レコード芸術6月号では、日本コロンビアから「巨匠の名演奏コレクション」で、アーノンクールとCMWの「万聖節コンサート1981」と題するモーツアルトの「レクイエム」のDVDが1995円で発売されたので、早速、入手した。しかし、これ以外のモーツアルト関係のDVDなどの情報は、残念ながら、見当たらなかった。





 一方、久し振りで訪れた銀座の山野楽器で次の3種の新しいDVDを見つけたので、早速、入手した。いずれ「新しいソフト紹介」としてアップしたいと考えている。
1)「アルバのアスカニオ」K.111、ダントーネ指揮、ボローニアOP、12/2005、日本語字幕あり、BONGIOVANNI、2007-AB 20006、
2)「偽の女庭師」K.196、ツアグロセク指揮シュトウットガルトOP、1/2007、日本語字幕なし、ARTHAUS-MUSIK、101253、
3)ダヴィッド・フレイのピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482および第25番ハ長調K.503、ズヴェーデン指揮フイルハーモニア管弦楽団、8/2010、Virgin Classics-EDV2403、


6)、2011年6月号のソフト紹介予定、

   何度も繰り返すようで恐縮であるが、1ヶ月にわたる病気のせいで、5月分としてアップ予定のものが、ソックリ6月分で予定することにしたのでお許し頂きたい。余力があればと言うつもりで、グルダのピアノ協奏曲の弾き振りを追加してある。

   その第一曲目はこれも最新収録の放送からの2曲のピアノ協奏曲の引き振りであり、ピアノ協奏曲第12番イ長調K.414、および第23番イ長調K.488である。最近は指揮者として活動することが多いエッシェンバッハが、2010年2月20日のパリ管弦楽団を率いたコンサートにおいて、その日が彼の70歳誕生ステージであったせいか、コンサートの前半にモーツアルトの2曲の協奏曲を弾き振りして見せ、後半には得意としているマーラーの交響曲第一番ニ長調「巨人」を演奏したもので、今回はモーツアルトだけを取り上げたものである。エッシェンバッハは、このホームページは初登場であるが、私はCDで購入した最初のピアノソナタ全集が彼の演奏(1967〜70)であり、当時は髪の毛が未だふさふさした美青年であった。この中にピアノソナタとしてハ長調K.46eおよびヘ長調K.46dの2曲が含まれていたのが印象的で、当時は研究者としても捉えられていた。
   今回の2曲は良い曲を取り上げたと感心する組み合わせであり、特に、第23番K.488は、パリ管弦楽団の木管楽器がとても良く響いて、素晴らしさを感じさせた。

   第ニ曲目は、古いS-VHSテープからの映像であるが、ウイルドナー指揮、デユー演出、ゲヴァントハウスO&CHOによるライプチヒ・オペラによるオペラ「コシ・ファン・トッテ」であり、この映像をアップロードすると「コシ」の全20映像のアップが完了することとなる。この映像は1995年制作であるが、演出者のジョン・デユーは、斬新な現代風の演出をする演出家として知られており、 既に「フィガロの結婚(1995)」(8-8-3)および「ドン・ジョバンニ(1994)」(10-10-2)はアップ済みであり、この映像で彼のダ・ポンテ三部作が完了となる。映像はやはり現代風なもので、スポーツクラブの二人のバドミントン選手とその監督といった姿で男三人の三重唱が始まり、彼等の恋人たちもクラブに出入りする現代の生き生きした若い女性たちであった。この三部作はほぼ同じ時期の公演なので、出演者たちもかなり共通しており、当時のライプチヒ・オペラの団員たちによる三部作と理解して良いであろう。

   第三曲目は、これも古いS-VHSテープによる映像で、バレンボイム指揮によるベルリン国立歌劇場の日本公演のエヴァーデイング演出の「魔笛」である。この映像は、1997年11月13日、東京文化会館大ホールで収録されており、このエヴァーデイング演出は、サヴァリッシュとバイエルン国立歌劇場の映像の「魔笛(1983)」(10-11-3)とほぼ共通した伝統的なもので、これが当時のドイツの主要都市の「魔笛」の標準スタイルであったことが理解できよう。出演者たちはザラストロがワグナー歌手のトムリンソンを始め、現在はドイツを代表するザラストロ役のルネ・パーペが弁者を歌い、この歌劇場を代表するロマン・トレケルがパパゲーノ役の楽しめる布陣であった。バレンボイムのモーツアルトオペラは、「フィガロの結婚(1999)」(3-4-1)および「コシ・ファン・トッテ(2002)」(3-1-1)に続くものであるが、この日本公演が一番古い演奏であった。

   なお、第四曲目は、懐かしいレーザーデイスクから、フリードリッヒ・グルダの弾き振りによるミュンヘンフイルとのピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466および第26番ニ長調K.537「戴冠式」を予定している。これは最近アップすることが多くなってきたピアノ協奏曲の一環としてアップするものである。この映像はグルダの謂わば絶頂期の映像であり、実にゆとりのあるグルダならではの弾き振りであり、1986年夏のミュンヘン・フイルハーモニー・ライブである。体調が良ければ是非アップしたいと考えているので、ご期待いただきたい。

(以上)(2011/05/30)


(最新収録の放送;エッシェンバッハのピアノ協奏曲ライブ、K.414&K.488)
11-6-1、クリストフ・エッシェンバッハとパリ管弦楽団の弾き振りによるピアノ協奏曲第12番イ長調K.414、および第23番イ長調K.488、2010/2/20、70歳誕生ステージ、パリ、
(2011年3月20日、NHKBS103クラシック倶楽部の放送をBD-038に収録)

(懐かしいアナログテープより;ウイルドナー・デユー演出のライプチヒオペラの「コシ」K.588)
 11-6-2、ヨハネス・ウイルドナー指揮、ジョン・デユー演出、ゲヴァントハウスO&CHOによるライプチヒオペラによる「コシ・ファン・トッテ」K.588、1995年制作、ライプチヒ、
(配役)フィオルデリージ;エヴァ・バルトーリ、ドラベラ;アネッテ・マルケルト、デスピーナ;ヘンドリケ・ヴァンゲマン、フェランド;サンホ・チョイ、グリエルモ;ロベルト・ハイマン、アルフォンゾ;ロ−ランド・シューベルト、
(2000年06月17日、クラシカジャパンの放送をS-VHSテープに3倍速で収録)

(懐かしいアナログテープより;バレンボイム指揮エヴァーデイングの「魔笛」K.620)
11-6-3、ダニエル・バレンボイム指揮ベルリン国立歌劇場によるエヴァーデイング演出の東京文化会館における「魔笛」K.620、1997年11月13日、東京文化会館大ホール、
(配役)パミーナ;テーナ・キーベルク、タミーノ;エンドリク・ウオットリヒ、ザラストロ;ジョン・トムリンソン、夜の女王;アナ・カメリア・ステファネック、パパゲーノ;ロマン・トレケル、パパゲーナ;シモーヌ・ノルト、弁者;ルネ・パーペ、モノスタトス;ペール・リンドスクーグ、ほか、
(1998年02月01日、NHKBS2クラシック・ロイヤルシートをS-VHSテープに収録、)

(懐かしいLDより;グルダ弾き振りのピアノ協奏曲第20番と第26番)
11-6-4、フリードリッヒ・グルダの弾き振りによるミュンヘンフイルとのピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466および第26番ニ長調K.537「戴冠式」、1986年7月12日、ミュンヘン・フイルハーモニー・ライブ、
(フイリップス・レーザーデイスク、78VC-108、)



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