好天に恵まれた2泊3日の那須高原旅行−一条中学時代の09年旅行会−

−人数は5人と少なかったが、全員元気で新緑の那須高原を充分に楽しんで来ました−   


好天に恵まれた2泊3日の那須高原旅行−一条中学時代の09年旅行会−
             

倉島 収(千葉県K.449)


1、まえがき、


 毎年続いている恒例になった札幌市立一条中学時代の3年5組の旅行会は、今年は那須高原のハイランドパーク周辺の別荘地にあるキャノン那須館という素晴らしい施設で5月17日から2泊3日で開催された。札幌から2人、東京周辺から4人が参加する予定であったが、旅行会主催者兼幹事長の西出さんが、持病のリュウマチの手術後の薬の思わぬ副作用のお陰で、出発日に参加を断念するという不幸な事態が突然発生し、急遽、5人という最少人数で開催された。 

 那須には何回か訪問したことがあるが、相当昔の話しである。茶臼岳の有料道路と場所は覚えていなかったがツツジの素晴らしかった記憶があって、いずれも那須温泉に一泊した程度の旅行であり、2泊してじっくりと観光施設を訪問することは初めての経験であった。この旅行は、いつも報告記を書く役割になっているので、あらかじめ事前に観光案内書を購入して、地図を見ながら確認していたが、今回はその本が大層役に立った。

 各自が自分のやり方で那須塩原行きの新幹線のホームで集合・顔合わせをし、初めて5人になったことを全員が知ったが、キャノンの施設が廣い那須高原のどこにあるか不明であったため、那須塩原駅に着いて場所を確認してタクシーで行き、夜に落ち着いてから、二日間をどう過ごすか議論しようと言うことになった。



2、 久し振りの再会の夜話、




 駅の案内所で、キャノンの宿舎に入るにはタクシーが一番便利であることが分かり、雨も降っていたので宿舎へ直行した。3時半ころには宿に着き、夕食までには日程の概略を決め、食後に細部を決めることにした。18日は丸一日使えるので、有名なサファリパークなどの周辺施設を見学し、交通手段は地元のシャトルバスを利用すること、19日は13:30分の新幹線なので、茶臼岳のケーブルに乗ることを条件に、宿から駅まで3〜4時間のタクシーで、という基本的な枠組みを設定した。

温泉で羽根を伸ばしてから、夕食はビールで乾杯し、ワインを飲みながら一年ぶりの再会を楽しみ、ダベリングが弾んだが、やはり欠席者の動向の話題が多かった。夕食の牛のステーキがとても美味しかった。
夕食の後も部屋に戻ってくつろぎながら、シャトルバスでどこを見るかの話しもあり、経験者もいてステンドグラス美術館とりんどう湖に行ってみることと、おみやげや買い物は、那須チーズガーデンが良いと言うことになった。9時出発でタクシーでサファリパークが、明日の行動の始まりであった。


  3、 サファリパークの面白さ−動物たちが間近に迫ってくる−


 

私はサファリパークなるものは初めてであった。免許証を持参してくれと頼まれて持っては来たが、やはり安全を考えて、施設にあるライオンバスに乗ることにした。檻の中でない自然の姿で動物たちが動いているさまを見ることが出来るというキャッチフレーズ通り、ライオンが動き廻ってくれ、われわれの前にあった机の上に上がって、ゆっくりとこちら見てポーズを作ってくれたのには感動した。





 また、ダチョウやキリンの場所では、彼らはバスから餌を貰おうとして近寄ってきたが、キリンがバスの中まで舌を延ばしてくる慣れようには驚いた。ダチョウは頭が小さく、くちばしを突き出してくるので危険であった。ダチョウの卵は800グラムあり、金槌で叩いても壊れないという話であった。また、アフリカのヌーの仲間か、昨日生まれた子供がいると言うことで、写真を撮って見たが、草原の動物は生まれたばかりでも走り出すようである。



ライオンバスは約50分で一周し、運転手さんの解説も適切であった。約70種類、700種の動物がいるようだが、飼育と管理には大変なようであった。シャトルバスの停留所が入口となっており、また、出口では記念写真(一枚1000円)を代表して買ったので、皆さんのためにアップしておきたい。

4、 那須ステンドグラス美術館の素晴らしさ−パイプオルガンのバッハの音楽が心に響いてきた−

入口の庭園が美しかったので、入口と出口、教会の中とその天井の美しいステンドグラスの5葉の写真を撮った。実はこの教会内では写真撮影禁止のようであったが、私は外国では、いつも教会内を写す時には必ずノンフラッシュで撮っているので、今回もそうしており、ルール違反のようであるが、実害はない筈である。どうかお許し頂きたい。




  この礼拝堂で少し待っていたら、やがて静かにパイプオルガンの音が聞こえてきた。1800年代にイギリスで作られたアンテイークのものであったが、小型のうえに会場が狭かったので、とても透明な美しい豊かな音であった。始めの2曲はバッハであり、演奏も良く思いがけなかったので、とても儲けたような気分になった。なお、パイプオルガンは、頂いた資料からスキャンしたものである。




  ステンドグラス美術館の名の通り、ステンドグラスはいろいろあったが小ぶりなものが多く、近くで見るせいか色彩も赤と青のコントラストが見事であった。しかし、残念ながら写真では良く現れていないようである。また、アンテイーク・オルゴールの大きな器械もあり、100年以上の昔に刻まれた演奏を聞かせてくれたが、こちらは響きがいまいちであった。


5、りんどう湖のファミリー牧場とお土産の店ザ・チーズガーデン五峰館

シャトルバスに乗ってりんどう湖のファミリー牧場で、湖を眺めながら美味しい食事をすることになっていたが、どうやらこの施設は、チビッコ族の牧場での乳搾りや乗馬などの触れ合い体験をするところのようであった。レストランは塔のある赤屋根のしゃれた建物で、途中はお花が綺麗で、雰囲気はよかったが、子供ずれが多くレストランも眺めの良い席は満席で、お料理も好みのものが売り切れでやや不満であった。



昼食後、再びシャトルバスに乗って、那須のご用邸からお菓子の注文を受けるザ・チーズガーデン五峰館で降りた。そこでは、ご用邸向けの那須のチーズケーキなど特産品がずらりと並んでおり、お土産として何箱も買って宅急便で配達をしてもらう人々がたむろし、この不景気はどこへやらといった様子であった。シャトルバスのプレミア特典のおやつサービスがあり、ブルーベリーテイーとチーズケーキと小さなアイスが出され、サービスにしてはとても気が利いて美味しかったので、皆さんはご機嫌であった。




  

  タクシーを呼んで宿舎に戻ったが、そのタクシーの運転手さんに明日の寄り合いタクシーのプランを話し、予算の範囲内で行けそうであることを確かめて、明朝9時出発の予約を車内でした。今回お世話になった那須シャトルバス・キュウビー号は、時間が正確であり、最後になって気がついて利用したプレミア特典クーポンなどが利用できた。1000円のフリーパスで何回乗っても良いので、始めから馬鹿にしないで、もっと利用することを積極的に考えるべきであったと思う。

6、茶臼岳の8合目までケーブルで上がり、八幡のツツジが原を散策した。
 19日は昨日以上の快晴となり、山に上がるにはまたとない絶好の日和となった。キャノンの宿舎の支払いを済ませ、9時に出発。贅沢で豪華な寄り合いタクシー旅行である。温泉街を通り抜け、山道にかかると硫黄の匂いがしてきた。外は瓦礫の澤筋になっており、降りると史跡「殺生石」であり、約300m先まで遊歩道が繋がっていたので、そこまで散策することにした。人に殺された狐が石に姿を変え、狐の怨念が石から吹き出す有毒ガスで、人や動物を殺したことからこの名が生まれた、「地獄」地帯であった。ゆっくり歩き、写真を撮り、信仰深い人々による赤い帽子のお地蔵さまの姿が印象的だった。




  再びタクシーに乗り込み、ボルケーノ・ハイウエイという有料道路を上り始め、途中、展望台で記念撮影した。中央の山が茶臼岳(1915m)であり、頂上付近の火山口 外壁のドームが見えるが、残念ながら煙は見えなかった。右側の山が朝日岳(1896m)と言い、険しい沢に残雪が残っていた。
  右側の写真が、ロープウエイ(約800m)を登って、山頂駅を見下ろしたところであり、火山特有の砂礫の道が、茶臼岳山頂まで続いているようであるが、われわれの足で約一時間と言われて断念した。平野部の方の展望は、気温が上昇したせいか、霞がかかってよく見えず残念であった。これから行くツツジが原がピンク色の固まりのようになって肉眼では見えていたが、写真では良く写らなかった。
   



上の左の写真は、噴煙を上げる茶臼岳の山頂であり、那須高原のガイド地図の表紙を飾っていた見事な写真をスキャンして掲載したものである。ケーブルの山頂駅は、ドームの平野側の反対にあり見ることが出来ない。当日はこの写真よりも平野部のモヤが多く、この写真で山頂の様子と、広大な高原の広がりがお分かり頂けると思う。
  有料道路の八幡温泉から下手側に広がるヤマツツジの一大群落地には、木製の遊歩道が整備されており、われわれはゆっくり満開のツツジを見ながら散策することが出来た。遊歩道の上が八幡温泉ホテルであり、その上に那須の連山が映えていた。








7、那須どうぶつ王国と那須フラワーワールド、

 タクシーで3時間半の約束なので時間に余裕があり、運転手さんの案内で始めに那須どうぶつ王国を覗いてみた。犬、猫、馬を中心とした世界中から集められた約500頭の動物が生活し、イヴェントが行われる王国タウンと羊やラマなどがいる王国ファームに別れており、動物好きのチビッコが喜びそうなところであった。王国になっているのでパスポート(高い入場料)が必要であり広大な場所なので、時間制限もあり恐れをなして覗くだけにした。









  続いて那須フラワーワールドを訪れた。ここも那須連山をバックにした花畑が広がるフラワーパークであり、けしの花や松葉ボタンなどが見事に咲いていたので、時間調整をかねてお花畑をひと巡りすることにした。パンフレットを見ると春は10万球のチュウリップが咲き、初夏には5万本の可憐なポピーが、秋にはコスモスが10万本、ケイトウやサルビアも咲き誇り、季節ごとに色合いが移り変わるフラワーパークのようであった。
  那須塩原駅到着は予定通り12:30分であり、駅の傍のそば屋でざる蕎麦を食べて、駅で松村君とお別れをした。新幹線も無事座れて、旅の楽しさを噛み締めながら、疲れを癒しながら、帰路についた。


  8、あとがき

  今年も西出さんのお陰で、上手くキャノンの立派な施設を利用でき、同じ宿で二泊出来たので、ゆとりのある旅行となった。しかし、肝心の西出さんが急な体調不良のために断念する事態となり、一時は二日間をどう過ごすか大層心配したが、終わってみると、天候に恵まれたせいや皆さんのご協力のお陰もあって、始めから計画したかのような段取りで事が運び、楽しい旅を続けることが出来た。

  私のケイタイに付属している歩行計の3日間の記録では、17日6161歩、18日7849歩、19日8901歩であり、昨年の箱根で記録した3日間累計値が2万8千歩に対し、約2万3千歩と、歩数が約2割減少したことになる。

  今年の旅行は、結果的に5人であり、昨年の箱根は9人だったので大幅減となった。従って、当然2010年はどうするかと言うことになるが、今回の5人は元気そうなので、他の方々がどうするかと言うことになりそうである。まずはこの旅行記を見ていただいて、主催者兼幹事長の西出さんがどうお考えになるか、別途ご相談したいと思う。

(以上)(09/05/24) 


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