モーツアルト気狂いの最新入手ソフト情報−−平成23年4月号−−


(パドウラ=スコダとプラハ室内管弦楽団によるピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271および第18番変ロ長調K.456、/エストマン指揮ドロットニングホルム宮廷歌劇場管弦楽団と合唱団による「コシ・ファン・トッテ」K.588、/サヴァリッシュ指揮NHK交響楽団による江守徹演出の東京公演の「魔笛」K.620、/パドウラ=スコダとプラハ室内管弦楽団によるピアノ協奏曲第19番ヘ長調K.459および第26番ニ長調K.537、)

(先月の月報は  「こちら」)

私の最新入手ソフト情報−平成23年4月号−
(パドウラ=スコダとプラハ室内管弦楽団によるピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271および第18番変ロ長調K.456、/エストマン指揮ドロットニングホルム宮廷歌劇場管弦楽団と合唱団による「コシ・ファン・トッテ」K.588、/サヴァリッシュ指揮NHK交響楽団による江守徹演出の東京公演の「魔笛」K.620、/パドウラ=スコダとプラハ室内管弦楽団によるピアノ協奏曲第19番ヘ長調K.459および第26番ニ長調K.537、)

11-4-0、平成23年4月初めの近況報告、

1)、巨大津波災害を考える−巨大土木施設の時代は去ったか−
2)、ノーベル賞の根岸英一先生のPurdue会の講演会に出席して、
3)、アップしたいソフトが目白押しになってきた。
4)、今年の3月例会の万年青会のゴルフに初優勝して、
5)、2011年4月号の放送・番組予定、
6)、2011年4月号のソフト紹介予定、


(最新DVD報告;パドウラ=スコダのピアノ協奏曲ライブ(1)、K.271&K.456NEW!)
11-4-1、パウル・パドウラ=スコダとプラハ室内管弦楽団によるピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271および第18番変ロ長調K.456、フィラッハ公会堂、ケルンテン夏季音楽祭2006、オーストリア、
(2011年3月4日、山野楽器店にて、株式会社マーキュリー、2枚組NCA-60229、)

(懐かしいアナログテープより;ドロットニングホルム宮廷歌劇場の「コシ」K.588)
11-4-2、アーノルド・エストマン指揮ドロットニングホルム宮廷歌劇場管弦楽団と合唱団による「コシ・ファン・トッテ」K.588、Decker演出、1984年、1989年、スエーデン、
(配役)フィオルデリージ;アン・クリステイーネ・ビール、ドラベラ;マリア・ヘーグリンド、デスピーナ;ウルラ・セーヴェリン、フェランド;ラーシュ・テイベル、グリエルモ;マグヌス・リンデン、アルフォンゾ;エンツオ・フロリーモ、
(1991年01月19日、PHLP10014/5のフイリップスLDをS-VHSテープに収録)

(懐かしいアナログテープより;サヴァリッシュ指揮・江守演出の「魔笛」K.620)
11-4-3、サヴァリッシュ指揮NHK交響楽団による江守徹演出の東京公演の「魔笛」K.620、1991年10月29日、東京文化会館、
(配役)パミーナ;ドンナ・ブラウン、タミーノ;ヘルベルト・リッパード、ザラストロ;クルト・モル、夜の女王;エリザベス・カーター、パパゲーノ;アンクレート・ヘム、パパゲーナ;フランシス・ルーシー、弁者;多田羅迪夫、モノスタトス;ウイルクリート・ガームリヒ、三人の従女;永井和子、永田直美、渡辺美佐子、ほか、
(1991年11月30日、NHK教育TVの放送をS-VHSテープに収録、)

(最新DVD報告;パドウラ=スコダのピアノ協奏曲ライブ(2)、K.459&K.537)
11-4-4、パウル・パドウラ=スコダとプラハ室内管弦楽団によるピアノ協奏曲第19番ヘ長調K.459および第26番ニ長調K.537、フィラッハ公会堂、ケルンテン夏季音楽祭2006、オーストリア、
(2011年3月4日、山野楽器店にて、株式会社マーキュリー、2枚組NCA-60229、)


(最新DVD報告;1954年の3つのオペラのカラー映像抜粋、モラルト指揮ウイーンフイル)
11-4-5、「不滅のモーツアルト」1950年代のウイーンのモーツアルト・アンサンブルによる「後宮」K.394、「フィガロの結婚」K.492、「ドン・ジョバンニ」K.527の抜粋、1954、ウイーン、カラー・モノラル、


11-4-0、平成23年4月初めの近況報告、

   今年は大変な異変の多い年か、万年青会のゴルフで私が初優勝したと思ったら、翌日の3月10日には史上最大級の東北関東大地震が勃発し、想定外の巨大津波が福島〜岩手海岸部を襲撃し、福島原子力発電所が危機的状況になったり、2万人を超える犠牲者が見込まれるなど大変なことになっている。この災害で犠牲になられた方々のご冥福を心からお祈りするとともに、被災された方々が一刻も早く立ち直られるよう心から願うものである。この大災害のため3月一杯は、殆ど自宅のテレビに釘付けとなり、ひたすら災害救助活動や原発の緊急処理活動などを注意深く見守ってきた。しかし、如何せん、地震や津波の規模が大きすぎたので被災の範囲が広大で、関係者の尽力にも拘わらず、復旧活動が今一つはかばかしくないのが残念である。

1)、巨大津波災害の対策を考える−巨大土木施設の時代は去ったか−

       今回の地震の最大の問題は、原発の被災と経験を遙かに超えた大津波であり、原発は津波にさえ耐えておれば、東北電力の女川原発のように、施設としては問題なかったように思われる。詳細は専門家の見解を待たなければならないが、直感的には福島の原発の場合は、想定外の津波により被災したようであり、本体や海岸の冷却施設をもっと高台に設けるとか、あるいは津波を防ぐため、万里の長城のように施設全体を防潮堤で囲うとか、いろいろな対策を行うべきであったと考えられる。今は第一発電所を無害なものに処理することに専念すべきであるが、これを教訓として、現行若しくは今後の原発は、海岸に近い施設が多いので、新しい津波対策を徹底して行う必要があると思われる。

   ここではこれから災害復旧が行われる津波対策について、私見を述べたいと考えるが、それにはわれわれ日本人の大変な叡智と英断が必要だと思われる。
   今回、他地域へのモデル堤防があった釜石や宮古で、いとも簡単に津波に越えられて重大な災害を発生させた。しかし、一方では土地がなくて堤防を作れず、自衛的に避難だけで耐えた地域もあるが、日頃から津波避難が徹底しており、死亡者は最小限(避難しそびれた人が被災)に止まったと伝えられている。これからそれぞれの地域の災害復旧計画を考えることになるが、想定外の規模の津波であったために、計画を策定するに当たり、どのような津波に対して計画するか、国民的な合意形成が必要であろうと思われる。それによっては、従来通りの概念の災害復旧をするか、津波対策として万里の長城のような堤防を造り住民を護るか、考えを改めて原則として、避難を義務づける土地利用規制を行って高台に集団移転を行うとか、避難用のマスコンクリートの5〜6階建ての避難施設を設けるかなどなどと、地域ごとに、住民と行政とが相談をして、その地域に適合した今後の土地利用計画を決める必要があろうと思われる。

   今回の原発問題でお分かりの通り、巨大津波には未知の力があり、このような地球規模の営みに対し現代のハードな土木技術では、絶対防げるという対策は、津波には当てはまらないように思われる。仮にお金に糸目を付けずに、万里の長城のような防潮堤を再び作っても、それを過信をして逃げ遅れると言うことにもなりかねない。万全が許されないとすれば、施設造りよりもまず避難をというソフトな「我慢する対策」が、まづ根本的に必要であろうと考えられるので、関係者は英知を持って復興計画の検討を幅広く行うべきだと思われる。

   私は土石流やなだれ災害で、これまで防災上の土地利用規制が出来ない現実を沢山見てきたが、これらの災害は、あらかじめ災害危険区域を設定することが技術的に難しいと言う問題があって、土地利用の誘導は出来ても規制することは難しかった。しかし、津波現象は実に単純・公平で、最大到達距離を持つ標高以下の低いところは、押しなべて、皆やられるという巨大な未知の破壊力があると考えられる。従って、今回の津波で被災した地域は、まず、原則として避難することを考え、住んではいけない地域、住んでも直ぐ避難出来る地域、経済活動をしていても直ぐ避難出来る地域などを検討し、大きな避難施設整備をするとともに、高台に集団移転をするなどの新しい土地利用を積極的に考えていただきたいと思う。

   私は、大まかに港湾施設があった地域、漁港施設があった地域、密集市街地が存在した地域、住宅・農業などが混在する地域、などにパターン分類し、既往施設をどの程度復旧するか検討する必要があると思うが、私はどこの地域にも高さ15とか20メートルの万里の長城を作るのは反対で、未知の力にはまず避難をという対策を今回こそ徹底したいという気がしている。これは津波に対する土地利用規制の問題を白紙で考えることであり、そこに住みたいと思う人々の叡智が問われる土木技術以前の問題であると思われる。

   土地利用に対する地権者の権力が強すぎる憲法のせいもあろうが、災害対策について、公権力による立ち退きや集団移転などの土地利用が実施できない日本の現状を反省し、これを改善する絶好の機会が訪れたような気がしており、これが今回の地震による大きな教訓や試練として受け止めたいと考えている。


2)、ノーベル賞の根岸英一先生のPurdue会の講演会に出席して、

   地震のあった翌日に、かねてのご案内で、今回ノーベル賞を受賞なさったパデユー大学の根岸英一先生の講演会と受賞お祝い会を日本パデユー会の主催で行われたので、出席してきた。まだ、東京周辺の交通機関が地震の影響で完全に復旧していないようであったが、関係者の英断で多少集まりが悪くても決行しようということであった。幸い、会場の赤坂までは、地下鉄千代田線一本で行け、間引き運転であったが、全く問題はなかった。



   私は1966/67年の同じ時期に留学した日本板硝子の山内辰夫さんとかねてメール交換して一緒に出席することにしていたが、実は山内さんが持っておられた当時のパデユー日本人会の約30人位の名簿で、私の名前の次ぎに当時帝人研究所の根岸先生のお名前が書かれていることを知って驚いており、この日お会いできることを楽しみにしていた。期待していた北大の鈴木先生のお名前は名簿にはなく残念であったが、パデユー大学で1年間過ごしたものにとって、その仲間からノーベル賞受賞者が出たことは、大変なことだと思わざるを得なかった。



   根岸先生は東大の33年卒業組であり、山内さんや私と同じ年齢で、先生もパデユーの日本人会では当時新入りであったようである。先生は広島の帝人の研究所に居られて、フルブライト試験に合格したというから、余程、英語の勉強をなさったのであろうが、さすが意気込みが凡人とは異なると思わざるを得なかった。先生のお話しを聞いて、留学したペンシルヴァニア大で博士課程を修了後、66年からパデユー大のブラウン先生の元で研究員・助手を務め、シラキュース大の助教授・教授となってパデユー大の教授に戻られるまで、研究一筋であった。ノーベル賞の受賞と言うことは、個人の受賞と言うことになるが、その間に残された多くの研究実績や学会関係の学術的功績が評価されなければならないと感じてきた。

   先生は音楽がお好きなようであり、パデユーでは大学の2コースのゴルフ場を今でも楽しんで居られるという。私もゴルフを始めて行ったのは、ここのゴルフ場が最初であり、今でも記念にPurdueの文字が入ったゴルフボールを1球大切に持っている。45年も昔のことであるが、矢張り忘れられない若い思い出がつまった1年間であり、久し振りで合った山内さんとの会話も楽しく、これからもこの集まりを大切にしたいと思っている。

3)、アップしたいソフトが目白押しになってきた。

   私のレコード探しはこれまで秋葉原の石丸電気の1号館と決めて10年来続けてきたが、3月一杯で閉店することになり、自分の店をどこにするか決める必要があった。3月4日に久し振りに銀座に出て、山野楽器店とヤマハ銀座店に立ち寄ったところ、ところ変われば品変わるのたとえ通り、新規のDVDが幾つか見つかったので、早速、購入してきた。両店とも在庫が豊富のようであり、ヤマハは音楽関係の書籍類も豊富にあって好都合であるので、今後は秋葉原から銀座にとレコード店を変更したいと思っている。
   毎月オペラを2本続けてきたが、ピアノ協奏曲などの新規入手ソフトが増えてきたので、オペラ以外のソフトにも力を注がなければならないと考えている。実は今年の2月から実施しているのであるが、オペラ以外の曲はオペラに較べて時間的に作業が楽なので、オペラ2本に器楽曲2本の月4本を目標に頑張ってみたいと思う。今手元にある新規の映像ソフトのリストは、下記の通りである。



A)、パドウラ・スコダのピアノ協奏曲(1)K.271&K.456、(2)K.459&K.537、(3月新譜DVD)、
B)、グルダとミュンヘンフイルのピアノ協奏曲K.466&K.537、(いただいたLD)、
C)、エッシェンバッハとパリ管のピアノ協奏曲K.414&K.488、(NHK103より新規収録)、
D)、アバドとベルリンフイルの「レクイエム」K.626ほか、(新規入手DVD、2000)、
E)、アーノンクールとバルトリの演奏会用アリア5曲とプラハ交響曲K.504、(新規入手DVD、2001)、
F)、チェリビダッケとトリノRAI交響楽団の交響曲第39番K.543、(新規入手DVD、1969)、
G)、ジュリーニとニュー・フイルハーモニアOの交響曲第40番K.550(BD22.2、1964)、
H)、マルケヴィッチとパリ管のプラハ交響曲K.504(BD30.6、1967)、
I)、ベザイデインオートのフォルテピアノRe、K.533/494、K.475&K.455(BD38.8、2010)、
J)、「不滅のモーツアルト」モラルト指揮ウイーンフイル、モーツアルト・アンサンブル(1954)、カラー・モノラル(最新入手DVD)、



   新しく購入したDVDについては、スキャナーで読んだ写真を掲載することにしたが、これらを片付けるのに半年くらい必要なので、また大変なノルマになってしまった。しかし、今回の地震で被災した方々は、もっともっと頑張っておられるので、当方も嬉しい悲鳴を上げながら、頑張ることにしたいと思っている。


4)、今年の3月例会の万年青会のゴルフに初優勝して−その要因を考えてみる−

   万年青会に加入して、一度は優勝したいものだと思っていたが、図らずもその夢がやっと実現した。昨年は10月に準優勝したことがあったが、その時は2アンダーで、むしろ他の人が悪かったための偶発的な2位であった。しかし、今回は8アンダーであったので、2位の3アンダーに較べて断トツの優勝であった。インが41、アウトが47でグロスは88であり、ハンデイが26であったので、ネットは62で、70のパープレイに対して8アンダーと言うことであった。この成績で次回のハンデイは、アンダー分の4を差し引いて、その70%と言うルールであるので、ハンデイは15と言うことになった。と言うことは、85のスコアでパープレイであるので、私の実力からすれば、90を切るのが年に数回なので、入賞は可能でも、3位以内に食い込むことはまず、難しいことと思われる。しかし、今後のために、今回の優勝の要因を整理しておきたいと思う。

   優勝の要因の第一は、この万年青会への馴れと、今年1月に決まったハンデイキャップ26による、いつでもアンダーが出そうだというゆとりであろうか。このハンデイでは、四街道では96でパープレイであり、調子が良くてつきがあればアンダーの可能性が十分にあり、さらに幸運があれば90を切って優勝と言うこともあり得るとは思っていた。また、昨年からも前半にアンダーが出て優勝かと冷やかされたことがあったが、昼食後の後半に緊張で調子を落として悔しい思いをした記憶も残されていた。しかし、今回は前半で41の7アンダーという特別な良い記録だったので、後半は50であっても優勝できるという気持ちのゆとりが、結果的に幸運をもたらしたのであろうと考えている。
  優勝がこんなに早く達成できた第二の要因は、この日はパターの調子が良く、1パターが5つもあったことである。四街道のグリーンは高麗芝であり、ベントグリーンと異なって、暖かい時と冬の寒い時期とでは、グリーンのランが異なり、特に寒い時期は良く転がる上に、傾斜で芝目に沿って微妙に曲がるという特徴がある。そのため寒い時期は、毎年スコアを崩すのが慣例であった。毎年11月後半から3月後半までがこの時期であるが、今年は特にスコアが悪かったので、書斎の絨毯の上でパターの打ち方の工夫をしており、練習を重ねて自信を取り戻す必要があった。優勝時期は3月例会であり、この日のためのパターの練習は確かに効果があったように思われる。

   第三の要因は全ての面でツキを感じさせるプレイが随処にあった。グリーンが見えないところで、良い当たりをして、行ってみたら2オンと言うケースが2度もあり、通常なら3パットという長いロングパットが入る幸運も2度あった。ミスがあってもリカバリーが良く、パー7、ボギー6、ダボ3、トリプル2の18オーバーの成績であった。    終わりにパートナーによる励ましも好成績に繋がった。他の三人は私よりもハンデイが上で、その仲間に成りきれたことが好成績の要因になった。その中のハンデイ14のお一人は3つのバーデイを出し、2アンダーの82で4位に入賞して好調であり、この方に凄く引っ張られたと言う印象が強く残っている。

   私がゴルフで優勝をしたら、神様がビックリして翌日に東北関東大地震という巨大地震が勃発したのではないかと心配をして、優勝の喜びも控え目にしているが、震災によって友人たちとの一連の4月の春のゴルフが延期になったのが残念である。原発や津波災害の心配が一日も早く終わり、楽しくゴルフが出来る日が来ることを心から願うものである。


5)、2011年4月号の放送・番組予定、

   初めにNHKの番組では、BS番組が4月から101〜103の3chあったものが、2chに変更になるようであり、それによって番組が変わるかも知れない。ハイビジョンの土曜日の「プレミアム・シアター」は、4月2日と9日はカルロス・クライバー特集であり、いずれもDVD 化されたものの放送である。しかし、9日のウイーンフイルとのリンツ交響曲とブラームスの第二交響曲のものが、HVリマスター版として放送されるのが注目される。私はLD、CS放送のD-VHS版、DVDの3メデイアでこの映像を見てきたが、どのように改善されるか関心を持っている。なお、4月16日と4月23日は、小沢征爾特集であり、残念ながらモーツアルトは含まれていない。

   続いてNHK教育TVの「芸術劇場」を調べたが見当たらない。しかし、調べているうちに、クラシック音楽と演劇などの舞台芸術はBSプレミアムチャンネルの「プレミアムシアター」を中心にお伝えしますとあり、どうやらこの番組は終了したらしい。     クラシック倶楽部は、これまでBS2と103で放送されていたが、これもどうやら、BSプレミアムに一本化されたらしい。幾つか調べたものの、モーツアルト関係曲は見当たらなかった。もう少し深く調べる必要があるが、クラシック・ファンには、今回の番組改訂は、どうやら番組削減の改悪のように思われる。

   クラシカジャパンの4月の放送プログラムがいつも20日頃には到着するが、今月は地震のせいか?30日に作文しているがまだ郵送されていない。そのためクラシカのHPをチェックしたが、番組表を見るのはパソコンでは辛い。従って前後の特集記事から拾ってみると、4月はマエストロ・カラヤンの特集であった。4月3日(日)はカラヤン・デイとなっており、コンサートのほかドキュメンタリでは、「その目指した日の世界(2007)」、「帝王の素顔(2007)」、「カラヤンの思い出(1994)」、「カラヤンの印象(1978)」の名が上がっている。また、カール・リヒターのマタイ(1971年5月)とヨハネ(1970年9月)も特集されていた。新しいものでは、「ストラデイヴァリウス2010 inパリ」のコンサートの協奏曲に混じってモーツアルトの弦楽四重奏曲ニ長調(第21番)K.575が含まれていた。その他のモーツアルトの曲は、いずれも再放送で収録済みのものばかりであった。

   終わりにレコード芸術4月号では、映像では格別な新情報はないが、1954年に製作されたモラルト指揮ウイーンフイルによる「不滅のモーツアルト」というDVD(ドリームライフ6300円)が出るようだ。オペラ「後宮」「フィガロ」「ドン」の抜粋版のようで、当時のウイーンの歌手陣が勢揃いしたカラー映像であるというふれこみであった。これは日本モーツアルト協会に申し込めば2割引で入手できそうなので、メールで申し込みをした。ドイツ語版であるが、日本語字幕は入っているという。


6)、2011年4月号のソフト紹介予定、

   4月号の第一曲は、最新入手のDVD報告として、パドウラ=スコダのピアノ協奏曲ライブ4曲2枚のDVDを一枚ずつ取り上げることとした。これは2006年のケルンテルン音楽祭におけるライブ録音である。スコダはウイーンに生まれた老齢のピアニストであり、有名な著作もある研究家でもあるが、80歳に近いのにすこぶるお元気で、ベーゼンドルファーを力強く弾き振りしており、彼の自筆の楽曲解説が添付されていた。11-4-1で(1)として第9番「ジュノム」K.271および第18番変ロ長調K.456を取り上げるが、第18番はこのHP初出のピアノ協奏曲であり、非常に期待している。
    また、4月中に余力があれば、11-4-4(2)として、第19番ヘ長調K.459および第26番ニ長調「戴冠式」K.537を取り上げたいと考えている。

   4月号の第二曲目は、懐かしいアナログテープより、エストマン指揮ドロットニングホルム宮廷歌劇場の「コシ」K.588を前月の「魔笛」に引き続いてお送りする。このS-VHSに収録されたテープは、自分でフィリップスで発売されたLD(PHLP-10014~5)を自分でテープにコピーしたものであり、先に報告した「フィガロの結婚」と同様に3倍速で収録していたため、42インチの大画面で見ると、映像の状態や音質は最低であるのが残念であった。
   この映像で珍しいのは、序曲の最中に、主役の6人や合唱団員が、バスに乗ったり、広い公園の中をランニングで来たり、自転車やオートバイで駆けつけたり、優雅に船で到着したりして、宮廷劇場まで来る様子が写されており、楽屋で男3人が急いで支度をしてそのまま舞台に出て来て、第1曲が開始されていたことが面白かった。郊外の美しい宮廷公園の中にあるローカルなオペラ劇場だから出来る日常的な風景であろうが、歌手たちが通勤者のように振る舞っているのが面白く感じた。

    4月号の第三曲目は、懐かしいアナログテープより、サヴァリッシュ指揮・江守徹演出の1991年10月に上演された東京文化会館における「魔笛」K.620である。この映像は、NHKモーツアルトイヤー1991スペシャルと題されており、指揮者のサヴァリッシュや主要歌手は西ドイツから来ており、演出が日本人の江守徹という両国の合作となったものである。冒頭にザラストロ役のクルト・モルが、インタビユーに応じており、去る5月に江守氏とミュンヘンで合い、10月の演出舞台のスケッチを見て表現の多様さに魅せられた。テーマは破壊された世界若しくはその秩序の回復であり、異なる地域や文化圏の人々を一堂に集め、華道や舞踏など日本の要素を西洋の作品に結合させた見事な演出であると語っていた。その後、レハーサル風景の映像があり、サヴァリッシュや江守徹の語りがあってから、舞台が始まっていた。原爆ドームがイメージされた舞台を記憶している方が多いであろう。当時は素晴らしいと感動したこの懐かしい舞台を、改めて見直すことを非常に楽しみに思っている。

(以上)(2011/03/30)


(最新DVD報告;パドウラ=スコダのピアノ協奏曲ライブ(1)、K.271&K.456NEW!)
11-4-1、パウル・パドウラ=スコダとプラハ室内管弦楽団によるピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271および第18番変ロ長調K.456、フィラッハ公会堂、ケルンテン夏季音楽祭2006、オーストリア、
(2011年3月4日、山野楽器店にて、株式会社マーキュリー、2枚組NCA-60229、)

(懐かしいアナログテープより;ドロットニングホルム宮廷歌劇場の「コシ」K.588)
11-4-2、アーノルド・エストマン指揮ドロットニングホルム宮廷歌劇場管弦楽団と合唱団による「コシ・ファン・トッテ」K.588、Decker演出、1984年、1989年、スエーデン、
(配役)フィオルデリージ;アン・クリステイーネ・ビール、ドラベラ;マリア・ヘーグリンド、デスピーナ;ウルラ・セーヴェリン、フェランド;ラーシュ・テイベル、グリエルモ;マグヌス・リンデン、アルフォンゾ;エンツオ・フロリーモ、
(1991年01月19日、PHLP10014/5のフイリップスLDをS-VHSテープに収録)

(懐かしいアナログテープより;サヴァリッシュ指揮・江守演出の「魔笛」K.620)
11-4-3、サヴァリッシュ指揮NHK交響楽団による江守徹演出の東京公演の「魔笛」K.620、1991年10月29日、東京文化会館、
(配役)パミーナ;ドンナ・ブラウン、タミーノ;ヘルベルト・リッパード、ザラストロ;クルト・モル、夜の女王;エリザベス・カーター、パパゲーノ;アンクレート・ヘム、パパゲーナ;フランシス・ルーシー、弁者;多田羅迪夫、モノスタトス;ウイルクリート・ガームリヒ、三人の従女;永井和子、永田直美、渡辺美佐子、ほか、
(1991年11月30日、NHK教育TVの放送をS-VHSテープに収録、)

(最新DVD報告;パドウラ=スコダのピアノ協奏曲ライブ(2)、K.459&K.537)
11-4-4、パウル・パドウラ=スコダとプラハ室内管弦楽団によるピアノ協奏曲第19番ヘ長調K.459および第26番ニ長調K.537、フィラッハ公会堂、ケルンテン夏季音楽祭2006、オーストリア、
(2011年3月4日、山野楽器店にて、株式会社マーキュリー、2枚組NCA-60229、)



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